JP4104010B2 - 火力調節装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ガステーブルコンロなどの火力調節に用いられる火力調節装置に関する。
従来のこの種の火力調節装置は、ガスバーナへガスを供給するガス供給路の途中に設置されており、内部にニードル弁を備えている。このニードル弁は火力調節装置内に進退自在に組み付けられている。このニードル弁が進退することによりガス通路の通路面積が増減し、その結果ガスバーナへ供給されるガスの流量が増減して火力が調節される。
ニードル弁は、例えば上下方向に進退するように、すなわち昇降自在に組み込まれており、先端がガス器具の前面に突出した火力調節レバーによってニードル弁の昇降位置が変更できるように構成されている。この火力調節レバーは、火力調節レバーの後端部分が火力調節装置に対して左右方向に揺動自在に取り付けられており、火力調節レバーの先端を左右に移動させることにより火力調節レバーを揺動させ、ニードル弁の昇降位置を調節している(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−159466号公報(図1および図2)
図5を参照して、上記従来の火力調節装置では、火力調節レバーLが火力調節装置に対して支点Fを中心に揺動自在に取り付けられているため、火力調節レバーLを左右に移動させると火力調節レバーLの先端は円弧上を移動することになる。火力調節レバーLはガス器具の前面Pに突出するように設定されているが、ガス器具の前面Pは一般的に平板状であるため、ガス器具の前面Pからの火力調節レバーLの突出量は、火力調節レバーLの揺動角度によって変化する。
すなわち、火力調節レバーLの揺動範囲の両端部分で火力調節レバーLの先端の突出量が最小になるように設定しても、揺動範囲の途中では火力調節レバーLの先端はガス器具の前面Pから不要に突出することになる。
このように火力調節レバーLが揺動範囲、すなわち火力調節範囲の途中でガス器具の前面Pから不要に突出すると、調理中に煮こぼれが生じた場合、煮汁が火力調節レバーLの突出部分(ハッチング部)にかかり、火力調節レバーLを伝ってガス器具内に煮汁が侵入するおそれが生じる。煮汁は塩分を含んでいる場合が多く、このように煮汁がガス器具の内部に侵入するとガス器具の内部が腐食するという不具合が生じる。
また、火力調節レバーLが不要に突出していると、調理の途中で火力調節レバーLに調理者の身体が接触し、火力調節レバーLが不用意に移動してしまうという不具合も生じる。
そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、火力調節範囲内において火力調節レバーの先端がガス器具の前面から不要に突出することのない火力調節装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明による火力調節装置は、本体に対して左右方向に揺動自在に取り付けられた火力調節レバーを備え、この火力調節レバーを揺動させることによりガスバーナの火力を増減させる火力調節装置において、上記火力調節レバーを、本体に揺動自在に取り付けられた揺動部と、この揺動部に連結されたレバー部とで構成し、揺動部の揺動軸とレバー部の揺動軸とが重なり合うように取り付け、揺動部の揺動に連動してレバー部の先端が直線上を移動するように、レバー部を前後方向に進退させる直線運動機構を設けたことを特徴とする。
上述のように直線運動機構を設けたので、レバー部の先端は直線上を移動する。そのため、レバー部を左右に移動させてもガス器具の前面からのレバー部先端の突出量は常に一定であり、その結果、火力調節範囲の全域にわたってレバー部の先端の突出量を最小限に設定することができる。
ところで、上記直線運動機構はどのような機構であってもよいが、例えば、揺動部とレバー部とのうちの一方に設けたカム溝と、他方に設けた、このカム溝に係合する係合部とで構成してもよい。
以上の説明から明らかなように、本発明は、火力調節レバーの先端が火力調節範囲内において不要に突出することがないので、煮こぼれが生じても火力調節レバーに煮汁がかかることがなく、また調理中に調理者の身体が不用意に火力調節レバーに接触して火力が変化するという不具合を回避することができる。
図1を参照して、1はガステーブルコンロであり、上面に2基のガスバーナ11を備えており、かつ、前面に開口するグリル庫12を1基備えている。各ガスバーナ11およびグリル庫12内のガスバーナ(図示せず)の点火は、ガステーブルコンロ1の前面に設けられた点火ボタン2を押し操作することにより行う。また、点火後の火力調節は点火ボタン2の上方に設けられた火力調節レバー3を左右に移動させることにより行う。
図2および図3を参照して、4が火力調節装置であり、内部にガス通路41が形成されている。このガス通路41の途中には上下方向に進退自在のニードル弁42が取り付けられている。このニードル弁42を上方に移動させるとガス通路41の通路面積が増加して流出口43からのガス流出量が増加し、逆にニードル弁42を下方に移動させるとガス通路41の通路面積が狭められ、流出口43から逃す流出量が減少する。なお、流出口43から流出したガスは図示しないノズルを介してガスバーナに供給される。
