JP2002028349A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2002028349A
JP2002028349A JP2000215943A JP2000215943A JP2002028349A JP 2002028349 A JP2002028349 A JP 2002028349A JP 2000215943 A JP2000215943 A JP 2000215943A JP 2000215943 A JP2000215943 A JP 2000215943A JP 2002028349 A JP2002028349 A JP 2002028349A
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game
noise
static electricity
game ball
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JP2000215943A
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Kunio Matsumoto
邦夫 松元
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Fuji Shoji Co Ltd
Original Assignee
Fuji Shoji Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技球と球受け皿の球貯留部に帯電している
静電気によるノイズを効果的に吸収するようにしてノイ
ズ対策を強化できるようにすること、遊技制御を司る種
々の制御基板等へのノイズによる悪影響を防止できるよ
うにすること。 【解決手段】 薄板からなる矩形状の導電性部材78を
球受け皿7の球貯留部7bの整列通路7cの底面に設
け、後壁部7dに形成した開口部7eを介して前面板8
の一部を露出させて、導電性部材79を前面板8で構成
する。ノイズ吸収回路を電源基板に設け、これら導電性
部材78,79とノイズ吸収回路とをグランド線92で
夫々接続したので、遊技球25に帯電した静電気だけで
なく、球貯留部7bに帯電した静電気を効果的に且つ確
実に除去することができ、ノイズ吸収回路で静電気によ
るノイズを確実に吸収できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は弾球遊技機に関
し、特に遊技球と球受け皿の球貯留部に帯電した静電気
によるノイズをノイズ吸収回路で確実に吸収し、ノイズ
対策を強化するようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、パチンコ機等の弾球遊技機にお
いては、前枠の裏側に裏機構板が着脱自在に装着され、
この裏機構板の上側に球タンクと、これから延びるタン
クレールとが設けられ、パチンコホールの島構造体毎に
配設された遊技球搬送路から搬送されてくる遊技球が球
タンクに供給される。裏機構板の側部に遊技球を払出す
払出し装置が設けられ、更に裏機構板の下側には払出し
装置に接続された払出し球誘導通路が設けられている。
それ故、遊技球が入賞手段に入賞したときには払出し装
置が駆動され、所定数の遊技球が払出し装置の球通路を
経て賞球として払出され、これら払出された遊技球は払
出し球誘導通路を経由して球導入通路から球受け皿に払
出される。
【0003】また、弾球遊技に供されたアウト球や入賞
球は、遊技球回収路を経てホール側に回収され、磨き装
置で磨かれてから、遊技球搬送路を介して再び球タンク
に供給されるようになっている。ところで、遊技球搬送
路や球タンク、タンクレールや払出し球誘導通路等の通
路は合成樹脂製の絶縁体であるため、遊技球が磨き装置
により磨かれるときに発生した静電気が遊技球に帯電し
たり、ホール側の遊技球搬送路に沿って搬送される搬送
途中で、遊技球が通路や遊技球と摩擦接触したり衝突し
たときに静電気が発生し、遊技球に帯電(所謂、接触帯
電)することがある。
【0004】更に、その搬送されてきた遊技球は、球タ
ンク内に落下により供給され、しかもこの球タンクから
次のタンクレールにも落下により供給された後、払出し
球誘導通路等の遊技球通路を移動するときに、遊技球が
球タンクや遊技球通路だけでなく、遊技球と摩擦接触す
るときにも静電気が発生し、この静電気が遊技球に帯電
する可能性が高い。このことは、遊技球は金属である
が、合成樹脂からなる絶縁体の通路を、通路や遊技球と
摩擦接触したり衝突しながら移動する際に遊技球に発生
した静電気の幾らかは絶縁体の通路に移って、絶縁体の
通路にも静電気が帯電はするものの、遊技球通路を移動
する遊技球に静電気が帯電し易い。
【0005】そして、これら静電気を帯びた遊技球が、
球タンクから遊技球通路を順々に移動するときに、遊技
球自体がアンテナとして作用して空中に静電放電した
