JP3032555B2 - 浄水器 - Google Patents

浄水器

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JP3032555B2
JP3032555B2 JP2197427A JP19742790A JP3032555B2 JP 3032555 B2 JP3032555 B2 JP 3032555B2 JP 2197427 A JP2197427 A JP 2197427A JP 19742790 A JP19742790 A JP 19742790A JP 3032555 B2 JP3032555 B2 JP 3032555B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は中空糸膜と活性炭とを浄水手段として備えて
いるとともに、逆洗手段を備えている浄水器に関するも
のである。
【従来の技術】 家庭用浄水器には種々のものが提供されているが、浄
水手段としては、活性炭と中空糸膜とを用いたものが増
えている。ここにおける中空糸膜は、0.1〜0.01μとい
う微細な孔を壁面に有するものであり、この孔を利用し
て中空糸膜の外壁から中空糸膜の内部空間に水を通すこ
とで過を行うために、細菌類まで除去することができ
るようになっている。 このような中空糸膜を浄水手段として使用したもので
は、上述のように微細な孔を利用して過を行う関係
上、除去物による目詰まりを早期に生じてしまうことか
ら、過時とは逆方向に水を流す逆洗を行うことで、中
空糸膜の外壁面に付着していた異物を洗い流すことがで
きるようにしたものがある。第7図以下にこの逆洗機能
を備えた従来例を示す。 この浄水器Aは、第7図及び第8図に示すように、ケ
ース6と、このケース6内に収納されるメインカートリ
ッジ7及びプレカートリッジ8、そして置き台500と外
装カバー501,502とから構成されたものとなっている。
図中506は吸盤である。 ケース6は下部ケース60と上部ケース61、そして上部
ケース61上に配設されるシリンダー部62、シリンダー部
62の上面開口を閉じる蓋63とからなるもので、メインカ
ートリッジ7及びプレカートリッジ8とが下部ケース60
と上部ケース61とで囲まれる空間に収納される。また下
部ケース60の底部内には切換弁9が配設される。 切換弁9は、下部ケース60の底板に固着されるハウジ
ング90と、ハウジング90の両端を閉じるカバー94,97、
ハウジング90内に回転自在に収納されるとともに、カバ
ー94を貫通する一端側にレバー95が取り付けられる円柱
状の弁体91とからなるもので、第8図及び第10図(a)
に示すように、ハウジング90は3つのポート900,901,90
3を備えるとともに、カバー97側に連続する軸方向に長
い通水路902,904を備えており、カバー97は第10図
(b)に示すように、周面に2つのポート800,801を、
端面に接続口98を備えている。 ここで、ポート900はプレカートリッジ89に、ポート9
01はL字管906と第9図に示すチューブ18とを介して蛇
口側に接続され,ポート903はT字管905を通じて排水チ
ューブ907に接続され、通水路902はポート901とポート8
01とを接続し、通水路904はポート903とポート800とを
接続している。 弁体91は第10図に示すように、上記ポート900,901,90
3が位置する部分にL字形の連通孔92を具備し、ポート8
00,801が位置する部分にL字形であり且つ接続口98に連
通している連通孔93を有している。また、弁体91には周
方向に並ぶ2つの凹部が形成されており、両凹部には、
第7図に示すように、ばね602で付勢されて下部ケース6
0に設けられた筒から突出するボール603が弁体91の回転
に応じて選択的に係合し、レバー95による弁体91の回転
について、2位置でクリックを与えて位置決めを行う。 第11図にも示すメインカートリッジ7は、底面開口が
底蓋74で閉じられている筒状ケース72と、この筒状ケー
ス72の上端部に固着された筒状のホルダー73、ホルダー
73内に束の状態で装填された中空糸膜71、ホルダー73外
面と筒状ケース72内面との間の空間部に充填された活性
炭70とからなるもので、底蓋74と筒状ケース2との螺合
による接合部分には活性炭70の漏れ防止のための不織布
75が配設され、筒状ケース72の上面周部に形成された通
過孔76の部分には、有孔プレート78に不織布77が超音波
溶着されたものが配置されて、通過孔76を通じた活性炭
70の漏れが防がれている。 そして、このメインカートリッジ7は、筒状ケース72
の上面中央より上方へと突出するホルダー73の上端部が
上ケース61の天板部に螺合連結されることで、ケース6
内に配設される。 前記切換弁9のポート900の直上に配設されるプレカ
ートリッジ8は、第12図にも示すように、底面が有孔板
で形成されているケース80と、有孔の蓋82と、ケース80
内に、上下を不織布700,700でサンドイッチした状態で
