JP2004085085A - ガス調理器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】近年のガスコンロ1では、火力調節レバー7aの先端に取り付けられている操作つまみを見やすくして操作性を向上させるため、天板13の面積をコンロ本体上面の大きさと一致させている。このため、火力調節レバーが貫通する開口部16は天板でカバーされていないので、天板にこぼれた煮汁が開口部にかかり、開口部の上面16aを伝ってコンロ本体内部に侵入し、内部の電装基板やスイッチなどに悪影響を及ぼす可能性がある。
【解決手段】火力調節レバーが貫通する前面パネル15の開口部16の上面に、ガス調理器具での調理時に生じた煮こぼれによる煮汁が開口部の上面を伝って器具内に侵入するのを防止するように、開口部の上面の幅全体に亘って下方に向かって突出させた突出片16bを設けると共に、前記開口部の下面16cを、器具本体の外側に向かって下方に傾斜した傾斜面とする。
【選択図】 図4

Description

【0001】
本発明は、ガスバーナーを備えたガスコンロなどのガス調理器具に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、ガス調理器具としてのガスコンロでは、コンロ本体に設けたガスバーナーへの燃料ガスの供給量を調節するためガス流量調節手段がコンロ本体に設けられている。ガス流量調節手段は、ガスバーナーの混合管に燃料ガスを噴射する噴射ノズルに連なるガス通路を設けたバルブケーシングを有する。
【0003】
ガス通路にはニードル弁が設けられ、該ニードル弁に連結された火力調節レバーでニードル弁を操作し、ガス通路の通路面積を変更してガス流量を増減させることでガスバーナーの火力調節が行われる。
【0004】
火力調節レバーは、例えば平坦な板材から形成され、コンロ本体の前面パネルに開設した横方向に長手の開口部を貫通して前面側に突出するように配設される。この場合、開口部の開口面積は、火力調節レバーの左右方向の移動が阻害されないようにある程度余裕を持って大きく設計される。
【0005】
ところで、図7を参照して、従来のガスコンロAでは、コンロ本体aの上面を覆う天板bがコンロ本体aの前面側から突出するように形成され、火力調節レバーdが貫通する前面パネルcの開口部は、天板bのコンロ本体aから突出した部分の下方に位置していた。
【0006】
このため、このガスコンロAでは、調理時に五徳G上の容器Eから煮こぼれが生じても、天板bの突出した部分によって前面パネルcの開口部がカバーされているので、天板bにこぼれた煮汁が開口部にかかり、例えば開口部の上面を伝って煮汁がコンロ本体a内に侵入する可能性は極めて低かった。
【0007】
但し、コンロ本体aの前面側に突出するように天板bを形成し、天板bの突出した部分の下側に火力調節レバーdを設けたのでは、調理時に調理者にとって火力調節レバーdが見づらく、使い勝手が悪い。
【0008】
このため、近年では、天板の前面をコンロ本体の前面とほぼ面一にし、前面パネルを外側に向かって傾斜して配置することで、火力調節レバーを見易くしてその操作性を向上させると共に、ガスコンロのデザイン性を向上させている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなガスコンロでは、調理時に容器から煮こぼれが生じると、天板にこぼれた煮汁が前面パネルの開口部からコンロ本体内に侵入し、コンロ本体内を汚損させたり、コンロ本体内に設けた電装基板、スイッチやガス流量調節手段などに悪影響を及ぼす可能性がある。
【0010】
特に、クリーニングが容易になるように天板をフラットに形成したものでは天板上にこぼれた煮汁が天板上でせき止められず、ガスコンロの前面に流れ落ちるため、上述の不具合が生じる危険性が増大する。
【0011】
この場合、火力調節レバーが貫通する開口部に、煮汁の侵入を防止するように例えばシートを張ることが考えられるが、これでは、シートと火力調節レバーとが接触して火力調節レバーの操作性が損なわれる恐れがある。
【0012】
