JP2004098055A - アミノポリカルボン酸を含有する有機廃水の処理方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 アミノポリカルボン酸を含有する有機廃水に高速度電解酸化処理を施すアミノポリカルボン酸含有有機廃水の処理方法。とくに、上記高速度電解酸化処理に続けて微生物処理を行なう有機廃水処理方法。
【選択図】 なし
Description
活性汚泥法については、運転経費は安く済むものの、生分解性の乏しい素材に対しての効果は薄く、特にEDTA(エチレンジアミン四酢酸)等のアミノポリカルボン酸含有廃水はほとんど処理されない。
電解酸化効果をさらに高める手段として高速度攪拌のもとで電解酸化を行う方法が提示されており、例えば特許文献8に、高速度電解を適用した廃水処理装置、特許文献9に無電解メッキ廃液から肥料水溶液を得る方法と装置、特許文献10に廃液の連続電解処理方法及び装置が開示されている。しかしながら、これらの開示されたいずれの特許文献にもアミノポリカルボン酸の処理に関する記載はなく、また好ましいpHの範囲も6以下に設定されている。
オゾン分解法による廃水処理も可能ではあるが、処理コストが大きいことが制約となっている。
2.高速度電解酸化処理が有機廃水中に浸漬された振動板を振動させて有機廃水を高速攪拌させて行なわれる電解酸化処理であることを特徴とする上記1に記載のアミノポリカルボン酸を含有する有機廃水の処理方法。
4.振動板の振動周波数が10cycle/sec以上100cycle/sec以下であることを特徴とする上記2又は3に記載のアミノポリカルボン酸を含有する有機廃水の処理方法。
5.有機廃水のpHを6.5〜11.0に調整して電解酸化処理を施すことを特徴とする上記1〜4のいずれかに記載のアミノポリカルボン酸を含有する有機廃水の処理方法。
7.微生物による処理が、難生分解性化合物を分解する微生物による処理であることを特徴とする上記6に記載のアミノポリカルボン酸を含有する有機廃水の処理方法。
8.高速度電解酸化処理によってアミノポリカルボン酸含有量が1.5ミリモル/L以下に低減した有機廃水を、さらに微生物によって処理することを特徴とする上記6又は7に記載のアミノポリカルボン酸を含有する有機廃水の処理方法。
9.微生物が担体に担持された微生物であることを特徴とする上記6〜8のいずれかに記載のアミノポリカルボン酸を含有する有機廃水の処理方法。
11.アミノポリカルボン酸類がエチレンジアミン四酢酸(EDTA)、1,3−プロピレンジアミン四酢酸(PDTA)、ジエチレントリアミン五酢酸(DTPA)から選ばれる少なくとも一つであることを特徴とする上記1〜10のいずれかに記載のアミノポリカルボン酸を含有する有機廃水の処理方法。
13.アミノポリカルボン酸を含有する有機廃水が電解メッキ廃水又は無電解メッキ廃水であることを特徴とする上記1〜12のいずれかに記載のアミノポリカルボン酸を含有する有機廃水の処理方法。
本発明の第2の特徴は、上記の高速度電解酸化処理法にさらに微生物処理を組合せたことであり、この組み合わせによって一層の高酸化速度と高処理効率のCOD低減処理を実現させたことである。この組み合わせ処理においては、特に微生物処理が難生分解性化合物を分解可能な微生物による処理である場合にとくにCOD低減作用が大きく効果的である。
(アミノポリカルボン酸を含有する有機廃水)
本発明の対象であるアミノポリカルボン酸を含有する有機廃水は、前記したように難生分解性化合物すなわち、従来の活性汚泥ではほとんど分解されない化合物であり、難生分解性化合物は具体的にはMITI法で生分解試験を行ったときの生分解率が50%以下の化合物を指している。
このような有機廃水のCOD値は、当該地域の排出規制レベルを超えていて、多く場合20mg/Lから数万mg/Lにわたっており、より多くの場合に100から1000mg/L程度である。
(高速度電解酸化処理)
被処理液のpHは、6.5〜11.0、好ましくは7.0〜10.5、より好ましくは7.5〜10.0である。また、電解処理中はpHスタットを用いてpHを上記範囲に制御するのが好ましい。
電極としては陽極酸化を連続的に行っても消耗しない貴な電極なら特に制限なく使用できるが、酸化されにくい十分に貴な極が好ましい。具体的には二酸化鉛、白金、白金イリジウム、二酸化イリジウムなどでチタン基材の表面を掩ったもの、(例えば、商品名エクセロード、日本カーリット社製)が好ましい。これらの陽極は高電圧をかけることができ、アルコール、アルデヒド、カルボン酸などを効率よく電解酸化できる。1電極対あたり2〜10V、好ましくは2〜8Vの電圧を使用する。
(微生物による処理)
好ましい微生物処理は、通常行なわれる活性汚泥処理及び難生分解性化合物を分解することができる微生物による処理、並びにそれらの組み合わせ処理である。
