JPH09141582A - 力制御ロボットの接触位置検出装置 - Google Patents

力制御ロボットの接触位置検出装置

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JPH09141582A
JPH09141582A JP30094695A JP30094695A JPH09141582A JP H09141582 A JPH09141582 A JP H09141582A JP 30094695 A JP30094695 A JP 30094695A JP 30094695 A JP30094695 A JP 30094695A JP H09141582 A JPH09141582 A JP H09141582A
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JP
Japan
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force
contact
distance
force control
speed
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Application number
JP30094695A
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English (en)
Inventor
Kunio Kashiwagi
邦雄 柏木
Tooru Kurenuma
榑沼  透
Yoshinori Furuno
義紀 古野
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価な非接触式距離センサを用い高速で安全
に手先効果器を被検知物に接触して位置を検出できる力
制御ロボットの接触式位置検出装置を実現する。 【解決手段】 所定点aにて停止し工具7とワーク6と
の距離を光学式変位計12で測定し位置演算部41がワ
ーク6の接触目標値及び低速移動点bを算出する。動作
制御指令部44は演算部41、パラメータ決定部42の
演算が終了すると不感帯処理部26に指令信号を供給し
不感帯幅を小さくして力制御モードとし力目標値frを
0に力目標値設定部24に指令しパラメータ記憶部43
の仮想バネ定数を取り出し位置力制御演算部25に供給
する。指令部44は演算部41の位置検出結果によりb
点を通過したかを監視し通過したら制御状態を力一定モ
ードに切換え低速度VLで移動する。力センサ5の出力
を接触判定部45が監視し力目標値と検出値とが等しく
なると工具7とワーク6とが接触したと判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、力制御ロボットの
接触位置検出装置に関し、特に、研削ロボットのような
多自由度力制御ロボットにおいて、アーム先部をワーク
に接触させることによりワークの実際の設置位置を正確
に検出する接触位置検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的な多自由度の力制御ロボットで、
そのアーム先部(手先効果器)が作業対象物に接近し、
この作業対象物に対して研削等の特定作業を行う場合、
作業対象物との間の距離関係を考慮して動作制御され
る。この力制御ロボットにおける距離関係を考慮した動
作制御は、例えば、ロボットの周辺部に非接触センサを
設け、この非接触センサによってアーム先部と作業対象
物との距離を検出し、その検出情報に基づいて、アーム
先部の軌道を制御する制御方式が知られている(例え
ば、特開昭60−108285号公報)。
【0003】この制御方式では、非接触式センサによっ
てアーム先部と作業対象物の距離が、予め設定された一
定値よりも小さくなったことが検出された場合に、制御
モードの切換または変更の処理を行うようにしている。
【0004】また、従来の装置として、上記の非接触式
センサに加えて、接触式センサである力センサをアーム
の手首部に設け、ハイブリッド状態で制御方式を実現し
たものもある。このハイブリッド型制御方式のロボット
では、例えば、軸状ワークを他の固定ワークに組み付け
る場合、大きな衝撃の発生や低速移動の問題を避けるた
め、組付け直前の所定位置までは非接触センサを利用し
て位置制御モードで高速に移動して軸状ワークを搬送す
る。そして、組み付け直前の所定位置を検出した後は、
位置制御モードのままで低速移動に移り、軸状ワークと
固定ワークとの接触を力センサで検出して組付け作業を
実行していた。
【0005】さらに、他の従来の装置として、第7回日
本ロボット学会学術講演会予稿集(平成元年11月2〜
4日)の第189頁〜第192頁に記載されているもの
がある。この予稿集に記載されたロボットにおいては、
力センサと非接触型の渦電流式センサとを備え、位置制
御モードでの搬送移動中に非接触式距離センサがワーク
までの距離を測定し、その接近する距離情報に基づいて
適宜なタイミングで位置制御モードから力制御モードに
切換え、ワークとの接触時にはコンプライアンス制御を
