JP2004049422A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】所定の折曲形状を呈する静電気除去プレート50の有する固定部52を第2支持部材40fの側面に所定の固定具Fを用いて固定する。この時、接触部54は、第2支持部材40fの上面から若干上方へ突出するように設けられている。また、接続部56は、固定具Fを用いて第2連結部材42bとともに第2支持部材40fの上面に固定されている。静電気除去プレート50の接触部54は、本体枠10が外枠40に収納されると、遊技球発射装置18の有する導電箇所と接触するように設けられている。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、帯電を防止する手段を有する遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、パチンコ遊技機等の遊技機は、例えば、外枠と本体枠とを有している。この外枠をホール島設備の取付台に固定する。また、本体枠は連結手段としてのヒンジにより外枠に扉状に開閉自在に配設されている。なお、外枠は木質系部材にて形成され、本体枠は合成樹脂系部材にて形成されるのが一般的である。この遊技機は、前記のように島設備に取り付けられた状態で遊技に供される。
【0003】
ところで、この遊技機においては、遊技盤に遊技球を投入して流下させる際や遊技盤上を流下した遊技球を誘導するために本体枠背面に設けられた誘導経路において、遊技球同士が摩擦することで静電気が発生する。この静電気は、遊技機の有する各種制御基板に対して誤作動を発生させる要因となる。これの対策として、遊技機には、静電気を除去するためのアース端子が遊技機の所定箇所に配設されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の遊技機においては、遊技機の所定箇所に設けられたアース端子では、静電気を除去できる範囲が配設部分と静電気の誘導経路を形成可能な部分に限られてしまうので、静電気を十分に除去できない場合が考えられる。
また、これを受けて遊技機のアース端子を増設する場合においても、配設箇所を相当数増加させなければならないので、作業に手間がかかり面倒となることが考えられる。加えて、遊技機の入れ替えを行う度に遊技機側と島側のアース配線を脱着させなければならないので、同様に作業に手間がかかり面倒である。
また、これとは別に、遊技機を形成している外枠と本体枠との間、特に、底面側の間には、その構造上、所定の隙間が形成される場合があるので、その隙間から遊技機内部に異物が侵入できてしまうことが考えられる。
【0005】
そこで、本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、遊技機に帯電している静電気を効率よく除去することができ、さらに、静電気の除去設備を配設する作業労力を軽減することができ、さらには、外枠と本体枠との間に形成される隙間への異物の侵入を抑止することができる遊技機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1にかかる発明は、遊技に供される各種装置を有する本体枠と、同本体枠を保持するとともに同本体枠とは所定の連結手段により扉状に連結されている外枠と、を有する遊技機において、導電性を有する略板状部材により形成された導電部材を、前記各種装置の有する導電箇所と接するようにして配設した構成としてある。
上記のように構成した請求項1にかかる発明においては、具体的には、外枠の内周側の底面に、導電性を有する板部材を本体枠に設けられている各種装置の有する導電箇所と接するようにして配設する。この導電部材は、本体枠が外枠に収納された状態で、遊技機の背面側に設けられている各種装置の導電箇所と接触するように配設されている。また、この導電部材の一部は、島側の導電性を有する箇所と電気的に接続されている。
これにより、遊技機の有する導電箇所に帯電している静電気を効率よく除去することができる。 また、外枠と本体枠との間に形成される隙間を遮蔽することができる。
【0007】
なお、本発明は、上記構成に限られるものではなく、以下の手段を含むものである。
手段1
前記導電部材が、前記連結手段と接するように配設されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
外枠と本体枠とを連結している連結手段と接触するように導電部材を配設する。通常、連結手段は、導電性を有する金属部材にて形成されている。ここで、導電部材は、本体枠の導電性を有する部材、具体的には、遊技球排出路から溢れ出した遊技球を下皿へ案内する溢出球案内経路と接触するように配設されるとともに、連結手段とも接触するように配設されている。こうすることにより、導電部材に導入された静電気を連結手段を介して島側へ導通する。
これにより、遊技機の有する導電箇所に帯電している静電気を効率よく除去することができ、静電気の除去設備を配設する作業労力を軽減することができる。
【0008】
手段2
前記導電部材が、前記連結手段と一体に形成されていることを特徴とする請求項1もしくは手段1に記載の遊技機。
導電部材と連結手段とを一体に形成する。例えば、遊技機の底面に導電部材を配設したい場合には、遊技機の底面側の連結手段を導電部材が一体に形成されたものを配設する。
これにより、導電部材と連結手段とが一体に形成されているので、確実に静電気を導電することができる。また、導電部材と連結手段との接続を行う必要がないので、手間取ることなく取り付けることができる。
【0009】
手段3
前記導電部材が、前記本体枠の背面側に設けられた前記各種装置の有する導電箇所と接するように設けられていることを特徴とする請求項1もしくは手段1又は手段2のいずれかに記載の遊技機。
本体枠の背面側に配設された各種装置の有する導電箇所と連結手段とに接するように導電部材を配設する。
