JP2004167319A - エアー/水抜き付き浄水器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】(1)少なくともフィルタ13、原水流入ノズル24、浄水流出用ノズル26及びエアー/水抜き用ノズル28を有する浄水カートリッジ組立15と、
(2)前記浄水カートリッジ組立の原水流入ノズル、浄水流出ノズル及びエアー/水抜きノズルとそれぞれ別個に係合する原水、浄水流入口51及びエアー/水抜流入口52とを備えた浄水器本体12と、
からなる浄水器において、前記浄水器本体に前記エアー/水抜き流路を開閉するエアー/水抜きバルブ組立23を設ける。
【選択図】 図1
Description
【発明が属する技術分野】
この発明は、浄水器に関し、特にフィルタとしてろ過面に精密なろ過孔を形成したセラミックフィルタや中空糸フィルタを使用した浄水器に関する。
【0002】
【発明が属する技術分野】
ここ数年来、水道水がまずくなっていることが強く指摘されるようになった。その原因としては、原水の汚染度が上昇したことによる塩素使用量の増加、サビ、カルキ臭等が挙げられている。さらに、最近では発ガン物質であるトリハロメタンが存在することも指摘されている。こうした事情から、人体にとっての有害物質を除去する家庭用浄水器が注目され、一般家庭においても広く用いられるようになってきた。現在知られている浄水器の形式の一つとして、下記特許文献1、2に示したような活性炭とセラミックフィルタを併用したタイプのものや、活性炭と中空糸膜フィルタとを併用したタイプのものがあり、活性炭で除去できないサビや細菌をセラミックス膜や中空糸膜の持つ精密ろ過作用によって除去するようにしたものである。
【0003】
近年になって、浄水器の小型化、高効率化、高ろ過流量化が求められるようになってきており、既に、このような性質を備えた浄水器として、円筒状のセラミック基材の内表面に所定の除菌性能を確保するコート膜をつけたセラミック膜フィルタないしはハニカム状の基材に同様にコート膜をつけたセラミックハニカムフィルターなどのセラミックフィルターと活性炭を充填した活性炭カートリッジをも固定し、原水流入口から供給される原水を、活性炭、セラミックフィルタの順に通過させて浄化させ、浄水流出口から浄水として取水するよう構成された据置型の浄水器が知られている(下記特許文献1及び2参照)。ここで、まず本願発明の理解のために以下、下記特許文献2に開示されているセラミックハニカムフィルタを使用した浄水器の具体例を図面を用いて説明する。
【0004】
図8は下記特許文献2に開示されている浄水器の一例の構成を示す図であり、図9は図8に示す浄水器における原水と浄水の流れを説明するための図である。図8及び図9に示す例において、浄水器100は、外部ケース102内に、セラミックハニカムフィルタ104と活性炭カートリッジ106とを設けて構成されている。そして、供給される原水が、活性炭カートリッジ106とセラミックハニカムフィルタ104とを順に通過することで浄水が得られるよう構成されている。
【0005】
外部ケース102は、原水流入口108と浄水流出口110とを有するケース基部112と、ケース基部112にネジ止めして固定できる円筒形状のケース本体114と、ケース本体114の上部にネジ止めして固定できるケース蓋部116とから構成されている。ケース基部112の上部中心には、原水流入口108と連通する孔部118が浄水流出口110は別に設けられ、また、ケース基部112の上部外周部には突出部120が設けられ、この突出部120の内周面には雌ネジ部122が設けられている。ケース本体114には、その下部外周に雄ネジ部126が設けられているとともに、その上部内周に雌ネジ部128が設けられている。ケース蓋部116には、外部ケース102を構成した場合に内側になる面に突出部132が設けられ、突出部132の外周には雄ネジ部134が設けられている。また、ケース蓋部116には、エアー/水抜き機構136が設けられている。
【0006】
