JP2022190235A - 情報処理装置、情報処理方法、ロボットシステム、物品の製造方法、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、ロボットシステム、物品の製造方法、プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 特定動作に関する軌跡を表示することができる情報処理装置を提供する。【解決手段】 ロボットの動作に関する情報を表示する情報処理装置であって、表示が実行されるロボットの動作の軌跡を部分的に設定できる、ことを特徴とする情報処理装置を採用した。【選択図】 図10

Description

本発明は、情報処理装置および情報処理方法に関する。
従来、ロボットの教示やロボットプログラムの作成をコンピュータ上で行うことが出来るシミュレーション装置が知られている。このようなシミュレーション装置では教示データとロボットプログラムに従ってコンピュータ上でロボットを表す3Dモデルを動作させることが出来るため、ユーザは事前にロボットの動きを把握することが出来る。またロボットに取り付けられたツールで塗布や溶接といった作業をシミュレートする際、ユーザはツールがどのように動くかを軌跡として確認したい場合がある。特許文献1では、ロボットプログラムに従いロボットを動作させた際の特定点(特定部位)の軌跡の表示方法について開示されている。
特開2013-240849号公報
しかしながら特許文献1に記載の技術では、ロボットの特定動作に着目して軌跡を表示することが出来ないという課題がある。一般にロボットは常に塗布や溶接といった作業を行うわけでなく、例えば作業を行う前の位置への移動(アプローチ動作)といったような動作も行っている。そのため全ての動作軌跡がコンピュータ上に表示されてしまうと、ユーザが着目したい軌跡を把握することが困難となる。
本発明は上記課題に鑑み、特定動作に関する軌跡を表示することができる情報処理装置を提供する。
上記課題を解決するために本発明は、ロボットの動作に関する情報を表示する情報処理装置であって、表示が実行される前記ロボットの動作の軌跡を部分的に設定できる、ことを特徴とする情報処理装置を採用した。
本発明によれば、特定動作に関する軌跡を表示することができる。
実施形態におけるロボットシステム1000の概略図である。 実施形態におけるロボットアーム本体100の概略図である。 実施形態における情報処理装置300概略図である。 実施形態における情報処理装置300の制御ブロック図である。 実施形態における仮想空間Vの説明図である。 実施形態におけるフローチャートである。 実施形態における仮想空間画面500の例図である。 実施形態における教示点を示す図である。 実施形態における記述画面600の例図である。 実施形態における表示設定画面700の例図である。 実施形態における表示設定画面700にて表示設定を行った動作軌跡を表示した例図である。 実施形態におけるフローチャートである。 実施形態におけるフローチャートである。 実施形態における仮想空間画面500の例図である。 実施形態における表示設定画面700の例図である。 実施形態における表示設定画面700にて表示設定を行った動作軌跡を表示した例図である。 実施形態における記述画面600の例図である。 実施形態における表示設定画面700の例図である。 実施形態における表示設定画面700にて表示設定を行った動作軌跡を表示した例図である。 実施形態における仮想空間画面500の例図である。 実施形態における表示設定画面700の例図である。 実施形態における表示設定画面700にて表示設定を行った動作軌跡を表示した例図である。 実施形態における仮想空間画面500の例図である。 実施形態における表示設定画面700の例図である。 実施形態における表示設定画面700にて表示設定を行った動作軌跡を表示した例図である。 実施形態における表示設定画面700の例図である。
以下、添付図面を参照して本発明を実施するための形態について説明する。なお、以下に示す実施形態はあくまでも一例であり、例えば細部の構成については本発明の趣旨を逸脱しない範囲において当業者が適宜変更することができる。また、本実施形態で取り上げる数値は、参考数値であって、本発明を限定するものではない。なお以下の図面において、図中の矢印X、Y、Zはロボットシステムの全体の座標系を示す。一般に、XYZ3次元座標系は、設置環境全体のワールド座標系を示す。その他、制御の都合などによって、ロボットハンド、指部、関節などに関して適宜ローカル座標系を用いる場合がある。本実施形態では全体の座標系であるワールド座標系をXYZ、ローカル座標系をxyzで表すものとする。
(第1の実施形態)
以下、本発明を実施するための形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、実施形態に係るロボットシステム1000の説明図である。ロボットシステム1000は、実機としてのロボットアーム本体100と、制御装置200と、情報処理装置300と、を備える。
ロボットアーム本体100は、産業用ロボットであり、物品を製造するのに用いられる。ロボットアーム本体100には、エンドエフェクタの一例であるツール110と、を有する。ロボットアーム本体100は、例えば図示しない架台や床面に位置決め配置されている。
ロボットアーム本体100の周囲には、対象物としてのワークWが、図示しない架台や床面に位置決め配置される。ツール110は、ワークWに塗布材を射出するツールであり、ワークWに対して軌跡130のように塗布材を塗布することができる。
制御装置200は、ロボットアーム本体100の動作情報、即ちロボットプログラムを示す教示データに基づいて、ロボットアーム本体100を制御するものである。制御装置200は、教示データを情報処理装置300から取得する。教示データには、コマンドの情報や教示点の情報が含まれている。本実施形態では、制御装置200によって教示データに基づいてロボットアーム本体100を動作させることで、例えば、材料としてワークWと塗布材を用い、ワークWに塗布材を塗布する処理を行うことで、成果物として塗布済ワークWを製造することができる。以上によりロボットアーム本体100によって物品の製造を行うことができる。
情報処理装置300は、コンピュータで構成され、教示装置、即ちシミュレータとして機能する。本実施形態では、情報処理装置300は、コンピュータシミュレーション、即ちオフライン教示により、教示データを生成する。情報処理装置300によって生成された教示データは、制御装置200に出力される。制御装置200への教示データの出力方法は、特に限定されるものではない。例えば、情報処理装置300によって生成された教示データを、有線通信若しくは無線通信によって、又は不図示の記憶装置を介して、制御装置200に出力されるようにしてもよい。
図2は、本実施形態に係るロボットアーム本体100およびツール110の説明図である。ロボットアーム本体100は、例えば垂直多関節のロボットアームである。ロボットアーム本体100の基端である基台101が図示しない架台または床面に固定されている。ロボットアーム本体100の先端である関節リンクJ6には、ツール110が取り付けられている。ロボットアーム本体100は、基台110と、複数のリンク102~106とツール110をそれぞれ駆動させるための駆動源を備える関節リンクJ1~J6を有する。これら基台110及びリンク102~106とツール110が、関節リンクJ1~J6で連結されることにより、各リンク102~106とツール110が各関節J1~J6で回転可能となっている。