活性汚泥処理は、汎用の活性汚泥処理法のいずれをも用いることができ、それらは成書、例えば環境技術研究会:下水・廃水・汚泥処理ハンドブック第2部第3章(理工新書、197刊)に詳記されている。
<特定微生物>
EDTAなどの金属キレート剤やそれらが重金属と錯結合した重金属キレートなどのアミノポリカルボン酸を分解する能力を有する特定微生物には、バチルス属に属する細菌として、バチルスエディタビダス(Bacillus editabidus) 、バチルス サブチリス(Bacillus subtilis) 、バチルス メガテリウム(Bacillus megaterium) 、バチルス スファエリカス(Bacillus sphaericus) などがあげられる。これらは、例えば、Bacillus edtabidus-1(微工研菌寄 第13449号)、Bacillus subtilis NRIC 0068 、B. megaterium NRIC 1009 、B. sphaericus NRIC 1013 などとして容易に入手することができる。
<微生物処理の形態>
<特定微生物と活性汚泥とを組み合わせた処理の形態>
一般的には、特定微生物は廃水1m3あたり乾燥重量で10g〜50kg 好ましくは20g〜5000g程度含有させる。また、活性汚泥中の微生物は通常用いられる濃度で含有させる。
活性汚泥中の微生物と特定微生物の固体数の比は、両微生物が混在している個所において0.005〜200、多くの場合に好ましくは0.05〜20、より好ましくは0.1〜10の比率が選択される。
(2)の特定微生物の添加段階を選択する処理方法は、好ましくは活性汚泥槽が廃水流入口から処理された廃水の流出口へと流路を形成した処理槽(2槽以上が結合して順次処理される複合処理槽を含む)に好ましい方法であり、活性汚泥中の微生物の活動が活性汚泥処理のはじめの段階で活発であり、生分解の進行と共に次第にその活性が減少することを利用して、特定微生物を廃水処理の進行の途中に添加する(複合処理槽の場合は、具体的には第2槽以降に添加する)ことにより、活性汚泥中の微生物による生分解性化合物の分解とともに特定化合物の分解も十分に進行するようにした方法である。
とりわけ、(4)に挙げた微生物を包括固定化して添加する形態が微生物の活動を安定かつ活性化する。上記(3)及び(4)の具体的方法としては、公知の各種方法を用いることができる。
上記の本発明の廃水処理方法によって、高いCOD値の有機廃水を電解酸化処理及び特定微生物による生物処理、あるいは電解酸化処理及び特定微生物と活性汚泥とを組み合わせた生物処理によって具体的には100〜数万mg/Lの廃水のCOD値を半減あるいは数mg/L程度までに低減させることができる。
<特定微生物担持用担体及び担持方法>
微生物担持用担体としては、特定微生物を 担持して汚染土壌に投与できる材料であれば、いずれの公知材料をも使用できるが、有用微生物の効果的な担持という点から、担体表面に微生物が強く吸着するもの、微生物を微小孔隙中へ侵入させることにより保持力を高めることができるような多孔性のもの、ミクロ粒子が凝集して実質的に吸着あるいは吸蔵表面を増大させたものが望ましい。
具体的には、セルロース、デキストラン、アガロースのような多糖類;コラーゲン、ゼラチン、アルブミンなどの不活化蛋白質;イオン交換樹脂、ポリビニルクロライドのような合成高分子化合物;セラミックスや多孔性ガラスなどの無機物;寒天、アルギン酸、カラギーナンなどの天然炭水化物;さらにはセルロースアセテート、ポリアクリルアミド、ポリビニルアルコール、エポキシ樹脂、光硬化性樹脂、ポリエステル、ポリスチレン、ポリウレタンなど包括担体とし得る高分子化合物などがあげられる。また、リグニン、デンプン、キチン、キトサン、濾紙、木片等からなるものも利用できる。
好ましい担体の形状としては、ほぼ球状、ほぼ立方体状、ほぼ直方体状、円筒状あるいはチューブ状であり、なかでも製造し易いほぼ球状、あるいは比面積を大きくできるほぼ直方体状であることが好ましい。担体の製造方法としては、既知の任意の方法を用いることができる。例えば微生物と担体物質(又はその前駆体)の混合溶液を不溶解性液体中に滴下して液体中で液滴を固化させて微生物 担持担体粒子の分散物を作る方法、微生物と担体物質(又はその前駆体)の混合溶液を低温化、ゲル化剤や固化剤の添加などの方法で固化させた後、固化体を適当なサイズに裁断して微生物を 担持した直方体粒子を得る方法、微生物と担体物質(又はその前駆体)の混合溶液を押し出しノズルから不溶解性液体中に注入して液体中で固化させて微生物担持担体の糸状の固化物を得てこれを適当に裁断して円筒状粒子を作る方法、またこのときの押し出し成形のダイを環状として円環状(チューブ状)の微生物担持担体粒子を得る方法を挙げることができる。