行うように構成される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、非接触式距
離センサを利用してワークとの距離または位置関係を検
出しながら所定区間の間ロボットのアーム先部の研削工
具等を高速に移動するようにした従来のロボットでは、
実際的な問題として、ロボットの制御手段は高速移動の
制御を行いながら距離センサで得られた距離情報を取込
み、この距離情報を利用して再び高速移動の制御のため
の指令を生成しなければならない。従って、距離センサ
の測定能力(距離検出とデータ処理)の限界を無視する
ことができなかった。
【0007】すなわち、従来装置では、高速移動中に非
接触式の距離センサによってワークに至るまでの距離を
正確に測定することができない場合がある。このような
場合には、アーム先部に取り付けた研削工具が高速でワ
ークに衝突し、研削工具およびワークが共に破損すると
いう問題が起きる可能性がある。このため、組み付け直
前の所定位置に至るまでの間の移動は、距離センサの測
定能力の限界から、これ以上の高速化が困難であるとい
う問題があった。
【0008】上記問題を解決する1つの方法としては、
距離データの取込み時間及びデータ処理時間が短い距離
センサを使用すればよい。しかし、このような非接触式
の距離センサは非常に高価格であり、上記位置検出装置
全体のコストアップとなるという問題が発生する。
【0009】そこで、本発明の目的は、安価な非接触式
距離センサを使用して、高速にかつ安全に手先効果器を
被検知対象物に接触し、その位置を検出することのでき
る力制御ロボットの接触式位置検出装置を実現すること
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、次のように構成される。手先効果器に加わ
る力を検出する力検出手段と、手先効果器の位置を検出
するための位置検出手段と、力検出手段で得られる力デ
ータと位置検出手段で得られる位置データを入力し、各
データを用いて制御演算式に基づき制御指令のデータを
作成し、手先効果器の位置と力を制御する制御手段とを
備える力制御ロボットであり、制御手段を力制御モード
に設定し、力制御モードでの手先効果器の移動速度を力
目標値、位置目標値、特性補償係数、仮想バネ定数に基
づき算出し、手先効果器を力制御モードで移動させると
共に、手先効果器が対象物に接触した時、位置検出手段
で検出した位置データを対象物の位置として取り出す力
制御ロボットの接触位置検出装置において、手先効果器
の近くに設けられ、手先効果器と対象物の位置目標値と
の間の距離を測定する非接触式距離センサと、距離セン
サにより、手先効果が対象物の位置目標値との間の距離
が第1の距離の第1の位置となったときに、対象物の位
置目標値と第1の距離よりも短い第2の距離を有し、第
1の位置より対象物の位置目標値に近い第2の位置と、
手先効果器が第1の位置から第2の位置まで移動する第
1の移動速度と、手先効果器が第2の位置と対象物の位
置目標値との間を移動する移動速度であり、第1の移動
速度より小さい第2の移動速度とを設定する制御定数設
定手段とを備え、手先効果器は、第1の位置と第2の位
置との移動区間では、この第2の位置の目標値と仮想バ
ネ定数によるバネモードで移動し、第2の位置と対象物
との移動区間では、第2の移動速度を与える力目標値と
特性補償係数とによる力一定モードで移動する。
【0011】好ましくは、上記力制御ロボットの接触位
置検出装置において、第2の位置と対象物との移動区間
の距離は、手先効果器の慣性による行過ぎ量と距離セン
サの測定誤差とのうちの少なくとも一方を考慮して設定
される。
【0012】また、好ましくは、上記力制御ロボットの
接触位置検出装置において、対象物の位置目標値と第1
の位置との経路における対象物からの距離を△xとし、
仮想バネ係数をK、特性補償係数をKcとすると、手先
効果器は、第1の位置と第2の位置との移動区間の間の
所定の点から第2の位置までは、移動速度V=Kc・K
・△xで表される式により算出された速度で移動し、第
1の位置から所定の点までは、上記式により算出される
所定点の移動速度の一定速度で移動する。
【0013】また、好ましくは、上記力制御ロボットの
接触位置検出装置において、上記所定の点は、第1の位
置と対象物の位置目標値との2分の1の点である。ま
た、好ましくは、上記力制御ロボットの接触位置検出装
置において、手先効果器の先部で対象物に接触し、設定
された押し付け力を力検出手段が検出した時に、位置検
出手段で検出される位置データを対象物の位置であると
判定する判断手段を備える。
【0014】また、好ましくは、上記力制御ロボットの
接触位置検出装置において、距離センサによる距離の測
定、および力制御モードでの移動のための設定は、ロボ
ット本体の動作を停止させて行う。
【0015】本発明では、例えば、ティーチングプレイ
バック方式でかつ位置と力の制御が実行される制御手段
の制御の下で動作する研削ロボットにおいて、本来の研
削作業の開始前に、例えば研削工具を研削対象物に向か
って移動させ接触式で研削対象物の実際の設置位置を検