各関節リンクJ1~J6には、動力源として不図示のモータが配置されている。各関節リンクJ1~J6に設けられた不図示のモータが各リンク102~106とツール110を、各関節リンクJ1~J6の円周方向に回転駆動することで、ロボットアーム本体100は様々な姿勢をとることができる。
ツール110は、先端から塗布材を射出可能なように構成されている。ロボットアーム本体100の内部には、塗布材を運搬するための付図示のチューブが配されており、付図示の加圧器によりチューブ内部を塗布材が移動できるようになっている。なお、本実施形態では塗布材を例に取り説明するが、レーザー光を用いた溶接を、ロボットアーム本体100を用いて実施しても構わない。
図3は、実施形態に係る情報処理装置300の説明図である。情報処理装置300は、装置本体301と、装置本体301に接続された表示装置の一例であるディスプレイ302と、装置本体301に接続された入力装置の一例であるキーボード303及びマウス304と、を備える。以下、情報処理装置300が、汎用コンピュータであるデスクトップPCである場合を例に説明するが、これに限定するものではない。情報処理装置300が、例えばラップトップPC、タブレットPC、スマートフォン等の汎用コンピュータであってもよいし、ティーチングペンダントであってもよいし、シミュレータ専用のコンピュータであってもよい。また、情報処理装置300が、制御装置200に組み込まれていてもよい。即ち、制御装置200がシミュレータの機能を有していてもよい。
表示を行うためのディスプレイ302には、ユーザがロボットシステム1000の教示や制御を行うためのプログラム編集を行うための画像がディプレイ302の表示部302aに表示される。また教示やプログラム編集によるロボットシステム1000の動作を確認するために、図1と同様の環境が仮想空間上に表示される。
図4は、本実施形態に係る情報処理装置300の制御ブロック図である。情報処理装置300の装置本体301は、プロセッサであるCPU(Central Processing Unit)311を備える。また装置本体301は、記憶部として、ROM(Read Only Memory)312、RAM(Random Access Memory)313、HDD(Hard Disk Drive)314を備える。また、装置本体301は、記録ディスクドライブ315、及び入出力インタフェースであるI/O320を備える。CPU311、ROM312、RAM313、HDD314、記録ディスクドライブ315、及びI/O320は、互いに通信可能にバス310で接続されている。
ROM312は、非一時的な記憶装置である。ROM312には、コンピュータ起動時にCPU311によって読み出される基本プログラムが格納されている。RAM313は、CPU311の演算処理に用いられる一時的な記憶装置である。HDD314は、CPU311の演算処理結果等、各種データを記憶する非一時的な記憶装置である。本実施形態では、HDD314には、プログラム350が格納されている。プログラム350は、アプリケーションソフトウェアである。CPU311は、プログラム350を実行することにより、後述する、仮想環境において仮想ロボット及び仮想ワークの挙動をシミュレート可能な情報処理部として機能する。
記録ディスクドライブ315は、記録ディスク340に記録された各種データやプログラム等を読み出すことができる。I/O320は、外部とのインタフェースとして機能する。I/O320には、ディスプレイ302、キーボード303、及びマウス304が接続される。ディスプレイ302は、CPU311の制御により、ユーザインタフェースとなる画像や、ユーザがキーボード303及びマウス304を用いて入力した情報を反映させた画像を表示する。教示点の情報を含む教示データは、プログラム350を実行するCPU311によって作成される。
なお、本実施形態では、コンピュータによって読み取り可能な非一時的な記録媒体がHDD314であり、HDD314にプログラム350が記録されているが、これに限定するものではない。プログラム350は、コンピュータによって読み取り可能な非一時的な記録媒体であれば、いかなる記録媒体に記録されていてもよい。プログラム350をコンピュータに供給するための記録媒体としては、例えばフレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープ、不揮発性メモリ等を用いることができる。
図5は、実施形態に係る情報処理装置300によってシミュレートされる仮想空間Vの説明図である。CPU311は、仮想環境として、図5に示す仮想空間Vを定義する。仮想空間Vにおける仮想物は、3次元のモデルデータ、例えばCADデータで定義され、図5においては、便宜上、構造物として可視化して図示している。
図5に示す仮想空間Vに定義される仮想物ついて説明する。仮想空間Vには、仮想ロボットシステム1000Aが定義される。仮想ロボットシステム1000Aは、図1に示すロボットアーム本体100、ツール110、ワークWを模擬した3次元のモデルデータで定義される。仮想ロボットアーム本体100Aは、複数の部位として、仮想基台110A、複数の仮想リンク102A~106A、複数の仮想関節リンクJ1~J6及び仮想ツール110Aを含む。仮想ロボットアーム本体100Aが図1に示すロボットアーム本体100と同様の動作が可能となるよう、各仮想リンク102A~106Aは、各仮想関節リンクJ1A~J6Aで回転可能に定義される。仮想ツール110Aは、仮想エンドエフェクタの一例であり、本実施形態では、所定部位の一例でもある。
仮想空間Vにおいて、仮想ロボットアーム本体100Aの周囲には、図1に示すワークWを模擬した3次元のモデルデータである仮想ワークWAが定義される。CPU311は、仮想ロボットアーム本体100Aが仮想ワークWAに、仮想ツール110Aの先端(射出先)が軌跡130を通って塗布を行う塗布動作についてシミュレートする。図5に示す仮想空間Vは、図3に示すディスプレイ302の表示画面に静止画又は動画で表示される。
図6は、本実施形態に係る情報処理方法のフローチャートである。CPU311は、プログラム350に基づいてステップS100からステップS500を実施する。これにより、CPU311は、ロボットプログラムである教示データを生成し、制御装置200に生成した教示データを出力する。
まずステップS100において、仮想ロボットアーム本体100Aの動作軌跡を表示する対象となる特定点の位置を設定する。ロボットで教示を行う場合、ツール座標と呼ばれる座標系を用いることが一般的であり、本実施形態ではこのツール座標の位置を特定点として扱うこととする。本実施形態では、仮想ツール110Aの先端(射出先)にツール座標を設定する。
図7は仮想ロボットアーム本体100Aのシミュレーションを行う際にディスプレイ302の表示部302aに表示される仮想空間画面500の図である。ステップS100において、CPU311は、プログラム350を実行開始すると、シミュレータとして機能し、仮想空間画面500をディスプレイ302の表示部302aに表示させる。
