JPH09296880A - 離脱防止金具および離脱防止構造 - Google Patents
離脱防止金具および離脱防止構造Info
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- JPH09296880A JPH09296880A JP8112258A JP11225896A JPH09296880A JP H09296880 A JPH09296880 A JP H09296880A JP 8112258 A JP8112258 A JP 8112258A JP 11225896 A JP11225896 A JP 11225896A JP H09296880 A JPH09296880 A JP H09296880A
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- pipe
- locking ring
- wire
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- locking
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L3/00—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L27/00—Adjustable joints, Joints allowing movement
- F16L27/12—Adjustable joints, Joints allowing movement allowing substantial longitudinal adjustment or movement
- F16L27/127—Adjustable joints, Joints allowing movement allowing substantial longitudinal adjustment or movement with means for locking the longitudinal adjustment or movement in the final mounted position
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L3/00—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
- F16L3/16—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets with special provision allowing movement of the pipe
- F16L3/18—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets with special provision allowing movement of the pipe allowing movement in axial direction
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Joints Allowing Movement (AREA)
- Joints With Sleeves (AREA)
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 管14の受口16に管12の差口12aを差
し込んだ接合部18において、管12に第1係止リング
22を取り付け、これにワイヤ34の接続端34aを接
続する。そして、ワイヤ34の他端側で管14の外周に
沿うリング状の第2係止リング36を形成し、受口16
の縮径した部分に配置し、ストッパ38を用いて第2係
止リング36の径を規定する。管12と14との接合部
18に地震等の地盤変位によって伸長する向きの力が加
わると、第1係止リング22が受口16と反対側に移動
し、ワイヤ34が引っ張られ、第2係止リング36が受
口16の縮径する部分に係止される。そして、ワイヤ3
4が張り詰めた状態で管12の差口12aが管14の受
口16から抜けるのが防止される。 【効果】 単純な構造で装着が容易であっても、管の抜
けを確実に防止できる。
し込んだ接合部18において、管12に第1係止リング
22を取り付け、これにワイヤ34の接続端34aを接
続する。そして、ワイヤ34の他端側で管14の外周に
沿うリング状の第2係止リング36を形成し、受口16
の縮径した部分に配置し、ストッパ38を用いて第2係
止リング36の径を規定する。管12と14との接合部
18に地震等の地盤変位によって伸長する向きの力が加
わると、第1係止リング22が受口16と反対側に移動
し、ワイヤ34が引っ張られ、第2係止リング36が受
口16の縮径する部分に係止される。そして、ワイヤ3
4が張り詰めた状態で管12の差口12aが管14の受
口16から抜けるのが防止される。 【効果】 単純な構造で装着が容易であっても、管の抜
けを確実に防止できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は離脱防止金具および離
脱防止構造に関し、特にたとえば地中に敷設される水道
管を他の管の受口に差し込んだ接合部において、地震等
の地盤変位に伴う管の抜けを防止するときに取り付ける
離脱防止金具および離脱防止構造に関する。
脱防止構造に関し、特にたとえば地中に敷設される水道
管を他の管の受口に差し込んだ接合部において、地震等
の地盤変位に伴う管の抜けを防止するときに取り付ける
離脱防止金具および離脱防止構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図17に示すこの種の従来の離脱防止金
具1は、管2の管端に形成された受口3に別の管4の差
口を差し込んだ接合部に取り付けられて、管4の差口が
管2の受口から抜けるのを防止するためのものである。
離脱防止金具1を施工するときには、管4の所定位置に
係合部5aを有するサドル5が、一方、管2の所定位置
にはサドル6が取り付けられる。そして、サドル5と6
とは係止部7aを有するアーム7で連結される。
具1は、管2の管端に形成された受口3に別の管4の差
口を差し込んだ接合部に取り付けられて、管4の差口が
管2の受口から抜けるのを防止するためのものである。
離脱防止金具1を施工するときには、管4の所定位置に
係合部5aを有するサドル5が、一方、管2の所定位置
にはサドル6が取り付けられる。そして、サドル5と6
とは係止部7aを有するアーム7で連結される。
【0003】水圧によるスラスト荷重や地震等の地盤変
位に伴い接合部に伸長する向きの力が加わり、管4が管
2の受口3から所定長さ引き抜かれると、アーム7の係
止部7aが管4に取り付けたサドル5の係合部5aに係
止され、管4の抜けが防止される。
位に伴い接合部に伸長する向きの力が加わり、管4が管
2の受口3から所定長さ引き抜かれると、アーム7の係
止部7aが管4に取り付けたサドル5の係合部5aに係
止され、管4の抜けが防止される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の離脱防止金具1
では、サドル5,6およびアーム7等の複数の部品が必
要であり、その構造が複雑である。したがって、施工に
時間がかかり装着性が悪いという問題点があった。それ
ゆえに、この発明の主たる目的は、単純な構造で装着が
容易である、離脱防止金具を提供することである。
では、サドル5,6およびアーム7等の複数の部品が必
要であり、その構造が複雑である。したがって、施工に