そこで、本発明は、上記点に鑑み、天板にこぼれた煮汁がコンロ本体内を汚損させたり、コンロ本体内の電装基板、スイッチやガス流量調節手段などに悪影響を及ぼさないようにしたガス調理器具を提供することを課題とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するため、請求項1記載のガス調理器具は、上面に天板が装着された器具本体に、被調理物を加熱するガスバーナーと、該ガスバーナーへの燃料ガスの供給量を調節するガス流量調節手段とを設け、ガス流量調節手段を、器具本体の前面パネルに開設した開口部を貫通して前面側に突出するように配置した火力調節レバーで操作するガス調理器具において、前記開口部の上面に、ガス調理器具での調理時に天板にこぼれた煮汁が開口部の上面を伝って器具本体内に侵入するのを防止するように、開口部の上面の幅全体に亘って下方に向かって突出させた突出片を設けると共に、前記開口部の下面を、器具本体の外側に向かって下方に傾斜した傾斜面としたことを特徴とする。
【0014】
本発明によれば、調理時に調理器具から煮こぼれが生じ、天板にこぼれた煮汁が開口部にかかっても、煮汁は突出片を越えて器具本体内側に移動できず、該突出片の下端を伝って下方に落下する。この場合、開口部の下面が器具本体の外側に向かって下方に傾斜した傾斜面であるため、落下した煮汁は器具本体外側へと流れる。これにより、天板にこぼれた煮汁が開口部にかかっても、器具内に侵入することはなく、電装基板やスイッチなどに悪影響を及ぼすことが防止される。
【0015】
この場合、前記傾斜面の後端に、該傾斜面の幅全体に亘って上方に向かって突出させた第1堰部を設けておけば、開口部の下面に落下した煮汁が跳ねて器具本体側に移動するのが防止される。
【0016】
また、前記火力調節レバーの先端につまみを設け、該つまみの上面に、煮汁を堰止めて落下させる第2堰部を設け、該第2堰部を、前記突出片より器具本体内側に配置しておけば、火力調節レバーを伝って煮汁が器具本体側に移動するのが防止される。
【0017】
この場合、前記第2堰部を、つまみの幅全体に亘って上方に隆起させた凸部またはつまみの幅全体に亘って下方に窪ませた凹部とすればよい。
【0018】
尚、前記第1堰部を、前記第2堰部より器具本体内側に配置するのがよい。
【0019】
請求項6記載のガス調理器具は、上面に天板が装着された器具本体に、被調理物を加熱する2個のガスバーナーと、各ガスバーナーへの燃料ガスの供給量をそれぞれ調節するガス流量調節手段とを設け、各ガス流量調節手段を、器具本体の前面パネルに開設した開口部を貫通して前面側に突出するように配置した火力調節レバーでそれぞれ操作し、各火力調節レバーを相互に上下に重ねて配置したガス調理器具において、前記各火力調節レバーの先端につまみをそれぞれ設け、各つまみの上面に、煮汁を堰止めて落下させる第3及び第4の各堰部をそれぞれ設け、下側の火力調節レバーに設けたつまみの第4堰部を、上側の火力調節レバーに設けたつまみの第3堰部よりコンロ本体内側に配置したことを特徴とする。
【0020】
本発明によれば、調理時に調理器具から煮こぼれが生じ、天板にこぼれた煮汁が火力調節レバーのつまみにかかっても、つまみに設けた第3及び第4の各堰部によって煮汁が堰止められて落下する。このため、煮汁が火力調節レバーを伝って器具本体内側に移動することはない。
【0021】
この場合、前記開口部の上面に、ガス調理器具での調理時に生じた煮こぼれによる煮汁が開口部の上面を伝って器具本体内に侵入するのを防止するように、開口部の上面の幅全体に亘って下方に向かって突出させた突出片を設けると共に、前記開口部の下面を、器具本体の外側に向かって下方に傾斜した傾斜面とするのがよい。
【0022】
尚、前記第3堰部を、例えばつまみの幅全体に亘って上方に隆起させた凸部とし、前記第4堰部を、例えばつまみの幅全体に亘って下方に窪ませた凹部とすれば、下側のつまみの長さ寸法を大きくする等の必要はない。
【0023】
【発明の実施の形態】
図1及び図2を参照して、1は、本発明のガス調理器具の一例であるガスコンロである。該ガスコンロ1は箱状のコンロ本体11を有し、コンロ本体11には、例えば2個のガスコンロバーナー12が設けられている。
【0024】
コンロ本体11の開口した上面には、各ガスコンロバーナー12が臨む上面開口13aを設けたフラットな天板13が装着されている。この場合、天板13は、コンロ本体11の上面の開口とほぼ同じ大きさに形成されている。
【0025】