図7より、仮想ツール110Aをマウス304によりクリックすると、仮想空間上にツール座標Teの位置と姿勢が矢印による3Dモデルで表示される。ツール座標Teをマウス304によりクリックすると、ツール座標設定ボックス501が表示される。ツール座標設定ボックス501内にはツール座標の名称を記述する名称入力ボックス502が表示される。また、仮想関節リンクJ6Aの座標T6からの相対変位量と軸周りの回転量を入力することでツール座標Teの位置および姿勢を入力する位置姿勢入力ボックス群503が表示される。
位置姿勢入力ボックス群503はx軸、y軸、z軸における相対変位量を入力するボックス、x軸、y軸、z軸のそれぞれの軸周りにおける回転量Rx、Ry、Rzを入力するボックスを備えている。なお、本実施形態では、仮想関節リンクJ6Aの座標T6からの相対変位量によりツール座標Teを設定したが、絶対座標系XYZにより絶対値を用いて設定しても構わない。また、ツール座標Teを直接ドラッグ&ドロップして設定しても構わない。
さらにツール座標設定ボックス501には、入力した位置姿勢に関する情報を確定する確定ボタン504、入力した情報を取り消すキャンセルボタン505を備える。位置姿勢入力ボックス群503に情報を入力後、確定ボタン504をクリックすると、ツール座標設定ボックス501が閉じ、位置姿勢入力ボックス群503に入力された情報に基づいてツール座標Teが移動する。キャンセルボタン505をクリックすると、ツール座標Teを移動させず、ツール座標設定ボックス501が閉じる。
次にステップ200ではロボットアーム本体100の動作の時系列情報を取得するための計算を行う。ここで動作の時系列情報とは、特定の周期毎のロボットアーム本体100の各関節リンクの変位量である。本実施形態ではロボットアーム本体100の動作の時系列情報は、ロボットプログラムと仮想ロボットアーム本体100Aによりシミュレーションを実施することで取得する。
ロボットプログラムのシミュレーションを行うために、まず仮想ロボットアーム本体100Aに塗布動作の教示点を設定する必要がある。図8には、仮想ロボットアーム本体100Aが仮想ワークWAに対して塗布作業を行うための教示点P1~P4を示している。教示点P1は仮想ロボットアーム本体100Aの初期位置、教示点P2は塗布動作を行う前の待機位置、教示点P3は塗布動作の方向を変更する位置、教示点P4は塗布動作の終了位置である。これら教示点は上述したツール座標Teを設定する際と同様にユーザにより適宜設定される。
次に設定した教示点を用いて、ユーザはロボットプログラムの記述を行い、仮想ロボットアーム本体100Aをどのように動作させるのかの設定を行う。図9はロボットプログラムの記述をユーザが簡略に行うための記述画面600を示した図である。CPU311は、教示点の設定が完了したことをユーザから入力手段により取得すると、作業者であるユーザと情報処理装置300とのユーザインタフェースとして記述画面600をディスプレイ302の表示部302aに表示する。本実施形態では、仮想空間画面500から記述画面600に切り替えたが、仮想空間画面500と記述画面600とを同時に表示部302aに表示しても構わない。
図9より、記述画面600内には動作の種類を指定するコマンド列601と、動作の目標となる教示点を指定する目標位置列602と、ロボットアーム本体100の動作の速度を指定する速度列603を有する。
表の1行目(row1)ではシミュレーションの開始位置となる位置として教示点P1を指定している。表の2行目(row2)では、特定点の始点位置となる教示点P1から目標位置となる教示点P2へ動かすために仮想ロボットアーム本体100Aの各関節リンクの関節補間動作を指定している。表の3行目(row3)および6行目(row6)の動作は、3行目(row3)から6行目(row6)の間に存在する動作において仮想ロボットアーム本体100Aを停止させず連続で行うよう指示している。表の4行目(row4)および5行目(row5)では、仮想ロボットアーム本体100のツール座標Teが教示点P2、P3、P4の間を直線で移動するよう指示している。また、これらの行はスクロールバー605により、上下にスクロールすることで全ての行を確認、記述することが可能となる。
また、ユーザはシミュレーション開始ボタン604をクリックすることで、表に記述された動作に従って仮想ロボットアーム本体100のシミュレーションを開始することが出来る。図8に示す軌跡130はシミュレーションした結果により仮想ロボットアーム本体100のツール座標Teの動作を示したものである。
次にステップS300ではユーザが動作軌跡を表示する区間を設定する。図10は動作軌跡の表示区間を設定する表示設定画面700を示した図である。CPU311は、動作の設定が完了したことをユーザから入力手段により取得すると、作業者であるユーザと情報処理装置300とのユーザインタフェースとして表示設定画面700をディスプレイ302の表示部302aに表示する。本実施形態では、記述画面600から表示設定画面700に切り替えたが、記述画面600と表示設定画面700とを同時に表示部302aに表示しても構わない。また、仮想空間画面500と記述画面600と表示設定画面700とを同時に表示部302aに表示してもかまわない。
図10より、表示設定画面内700にはツール座標毎に動作軌跡の表示設定を変更するための表を備えている。本実施形態ではツール座標は1つしか設定していないため、1行目(row1)には、ツール座標設定ボックス501にて設定した名称TCP_1としてツール座標Teが表示されている。複数のツール座標がある場合にはツール座標毎に動作軌跡の表示設定を変更できるように、rоw2、rоw3...と順次表示される。
表示設定画面700内にはツール座標Teの名称を表示する名称列701、動作軌跡の表示の有無を指定する有無指定列702、動作軌跡を表示する区間を時間で指定する開始時指定列703および終了時間指定列704が表示されている。さらに、動作軌跡の色を指定する色指定列705、動作軌跡の表示間隔(時間間隔)を指定する間隔指定列706、動作軌跡のサイズを指定するサイズ指定列707がある。確定ボタン708を押下することで以下に示すステップS400により動作軌跡の計算を行った後、表示設定画面700にて設定された表示条件に基づき動作軌跡を仮想空間画面500に表示する。
次にステップS400ではステップS100からステップS300までに得られた情報に従って動作軌跡を計算する。動作軌跡は、ステップS200で求めた動作の時系列情報すなわち仮想ロボットアーム本体100Aの各関節リンクの変位量から順運動学計算を行うことにより、特定点であるツール座標Teの位置を取得する。この計算をステップS300で設定した動作軌跡の表示を開始する開始時間から終了する終了時間まで、設定した表示間隔毎に行う。
図8に示すように開始時間指定列803に300ms、終了時間指定列804に800ms、間隔列806に5msと記載した場合は、300ms、305ms、310ms・・・795ms、800msの時間でのツール座標Тeの位置を計算する。つまり間隔指定列706は、軌跡の表示間隔を時間で設定する。