セラミックハニカムフィルタ104には、その上部側面に上部支持部材138が設けられるとともに、その下部側面に下部支持部材140が設けられている。内部に活性炭142を支持する活性炭カートリッジ106は、カートリッジ本体144と、上部支持部146と、下部支持部148とから構成されている。上部支持部146の中心には、原水流出孔150が設けられ、この原水流出孔150には、透水性の例えば不織布からなるフィルタ152が設けられて、活性炭142の流出を防止するようになされている。また、上部支持部146の外周には、上部支持部146から突出させた突出部154が設けられている。下部支持部148の中心には、原水を導入するための原水流入孔156が設けられており、この原水流入孔156には、透水性の例えば不織布からなるフィルタ157が設けられて、活性炭142の流出を防止するようになしている。また、原水流入孔156の周囲には、活性炭カートリッジ106と一体に、その内部から原水を導入しその外部に沿って浄水が流れる導入管158が突出して設けられている。
【0007】
そして、各構成部材の固定は、図8に示すように、各構成部材をセットした後、ケース本体114とケース基部112とを雄ネジ部126と雌ネジ部122とをネジ止めするとともに、ケース本体114とケース蓋部116とを雌ネジ部128と雄ネジ部134とをネジ止めするだけの簡単な操作で行うことができるようになされている。この際、セラミックハニカムフィルタ104の上部支持部材138は、ケース蓋部116の突出部132の凹部に液密に接続され、また、セラミックハニカムフィルタ104の下部支持部材140は、活性炭カートリッジ106の突出部154と上部支持部146とで構成される凹部に液密に接続される。さらに、活性炭カートリッジ106の導入管158は、ケース基部112の孔部118中に挿入される。そして、孔部118内において、原水流入口108と導入管158の原水導入部とを接続するとともに、これとは別の経路で、浄水流出口110の浄水導出部を備えるように構成されている。なお、160は原水流入口108に接続した原水ホース、162は浄水流出口110に接続した浄水出口ノズルである。
【0008】
次に、図9に従って、下記特許文献2に開示されている浄水器100における原水と浄水の流れを説明する。図9に示す例において、原水流入口108から供給される原水は、導入管158の内部を通って活性炭カートリッジ106に供給される。この活性炭カートリッジ106に供給された原水は、活性炭142と接触することで一旦浄化される。活性炭142と接触して一旦浄化された原水は、次にセラミックハニカムフィルタ104に供給される。セラミックハニカムフィルタ104において、供給された原水は、下方から上方へ移動する、上部がケース蓋部116で塞がれているので、同時に外周方向へも移動し、セラミックハニカムフィルタ104を通過することで浄水となり、最終的にセラミックハニカムフィルタ104と外部ケース102の内面との間に集まる。集合した浄水は、セラミックハニカムフィルタ104とケース本体114の内面との間を下方へ移動し、活性炭カートリッジ106とケース本体114及びケース基部112との間、及び、導入管158の外周を通過し、浄水流出口110から浄水として得られる。
【0009】
次に、下記特許文献2に開示されている浄水器100に使用するセラミックハニカムフィルタ104について説明する。図10はセラミックハニカムフィルタ104の一例の構成を示す図であり、図11はセラミックハニカムフィルタ104の他の例を示す図である。図10に示す例において、セラミックハニカムフィルタ104は、複数の直交するセル壁164と、セル壁164で規定された貫通孔166と、外周壁168とからなるセラミックハニカム構造体から構成されている。また、図11に示す例では、貫通孔166に沿って、複数の浄水通水スリット170を貫通孔166とは別に設けてたものである。フィルターにスリット170を設けると、フィルターの中心部の浄水が前記浄水通水スリット170を通って外部に排出されやすくなり、この図11に示す例では、図10に示すスリットの無いセラミックハニカムフィルタ104と比較して、ろ過に寄与する部分を大きくできるとともに、透水量を多くでき、より高効率の浄水器を得ることができるようになる。
【0010】
【特許文献1】
特開平05−076865号公報(特許請求の範囲、図1及び図2)
【特許文献2】
特開平11−277051号公報(特許請求の範囲、図1及び図2)