これにより、本体枠の背面側に設けられた各種装置の有する導電箇所に帯電している静電気を除去することができる。
【0010】
手段4
前記導電部材が、前記遊技機において遊技球を発射させるための遊技球発射装置の有する導電箇所と接するように設けられていることを特徴とする請求項1もしくは手段1〜手段3のいずれかに記載の遊技機。
導電部材を遊技球発射装置の有する導電箇所と接するように配設する。この遊技球発射装置は、遊技球を遊技領域へ打ち出すために設けられており、遊技球を打ち出す際に遊技球の周辺に静電気が発生する。そこで、遊技球発射装置に導電部材を接触させることにより遊技球発射装置に帯電している静電気を導電部材へ導通することにより除去される。
これにより、遊技球発射装置の有する導電箇所に帯電している静電気を効率よく除去することができる。
【0011】
手段5
前記本体枠の背面側には、同本体枠に設けられた各種装置の有する導電箇所と接するとともに前記導電部材とも接するように設けられた導電仲介部材が配設されていることを特徴とする請求項1もしくは手段1〜手段4のいずれかに記載の遊技機。
具体的には、本体枠の背面側で導電部材と接触可能な位置に導電仲介部材を配設する。ここで、遊技盤の背面側に設けられている遊技球の流通経路等に導電箇所を形成して、その導電箇所に導電線を接続し、さらに、この導電線の他端を導電仲介部材に接続する。
これにより、本体枠の背面側に設けられている各種装置の有する導電箇所に帯電している静電気を効率よく除去することができる。
【0012】
手段6
前記本体枠の背面側に設けられた機構板には、同機構板に配設されている前記各種装置の有する導電箇所と接するとともに前記導電部材とも接するように設けられた導電仲介部材が配設されていることを特徴とする請求項1もしくは手段1〜手段5のいずれかに記載の遊技機。
具体的には、機構板の有する制御基板等に導電仲介部材を配設する。ここで、機構板に設けられている遊技球の流通経路等に導電箇所を形成して、その導電箇所に導電線を接続し、さらに、この導電線の他端を導電仲介部材に接続する。
これにより、機構板に設けられている各種装置の有する導電箇所に帯電している静電気を効率よく除去することができる。
【0013】
手段7
前記導電部材が、前記本体枠の背面側に設けられた前記各種装置と接続された導電箇所の少なくとも2箇所と接するように設けられていることを特徴とする請求項1もしくは手段1〜手段6のいずれかに記載の遊技機。
本体枠の背面側に配設された各種装置の有する複数の異なる導電箇所に導電部材を接触させるとともに連結手段とも接触するようにして配設する。この複数の異なる導電箇所とは、具体的に、遊技球発射装置や機構板に配設された制御基板や遊技球の流通経路等の有する導電箇所であり、これらと同時に接触させることで一連の導電経路が形成される。
これにより、本体枠の背面側に設けられている複数の各種装置の有する導電箇所に帯電している静電気を効率よく除去することができる。
【0014】
手段8
前記導電部材が、前記遊技球発射装置の有する導電箇所及び前記本体枠の背面側に配設されている前記導電仲介部材の両方と接するように設けられていることを特徴とする手段7に記載の遊技機。
遊技球発射装置の導電箇所と接触するように配設されている導電部材に、さらに、本体枠の有する導電箇所と接続された導電仲介部材を接触させるように配設する。
これにより、遊技球発射装置と本体枠の背面側に設けられている各種装置の有する導電箇所とに帯電している静電気を効率よく除去することができる。
【0015】
手段9
前記導電部材が、前記遊技球発射装置の有する導電箇所及び前記機構板に配設されている前記導電仲介部材の両方と接するように設けられていることを特徴とする手段7に記載の遊技機。
遊技球発射装置の導電箇所と接触するように配設されている導電部材と接触するように導電仲介部材を配設する。
これにより、遊技球発射装置と機構板に設けられている各種装置の有する導電箇所に帯電している静電気を効率よく除去することができる。
【0016】
手段10
前記導電部材が、前記遊技球発射装置の有する導電箇所及び/又は前記本体枠の背面側に設けられた前記導電仲介部材及び/又は前記機構板に設けられた前記導電仲介部材のいずれかと接するように設けられていることを特徴とする手段7に記載の遊技機。
遊技球発射装置の有する導電箇所又は本体枠の背面側に設けられた導電仲介部材又は機構板に設けられた導電仲介部材の少なくともいずれか一つを導電部材と接触するように配設する。
これにより、導電部材と接触している導電箇所の静電気を効率よく除去することができる。
【0017】
手段11
前記導電部材が、前記本体枠と前記外枠との間に形成される隙間を遮蔽可能な位置に設けられていることを特徴とする請求項1もしくは手段1〜手段10のいずれかに記載の遊技機。
外枠に本体枠を収納した状態では、外枠と本体枠との間に少なからず所定の隙間が形成されてしまい、遊技機内に異物が侵入し易い状態となる。そこで、外枠と本体枠との間に形成される隙間を遮蔽する位置に導電部材を配設する。具体的には、導電部材を所定の固定具を用いて外枠の内周側の端部に沿って配設する。
これにより、外枠と本体枠との間に設けられる隙間を容易に遮蔽することができ、遊技機内部への異物の侵入を抑止することができる。
【0018】
手段12
前記導電部材が、前記外枠に配設されていることを特徴とする請求項1もしくは手段1〜手段11のいずれかに記載の遊技機。
具体的には、導電部材を本体枠の背面側であって、外枠の底面をなす部材の内側面に配設する。そして、導電部材の一部が本体枠に設けられた各種装置の有する導電箇所と連結手段とに接するように配設する。
これにより、本体枠の背面側に設けられた各種装置の有する導電箇所に帯電している静電気を効率よく除去することができる。
【0019】
手段13