時間がかかり装着性が悪いという問題点があった。それ
ゆえに、この発明の主たる目的は、単純な構造で装着が
容易である、離脱防止金具を提供することである。
【0005】この発明の他の目的は、そのような離脱防
止金具を用いて管の抜けを確実に防止できる、離脱防止
構造を提供することである。
止金具を用いて管の抜けを確実に防止できる、離脱防止
構造を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、受口に管
を差し込んだ接合部において管の抜けを防止する離脱防
止金具であって、管に取り付けられる第1係止リング、
第1係止リングに接続される接続部を有するワイヤ、ワ
イヤで形成されて受口に係止される第2係止リング、お
よびワイヤに着脱可能に取り付けられるかつ第2係止リ
ングの径を規定する規定部材を備える、離脱防止金具で
ある。
を差し込んだ接合部において管の抜けを防止する離脱防
止金具であって、管に取り付けられる第1係止リング、
第1係止リングに接続される接続部を有するワイヤ、ワ
イヤで形成されて受口に係止される第2係止リング、お
よびワイヤに着脱可能に取り付けられるかつ第2係止リ
ングの径を規定する規定部材を備える、離脱防止金具で
ある。
【0007】第2の発明は、受口に管を差し込んだ接合
部において管の抜けを防止する離脱防止金具であって、
管に取り付けられる第1係止リング、一端に第1係止リ
ングに接続される接続部を有し他端に係止部を有するワ
イヤ、およびワイヤの途中に取り付けられる係合部を備
え、係止部を係合部に係止して受口に係止される第2係
止リングを形成する、離脱防止金具である。
部において管の抜けを防止する離脱防止金具であって、
管に取り付けられる第1係止リング、一端に第1係止リ
ングに接続される接続部を有し他端に係止部を有するワ
イヤ、およびワイヤの途中に取り付けられる係合部を備
え、係止部を係合部に係止して受口に係止される第2係
止リングを形成する、離脱防止金具である。
【0008】第3の発明は、受口に管を差し込んだ接合
部において管の抜けを防止する離脱防止金具であって、
管に取り付けられる第1係止リング、受口に取り付けら
れる第2係止リング、および第1係止リングに接続され
る第1接続部と第2係止リングに接続される第2接続部
とを有するワイヤを備える、離脱防止金具である。第4
の発明は、受口に管を差し込んだ接合部において管の抜
けを防止する離脱防止金具であって、両端に係止部を有
する棒材、管に取り付けられて、棒材の一方端を棒材が
軸方向に移動可能に受容しかつ係止部の一方が係止され
る第1係止リング、および受口に取り付けられて、棒材
の他方端を棒材が軸方向に移動可能に受容しかつ係止部
の他方が係止される第2係止リングを備える、離脱防止
金具である。
部において管の抜けを防止する離脱防止金具であって、
管に取り付けられる第1係止リング、受口に取り付けら
れる第2係止リング、および第1係止リングに接続され
る第1接続部と第2係止リングに接続される第2接続部
とを有するワイヤを備える、離脱防止金具である。第4
の発明は、受口に管を差し込んだ接合部において管の抜
けを防止する離脱防止金具であって、両端に係止部を有
する棒材、管に取り付けられて、棒材の一方端を棒材が
軸方向に移動可能に受容しかつ係止部の一方が係止され
る第1係止リング、および受口に取り付けられて、棒材
の他方端を棒材が軸方向に移動可能に受容しかつ係止部
の他方が係止される第2係止リングを備える、離脱防止
金具である。
【0009】第5の発明は、受口に管を差し込んだ接合
部において管の抜けを防止する離脱防止構造であって、
管に取り付けられる第1係止リングと、第1係止リング
に接続される接続部を有するワイヤと、ワイヤで形成さ
れて受口に係止される第2係止リングと、ワイヤに着脱
可能に取り付けられるかつ第2係止リングの径を規定す
る規定部材とを有し、第1係止リングを管に取り付け、
ワイヤの接続部を第1係止リングに接続し、第2係止リ
ングを受口に係止し、規定部材をワイヤに取り付けて第
2係止リングの径を規定した、離脱防止構造である。
部において管の抜けを防止する離脱防止構造であって、
管に取り付けられる第1係止リングと、第1係止リング
に接続される接続部を有するワイヤと、ワイヤで形成さ
れて受口に係止される第2係止リングと、ワイヤに着脱
可能に取り付けられるかつ第2係止リングの径を規定す
る規定部材とを有し、第1係止リングを管に取り付け、
ワイヤの接続部を第1係止リングに接続し、第2係止リ
ングを受口に係止し、規定部材をワイヤに取り付けて第
2係止リングの径を規定した、離脱防止構造である。
【0010】第6の発明は、受口に管を差し込んだ接合
部において管の抜けを防止する離脱防止構造であって、
管に取り付けられる第1係止リングと、一端に第1係止
リングに接続される接続部を有し他端に係止部を有する
ワイヤと、ワイヤの途中に取り付けられる係合部とを有
し、第1係止リングを管に取り付け、ワイヤの接続部を
第1係止リングに接続し、係合部をワイヤの係止部に係
合して第2係止リングを形成し、その第2係止リングを
受口に係止した、離脱防止構造である。
部において管の抜けを防止する離脱防止構造であって、
管に取り付けられる第1係止リングと、一端に第1係止
リングに接続される接続部を有し他端に係止部を有する
ワイヤと、ワイヤの途中に取り付けられる係合部とを有
し、第1係止リングを管に取り付け、ワイヤの接続部を
第1係止リングに接続し、係合部をワイヤの係止部に係
合して第2係止リングを形成し、その第2係止リングを
受口に係止した、離脱防止構造である。
【0011】第7の発明は、受口に管を差し込んだ接合
部において管の抜けを防止する離脱防止構造であって、
管に取り付けられる第1係止リングと、受口に取り付け
られる第2係止リングと、第1係止リングに接続される
第1接続部と第2係止リングに接続される第2接続部と
を有するワイヤとを有し、第1係止リングを管に取り付
け、第2係止リングを受口に取り付け、ワイヤの第1接
続部を第1係止リングに接続し、ワイヤの第2接続部を
第2係止リングに接続した、離脱防止構造である。
部において管の抜けを防止する離脱防止構造であって、
管に取り付けられる第1係止リングと、受口に取り付け
られる第2係止リングと、第1係止リングに接続される
第1接続部と第2係止リングに接続される第2接続部と
を有するワイヤとを有し、第1係止リングを管に取り付
け、第2係止リングを受口に取り付け、ワイヤの第1接
続部を第1係止リングに接続し、ワイヤの第2接続部を
第2係止リングに接続した、離脱防止構造である。
【0012】第8の発明は、受口に管を差し込んだ接合
部において管の抜けを防止する離脱防止構造であって、
両端に係止部を有する棒材と、管に取り付けられて、棒
材の一方端を棒材が軸方向に移動可能に受容しかつ係止
部の一方が係止される第1係止リングと、受口に取り付
けられて、棒材の他方端を棒材が軸方向に移動可能に受
容しかつ係止部の他方が係止される第2係止リングとを
有し、第1係止リングを管に取り付け、第2係止リング
を受口に取り付け、棒材の両端の係止部を第1および第
2係止リングに係止した、離脱防止構造である。
部において管の抜けを防止する離脱防止構造であって、
両端に係止部を有する棒材と、管に取り付けられて、棒
材の一方端を棒材が軸方向に移動可能に受容しかつ係止
部の一方が係止される第1係止リングと、受口に取り付
けられて、棒材の他方端を棒材が軸方向に移動可能に受
容しかつ係止部の他方が係止される第2係止リングとを
有し、第1係止リングを管に取り付け、第2係止リング
を受口に取り付け、棒材の両端の係止部を第1および第