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
このようなセラミックハニカムフィルタ等の内部に精密なろ過孔を形成した多孔質セラミックフィルタを備えた浄水器を使用し続けていると、使用時間が長くなるに従ってしばしばろ過流量が減少するという現象に遭遇した。この現象は浄水器のセラミックフィルタの内部が原水により濡れた状態でろ過面に空気が存在すると、濡れたろ過面の微細孔を空気が通過することができなくなり、滞留することでエアーブロックが形成され、ろ過流量が減少することになるわけである。例えば、従来例である図8及び図9に記載のものでは、セラミックハニカムフィルタ104の上部がケース蓋部116で塞がれているとともに、上部側面に上部支持部材138が設けられているため、少なくともセラミックハニカムフィルタ104の上部側面に設けられている上部支持部材138の存在している位置までエアーブロックが形成され、その部分だけろ過に関与する面積が減少する。このエアーブロックは、最初に浄水器を使用し始めた際だけでなく途中でカートリッジを外したり、長時間使用を停止していたときや原水側の図示しない切換弁を切換たことによる混入、あるいは断水等により生じるものである。
【0012】
このエアーブロックは、エアーブロックを形成した空気を浄水器内部から排除することにより元のろ過流量を回復することができる。しかしながら、例えば図8において符号136で示されているように、従来例のセラミックハニカムフィルタを使用した浄水器であってもエアー/水抜き機構が設けられているが、このエアー/水抜き機構はもっぱら各種浄水用カートリッジを浄水器に取り付けた際に必然的に浄水器内に混入してしまう空気を除くことを目的とするものであって、この浄水器の使用中に内部に形成されたエアーブロックを周期的に排除する用途には適していなかった。
【0013】
すなわち、各種浄水用カートリッジを浄水器に取り付けた際には、エアー/水抜き機構を開いて徐々に原水を通して浄水器の内部にたまった空気を排除し、このエアー/水抜き機構から水があふれて来たときに原水の供給を停止し、その後にエアー/水抜き機構を閉止して通常の使用に供するようにしており、使用者は通常エアー/水抜き機構から水があふれ出て来ることを予期して水ぬれしてもよい場所で作業していると共に、あふれ出てくる水の量も少ないのであふれ出てきた水が周囲に飛び散ることを容易に防止することができたからである。
【0014】
しかしながら、上述のようにエアーブロックが生じた場合には、従来のエアー/水抜き機構をその場で開くと、エアーブロックを形成している空気量が予測できないだけでなく内部に水圧が付与されている場合があることから、エアー/水抜き機構を開いただけで多量の水があふれ出てしまうことがあること、及び、セラミックフィルタ中に生じたエアーブロックを排除するためにはある程度多くの水を流す必要があることなどの理由により、あふれ出て来た水が周囲をぬらしてしまうという問題点が存在していた。
【0015】
これに対し、中空糸フィルタを用いた浄水器の場合は、中空糸製ろ過膜の一部に水に濡れにくい疎水性の膜を混在させたものがあり、フィルタ内部にエアーブロックが発生しても前記疎水性の膜から徐々に滞留したエアーを外部に排出させている。しかし所定のろ過流量を確保しつつ全体の中空糸製ろ過膜の体積を小さくするため、疎水性の膜のスペースを多くするには限界があり、発生したエアーブロックを短時間で排出し、早期に所定ろ過流量に回復して使用感を向上させることには限界があった。
【0016】
一方セラミックフィルタ、中空糸フィルタともフィルターの原水側(一次側)には活性炭で塩素が除去された水が存在しているので、浄水器の使用を長期に停止した場合は、殺菌力の無い水により細菌が繁殖して水に臭いがつくなどの問題が発生する。このためには浄水器の使用前の捨て水が有効であるが、基本的に原水側の細菌は浄水側には排出されないので、使用期間が長くなるにつれ滞留している細菌の量も増加することになる。またろ過面で捕捉する微粒子もろ過面を通過して外部へ排出されないので、使用期間が長くなるにつれ滞留している微粒子の量も増大し、ろ過流量の低下の要因となる。
【0017】