り、磁界を発生する。このとき、静電放電や静電誘導に
よりノイズが発生し、遊技制御を司る種々の制御部の制
御信号等に悪影響を及ぼし、これら制御部においては動
作停止したり、誤動作する場合がある。そこで、従来に
おいては、遊技球が遊技球通路を移動中に衝突する等し
て静電気が発生し易い通路の一部に金属板を設け、内枠
を外枠に回動自在に連結するヒンジ金具とその金属板と
をグランド線で接続し、遊技球に帯電した静電気をヒン
ジ金具に接地するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】 前述したように、遊
技球が遊技球通路を移動中に接触し易い通路の一部に金
属板を設け、遊技球に帯電した静電気を、金属板やグラ
ンド線を介して内枠のヒンジ金具に接地して逃がすよう
にしているが、そのヒンジ金具は小型であり且つ本格的
な接地板でないため、充分な接地効果が得られていない
のが現状である。その為に、移動する遊技球からの静電
放電や静電誘導によるノイズにより、遊技制御を司る種
々の制御基板等に悪影響を及ぼすようになり、遊技制御
に支障を来すという問題が起こっている。
【0007】更に、絶縁体であるタンクレールや払出し
装置の球通路等の遊技球通路、更には球受け皿に静電気
が帯電した場合には、その静電気によるノイズにより、
同様に遊技制御に悪影響を及ぼしている。本発明の目的
は、遊技球と球受け皿の球貯留部に帯電している静電気
によるノイズを効果的に吸収するようにしてノイズ対策
を強化できるようにすること、遊技制御を司る種々の制
御基板等へのノイズによる悪影響を防止できるようにす
ること、等である。
【0008】
【課題を解決するための手段】 請求項1の弾球遊技機
は、遊技制御の制御内容に応じて夫々独立の基板に構成
された複数の制御用基板と、これら複数の制御用基板に
電力を供給する電源基板と、払出し装置から払出された
遊技球を貯留する球受け皿とを備えた弾球遊技機におい
て、遊技球と球受け皿の球貯留部に帯電した静電気を除
去する導電性部材を球貯留部に設け、複数の制御用基板
の少なくとも1つに静電気によるノイズを吸収するノイ
ズ吸収回路を設け、導電性部材とノイズ吸収回路とを接
続したものである。
【0009】電源基板はDC5V等の制御に必要な種々
の電力を生成し、これら電力を独立の基板に構成された
複数の制御用基板に供給するので、これら制御用基板に
より遊技制御が実行される。払出し装置の作動により遊
技球が球受け皿に払出されて球貯留部に貯留される。と
ころで、払出し装置で払出された遊技球を球受け皿に誘
導する遊技球通路や球受け皿等は合成樹脂等の絶縁性部
材であるため、払出された遊技球が遊技球通路を経て最
終的に球貯留部に払出されるときに、遊技球が遊技球通
路や球貯留部だけでなく、遊技球と摩擦接触したり衝突
して静電気が発生し、その静電気が遊技球に帯電すると
ともに、球受け皿の球貯留部にも帯電する場合がある。
【0010】しかし、導電性部材が球受け皿の球貯留部
に設けられているため、その球貯留部に帯電した静電気
が導電性部材で除去されるとともに、球貯留部に払出さ
れた遊技球が導電性部材に直接に接触する。その結果、
遊技球と球貯留部に帯電する静電気は導電性部材で積極
的に除去され、グランド線等を介してノイズ吸収回路に
誘導され、このノイズ吸収回路で静電気によるノイズを
確実に吸収できるため、ノイズ対策を強化することがで
きる。
【0011】ここで、前記導電性部材を、遊技球に接触
可能に球受け皿に設けた場合(請求項2)には、球タン
クの遊技球が遊技球通路を経て球受け皿に誘導されたて
球貯留部に払出されたとき、その払出された遊技球は導
電性部材に確実に接触することができ、遊技球に帯電し
た静電気を効果的に且つ確実に除去することができる。
更に、遊技者が球貯留部の遊技球に触れても静電気で衝
撃を受けることがなく、安全に弾球遊技ができる。
【0012】また、前記導電性部材が、遊技球を1列状
に整列させる球貯留部の整列通路に設けられた場合(請
求項3)には、遊技球は整列通路で1列状に整列し、こ
の1列状で移動する遊技球は必ず導電性部材に接触する
ため、各遊技球に帯電した静電気を球受け皿に貯留して
いる間に効果的に且つ確実に除去することができ、しか
も導電性部材を小型化できる。
【0013】また、前記球受け皿はこの球受け皿を支持
する金属製の前面板を有し、球貯留部の少なくとも一部
を前面板で構成し、導電性部材を前面板で構成した場合
(請求項4)には、導電性部材である前面板により球貯
留部の少なくとも一部が構成され、球貯留部の遊技球は
その前面板に接触するため、請求項2と同様に作用す
る。ここで、前面板で構成する球貯留部の少なくとも一
部を、球貯留部のうちの整列通路に臨むように設けても
よい。
【0014】また、前記ノイズ吸収回路が、所定電圧ま
でのサージ成分を吸収するサージ吸収素子と、そのサー
ジ吸収素子で吸収できないノイズを吸収するバリスタと
を有する場合(請求項5)には、静電気により発生した