出するとき、研削対象物の設置誤差に約数ミリを付加し
た直前の位置まで研削工具を位置制御モードで移動さ
せ、そこで停止する。そして、その位置で、非接触式の
距離センサを用いて研削工具から研削対象物までの距離
を測定し、この測定距離に基づいて、その後の力制御モ
ードによる研削工具の移動に関し位置目標値を設定す
る。
【0016】さらに、接触直前の低速移動区間を定め、
低速移動区間に入る前は適当な仮想バネ定数によるバネ
モードで移動し、低速移動区間では、仮想バネ定数を0
に設定し、力目標値と特性補償係数を適切に設定した力
一定モードで移動する。これによって、光学式変位計等
の安価な非接触式距離センサを利用して、衝突を生じる
ことなく高速にかつ安全に研削工具を研削対象物に接触
させ、その実際の設置位置を正確に検出できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態を添付
図面に基づいて説明する。図1は、力制御ロボットの一
例である研削ロボットの全体システム構成を示す。ここ
で、力制御ロボットとは、制御部が位置と力の制御を行
い、この制御に従って力を伴う作業をワークに対して行
うロボットを意味する。また、この研削ロボットは、テ
ィーチングプレイバック方式で構成される。図1におい
て、1はロボット本体であり、複数の関節部を含むアー
ム2を備え、基台3の上に取り付けられる。
【0018】各関節部にはモータ等の駆動装置が設けら
れ、各関節部は決められた範囲以内で稼働する機能を有
する。アーム2の各関節部の可動機能により、アームを
含むロボット本体1の全体の姿勢は、作業上必要な姿勢
に変化し、アーム2の先部は作業上必要とされる位置に
移動する。アーム2のリスト(手首)部4には6軸の力
センサ5が取り付けられる。力センサ5の先側部分に
は、ワーク6に対し研削作業を行う研削工具7が取り付
けられる。研削工具7は、例えばグラインダである。
【0019】8はコントローラであり、コントローラ8
はコンピュータで構成される。コントローラ8は、位置
と力の制御を実行するため、予め定められた演算式等を
計算する制御プログラムを有し、この制御プログラム
と、与えられた条件に関するパラメータと、作業開始前
の教示内容とを用いて、ロボット本体1の動作を制御す
る。ロボット本体1の研削動作を制御するためのプログ
ラムは、コントローラ8の内部に設けられたメモリに格
納されている。
【0020】コントローラ8は、信号ライン9で、ロボ
ット本体1に対して研削作業の動作を制御するための指
令を与える。また、コントローラ8は、力センサ5から
研削工具7に加わる力およびモーメントに関する検出信
号(力信号)10を入力する。11は教示用操作器であ
り、この教示用操作器11は、研削ロボット1のコント
ローラ8に対し、実行すべき研削作業に関する諸条件を
設定し、そのメモリにセットする。教示用操作器11
は、テンキーおよび各種の指令を与えるための操作スイ
ッチを有する。
【0021】この教示用操作器11によって、例えば、
研削作業前における基準ワークを用いた研削動作の教
示、研削作業条件の設定等の教示が行われる。この発明
の実施形態においては、教示用操作器11を介して、後
述するような研削対象であるワークの実際の設置位置の
検出作業が行われる。
【0022】なお、教示用操作器11は、必要に応じ
て、研削作業を実行させるオペレータが所持する携帯用
のものとして構成できるし、また、固定設置用のものと
して構成することもできる。
【0023】また、12は非接触式の距離センサであ
り、力センサ5の先側部分に取り付けられる。この非接
触式の距離センサ12には、安価なものが使用され、例
えば、光学式変位計が使用される。距離センサ12の検
出部は、研削時に発生する火花の影響を受けにくい、研
削工具7の研削位置から離れた箇所に配置され、研削工
具7の刃先を含む領域に臨んでいる。
【0024】距離センサ12によって検出された、研削
工具7からワーク6までの距離に関するデータは、信号
ライン13を介してコントローラ8に送給される。距離
センサ12の距離検出の原理については、上述した光学
式のものの他に、例えば、磁気インピーダンスの変化を
利用するもの、発振周波数の変化を利用するもの、超音
波式のものなどが利用され、研削時に発生する火花の影
響を受けない離れた位置から距離を測定することができ
る各種のものを用いることができる。
【0025】次に、図2を参照してコントローラ8の内
部の制御手段の詳細な構成について説明する。研削作業
を行うように設定されたロボット本体1に対して、この
研削作業の内容を決定する制御内容は、コントローラ8
の内部のメモリに格納されたプログラムによって実現さ
れる。
【0026】図2は、コントローラ8の制御機能要素お
よび接続関係を示すブロック図であり、本発明の実施の
形態の要部を表す図であり、制御手段の構成を概念的に
示したものである。なお、ハード回路を利用して図2に
示す制御手段を構成することができるのは勿論である。
【0027】また、ロボット本体1の内部には、アーム
2の各関節部を動作させるための駆動モータが複数内蔵
されており、これらの駆動モータには、それぞれの駆動
