JP2002018052A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2002018052A
JP2002018052A JP2000209666A JP2000209666A JP2002018052A JP 2002018052 A JP2002018052 A JP 2002018052A JP 2000209666 A JP2000209666 A JP 2000209666A JP 2000209666 A JP2000209666 A JP 2000209666A JP 2002018052 A JP2002018052 A JP 2002018052A
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ball
game
noise
ball tank
static electricity
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JP2000209666A
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English (en)
Inventor
Kunio Matsumoto
邦夫 松元
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Fuji Shoji Co Ltd
Original Assignee
Fuji Shoji Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技球と球タンクの内面の少なくとも一方に
帯電した静電気によるノイズを効果的に吸収するように
してノイズ対策を強化できるようにすること、遊技制御
を司る種々の制御基板等へのノイズによる悪影響を防止
できるようにすること。 【解決手段】 導電性部材78を球タンク33の内部に
臨むように設け、しかもその延設部78cを球タンク3
3の排出口33bに臨み且つ排出口33bより下側へ延
びるように設け、静電気によるノイズを吸収するノイズ
吸収回路を電源基板に設け、導電性部材78とノイズ吸
収回路とをグランド線92で接続する。球タンク33内
の遊技球が狭い排出口33bから排出される際に、遊技
球同志が衝突したり摩擦し、遊技球や球タンク33の内
部の静電気の帯電量が多くなるが、遊技球が排出口33
bを通過する際に内側固定板78bや延設部78cに接
触し、遊技球や球タンク33内部に帯電する静電気は導
電性部材78で積極的に除去され、ノイズ吸収回路で静
電気によるノイズを確実に吸収できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は弾球遊技機に関
し、特に遊技球と球タンクの内面の少なくとも一方に帯
電した静電気によるノイズをノイズ吸収回路で確実に吸
収し、ノイズ対策を強化するようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、パチンコ機等の弾球遊技機にお
いては、前枠の裏側に裏機構板が着脱自在に装着され、
この裏機構板の上側に球タンクと、これから延びるタン
クレールとが設けられ、パチンコホールの島構造体毎に
配設された遊技球搬送路から搬送されてくる遊技球が球
タンクに供給される。裏機構板の側部に遊技球を払出す
払出し装置が設けられ、更に裏機構板の下側には払出し
装置に接続された払出し球誘導通路が設けられている。
それ故、遊技球が入賞手段に入賞したときには払出し装
置が駆動され、所定数の遊技球が賞球として払出され、
これら払出された遊技球は払出し球遊技通路を経由して
上皿排出口から上皿に払出される。
【0003】また、弾球遊技に供されたアウト球や入賞
球は、遊技球回収路を経てホール側に回収され、磨き装
置で磨かれてから、遊技球搬送路を介して再び球タンク
に供給されるようになっている。ところで、遊技球搬送
路や球タンク、この球タンクに連結された遊技球払出し
通路等の搬送路は、合成樹脂製の絶縁体であるため、遊
技球が磨き装置により磨かれるときに発生した静電気が
遊技球に帯電したり、ホール側の遊技球搬送路に沿って
搬送される搬送途中で、遊技球が搬送路や遊技球と摩擦
接触したり衝突したときに静電気が発生し、遊技球に帯
電(所謂、接触帯電)することがある。
【0004】更に、遊技球搬送路から球タンク内に落下
により供給されるときに、球タンク内の複数の遊技球に
衝突するときにも静電気が発生し、この静電気が遊技球
に帯電する可能性が高い。このことは、遊技球は金属で
あるが、合成樹脂からなる絶縁体の通路を、通路や遊技
球と衝突しながら移動する際に、遊技球に発生した静電