ノイズの所定電圧までのサージ成分がサージ吸収素子に
より吸収され、その後サージ吸収素子で吸収できない微
弱なノイズはバリスタにより吸収されてしまう。例え
ば、200V以上のサージ電圧を有する大きなノイズで
あっても、サージ吸収素子により、約200Vまでのサ
ージ成分が吸収され、残りの微弱なノイズをバリスタに
より確実に吸収させることができる。
【0015】また、前記ノイズ吸収回路を電源基板に設
けた場合(請求項6)には、遊技制御の為の複数の制御
用基板に静電気によるノイズの影響を与えることなく電
源基板に誘導し、この電源基板においてノイズを吸収さ
せることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基いて説明する。本実施形態は、パチンコホー
ルの島構造体に設置される所謂カード式弾球遊技機と呼
ばれる第1種パチンコ機に本発明を適用した場合の一例
であり、パチンコホールに設けられた島構造体には、そ
の長さ方向に複数のカード式球貸し機1と複数のパチン
コ機2とが交互に配設され、カード式球貸し機1はパチ
ンコ機2に電気的に接続されている。
【0017】図1,図5〜図7に示すように、カード式
弾球遊技機であるパチンコ機2は、矩形枠状の外枠3
と、この外枠3に開閉自在に枢着された前枠4とを有
し、カード式球貸し機1をサンドイッチ状に挟持する状
態で、外枠3が島構造体(図示略)に着脱自在に装着さ
れている。前枠4には、遊技盤5が裏側から着脱自在に
装着され、遊技盤5の前側に対応させて、窓部6aを有
するガラス扉6と球受け皿7の前面板8(図2,図3参
照)とが夫々開閉自在に枢着されている。前枠4の下部
には、球受け皿7から溢流し又は抜き取った遊技球25
を貯留する下皿9と、発射手段10の発射ハンドル11
とが設けられている。
【0018】ここで、球受け皿7について説明すると、
球受け皿7は金属製の板部材からなる前面板8と、この
前面板8に前側から固定された球受け皿カバー7aと、
発射用の遊技球25を貯留する球貯留部7bと、この球
貯留部7bの後側を構成する後壁部7dと、球貯留部7
bに遊技球25を誘導する球導入通路7fなどから構成
されている。球貯留部7bのうちの下流側部分は狭くな
り、遊技球25を1列状に整列させる整列通路7cが形
成されている。
【0019】また、発射手段10は、回動操作可能な発
射ハンドル11と、この発射ハンドル11の回動角度に
応じた打撃力で打撃槌12により遊技球25を発射させ
る発射モータ13(図8参照)などを備えている。球受
け皿カバー7aの右部には、カード式球貸し機1に対す
る球貸し操作用の操作パネル14が設けられ、この操作
パネル14には、カード残額を3桁の数字で表示するカ
ード残額表示部14aと、所定金額分の遊技球25の球
貸しを指示する球貸しスイッチ14bと、遊技終了時に
カードの返却を指令する返却スイッチ14cとが設けら
れている。
【0020】図5に示すように、遊技盤5には、金属製
の外レールと内レールとからなるガイドレール15がほ
ぼ環状に設けられ、このガイドレール15の内側の遊技
領域5aには、カラーの液晶ディスプレイ16、図柄始
動手段(図柄始動兼入賞手段)17、開閉式入賞手段
(大入賞手段)18、複数の普通入賞手段19(この場
合、上段の普通入賞手段19以外に、開閉式入賞手段1
8の左右両側部に、例えば6つの普通入賞手段19)、
2つのゲート20(通過口)等が夫々所定の位置に配設
されている。
【0021】液晶ディスプレイ16は、変動図柄を表示
するとともに背景画像や各種のキャラクタの動画などを
表示する図柄表示手段22として機能する。図柄表示手
段22は、背景画やキャラクタをアニメーション的に表
示するとともに、例えば左右方向に並ぶ3個(左、中、
右)の図柄表示部22a〜22cを有し、図柄始動手段
17に遊技球25が入賞することを条件に、各図柄表示
部22a〜22cの表示図柄が所定時間だけ変動表示
(スクロール表示)され、図柄始動手段17への遊技球
25の入賞タイミングに応じた抽選結果に基づいて決定
される停止図柄パターンで停止する。
【0022】液晶ディスプレイ16の直ぐ上側に、普通
入賞手段19と第2図柄表示手段23とが設けられてい
る。第2図柄表示手段23は1個の普通図柄を表示する
普通図柄表示部を有し、ゲート20を通過した遊技球2
5が検出されたとき、普通図柄表示部の表示図柄が所定
時間だけ変動し、遊技球25のゲート20通過時点にお
いて抽選された抽選用数値により決定される停止図柄を
表示して停止するようになっている。図柄始動手段17
は、開閉自在な左右1対の開閉爪17aを備えた電動式
チューリップであり、第2図柄表示手段23の変動後の
停止図柄が当たり図柄を表示した場合に、開閉爪17a
が所定時間だけ開放されて入賞し易くなる。
【0023】開閉式入賞手段18は前方に開放可能な開
閉板18aを備え、図柄表示手段22の変動後の停止図
柄が「777」等の当たり図柄のとき、所謂「大当た
り」と称する特別遊技が開始され、開閉板18aが前方