本願発明は、上記のような従来のようなエアー/水抜き機構を有するセラミックフィルタを有する浄水器と中空糸フィルタを有する浄水器の問題点を解決するためになされたものであり、使用中にエアーブロックが生じても容易にこれを排除することができ周囲を水浸しにすることがなく、またフィルタの原水側に滞留した細菌や微粒子を容易に外部に排出できる据置式浄水器を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本発明の上記目的は以下の構成により達成し得る。すなわち本発明の第1の態様によれば、
(1)少なくともフィルタ、原水流入ノズル、浄水流出ノズル及びエアー/水抜きノズルを有する浄水カートリッジ組立と、
(2)前記浄水カートリッジ組立の原水流入ノズル、浄水流出ノズル及びエアー/水抜きノズルとそれぞれ別個に係合する原水供給流路、浄水排出流路及びエアー/水抜き流路とを備えた浄水器本体と、
からなる浄水器において、前記浄水器本体に前記エアー/水抜き流路を開閉する流路切換手段を設けたエアー/水抜き付き浄水器が提供される。かかる構成によれば使用中にエアーブロックが生じても、浄水器器本体に設けられている流路切換手段を操作することにより容易にこれを排除することができると共に周囲を水浸しにすることがなくなる。
【0019】
また、本発明の別の態様によれば、前記流路切換手段は、前記エアー/水抜き流路を開くときは同時に前記浄水流路を閉じ、前記エアー/水抜き流路を塞ぐときは同時に前記浄水流路を開くようになされているエアー/水抜き付き浄水器が提供される。かかる態様によれば、前記エアー/水抜き流路を開くときは同時に前記浄水流路が閉じられるようになっているので、原水が圧力損失なしにそのままエアー/水抜き流路に流入してくるので、短時間に効率よくエアーブロックを排除することができるようになる。
【0020】
さらに、本発明の別の態様によれば、前記浄水カートリッジ組立のエアー/水抜きノズルは、フィルタの上流側の流路に連通されているエアー/水抜き付き浄水器が提供される。かかる態様によれば、フィルタの上流側に滞留していた原水が外部に排出されるために、使用期間が長くなるにつれ滞留した細菌やろ過面で捕捉さらた微粒子も外部へ排出されるので、滞留した細菌に起因する水に臭いがつく等の現象を防止できるだけでなく、捕捉された微粒子に起因するろ過流量の減少も回復することができるようになる。
【0021】
また、更なる本発明の別の態様では、前記浄水カートリッジ組立を横方向に前記浄水器本体に取り付けた際に、前記浄水カートリッジ組立のエアー/水抜きノズルが上流側の閉止部材の上部に設けられた孔に連通されているエアー/水抜き付き浄水器が提供される。かかる態様によれば、本来、前記浄水カートリッジ組立は横方向にも縦方向にも任意に取り付けることができるものであるが、横方向に取り付けても有効にエアーブロックを排除できるようになる。
【0022】
また、更なる本発明の別の態様では、前記フィルタがセラミックス製であるエアー/水抜き付き浄水器が提供される。かかる態様によれば、従来の中空糸膜フィルタを使用した浄水器よりも高透水量となしえるので、より小型で高効率の浄水器が得られる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一具体例をフィルタとしてセラミックフィルタを用いた場合を例にとり、図面を用いて説明する。図1は、セラミックフィルタを使用したエアー/水抜き付き浄水器の一例の構成を示す断面図であり、図2は図1に示す浄水器における浄水カートリッジ組立を説明するための断面図であり、図3は図1に示すエアー/水抜きバルブ組立を説明するための拡大断面図であり、また、図4は浄水カートリッジ組立を固定するための下ケース(浄水器本体)の平面図である。図1〜図4に示す例において、浄水器10は、上ケース11及び下ケース12から構成される空間内に、セラミックフィルタ13と活性炭カートリッジ14とからなる浄水カートリッジ組立15を備えており、供給される原水が、活性炭カートリッジ14とセラミックフィルタ13とを順に通過することで浄水が得られるよう構成されている。このセラミックフィルタは、セラミック膜フィルタであっても、セラミックハニカムフィルタであってもよい。
【0024】