前記導電部材が、前記外枠の底面をなす部材の内周面の所定位置から若干突出するように立設された状態で前記連結手段と接するように配設され、かつ、前記本体枠を同外枠に収納すると、同本体枠に配設されている前記遊技球発射装置の有する導電箇所と接するように設けられていることを特徴とする手段12に記載の遊技機。
導電部材を外枠の底面をなす部材の内周面の所定位置に配設する。この際、導電部材が連結手段及び遊技球発射装置の有する導電箇所と接するように配設する。
これにより、遊技球発射装置の有する導電箇所に帯電している静電気を効率よく除去することができる。また、外枠と本体枠との間に設けられる隙間を遮蔽するように配設されているので、遊技機内部に異物が侵入することを抑止することができる。
【0020】
手段14
前記導電部材が、前記本体枠の背面側に配設されていることを特徴とする請求項1もしくは手段1〜手段11のいずれかに記載の遊技機。
具体的には、本体枠の背面側の底面付近に導電部材を配設する。そして、導電部材の一部が本体枠に設けられた各種装置の有する導電箇所及び連結手段と接するように配設する。
これにより、本体枠の背面側に設けられた各種装置の有する導電箇所に帯電している静電気を効率よく除去することができる。
【0021】
手段15
前記導電部材が、前記本体枠の背面側の底面端部から下方へ若干突出するようにして同本体枠に設けられている前記遊技球発射装置の導電箇所と接するように設けられ、かつ、前記連結手段と接するように配設されていることを特徴とする手段14に記載の遊技機。
導電部材を本体枠の背面側に配設する。この際、導電部材が連結手段及び遊技球発射装置の導電箇所と接するように配設する。
これにより、遊技球発射装置の有する導電箇所に帯電している静電気を効率よく除去することができる。また、外枠と本体枠との間に設けられる隙間を遮蔽するように配設されているので、遊技機内部に異物が侵入することを抑止することができる。
【0022】
手段16
前記導電部材が、所定の弾性を有する導電性部材にて形成されていることを特徴とする請求項1もしくは手段1〜手段15のいずれかに記載の遊技機。
具体的には、導電部材をステンレススチール材等の所定の弾性を有する板状部材により形成する。ステンレススチール製の板状部材により形成された導電部材を本体枠に接触させた時に、若干撓む程度に予め折曲させる。こうすることにより、導電部材に本体枠を接触させると、導電部材が本体枠に設けられている各種装置の有する導電箇所に対して所定の圧力で付勢された状態で接触する。
これにより、導電部材と本体枠の背面側に設けられている各種装置の有する導電箇所とを確実に接触させることができ、静電気の除去を確実に行うことができる。
【0023】
手段17
前記導電部材が、複数箇所を略平行に折曲することにより前記遊技機の背面側に設けられた各種装置に対して所定の圧力で付勢可能に設けられていることを特徴とする請求項1もしくは手段1〜手段16のいずれかに記載の遊技機。
導電部材を配設する外枠と略平行をなすように複数箇所において折曲する。具体的には、導電部材を本体枠側とは反対側に若干傾斜させるように折曲する。こうすることにより、導電部材を本体枠の被接触部に接触させる際に、所定の圧力が加わった状態、すなわち、板バネ作用により付勢された状態で接触している。
これにより、導電部材と本体枠に設けられている各種装置の有する導電箇所とを確実に接触させることができる。また、折曲するだけで導電部材に付勢作用を付加することができ、加工が容易である。
【0024】
手段18
前記導電部材の外形形状が、前記本体枠の背面側に設けられた前記各種装置の有する導電箇所の外形形状に合わせて形成されていることを特徴とする請求項1もしくは手段1〜手段17のいずれかに記載の遊技機。
具体的には、導電部材を遊技機の底面に配設する場合において、導電部材を本体枠に設けられている導電箇所としての遊技球発射装置の有する遊技球発射用のモータ等の外形形状に合わせて成形する。
これにより、導電部材と本体枠に設けられている各種装置の有する導電箇所とを確実に接触させることができ、静電気を効率よく除去させることができる。
【0025】
手段19
前記本体枠と前記外枠とを前記連結手段により開閉自在に連結する開閉軸付近には、同本体枠に設けられている前記各種装置の有する導電箇所と同連結手段との間に介在されることにより同導電部材と同連結手段とを間接的に接触させている介在手段が設けられ、かつ、同介在手段が、導電性を有する部材により形成されていることを特徴とする請求項1もしくは手段1〜手段18のいずれかに記載の遊技機。
本体枠と外枠とを連結手段により開閉自在に連結する開閉軸付近に、本体枠に設けられている各種装置の有する導電箇所と連結手段との間に介在させる位置に介在手段を設ける。この介在手段は、導電性を有する部材により形成されており、一定の条件下、例えば、本体枠を外枠に収納した場合において、本体枠に設けられている各種装置の有する導電箇所と連結手段とが間接的に接触するように設けられている。
これにより、本体枠及び機構板に設けられている各種装置の有する導電箇所に帯電している静電気を効率よく除去することができる。
【0026】
手段20
前記遊技機は、スロットマシンであり、複数の識別情報からなる識別情報列を動的表示した後に識別情報を確定表示する可変表示手段を備え、始動用操作手段(例えば、操作レバー)の操作に起因して識別情報の動的表示が開始され、停止用操作手段(例えばストップボタン)の操作に起因して、あるいは、所定時間経過することにより、識別情報の動的表示が停止され、その停止時の確定識別情報が特定識別情報であることを必要条件として、遊技者に有利な特別遊技状態を発生させる特別遊技状態発生手段とを備えた請求項1もしくは手段1〜手段19のいずれかに記載の遊技機。
スロットマシンとは、回胴式の絵柄の絵合わせを行うものであり、特定の絵柄に当選した場合に限ってその絵柄に対応する出玉を遊技者に還元する機能を有するものである。このスロットマシンの遊技媒体としては、コインやメダルを使用するのが一般的である。
