JP3519556B2 - 操作装置 - Google Patents

操作装置

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JP3519556B2
JP3519556B2 JP26433096A JP26433096A JP3519556B2 JP 3519556 B2 JP3519556 B2 JP 3519556B2 JP 26433096 A JP26433096 A JP 26433096A JP 26433096 A JP26433096 A JP 26433096A JP 3519556 B2 JP3519556 B2 JP 3519556B2
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    • G05G1/08Controlling members for hand actuation by rotary movement, e.g. hand wheels
    • G05G1/10Details, e.g. of discs, knobs, wheels or handles
    • G05G1/12Means for securing the members on rotatable spindles or the like
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24CDOMESTIC STOVES OR RANGES ; DETAILS OF DOMESTIC STOVES OR RANGES, OF GENERAL APPLICATION
    • F24C3/00Stoves or ranges for gaseous fuels
    • F24C3/12Arrangement or mounting of control or safety devices
    • F24C3/124Control panels
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F24C3/00Stoves or ranges for gaseous fuels
    • F24C3/12Arrangement or mounting of control or safety devices
    • F24C3/126Arrangement or mounting of control or safety devices on ranges

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、筐体の天板や操
作プレートの上面に、操作つまみが露出して設けられる
操作装置であって、例えば煮汁等が操作つまみ部へ流入
する場合がある調理器具等に好適な操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】調理器具の天板の上面に操作つまみが露
出する形式の器具操作装置では、煮こぼれ対策が必要と
なる。このために、例えば、実開昭57−116048
号の器具操作装置では、天板部の操作軸部挿通用の透孔
の周縁には上方に突出する環状凸部が形成され、この環
状凸部よりも大きな直径の円盤部を具備する操作つまみ
が、前記透孔を貫通する前記操作軸部に連設一体化され
ている。従って、この器具操作装置を熱器具に利用した
ものでは、天板に流下した煮こぼれが、前記環状凸部に
よって遮断されると共に、操作軸部の外周の間隙部は操
作つまみの円板部によって遮断されるから、煮こぼれ
が、操作軸部の外周間隙から器具内部に流入する不都合
が回避される。
【0003】一方、実開昭59−4904号に開示され
るように、操作つまみに対して飾りリングを同心状に設
け、前記操作つまみが飾りリングに形成される凹陥部内
に回動自在に収容される形式のものがある。この先行技
術のものは、操作軸部、及び、これに取付けられる操作
つまみの軸線が水平に設定されているから、操作つまみ
が凹陥部内に収容される形式であっても、器具前面を伝
って侵入する煮汁等が前記凹陥部からガスコック等の熱