下ケース12は、原水流入路16、浄水流出路17、ドレーン流路18、及び下ケース12内にたまった水を外部に排出するための孔19、19’とを有しており、上ケース11及び下ケース12は手動ネジ20により取り外し可能に固定されている。原水流入路16及び浄水流出路17は、一体となって下ケース12の下部の一方の端部側に一体に結合され、回動機構21により同時に回動可能に取り付けられ、それぞれ原水/浄水ツインホース22に接続されている。また、下ケース12には、原水流入路16及び浄水流出路17が設けられている箇所とは反対側の端部にエアー/水抜きバルブ組立23が設けられている。
【0025】
浄水カートリッジ組立15は、横方向に細長いほぼ円筒形状を有し、側面下部に下ケース12の回動機構21から形成された原水流入口と連通する原水流入用ノズル24と、エアー/水抜きバルブ組立23の第1の流路切換部25と連通する浄水流出用ノズル26と、エアー/水抜きバルブ組立23の第2の流路切換部27連通するエアー/水抜き用ノズル28を有する有底筒状のカートリッジ本体29と、このカートリッジ本体29の開放端側を塞ぐ蓋部材30とから構成されており、それぞれのノズル24、26及び28にはそれぞれ周囲にOリング31、31’、31”が設けられて、回動機構21から形成された原水流入口、エアー/水抜きバルブ組立23の第1の流路切換部25及び第2流路切換部27と液密に取り外し可能に嵌合されている。なお、浄水カートリッジ組立15の側面下部には下ケース12のロック用アーム32に嵌合されるロック用突起33も備えており、これによって浄水カートリッジ組立15が下ケース12に強固に取り付けられ、両者が振動や水圧等により容易に分離しないようになされている。
【0026】
浄水カートリッジ組立15は、内部にセラミックフィルタ13及び活性炭カートリッジ14を含んでいる。活性炭カートリッジ14は、周囲が中筒34及び中筒蓋35で被覆されており、その内部に入り口から出口にかけて第1の不織布36及びスポンジ37からなる入り口フィルタ部材38、第1の活性炭層39、仕切り板40、第2の活性炭層41、第2の不織布42の順で設けられており、そして、浄水カートリッジ組立15の入り口端に配置されている。一方、セラミックフィルタ13は、入り口端部に第1のL型パッキン43を介して環状のセラミックスリーブ44が配置され、他方の端部に第2のL型パッキン45を介してカートリッジ本体29の底部に所定の間隔を隔てて載置され、環状のセラミック押え46を有底筒状のカートリッジ本体29の内壁にねじ込むことによりセラミックスリーブ44を押圧して浄水カートリッジ組立15の所定位置に固定されている。なお、第1及び第2の活性炭層を設けることにより、除去性能の異なるろ過材を充填でき、例えば、第1活性炭層には抗菌材料を添着ないしは混合した粒状活性炭層、第2活性炭層には鉛除去材を混合した粒状活性炭などを充填することもできる。しかしながら、本発明は、これに限られるものではなく、両方とも同一の活性炭層を用いる場合にも適用できる。
【0027】
さらに、セラミックフィルタ13は、内部に所定数の貫通孔13’をハニカム状に備えており、この貫通孔13’は、カートリッジ本体29の底部にあってセラミックハニカムフィルタのろ過面に対しては原水側に設置した閉止部材48によって遮られており、この閉止部材48には、上部に開孔47が設けられ、セラミックフィルタ13とカートリッジ本体29の底部との間にエアー/水抜き流路49が形成され、このエアー/水抜き流路49はエアー/水抜き用ノズル28に連通するようになされている。
【0028】
エアー/水抜きバルブ組立23は、図3に示すように、手動ハンドル50、この手動ハンドルにより回転駆動される浄水の流れを切り替える第1の流路切換部25及びエアー/水抜き流路49からのエアー等の流れを切り替える第2の流路切換部27とを有している。第1の流路切換部25の上部は浄水カートリッジ組立15の浄水流出用ノズル26を受け入れる浄水流入口51が、第2の流路切換部27の上部は同じくエアー/水抜き用ノズル28を受け入れるエアー/水流入口52が設けられている。
【0029】