2係止リングに係止した、離脱防止構造である。
【0013】
【作用】第1の発明において、この離脱防止金具は、管
に取り付けられる第1係止リングと、その第1係止リン
グに接続部が接続されたワイヤと、ワイヤで形成されて
受口に係止される第2係止リングと、第2係止リングの
径を規定する規定部材とからなり、受口に管を差し込ん
だ接合部において管の抜けを防止する。したがって、従
来の離脱防止金具のように複数の部品が必要ではなく、
施工に時間がかからない。
に取り付けられる第1係止リングと、その第1係止リン
グに接続部が接続されたワイヤと、ワイヤで形成されて
受口に係止される第2係止リングと、第2係止リングの
径を規定する規定部材とからなり、受口に管を差し込ん
だ接合部において管の抜けを防止する。したがって、従
来の離脱防止金具のように複数の部品が必要ではなく、
施工に時間がかからない。
【0014】第2の発明において、この離脱防止金具
は、管に取り付けられる第1係止リングと、一端に第1
係止リングに接続される接続部を有し他端に係止部を有
するワイヤと、ワイヤの途中に取り付けられる係合部と
からなる。そして、ワイヤの係止部を係合部に係止して
第2係止リングを形成し、第2係止リングを受口に係止
して、受口に管を差し込んだ接合部において管の抜けを
防止する。したがって、従来の離脱防止金具のように複
数の部品が必要ではなく、施工に時間がかからない。
は、管に取り付けられる第1係止リングと、一端に第1
係止リングに接続される接続部を有し他端に係止部を有
するワイヤと、ワイヤの途中に取り付けられる係合部と
からなる。そして、ワイヤの係止部を係合部に係止して
第2係止リングを形成し、第2係止リングを受口に係止
して、受口に管を差し込んだ接合部において管の抜けを
防止する。したがって、従来の離脱防止金具のように複
数の部品が必要ではなく、施工に時間がかからない。
【0015】第3の発明において、この離脱防止金具
は、管に取り付けられる第1係止リングと、受口に取り
付けられる第2係止リングと、第1接続部が第1係止リ
ングに接続され第2接続部が第2係止リングに接続され
るワイヤとからなり、受口に管を差し込んだ接合部にお
いて管の抜けを防止する。したがって、従来の離脱防止
金具のように複数の部品が必要ではなく、施工に時間が
かからない。
は、管に取り付けられる第1係止リングと、受口に取り
付けられる第2係止リングと、第1接続部が第1係止リ
ングに接続され第2接続部が第2係止リングに接続され
るワイヤとからなり、受口に管を差し込んだ接合部にお
いて管の抜けを防止する。したがって、従来の離脱防止
金具のように複数の部品が必要ではなく、施工に時間が
かからない。
【0016】第4の発明において、この離脱防止金具
は、両端に係止部を有する棒材と、管に取り付けられ
て、棒材の一方端を棒材が軸方向に移動可能に受容しか
つ係止部の一方が係止される第1係止リングと、受口に
取り付けられて、棒材の他方端を棒材が軸方向に移動可
能に受容しかつ係止部の他方が係止される第2係止リン
グとからなり、受口に管を差し込んだ接合部において管
の抜けを防止する。したがって、従来の離脱防止金具の
ように複数の部品が必要ではなく、施工に時間がかから
ない。
は、両端に係止部を有する棒材と、管に取り付けられ
て、棒材の一方端を棒材が軸方向に移動可能に受容しか
つ係止部の一方が係止される第1係止リングと、受口に
取り付けられて、棒材の他方端を棒材が軸方向に移動可
能に受容しかつ係止部の他方が係止される第2係止リン
グとからなり、受口に管を差し込んだ接合部において管
の抜けを防止する。したがって、従来の離脱防止金具の
ように複数の部品が必要ではなく、施工に時間がかから
ない。
【0017】第5の発明において、第1係止リングを管
に取り付け、第1係止リングに接続部を接続したワイヤ
の他端側に第2係止リングを形成する。このときワイヤ
に規定部材を取り付けて第2係止リングの径を規定し
て、その第2係止リングを受口に配置する。地震等の地
盤変位によって受口に管を差し込んだ接合部において管
が引き抜く向きに所定長さ移動した場合、管に取り付け
た第1係止リングに接続されたワイヤが引っ張られる。
そして、ワイヤで形成された第2係止リングが受口に係
止され管の抜けが防止される。
に取り付け、第1係止リングに接続部を接続したワイヤ
の他端側に第2係止リングを形成する。このときワイヤ
に規定部材を取り付けて第2係止リングの径を規定し
て、その第2係止リングを受口に配置する。地震等の地
盤変位によって受口に管を差し込んだ接合部において管
が引き抜く向きに所定長さ移動した場合、管に取り付け
た第1係止リングに接続されたワイヤが引っ張られる。
そして、ワイヤで形成された第2係止リングが受口に係
止され管の抜けが防止される。
【0018】第6の発明において、第1係止リングを管
に取り付け、ワイヤの接続部を第1係止リングに接続
し、ワイヤの係止部をワイヤの途中に取り付けた係合部
に係止して形成した第2係止リングを受口に配置する。
地震等の地盤変位によって受口に管を差し込んだ接合部
において管が引き抜く向きに所定長さ移動した場合、管
に取り付けた第1係止リングに接続されたワイヤが引っ
張られる。そして、ワイヤで形成された第2係止リング
が受口に係止され管の抜けが防止される。
に取り付け、ワイヤの接続部を第1係止リングに接続
し、ワイヤの係止部をワイヤの途中に取り付けた係合部
に係止して形成した第2係止リングを受口に配置する。
地震等の地盤変位によって受口に管を差し込んだ接合部
において管が引き抜く向きに所定長さ移動した場合、管
に取り付けた第1係止リングに接続されたワイヤが引っ
張られる。そして、ワイヤで形成された第2係止リング
が受口に係止され管の抜けが防止される。
【0019】第7の発明において、管に第1係止リング
を取り付け、受口に第2係止リングを取り付け、ワイヤ
の第1接続部を第1係止リングに接続し、ワイヤの第2
接続部を第2係止リングに接続する。地震等の地盤変位
によって受口に管を差し込んだ接合部において管が引き
抜く向きに所定長さ移動した場合、管に取り付けた第1
係止リングに接続されたワイヤの一端が引っ張られる。
そして、第1係止リングがワイヤの他端に接続された第
2係止リングに係止され管の抜けが防止される。
を取り付け、受口に第2係止リングを取り付け、ワイヤ
の第1接続部を第1係止リングに接続し、ワイヤの第2
接続部を第2係止リングに接続する。地震等の地盤変位
によって受口に管を差し込んだ接合部において管が引き
抜く向きに所定長さ移動した場合、管に取り付けた第1
係止リングに接続されたワイヤの一端が引っ張られる。
そして、第1係止リングがワイヤの他端に接続された第
2係止リングに係止され管の抜けが防止される。
【0020】第8の発明において、管に第1係止リング
を取り付け、受口に第2係止リングを取り付け、棒材の
両端を第1および第2係止リングに受容させる。地震等
の地盤変位によって受口に管を差し込んだ接合部におい
て管が引き抜く向きに所定長さ移動した場合、棒材の両
端に設けられた係止部が第1および第2係止リングに係
止され、受口から管が抜けるのが防止される。
を取り付け、受口に第2係止リングを取り付け、棒材の
両端を第1および第2係止リングに受容させる。地震等
の地盤変位によって受口に管を差し込んだ接合部におい
て管が引き抜く向きに所定長さ移動した場合、棒材の両
端に設けられた係止部が第1および第2係止リングに係
止され、受口から管が抜けるのが防止される。
【0021】
【発明の効果】第1,第2,第3および第4の発明によ
れば、複数の部品が必要ではなく、施工にも時間がかか