量調節装置の設置部にまで達しない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前者の形式の器具操作
装置では、天板部の操作軸部挿通用の透孔周縁に環状凸
部を備え、これを高く設けることにより煮こぼれによる
不都合が解消される。しかしながら、この環状凸部を上
方の操作つまみ側へ突出させる為には加工上、限度があ
り、特に天板部がガラス天板の場合はこれが極めて困難
である。また、後者の形式の器具操作装置を、ドロップ
インコンロ等のような器具の天板部にそのまま採用し、
操作つまみが天板部の上面に上向き姿勢で配設するよう
にした場合、凹陥部内に貯留した煮汁等が環状凸部を乗
り越えてしまい、下方に配置されるガスコックや熱量ス
イッチ等の熱量調節装置へ達して損傷させる。
【0005】本発明は上記の課題を解決するためになさ
れたものであって、本発明の第1の目的は、操作つまみ
側から流入した煮汁等が、操作つまみから軸部材を介し
これに連結される制御手段へ到達するという不都合を解
消することができる操作装置を提供することにある。そ
して本発明の第2の目的は、前記第1の目的にかかると
共に、装置の簡素化とこれによる組み立て作業性の向上
とが図れる安価な操作装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に講じた請求項1記載の発明の解決手段は、前記第1の
目的に対応して、『操作プレートの軸孔を貫通する軸部
材と、前記操作プレートの外部側で前記軸部材の一端部
に取り付けられた操作つまみと、前記操作プレートの内
部側で前記軸部材の他端部に連結され、前記操作つまみ
を操作することにより、所定機能が切換または調整され
る制御手段と、前記操作プレートと前記制御手段との間
で前記軸部材に外嵌され、前記外嵌部が実質上閉塞され
ると共に、半径方向外方へ張り出して設けられたカバー
部材と、を備え、前記軸部材の外周には、溝底に向かっ
て溝幅を縮小させるように傾斜した溝側壁を備えた環状
溝12が形成されており、前記環状溝12には、前記傾
斜した溝側壁に当接した状態で半径方向内方へ収縮する
弾性係止部材が外嵌され、前記カバー部材は、前記弾性
係止部材により、軸線方向へ押圧されて前記軸部材に固
定された』ことを特徴とする。
【0007】この手段を採用するものでは、例えば煮汁
等が、操作プレートの軸孔から流入し、制御手段へ向っ
て流下したとしても、操作つまみと制御手段との間にお
いてカバー部材が設けられているから、このカバー部材
は煮汁等が制御手段へ到達することを阻止する。すなわ
ちカバー部材は、軸部材に外嵌される外嵌部が実質上閉
塞されており、軸孔から軸部材を伝って流下した煮汁等
は、この閉塞により制御手段側へ流入することが阻止さ
れる。またカバー部材は半径方向外方へ張り出して設け
られているから、このカバー部材に流下した煮汁等は、
カバー部材の張り出しの存在により、制御手段を避けて
流下するよう仕向けられる。このため前記第1の目的に
対応して、操作つまみ側から流入した煮汁等が制御手段
へ直接に流下し又は煮汁等が制御手段に達するという不
都合が解消される。このようなカバー部材は軸部材の中
間部に外嵌させるだけでよく、前記第2の目的に対応し
て、装置の簡素化が図れる共に組み立て作業が容易とな
る。
【0008】なお、ここで言う「煮汁等」とは、被調理
部材から煮溢れた文字通りの煮汁の他、何らかの理由に
より操作プレート上に溢流した液体等も含み、そしてこ
れらには埃や固体物等を含むものであっても構わないも
のとする。また、この解決手段では、軸部材の姿勢状態
が鉛直方向であることの他、傾いた姿勢状態であっても
構わない。そしてカバー部材は軸部材に対して全周に張
り出して設けることの他、所定の半径方向のみに張り出
して設けるようにすることも妨げない。軸部材に外嵌さ
れた弾性係止部材を利用して、カバー部材を軸部材に固
定するから、弾性係止部材自体の持つ半径方向内方への
収縮性を利用して、弾性係止部材の軸部材に対する取付
作業の容易性と外嵌部の閉塞性との両立を得ている。そ
してカバー部材は、この弾性係止部材により軸線方向へ
押圧されて固定されるから、簡単に取り付けられ、従っ
て嵩張らずしかも容易に装置の組み立てが行える。