充填した活性炭のような過剤83とからなる。 尚、これらメインカートリッジ7及びプレカートリッ
ジ8は、螺合によって連結される下ケース60と上ケース
61とを分離することで、交換することができるようにな
っている。 上ケース61上に配設されるとともに上面開口が蓋63で
閉じられたシリンダー部62は、上下方向中央部の側面に
浄水排出口64を備えたもので、上ケース61に対して鉛直
軸まわりに回転自在とされるとともに止め輪65によって
抜け止めがなされており、内部にはピストン67が配設さ
れている。外周面にパッキンが装着されるとともに上下
動に伴って上記浄水排出口64を開閉するピストン67は、
ばね69によって上方に向けて付勢されており、前記レバ
ー95で操作される切換弁9が浄水位置にある時は、第7
図に示すように、浄水排出口64を開いている位置にあ
る。また、蓋63を貫通しているプラグ100には、一端が
前記切換弁9の接続口98に接続されたチューブ99の他端
が接続されている。上記シリンダー部62の浄水排出口64
に連結されたノズル503は、外装カバー501,502の間に形
成されている開口部504を通じて外部に突出している。 しかしてこの浄水器Aの切換弁9が、第8図及び第10
図に示すように、ポート901とポート900とが連通孔92で
連通するとともに、接続口98が連通孔93と通水路904と
を通じてポート903に連通する状態にある時に、蛇口か
ら供給される原水がチューブ18を通じて浄化ユニットA
側へと送られてきたならば、この原水はポート900を通
じてプレカートリッジ8に入り、不織布700と過剤83
とによって比較的大きな粒子の除去と残留塩素が除去さ
れた後、メインカートリッジ7上部の通過孔76から筒状
ケース72内に入り、活性炭70に接触した後、中空糸膜71
による過を受けてシリンダー部62内のピストン67の下
方空間である浄水貯水部αに入り、その後、浄水排出口
64とノズル503とを通じて外部へと流出する。 上記の浄水排出状態から、レバー95を回動させて、第
13図〜第15図に示すように、切換弁9におけるポート90
0とポート903とが連通し、且つ接続口98が通水孔93と通
水路902とを通じてポート901に連通する状態とすれば、
送られてくる原水は、通水路902と接続口98とを通じ
て、ピストン67と蓋63との間の空間βに入り、水圧でピ
ストン67をばね69に抗して押し下げる。 このために、ピストン67の下方空間である浄水貯水部
α内に溜まっている浄水は、ピストン67の下降初期にお
いて、一部が浄水排出口64から排出されるものの、ピス
トン67が浄水排出口64を閉じた時点から、メインカート
リッジ7内を逆方向に流れ、中空糸膜71の外壁に付着し
ている異物を洗い流し、プレカートリッジ8内と抵抗体
200とを経てポート900につながっているポート903から
排水チューブ907を通じて外部に排出される。
【発明が解決しようとする課題】
このような浄水による逆洗機能を備えたものでは、確
かに浄水部材、特に中空糸膜の目詰まりを遅らせ、長持
ちさせることができるものの、逆洗によって目詰まりを
生じさせている物質をすべて洗い流すことができるわけ
ではないために、いずれは目詰まりで浄水の出が悪くな
って交換しなくてはならなくなる。そして、現状のもの
では、逆洗による目詰まり防止効果はあまり満足できる
ものではなく、更に高い目詰まり防止効果をもったもの
が望まれている。 本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、そ
の目的とするところは目詰まり防止効果が高くて、浄水
部材の交換頻度を少なくすることができる浄水器を提供
するにある。
【課題を解決するための手段】
しかして本発明は、中空糸膜と活性炭とを浄水手段と
して備えているとともに、水を逆流させることで浄水手
段に付着した異物を洗い流す逆洗手段を備えている浄水
器であって、浄水手段である中空糸膜と活性炭とを収納
したメインカートリッジの外周面と上記メインカートリ
ッジを着脱自在に納めるケースの内周面との間に形成し
たメインカートリッジへの原水導入用の通路に、補助フ
ィルターを配設していることに特徴を有している。 [作用] 本発明によれば、最も目詰まりが問題となる中空糸膜
の上流側の原水通路に配した補助フィルターが、目詰ま
りを起こす原因となる物質を捕集するために、中空糸膜
が目詰まりしにくくなるものであり、しかも原水導入用
の通路を利用して、この通路に補助フィルターを配設す
ることから、補助フィルターの追加のために専用の配置
スペースを必要としないものである。 [実施例] 以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述すると、第
1図は上記従来例で示した浄水器Aにおけるメインカー
トリッジ7外周面と、メインカートリッジ7を納めたケ
ース6の内周面との間の本来的にはメインカートリッジ
7への原水導入用の通路でしかない部分に、綿や不織布