らないので、単純な構造で装着が容易である。第5,第
6,第7および第8の発明によれば、そのような単純な
構造で装着が容易な離脱防止金具を用いても管の抜けを
確実に防止できる。
れば、複数の部品が必要ではなく、施工にも時間がかか
らないので、単純な構造で装着が容易である。第5,第
6,第7および第8の発明によれば、そのような単純な
構造で装着が容易な離脱防止金具を用いても管の抜けを
確実に防止できる。
【0022】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0023】
【実施例】図1および図2に示すこの発明の一実施例の
離脱防止金具10は、硬質塩ビ等の合成樹脂からなる水
道管12の差口12aを他の水道管14の拡径受口16
に差し込んだ接合部18において、管12の差口12a
が管14の受口16から抜けるのを防止するためのもの
である。
離脱防止金具10は、硬質塩ビ等の合成樹脂からなる水
道管12の差口12aを他の水道管14の拡径受口16
に差し込んだ接合部18において、管12の差口12a
が管14の受口16から抜けるのを防止するためのもの
である。
【0024】管14の受口16の開口端側の内周には、
周方向に連続するゴム輪溝16aが形成され、ゴム輪溝
16aには止水用のゴム輪20が装着される。管12の
差口12aは受口16の開口端からゴム輪20の内周を
通して、ゴム輪20の位置から受口16が縮径する位置
までの略中央に配置される。そして、地震等の地盤変位
に応じて伸縮してこの変位を吸収する管12と14との
接合部18が形成される。
周方向に連続するゴム輪溝16aが形成され、ゴム輪溝
16aには止水用のゴム輪20が装着される。管12の
差口12aは受口16の開口端からゴム輪20の内周を
通して、ゴム輪20の位置から受口16が縮径する位置
までの略中央に配置される。そして、地震等の地盤変位
に応じて伸縮してこの変位を吸収する管12と14との
接合部18が形成される。
【0025】ゴム輪20を介して管14に接合された管
12の所定位置には、管12の外周に沿う金属からなる
第1係止リング22が取り付けられる。第1係止リング
22は、図3〜図5に示すような2つの半円形部品24
と26との両端を組み合わせたものである。そして、部
品24の一端には、軸方向に延びる軸24aが、一方こ
れに対応する部品26の端部には、軸24aを受容する
軸受容部26aが設けられる。軸24aを軸受容部26
aに組み合わせると、この部分は回転可能な固定端28
となり、部品24と26との他端は開閉可能な自由端3
0となる。
12の所定位置には、管12の外周に沿う金属からなる
第1係止リング22が取り付けられる。第1係止リング
22は、図3〜図5に示すような2つの半円形部品24
と26との両端を組み合わせたものである。そして、部
品24の一端には、軸方向に延びる軸24aが、一方こ
れに対応する部品26の端部には、軸24aを受容する
軸受容部26aが設けられる。軸24aを軸受容部26
aに組み合わせると、この部分は回転可能な固定端28
となり、部品24と26との他端は開閉可能な自由端3
0となる。
【0026】部品24および26の内周には、周方向に
断続的に延びる複数条(本実施例では3条)の突条32
が設けられ、突条32の先端を結ぶ径は、管12の外径
よりやや小さく設定される。部品24および26の自由
端30には、それぞれに外方へ延びる締付部24bおよ
び26bが設けられ、その略中央には締付孔24cおよ
び26cが形成される。また、自由端30を閉じて部品
24と26との締付部24bと26bとを当接したとき
に、締付部24bと26bとの間の締付孔24cおよび
26c周辺部には、図3および図4中に二点鎖線で示す
後述するワイヤ34のリング状の接続部34aを受容す
る空間Aが形成される。
断続的に延びる複数条(本実施例では3条)の突条32
が設けられ、突条32の先端を結ぶ径は、管12の外径
よりやや小さく設定される。部品24および26の自由
端30には、それぞれに外方へ延びる締付部24bおよ
び26bが設けられ、その略中央には締付孔24cおよ
び26cが形成される。また、自由端30を閉じて部品
24と26との締付部24bと26bとを当接したとき
に、締付部24bと26bとの間の締付孔24cおよび
26c周辺部には、図3および図4中に二点鎖線で示す
後述するワイヤ34のリング状の接続部34aを受容す
る空間Aが形成される。
【0027】第1係止リング22を管12の外周に取り
付けるときには、まず部品24および26の固定端28
側の軸24aを軸受容部26aに回転可能に嵌合する。
次に、第1係止リング22の自由端30側を開いた状態
で、管12の外周の所定位置を部品24と26との内周
に挟み込む。ここで自由端30側の空間Aに締付孔24
cおよび26cにワイヤ34の接続部34aの内周が対
応するようにワイヤ34を配置する。そして、締付孔2
6cと接続部34aの内周と締付孔24cとの部分にボ
ルト35aのねじ部を通してナット35bを用いて締め
付ける。すると、部品24および26の内周に設けられ
た突条32が管12の外周に食い込んで、ワイヤ34の
接続された第1係止リング22が管12に固定される。
付けるときには、まず部品24および26の固定端28
側の軸24aを軸受容部26aに回転可能に嵌合する。
次に、第1係止リング22の自由端30側を開いた状態
で、管12の外周の所定位置を部品24と26との内周
に挟み込む。ここで自由端30側の空間Aに締付孔24
cおよび26cにワイヤ34の接続部34aの内周が対
応するようにワイヤ34を配置する。そして、締付孔2
6cと接続部34aの内周と締付孔24cとの部分にボ
ルト35aのねじ部を通してナット35bを用いて締め
付ける。すると、部品24および26の内周に設けられ
た突条32が管12の外周に食い込んで、ワイヤ34の
接続された第1係止リング22が管12に固定される。
【0028】図6に示すワイヤ34は、一端に第1係止
リング22に接続される上述したリング状の接続部34
aを含む。接続部34aは、ワイヤ34の一端をボルト
35aのねじ部の外径よりその内径がやや大きいリング
状に変形し、その先端部分を金具34bを用いて固定し
て形成される。ワイヤ34の接続部34aと反対側の端
部には、ワイヤ34の連続体で形成され、管14の受口
16が縮径する部分に係止させる第2係止リング36が
形成される。
リング22に接続される上述したリング状の接続部34
aを含む。接続部34aは、ワイヤ34の一端をボルト
35aのねじ部の外径よりその内径がやや大きいリング
状に変形し、その先端部分を金具34bを用いて固定し
て形成される。ワイヤ34の接続部34aと反対側の端
部には、ワイヤ34の連続体で形成され、管14の受口
16が縮径する部分に係止させる第2係止リング36が
形成される。
【0029】第2係止リング36を形成するときには、
まずワイヤ34の接続部34aの反対側の端部を管14
の受口16が縮径する部分に1周し、その先端にワイヤ
34の途中の部分が通過する、接続部34aと同様のリ
ング状部36aを形成する。次に、リング状部36aま
たはワイヤ34を移動して第2係止リング36の径が受
口16の外径より小さく、かつ管14の外径よりやや大
きくなるように設定する。そして、リング状部36a内
にワイヤ34を受容する割れ目38aを有するテーパ状
のプラスチックからなるストッパ38を挿入する。スト
ッパ38は、リング状部36aの位置を固定して第2係
止リング36の径が受口16の外径より大きくならない
ように規定する。
まずワイヤ34の接続部34aの反対側の端部を管14
の受口16が縮径する部分に1周し、その先端にワイヤ