コンロ本体11の略中央部には、グリル庫の天井部に、例えばセラミックプレート式のグリル上火バーナー(図示せず)と、グリル庫の両壁下部にブンゼン式のグリル下火バーナー(図示せず)とを設けたグリル14が設けられている。グリル14の左右両側に位置してコンロ本体11の前面には、耐熱性を有する樹脂製の前面パネル15がそれぞれ設けられている。この場合、後述する火力調節レバーや点消火ボタンの操作性を向上させるため、上方から前面が見えやすくなるように前面パネル15は傾斜させている。
【0026】
ガスコンロバーナー12及びグリルバーナーへの燃料ガスの供給量を調節するためコンロ本体11にはガス流量調節手段2が設けられている。図3及び図4を参照して、例えばガスコンロバーナー12への燃料ガスの供給量を調節するガス流量調節手段2は、上下に重ねて連結した2個の部分21a、21bから構成されるバルブケーシングを有する。略水平であるバルブケーシングの第1部分21aには、その長手方向に沿って延びる第1ガス通路22が設けられ、第1ガス通路22に連通するガス流入部23が開設されている。
【0027】
ガス流入部23の下流側に位置して第1ガス通路22には電磁弁3が設けられている。電磁弁3はマグネットケース31を有し、このマグネットケース31には、例えばコンロ本体11に設けた制御ユニット(図示せず)からの信号に基づいて励磁される電磁石とこれに吸着される吸着片とが収容されている。
【0028】
吸着片にはマグネットケース31から第1ガス通路22の下流側に向かって突出した第1弁体32が連結されている。電磁弁3の閉弁状態では、第1弁体32は、該第1弁体32とマグネットケース31との間に縮設したばね33の付勢力で、シール材34aを介して第1ガス通路22に設けた弁座部材34の弁座に着座している。
【0029】
電磁弁3の開弁操作は、シール材41を介して第1ガス通路22に挿設され、第1ガス通路22の長手方向に沿って前後に移動自在な操作ロッド4により行われる。
【0030】
また、操作ロッド4には第2弁体42が設けられ、第2弁体42は第1ガス通路22に設けた弁座43と共に元弁を構成する。元弁の閉弁状態では、第2弁体42は、第2弁体42と弁座部材34との間に縮設したばね44により弁座43に着座している。
【0031】
操作ロッド4の前後方向の移動は、コンロ本体11の前面パネル15に設けた点消火ボタン5の押込み操作によって行われる。この場合、点消火ボタン5を押込み操作すると、操作ロッド4が後方向(図3の右側)に押圧されて元弁を開弁させた後、弁体32を吸着片側に押しきると共に点火手段である放電ユニット(図示せず)が作動する点火位置まで移動する。
【0032】
ガスコンロバーナー12が着火した後、点消火ボタン5の押圧を開放すると、元弁は開弁状態であり、電磁弁3は、ガスコンロバーナー12の近傍に設けた火炎検出素子(図示せず)がガスコンロバーナー12の火炎を検出することで制御ユニットからの信号で励磁されて開弁保持される。
【0033】
第1部分21aには元弁の上方であって下流側に位置してガス流出口24が設けられ、該ガス流出口24は、第1部分21aに対してほぼ直角に連結した第2部分21bの第2ガス通路25と一致している。
【0034】
第2ガス通路25は折れ曲って形成され、ガスコンロバーナー12の混合管に燃料ガスを噴射する噴射ノズル(図示せず)が接続されるガス流出部26に通じる。また、第2部分21bには、第1部分21aに対向して上方に延びる案内路27が、第2ガス通路25に連通して開設されている。
【0035】
案内路27には、通路面積を増減して噴射ノズルへの燃料ガスのガス供給量を調節する可動弁であるニードル弁6が昇降自在に挿入されている。この場合、ニードル弁6が上昇すると、ニードル弁部のガス通路面積が広がり、逆に下降するとニードル弁部のガス通路面積が小さくなる。
【0036】
ニードル弁6にはピン61が左右に突出しており、第2部分21bに取付けられた案内板62に形成された斜め方向の長穴63に挿通されている。また、該ピン61の端部は、ニードル弁6の上方で案内板62に軸受けされ回動自在に設けられた火力調節レバー7aの二股部70に係止されている。
【0037】
ガス流量調節手段2は、火力調節レバー7aがコンロ本体11の前面パネル15に開設した前から見て横長の開口部16を貫通して前面側に突出するように配置される(図1及び図2参照)。また、グリルに設けたグリル上火及びグリル下火の各バーナーへの燃料ガスの供給量を調節するガス流量調節手段では、図3の第2ガス通路25から分岐してもう一組のガス流量調節手段7’が前方に設けられており、これらガス流量調節手段7、7’の相互に回動自在に取り付けられ、上下に重ねて設けた火力調節レバー7b、7cが前面パネル15に開設した、前から見て横長の開口部16を貫通して前面側に突出するように配置される(図2及び図6参照)。