【0009】請求項2記載の発明の解決手段は、『操作
プレートの軸孔を貫通し且つ鉛直方向に対して傾斜した
軸部材と、前記操作プレートの外部側で前記軸部材の一
端部に取り付けられた操作つまみと、前記操作プレート
の内部側で前記軸部材の他端部に連結され、前記操作つ
まみを操作することにより、所定機能が切換または調整
される制御手段と、前記操作プレートと前記制御手段と
の間で前記軸部材に外嵌され、前記外嵌部が実質上閉塞
されると共に、前記軸部材の軸方向に相対的にずれた夫
々の位置に於いて半径方向外方へ張り出す態様で設けら
れた複数のカバー部材とを備え、前記複数のカバー部材
を鉛直方向にみた合成の投影形状が個々のカバー部材を
鉛直方向からみた投影形状より大きくなっている』こと
を特徴とする。このものでは、個々のカバー部材の張り
出し形状が制御手段のそれよりも小さくても、軸部材に
外嵌された状態において構成される、合成されたカバー
部材の鉛直方向の投影形状が、個々のカバー部材の鉛直
方向の投影形状より大きくなり、この大きくなった投影
形状のカバー部材群によって、制御手段への煮汁の到達
が防止できる。このように、この解決手段においても、
前記請求項1記載の発明と同様に、煮汁等が制御手段に
達するという不都合が解消され、しかも装置の簡素化が
図れ、且つ作業性の向上も図れる。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の操
作装置の発明によれば、操作つまみ側から流入した煮汁
等は、制御手段へ直接に流下し又は煮汁等が制御手段に
達するという不都合が解消される。そして用いられるカ
バー部材は軸部材の中間部に外嵌させるだけでよく、そ
のための取付けスペースは最小限に留められるから、装
置の簡素化が図れ、しかもコンパクト化の図れる操作装
置が得られる。請求項2記載の操作装置によれば、個々
のカバー部材の張り出し形状が制御手段のそれよりも小
さくても、軸部材に外嵌された状態において構成され
る、合成されたカバー部材の鉛直方向の投影形状が、個
々のカバー部材の鉛直方向の投影形状より大きくなり、
この大きくなった投影形状によって、制御手段への煮汁
の到達が防止できる。よって、個々のカバー部材の小型
化が図れる。
【0018】
【0019】
【発明の実施の形態】[前提技術] 先ず、本発明の実施の形態を説明する為の前提技術を記
載する。この前提技術は、図1のように、ドロップイン
コンロの操作部に本発明を実施したものであり、カウン
タートップ70に形成された開口71に上方開放の本体
ケース73が挿入され、この本体ケース73の上端の支
持フランジ74が前記開口71の周縁によって支持され
ると共に、本体ケース73の開放部を天板63によって
被覆したものである。天板63の前縁部に一定幅の操作
プレート60が設けられ、この操作プレート60に熱量
調節装置30を操作する為の操作装置が配設される。
【0020】本体ケース73の周縁部から張り出す支持
フランジ74及び天板63の周縁はパッキン72を介し
てカウンタートップ70の開口周縁部に支持されてい
る。本体ケース73には、熱量調節装置30を取付ける
為のブラケット31が、天板63の前縁部の操作プレー
ト60と平行に、その両端部が本体ケース73の側壁に
固定され、ブラケット31は本体ケース73の開放部の
前縁部にて架橋状に取付けられる。
【0021】操作プレート60は図示断面で明らかなよ
うに、操作側に対して傾斜して設けられている。この操
作プレート60上において操作つまみ20が位置付けら
れる部位には、バーリングにより上方へ突出するように
形成された環状壁61が設けられている。ブラケット3
1の上面には熱量調節装置30が固定され、この熱量調
節装置30に操作軸10が連結固定されている。操作軸
10は操作プレート60に対して実質上直交するよう
に、軸孔62(以後、開口62とする)を挿通して設け
られ、操作プレート60側から操作つまみが取り付けら
れている。熱量調節装置30としては、例えばガスコン
ロの場合には、ガス量調節用のガスコックが採用され、
電気コンロの場合には、ヒータへの通電量を制御するた
めの熱量スイッチ等が採用される。
【0022】操作つまみ20は、最大外径をなす円板部