量を計測するための角度計21が取り付けられる。これ
らの角度計21によって、各関節部の軸角度データが測
定される。
【0028】さて、図2において、基本構成である位置
・力制御演算系の構成は、次の通りである。位置・力制
御演算系は仮想コンプライアンス制御を実行する制御系
の構成を有する。ロボット本体1のアームリスト部4に
取り付けられた力センサ5で検出される力信号10は、
力演算部22に送られる。力演算部22は、入力された
力信号をセンサ座標系からベース座標系に変換し、か
つ、入力された力信号から研削工具7の重力分を差し引
くことにより、重力補償を行う機能を有する。
【0029】こうして、力演算部22でワーク6と研削
工具7の接触点部分で発生する力〈f〉が算出される。
ここで、記号「〈f〉」はfがベクトル量であることを
意味するものとする。以下において、記号「〈 〉」の
意味は同じであり、ベクトル量を示すこととする。
【0030】力演算部22で得られた力〈f〉は、減算
器23に入力され、この減算器23で力〈f〉と、力目
標値設定部24に設定された力目標値〈fr〉との間の
減算が行われる。減算器23の出力は、力〈fd〉とし
て位置・力制御演算部25に供給される。上記力目標値
〈fr〉は、一般的に、研削工具7の押付け方向の力の
目標値を与えるための指令値である。
【0031】また、研削工具7が非接触状態で、かつ力
制御モードで制御されて移動するとき、力目標値〈f
r〉は、研削工具7をワーク6に接近させ接触させるた
めの速度を決定する指令値となる。
【0032】また、26は不感帯処理部であり、減算器
23の出力である力〈fd〉は、ここで不感帯処理を施
され、減算器30に供給される。位置制御モードでは、
不感帯処理部26で設定される不感帯設定領域を大きく
して、〈fd〉に関する信号を減算器30へ供給される
ことを阻止し、位置フィードバック成分のみに基づいて
研削工具7の移動制御を実行するように制御される。
【0033】角度計21によって検出された各軸に関す
る角度データは、位置演算部27に供給される。そし
て、位置演算部27では、供給された角度データに基づ
いて、ベース座標系における研削工具7の位置〈x〉
(姿勢データを含む)を算出する。算出された位置
〈x〉は、位置偏差演算部28において、位置目標値設
定部29で設定された位置の目標値〈xr〉と比較さ
れ、それらの間の位置偏差〈△x〉が求められる。
【0034】上記のごとく、減算器23で得られた力
〈fd〉と位置偏差演算部28で得られた位置偏差〈△
x〉とは、位置・力制御演算部25に入力される。位置
・力制御演算部25は、減算器30と、バネ定数演算部
31と、特性補償演算部32とを有する。減算器23か
ら出力された力〈fd〉は、不感帯処理部26を介し
て、減算器30に入力される。また、位置偏差演算部2
8から出力された位置偏差〈△x〉は、バネ定数演算部
31に入力される。
【0035】バネ定数演算部31には、仮想バネ定数行
列kが設定されている。そして、バネ定数演算部31
は、入力された位置偏差〈△x〉に対して、設定された
仮想バネ定数行列kを乗算することにより、K・〈△
x〉を算出する。バネ定数演算部31で算出されたK・
〈△x〉は、減算器30に対して出力される。そして、
減算器30では、(〈fd〉−K・〈△x〉)が演算さ
れる。この減算器30で求められた演算結果(〈fd〉
−K・〈△x〉)は、特性補償演算部32に供給され
る。
【0036】特性補償演算部32にはコントローラゲイ
ン(特性補償係数)Kcや速度の上限値が設定されてい
る。また、特性補償演算部32に入力された上述の演算
値は、ここで制御上の特性補償を受け、それにより速度
指令値〈v〉が算出される。位置・力制御演算部25で
最終的に求められた速度指令値〈v〉は、駆動指令部3
3に供給される。
【0037】そして、この駆動指令部33において、速
度指令値〈v〉は、ロボット本体1の各駆動モータの駆
動指令値〈θ〉(角加速度である)に変換される。得ら
れた駆動指令値〈θ〉は、ロボット本体1の各駆動モー
タに供給され、各駆動モータの動作に基づき、ロボット
本体1は所望の位置および姿勢で動作する。
【0038】上記において、研削工具7がワーク6に押
付けられている状態では、押付け方向について、速度指
令値vが0の状態で釣り合っており、 f−fr=K・△x すなわち、f=fr+K・△x ……(1) となって、押付け力fは力目標値frと、仮想バネ力k
△xの和となっている。
【0039】また、接触前の空中においては、力f=0
であるから、速度指令値vは、 v=Kc・(−fr−K・△x) =−Kc・(fr+K・△x) ……(2) となり、力目標値fr及びバネ力に比例した速度で空中
を移動する。
【0040】上記移動を力制御モードでの移動と呼ぶこ
とにし、このうち、仮想バネ定数Kを0にした場合、す
なわち、 v=−Kc・fr ……(3) を力一定モードによる移動と呼び、力目標値frを0に
した場合、すなわち、 v=−Kc・K・△x ……(4) をバネモードによる移動と呼ぶことにする。
【0041】また、位置制御モードでの移動とは、不感