34の途中の部分が通過する、接続部34aと同様のリ
ング状部36aを形成する。次に、リング状部36aま
たはワイヤ34を移動して第2係止リング36の径が受
口16の外径より小さく、かつ管14の外径よりやや大
きくなるように設定する。そして、リング状部36a内
にワイヤ34を受容する割れ目38aを有するテーパ状
のプラスチックからなるストッパ38を挿入する。スト
ッパ38は、リング状部36aの位置を固定して第2係
止リング36の径が受口16の外径より大きくならない
ように規定する。
【0030】このとき接続部34aから第2係止リング
36までのワイヤ34の長さは、第1係止リング22の
締付部24bおよび26bの位置から受口16の縮径す
る位置までの最短距離と比較して或る程度長く設定され
る。離脱防止金具10を取り付けた離脱防止構造におい
て、地震等の地盤変位によって管12と14との接合部
18に伸長する向きの力が加わると、図7に示すように
管12の差口12aが管14の受口16内においてゴム
輪20側へ移動する。すると、第1係止リング22が管
12の差口12aの動く向きと同じ向き、すなわち管1
4の受口16と反対側に向かって移動し、第1係止リン
グ22の締付部24bおよび26bに接続されたワイヤ
34が引っ張られる。そして、管12が所定長さ移動す
るとワイヤ34の管14側に形成された第2係止リング
36が受口16の縮径する部分に係止され、ワイヤ34
が張り詰めた状態で管12の差口12aが管14の受口
16から抜けるのが防止される。
36までのワイヤ34の長さは、第1係止リング22の
締付部24bおよび26bの位置から受口16の縮径す
る位置までの最短距離と比較して或る程度長く設定され
る。離脱防止金具10を取り付けた離脱防止構造におい
て、地震等の地盤変位によって管12と14との接合部
18に伸長する向きの力が加わると、図7に示すように
管12の差口12aが管14の受口16内においてゴム
輪20側へ移動する。すると、第1係止リング22が管
12の差口12aの動く向きと同じ向き、すなわち管1
4の受口16と反対側に向かって移動し、第1係止リン
グ22の締付部24bおよび26bに接続されたワイヤ
34が引っ張られる。そして、管12が所定長さ移動す
るとワイヤ34の管14側に形成された第2係止リング
36が受口16の縮径する部分に係止され、ワイヤ34
が張り詰めた状態で管12の差口12aが管14の受口
16から抜けるのが防止される。
【0031】このとき管12の差口12aの位置は、受
口16のゴム輪溝16aに装着されたゴム輪20の位置
より受口16内のやや奥側に配置されるようにワイヤ3
4の長さは設定される。したがって、管12と14との
接合部18の止水性が確保される。この実施例によれ
ば、この離脱防止金具10は、従来のように複数の部品
が必要ではなく、施工にも時間がかからないので、単純
な構造で装着が容易である。また、ストッパ38は割れ
目38aの部分からワイヤ34とは着脱できるので、管
12と14とを配管後であっても離脱防止金具10を容
易に取り付けることができる。
口16のゴム輪溝16aに装着されたゴム輪20の位置
より受口16内のやや奥側に配置されるようにワイヤ3
4の長さは設定される。したがって、管12と14との
接合部18の止水性が確保される。この実施例によれ
ば、この離脱防止金具10は、従来のように複数の部品
が必要ではなく、施工にも時間がかからないので、単純
な構造で装着が容易である。また、ストッパ38は割れ
目38aの部分からワイヤ34とは着脱できるので、管
12と14とを配管後であっても離脱防止金具10を容
易に取り付けることができる。
【0032】また、そのような単純な構造で装着が容易
な離脱防止金具10を用いても、管12の差口12aが
管14の受口16から抜けるのを確実に防止できる。ま
た、図8に示すようなワイヤ40を用いて第2係止リン
グ40aを形成するようにしてもよい。ワイヤ40の一
端には、上述したワイヤ34の接続部34aと同様にし
て第1係止リング22との接続部40bがリング状に形
成される。ワイヤ40の他端部40cには、第2係止リ
ング40aの径を規定する規定部材であるストッパ42
が取り付けられる。
な離脱防止金具10を用いても、管12の差口12aが
管14の受口16から抜けるのを確実に防止できる。ま
た、図8に示すようなワイヤ40を用いて第2係止リン
グ40aを形成するようにしてもよい。ワイヤ40の一
端には、上述したワイヤ34の接続部34aと同様にし
て第1係止リング22との接続部40bがリング状に形
成される。ワイヤ40の他端部40cには、第2係止リ
ング40aの径を規定する規定部材であるストッパ42
が取り付けられる。
【0033】ストッパ42の所定位置には、ワイヤ40
の外径程度の径を有する孔42aが形成され、孔42a
にはワイヤ40の端部40cが挿通され、端部40cか
らストッパ42までの長さが所望の第2係止リング40
aの径よりやや長くなる位置にストッパ42は配置され
る。ストッパ42の所定位置には、孔42aと平行にワ
イヤ40の外径程度の幅を有する溝42bが形成され
る。ストッパ42における溝42bの幅方向には、溝4
2bの所定位置を通るボルト挿通孔が形成される。
の外径程度の径を有する孔42aが形成され、孔42a
にはワイヤ40の端部40cが挿通され、端部40cか
らストッパ42までの長さが所望の第2係止リング40
aの径よりやや長くなる位置にストッパ42は配置され
る。ストッパ42の所定位置には、孔42aと平行にワ
イヤ40の外径程度の幅を有する溝42bが形成され
る。ストッパ42における溝42bの幅方向には、溝4
2bの所定位置を通るボルト挿通孔が形成される。
【0034】図9を参照して、ワイヤ40を用いて第2
係止リング40aを形成するときには、ワイヤ40の接
続部40bを第1係止リング22に上述した方法で接続
し、ストッパ42を管14の受口16が縮径する部分に
配置し、この部分でワイヤ40の端部40cを管14の
外周に1周してから、ストッパ42の溝42b内に配置
する。そして、ストッパ42の孔42aから受口16が
縮径する部分を1周するワイヤ40の長さが管14の外
径よりやや長く、受口16の径より短い長さとなるよう
にワイヤ40の端部40cを位置決めする。ワイヤ40
の端部40cを位置決めした後、ストッパ42に溝42
bを通るように形成したボルト挿通孔にボルト44を通
し他方からナットを用いて締め付け、溝42bの幅を狭
めることによって、ワイヤ40を挟み込んで固定し、第
2係止リング40aの径を規定する。
係止リング40aを形成するときには、ワイヤ40の接
続部40bを第1係止リング22に上述した方法で接続
し、ストッパ42を管14の受口16が縮径する部分に
配置し、この部分でワイヤ40の端部40cを管14の
外周に1周してから、ストッパ42の溝42b内に配置
する。そして、ストッパ42の孔42aから受口16が
縮径する部分を1周するワイヤ40の長さが管14の外
径よりやや長く、受口16の径より短い長さとなるよう
にワイヤ40の端部40cを位置決めする。ワイヤ40
の端部40cを位置決めした後、ストッパ42に溝42
bを通るように形成したボルト挿通孔にボルト44を通
し他方からナットを用いて締め付け、溝42bの幅を狭
めることによって、ワイヤ40を挟み込んで固定し、第
2係止リング40aの径を規定する。
【0035】このワイヤ40を用いた離脱防止構造にお
いて、地震等の地盤変位によって管12と14との接合
部18に伸長する向きの力が加わると、管12の差口1
2aが管14の受口16から所定長さ引き抜かれ、ワイ
ヤ40が張り詰めた状態で管12の差口12aが管14