【0038】
この場合、開口部16の開口高さは、火力調節レバー7a、7b、7cの左右方向の回動が阻害されないようにある程度余裕を持って大きく設計される。また、クランク状に屈曲させた平坦な板材から形成した火力調節レバー7a、7b、7cの先端には、断面略L字状のつまみ71a、71b、71cがそれぞれ設けられている。
【0039】
そして、火力調節レバー7a、7b、7cをコンロ本体11の左右方向に回動すると、連動してニードル弁6が昇降運動する。この場合、火力調節レバー7a、7b、7cを強火位置にすると、ピン61が長穴63の上方に導かれてニードル弁6が上端位置に保持される。他方、弱火位置にした場合にはピン61が長穴63の下方に導かれて下端位置に保持される。
【0040】
ところで、上記のようにガスコンロ1を構成した場合、調理時に、五徳G上に載置した容器Eから煮こぼれが生じると、天板13に落ちた煮汁が開口部16に流れ(図1参照)、煮汁が開口部16の上縁から入り、上面を伝ってコンロ本体11内に侵入し、コンロ本体11内に設けた電装基板やスイッチなどに悪影響を及ぼす可能性がある。
【0041】
図5を参照して、本実施の形態では、開口部16の上面16aの前縁に、ガスコンロ1での調理時に生じた煮こぼれによる煮汁が開口部16の上縁から入り、上面16aを伝ってコンロ本体11内に侵入するのを防止するように、上面16aの幅全体に亘って下方に向かって突出した突出片16bを設けた。
【0042】
この場合、天板13にこぼれた煮汁が開口部16にかかっても、煮汁は突出片16bを越えてコンロ本体11側に移動できず、該突出片16bの下端を伝って開口部16の下面16cに落下する。
【0043】
下面16cに落下した煮汁を開口部16から外側に排出するため、開口部16の下面16cを、ガスコンロ1の外側である前方に向かって下り傾斜した傾斜面とした。これにより、天板13にこぼれた煮汁が開口部16にかかっても、開口部16を介してコンロ本体11内に侵入することはない。
【0044】
また、突出片16bから下面16cに落下した煮汁が跳ねてコンロ本体11内に移動するのを防止するため、傾斜面である下面16cの後端には、下面16cの幅全体に亘って上方に向かって突出させた第1堰部16dが設けられている。この場合、第1堰部16dは、突出片16bよりコンロ本体11内側に配置した。
【0045】
ところで、煮汁がつまみ71aにかかり、つまみ71aを伝って煮汁が開口部16のコンロ本体11内側に移動する可能性がある。この場合、火力調節レバー7aを伝ってガス流量制御手段2に達することも考えられる。このため、つまみ71aに、該つまみ71aの上面に煮汁を堰止めて落下させるように、つまみ71aの幅全体に亘って上方向に突出させた第2堰部72を設けた。
【0046】
この場合、開口部16に設けた突出片16bの下端から落下した煮汁がコンロ本体11内に侵入するのを防止するため、第1堰部16dを、第2堰部72よりコンロ本体11内側に配置すると共に、第2堰部72を、突出片16bよりコンロ本体11内側に配置するのがよい。
【0047】
他方、図6を参照して、上下に重ねて設けた火力調節レバー7b、7cのつまみ71b、71cでは、煮汁がつまみ71b、71cにかかり、つまみ71b、71cを伝って煮汁が開口部16のコンロ本体11内側に移動しないように、各つまみ71b、71cに第3及び第4の各堰部73、74をそれぞれ設けた。
【0048】
上側の火力調節レバー7bに設けたつまみ71bの第3堰部73はつまみ71bの幅全体に亘って上方に隆起させた凸部であり、下側の火力調節レバー7cに設けたつまみ71cの第4堰部74はつまみ71cの幅全体に亘って下方に窪ませた凹部であり、第4堰部74を、第3堰部73よりコンロ本体11内側に配置した。
【0049】
この場合、開口部16に設けた突出片16bの下端から落下した煮汁がつまみ71b、71cにかかることを考慮して、第1堰部16dを、第3及び第4の各堰部73、74よりコンロ本体11内側に配置すると共に、第3及び第4の各堰部73,74を、突出片16bよりコンロ本体11内側に配置するのがよい。