最後にステップS500では計算された動作軌跡の位置を画面上に表示する。図11は表示設定画面700にて表示設定を行った動作軌跡を表示した図である。説明の都合上、ツール101とワークWAを拡大した状態の仮想空間画面500を例示している。動作軌跡位置t0は動作軌跡を表示する最初の時間の位置を示しており、動作の時系列中の300msの時間で順運動学計算をした時のツール座標Teの位置と一致する。以降は305ms、310ms・・・の時間で、動作軌跡位置t1,t2・・・と順次表示されている。
動作軌跡位置は例えば球体の3Dモデルで表示することが望ましく、その半径はステップS300のサイズを指定するサイズ指定列707にて設定することが出来る。本実施形態では、図11のように拡大された状態の仮想空間画面500上で3mmの大きさとなるように指定されている。また、開始時間および終了時間によって設定された表示されるべき動作軌跡の色は、ステップS300の色を指定する色指定列705にて設定されている。本実施形態では、赤色で表示されている。また動作軌跡位置t0とt1の間の線分line1のような動作軌跡位置の間(モデル間)を補間する線も表示されている。本実施形態では、線分の幅をデフォルトの値として1.5mmで表示しているが、表示設定画面700にて線分の幅の値を設定できるようにしても構わない。以上により、動作軌跡の表示処理を終了する。
上述の一連のステップを経ることで図11に示すように仮想ワークWAに対して仮想ロボットアーム本体100Aが塗布作業を実施している区間の動作軌跡が強調して部分的に表示される。
以上、本実施形態によれば、ユーザは着目したい動作に限定してロボットの動作軌跡を表示することが出来る。これによりユーザはより容易にロボットの着目したい動作を把握することが出来るため、ロボットの教示点やロボットプログラムの修正の効率を向上させることが出来る。また、特定の時間間隔毎に動作軌跡位置の3Dモデルが表示されるため、ロボットの動作の速度を視覚的に把握することにも役立てることが出来る。例えば、動作軌跡位置t0、t1...の間隔が広い部分は、動作の速度が速いことが分かり、間隔が狭い部分は動作の速度が遅いことが分かる。これによりユーザはロボットプログラムの修正の効率を向上させることが出来る。
また、表示設定画面700の有無指定列702のチェックボックスを使用することで、表示したい動作軌跡、表示させたくない動作軌跡を容易に設定でき、ユーザはロボットプログラムの修正の効率を向上させることが出来る。
なお本実施形態では、説明の都合上、表示設定されていない軌跡および教示点を破線で表示したが、視認性向上のため、表示設定されていない軌跡および教示点を表示しないようにしてもかまわない。
(第2の実施形態)
上述の第1の実施形態では、表示させたい軌跡を、時間を設定することで表示する場合について説明した。しかしながら、動作内容ごとに表示する場合においても実施できる。なお、以下では、第1の実施形態とは異なるハードウェアや制御系の構成の部分について図示し説明する。また、第1の実施形態と同様の部分については上記と同様の構成ならびに作用が可能であるものとし、その詳細な説明は省略するものとする。
図12は、本実施形態に係る情報処理方法のフローチャートである。上述の第1の実施形態と大きく異なる点は、設定された仮想ロボットアーム本体100Aの動作の時系列情報に基づきツール座標Teの軌跡を動作内容ごとに分割するステップS1000の処理が存在している点である。以下で詳述する。
図13はステップS1000における処理内容のフローチャートである。図14はツールTeの軌跡を動作内容ごとに分割する処理を説明するためのシミュレーション図である。図14に示す軌跡130はシミュレーションした結果により仮想ロボットアーム本体100Aのツール座標Teの動作を示したものである。
図13、図14より、まずステップS1001にて、CPU311が、仮想ワークWAの表面上に3Dモデルにより仮想的に領域Sを展開する。その際、仮想ツール110Aの先端(ツール座標Te)が移動する空間まで達する高さTを有するように展開する。高さTは、仮想ツール110Aの先端(ツール座標Te)が移動する空間まで達する高さならどのような高さでも構わない。
そしてステップS1002にて、軌跡130に所定の時間間隔でツール座標Teの動作軌跡位置を設定する。今回は、時間間隔を5msとしている。動作軌跡位置は第1の実施形態と同様に3Dモデルで設定するものとする。
そしてステップS1003にて、各動作軌跡位置が、領域S内であるか否か判定する。判定においては、領域Sの3Dモデルと動作軌跡位置の3Dモデルとを公知の干渉判定技術を用いて判定し、干渉している動作軌跡位置は領域S内、干渉していない動作軌跡位置は領域S外とする。
図14より、初期位置P1の次の動作軌跡位置は領域Sと干渉していないので、領域S外に位置していると判定し動作軌跡位置tout1とし、教示点P2を含む動作軌跡位置tout5までを領域S外と判定する。そして動作軌跡位置tout5の次の動作軌跡位置は領域Sと干渉しているので、領域S内に位置していると判定し動作軌跡位置tin1とし、教示点P3を含む動作軌跡位置tin9までを領域S内と判定する。そして動作軌跡位置tin9の次の動作位置は領域Sと干渉していないので、領域S外に位置していると判定し動作軌跡位置tout6とし、教示点P4までを領域S外と判定する。
そしてS10004にて、領域S外と領域S内とが切り換わる動作軌跡位置に着目し、軌跡130を動作内容ごとに分割する。図14より、領域S外から領域S内に切り換わる動作軌跡位置は、動作軌跡位置tout5から動作軌跡位置tin1である。領域S内から領域S内から領域S外に切り換わる動作軌跡位置は、動作軌跡位置tin9から動作軌跡位置tout6である。
そして、初期位置から、領域S外から領域S内に切り換わるまでの動作軌跡位置は、仮想ワークWAに接近し、何かしらの動作が始まる場合であると判定できる。よって領域S外から領域S内に切り換わるまでの動作軌跡位置における軌跡130をアプローチ動作として設定する。よって、教示点P1から動作軌跡位置tin1までにおける軌跡130をアプローチ動作の軌跡として設定する。
つぎに、最初に領域S内に侵入した位置から、領域S内から領域S外に切り換わるまでの動作軌跡位置は、仮想ワークWAにおける動作が終わった場合であると判定できる。よって領域S内から領域S外に切り換わるまでの動作軌跡位置における軌跡130を塗布動作として設定する。ここで、領域S内外で分割した動作軌跡が重複することを避けるため、塗布動作として設定する動作軌跡は、領域S内となっている、動作軌跡位置tin1から動作軌跡位置tin9までにおける軌跡130を塗布動作として設定する。
そして動作軌跡位置tin9から終了位置となる教示点P4までにおける軌跡130を退避動作として設定する。以上により、軌跡130を動作内容ごとに自動で分割を行うことができる。軌跡130の分割が終了したら、ステップS300に進む。
図15は本実施形態における動作軌跡の表示区間を設定する表示設定画面700を示した図である。第1の実施形態と異なる点は、動作内容を表示する動作内容表示列711が表示されている点である。ステップS300では、S1000のおける分割処理に基づき、分割した動作内容ごとの動作軌跡をどのように表示させるのかユーザに設定させる。図15ではアプローチ動作を表示させるために、アプローチ動作に対応する有無指定列702のチェックボックスがチェックされている。またサイズ指定列707より、動作軌跡位置の球体の半径は3mmの大きさとなるように指定されている。また色指定列705より、アプローチ動作の動作軌跡の色は緑色に設定される。また、表示の時間間隔は、間隔指定列706により5msが設定されている。