このスロットマシンは、前面側だけ開口された略箱状を呈する筐体と、筐体の前面に設けられた制御部等を有する本体部と、筐体部内に設けられたコインタンク及びコイン払い出し装置等より形成されている。ここで、スロットマシンの筐体と本体部との間に設けられる隙間を遮蔽する位置に、導電性を有する導電部材を筐体側又は本体部側のいずれかに配設する。例えば、導電部材が筐体側に設けられる場合には、本体部が筐体に収納された状態で本体部側の導電性を有する部材と接触するように配設する。また、この導電部材の一部は、島側の導電箇所と電気的に接続されている。
これにより、スロットマシンの有する導電箇所に帯電している静電気を効率よく除去することができる。
【0027】
手段21
前記遊技機は、パチロットであり、複数の識別情報からなる識別情報列を動的表示した後に識別情報を確定表示する可変表示手段を備え、始動用操作手段(例えば操作レバー)の操作に起因して識別情報の動的表示が開始され、停止用操作手段(例えばストップボタン)の操作に起因して、あるいは、所定時間経過することにより、識別情報の動的表示が停止され、その停止時の確定識別情報が特定識別情報であることを必要条件として、遊技者に有利な特別遊技状態を発生させる特別遊技状態発生手段とを備え、遊技媒体として球を使用するとともに、前記識別情報の動的表示の開始に際しては所定数の球を必要とし、特別遊技状態の発生に際しては多くの球が払い出されるように構成されていることを特徴とする請求項1もしくは手段1〜手段19のいずれかに記載の遊技機。
パチロットとは、前記のスロットマシンと概ね同様の構成を有する遊技機で、遊技球を遊技媒体として使用することを特徴とするものである。
このパチロットは、前面側だけ開口された略箱状を呈する筐体と、筐体の前面に設けられた制御部等を有する本体部と、筐体内部に設けられた遊技球タンク及び遊技球払い出し装置等より形成されている。ここで、パチロットの筐体と本体部との間に設けられる隙間を遮蔽する位置に導電性を有する導電部材を筐体側又は本体部側のいずれかに配設する。例えば、導電部材が筐体側に設けられる場合には、本体部が筐体に収納された状態で本体部の導電性を有する部材と接触するように配設されている。また、この導電部材の一部は、島側の導電性を有する箇所と接続されている。
これにより、パチロットの有する導電箇所に帯電している静電気を効率よく除去することができる。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、遊技機の有する導電箇所に帯電している静電気を効率よく除去することができる。 また、外枠と本体枠との間に形成される隙間を遮蔽することができる。
また、手段1にかかる発明によれば、遊技機の有する導電箇所に帯電している静電気を効率よく除去することができ、静電気の除去設備を配設する作業労力を軽減することができる。
また、手段2にかかる発明によれば、導電部材と連結手段とが一体に形成されているので、確実に静電気を導電することができる。また、導電部材と連結手段との接続を行う必要がないので、手間取ることなく取り付けることができる。
また、手段3にかかる発明によれば、本体枠の背面側に設けられた各種装置の有する導電箇所に帯電している静電気を除去することができる。
また、手段4にかかる発明によれば、遊技球発射装置の有する導電箇所に帯電している静電気を効率よく除去することができる。
また、手段5にかかる発明によれば、本体枠の背面側に設けられている各種装置の有する導電箇所に帯電している静電気を効率よく除去することができる。
また、手段6にかかる発明によれば、機構板に設けられている各種装置の有する導電箇所に帯電している静電気を効率よく除去することができる。
また、手段7にかかる発明によれば、本体枠の背面側に設けられている複数の各種装置の有する導電箇所に帯電している静電気を効率よく除去することができる。
また、手段8にかかる発明によれば、遊技球発射装置と本体枠の背面側に設けられている各種装置の有する導電箇所とに帯電している静電気を効率よく除去することができる。
また、手段9にかかる発明によれば、本体枠の背面側に設けられた各種装置の有する導電箇所に帯電している静電気を除去することができる。
また、手段10にかかる発明によれば、導電部材と接触している導電箇所の静電気を効率よく除去することができる。
また、手段11にかかる発明によれば、外枠と本体枠との間に設けられる隙間を容易に遮蔽することができ、遊技機内部への異物の侵入を抑止することができる。
また、手段12にかかる発明によれば、本体枠の背面側に設けられた各種装置の有する導電箇所に帯電している静電気を効率よく除去することができる。
また、手段13にかかる発明によれば、遊技球発射装置の有する導電箇所に帯電している静電気を効率よく除去することができる。また、外枠と本体枠との間に設けられる隙間を遮蔽するように配設されているので、遊技機内部に異物が侵入することを抑止することができる。
また、手段14にかかる発明によれば、本体枠の背面側に設けられた各種装置の有する導電箇所に帯電している静電気を効率よく除去することができる。
また、手段15にかかる発明によれば、遊技球発射装置の有する導電箇所に帯電している静電気を効率よく除去することができる。また、外枠と本体枠との間に設けられる隙間を遮蔽するように配設されているので、遊技機内部に異物が侵入することを抑止することができる。
また、手段16にかかる発明によれば、導電部材と本体枠の背面側に設けられている各種装置の有する導電箇所とを確実に接触させることができ、静電気の除去を確実に行うことができる。
また、手段17にかかる発明によれば、導電部材と本体枠に設けられている各種装置の有する導電箇所とを確実に接触させることができる。また、折曲するだけで導電部材に付勢作用を付加することができ、加工が容易である。