26と、操作つまみ部27と、操作軸が嵌合して固定さ
れる軸部23とが一体に形成されている。操作つまみ2
0と操作軸10とは、軸線方向にねじ止めされるか或は
圧入などにより両者が固定される。操作軸10の操作プ
レート60内部側には、カバー部材としてのキャップ4
0が固定されている。キャップ40は、煮こぼれなどの
煮汁や液体(例えば操作プレート60上に何らかの理由
により溢流した水等)が本体ケース73内に侵入して熱
量調節装置30へ達する不都合を回避するために設けら
れている。キャップ40は薄状の円板形をなし、操作軸
10と同軸状に穿設された貫通孔46を備える。この貫
通孔46が操作軸10の外周部に挿通されることによ
り、キャップ40は操作軸10に外嵌される。これによ
りキャップ40は操作軸から半径方向外方へ張り出して
設けられる。本前提技術によれば、貫通孔46の内径
は、操作軸10の外径寸法よりも僅かに大きく設定され
ているため、キャップ40と操作軸10との固定は、弾
性係止部材として例えばOリング50、51により固定
される。なおキャップ40の回り止めを操作軸10に設
けることを妨げない。
【0023】操作軸10に対するキャップ40の固定状
態は、図2に示すように、一対のOリング50、51が
操作軸10に外嵌され、キャップ40はこれらOリング
50、51の軸線方向へ作用する挟着力によって保持固
定される。Oリング50、51は、半径方向内方へ収縮
するよう作用するため、これらが操作軸10へ外嵌され
ると、この外嵌部は閉塞される。即ち操作軸の軸線(上
下)方向を閉塞する。そしてOリング50、51でキャ
ップ40が挟着されることにより、軸線方向に収縮する
反力が作用してキャップ40は操作軸10へきつく固定
される。本前提技術では、操作軸10において軸線と同
軸状に環状溝11が設けられているため、この環状溝1
1がOリング50、51の取付け位置を規定する軸線方
向の位置決めとなり、ひいてはこの溝がキャップ40の
高さ方向の取付け位置決めとなる。また環状溝11によ
り、Oリング50、51の取付けが容易となる。
【0024】従ってこのような構成において、煮こぼれ
による煮汁が、操作プレート60側へ流下し、開口62
と操作つまみ20との間隙から本体ケース73に侵入し
た場合、煮汁は操作つまみ20の軸部23から操作軸1
0を伝って流下し、或はこの間隙から鉛直下方へ落下す
る。しかしながら、操作つまみ20と熱量調節装置30
との間には、操作軸に外嵌されたキャップ40が設けら
れているから、このキャップ40は煮汁が熱量調節装置
30へ到達することを阻止する。すなわちキャップ40
は、操作軸10の外嵌部がOリング50、51により実
質上閉塞されており、操作つまみ20側から操作軸10
に付着しこれを伝って流下した煮汁は、この閉塞により
熱量調節装置30側へ流入することが阻止される。また
キャップ40は半径方向外方へ張り出して設けられてい
るから、このキャップ40に流下した煮汁は、この張り
出しにより受け止められると共に、図の(キャップ40
の)右上から左下へ向けて流下し、熱量調節装置30を
避けて流下するよう仕向けられる。そして本体ケースの
底部に設けた煮汁受け部(図示しない)により、この流
下した煮汁を受け止めて収容しまたはケース外部へ排出
する。
【0025】こうして操作つまみ20側から流入した煮
汁が熱量調節装置30へ直接に流下し又は到達して損傷
を与えるといったことが回避される。熱量調節装置30
の配置や傾斜状態、或は操作プレート60の開口62の
大きさ等に対応して、キャップ40は、その形状や大き
さ等を自由に設定することができる。図1では操作つま
み20から操作軸10に連設される熱量調節装置30
が、傾斜して設けられているから、煮汁が開口62と軸
部23との間隙から流下又は落下しても、キャップ40
がこれを受け止められるような配置や大きさ、形状とす
ればよい。また操作軸10におけるキャップ40の取付
け高さ位置を調整して所定に設定することもでき、例え
ば開口62側へ近接させるように配置してもよい。従っ
て、上記説明で明らかなように、キャップ40における
半径方向に張り出す大きさが、熱量調節装置30を鉛直
方向にみた投影形状よりも大きく設定されていればよ
い。