次にステップS400にて、ステップS100からステップS300までに得られた情報に従って表示させるべき動作軌跡を計算し、ステップS500では計算された動作軌跡の位置を画面上に表示する。図16は本実施形態における表示設定画面700にて表示設定を行った動作軌跡を表示した図である。説明の都合上、仮想ツール101Aと仮想ワークWAを拡大した状態の仮想空間画面500を例示している。表示設定画面700によって表示指定を行ったアプローチ動作における動作軌跡である、教示点P1から動作軌跡位置tin1までの軌跡130における動作軌跡位置が5ms間隔で順次表示され、緑色かつ動作軌跡位置の半径は3mmで表示される。また動作軌跡位置間を補間する線も緑色で表示されている。
本実施形態では説明の都合上、ステップS1000での処理における時間間隔と、表示の時間間隔を5msと同じ値にしたが、表示の時間間隔は自由に設定してよい。その際は、分割された動作軌跡の初期位置から終了位置までを、時間間隔列706で設定された時間間隔で動作軌跡位置を表示すればよい。
以上、本実施形態によれば、ユーザは着目したい動作に限定してロボットの動作軌跡を表示することが出来る。これによりユーザは容易にロボットの着目したい動作を把握することが出来るため、ロボットの教示点やロボットプログラムの修正の効率を向上させることが出来る。また、動作内容に応じて動作軌跡を自動で分割できるので、着目したい動作の把握、ロボットの教示点やロボットプログラムの修正の効率をさらに向上させることが出来る。
なお本実施形態では、説明の都合上、表示設定されていない軌跡および教示点を破線で表示したが、視認性向上のため、表示設定されていない軌跡および教示点を表示しないようにしてもかまわない。
(第3の実施形態)
上述の第2の実施形態では、表示させたい軌跡を、動作ごとに自動で設定する場合について説明した。しかしながら、ロボットアーム本体100において実行させる制御内容(制御モード)ごとに表示する場合においても実施できる。なお、以下では、第1の実施形態、第2の実施形態とは異なるハードウェアや制御系の構成の部分について図示し説明する。また、第1の実施形態、第2の実施形態と同様の部分については上記と同様の構成ならびに作用が可能であるものとし、その詳細な説明は省略するものとする。
図17は本実施形態におけるロボットプログラムの記述をユーザが簡略に行うための記述画面600を示した図である。上述の第1の実施形態、第2の実施形態において大きく異なる点は、教示点ごとに仮想ロボットアーム本体100Aを位置制御で制御するか力制御で制御するかを設定する制御モード設定列606が設定されている。図17より、教示点P1にて位置制御(位置制御モード)が開始される。そして教示点P2にて位置制御から力制御(力制御モード)に切り換えられ、教示点P4まで力制御が実行されるように、ステップS100、ステップS200と同様の処理を行いロボットプログラムが記述されている。
図18は本実施形態における動作軌跡の表示区間を設定する表示設定画面700を示した図である。第1の実施形態、第2の実施形態と異なる点は、制御モードを表示する制御モード表示列712が表示されている点である。ステップS300と同様の処理を行、ロボットプログラムに基づき、制御モードごとの動作軌跡をどのように表示させるのかユーザに設定させる。図18では力制御時の動作を表示させるために、力制御時の動作に対応する有無指定列702のチェックボックスがチェックされている。またサイズ指定列707より、動作軌跡位置の球体の半径は3mmの大きさとなるように指定されている。また色指定列705より、アプローチ動作の動作軌跡の色は青色に設定される。また、表示の時間間隔は、間隔指定列706により5msが設定されている。
図19は本実施形態における表示設定画面700にて表示設定を行った動作軌跡を表示した図である。ステップS400、ステップS500と同様の処理を行い、表示設定画面700によって表示指定を行った力制御時の動作における動作軌跡である、教示点P2から教示点P4までの軌跡130における動作軌跡位置が5ms間隔で表示される。また青色かつ動作軌跡位置の半径は3mmで表示される。また動作軌跡位置間を補間する線も青色で表示されている。
以上、本実施形態によれば、ユーザは着目したい動作に限定してロボットの動作軌跡を表示することが出来る。これによりユーザは容易にロボットの着目したい動作を把握することが出来るため、ロボットの教示点やロボットプログラムの修正の効率を向上させることが出来る。またロボットアーム本体100において、どこから位置制御され、どこから力制御されているか把握できる。よって例えば、他のロボットも協調させて作業を実行させたい場合、ロボットアーム本体100の制御モードに合わせて、他のロボットの制御モードを適切に設定できる。
なお本実施形態では、説明の都合上、表示設定されていない軌跡および教示点を破線で表示したが、視認性向上のため、表示設定されていない軌跡および教示点を表示しないようにしてもかまわない。
(第4の実施形態)
上述の第3の実施形態では、制御モードに基づき表示させたい動作軌跡を表示する場合について説明した。しかしながら、動作させる複数のツールごとに表示する場合においても実施できる。なお、以下では、第1の実施形態、第2の実施形態、第3の実施形態とは異なるハードウェアや制御系の構成の部分について図示し説明する。また、上述の実施形態と同様の部分については上記と同様の構成ならびに作用が可能であるものとし、その詳細な説明は省略するものとする。
図20は、本実施形態における仮想ツール110Aと仮想ツール120Aのシミュレーションを行う際にディスプレイ302の表示部302aに表示される仮想空間画面500の図である。上述の種々の実施形態と大きく異なる点は、仮想ロボットアーム本体100Aとは別の仮想ロボットアーム本体に設けられた仮想ツール120Aによる動作が設定されている点である。以下で詳述する。
図20より、仮想ツール120Aはエンドミルを備えた工具であり、仮想ツール110Aの塗布作業後、仮想ワークWAの所定位置に仮想ツール120Aのエンドミルを用いて孔を設ける切削作業を行う。不図示ではあるが、第1の実施形態と同様に、仮想ツール120Aの先端部にはツール座標Teが設定されている。ステップS100の処理と同様に、仮想ツール120Aをマウス304によりクリックすると、仮想空間上にツール座標Teの位置と姿勢が矢印による3Dモデルで表示される。ツール座標Teをマウス304によりクリックすると、ツール座標設定ボックス501が表示される。ツール座標設定ボックス501内にはツール座標の名称を記述する名称入力ボックス502が表示される。また、仮想関節リンクJ6Aの座標T6からの相対変位量と軸周りの回転量を入力することでツール座標Teの位置および姿勢を入力する位置姿勢入力ボックス群503が表示される。本実施形態では、仮想ツール120Aのツール座標にはTCP_2という名称が設定されている。