の受口16から抜けるのを防止できる。図10に示す他
の実施例の離脱防止金具50は、ワイヤ34や40の代
わりに図11に示すようなワイヤ52を用いたものであ
る。ワイヤ52の両端には、図6で示したワイヤ34の
一端に設けた第1係止リング22に接続する接続部34
aのようなリング状の接続部52aおよび係止部52b
が形成される。そして、ワイヤ52の途中であって係止
部52bから受口16の外径の長さより短く管14の外
径よりやや長い長さの位置には、係合部である金属から
なるフック54が固定される。ここでフック54の隙間
は、ワイヤ52の径よりやや小さく設定される。
いて、地震等の地盤変位によって管12と14との接合
部18に伸長する向きの力が加わると、管12の差口1
2aが管14の受口16から所定長さ引き抜かれ、ワイ
ヤ40が張り詰めた状態で管12の差口12aが管14
の受口16から抜けるのを防止できる。図10に示す他
の実施例の離脱防止金具50は、ワイヤ34や40の代
わりに図11に示すようなワイヤ52を用いたものであ
る。ワイヤ52の両端には、図6で示したワイヤ34の
一端に設けた第1係止リング22に接続する接続部34
aのようなリング状の接続部52aおよび係止部52b
が形成される。そして、ワイヤ52の途中であって係止
部52bから受口16の外径の長さより短く管14の外
径よりやや長い長さの位置には、係合部である金属から
なるフック54が固定される。ここでフック54の隙間
は、ワイヤ52の径よりやや小さく設定される。
【0036】ワイヤ52を取り付ける際には、上述した
方法で第1係止リング22にリング状の接続部52aを
接続する。そして、他端側である係止部52bを受口1
6の縮径した部分に1周し、係止部52bを係合部であ
るフック54の隙間に係止して第2係止リング56を形
成する。このワイヤ52を用いた離脱防止構造において
も地震等の地盤変位によって管12と14との接合部1
8に伸長する向きの力が加わり、管12が所定長さ引き
抜かれると、管12に取り付けた第1係止リング22に
接続したワイヤ52が張り詰め、ワイヤ52で形成され
る第2係止リング56が受口16に係止される。したが
って、管12の差口12aが管14の受口16から抜け
るのを確実に防止できる。
方法で第1係止リング22にリング状の接続部52aを
接続する。そして、他端側である係止部52bを受口1
6の縮径した部分に1周し、係止部52bを係合部であ
るフック54の隙間に係止して第2係止リング56を形
成する。このワイヤ52を用いた離脱防止構造において
も地震等の地盤変位によって管12と14との接合部1
8に伸長する向きの力が加わり、管12が所定長さ引き
抜かれると、管12に取り付けた第1係止リング22に
接続したワイヤ52が張り詰め、ワイヤ52で形成され
る第2係止リング56が受口16に係止される。したが
って、管12の差口12aが管14の受口16から抜け
るのを確実に防止できる。
【0037】また、この実施例によれば、従来のように
複数の部品が必要ではなく施工に時間がかからないの
で、単純な構造で装着が容易である。さらに、フック5
4を係止部52bに係合して第2係止リング56を形成
するので、管12と14との配管後であっても容易に装
着できる。図12に示すその他の実施例の離脱防止金具
60は、図1で示した離脱防止金具10のワイヤ34で
形成した第2係止リング36を、第1係止リング22と
同様であってワイヤ34とは別体の第2係止リング62
とし、第1係止リング22と第2係止リング62とをワ
イヤ64を用いて接続したものである。
複数の部品が必要ではなく施工に時間がかからないの
で、単純な構造で装着が容易である。さらに、フック5
4を係止部52bに係合して第2係止リング56を形成
するので、管12と14との配管後であっても容易に装
着できる。図12に示すその他の実施例の離脱防止金具
60は、図1で示した離脱防止金具10のワイヤ34で
形成した第2係止リング36を、第1係止リング22と
同様であってワイヤ34とは別体の第2係止リング62
とし、第1係止リング22と第2係止リング62とをワ
イヤ64を用いて接続したものである。
【0038】図13に示すワイヤ64は、その一端に形
成される第1接続部64aと、他端に第1接続部64a
と同様に形成される第2接続部64bとを含む。ここで
第1接続部64aおよび第2接続部64bは、上述の図
6で示したワイヤ34の接続部34aと同様に金具64
cを用いてリング状に形成される。そして、ワイヤ64
の第1接続部64aが第1係止リング22に、第2接続
部64bが第2係止リング62に接続される。このとき
ワイヤ64の長さは管12の引き抜く向きへの移動量を
考慮して、或る程度余裕を有して設定される。
成される第1接続部64aと、他端に第1接続部64a
と同様に形成される第2接続部64bとを含む。ここで
第1接続部64aおよび第2接続部64bは、上述の図
6で示したワイヤ34の接続部34aと同様に金具64
cを用いてリング状に形成される。そして、ワイヤ64
の第1接続部64aが第1係止リング22に、第2接続
部64bが第2係止リング62に接続される。このとき
ワイヤ64の長さは管12の引き抜く向きへの移動量を
考慮して、或る程度余裕を有して設定される。
【0039】地震等の地盤変位によって管12と14と
に接合部18を伸長する向きの力が作用すると、管12
の引き抜く向きへの移動に伴いワイヤ64が引っ張られ
る。そして、所定長さ管12が移動するとワイヤ64が
張り詰めて、管12に取り付けた第1係止リング22が
受口16に取り付けた第2係止リング62に係止され、
管12が受口16から抜けるのが防止される。
に接合部18を伸長する向きの力が作用すると、管12
の引き抜く向きへの移動に伴いワイヤ64が引っ張られ
る。そして、所定長さ管12が移動するとワイヤ64が
張り詰めて、管12に取り付けた第1係止リング22が
受口16に取り付けた第2係止リング62に係止され、
管12が受口16から抜けるのが防止される。
【0040】この実施例によれば、離脱防止金具60は
第1係止リング22と第2係止リング62とワイヤ64
とからなり、従来のように複数の部品が必要ではない。
したがって、単純な構造で装着が容易である。また、そ
のような単純な構造で装着が容易な離脱防止金具60を
用いても、管12の受口16からの抜けを確実に防止で
きる。
第1係止リング22と第2係止リング62とワイヤ64
とからなり、従来のように複数の部品が必要ではない。
したがって、単純な構造で装着が容易である。また、そ
のような単純な構造で装着が容易な離脱防止金具60を
用いても、管12の受口16からの抜けを確実に防止で
きる。
【0041】図14に示す離脱防止金具70は、図12
で示したその他の実施例の離脱防止金具60の変形例で
あって、離脱防止金具60のワイヤ64の代わりに棒材
であるアーム72を用いたものである。すなわち、管1
2と14とに取り付けられる第1および第2係止リング
74および76は、アーム72を介して連結される。図
15に示す第1係止リング74は、図3〜図5で示した
第1係止リング22と類似に形成され、半割り構造の部
品74aおよび74bの一端に開閉自在に形成される自
由端78側以外の部分は、第1係止リング22と同一に
形成される。したがって、自由端78に対峙する位置に
は、軸80aと軸受容部80bとを組み合わせた固定端
80が形成され、また部品74aおよび74bの内周面
には、周方向に断続的に連続する突条82が設けられ
る。
で示したその他の実施例の離脱防止金具60の変形例で
あって、離脱防止金具60のワイヤ64の代わりに棒材
であるアーム72を用いたものである。すなわち、管1