【0026】キャップ40の操作軸10への取付け手順
としては、操作軸10の環状溝11内へ一方のOリング
50を外嵌させ、その後キャップ40を図の上方から下
方へ向けて操作軸10へ挿通させ、そして他方のOリン
グ51を環状溝11へ外嵌させるだけでよい。これら両
Oリングの半径方向への収縮力とキャップ40に対する
挟着力により、キャップ40は操作軸10へ確実に固定
されると共に外嵌部が閉塞される。
【0027】上記のように本前提技術によれば、このよ
うなキャップ40は操作軸10の中間部に外嵌させるだ
けでよく、作業性の向上が図れ、そのための取付けスペ
ースは最小限に留められるから嵩張らず、装置の簡素化
とコンパクト化が図れる。また熱量調節装置30として
は、例えばガスコンロの場合には、ガス量調節用のガス
コックが採用され、電気コンロの場合には、ヒータへの
通電量を制御するための熱量スイッチ等が採用される。
前者の場合にはガスコックの点火機構部がガスコック本
体上面に装備されることがあり、上記前提技術によれ
ば、この点火機構部への煮こぼれ等の流下が確実に防止
できる。図示例では、熱量調節装置30には、ガスバー
ナやヒータが接続されるが、それらについては省略し
た。なお熱量調節装置30としては、このような操作つ
まみが上面に露出している種々の装置において、調節機
能の他、種々の切換機能を有したものとして用いること
もできる。
【0028】[実施の形態] 次に、本発明の実施の形態を説明する。図3はキャップ
40が操作軸10へ固定される部分の拡大図であり、こ
の固定部分以外の構成は上記前提技術と同一である。前
述した前提技術のもの(図1,図2のもの)では、操作
軸10に外嵌された二つのOリング50、51により挟
着される構成であったが、図3では、一つのOリング5
2により、キャップ40が操作軸15へ固定される場合
を示している。図例では、操作軸15には下部が拡径し
た段部13が設けられており、この段部13でキャップ
40の下面を受け止めるようにしている。この場合もキ
ャップ40の貫通孔46の内径は操作軸15の外径より
も僅かに大きく設定されている。操作軸15における段
部13の上側には、軸線と同軸状の環状溝12が設けら
れており、図の上方から下方に向けてキャップ40を操
作軸15へ挿通させた後、Oリング52を環状溝12に
外嵌させる。これにより、環状溝12の溝側壁のうち、
溝底121に向かって溝幅を縮小させるように傾斜した
溝側壁122にOリング52が当接すると共に、キャッ
プ40の上面にも当接することになり、Oリング52の
半径方向への収縮力は、この外嵌部を閉塞すると共に、
キャップ40を軸線方向下方へ押圧するよう作用する。
【0029】なお図1〜図3に示したOリング50、5
1、52には、天然ゴムや合成ゴム(ネオブチレンゴ
ム、ネオプレーンゴム及びシリコンゴム等)で形成され
た弾性部材を用いることができる他、上記Oリングに代
えて、例えばピアノ線やバネ鋼などによる環状の弾性部
材を用いることもできる。
【0030】
【0031】次に示す図4の実施の形態では、操作軸1
0に二枚のキャップ47、48を重ねて設けた場合を示
す。このものでは、図1の前提技術と同様に傾斜した状
態であり、操作プレート60の開口62が大きく、開口
62と操作つまみ23の軸25との間隙部も比較的大き
い場合を示している。キャップの張り出し寸法、即ち半
径方向へ張り出せる寸法に制約がある場合、図例のよう
な、比較的小さい張り出し形状のキャップを複数用いて
も、対応することができる。特に図例のように操作軸1
0が鉛直方向に対して傾斜状となっている場合には好適
であり、キャップ47、48の張り出し寸法が小さくて
も、操作軸10上において所定の間隔をもって配列する
ことにより、その間隔寸法と操作軸10の傾斜角度との
関係から、二つのキャップ47、48における鉛直方向
にみた合成の投影寸法を実質的に大きくすることができ
る。この実施では、二つのキャップ47、48は、それ
ぞれ単体において、先の実施のように必ずしも所定形
状、大きさを満足する必要がなく、これらが合わせられ
て所定の形状、大きさとなっていればよい。従って、所
要のスペースを必要とせず、装置の簡素化が図れる。
【0032】上記実施の形態において、操作つまみ20