また図20より、仮想ツール120Aが仮想ワークWAに対して切削作業を行うための教示点P11~P14、軌跡140を示している。教示点P11は仮想ツール120Aの初期位置、教示点P12は切削動作を行う前の待機位置、教示点P3は切削動作の開始位置(エンドミル回転開始)、教示点P4は切削動作の終了位置(エンドミル回転終了)である。これら教示点は上述したツール座標Teを設定する際と同様にユーザにより適宜設定される。また第1の実施形態と同様に各教示点をどのように動作させるか(動作補間)を、ステップS200と同様の処理を行い、記述画面600によりロボットプログラミングとして記述する。ツール座標の設定、教示点の設定、ロボットプルグラムの教示は、第1の実施形態と同様であるため、説明を割愛する。
図21は本実施形態における動作軌跡の表示区間を設定する表示設定画面700を示した図である。第1の実施形態、第2の実施形態、第3の実施形態と異なる点は、ツール名を表示するツール名列713が表示されている点である。ツール名は、ツールが設けられるロボットの名称であっても構わない。なお本実施形態では、仮想ツール120Aの動作に関わる動作軌跡位置のモデルの形状を球体で表示させるが、視認性向上のため、仮想ルール110Aの動作軌跡位置と異なる所定形状を用いても構わない。例えば所定形状として、矩形や三角形、ひし形、星形等様々な形状を使用して構わない。
上述の実施形態におけるステップS700と同様の処理を行い、ロボットプログラムに基づき、ツールごとの動作軌跡をどのように表示させるのかユーザに設定させる。図21では仮想ツール120Aの動作を表示させるために、仮想ツール120Aの動作に対応する有無指定列702のチェックボックスがチェックされている。またサイズ指定列707より、動作軌跡位置の球体の半径は3mmの大きさとなるように指定されている。また色指定列705より、仮想ツール120Aの色は緑色に設定されている。また、表示の時間間隔は、間隔指定列706により5msが設定されている。
図22は本実施形態における表示設定画面700にて表示設定を行った動作軌跡を表示した図である。ステップS400、ステップS500と同様の処理を行い、表示設定画面700によって表示指定を行った仮想ツール120Aの動作における動作軌跡である、教示点P11から教示点P14までの軌跡140において動作軌跡位置が5ms間隔で表示される。また緑色かつ動作軌跡位置の半径は3mmで表示される。また動作軌跡位置間を補間する線も緑色で表示されている。
以上、本実施形態によれば、ユーザは着目したい動作に限定してロボットの動作軌跡を表示することが出来る。これによりユーザは容易にロボットの着目したい動作を把握することが出来るため、ロボットの教示点やロボットプログラムの修正の効率を向上させることが出来る。また、ロボットが増設され、工場が複雑な構成となった場合にも、本実施形態のように、動作するツールごとに軌跡を表示させることで、着目したいロボットやツールの動作の把握の容易性を飛躍的に向上させることができる。
なお本実施形態では、説明の都合上、表示設定されていない軌跡および教示点を破線で表示したが、視認性向上のため、表示設定されていない軌跡および教示点を表示しないようにしてもかまわない。
(第5の実施形態)
上述の第4の実施形態では、複数のロボットのツールに基づき表示させたい動作軌跡を表示する場合について説明した。しかしながら、ロボットの所定部位ごとに表示する場合においても実施できる。なお、以下では、第1の実施形態、第2の実施形態、第3の実施形態、第4の実施形態とは異なるハードウェアや制御系の構成の部分について図示し説明する。また、上述の実施形態と同様の部分については上記と同様の構成ならびに作用が可能であるものとし、その詳細な説明は省略するものとする。
図23は、本実施形態における仮想ツール110Aと仮想関節リンクJ6Aのシミュレーションを行う際にディスプレイ302の表示部302aに表示される仮想空間画面500の図である。上述の種々の実施形態と大きく異なる点は、仮想関節リンクJ6Aの動作が設定されている点である。以下で詳述する。
図23より、仮想関節リンクJ6Aは軌跡150に従って動作する。不図示ではあるが、第1の実施形態と同様に、仮想関節リンクJ6Aにはツール座標として座標T6が設定されている。ステップS100の処理と同様に、仮想関節リンクJ6Aをマウス304によりクリックすると、仮想空間上に座標T6の位置と姿勢が矢印による3Dモデルで表示される。座標T6をツール座標として扱うために、座標T6をマウス304によりクリックすると、ツール座標設定ボックス501が表示される。ツール座標設定ボックス501内にはツール座標の名称を記述する名称入力ボックス502が表示される。また、仮想関節リンクJ5Aの座標T5からの相対変位量と軸周りの回転量を入力することで座標T6の位置および姿勢を入力する位置姿勢入力ボックス群503が表示される。本実施形態では、仮想関節リンクJ6Aの座標T6には、TCP_3という名称が設定されている。
また図23より、仮想関節リンクJ6Aが動作する教示点P1’~P4’、軌跡140を示している。今回は、ツール座標Teと同様の軌跡となるため、軌跡130を座標T6にシフトすることで表示する。なお、これら教示点を上述したツール座標Teを設定する際と同様にユーザにより適宜設定してもかまわない。また第1の実施形態と同様に各教示点をどのように動作させるか(動作補間)を、ステップS200と同様の処理を行い、記述画面600によりロボットプログラミングとして記述してもかまわない。ツール座標の設定、教示点の設定、ロボットプルグラムの教示は、第1の実施形態と同様であるため、説明を割愛する。
図24は本実施形態における動作軌跡の表示区間を設定する表示設定画面700を示した図である。第1の実施形態、第2の実施形態、第3の実施形態、第4の実施形態と異なる点は、ロボットの所定部位の名を表示する部位名列714が表示されている点である。ステップS700と同様の処理を行い、ロボットプログラムに基づき、部位ごとの動作軌跡をどのように表示させるのかユーザに設定させる。図24では仮想関節リンクJ6Aの動作を表示させるために、仮想関節リンクJ6Aの動作に対応する有無指定列702のチェックボックスがチェックされている。またサイズ指定列707より、動作軌跡位置の球体の半径は3mmの大きさとなるように指定されている。また色指定列705より、仮想ツール120Aの色は緑色に設定されている。また、表示の時間間隔は、間隔指定列706により5msが設定されている。
図25は本実施形態における表示設定画面700にて表示設定を行った動作軌跡を表示した図である。ステップS400、ステップS500と同様の処理を行い、表示設定画面700によって表示指定を行った仮想関節リンクJ6Aの動作における動作軌跡である、教示点P1’から教示点P4’までの軌跡150において動作軌跡位置が5ms間隔で表示される。また緑色かつ動作軌跡位置の半径は3mmで表示される。また動作軌跡位置間を補間する線も緑色で表示されている。
以上、本実施形態によれば、ユーザは着目したい所定部位の動作に限定してロボットの動作軌跡を表示することが出来る。これによりユーザは容易にロボットの着目したい動作を把握することが出来るため、ロボットの教示点やロボットプログラムの修正の効率を向上させることが出来る。また、ロボットが増設され、工場が複雑な構成となった場合にも、本実施形態のように、動作するツールごとに軌跡を表示させることで、着目したい動作の把握の容易性を飛躍的に向上させることができる。また、ツールだけでなく、ロボットを構成する他の部品がどのように動作しているのかも容易に把握できるため、ロボット周辺の装置のレイアウト修正の効率も向上させることができる。