そして、手動ハンドル50により第1の流路切換部25が浄水流入口51と接続されているとき、第2の流路切換部25は閉止されてエアー/水抜き流路49は密閉されるようになっているので、原水は閉止部材48の開孔47を通って流れることはできないためにセラミックフィルタ13内を原水の流入方向とは直角方向へ通り抜けて浄化され、得られた浄水は浄水流入口51から第1の流路切換部25の浄水流出用開口53、接続ホース54(図4参照)、浄水流出路17、ツインホース22の浄水側へと流れるようになされている。また、手動ハンドル50を切り替えて、第1の流路切換部25を閉じて浄水が流れないようにすると、同時に第2の流路切換部27が開いてエアー/水抜き流路49とドレーン流路18とを接続するので、セラミックフィルタ13内の原水及びエアーブロックを形成していた空気が、閉止部材48の開孔47を通りぬけ、エアー/水抜き流路49を介してドレーン流路18へ排出される。このとき、浄水は流れないから、原水の水圧の損失は少ないので、原水はエアーブロックを形成している空気を急速に効率よくドレーン流路へ流し出す。本願構成によるエアー/水抜き抜きバルブ組立は、フィルタの一次側の滞留水やエアーを浄水側の流路に流出させないので、浄水側流路の汚損をなくすことができる。ドレーン流路18には必要に応じてドレーンチューブが設けられて周囲を水浸しにしないようになされる。エアー/水抜きバルブ組立は成形の容易さより本体はABS樹脂製、パッキン類はシリコンゴム製とすることが好ましい。
【0030】
本実施例で説明したエアー/水抜きバルブ組立は、手動ハンドル50の回転により第一の流路切換部25を回転させ流路を切り替える方式により説明しているが、複数のボールを使用したボールチェック型、あるいは流路切換部を軸方向にスライドして、流路を切り替える形式でも同様の作用効果が得られる。また本実施例では、原水流入用ノズル24と浄水流出用ノズル26とエアー/水抜き用ノズル28はいずれも浄水カートリッジ組立15の軸方向に直角に突出させ、本体側の対応する部位に嵌合させているが、前記ノズルをカートリッジの軸線方向たとえば浄水流出用ノズルとエアー/水抜き用ノズルをカートリッジの左端に、また原水流入ノズルをカートリッジの右端に設置し、エアー/水抜きバルブなどとは適宜の配管で連結してもよい。
【0031】
次に、図1、2、4及び5を参照して、浄水カートリッジ組立15と下ケース12との間のロック機構について説明する。なお、図5は下ケース12に設けられているロック用アーム32の図4のA−A線に対応する位置における右側面断面図である。浄水カートリッジ組立15の側面下部には概略直方体形状のロック用突起33を備えており、このロック用突起33には下ケース12に設けられたロック用アーム32の2つの段付部55、55’(図5参照)に嵌合する溝部(図示せず)が浄水カートリッジ組立15の長さ方向に沿って設けられている。このロック用突起33の横幅は、ロック用アーム32の2つの段付部55、55’の上方に形成されたテーパ部56、56’間に当接する幅を有している。
【0032】
したがって、浄水カートリッジ組立15を下ケース12の所定位置に当接して下側へ押すと、浄水カートリッジ組立15の原水流入用ノズル24、浄水流出用ノズル27及びエアー/水抜き用ノズル28がそれぞれ下ケース12の回動機構21から形成された原水流入口、エアー/水抜きバルブ組立23の浄水流入口51及びエアー/水流入口52と液密に嵌合すると共に、ロック用アーム32のテーパ部56、56’表面を下側へ滑ってロック用アーム32を外側へ押し広げ、最終的にロック用アーム32の段付部55、55’がロック用突起33のロック用溝内に係合することにより浄水カートリッジ組立15と下ケース14とがロック状態で結合される。
【0033】
この浄水カートリッジ組立15を下ケース12から取り外す場合には、ロック/ロック解除つまみ57に接続されているロック解除カム58を回動することによりロック用アーム32の段付部55、55’の間隔を広げ、カートリッジ組立15のロック用突起33の溝部より開放してロックを解除すればよい。ロック用アーム32とロック解除カム58の材質としてはPOM(ポリアセタール)がバネ弾性と耐摩耗性が確保でき好ましい。
【0034】