【0050】
ここで、つまみ71b、71cを上下に重ねて配置した場合、下側のつまみ71cの第4堰部74を凹部とすると、下側のつまみ71cの長手方向の長さ寸法を大きくしたり、上側のつまみ71bと下側のつまみ71cとの間の隙間を大きくしたりする必要はない。
【0051】
尚、前面パネル15は樹脂の射出成形によって形成されているが、開口部16に突出片16bを設けると共に傾斜した下面16cの後端に第1堰部16dを一体に形成するため移動型を使用するのがよい。
【0052】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明のガス調理器具では、天板上にこぼれた煮汁がコンロ本体内の電装基板やスイッチなどに悪影響を及ぼすことが防止できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガスコンロを説明する断面図
【図2】図1に示すガスコンロを部分的に示す正面図
【図3】ガス流量調節手段を説明する図
【図4】図3に示すガス流量調節手段の部分斜視図
【図5】(a)は、図2のIII−III線に沿った断面図
(b)は、図2のIII−III線に沿った部分斜視図
【図6】図2のIV−IV線に沿った断面図
【図7】従来のガスコンロを示す図
【符号の説明】
1 ガスコンロ
15 前面パネル
16 開口部
16a 上面
16b 突出片
16c 下面
7a、7b、7c 火力調節レバー
71 つまみ

Claims (8)

  1. 上面に天板が装着された器具本体に、被調理物を加熱するガスバーナーと、該ガスバーナーへの燃料ガスの供給量を調節するガス流量調節手段とを設け、ガス流量調節手段を、器具本体の前面パネルに開設した開口部を貫通して前面側に突出するように配置した火力調節レバーで操作するガス調理器具において、
    前記開口部の上面に、ガス調理器具での調理時に天板にこぼれた煮汁が開口部の上面を伝って器具本体内に侵入するのを防止するように、開口部の上面の幅全体に亘って下方に向かって突出させた突出片を設けると共に、前記開口部の下面を、器具本体の外側に向かって下方に傾斜した傾斜面としたことを特徴とするガス調理器具。
  2. 前記傾斜面の後端に、該傾斜面の幅全体に亘って上方に向かって突出させた第1堰部を設けたことを特徴とする請求項1記載のガス調理器具。
  3. 前記火力調節レバーの先端につまみを設け、該つまみの上面に、煮汁を堰止めて落下させる第2堰部を設け、該第2堰部を、前記突出片より器具本体内側に配置したことを特徴とする請求項1または請求項2記載のガス調理器具。
  4. 前記第2堰部を、つまみの幅全体に亘って上方に隆起させた凸部またはつまみの幅全体に亘って下方に窪ませた凹部としたことを特徴とする請求項3記載のガス調理器具。
  5. 前記第1堰部を、前記第2堰部より器具本体内側に配置したことを特徴とする請求項3または請求項4記載のガス調理器具。
  6. 上面に天板が装着された器具本体に、被調理物を加熱する2個のガスバーナーと、各ガスバーナーへの燃料ガスの供給量をそれぞれ調節するガス流量調節手段とを設け、各ガス流量調節手段を、器具本体の前面パネルに開設した開口部を貫通して前面側に突出するように配置した火力調節レバーでそれぞれ操作し、各火力調節レバーを相互に上下に重ねて配置したガス調理器具において、
    前記各火力調節レバーの先端につまみをそれぞれ設け、各つまみの上面に、煮汁を堰止めて落下させる第3及び第4の各堰部をそれぞれ設け、下側の火力調節レバーに設けたつまみの第4堰部を、上側の火力調節レバーに設けたつまみの第3堰部よりコンロ本体内側に配置したことを特徴とするガス調理器具。
  7. 前記開口部の上面に、ガス調理器具での調理時に生じた煮こぼれによる煮汁が開口部の上面を伝って器具本体内に侵入するのを防止するように、開口部の上面の幅全体に亘って下方に向かって突出させた突出片を設けると共に、前記開口部の下面を、器具本体の外側に向かって下方に傾斜した傾斜面としたことを特徴とする請求項6記載のガス調理器具。
  8. 前記第3堰部はつまみの幅全体に亘って上方に隆起させた凸部であり、前記第4堰部はつまみの幅全体に亘って下方に窪ませた凹部であることを特徴とする請求項6または請求項7記載のガス調理器具。
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