ニードル弁42には水平方向に突出するピン42aが設けられている。このピン42aは固定板5の案内溝53に挿通されている。この固定板5は火力調節装置4の本体に固定されている。この固定板5の上面にはガイド穴54が形成されており、そのガイド穴54に対して揺動軸73が嵌るように揺動部材7がセットされる。この揺動部材7には把持溝71が形成されており、上記のピン42aがこの把持溝71に挿通される。
したがって、揺動部材7がガイド穴54を中心に揺動すると、ピン42aが左右に移動し、その左右の移動によってピン42aは案内溝53の内壁に沿って昇降する。この昇降によってニードル弁42が上下方向に進退し、ガスバーナの火力が調節される。
揺動部材7を覆うように、カム板6が固定板5に固定される。固定板5には係合突起51と係合穴52とが形成されており、係合突起51がカム板6の窓穴61に係合し、かつカム板6の下面に形成した1対の係合爪62が係合穴52に係合することによってカム板6が固定板5に固定される。なお、このようにカム板6を固定板5に固定しても揺動部材7がスムーズに揺動し得るように固定板5とカム板6との隙間を設定している。また、揺動部材7の上面には係合突起72を形成したが、カム板6には逃げ穴63を形成し、カム板6が揺動部材7の邪魔にならないようにした。
8はレバー部材であり、カム板6に対して前後方向にスライド自在に保持される。カム板6の上面には1対の押さえ爪66が形成されており、この押さえ爪66がレバー部材8の浮き上がりを防止する。また、レバー部材8には前後方向に長手の長穴81が形成されており、この長穴81とカム板6の上面に形成した突起64とが係合して、レバー部材8がカム板6に対して前後方向にスライド自在に保持される。
レバー部材8には前後方向に長手の把持窓82が形成されており、この把持窓82に上記係合突起72が挿通される。したがって、レバー部材8の前端を左右に移動させると、レバー部材8は長穴81と突起64との係合部分を中心に揺動し、かつ、係合突起72を介して揺動部材7を揺動させる。したがって、レバー部材8の前端を左右に移動させることにより揺動部材7が揺動され、その結果火力が調節される。
レバー部材8には係合部83が突設されており、この係合部83に係合するカム部65がカム板6に形成されている。なお、9は抜け止め部材であり、1対の係合部91がレバー部材8に形成した係合窓84に係合してレバー部材8がカム板6から抜けて脱落することを防止している。また、カム板6の前部下面には図示しないが左右方向に並設された複数の突起が櫛歯状に形成されており、抜け止め部材9に形成した突起92がその櫛歯状の突起に係合してレバー部材8を左右に揺動させる際にラチェット感を生じさせるようにした。
図4を参照して、レバー部材8を左右に移動させると、係合部83がカム部65に沿うのでレバー部材8の移動範囲中の中央部分でレバー部材8が後方に引き込まれる。そのため図示のようにレバー部材8の先端は直線上を移動することになる。
ところで、上記実施の形態では、係合部83をレバー部材8に設け、カム部65をカム板6に形成したが、レバー部材8にカム板を設け、係合部をカム板に形成してもよい。あるいは、レバー部材8に係合部を形成すると共にレール状のカム部をガステーブルコンロ1の前面パネルの内側に取り付けるようにしてもよい。
なお、本発明は上記した形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えてもかまわない。
本発明の一実施の形態の構成を示す図 火力調節装置の断面図 火力調節レバーの分解斜視図 火力調節レバーの移動状態を示す平面図 従来の火力調節装置における火力調節レバーの移動状態を示す図
符号の説明
1 ガステーブルコンロ
2 点火ボタン
3 火力調節レバー
4 火力調節装置
5 固定板
6 カム板
7 揺動部材
8 レバー部材
42 ニードル弁
42a ピン
65 カム部
72 係合突起
73 揺動軸
81 長穴
82 把持窓
83 係合部
F 支点
L 火力調節レバー
P 前面

Claims (2)

  1. 本体に対して左右方向に揺動自在に取り付けられた火力調節レバーを備え、この火力調節レバーを揺動させることによりガスバーナの火力を増減させる火力調節装置において、上記火力調節レバーを、本体に揺動自在に取り付けられた揺動部と、この揺動部に連結されたレバー部とで構成し、揺動部の揺動軸とレバー部の揺動軸とが重なり合うように取り付け、揺動部の揺動に連動してレバー部の先端が直線上を移動するように、レバー部を前後方向に進退させる直線運動機構を設けたことを特徴とする火力調節装置。
  2. 上記直線運動機構は、揺動部とレバー部とのうちの一方に設けたカム溝と、他方に設けた、このカム溝に係合する係合部とで構成したことを特徴とする請求項1記載の火力調節装置。
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