次に、図1、図6及び図7を参照してツインホース22の回動機構21について説明する。なお、図6は回動機構21の一部を構成する接続ジョイント59を示す図であり、図6(A)は正面図、図6(B)は図5(A)のB−B線に沿った平面断面図である。また、図7は回動機構21を下ケース12に固定するための押さえリング66を表す図であり、図7(A)は平面図、図7(B)は図7(A)のC−C線に沿った正面断面図である。
【0035】
回動機構21は、下部側面にツインホース22が接続されている接続ジョイント59とハウジング60とを備え、この接続ジョイント59の上方に伸びる突出部61がハウジング60の内部に液密に回動可能に嵌合されるとともに、この突出部61の上端部62がハウジング60の上端部63よりもわずかに突出するように配置され、この接続ジョイントの突出部61にはその上端部62とハウジング60の上端部との間に抜け止めワッシャー64が係止され、接続ジョイント59とハウジング60とが分離しないようにかつ360度回動可能に一体化された構成となっている。
【0036】
また、ハウジング60は、その下部に一部環状に設けられている径大部65を有し、この径大部65を下ケース12の上部表面に当接した状態で上方から概略C字状の押さえリング66を下ケース12にネジ止めすることにより下ケース12からはずれないように固定されている。この押さえリング66は、内周下部より内側上方に向かって伸びる複数個のバネ部材67、67’、67”を備えており、このバネ部材67、67’、67”はその内周部がハウジング60の周囲に嵌合されており、これによってハウジング60は、押さえリング66の開放端側に相当する角度範囲で水平方向に回動可能となっているとともに、このバネ部材67、67’、67”の伸縮可能な範囲内でわずかながら水平方向に移動可能となっており、それによって浄水カートリッジ組立15の原水流入用ノズル24と、浄水流出用ノズル26と、エアー/水抜き用ノズル28との間の製造上の寸法誤差を吸収するとともに、ツインホース22に加えられた変形応力を吸収するようになされている。
【0037】
一方、接続ジョイント59は、内部が2室に区画されて一方の室が原水流入路16を形成し、他方の室が浄水流出路17を形成している。この原水流入路16は回動機構21から形成された原水供給流路を介して浄水カートリッジ組立15の原水流入用ノズル24と液密に回動可能に接続され、また、浄水流出路17は、接続ジョイント59の側部に設けられた開口68を介して接続ジョイント59とハウジング60の内周面との間に環状に形成された浄水流路69、及びこの浄水流路69と接続されているハウジング60に設けられた内部浄水ホース接続口70に連通している。浄水カートリッジ組立15にて浄化された浄水は、浄水流出用ノズル27、エアー/水抜きバルブ組立23の第一の流路切換部25、前記流路切換部に接続されたセンサーエルボ80、流量センサー81、センサーソケット84、接続ホース54(図4参照)を順に経て、前記ハウジング60に設けられた内部浄水ホース接続口70に流入する。また接続ホースの両端は、それぞれセンサーソケット84およびハウジング60に設けられた内部浄水ホース接続口70に差し込んだ後、弾性材料からなるクリップ84により接続ホースの離脱防止がなされている。この状態では、接続ジョイント59は、ハウジング60に対して液密に360度水平方向に回動可能となっているとともに、浄水カートリッジ組立15の原水流入用ノズル24に対しても液密状態で360度回動可能となっており、また、ハウジング60は押さえリング66のバネ部材67、67’、67”により回動可能に支持されているので、開放端側に相当する角度範囲内で水平方向に回動可能となっている。
【0038】
液晶装置82は電池ボックス83に格納する電池(図示せず)を電源として、浄水が流れている時に流量センサー81にて検出したプロペラ(図示せず)の回転パルスを元に、液晶装置82に内蔵する電子回路にて流量、浄水カートリッジ組立15の寿命、前記電池ボックス83に格納する電池の寿命を計算して、これらを液晶装置82の外部に露出した液晶面に表示する。なお、下ケース12背面部には壁に取り付けた固定板(図示せず)に取り付け/取り外し可能にするためのワンタッチ金具72が設けられているが、この部分に関する詳細な説明は省略する。
【0039】