に開放される。この開閉式入賞手段18の内部に特定領
域18bがあり、この特定領域18bを入賞球が通過し
たとき、特別遊技が継続される。
【0024】開閉式入賞手段18の開閉板18aが開放
された後、所定時間が経過し、又は所定数(例えば、1
0個)の遊技球25が入賞して開閉板18aが閉じると
きに、遊技球25が特定領域18bを通過していないと
きに特別遊技が終了するが、特定領域18bを通過して
いれば最大所定回数(例えば、16回)まで特別遊技が
継続され、遊技者に有利な状態に制御される。
【0025】図6、図7に示すように、前枠4の裏側に
は、遊技盤5を裏側から押さえる裏機構板30が着脱自
在に装着され、この裏機構板30には開口部30aが形
成され、その上側に球タンク33と、これから延びるタ
ンクレール34とが設けられ、このタンクレール34に
接続された払出し装置35が裏機構板30の側部に設け
られ、裏機構板30の下側には払出し装置35に接続さ
れた払出し球誘導通路36が設けられている。払出し装
置35から払出された遊技球25は払出し球誘導通路3
6を経由して球導入通路7fから球貯留部7bに払出さ
れる。
【0026】ここで、球タンク33と、この球タンク3
3から供給される遊技球25をタンクレール34、払出
し装置35の内部の球通路、払出し球誘導通路36、球
導入通路7fを順々に誘導する遊技球通路及び球貯留部
7bは、夫々合成樹脂製(絶縁体)である。それ故、遊
技球25が球タンク33から遊技球通路を移動中に、更
には遊技球25が球導入通路7fから球貯留部7bに落
下により払出されたときに、遊技球25が遊技球通路や
球貯留部7bと、更には遊技球25と摩擦接触したり衝
突したときに静電気が発生し、この発生した静電気が遊
技球25や球貯留部7bに帯電する場合が多い。
【0027】裏機構板30の開口部30aには、遊技盤
5の裏側に装着された裏カバー37と、入賞手段17〜
19に入賞した遊技球25を排出する入賞球排出樋(図
示略)とが夫々嵌合されている。この裏カバー37に装
着されたケース38の内部に主制御基板39が配設さ
れ、その前側に図柄制御基板40が配設されている。主
制御基板39の下側で、裏カバー37に装着されたケー
ス41aの内部にランプ制御基板42が設けられ、この
ケース41aに隣接するケース41bの内部にサウンド
制御基板43が設けられている。
【0028】これらケース41a,41bの下側で裏機
構板30に装着されたケース44の内部には、電源基板
45と払出し制御基板46が夫々設けられている。更
に、発射手段10の後側に装着されたケース47の内部
には、発射制御基板48が設けられている。これら制御
基板39〜40,42〜43,45〜46,48は夫々
独立のプリント基板で構成されており、電源基板45と
発射制御基板48とを除く制御基板39,40,42,
43,46には、CPUとROMやRAM等を有する1
チップ集積回路からなるマイクロコンピュータ(図示
略)が夫々設けられている。
【0029】主制御基板39とその他の制御基板40,
42,43,46とは、複数本の信号線でコネクタを介
して電気的に接続され、主制御基板39から各制御基板
40,42,43,46に、所定の遊技動作を実行させ
る種々の制御コマンドを一方向通信にて送信可能になっ
ている。制御コマンドの一方向通信を採用することで、
図柄停止に関する不正を確実に防止できるとともに、主
制御手段50の制御負荷を格段に軽減でき、送信制御を
簡単化することができる。
【0030】次に、パチンコ機2の制御装置に予め格納
した複数の制御プログラムを介して達成される種々の機
能について、図8の機能ブロック図により説明する。但
し、これら種々の機能は前述したマイクロコンピュータ
等で達成される。主制御基板39上に構成された主制御
手段50は、遊技盤5に設けられた種々の遊技部品や遊
技球検出スイッチ等に対する信号の入出力に関わる、所
謂遊技盤5の遊技制御を主として司るとともに、後述す
る図柄制御手段60、払出し制御手段70、ランプ制御
手段71、サウンド制御手段72等に必要に応じて制御
コマンドを送信する。
【0031】図柄制御基板40上に構成された図柄制御
手段60は、主制御手段50から送信されてくる図柄制
御コマンドに基づいて、液晶ディスプレイ16に種々の
動画や背景画を表示させる表示制御を実行したり、各図
柄表示部22a〜22cの図柄を変動制御し、指示され
た停止図柄で変動を停止制御する。払出し制御基板46
上には払出し制御手段70が構成され、この払出し制御
手段70は主制御手段50から払出し制御コマンドを受
信し、払出し装置35による遊技球25の払出し制御を
司る。
【0032】ランプ制御基板42上に構成されたランプ
制御手段71は、主制御手段50からランプ制御コマン
ドを受信し、遊技盤5等に設けられた多数の表示ランプ
を含むランプ群74の点灯制御を司る。サウンド制御基
板43上に構成されたサウンド制御手段72は、主制御