2と14とに取り付けられる第1および第2係止リング
74および76は、アーム72を介して連結される。図
15に示す第1係止リング74は、図3〜図5で示した
第1係止リング22と類似に形成され、半割り構造の部
品74aおよび74bの一端に開閉自在に形成される自
由端78側以外の部分は、第1係止リング22と同一に
形成される。したがって、自由端78に対峙する位置に
は、軸80aと軸受容部80bとを組み合わせた固定端
80が形成され、また部品74aおよび74bの内周面
には、周方向に断続的に連続する突条82が設けられ
る。
【0042】部品74aおよび74bの自由端78側に
は対面するように外方へ延びる係合部84aおよび84
bが設けられる。そして、係合部84aおよび84bの
主面の所定位置には、自由端78を締め付けるための孔
86aおよび86bが形成され、その孔86aおよび8
6bにボルト88aを挿通し、ナット88bを用いて螺
合すると自由端78が固定される。そして、自由端78
を固定すると係合部84aと84bとの間の所定位置に
は、軸方向に貫通する係合孔90が形成される。また、
受口16を有する管14に取り付けられる第2係止リン
グ76は、第1係止リング74と同一に形成される。
は対面するように外方へ延びる係合部84aおよび84
bが設けられる。そして、係合部84aおよび84bの
主面の所定位置には、自由端78を締め付けるための孔
86aおよび86bが形成され、その孔86aおよび8
6bにボルト88aを挿通し、ナット88bを用いて螺
合すると自由端78が固定される。そして、自由端78
を固定すると係合部84aと84bとの間の所定位置に
は、軸方向に貫通する係合孔90が形成される。また、
受口16を有する管14に取り付けられる第2係止リン
グ76は、第1係止リング74と同一に形成される。
【0043】アーム72は、図16に示すような所定長
さの丸棒状に形成され、その外径は、上述した第1およ
び第2係止リング74および76の係合孔90の内径よ
りやや小さく設定される(図15中の係合孔90内に2
点鎖線で示す)。アーム72の両端には、球状の係止部
72aが設けられる。係止部72aの外径は、第1係止
リング74の係合部84aと84bとを跨ぐように形成
した係合孔90の内径より大きく設定される。そして、
アーム72の両端に設けられた係止部72aから所定長
さの位置には、第1係止リング74および第2係止リン
グ76を位置決めするための目印72bが設けられる。
さの丸棒状に形成され、その外径は、上述した第1およ
び第2係止リング74および76の係合孔90の内径よ
りやや小さく設定される(図15中の係合孔90内に2
点鎖線で示す)。アーム72の両端には、球状の係止部
72aが設けられる。係止部72aの外径は、第1係止
リング74の係合部84aと84bとを跨ぐように形成
した係合孔90の内径より大きく設定される。そして、
アーム72の両端に設けられた係止部72aから所定長
さの位置には、第1係止リング74および第2係止リン
グ76を位置決めするための目印72bが設けられる。
【0044】離脱防止金具70を管14の受口16に管
12を差し込んだ接合部18に取り付ける際には、まず
アーム72,第1係止リング74および第2係止リング
76を接合部18の所定位置に配置する。次に、第1係
止リング74および第2係止リング76の自由端78を
開いた状態で係合孔90でアーム72の目印72bの部
分を挟み込み、第1および第2係止リング74および7
6の位置決めをする。そして、係合部84aおよび84
bの孔86aおよび86bの部分をボルト88a・ナッ
ト88bを用いて固定する。すると、第1係止リング7
4および第2係止リング76に受容されるアーム72
は、軸方向に移動可能に配置される。
12を差し込んだ接合部18に取り付ける際には、まず
アーム72,第1係止リング74および第2係止リング
76を接合部18の所定位置に配置する。次に、第1係
止リング74および第2係止リング76の自由端78を
開いた状態で係合孔90でアーム72の目印72bの部
分を挟み込み、第1および第2係止リング74および7
6の位置決めをする。そして、係合部84aおよび84
bの孔86aおよび86bの部分をボルト88a・ナッ
ト88bを用いて固定する。すると、第1係止リング7
4および第2係止リング76に受容されるアーム72
は、軸方向に移動可能に配置される。
【0045】地震等の地盤変位によって管12と14と
の接合部18を伸長する向きの力が作用して、管12が
所定長さ引き抜く向きへ移動されると、アーム72の係
止部72aが第1係止リング74および第2係止リング
76の係合部84aおよび84bに係止され、管12が
受口16から抜けるのが防止される。また、この離脱防
止金具70は、従来のように複数の部品が必要ではなく
施工に時間がかからないので、単純な構造で装着が容易
である。
の接合部18を伸長する向きの力が作用して、管12が
所定長さ引き抜く向きへ移動されると、アーム72の係
止部72aが第1係止リング74および第2係止リング
76の係合部84aおよび84bに係止され、管12が
受口16から抜けるのが防止される。また、この離脱防
止金具70は、従来のように複数の部品が必要ではなく
施工に時間がかからないので、単純な構造で装着が容易
である。
【図1】この発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1実施例の離脱防止金具の取付状態を示す図
解図である。
解図である。
【図3】図1実施例の第1係止リングを示す図解図であ
る。
る。
【図4】図3におけるIV−IV線断面図である。
【図5】図3におけるV−V線断面図である。
【図6】図1実施例におけるワイヤの接続方法を示す図
解図である。
解図である。
【図7】図1実施例の離脱防止金具が管の抜けを防止し
た状態を示す図解図である。
た状態を示す図解図である。
【図8】ワイヤの接続方法の変形例を示す図解図であ
る。
る。
【図9】図8で示したワイヤを用いた実施例を示す斜視
図である。
図である。
【図10】この発明の他の実施例を示す斜視図である。
【図11】図10におけるワイヤを示した図解図であ
る。
る。
【図12】この発明のその他の実施例を示す斜視図であ
る。
る。
【図13】図12におけるワイヤを示した図解図であ
る。
る。
【図14】図12における変形例を示す斜視図である。
【図15】図14における第1係止リングを示す図解図
である。
である。
【図16】図14におけるアームを示す図解図である。
【図17】従来技術を示す図解図である。
10,50,60,70 …離脱防止金具 12,14 …水道管 16 …拡径受口 18 …接合部 20 …ゴム輪 22,74 …第1係止リング 24a …軸 26a …軸受容部 24b,26b …締付部 24c,26c …締付孔 28,80 …固定端 30,78 …自由端 32,82 …突条 34,40,52,64 …ワイヤ 34a,40b,52a,64a,64b …接続部 36,40a,56,62,76 …第2係止リング 38,42 …ストッパ 54 …フック 72 …アーム 52b,72a …係止部 84a,84b …係合部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梶原 秀貴 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タビニルパイプ工場内 (72)発明者 松本 圭司 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タビニルパイプ工場内 (72)発明者 蔵岡 誠 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タビニルパイプ工場内