使用し得る高分子含水ゲルとしては、カラギーナン、アルギン酸、エチルサクシニル化セルロースのような多糖類やコラーゲン等の天然有機高分子物質、ポリエチレングリコールプレポリマー(PEG)、ポリビニルアルコール(PVA)、ポリアクリルアミド等の合成高分子樹脂、その他、常温放置又は微生物が死滅しない程度の温度で固化し、固化後に微生物を液中に放出しないものであれば、任意の高分子物質を使用することができる。
合成高分子の含水ゲル中に固定化する方法は、特開平10-263575号公報にも開示されている。
使用される活性炭としては、木炭、石炭、コークス、ヤシガラ、樹脂、石油ピッチなどを原料として製造されたものをあげることができ、これら木質系、石炭系、樹脂系、ピッチ系などの各種原料炭化物を、ガス賦活法、水蒸気賦活法、塩化亜鉛やリン酸などの薬品で賦活する薬品賦活法などの方法により賦活したものが好ましい。なかでも、木質系の活性炭は、表面及び内部に網目構造を有しているため、微生物が棲息しやすく、かつ有機物や臭い成分の吸着能に優れており、しかも機械的強度にも優れているので好ましい。木質系の活性炭を薬品賦活したものはさらに好ましい。
活性炭中に固定化する方法は、特開平11-77074号公報にも開示されている。
微生物担体を炭素繊維製とすれば、活性汚泥槽内での特定微生物の寿命が長い担体とすることができ、かつ単位面積当たりの微生物量を多くできるので、特定化合物の生物処理効率の向上を図ることができる。
<特定微生物を用いる廃水処理操作>
また、複数構成処理槽の場合には、槽数には制限は無いが、効率、装置費用の観点から2ないし3槽が好ましい。
特定微生物を用いる、活性汚泥を用いる、あるいはその両方を組み合わせた廃水処理は、pH、DO(溶存酸素)、処理前後のCOD値等を測定して管理される。pHは4.0〜8.5、好ましくは4.5〜8.0であり、廃水の性質に応じて更に狭い管理幅が選択される。DOは5.0mg/L〜15.0mg/L、好ましくは7.0mg/L〜13.0mg/Lである。pHは、酸またはアルカリの添加により、DOは曝気量の調節によって制御できる。
栄養源は、微生物の生育に適当な炭素源、窒素源或いは有機栄養源無機塩からなる。有機栄養源としてポリペプトン、酵母エキス、肉エキス、糖蜜等、無機栄養源として各種リン酸塩、マグネシウム塩などが投与され、その添加量は、有機栄養源は廃水量の0.001〜5質量%、好ましくは0.01〜1質量%であり、無機栄養源は有機栄養源の0.1〜1 質量%程度である。この量は、限定的ではなく、廃水の性質や状態によって適宜選択される。
微生物処理槽内の特定微生物の活動が低下してきた場合、栄養源を添加して、数日間、COD値の変化をモニターし、低下程度が回復しない場合、対象の微生物の添加を行なうのが望ましい。微生物を添加してもCOD値の低下程度が回復しない場合は、何らかのトラブルが発生したと考えられるため、緊急対応として、希釈放流措置が取れるような、システムが望ましい。その間に菌の活性低下の要因解析と対応策を進めることができる。
(実施例1)
<無電解メッキ廃液>
COD 2000mg/L
Cu 220mg/L
EDTA 880mg/L
ホルムアルデヒド 1500mg/L
pH 9.5
この試料廃液を超高速電解酸化処理装置BCナイン80l型(日本テクノ(株)製)の、回分式で被処理水の充填量は80Lの電解槽に入れ、以下の条件下にて通電し電解酸化を行なった。
陽極 二酸化鉛板(市販のもの)
陰極 ステンレス板(SUS316)
極間距離 20mm
電解助剤(日本テクノ(株)製、BCクリーン#105) 6.0 Kg
pH調整 硫酸100mL
電流 650 A
電圧 5.5 V
電解温度 76℃
電解酸化の進行途上で反応液をサンプリングしてCOD及びEDTA量を測定した。
電解酸化処理の結果を表1に示す。
<微生物の馴化培養>
EDTAの銅錯体を含む下記培養液500mlを120℃で20分間オートクレーブにて殺菌後、この培地に下記菌株を接種し、37℃で5日間静置培養を行った。
ポリペプトン 0.5%
酵母エキス 0.1%
Cu-EDTA 0.1%
1/30Mリン酸緩衝液 500mL
pH 6.0
菌株:Bacillus editabidus-1 (微工研菌寄 第13449号)
試験用のアミノポリカルボン酸を含有する廃水試料としては、実施例1に用いたものと同じ市中の化学銅メッキ工場より入手した無電解メッキ廃液を用いた。
<高速電解酸化処理>
実施例1に用いたものと同じ超高速電解酸化処理装置BCナイン80l型(日本テクノ(株)製)を実施例1と同じ電解条件で電解酸化を行なった。