手段50からサウンド制御コマンドを受信し、スピーカ
SPに対する各種の音響効果音の為のサウンド出力制御
を司る。発射制御基板48上に構成された発射制御手段
73は、発射モータ13を駆動して遊技球25の発射制
御を司る。
【0033】主制御手段50は、抽選手段51と、判定
手段52と、特別遊技発生手段53と、確率変動手段5
4と、コマンド送信手段55等を備えている。抽選手段
51は、抽選用カウンタを用いて微小な更新周期(例え
ば、約2msec周期)で数値を所定の範囲(例えば、0〜
299)で更新し、図柄始動手段17に遊技球25が入
賞したときの数値を抽出することにより、遊技者に有利
な状態である当たりと、遊技者に不利な状態である外れ
とに関する抽選を行なう。判定手段52は、図柄始動手
段17に遊技球25が入賞したときに抽選手段51から
供給される抽選された数値に基づいて、「大当り」、
「外れ(外れリーチを含む)」の何れであるかを判定す
る。
【0034】例えば、その抽選された数値が予め設定さ
れた特定数値「71」のときに「大当たり」と判定し、
それ以外の多数の数値のときに「外れ」であると判定す
る。特別遊技発生手段53は、判定手段52から大当た
り等の特別判定結果を受ける、若しくは、図柄表示手段
22の変動後の停止図柄が大当たり図柄等の特定表示と
なった場合に、遊技制御に含まれる所定の特別遊技発生
ルーチンにより開閉式入賞手段18の開閉板18aを前
述したように作動させて、遊技者に有利な利益状態を与
える特別遊技を実行する。
【0035】確率変動手段54は、判定手段52から
「大当たり」の特別判定結果を受けた場合に、その「大
当たり」について「確率変動」と「非確率変動」の何れ
かを抽選により決定し、確率変動型大当たりのときには
確率変動モードを設定し、次回或いは次々回の大当たり
迄、或いは所定回数図柄が変動する迄、抽選手段51に
より大当たりを抽選する特定数値の数を通常のときより
も多くし、大当たり確率を高くする。
【0036】コマンド送信手段55は、判定手段52か
ら判定結果を受け、図柄変動に際しては図柄制御コマン
ド(当たり外れデータを含む2バイト構成)を図柄制御
手段60に送信し、遊技球25の払出しに際しては払出
し制御コマンド(払出し個数データを含む2バイト構
成)を払出し制御手段70に送信する。ここで、当たり
外れデータは「確率変動型大当たり」、「非確率変動型
大当たり」、「外れ」の何れかのデータからなり、変動
時間データは図柄変動に要する時間(例えば、40秒、
60秒等)を規定するデータである。また、払出し個数
データは、5個、10個等の遊技球25の払出し個数を
指令するデータである。
【0037】更に、コマンド送信手段55は、ランプ群
74の点灯に際してはランプ制御コマンド(2バイト構
成)をランプ制御手段71に送信し、スピーカSPによ
る効果音出力に際してサウンド制御コマンド(2バイト
構成)をサウンド制御手段72に送信する。図柄制御手
段60は、停止図柄決定手段61を有し、コマンド送信
手段55から送信される図柄制御コマンドを受信し、受
信した図柄制御コマンドを解析するとともに、解析によ
り得られた制御コマンドに基づいて図柄表示手段22の
各図柄表示部22a〜22cにおける図柄変動を制御す
る。
【0038】この停止図柄決定手段61について簡単に
説明すると、変動パターンテーブルに、「確率変動型大
当たり」、「非確率変動型大当たり」、「外れリー
チ」、「外れノーマル」の各々について複数のパターン
データが記憶されており、図柄制御コマンドに含まれる
「当たり外れデータ」に基づいて、夫々該当する大当た
りパターン又は外れパターンのうちから何れかを抽選に
より決定する。
【0039】ところで、図3,図4に示すように、前述
した球受け皿7の整列通路7cの底面には、遊技球25
と球貯留部7bに帯電した静電気を、遊技球25との接
触により除去するための薄い銅板等の金属からなる矩形
状の導電性部材78が貼着されている。それ故、球導入
通路7fから球貯留部7bに供給される遊技球25は、
整列通路7cにおいて1列状に整列するときに、導電性
部材78に必ず接触するようになっている。後壁部7d
には、図2,図4に示すように、正面視略台形状の開口
部7eが形成され、前面板8はこの開口部7eに臨んで
球貯留側に部分的に露出し、整列通路7c近傍まで移動
した遊技球25は開口部7eを介して前面板8に接触可
能になっている。
【0040】即ち、前述した導電性部材78と異なる導
電性部材79は、前面板8で構成され、整列通路7c近
傍まで移動した遊技球25は、これら2つの導電性部材
78,79と同時に接触するようになっている。そし
て、これら2つの導電性部材78,79はグランド線9
2を介して、後述する電源基板45に設けたノイズ吸収
回路87に夫々接続されている。
【0041】次に、前述した電源基板45について、図
9に基づいて説明する。コネクタ80を介して外部から
供給されるAC24Vの入力ライン81a,81bに
は、DC24Vを生成する24V生成回路82と、DC