また、手段18にかかる発明によれば、導電部材と本体枠に設けられている各種装置の有する導電箇所とを確実に接触させることができ、静電気を効率よく除去させることができる。
また、手段19にかかる発明によれば、本体枠及び機構板に設けられている各種装置の有する導電箇所に帯電している静電気を効率よく除去することができる。
また、手段20にかかる発明によれば、スロットマシンの有する導電箇所に帯電している静電気を効率よく除去することができる。
また、手段21にかかる発明によれば、パチロットの有する導電箇所に帯電している静電気を効率よく除去することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
ここでは、下記の順序に従って本発明の実施形態を説明する。
(1)遊技機の概要:
(2)遊技機の説明:
(3)遊技機の変形例:
【0030】
(1)遊技機の概要:
本発明に基づく遊技機をパチンコ遊技機A1に応用した場合の実施の形態について図面を利用して説明する。
パチンコ遊技機A1は、複数の機能部品により構成された各種装置を複数用いて互いに組み合わせ、さらに、これらを一体に形成することによりユニット体を構成し、さらに、これらユニット体を互いに組み合わせることによって、パチンコ遊技機A1として機能するものである。すなわち、このユニット体とは、図1及び図2に示すように、本体枠10、遊技盤12、機構板20、前面ガラス扉枠30、外枠40等である。また、各種装置とは、本体枠10においては、上皿14、下皿16、遊技球発射装置18等が挙げられる。また、機構板20においては、カバー部材22a、主制御基板22b、景品球タンク22c、景品球排出装置22d、払出制御基板22e、電源操作部22f、電源基板22g等が挙げられる。なお、カバー部材22a内に配設されている部材としては、制御情報表示装置22hや、ランプ制御基板(図示省略)や、発射制御基板(図示省略)等が挙げられる。
【0031】
なお、以下の説明において、前面又は前面側とは、図1に示すように、遊技領域12aが設けられている面、すなわち、遊技者が対面する面を示すものとし、背面又は背面側とは、図2に示すように、機構板20が設けられている面を示すものとする。また、下方とは、特に説明する場合以外は、後述する底面部材40aの配設されている方向を示すものとし、上方とは、下方の反対、すなわち、後述する上面部材40dの配設されている方向を示すものとする。
【0032】
(2)遊技機の説明:
図1は、パチンコ遊技機A1の前面側の構成を示す全体斜視図である。
同図において、パチンコ遊技機A1は、本体枠10と、前面ガラス扉枠30と、外枠40とをそれぞれ所定位置に配設することにより形成されている。
ここで、パチンコ遊技機A1の構成についてさらに詳細に説明すると、本体枠10は、図1及び図2に示すように、合成樹脂製の部材により略枠状に形成されており、本体部10aと、取付部10bとが一体に形成されている。この本体部10aは、パチンコ遊技機A1の前面側に向けて配設されており、取付部10bは、パチンコ遊技機A1の背面側に向けて配設されている。また、この取付部10bには、遊技盤12が嵌着されるようにして設けられている。また、この本体枠10の長手方向の一方の側面、具体的には、取付部10bの側面には、金属製の係止部材10cが設けられている。
【0033】
また、本体枠10の前面側の遊技盤12の下方には、上皿14と、下皿16と、ハンドル18aがそれぞれ配設されている。さらに、この本体枠10には、図1等に示すように、所定の被連結部11が設けられており、この被連結部11を介して外枠40と開閉自在に連結されている。
【0034】
また、この遊技盤12の前面側には、図1に示すように、遊技球を流下させる遊技領域12aが形成されている。この遊技領域12aには、遊技を演出する各種役物として始動口12a1や、風車12a2や、後述する制御情報表示装置22hの有する画像表示部22h1や、画像表示部22h1の周囲に設けられた画像表示部装飾部材12a3や、画像表示部装飾部材12a3内に配設された装飾用ランプ34等が設けられている。
【0035】
次に、図2は、パチンコ遊技機A1の背面側の構成を示す全体斜視図である。
同図において、本体枠10の背面側、すなわち、遊技盤12の遊技領域12aが設けられている面とは反対の面には、機構板20が設けられている。この機構板20は、合成樹脂製の部材により形成されている。また、この機構板20は、本体枠10の取付部10bの側面に設けられた機構板連結部材21により遊技盤12に対して開閉自在に装着されている。この機構板連結部材21は、導電性を有する金属部材等により形成されており、本体枠10の取付部10bの長手方向の面、すなわち、外枠40の有する第1側面部材40bの配設されている面の取付部10bに固定されており、機構板20をヒンジ(図示省略)を用いて回動自在に連結することで遊技盤12に対して開閉自在に装着するために設けられている。また、この機構板20と遊技盤12との間には、セーフ球集合板24が設けられている。このセーフ球集合板24は、遊技領域12aを流下して始動口12a1等に入賞したセーフ球を集める等の機能を有している。
【0036】
また、この機構板20には、図2に示すように、複数の機能部品からなる各種装置(図示省略)が所定位置にそれぞれ配設されている。この各種装置としては、前述のように、カバー部材22a、主制御基板22b、景品球タンク22c、景品球排出装置22d、払出制御基板22e、電源操作部22f、電源基板22g等である。
【0037】
次に、前面ガラス扉枠30は、図1に示すように、本体枠10の前面側に配設されている。この前面ガラス扉枠30の中辺部には、ガラス部32が設けられており、前面側には、装飾用ランプ34が設けられている。
【0038】