なお本実施形態では、仮想関節リンクJ6Aを例にとり説明したが、他の関節リンクの動作を表示しても構わない。また、ロボットのエンドエフェクタにカメラ等の装置が設けられる場合は、カメラの動作を表示するように設定しても構わない。
なお本実施形態では、説明の都合上、表示設定されていない軌跡および教示点を破線で表示したが、視認性向上のため、表示設定されていない軌跡および教示点を表示しないようにしてもかまわない。
(第6の実施形態)
図26は、第5の実施形態として例示した表示設定画面700の図である。以下では、第1の実施形態、第2の実施形態、第3の実施形態、第4の実施形態、第5の実施形態とは異なるハードウェアや制御系の構成の部分について図示し説明する。また、上述の実施形態と同様の部分については上記と同様の構成ならびに作用が可能であるものとし、その詳細な説明は省略するものとする。
図26より、上述の種々の実施形態と異なる点は、表示させたい軌跡の着目観点(部分的に表示するための基準)を表示するプルダウンメニュー715が表示されている点である。プルダウンメニューには、時間設定による表示、動作内容による表示、制御モードによる表示、ツール名(ロボット名)による表示、部位名による表示が選択できるようになっている。図26においては、着目観点の項目を表示する列である動作内容表示列711をマウス304によりクリックすることでプルダウンメニュー715が表示される。
以上により、ユーザは着目したい観点を自由に設定することができる。これにより、ユーザは容易にロボットの着目したい動作を把握することが出来るため、ロボットの教示点やロボットプログラムの修正の効率を向上させることが出来る。
(その他の実施形態)
以上述べた実施形態の処理手順は具体的には制御装置または情報処理装置により実行されるものである。従って上述した機能を実行可能なソフトウェアのプログラムを記録した記録媒体を、各制御装置を統合する装置に供給し、統合的に処理を行うCPUが記録媒体に格納されたプログラムを読み出し実行することによって達成されるよう構成することができる。この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が上述した各実施形態の機能を実現することになり、プログラム自体およびそのプログラムを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
また、各実施形態では、コンピュータで読み取り可能な記録媒体が各ROM或いは各RAM或いは各フラッシュROMであり、ROM或いはRAM或いはフラッシュROMにプログラムが格納される場合について説明した。しかしながら本発明はこのような形態に限定されるものではない。本発明を実施するためのプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であれば、いかなる記録媒体に記録されていてもよい。例えば、制御プログラムを供給するための記録媒体としては、HDD、外部記憶装置、記録ディスク等を用いてもよい。
また上述した種々の実施形態では、ロボットアーム本体200が複数の関節を有する多関節ロボットアームを用いた場合を説明したが、関節の数はこれに限定されるものではない。ロボットアームの形式として、垂直多軸構成を示したが、水平多関節型、パラレルリンク型、直交ロボットなど異なる形式の関節においても上記と同等の構成を実施することができる。
また上述した種々の実施形態では、ワークWに対する操作において、塗布動作、溶接動作、切削動作を例にとり説明したが、これに限られない。例えば、ワークWの把持を行う把持動作、ネジ締め等により締結を行う締結動作、研磨を行う研磨動作等、種々の動作を実行して構わない。
また上述した種々の実施形態は、制御装置に設けられる記憶装置の情報に基づき、伸縮、屈伸、上下移動、左右移動もしくは旋回の動作またはこれらの複合動作を自動的に行うことができる機械に適用可能である。
なお本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想内で多くの変形が可能である。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されない。
100 ロボットアーム本体
101 基台
102、103、104、105、106 リンク
110 ツール
130、140 軌跡
200 制御装置
300 情報処理装置
301 装置本体
302 ディスプレイ
302a 表示部
303 キーボード
304 マウス
500 仮想空間画面
501 ツール座標設定ボックス
502 名称入力ボックス
503 位置姿勢入力ボックス群
504、708 確定ボタン
505、709 キャンセルボタン
600 記述画面
601 コマンド列
602 目標位置列
603 速度列
604 シミュレーション開始ボタン
605、710 スクロールバー
606 制御モード設定列
700 表示設定画面
701 名称列
702 有無指定列
703 開始時指定列
704 終了時間指定列
705 色指定列
706 間隔指定列
707 サイズ指定列
711 動作内容表示列
712 制御モード表示列
713 ツール名列
714 部位名列
715 プルダウンメニュー
J1、J2、J3、J4、J5、J6 関節リンク
W ワーク
V 仮想空間
S 領域
T 高さ

Claims (31)

  1. ロボットの動作に関する情報を表示する情報処理装置であって、
    表示が実行される前記ロボットの動作の軌跡を部分的に設定できる、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    時間に基づいて、表示が実行される前記ロボットの動作の軌跡を部分的に設定できる、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  3. 請求項2に記載に情報処理装置において、
    第1時間と第2時間とを設定することで、前記第1時間から前記第2時間までにおける軌跡が部分的に表示される、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  4. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    前記ロボットの動作内容に基づいて、表示が実行される前記ロボットの動作の軌跡を部分的に設定できる、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  5. 請求項4に記載の情報処理装置において、
    前記動作内容に対応する、前記ロボットの動作の軌跡が部分的に表示される、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  6. 請求項4または5に記載の情報処理装置において、
    前記ロボットは対象物に対して第1動作と第2動作とを実行し、
    前記対象物に関する領域に基づいて、前記第1動作に基づく第1軌跡と、前記第2動作に基づく第2軌跡とを設定する、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  7. 請求項6に記載の情報処理装置において、