5Vを生成する5V生成回路83と、DC12Vを生成
する12V生成回路84とが夫々接続されている。これ
ら生成回路82〜84で生成された直流は、制御基板3
9,40,42,43,46等に供給されている。
【0042】入力ライン81aにはヒューズ85が設け
られている。両入力ライン81a,81b間には、47
V以上の高圧の交流を外部のAC24V電源に戻すため
のバリスタ86が設けられている。電源基板45には、
コネクタ91に接近させてノイズ吸収回路87が設けら
れている。サージ吸収素子88の入力部には、コネクタ
91を介して2つのグランド線92の他端部が接続さ
れ、ノイズ吸収回路87の出力部は24V生成回路82
の前段部における入力ライン81a,81bに接続され
ている。次に、このノイズ吸収回路87について説明す
る。
【0043】サージ吸収素子88とバリスタ89とを直
列接続して入力ライン81aに接続するとともに、サー
ジ吸収素子88とバリスタ90とを直列接続して入力ラ
イン81bに接続している。サージ吸収素子88は、微
小の間隙を隔てて1対の電極を対向状に設け、所定電圧
(例えば、200V)までのサージ成分(急激に大きさ
が変化するノイズのような電圧や電流)を即時に吸収す
る素子である。また、サージ吸収素子88で吸収できな
いノイズは、バリスタ89,90により鈍らせて確実に
吸収するようになっている。
【0044】次に、球タンク33から遊技球通路を経て
球受け皿7の球貯留部7bに供給された遊技球25と球
貯留部7bに帯電した静電気を、導電性部材78,79
で除去してノイズ吸収回路87で吸収する作用について
説明する。ホール側の磨き装置(図示略)で磨かれた遊
技球25は、絶縁体である遊技球搬送路(図示略)を経
て球タンク33に供給されて一時的に貯留されてから、
タンクレール34と払出し装置35と払出し球誘導通路
36と球導入通路7f等により順々に誘導されて、最終
的に球貯留部7bに払出される。
【0045】ところで、これらタンクレール34、払出
し装置35、払出し球誘導通路36、球導入通路7f、
球貯留部7bの夫々は、合成樹脂製(絶縁体)である。
それ故、遊技球25がこれら絶縁体である遊技球通路の
移動途中で、更には遊技球25が球導入通路7fから球
貯留部7bに落下により払出されたとき、遊技球25は
金属であるが、遊技球25が合成樹脂製の遊技球通路や
球貯留部7bと、更には遊技球25と摩擦接触したり衝
突したときに静電気が発生し、その発生した静電気が遊
技球25に帯電(所謂、接触帯電)している可能性が高
い。
【0046】このとき、発生した静電気の幾らかは球貯
留部7bに移って帯電はするものの、静電気は主に遊技
球25に帯電している可能性がある。しかし、球貯留部
7bに払出された遊技球25が整列通路7cの方へ移動
したとき、2つの導電性部材78,79に直接に接触す
るようになる。その結果、遊技球25に帯電する静電気
や球貯留部7bの特に整列通路7cに帯電する静電気が
導電性部材78,79で積極的に除去され、グランド線
92を介してノイズ吸収回路87に確実に供給される。
【0047】ノイズ吸収回路89において、導電性部材
78,79で除去した静電気によるノイズが例えば図1
0(a)に示すように、高圧のサージ電圧を有するとき
(入力側ノイズ波形参照)でも、図10(b)の出力側
ノイズ波形に示すように、例えば200Vまでのサージ
成分が即時に吸収されている。その後、サージ吸収素子
88で吸収できない微弱なノイズは、バリスタ89,9
0により鈍らせて確実に吸収される。そして、最終的に
は、これらサージ吸収素子88とバリスタ89,90の
協働によりノイズが吸収された無害の静電気を直流生成
回路82〜84に供給して、再利用することができる。
【0048】このように、薄板状の導電性部材78を球
貯留部7bの整列通路7cの底面に設けるとともに、後
壁部7dに形成した開口部7eを介して前面板8の一部
を露出させて、導電性部材79を前面板8で構成し、静
電気によるノイズを吸収するノイズ吸収回路87を電源
基板45に設け、これら導電性部材78,79とノイズ
吸収回路87とをグランド線92で夫々接続したので、
遊技球25に帯電した静電気だけでなく、球貯留部7b
に帯電した静電気を効果的に且つ確実に除去することが
でき、ノイズ吸収回路89で静電気によるノイズを確実
に吸収できるため、ノイズ対策を強化することができ
る。それ故、遊技制御を司る制御手段50,60,70
〜72へのノイズによる悪影響を確実に防止することが
できる。しかも導電性部材78を小型化できる。
【0049】更に、遊技者が球貯留部7bの遊技球25
に触れても静電気で衝撃を受けることがなく、安全に弾
球遊技ができる。また、ノイズ吸収回路89は、電源基
板45の直流生成回路82〜84の入力ライン81a,
81bに接続されているので、これらサージ吸収素子8
8とバリスタ89,90の協働によりノイズが吸収され
た無害の静電気を直流生成回路82〜84に供給して、
