JP2004106694A5 - - Google Patents

Claims (8)

1. 内装品としてインパネ（１）、ハンドル（２）、シート（３）を少なくとも有する車両の車両用空調装置において、
   空気を車室内に吹出し内装品表面を冷却するための該内装品表面に設けられた吹出口を有し、この吹出口は、少なくとも、
   前記シートの前面から前記ハンドルおよびインパネ方向に風を吹出すシートの吹出口からなり、
   制御装置を有し、該制御装置には、プレ空調開始信号を検出した後に、前記車両の乗員が前記車両に乗車する前に、前記吹出口から前記シート表面の温度を低下させるために、前記吹出口から空気を吹出すプレ空調をスタートさせる制御手段（Ｓ４）を有し、該制御手段で少なくとも、
   前記シートの吹出口からの空気流であるシート吹出し（３０）を生じさせることを特徴とする車両用空調装置。
2. 内装品としてインパネ、ハンドル、シートを少なくとも有する車両の車両用空調装置において、
   空気を車室内に吹出し内装品表面を冷却するための該内装品表面に設けられた吹出口および内装品表面に向けて送風して内装品表面の温度を下げる吹出口を有し、これらの吹出口は、
   インパネ上面から風を吹出しフロントガラスに風を当てるインパネ上面の吹出口、
   インパネ前面から風を吹出しハンドルおよびシートに風を当てるインパネ前面の吹出口、および
   前記シートの前面から風を吹出すシートの吹出口からなり、
   制御装置を有し、該制御装置には、プレ空調開始信号を検出した後に、前記車両の乗員が前記車両に乗車する前に、前記各吹出口から前記車両内の内装品表面の温度を低下させるために、前記各吹出口から空気を吹出すプレ空調をスタートさせる制御手段を有し、該制御手段で少なくとも、
   前記インパネ上面の吹出口からの空気流であるインパネ上面吹出し（１０）、
   前記インパネ前面の吹出口からのインパネ前面吹出し（２０）、および
   前記シートの吹出口からのシート吹出し（３０）のみを生じさせることを特徴とする車両用空調装置。
3. 内装品としてインパネ、ハンドル、シートおよびドアを少なくとも有する車両の車両用空調装置において、
   空気を車室内に吹出し内装品表面を冷却するための該内装品表面に設けられた吹出口および内装品表面に向けて送風して内装品表面の温度を下げる吹出口を有し、これらの吹出口は、
   インパネ上面から風を吹出しフロントガラスに風を当てるインパネ上面の吹出口、
   インパネ前面から風を吹出しハンドルおよびシートに風を当てるインパネ前面の吹出口、
   天井面から風を吹出しインパネ、ハンドル、シート、および窓に風を当てる天井面の吹出口、
   前記シートの前面から風を吹出すシートの吹出口、および
   前記ドアから風を吹出し前記車両の窓に風を当てるドアの吹出口からなり、
   制御装置を有し、該制御装置には、プレ空調開始信号を検出した後に前記車両の乗員が前記車両に乗車する前に、前記各吹出口から前記車両内の内装品表面の温度を低下させるために、前記各吹出口から空気を吹出すプレ空調をスタートさせる制御手段を有し、該制御手段で少なくとも、
   前記インパネ上面の吹出口からの空気流であるインパネ上面吹出し（１０）、
   前記インパネ前面の吹出口からのインパネ前面吹出し（２０）、
   前記シートの吹出口からのシート吹出し（３０）、
   前記天井面の吹出口からの天井面吹出し（５０）、および
   前記ドアの吹出口からのドア吹出し（６０）を生じさせることを特徴とする車両用空調装置。
4. 前記吹出口には、更に後席に設けられ後席シートに風を当てる後席の吹出口を有し、前記制御手段は、更に前記後席の吹出口からの後席吹出し（４０）を生じさせることを特徴とする請求項１および３のいずれか一項に記載の車両用空調装置。
5. 前記シートの吹出口からのシート吹出し（３０）には、ハンドルに風を当てて該ハンドルの温度を低下させる前席シート吹出し（３０ａ）と、前席背部に風を当てて該前席背部の温度を下げる後席シート吹出し（３０ｂ）とを備えることを特徴とする請求項１ないし４のいずれか一項に記載の車両用空調装置。
6. タイマを有し、前記プレ空調が作動した後、前記タイマでプレ空調作動時間が設定時間を超えたかどうか判定して、超えていればプレ空調を停止することを特徴とする請求項１ないし５のいずれか一項に記載の車両用空調装置。
7. 前記プレ空調開始信号を検出したのち、タイマを作動させ、タイマで設定時間がプレ空調作動中に経過したとき、および、乗員の乗車があったとき、および、エンジンの始動があったときのうち、いずれか一つのときに、プレ空調を停止させたことを特徴とする請求項１ないし５のいずれか一項に記載の車両用空調装置。
8. 前記車両の乗員乗車後、または、前記車両のエンジン始動後に、前記プレ空調を終了すること無く、通常のエアコン制御へ切り替えたことを特徴とする請求項１ないし７のいずれか一項に記載の車両用空調装置。