次に、外枠40は、図2に示すように、略長方形状を呈する木質系の複数の板部材を互いに組み合わせることにより形成されている。すなわち、この外枠40は、底面部材40aと、第1側面部材40bと、第2側面部材40cと、上面部材40dとから形成されており、これらの端部同士を互いに連接することにより、パチンコ遊技機A1の前面方向及び背面方向が開口した略枠状に形成されている。
【0039】
また、第1側面部材40bの上下端には、金属製の本体枠連結部材42(連結手段)が設けられている。この連結部材42は、第1側面部材40bの上方端部に第1連結部材42aが配設され、下方端部に第2連結部材42bがそれぞれ配設されている。この連結部材42は、本体枠10の被連結部11と、前面ガラス扉枠30の被連結部36とを外枠40に対して回動自在に連結するために設けられている。つまり、外枠40には、本体枠10が開閉自在に設けられ、さらに、本体枠10には、前面ガラス扉枠30が開閉自在に設けられている。また、本体枠10の解放端側の取付部10bの側面に設けられている係止部材10cは、本体枠10の前面側から背面側に渡って穿設されている。この係止部材10cは、本体枠10の外枠40への収納と、前面ガラス扉枠30の本体枠10への固定とを同時に行うための係止手段として設けられている。
【0040】
図3は、パチンコ遊技機A1の背面側の要部の構成を示す拡大斜視図である。
同図において、外枠40の底面に設けられた底面部材40aの内周側の上面には、第1支持部材40e(図1及び図5参照)と、第2支持部材40fとがそれぞれ配設されている。この第1支持部材40eは、底面部材40aと隙間なく配設されるとともに、パチンコ遊技機A1の前面側へ露出するよう設けられており、さらに、第1側面部材40b及び第2側面部材40cとにより挟持される位置に設けられている。また、第2支持部材40fは、第1支持部材40eの背面側の側面に隙間なく配設されており、底面部材40aとは所定の間隔を余して設けられ、さらに、第1側面部材40b及び第2側面部材40cとにより挟持される位置に設けられている。
【0041】
また、第1支持部材40e及び第2支持部材40f上方の直近であって、本体枠10の背面側には、遊技球発射装置18が設けられている。この遊技球発射装置18は、遊技球を遊技領域12aへ打ち出すために設けられており、遊技者に遊技球の発射を行わせるハンドル18aと、遊技球の発射を駆動するモータ18bと、遊技球を打ち出す打球槌18cと、これらを一体的に保持するベース部材18dとから形成されている。また、モータ18bは、ベース部材18dに所定の間隔を余して設けられたモータ支持部18eに固定されている。ここで、べース部材18dやモータ支持部18e等の遊技球発射装置18を構成している部材の大部分は、導電性を有する金属部材により形成されている。
ここで、この支持部材40fの背面側には、図3に示すように、本発明の主要な構成としての静電気除去プレート50(導電部材)が設けられている。
【0042】
図4は、パチンコ遊技機A1の背面側の要部の構成を示す拡大斜視図である。
同図において、静電気除去プレート50は、細長い略短冊状を呈する金属製の板状部材により形成されている。また、この静電気除去プレート50は、所定の位置において長手方向と略平行線状に折曲されることにより、固定部52と、接触部54とが形成されている。さらに、この静電気除去プレート50には、長手方向の一方の端部に接続部56が形成されている。
【0043】
固定部52の所定位置には、所定の固定具を挿通可能な複数の孔部52aが穿設されている。つまり、この静電気除去プレート50は、孔部52aに所定の固定具を配設して固定部52を第2支持部材40fの側面の所定位置に固定することにより外枠40に配設されている。
【0044】
また、接触部54は、固定部52とは同一体をなしており、2箇所の折曲線50a及び折曲線50bにおいて所定の角度で折曲されることにより固定部52とは区別された面状に形成されている。なお、補足事例として、接触部54の折曲線50bとは反対側の端部は、周囲の配線類等の部材と不用意に接触する可能性がある場合には、これらの部材を保護する目的で内側に折曲されたり所定の保護材が装着されていてもよい。
【0045】
また、接続部56は、固定部52と接触部54との間に形成された中間部分53を長手方向へ所定の長さまで延長した形状を呈しており、その端部付近には、所定の固定具F等を挿通可能とする孔部56aが形成されている。この孔部56aは、第2連結部材42bに設けられた孔部(図示省略)とともに所定の固定具F等を用いて底面支持部材40fに固定可能な位置に形成されている。
【0046】
ここで、静電気除去プレート50をパチンコ遊技機A1へ配設する際の態様について説明する。
図5は、パチンコ遊技機A1の要部の構成を示す図であって、X1矢視線(図3参照)より視認した矢視断面図である。
同図において、静電気除去プレート50は、固定部52に複数設けられている孔部52a(図4参照)に所定の固定具F等を用いることにより第2支持部材40fの背面側の側面に固定されている。そして、本体枠10を外枠40に収納すると、静電気除去プレート50の有する接触部54が丁度モータ支持部18eの下面の端部付近に接触するように設けられている。また、接続部56は、孔部56aを第2連結部材42bに設けられた孔部42b1とともに所定の固定具F等を用いて第2支持部材40fの上面に固定されている。
【0047】
次に、パチンコ遊技機A1の使用状態、具体的には、パチンコ遊技機A1に静電気除去プレート50を設置した場合の作用について説明する。
図6は、パチンコ遊技機A1の使用状態を示す平面図である。