帯26の不感帯幅を大きくして、力フィードバックを切
り、K及びKcを大きくした位置制御の状態で移動する
ことをいう。
【0042】上述した仮想コンプライアンス制御を実現
する位置・力制御の基本構成に対して、さらに、本発明
の特徴部である制御定数設定部40が付設される。この
制御定数設定部40は、位置演算部41と、パラメータ
決定部42と、パラメータ記憶部43と、動作制御指令
部44とを備える。
【0043】そして、位置演算部41は、研削工具7が
ワーク6に向かって移動し、ワーク6に接触する過程に
おいて、非接触式の距離センサ12による検出情報(研
削工具7の先端部からワーク6までの距離)に基づい
て、位置制御モードでの移動後における研削工具7のワ
ーク接触に至るまでの過程の初期の位置目標値及び低速
移動への切換え位置を演算する。
【0044】また、パラメータ決定部42は、上記位置
目標値の他に初期の高速移動時の仮想バネ定数や、速度
の上限値、低速移動時の移動速度を決定する力目標値な
どのパラメータを決定する。そして、パラメータ決定部
42により決定されたパラメータがパラメータ記憶部4
3に記憶される。このパラメータ記憶部43に記憶され
たパラメータは、動作制御指令部44により必要に応じ
て、取り出され、力目標値設定部24、位置・力制御演
算部25、不感帯処理部26、位置目標値設定部29に
出力される。
【0045】また、45は接触判定部、46は位置取込
み部である。接触判定部45には、接続端子50を介し
て、力演算部22の出力信号である力〈f〉を示す信号
が入力される。そして、接触判定部45で、入力された
力〈f〉の値と、力の設定値とが比較され、両者が等し
くなったときには接触検出信号が、位置取込み部46に
供給される。
【0046】位置取込み部46は、接触判定部45から
の接触検出信号が入力されると、このときの研削工具7
の接触箇所に関する位置データを位置演算部27から取
り込む。これによって、ワーク6における定められた接
触箇所の位置を検出することが出来る。
【0047】次に、上記構成を有する制御手段によって
実行される研削ロボットの特徴的な動作について説明す
る。上記特徴的動作は、ティーチングプレイバック方式
の研削ロボットに対して要求される基本動作であり、1
つ又はそれ以上の数のワークに対して、その被加工部を
研削する研削作業を実行する場合において、研削作業の
開始前に基準ワークについて被加工部の存在箇所に関す
る位置データを教示作業でコントローラ8のメモリに格
納する。そして、この状態において、実際の研削作業で
実際のワークが与えられたとき、その実際の設置位置を
検出し、基準ワークの設置位置とのずれを求める。これ
が上記基準的動作である。
【0048】そして、上記特徴的動作の要点は、研削工
具7を実際のワーク6の所定の箇所に接近させ、研削工
具7の刃先を当該所定の箇所に接触させることによって
実際のワークの設置位置を検出するところにある。
【0049】さらに詳しくは、最初、ロボット本体1の
動作を位置制御モードで制御し、研削工具7をワーク6
に位置制御モードで接近移動させる。そして、ワーク6
の近傍の所定位置で力制御モードに切換え、非接触式の
距離センサ12で、その所定位置からワーク6までの距
離を測定する。続いて、その距離情報に基づいて、研削
工具7の刃先がワーク6の所定箇所に接触する位置目標
値を算出し、その他の仮想バネ定数や力目標値などのパ
ラメータを決定する。
【0050】コントローラ8は、新たに得られたパラメ
ータによってロボット本体1およびアーム2の動作を力
制御モードにて制御し、この力制御モードで研削工具7
に接近移動および接触動作を行わせる。
【0051】上記の動作において、位置制御モードによ
る移動の過程と、力制御モードおよび決められた速度パ
ターンによる移動の過程との間では、研削工具7の移動
動作を、一度停止することが望ましい。
【0052】図3は、研削工具7の接触の対象である実
際のワーク6Aを示す。このワーク6Aの上面に被加工
部47が形成されており、この被加工部47を研削工具
7によって研削する作業が行われる。まず、実際のワー
ク6Aの設置位置が検出される。ワーク6Aの設置位置
を検出するには、基準面48の上の一点49に研削工具
7を接触させ、点49の位置を検出することによりワー
ク6Aの実際の設置位置を決定する。
【0053】なお、教示作業では、基準ワークの基準面
における同一点についての位置データに基づいて、基準
ワークの設置位置が定められ、当該設置位置に基づき被
加工部を研削するための位置データが教示されている。
しかし、実際のワークと基準ワークの各設置位置は完全
に同じとは限らないので、実際のワークの設置位置を検
出し、基準ワークの設置位置とのずれを求め、教示され
た位置データを修正する必要が生じる。
【0054】図3では、実際のワーク6Aの設置位置を
検出するために、研削工具7をワーク6Aに向けて移動
させる経路を示している。点aに至る区間Aでは、衝突
が起きない空間における移動であるので、研削工具7は
位置・力制御装置による位置制御モードで移動する。研
削工具7が点aの位置に到達すると、一度停止する。そ