再利用することができる。ここで、払出し制御基板46
の交流電源供給部に、サージ吸収素子88とバリスタ8
9,90等からなるノイズ吸収回路87を設けてもよ
い。
【0050】前記実施形態を部分的に変更した変更形態
について説明する。 1〕図11に示すように、導電性部材78Aを球貯留部
78bの底面全体に設けるようにしてもよい。 2〕導電性部材78,78Aに代えて、球貯留部78b
の上面に導電性被膜を形成してからメッキ処理を施して
メッキ層を形成し、この導電性のメッキ層とノイズ吸収
回路87とをグランド線92で接続するようにしてもよ
い。 3〕球貯留部78bの内面の全てに導電性部材やメッキ
層を設けるようにしてもよい。
【0051】4〕導電性部材78,78Aを球受け皿7
以外の、例えば払出し装置35、球タンク33やタンク
レール34や払出し装置35の球通路等の遊技球通路の
随所に設け、またノイズ吸収回路87を、例えば種々の
制御基板39,40,42,43,46にも設け、遊技
球25に帯電した静電気をこれら導電性部材で除去し、
除去した静電気によるノイズをノイズ吸収回路87で吸
収してもよい。 5〕整列通路7cの導電性部材78と、前面板8である
導電性部材79の何れか一方だけを設けるようにしても
よい。
【0052】6〕後壁部7dに、開口部7eよりも大き
な切欠き部を形成してもよい。 7〕球貯留部78bの表面に、帯電防止材料、導電性ゴ
ム、金属片混入樹脂等からなる薄膜状のシートを貼着さ
せてもよい。 8〕球貯留部78bの表面に帯電防止スプレーを噴霧し
てもよい。 9〕球貯留部78bを帯電防止材料、導電性ゴム、金属
片混入樹脂等を用いて作成してもよい。 10〕導電性部材78,79を一体的に構成してもよ
い。
【0053】11〕ノイズ吸収回路89は、サージ吸収
素子90とバリスタ91,92以外の種々の電気的な素
子を組み合わせて、ノイズを吸収するように回路構成す
るようにしてもよい。 12〕本発明は、以上説明した実施形態や変更形態に限
定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲
で種々変更を付加し、更に、パチンコ機に限らず、アレ
ンジボール機、雀球機等の種々の弾球遊技機に本発明を
適用することが可能である。
【0054】
【発明の効果】 請求項1の発明によれば、複数の制御
用基板と電源基板と払出し装置から払出された遊技機を
貯留する球受け皿とを備え、遊技球と球受け皿の球貯留
部に帯電した静電気を除去する導電性部材を球貯留部に
設け、複数の制御用基板の少なくとも1つに静電気によ
るノイズを吸収するノイズ吸収回路を設け、導電性部材
とノイズ吸収回路とを接続したので、遊技球と球受け皿
の球貯留部に帯電する静電気は、球貯留部に設けた導電
性部材で積極的に除去され、グランド線等を介してノイ
ズ吸収回路に誘導され、このノイズ吸収回路で静電気に
よるノイズを確実に吸収できるため、ノイズ対策を強化
することができる。それ故、遊技制御を司る種々の制御
部等へのノイズによる悪影響を確実に防止することがで
きる。
【0055】請求項2の発明によれば、前記導電性部材
を、遊技球に接触可能に球受け皿に設けたので、球タン
クの遊技球が遊技球通路を経て球受け皿に誘導されて球
貯留部に払出されたとき、その払出された遊技球は導電
性部材に確実に接触することができ、遊技球に帯電した
静電気を効果的に且つ確実に除去することができる。更
に、遊技者が球貯留部の遊技球に触れても静電気で衝撃
を受けることがなく、安全に弾球遊技ができる。その他
請求項1と同様の効果を奏する。
【0056】請求項3の発明によれば、前記導電性部材
は、遊技球を1列状に整列させる球貯留部の整列通路の
底面に設けられたので、遊技球は整列通路で1列状に整
列し、この1列状で移動する遊技球は必ず導電性部材に
接触するため、各遊技球に帯電した静電気を球受け皿に
貯留している間に効果的に且つ確実に除去することがで
き、しかも導電性部材を小型化できる。その他請求項1
又は2と同様の効果を奏する。
【0057】請求項4の発明によれば、前記球受け皿は
この球受け皿を支持する金属製の前面板を有し、球貯留
部の少なくとも一部を前面板で構成し、導電性部材を前
面板で構成したので、導電性部材である前面板により球
貯留部の少なくとも一部が構成され、球貯留部の遊技球
はその前面板に接触するため、請求項2と同様に作用す
る。その他請求項1又は2と同様の効果を奏する。
【0058】請求項5の発明によれば、前記ノイズ吸収
回路は、所定電圧までのサージ成分を吸収するサージ吸
収素子と、そのサージ吸収素子で吸収できないノイズを
吸収するバリスタとを有するので、静電気により発生し
たノイズの所定電圧までのサージ成分をサージ吸収素子
により吸収でき、その後サージ吸収素子で吸収できない
微弱なノイズをバリスタにより吸収することができる。
その他請求項1〜4の何れかと同様の効果を奏する。
【0059】請求項6の発明によれば、前記ノイズ吸収