同図において、静電気除去プレート50が第2支持部材40fの背面側の側面に配設されている。ここで、本体枠10を外枠40に収納すると、遊技球発射装置18のモータ支持部18eに静電気除去プレート50の接触部54が接触する。すると、遊技球発射装置18に帯電している静電気は、図6に示す破線のように、モータ支持部18eから接触部54へ導通され、さらに、接続部56及び第2連結部材42bを経由して島側へ導通される。この時、第1連結部42aが島側の導電箇所と接続されているような場合には、第1連結部材42aと第2連結部材42bとを連結している軸部材等を介して第2連結部材42bから第1連結部材42aに静電気が導通されて島側へ放電される。
【0048】
なお、本実施例においては、接触部54と接する箇所を遊技球発射装置18以外にも設けるようにしてもよい。すなわち、本体枠10の背面側であって、接触部54に近接する所定位置には、図2及び図3に示すように、遊技球発射装置18とともに接触部54と接触するように設けられた導電プレート19(導電仲介部材)が配設されている。
図7は、パチンコ遊技機A1の要部の構成を示す図であって、X2矢視線(図3参照)より視認した矢視断面図である。
同図において、導電プレート19は、所定位置が折曲された導電性を有する板状部材により形成されており、一方の端部が本体枠10の背面側に固定され、他方の端部が静電気除去プレート50の接触部54と接するように設けられている。また、この導電プレート19には、遊技盤20の背面側に設けられた各種装置、具体的には、遊技球の流通経路(図示省略)等の有する導電箇所に接続された導電線19aが接続されている。つまり、遊技盤12aの背面側に配設された流通経路等の各種装置の有する導電箇所に帯電している静電気は、図6に示す破線のように、導電線19aを介して導電プレート19に導通され、さらに、接触部54及び接続部56及び第2連結部材42bを経由して島側へ導通される。
【0049】
また、前述の静電気除去プレート50では、外枠40の側に配設されている場合について説明したが、本体枠10の側に配設されていてもよい。すなわち、本体枠10に配設されるように設けられた静電気除去プレート(図示省略)は、図3を参照して説明すると、静電気除去プレート50とは上下逆向きの状態で配設されている。つまり、本体枠10に固定される静電気除去プレートにおいては、静電気除去プレート50でいう固定部52に該当する部分が、所定の固定具を用いて本体枠10の背面側に固定される。また、静電気除去プレート50でいう接触部54に該当する部分が、第2支持部材40fとは必要以上の間隔を余さない程度に下方へ垂れ下がるようにして配設されている。
【0050】
また、前述の導電プレート19では、本体枠10の背面側に配設されている場合について説明したが、機構板20に配設されていてもよい。
図8は、パチンコ遊技機A1の要部の構成を示す拡大斜視図である。
同図において、導電プレート119は、導電プレート19と同様に、所定位置が折曲された導電性を有する板状部材により形成されており、一方の端部が機構板20の有する各種装置、例えば、電源基板22gの外面に所定の固定具F等を用いて固定され、他方の端部が静電気除去プレート50の接触部54と接するように配設されている。
【0051】
図9は、パチンコ遊技機A1の要部の構成を示す図であって、X3矢視線(図8参照)より視認した矢視断面図である。
同図において、導電プレート119の電源基板22gに固定されている側の端部とは反対側の端部は、本体枠10が外枠40に収納されると、静電気除去プレート50の接触部54と接触するように形成されている。また、この導電プレート119には、機構板20の有する各種装置、具体的には、主制御基板22bや電源基板22g等の導電箇所と接続された導電線119aが接続されている。つまり、機構板20の背面側に配設された主制御基板22bや電源基板22g等の各種装置の有する導電箇所に帯電している静電気は、図6に示す導電プレート19と同様に、導電線119aを介して導電プレート119に導通され、さらに、接触部54及び接続部56及び第2連結部材42bを経由して島側へ導通される。
【0052】
(3)遊技機の変形例:
次に、パチンコ遊技機A1の第1の変形例としての静電気除去プレート150について図面を利用して説明する。
図10は、パチンコ遊技機A1の第1の変形例の要部の構成を示す斜視図である。
同図において、静電気除去プレート150は、固定部152と、接触部154と、接続部156とを有している。この静電気除去プレート150は、上述の静電気除去プレート50とは、概ね同様の構成にて形成されているが、接触部154において異なる構成を有している。また、この静電気除去プレート150の所定位置には、静電気除去プレート50と概ね同様に複数の孔部、すなわち、固定部152に設けられている孔部152aや接続部156に設けられている孔部156a等が形成されているが、機能的には静電気除去プレート50の場合と同様であるので、その説明を省略する。
【0053】
図11は、パチンコ遊技機A1の第1の変形例の要部の構成を示す図であって、本実施例のパチンコ遊技機A1に第1の変形例を配設した状態をX1矢視線(図3参照)より視認した矢視断面図である。
同図において、接触部154は、板状部材を所定の2箇所、すなわち、折曲線154aと、折曲線154bとにおいて折曲することにより、断面視略三角形状を呈する板バネ作用を有する形状に形成されている。また、この接触部154の長手方向の幅は、モータ支持部18eの内側の幅に合わせて形成されている。つまり、この接触部154は、本体枠10が外枠40に収納されると、丁度モータ支持部18eが収納される場所となる位置に配設されており、このモータ支持部18eの底面側の端部が接触部154に接触すると、接触部154が下方へ押されて折曲線154bがモータ支持部18e下部に形成されている開口部18e1に嵌着するように配設されている。これにより、接触部154は、板バネ作用によりモータ支持部18eに対して付勢されるので、モータ支持部18eと安定した接触状態を形成している。
【0054】
また、図12は、パチンコ遊技機A1の第2の変形例の要部の構成を示す斜視図である。