Claims (8)
- 【請求項1】受口に管を差し込んだ接合部において前記
管の抜けを防止する離脱防止金具であって、 前記管に取り付けられる第1係止リング、 前記第1係止リングに接続される接続部を有するワイ
ヤ、 前記ワイヤで形成されて前記受口に係止される第2係止
リング、および前記ワイヤに着脱可能に取り付けられる
かつ前記第2係止リングの径を規定する規定部材を備え
る、離脱防止金具。 - 【請求項2】受口に管を差し込んだ接合部において前記
管の抜けを防止する離脱防止金具であって、 前記管に取り付けられる第1係止リング、 一端に前記第1係止リングに接続される接続部を有し他
端に係止部を有するワイヤ、および前記ワイヤの途中に
取り付けられる係合部を備え、 前記係止部を前記係合部に係止して前記受口に係止され
る第2係止リングを形成する、離脱防止金具。 - 【請求項3】受口に管を差し込んだ接合部において前記
管の抜けを防止する離脱防止金具であって、 前記管に取り付けられる第1係止リング、 前記受口に取り付けられる第2係止リング、および前記
第1係止リングに接続される第1接続部と前記第2係止
リングに接続される第2接続部とを有するワイヤを備え
る、離脱防止金具。 - 【請求項4】受口に管を差し込んだ接合部において前記
管の抜けを防止する離脱防止金具であって、 両端に係止部を有する棒材、 前記管に取り付けられて、前記棒材の一方端を前記棒材
が軸方向に移動可能に受容しかつ前記係止部の一方が係
止される第1係止リング、および前記受口に取り付けら
れて、前記棒材の他方端を前記棒材が軸方向に移動可能
に受容しかつ前記係止部の他方が係止される第2係止リ
ングを備える、離脱防止金具。 - 【請求項5】受口に管を差し込んだ接合部において前記
管の抜けを防止する離脱防止構造であって、 前記管に取り付けられる第1係止リングと、前記第1係
止リングに接続される接続部を有するワイヤと、前記ワ
イヤで形成されて前記受口に係止される第2係止リング
と、前記ワイヤに着脱可能に取り付けられるかつ前記第
2係止リングの径を規定する規定部材とを有し、 前記第1係止リングを前記管に取り付け、前記ワイヤの
前記接続部を前記第1係止リングに接続し、前記第2係
止リングを前記受口に係止し、前記規定部材を前記ワイ
ヤに取り付けて前記第2係止リングの径を規定した、離
脱防止構造。 - 【請求項6】受口に管を差し込んだ接合部において前記
管の抜けを防止する離脱防止構造であって、 前記管に取り付けられる第1係止リングと、一端に前記
第1係止リングに接続される接続部を有し他端に係止部
を有するワイヤと、前記ワイヤの途中に取り付けられる
係合部とを有し、 前記第1係止リングを前記管に取り付け、前記ワイヤの
前記接続部を前記第1係止リングに接続し、前記係合部
を前記ワイヤの前記係止部に係合して第2係止リングを
形成し、その前記第2係止リングを前記受口に係止し
た、離脱防止構造。 - 【請求項7】受口に管を差し込んだ接合部において前記
管の抜けを防止する離脱防止構造であって、 前記管に取り付けられる第1係止リングと、前記受口に
取り付けられる第2係止リングと、前記第1係止リング
に接続される第1接続部と前記第2係止リングに接続さ
れる第2接続部とを有するワイヤとを有し、 前記第1係止リングを前記管に取り付け、前記第2係止
リングを前記受口に取り付け、前記ワイヤの前記第1接
続部を前記第1係止リングに接続し、前記ワイヤの前記
第2接続部を前記第2係止リングに接続した、離脱防止
構造。 - 【請求項8】受口に管を差し込んだ接合部において前記
管の抜けを防止する離脱防止構造であって、 両端に係止部を有する棒材と、前記管に取り付けられ
て、前記棒材の一方端を前記棒材が軸方向に移動可能に
受容しかつ前記係止部の一方が係止される第1係止リン
グと、前記受口に取り付けられて、前記棒材の他方端を
前記棒材が軸方向に移動可能に受容しかつ前記係止部の
他方が係止される第2係止リングとを有し、 前記第1係止リングを前記管に取り付け、前記第2係止
リングを前記受口に取り付け、前記棒材の両端の前記係
止部を前記第1および第2係止リングに係止した、離脱
防止構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8112258A JPH09296880A (ja) | 1996-05-07 | 1996-05-07 | 離脱防止金具および離脱防止構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8112258A JPH09296880A (ja) | 1996-05-07 | 1996-05-07 | 離脱防止金具および離脱防止構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09296880A true JPH09296880A (ja) | 1997-11-18 |
Family
ID=14582210
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8112258A Pending JPH09296880A (ja) | 1996-05-07 | 1996-05-07 | 離脱防止金具および離脱防止構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09296880A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004046041A1 (ja) * | 2002-11-18 | 2004-06-03 | Ngk Insulators, Ltd. | 浄水器及びその取付装置 |
JP2004167320A (ja) * | 2002-11-18 | 2004-06-17 | Ngk Insulators Ltd | 浄水器 |
CN100369823C (zh) * | 2002-11-18 | 2008-02-20 | 日本碍子株式会社 | 净水器及其安装装置 |
JP2008064220A (ja) * | 2006-09-08 | 2008-03-21 | Victaulic Co Of Japan Ltd | 管継手 |
-
1996
- 1996-05-07 JP JP8112258A patent/JPH09296880A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004046041A1 (ja) * | 2002-11-18 | 2004-06-03 | Ngk Insulators, Ltd. | 浄水器及びその取付装置 |
JP2004167320A (ja) * | 2002-11-18 | 2004-06-17 | Ngk Insulators Ltd | 浄水器 |
CN100369823C (zh) * | 2002-11-18 | 2008-02-20 | 日本碍子株式会社 | 净水器及其安装装置 |
JP4490625B2 (ja) * | 2002-11-18 | 2010-06-30 | 日本碍子株式会社 | 浄水器 |
JP2008064220A (ja) * | 2006-09-08 | 2008-03-21 | Victaulic Co Of Japan Ltd | 管継手 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20021203 |