    前記領域は、前記対象物の所定の面に所定の高さを有して設定され、
    前記領域と前記ロボットとの干渉に基づいて、前記第1軌跡と前記第2軌跡とを設定する、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  8. 請求項7に記載の情報処理装置において、
    前記ロボットの動作の軌跡において、前記領域の外から内に切り換わる部分、または前記領域の内から外に切り換わる部分に基づいて、前記第1軌跡と前記第2軌跡とを設定する、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  9. 請求項6から8のいずれか1項に記載の情報処理装置において、
    前記第1動作は前記ロボットが前記対象物に接近する動作であり、前記第2動作は前記ロボットが前記対象物を操作する動作である、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  10. 請求項9に記載の情報処理装置において、
    前記操作は、前記対象物に対して塗布を行う塗布動作、前記対象物に対して溶接を行う溶接動作、前記対象物に対して締結を行う締結動作、前記対象物に対して切削を行う切削動作、前記対象物に対して把持を行う把持動作、前記対象物に対して研磨を行う研磨動作のいずれか1つを含む、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  11. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    前記ロボットの前記ロボットの制御モードに基づいて、表示が実行される前記ロボットの動作の軌跡を部分的に設定できる、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  12. 請求項11に記載の情報処理装置において、
    前記制御モードに対応する、前記ロボットの動作の軌跡が部分的に表示される、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  13. 請求項11または12に記載の情報処理装置において、
    前記制御モードは、前記ロボットを位置の情報に基づいて制御する位置制御モードと、前記ロボットを力の情報に基づいて制御する力制御モードと、を含む、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  14. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    前記ロボットとして第1ロボットと第2ロボットとを設定でき、
    前記第1ロボットと前記第2ロボットとに基づいて、表示が実行される前記ロボットの動作の軌跡を部分的に設定できる、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  15. 請求項14に記載の情報処理装置において、
    前記第1ロボットまたは前記第2ロボットに対応する動作の軌跡が部分的に表示される、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  16. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    前記ロボットの所定部位に基づいて、表示が実行される前記ロボットの動作の軌跡を部分的に設定できる、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  17. 請求項16に記載の情報処理装置において、
    前記所定部位に対応する、前記ロボットの動作の軌跡が部分的に表示される、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  18. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    前記ロボットの動作の軌跡を部分的に表示するための基準を選択できる、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  19. 請求項18に記載の情報処理装置において、
    前記基準は、時間、動作内容、制御モード、前記ロボットに関する名称、前記ロボットの所定部位、の少なくとも1つを含む、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  20. 請求項19に記載の情報処理装置において、
    前記基準は、プルダウンメニューによって表示される、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  21. 請求項1から20のいずれか1項に記載の情報処理装置において、
    部分的に表示された前記ロボットの動作の軌跡において、所定の時間間隔における前記ロボットの位置を表示する、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  22. 請求項21に記載に情報処理装置において、
    前記時間間隔を設定できる、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  23. 請求項21または22に記載の情報処理装置において、
    前記位置を、所定形状を有する第1モデルで表示する、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  24. 請求項23に記載の情報処理装置において、
    前記所定形状、前記所定形状の色、前記所定形状のサイズ、の少なくとも1つを設定できる、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  25. 請求項23または24に記載の情報処理装置において、
    前記第1モデル間を連結する、線分で表示された第2モデルを表示する、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  26. 請求項21から25のいずれか1項に記載の情報処理装置において、
    前記位置は、前記ロボットに設けられたエンドエフェクタにおける、対象物に操作を実行する部位である、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  27. 請求項1から26のいずれか1項に記載の情報処理装置と実機の前記ロボットとを備えたロボットシステム。
  28. 請求項27に記載のロボットシステムを用いて実機の前記ロボットを制御し、物品の製造を行うことを特徴とする物品の製造方法。
  29. ロボットの動作に関する情報を表示する情報処理方法であって、
    表示が実行される前記ロボットの動作の軌跡を部分的に設定する、
    ことを特徴とする情報処理方法。
  30. 請求項29に記載の情報処理方法を実行可能なプログラム。
  31. 請求項30に記載のプログラムを格納した、コンピュータで読み取り可能な記録媒体。
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