JP5651612B2 - ガスバルブ装置 - Google Patents
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Description
そのため、従来のガスコンロでは、前面パネルの開口部から火力調節レバーが突出されているので、調理時に五徳上の調理器具から煮こぼれが生じて、天板にこぼれた煮汁が火力調節レバーにかかり、煮汁が火力調節レバーを伝って開口部からコンロ本体内に侵入し、コンロ本体内に設けたガスバルブ装置内に煮こぼれが侵入して固着して可動弁が動作不良を起こしたり、シール部材が損傷してガス漏れを起こしたりする場合があった。
火力調節レバーは、コンロ本体内においてバルブ本体の上部に水平方向に揺動可能に取り付けられ、
火力調節レバーのコンロ本体内に位置する部分に、下方のガスバルブ構成部品を覆うカバー部材が取り付けられており、
カバー部材は、水平方向に延びるように配置される平坦な受け面と、この受け面の外周囲に上方に向けて突設される壁部とを有する液溜め部を備え、
壁部は、前面パネルの開口部に向かい合う部分を隣接する部分よりも高く形成して、前面パネルの開口部から侵入して飛び散ってきた液状物を受け止めるように構成していることを特徴とする。
また、火力調節レバーにカバー部材を取り付けるので、火力調節レバーの前方から後方に向けて伝わって流れる液状物を火力調節レバーの左右の揺動に関わらず確実にカバー部材で受け止めることができる。
特に、カバー部材は、水平方向に延びるように配置される平坦な受け面と、この受け面の外周囲に上方に向けて突設される壁部とを有する液溜め部を備えているので、平坦な受け面とその外周囲の壁部とにより液溜め部が形成され、外側水平部から垂直部へと伝わってきた液状物を液溜め部に溜めることができるので、カバー部材から直ぐに液状物が落下するのを防ぐことができる。
さらに、壁部は、前面パネルの開口部に向かい合う部分を隣接する部分よりも高く形成しているので、前面パネルの開口部から噴射的に侵入してくる液状物に対して、バルブ本体へ滴下することなく遮断することができ、バルブ本体内への液状物の侵入をさらに抑制してバルブ本体の内部で摺動する部材への液状物の固着をさらに良好に防止できる。
このような構成によれば、壁部に切欠部を形成しているので、火力調節レバーを揺動させても、液溜め部に溜まった液状物を、壁部を超えて落下させることなく、ガスバルブ構成部品に対して液状物が滴下されても影響の少ない所定の位置に滴下させることができるので、バルブ本体への液状物の付着をできるだけ抑えられる。さらに、バルブ本体内部のガスバルブ構成部品に悪影響を及ぼすことがなくなる。例えば、可動弁の動作不良やOリングなどのシール部材の損傷によるガス漏れを防止できる。
このように、受け面を切欠部に向けて下がるように傾斜させることにより、液溜め部に溜まった液状物をスムーズに切欠部から排出させることができる。
特に、壁部の前面パネルの開口部に向かい合う部分を隣接する部分よりも高く形成しているので、前面パネルの開口部から噴射的に侵入してくる液状物に対して、バルブ本体へ滴下することなく遮断することができ、バルブ本体内への液状物の侵入をさらに抑制してバルブ本体の内部で摺動する部材への液状物の固着をさらに良好に防止できる。
以下に、実施形態1について添付図面を参照しながら説明する。
図1に示すガスコンロ1は、3つのガスバーナ11を設けたコンロ本体10がカウンタトップ12の開口に落とし込まれるように設置されるビルトインタイプと称されるものである。コンロ本体10の上方には、コンロ本体10の上方開放部を覆うように矩形状のコンロ用天板13が配設され、このコンロ用天板13の上面にガスバーナ11が露出される。また、コンロ用天板13上の各ガスバーナ11の周囲には、五徳14が位置されている。
ところで、火力調節レバー4が左右方向に可動できるように前面パネル15には横方向に伸びる細長い開口部16が形成されている。そのため、コンロ本体10の前面パネルにスプレーにより吹き付けた洗剤液が開口部16から内部に侵入する虞がある。この場合にも、可動弁や可動ピン53に洗剤液などが付着すると、火力調節ができなくなる虞がある。
実施形態3に係るガスバルブ装置2cでは、図9から図11に示すように、カバー部材6cに形成する受け面61cと壁部62cの形状を変更している。なお、実施形態3に係るガスバルブ装置2cも、カバー部材6cの形状が異なる他は、実施形態1のガスバルブ装置2aと構成は同じであり、同じ構成部品は同じ符号で示し説明を省略する。
また、火力調節レバーは、垂直部を有することなく水平板状に構成し、その後方端部を水平方向に揺動可能にバルブ本体の上部に取り付けて、ガスバルブ構成部品の上方に位置するように、火力調節レバーの下面側にカバー部材を取り付けるように構成することもできる。
10 コンロ本体
11 ガスバーナ
15 前面パネル
16 開口部
2a,2b,2c ガスバルブ装置
3 点消火スイッチ
4 火力調節レバー
41 外側水平部
42 垂直部
43 内側水平部
5 バルブ本体
53 可動ピン(ガスバルブ構成部品)
6a,6b,6c カバー部材
61a,61b,61c 受け面
62a,62b,62c 壁部
654 取付部
66a,66b,66c 切欠部
69a,69b,69c 液溜め部
Claims (5)
- ガスコンロのコンロ本体内に配設され、ガスバルブ構成部品を有するバルブ本体と、コンロ本体の前面パネルに設ける点消火スイッチと、前面パネルに形成する水平方向に長い開口部から前方に向けて突出させて、水平方向への移動でガスバーナの火力を調節する火力調節レバーとを備えるガスバルブ装置において、
火力調節レバーは、コンロ本体内においてバルブ本体の上部に水平方向に揺動可能に取り付けられ、
火力調節レバーのコンロ本体内に位置する部分に、下方のガスバルブ構成部品を覆うカバー部材が取り付けられており、
カバー部材は、水平方向に延びるように配置される平坦な受け面と、この受け面の外周囲に上方に向けて突設される壁部とを有する液溜め部を備え、
壁部は、前面パネルの開口部に向かい合う部分を隣接する部分よりも高く形成して、前面パネルの開口部から侵入して飛び散ってきた液状物を受け止めるように構成していることを特徴とするガスバルブ装置。 - 請求項1に記載のガスバルブ装置において、
火力調節レバーは、前面パネルの開口部内に配置される外側水平部と、外側水平部のコンロ本体内に配置される端部から下方に向けて伸びる垂直部と、垂直部の下端部から後方に向けて伸びる内側水平部とを備え、内側水平部の後方端部を中心として水平方向に揺動可能にバルブ本体に取り付けられ、
火力調節レバーの垂直部に、下方のガスバルブ構成部品を覆うカバー部材が取り付けられていることを特徴とするガスバルブ装置。 - 請求項1又は2に記載のガスバルブ装置において、
カバー部材の壁部は、切欠部を有するガスバルブ装置。 - 請求項3に記載のガスバルブ装置において、
カバー部材の受け面は、切欠部に向けて下方に傾斜して形成されているガスバルブ装置。 - 請求項1から4の何れか1項に記載のガスバルブ装置において、
ガスバルブ構成部品は、
バルブ本体内に摺動可能に配置され、ガスコンロのガスバーナへのガス供給量を調節する可動弁と、可動弁に接続され、バルブ本体外部に突出して可動弁の摺動方向と同方向に移動する可動ピンとを有しているガスバルブ装置。
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JP2012016561A JP5651612B2 (ja) | 2012-01-30 | 2012-01-30 | ガスバルブ装置 |
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