同図において、静電気除去プレート250は、静電気除去プレート50と連結部材42bとが一体に形成されたものと同様の構成である。すなわち、この静電気除去プレート250は、固定部252と、接触部254と、接続部256とから形成されている。つまり、この静電気除去プレート250パチンコ遊技機A1に用いる場合には、連結部材42bの代わりに、接続部256が、直接外枠40に配設されることとなる。従って、この静電気除去プレート250においては、静電気除去プレート50の構成を有する部分と連結部材42bの構成を有する部分とが一体に形成されているので、互いを連結するための固定具等を用いることなく静電気の導通を行うことが可能な構造となっている。また、この静電気除去プレート250の固定部252には、静電気除去プレート50と概ね同様に複数の孔部、すなわち、固定部152に設けられている孔部152aと同様の孔部が形成されているが、機能的には静電気除去プレート50の場合と同様であるので、その説明を省略する。
【0055】
また、図13は、パチンコ遊技機A1の第3の変形例の要部の構成を示す分解斜視図である。
同図において、パチンコ遊技機A1には、静電気除去プレート50に加えて、機構板連結部材(介在手段)121が設けられている。この機構板連結部材121は、前述の機構板連結部材21(図2参照)と概ね同様に、本体枠10の取付部10bに固定されており、機構板20をヒンジ121aを用いて回動自在に連結することで遊技盤12に対して開閉自在に装着するために設けられている。しかし、機構板連結部材121は、機構板連結部材21とは異なる構成を有している。すなわち、この機構板連結部材121の下方端は、所定の長さ延長され、さらに、その端部には、断面視略レ字状に折曲された接触部123が設けられている。
【0056】
図14は、パチンコ遊技機A1の第3の変形例の要部の構成を示す平面図である。
同図において、接触部123は、本体枠10が外枠40に収納されると、丁度第2連結部材42bの一部、具体的には、外枠40の第2側面部材40bに固定されている垂直面状を呈する部分と接触する位置に設けられている。この接触部123は、その形状から所定の板バネ作用を有しており、本体枠10を外枠40に収納すると、接触部123が所定の付勢力で第2連結部材42bに押圧されるように設けられている。
この機構板連結部材121は、本体枠10及び機構板20に設けられている各種装置の有する導電箇所と所定の導電線(図示省略)等を用いて電気的に接続されている。具体的には、本体枠10及び機構板20に設けられている各種装置の有する導電箇所と接続された導電線の他端がヒンジ121a等に接続されることにより、本体枠10及び機構板20に設けられている各種装置の有する導電箇所と機構板連結部材121とが電気的に接続された状態となる。つまり、導電箇所に帯電している静電気は、図14に示す破線のように、導電線を介してヒンジ121aに導通され、さらに、接触部123及び第2連結部材42bを経由して島側へ導通される。
なお、第3の変形例では、機構板連結部材121を介在手段として利用した場合の一例を示したが、本体枠10及び機構板20に設けられている各種装置の有する導電箇所と接触させることが可能であれば、機構板連結部材121等とは別に、介在手段として導電性を有する部材を新たに設けるようにしてもよい。
【0057】
なお、本実施例においては、本発明をパチンコ遊技機A1に応用した場合について説明したが、これ以外にもスロットマシンやパチロット等に応用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるパチンコ遊技機A1の前面側の構成を示す全体斜視図である。
【図2】本発明にかかるパチンコ遊技機A1の背面側の構成を示す全体斜視図である。
【図3】本発明にかかるパチンコ遊技機A1の背面側の要部の構成を示す拡大斜視図である。
【図4】本発明にかかるパチンコ遊技機A1の要部の構成を示す斜視図である。
【図5】本発明にかかるパチンコ遊技機A1の要部の構成を示す図であって、X1矢視線(図3参照)より視認した矢視断面図である。
【図6】本発明にかかるパチンコ遊技機A1の使用状態を示す平面図である。
【図7】本発明にかかるパチンコ遊技機A1の要部の構成を示す図であって、X2矢視線(図3参照)より視認した矢視断面図である。
【図8】本発明にかかるパチンコ遊技機A1の要部の構成を示す拡大斜視図である。
【図9】本発明にかかるパチンコ遊技機A1の要部の構成を示す図であって、X3矢視線(図8参照)より視認した矢視断面図である。
【図10】本発明にかかるパチンコ遊技機A1の第1の変形例の要部の構成を示す斜視図である。
【図11】本発明にかかるパチンコ遊技機A1の第1の変形例の構成を示す図であって、本実施例のパチンコ遊技機A1に第1の変形例を配設した状態をX1矢視線(図3参照)より視認した矢視断面図である。
【図12】本発明にかかるパチンコ遊技機A1の第2の変形例の要部の構成を示す斜視図である。
【図13】本発明にかかるパチンコ遊技機A1の第3の変形例の要部の構成を示す分解斜視図である。
【図14】本発明にかかるパチンコ遊技機A1の第3の変形例の要部の構成を示す平面図である。
【符号の説明】
A1…パチンコ遊技機
10…本体枠
18…遊技球発射装置
19、119…導電プレート(導電仲介部材)
20…機構板
21、121…機構板連結部材(介在手段)
40…外枠
42…連結部材(連結手段)
50、150、250…静電気除去プレート(導電部材)
Claims (1)
- 遊技に供される各種装置を有する本体枠と、同本体枠を保持するとともに同本体枠とは所定の連結手段により扉状に連結されている外枠と、を有する遊技機において、
導電性を有する略板状部材により形成された導電部材を、
前記各種装置の有する導電箇所と接するようにして配設したことを特徴とする遊技機。
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