こで、位置・力制御装置を位置制御モードから力制御モ
ードに切換え、非接触式距離センサ12で基準となる検
出点49までの距離を測定し、測定した距離に基づいて
作成された制御情報によって研削工具7は移動を開始す
る。
【0055】研削工具7は、点aからの移動において最
初はバネモードにより高速移動し、その後、非接触式距
離センサ12の測定誤差を考慮した距離だけ検出点49
よりa点側に存在するb点から検出点49まで力一定モ
ードにより低速移動する。そして、研削工具7は、力制
御モードにて検出点49に接触する。
【0056】ワーク6Aの設置誤差により検出点49の
位置は、教示位置より変化している場合があるが、点a
において非接触式距離センサ12で検出点49までの距
離を測定し、基準点49までの低速移動区間を、上述の
ようにして設定した点bから点49までの一定距離とし
て、研削工具7を移動させている。従って、点aから点
bまでの、研削工具7の高速移動中において、研削工具
7がワーク6Aに衝突する等の誤動作が生じることがな
く、安全かつ高速に点bまで研削工具7を移動させるこ
とができる。
【0057】研削工具7が検出点49に接触することに
基づいて、ワーク6Aの実際の設置位置が検出された
後、高速の力制御モードで研削工具7はワーク6Aから
離れ、予め設定された位置に移動する。その後、ワーク
6Aの実際の設定位置に基づいて修正された教示データ
に従って、被加工部47を研削する作業が行われる。
【0058】上述した例においては、位置検出の対象を
研削対象物である実際のワークとしたが、位置検出の対
象は、実際のワークに限定されず、他のものであっても
かまわない。また、上述の力制御モードによる移動は、
研削対象物である実際のワークの正確な位置検出のため
に行われたが、研削作業を開始するための接近・接触移
動においても同様に利用することができる。
【0059】次に、図4のフローチャートおよび図5の
速度パターンを参照して、上述した位置検出のための移
動に関する制御動作を詳述する。以下の説明では、非接
触式距離センサ12として安価な光学式変位計を用いる
ものとする。
【0060】最初の設定状態では、ロボット本体1の動
作を位置制御モードで制御し、研削工具7の先端部を位
置制御モードで、目標停止位置点aまで高速に移動させ
る(ステップS1)。このとき、ロボット本体1の高速
移動状態における慣性による行過ぎ量と光学式変位計1
2の測定誤差を考慮して、低速移動距離(XL)(図5
に示し、b点から位置目標値に相当する)が位置演算部
41に予め設定されている。研削工具7の先端が点aの
位置に近づくと、ロボット本体1の動作を移動から停止
に切換え、研削工具7の先端を点aで停止させる(ステ
ップS2)。
【0061】次に、ステップS3において、ロボット本
体1の動作が停止した状態で、ワーク6Aの位置検出点
49までの距離を光学式変位計12で測定する。そし
て、検出された距離に基づいて、位置演算部41は、研
削工具7がワーク6Aに接触する点の位置目標値及び低
速移動への切換点bの位置を算出する(ステップS
4)。
【0062】この位置の目標値は、図3では点49に相
当するが、ワーク6Aの設置状態等で異なってくるの
で、ステップS3にて検出された距離に基づいて計算す
る。計算は現在の研削工具7の位置、工具7と距離セン
サ12との位置関係及び距離センサ12で検出した距離
から求められる。
【0063】また、低速移動への切換点bの位置は、上
記で計算された位置目標値から予め設定された低速移動
距離(ロボット本体1の高速移動による慣性及び光学式
変位計の測定誤差を考慮した距離)だけ手前に来るよう
に計算される。
【0064】そして、次のステップS5で、コントロー
ラ8内におけるロボット本体1に関する制御状態を、位
置制御モードから力制御モードのバネモードに切り換え
る。すなわち、動作制御指令部44は、位置演算部41
及びパラメータ決定部42の演算が終了すると、不感帯
処理部26に指令信号を供給して、不感帯幅を小さくし
て力のフィードバックが行われるようにして、力制御モ
ードとする。さらに、動作制御指令部44は、力目標値
frを0にするように力目標値設定部24に指令すると
ともに、パラメータ記憶部43に記憶された仮想バネ定
数を取り出し、位置・力制御演算部25に供給する。
【0065】これによって、工具は位置目標値に向かっ
て、式(4)に示した速度で、バネモードによる移動を
行う(ステップS6)。この時の速度は、図5の点線で
示したように位置目標値と現在位置の偏差△xに比例す
る。すなわち、位置目標値に近づくにつれて高速→低速
へと変化する。実際には、初期の段階では速度の上限値
VHを設けて、それ以上の速度がでないようにする。こ
の動作は、動作制御指令部44が、パラメータ記憶部4
3に記憶された速度上限値VHを取り出し、位置・力制
御演算部25に指令する。
【0066】従って、図5の実線で示すように、初めは
(点aから点bまでの間)、研削工具7はVHの速度で
高速に移動し、Kc・K△X<VHとなる位置になる
と、△Xに比例して次第に低速になってゆく。そして、
ステップS7において、動作制御指令部44は、位置演