の可動により、操作軸10、15を介して熱量調節装置
30などの制御手段を操作するものであれば、種々の操
作装置に適用することができる。その場合、操作つまみ
は、回動動作の他、軸線方向の動作、さらに揺動動作、
或はこれらの組み合わせに対しても用いることができ
る。
【0033】上記の図1から図4では、操作プレート6
0の開口62には、バーリング等により、操作プレート
60と一体形成された(上方へ突出する)環状壁61を
備えていた。以下に説明する実施の形態では、操作プレ
ートが例えば厚手のガラス材から形成されたもので、上
記環状壁61のように突出状の部材を形成できないか、
形成困難なものについての構成を示す。
【0034】
【0035】
【0036】
【0037】
【0038】
【0039】
【0040】
【0041】
【0042】
【0043】
【0044】以上、本発明の操作装置の実施の形態につ
いて説明したが、種々の変形例は必要に応じて組み合わ
せることができ、本発明の主旨の範囲で変形等も自由で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の説明の為の前提技術の要
部断面図である。
【図2】図1の部分拡大断面図である。
【図3】本発明の実施の形態を示す部分拡大断面図であ
る。
【図4】本発明の別の実施の形態を示す要部断面図であ
る。
【符号の説明】
10、15・・・・・・・操作軸 11、12・・・・・・・環状溝 20・・・・操作つまみ 30・・・・・・・・・・熱量調節装置 40・・・・・・・・・・キャップ 50、51、52・・・・Oリング 60・・・・・・・・・・操作プレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−176925(JP,A) 実開 平6−54112(JP,U) 実開 昭59−22313(JP,U) 実開 平2−96531(JP,U) 実開 昭58−99480(JP,U) 実開 昭57−116048(JP,U) 実公 昭41−3239(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05G 1/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作プレートの軸孔を貫通する軸部材
    と、 前記操作プレートの外部側で前記軸部材の一端部に取り
    付けられた操作つまみと、 前記操作プレートの内部側で前記軸部材の他端部に連結
    され、前記操作つまみを操作することにより、所定機能
    が切換または調整される制御手段と、 前記操作プレートと前記制御手段との間で前記軸部材に
    外嵌され、前記外嵌部が実質上閉塞されると共に、半径
    方向外方へ張り出して設けられたカバー部材と、を備
    え、 前記軸部材の外周には、溝底に向かって溝幅を縮小させ
    るように傾斜した溝側壁を備えた環状溝12が形成され
    ており、 前記環状溝12には、前記傾斜した溝側壁に当接した状
    態で半径方向内方へ収縮する弾性係止部材が外嵌され、 前記カバー部材は、前記弾性係止部材により、軸線方向
    へ押圧されて前記軸部材に固定された、操作装置。
  2. 【請求項2】 操作プレートの軸孔を貫通し且つ鉛直方
    向に対して傾斜した軸部材と、 前記操作プレートの外部側で前記軸部材の一端部に取り
    付けられた操作つまみと、 前記操作プレートの内部側で前記軸部材の他端部に連結
    され、前記操作つまみを操作することにより、所定機能
    が切換または調整される制御手段と、 前記操作プレートと前記制御手段との間で前記軸部材に
    外嵌され、前記外嵌部が実質上閉塞されると共に、前記
    軸部材の軸方向に相対的にずれた夫々の位置に於いて半
    径方向外方へ張り出す態様で設けられた複数のカバー部
    材とを備え、 前記複数のカバー部材を鉛直方向にみた合成の投影形状
    が個々のカバー部材を鉛直方向からみた投影形状より大
    きくなっている、操作装置。
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