また、ここでは浄水カートリッジ組立15内のフィルタ部材としてセラミック膜フィルタやセラミックハニカムフィルタ等のセラミックフィルタ13を使用したものについて説明したが、本発明はフィルタ部材として周知の中空糸膜フィルタを使用したものについても等しく適用し得ることは当業者にとり自明であろう。また、ここでは浄水カートリッジ組立15を横方向に下ケース12に取り付ける構成のものを示したが、縦方向に取り付けるようにすることも可能であり、このために必要な変形は当業者に自明であるので、その場合の詳細な説明は省略する。
【0040】
【発明の効果】
以上述べたとおり、本発明のエアー/水抜き付き浄水器によれば、使用中にエアーブロックが生じても容易にこれを排除することができると共に周囲を水浸しにすることがなく、また、フィルタの原水側に滞留した細菌や微粒子を容易に外部に排出できるとともに、フィルタの一次側の滞留水やエアーを浄水側の流路に流出させないので、浄水側流路の汚損をなくすことができる据置式浄水器が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の浄水器の一例の構成を示す断面図である。
【図2】図2は図1に示す浄水器における浄水カートリッジ組立を説明するための断面図である。
【図3】図3は図1に示すエアー/水抜きバルブ組立を説明するための拡大断面図である。
【図4】図4は浄水カートリッジ組立を固定するための下ケースの平面図である。
【図5】図5は下ケース12に設けられているロック用アーム32の図4のA−A線に対応する位置における右側面断面図である。
【図6】図6は接続ジョイントを示す図であり、図6(A)は正面図、図6(B)は図5(A)のB−B線に沿った平面断面図である。
【図7】図7は、押さえリングを表す図であり、図7(A)は平面図、図7(B)は図7(A)のC−C線に沿った正面断面図である。
【図8】図8は、従来例の浄水器の一例の構成を示す図である。
【図9】図9は図8に示す従来例の浄水器における原水と浄水の流れを説明するための図である。
【図10】図10は、図8に示す従来例の浄水器で使用するセラミックハニカムフィルタを説明する図である。
【図11】図10は、図8に示す従来例の浄水器で使用する別の構成のセラミックハニカムフィルタを説明する図である。
【符号の説明】
10 浄水器
12 下ケース
15 浄水カートリッジ組立
18 ドレーン流路
23 エアー/水抜きバルブ組立
25 第1の流路切換部
27 第2の流路切換部
28 エアー/水抜き用ノズル
32 ロック用アーム
33 ロック用突起
47 開孔
49 エアー/水抜き流路
55、55’ 段付部
56、56’ テーパ部
57 ロック/ロック解除つまみ
58 ロック解除カム
60 ハウジング
64 抜け止めワッシャー
66 押さえリング
67、67’、67” バネ部材
Claims (5)
- (1)少なくともフィルタ、原水流入ノズル、浄水流出ノズル及びエアー/水抜きノズルを有する浄水カートリッジ組立と、
(2)前記浄水カートリッジ組立の原水流入ノズル、浄水流出ノズル及びエアー/水抜きノズルとそれぞれ別個に係合する原水供給流路、浄水排出流路及びエアー/水抜き流路とを備えた浄水器本体と、
からなる浄水器において、前記浄水器本体に前記エアー/水抜き流路を開閉する流路切換手段を設けたことを特徴とするエアー/水抜き付き浄水器。 - 前記流路切換手段は、前記エアー/水抜き流路を開くときは同時に前記浄水流路を閉じ、前記エアー/水抜き流路を塞ぐときは同時に前記浄水流路を開くようになされていることを特徴とする請求項1に記載のエアー/水抜き付き浄水器。
- 前記浄水カートリッジ組立のエアー/水抜きノズルは、フィルタの上流側に連通されていることを特徴とする請求項1に記載のエアー/水抜き付き浄水器。
- 前記浄水カートリッジ組立を横方向に前記浄水器本体に取り付けた際に、前記浄水カートリッジ組立のエアー/水抜きノズルがフィルタの上流側の閉止部材の上部に設けられた孔に連通されたことを特徴とする請求項3に記載のエアー/水抜き付き浄水器。
- 前記フィルタがセラミックス製であることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のエアー/水抜き付き浄水器。
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