等からなる繊維性の補助フィルター88を配したものを示
している。尚、補助フィルター88の存在を除けば、他は
上記従来例と同じであることから、ここでは説明を省略
する。 繊維性の補助フィルター88としては、特に専用のもの
を用いる必要はなく、またメインカートリッジ7の外周
面に補助フィルター88を巻き付けた状態で、メインカー
トリッジ7をケース6内に収納することで、補助フィル
ター88の配設を行うことができる。 そして、このように中空糸膜71の上流側における原水
通路に配された補助フィルター88の互いに絡み合った繊
維は、原水中から中空糸膜71を目詰まりさせるとともに
逆洗でも落ちにくい有機物を少なからず除去するため
に、最も早期に目詰まりを起こす中空糸膜71の目詰まり
を抑えるとともに、逆洗効果も高める。 補助フィルター88としては、第2図あるいは第3図に
示す円筒状とした多孔質プラスチックからなるものを採
用してもよい。第4図は第2図に示す形態の補助フィル
ター88をメインカートリッジ7とケース6との間の原水
通路に隙間なく嵌め込んだ状態を、第5図及び第6図は
第3図に示す形態の補助フィルター88を上下動自在に配
設したものを示している。 この多孔質プラスチックからなる補助フィルター88を
用いた場合にも、前記実施例の場合と同様の効果を得る
ことができる。特に、補助フィルター88を原水通路に隙
間なく嵌め込むのではなく、第5図及び第6図に示すよ
うに、上下動自在となるようにするとともに、原水の浄
化の際には水圧で第5図に実線で示すように浮き上がっ
てケース6内面とメインカートリッジ7外面とに密着
し、原水が必ず補助フィルター88を通過するものの、逆
洗の際には第6図に示すように補助フィルター88が下降
して、補助フィルター88を通過しなくとも逆洗水が流れ
るようにしておけば、逆洗時の水流が補助フィルター88
で抵抗を受けるということがなくなるために、中空糸膜
71表面に付着している物質を剥離して洗い流す効果が補
助フィルター88で低下してしまうことがないものとな
る。
【発明の効果】
以上のように本発明においては、最も目詰まりが問題
となる中空糸膜の上流側の原水通路に配した補助フィル
ターが、目詰まりを起こす原因となる物質、特に逆洗で
洗い流すことが困難な物質を捕集するために、中空糸膜
が目詰まりしにくくなるとともに、中空糸膜の逆洗効果
も高くなるものであって、浄水部材の交換頻度を少なく
することができるものであり、しかも中空糸膜と活性炭
とを収納したメインカートリッジの外周面と上記メイン
カートリッジを着脱自在に納めるケースの内周面との間
に形成したメインカートリッジへの原水導入用の通路を
利用して、この通路に補助フィルターを配設することか
ら、補助フィルターの追加のために専用の配置スペース
を必要とせず、浄水器の大型化を招くこともないもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の浄水吐出時の縦断面図、第2
図及び第3図は他の補助フィルターの斜視図、第4図は
第2図に示す補助フィルターを装着した実施例の縦断面
図、第5図及び第6図は第3図に示す補助フィルターを
装着した実施例の縦断面図、第7図は従来例の縦断面
図、第8図は同上の横断面図、第9図は同上の破断底面
図、第10図(a)(b)は同上の部分横断面図、第11図
は同上のメインカートリッジの斜視図、第12図(a)
(b)は同上のプレカートリッジの斜視図、第13図は同
上の逆洗時の縦断面図、第14図は同上の横断面図、第15
図(a)(b)は同上の部分横断面図であって、7はメ
インカートリッジ、71は中空糸膜、88は補助フィルター
を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−135583(JP,A) 特開 平1−266893(JP,A) 特開 平2−9486(JP,A) 特開 昭62−125814(JP,A) 実開 昭63−185496(JP,U) 実開 平2−53190(JP,U) 実開 昭62−48494(JP,U) 実開 平2−142693(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C02F 1/44 C02F 1/28

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中空糸膜と活性炭とを浄水手段として備え
    ているとともに、水を逆流させることで浄水手段に付着
    した異物を洗い流す逆洗手段を備えている浄水器であっ
    て、浄水手段である中空糸膜と活性炭とを収納したメイ
    ンカートリッジの外周面と上記メインカートリッジを着
    脱自在に納めるケースの内周面との間に形成したメイン
    カートリッジへの原水導入用の通路に、補助フィルター
    を配設していることを特徴とする浄水器。
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