電解酸化の進行途上で反応液を各回1リットルずつ取り出し、回分式生物処理を行なった。即ち、容量2リットルの回分式生物処理槽に上記0.1%Cu-EDTA培地で馴化した菌(乾燥重量で800mg)を添加し、取り出した反応液を注ぎ込み、8時間曝気した後、COD及びEDTA量を測定した。なお、EDTA量は日本写真学会誌58巻105頁(1995)に記載のイオンクロマトグラフ法に順じて行なった。
電解酸化及び引き続き行なった生物処理の結果を表2に示す。
実施例2と同様に電解酸化処理と微生物処理を組み合わせた廃水処理を行なった。但し、微生物は、実施例2で用いた馴化した微生物を高分子担体(バイオチューブ 新日本製鉄製)に担持させてものを用いた。(菌体添加量は1と同じ乾燥重量800mgとなるようにした)。担体の投入量は菌体の50倍とした。
実施例2と同様にEDTA量、COD値を測定し、結果を表3に示した。
実施例2と同様な実験を菌株を以下のものに変えて行なった。
菌株:Pseudomonas editabidus-1 (微工研菌寄 第13634号)
試験結果は、COD低下速度、EDTA減少速度ともに、実施例2とほぼ同じであった。したがって、本発明の有機廃水処理方法が菌種によらず良好な結果が得られることが判った。
実施例1に使用した試料廃液のpHを水酸化ナトリウム又は硫酸を用いて6.0,6.5,11.0及び11.5に調整してpHの異なる4種の試料廃液を調製して試験に用いた以外は、実施例と同じ条件、方法によって電解処理を行った。
試験結果を表4に示す。
Claims (13)
- アミノポリカルボン酸を含有する有機廃水に高速度電解酸化処理を施すことを特徴とするアミノポリカルボン酸を含有する有機廃水の処理方法。
- 高速度電解酸化処理が有機廃水中に浸漬された振動板を振動させて有機廃水を高速攪拌させて行なわれる電解酸化処理であることを特徴とする請求項1に記載のアミノポリカルボン酸を含有する有機廃水の処理方法。
- 振動板が複数個の単位振動板を配列させて構成された複合振動板であることを特徴とする請求項2に記載のアミノポリカルボン酸を含有する有機廃水の処理方法。
- 振動板の振動周波数が10cycle/sec以上100cycle/sec以下であることを特徴とする請求項2又は3に記載のアミノポリカルボン酸を含有する有機廃水の処理方法。
- 有機廃水のpHを6.5〜11.0に調整して電解酸化処理を施すことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のアミノポリカルボン酸を含有する有機廃水の処理方法。
- 高速度電解酸化処理を施したアミノポリカルボン酸を含有する有機廃水を、さらに微生物によって処理することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のアミノポリカルボン酸を含有する有機廃水の処理方法。
- 微生物による処理が、難生分解性化合物を分解する微生物による処理であることを特徴とする請求項6に記載のアミノポリカルボン酸を含有する有機廃水の処理方法。
- 高速度電解酸化処理によってアミノポリカルボン酸含有量が1.5ミリモル/L以下に低減した有機廃水を、さらに微生物によって処理することを特徴とする請求項6又は7に記載のアミノポリカルボン酸を含有する有機廃水の処理方法。
- 微生物が担体に担持された微生物であることを特徴とする請求項6〜8のいずれかに記載のアミノポリカルボン酸を含有する有機廃水の処理方法。
- アミノポリカルボン酸が金属イオンの有機アミノカルボン酸キレートとして有機廃水に含有されていることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載のアミノポリカルボン酸を含有する有機廃水の処理方法。
- アミノポリカルボン酸類がエチレンジアミン四酢酸(EDTA)、1,3−プロピレンジアミン四酢酸(PDTA)、ジエチレントリアミン五酢酸(DTPA)から選ばれる少なくとも一つであることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載のアミノポリカルボン酸を含有する有機廃水の処理方法。
- 有機廃水が紙パルプ工業、写真工業、繊維工業、メッキ工業もしくは化粧品工業から排出される産業廃水又は農業廃水であることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載のアミノポリカルボン酸を含有する有機廃水の処理方法。
- アミノポリカルボン酸を含有する有機廃水が電解メッキ廃水又は無電解メッキ廃水であることを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載のアミノポリカルボン酸を含有する有機廃水の処理方法。
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