回路を電源基板に設けたので、遊技制御の為の複数の制
御用基板に静電気によるノイズの影響を与えることなく
電源基板に誘導し、この電源基板においてノイズを吸収
させることができる。その他請求項1〜5の何れかと同
様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るパチンコ機(弾球遊技
機)の斜視図である。
【図2】球受け皿の正面図である。
【図3】球受け皿の平面図である。
【図4】図2のD−D線縦断側面図である。
【図5】パチンコ機の遊技盤の正面図である。
【図6】パチンコ機の背面図である。
【図7】パチンコ機の側面図である。
【図8】パチンコ機の制御系の機能ブロック図である。
【図9】電源基板の内部配線の配線図である。
【図10】(a)はサージ吸収素子の入力側のノイズ波
形を示す線図であり、(b)はサージ吸収素子の出力側
のノイズ波形を示す線図である。
【図11】変更形態に係る導電性部材の斜視図である。
【符号の説明】
2 パチンコ機(弾球遊技機) 7 球受け皿 7b 球貯留部 7c 整列通路 8 前面板 25 遊技球 35 払出し装置 39 主制御基板 40 図柄制御基板 42 ランプ制御基板 43 サウンド制御基板 45 電源基板 46 払出し制御基板 78 導電性部材 78A 導電性部材 79 導電性部材 87 ノイズ吸収回路 88 サージ吸収素子 89 バリスタ 90 バリスタ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技制御の制御内容に応じて夫々独立の
    基板に構成された複数の制御用基板(39,40,42,43,46)
    と、これら複数の制御用基板(39,40,42,43,46)に電力を
    供給する電源基板(45)と、払出し装置(35)から払出され
    た遊技球(25)を貯留する球受け皿(7) とを備えた弾球遊
    技機において、 前記遊技球(25)と球受け皿(7) の球貯留部(7b)に帯電し
    た静電気を除去する導電性部材(78)を前記球貯留部(7b)
    に設け、 前記複数の制御用基板(39,40,42,43,45,46) の少なくと
    も1つに静電気によるノイズを吸収するノイズ吸収回路
    (87)を設け、 前記導電性部材(78)とノイズ吸収回路(87)とを接続した
    ことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 前記導電性部材(78)を、遊技球(25)に接
    触可能に球受け皿(7) に設けたことを特徴とする請求項
    1に記載の弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 前記導電性部材(78)は、前記球貯留部(7
    b)の遊技球(25)を1列状に整列させる整列通路(7c)に設
    けられたことを特徴とする請求項1又は2に記載の弾球
    遊技機。
  4. 【請求項4】 前記球受け皿(7) はこの球受け皿(7) を
    支持する金属製の前面板(8) を有し、球貯留部(7b)の少
    なくとも一部を前面板(8) で構成し、前記導電性部材(7
    9)を前面板(8) で構成したことを特徴とする請求項1又
    は2に記載の弾球遊技機。
  5. 【請求項5】 前記ノイズ吸収回路(87)は、所定電圧ま
    でのサージ成分を吸収するサージ吸収素子(88)と、その
    サージ吸収素子(88)で吸収できないノイズを吸収するバ
    リスタ(89,90) とを有することを特徴とする請求項1〜
    4の何れかに記載の弾球遊技機。
  6. 【請求項6】 前記ノイズ吸収回路(87)を電源基板(45)
    に設けたことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載
    の弾球遊技機。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004049422A (ja) * 2002-07-18 2004-02-19 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2006230922A (ja) * 2005-02-28 2006-09-07 Aruze Corp 遊技機
JP2006238955A (ja) * 2005-02-28 2006-09-14 Aruze Corp 遊技機
JP2007209376A (ja) * 2006-02-07 2007-08-23 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2007209377A (ja) * 2006-02-07 2007-08-23 Sanyo Product Co Ltd 遊技機

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