算部41からの位置検出結果に基づいて、b点を通過し
たか否かを監視し、通過していなければ、ステップS6
に戻り、b点を通過した場合には、ステップS8に進
み、制御状態を力一定モードに切換える。
【0067】すなわち、動作制御指令部44は、仮想バ
ネ定数Kを0にして位置・力制御演算部25に指令し、
力目標値frを設定して力目標値設定部24に指令す
る。このとき、力目標値frには低速移動速度VLに相
当する値が設定される。つまり、(3)式より、fr=
−(1/Kc)・VLが設定される。ここで、C=1/
Kcとして、これを仮想粘性係数と呼ぶこともある。
【0068】このようにして、ステップS9では、力一
定モードによる低速移動を行い、速度VLで移動する。
この速度VLは、工具7とワーク6Aとが接触するまで
維持される速度であり、工具7がワーク6Aに接触した
ときに、衝撃等の不具合が生じない速度にする。
【0069】また、バネモードから力一定モードに変え
た時に、速度の急激な変動がないように、b点でのバネ
モードでの移動速度がVLになるようにする。すなわ
ち、VL=Kc・K・XLになるように、パラメータを選
定する。これにより、図5のようになめらかな速度パタ
ーンを実現できる。
【0070】ステップ10では、力センサ5の出力信号
を接触判定部45が監視し、力目標値と検出した力の値
が等しくなった時点で、研削工具7の先端部とワーク6
Aとが接触したものと判定する。
【0071】その判定の後、ロボット本体1およびアー
ム2の各関節部に設けた角度計21によってワーク6A
の位置を検出する。この時の接触を検出するための力目
標値は、研削作業時における押付け方向の力又はそれ以
上の力を設定しておく。そして、研削時の押付け力と力
検出値が等しいと判断された後に、ロボット本体1等の
各関節部に設けられた各角度計21によってワーク6A
の位置を検出する(ステップS11)。
【0072】なお、パラメータ決定部42において、速
度上限値VHは、例えば、a点とb点との中間位置にお
ける直線式V=Kc・K・△x(図5の破線にて示す)
で表される速度となるように決定することができる。ま
た、低速移動速度VLは、工具7とワーク6Aとの接触
時に、互いに衝撃が生じない程度の速度であり、例え
ば、速度上限値VHの3分の1の値とすることができ
る。そして、この低速移動速度VLに基づいて、仮想バ
ネ定数が決定される。
【0073】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているため、次のような効果がある。力制御ロボットの
接触位置検出装置において、手先効果器の近くに設けら
れ、手先効果器と対象物の位置目標値との間の距離を測
定する非接触式距離センサと、この距離センサにより、
手先効果が対象物の位置目標値との間の距離が第1の距
離の第1の位置となったときに、対象物の位置目標値と
第1の距離よりも短い第2の距離を有し、第1の位置よ
り対象物の位置目標値に近い第2の位置と、手先効果器
が第1の位置から第2の位置まで移動する第1の移動速
度と、手先効果器が第2の位置と対象物の位置目標値と
の間を移動する移動速度であり、第1の移動速度より小
さい第2の移動速度とを設定する制御定数設定とを備
え、手先効果器は、第1の位置と第2の位置との移動区
間では、この第2の位置の目標値と仮想バネ定数による
バネモードで移動し、第2の位置と対象物との移動区間
では、第2の移動速度を与える力目標値と特性補償係数
とによる力一定モードで移動するように構成される。
【0074】したがって、安価な非接触式距離センサを
使用して、高速にかつ安全に手先効果器を被検知対象物
に接触し、その位置を検出することのできる力制御ロボ
ットの接触式位置検出装置を実現することができる。
【0075】さらに、初期の高速移動から低速移動への
推移をバネモードを使って実現したため、簡単な構成で
なめらかに速度を変化させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】研削ロボットの全体システムを示す構成図であ
る。
【図2】本発明の実施形態の要部構成を示すブロック図
である。
【図3】研削対象部を有する実際のワークの概略正面図
である。
【図4】図2の例の動作フローチャートである。
【図5】速度パターンの一例を示す図である。
【符号の説明】
1 ロボット本体 2 アーム 5 力センサ 6 ワーク 6A 研削対象である実際のワーク 7 研削工具 8 コントローラ 12 非接触式距離センサ 22 力演算部 23、28、30 減算器 24 力目標値設定部 25 位置・力制御演算部 26 不感帯処理部 27 位置演算部 29 位置目標値設定部 31 バネ定数演算部 32 特性補償演算部 33 駆動指令部 40 制御定数設定部 41 位置演算部 42 パラメータ決定部 43 パラメータ記憶部 44 動作制御指令部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手先効果器に加わる力を検出する力検出
    手段と、手先効果器の位置を検出するための位置検出手
    段と、力検出手段で得られる力データと位置検出手段で
    得られる位置データを入力し、上記各データを用いて制
    御演算式に基づき制御指令のデータを作成し、手先効果
    器の位置と力を制御する制御手段とを備える力制御ロボ
    ットであり、上記制御手段を力制御モードに設定し、力
    制御モードでの手先効果器の移動速度を力目標値、位置
    目標値、特性補償係数、仮想バネ定数に基づき算出し、
    手先効果器を力制御モードで移動させると共に、手先効
    果器が対象物に接触した時、位置検出手段で検出した位
    置データを対象物の位置として取り出す力制御ロボット
    の接触位置検出装置において、 手先効果器の近くに設けられ、手先効果器と対象物の位
    置目標値との間の距離を測定する非接触式距離センサ
    と、 上記距離センサにより、手先効果器と上記対象物の位置
    目標値との間の距離が第1の距離の第1の位置となった
    ときに、上記対象物の位置目標値と第1の距離よりも短
    い第2の距離を有し、第1の位置より上記対象物の位置
    目標値に近い第2の位置と、手先効果器が第1の位置か
    ら第2の位置まで移動する第1の移動速度と、手先効果
    器が第2の位置と上記対象物の位置目標値との間を移動
    する移動速度であり、第1の移動速度より小さい第2の
    移動速度とを設定する制御定数設定手段と、 を備え、手先効果器は、第1の位置と第2の位置との移
    動区間では、この第2の位置の目標値と仮想バネ定数に
    よるバネモードで移動し、第2の位置と上記対象物との
    移動区間では、第2の移動速度を与える力目標値と特性
    補償係数とによる力一定モードで移動することを特徴と
    する力制御ロボットの接触位置検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の力制御ロボットの接触位
    置検出装置において、上記第2の位置と上記対象物との
    移動区間の距離は、手先効果器の慣性による行過ぎ量と
    上記距離センサの測定誤差とのうちの少なくとも一方を
    考慮して設定されることを特徴とする力制御ロボットの
    接触位置検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の力制御ロボットの
    接触位置検出装置において、上記対象物の位置目標値と
    第1の位置との経路における上記対象物からの距離を△
    xとし、仮想バネ係数をK、特性補償係数をKcとする
    と、手先効果器は、上記第1の位置と第2の位置との移
    動区間の間の所定の点から第2の位置までは、移動速度
    V=Kc・K・△xで表される式により算出された速度
    で移動し、第1の位置から上記所定の点までは、上記式
    により算出される上記所定点の移動速度の一定速度で移
    動することを特徴とした力制御ロボットの接触位置検出
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の力制御ロボットの接触位
    置検出装置において、上記所定の点は、第1の位置と対
    象物の位置目標値との2分の1の点であることを特徴と
    する力制御ロボットの接触位置検出装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項記載の力制
    御ロボットの接触位置検出装置において、上記手先効果
    器の先部で対象物に接触し、設定された押し付け力を力
    検出手段が検出した時に、位置検出手段で検出される位
    置データを対象物の位置であると判定する判断手段を備
    えることを特徴とする力制御ロボットの接触位置検出装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項記載の力制
    御ロボットの接触位置検出装置において、上記距離セン
    サによる距離の測定、および力制御モードでの移動のた
    めの設定は、ロボット本体の動作を停止させて行うこと
    特徴とする力制御ロボットの接触位置検出装置。
JP30094695A 1995-11-20 1995-11-20 力制御ロボットの接触位置検出装置 Pending JPH09141582A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100369823C (zh) * 2002-11-18 2008-02-20 日本碍子株式会社 净水器及其安装装置
CN102642208A (zh) * 2009-06-15 2012-08-22 精工爱普生株式会社 控制装置
JP2022190235A (ja) * 2021-06-14 2022-12-26 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理方法、ロボットシステム、物品の製造方法、プログラム及び記録媒体

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