気の幾らかは絶縁体通路に移って、絶縁体の通路にも静
電気が帯電はするものの、球タンクに供給されて貯留さ
れる遊技球は、静電気を帯電した状態になり易い。
【0005】そして、これら静電気を帯びた遊技球が球
タンクからタンクレールや払出し装置を移動するとき
に、遊技球自体がアンテナとして作用して空中に静電放
電したり、磁界を発生するようになり、これら静電放電
や静電誘導によるノイズが発生し、遊技制御を司る種々
の制御部の制御信号等に悪影響を及ぼし、これら制御部
においては動作停止したり、誤動作する場合がある。そ
こで、従来においては、球タンク、タンクレール等の遊
技球が移動中に衝突して静電気が発生し易い遊技球払出
し通路の一部に金属板を設け、内枠を外枠に回動自在に
連結するヒンジ金具とその金属板とをグランド線で接続
し、遊技球に帯電した静電気をヒンジ金具に接地するよ
うにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】 前述したように、遊
技球が移動中に接触し易い遊技球払出し通路の一部に金
属板を設け、遊技球に帯電した静電気を、これら金属板
やグランド線を介して内枠のヒンジ金具に接地して逃が
すようにしているが、そのヒンジ金具は小型であり且つ
本格的な接地板でないため、充分な接地効果が得られて
いないのが現状である。その為に、移動する遊技球から
の静電放電や静電誘導によるノイズにより、遊技制御を
司る種々の制御基板等に悪影響を及ぼすようになり、遊
技制御に支障を来すという問題が起こっている。
【0007】更に、球タンクの内部や絶縁体の通路に帯
電した静電気によるノイズにより、同様に遊技制御に悪
影響を及ぼしている。本発明の目的は、遊技球と球タン
クの内面の少なくとも一方に帯電した静電気によるノイ
ズを効果的に吸収するようにしてノイズ対策を強化でき
るようにすること、遊技制御を司る種々の制御基板等へ
のノイズによる悪影響を防止できるようにすること、等
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】 請求項1の弾球遊技機
は、遊技制御の制御内容に応じて夫々独立の基板に構成
された複数の制御用基板と、これらの制御用基板に電力
を供給する電源基板と、外部から搬送される遊技球を一
時的に貯留する球タンクと、この球タンクから供給され
る遊技球を払出し手段に誘導する球通路とを備えた弾球
遊技機において、遊技球と球タンクの内面の少なくとも
一方に帯電した静電気を除去する為の導電性部材を球タ
ンクに設け、複数の基板の何れかに、静電気によるノイ
ズを吸収するノイズ吸収回路を設け、導電性部材とノイ
ズ吸収回路とをグランド線で接続したものである。
【0009】電源基板はDC5V等の制御に必要な種々
の電力を生成し、これら電力を独立の基板に構成された
複数の制御用基板に供給するので、これらの制御用基板
により遊技制御が実行される。外部から搬送される遊技
球は球タンクに落下により供給されて一時的に貯留さ
れ、球タンクの遊技球は球通路を経て払出し手段に誘導
される。ところで、この球タンクは合成樹脂等の絶縁性
部材であるため、外部から球タンクに遊技球が落下によ
り供給されるときに、遊技球が球タンクや遊技球と衝突
して静電気が発生し、その静電気が遊技球や球タンクの
内部に帯電する場合がある。
【0010】しかし、球タンクに設けた導電性部材に遊
技球が直接に接触したり、又は遊技球を介して間接に接
触する。その結果、遊技球や球タンク内部に帯電する静
電気は導電性部材で積極的に除去され、グランド線を介
してノイズ吸収回路に誘導され、このノイズ吸収回路で
静電気によるノイズを確実に吸収できるため、ノイズ対
策を強化することができる。
【0011】ここで、前記導電性部材の少なくとも一部
が、球タンクの遊技球を排出する排出口に臨み且つ排出
口より下側へ延びるように設けられた場合(請求項2)
には、球タンク内の遊技球が狭い排出口から排出される
際に、遊技球同志の衝突や摩擦が大きくなり、遊技球へ
の静電気の帯電量が多くなり易いが、排出口より下側へ
延びるように設けられた導電性部材の少なくとも一部
が、排出される遊技球の何れかに確実に接触するため、
排出される遊技球に帯電した静電気を導電性部材の一部
との接触を介して効果的に除去することができる。
【0012】また、前記導電性部材が、球タンクの底壁
内面の全体を覆うように設けられた場合(請求項3)に
は、この球タンクの底壁内面の全体を覆う導電性部材
に、球タンク内の底面側に位置するより多くの遊技球が
直接に接触するため、球タンクの内面に帯電したり、球
タンクに貯留された多くの遊技球に静電気が帯電してい
る場合でも、これら遊技球と球タンクの内面に帯電した
静電気を貯留状態で効果的に且つ確実に除去することが
できる。
【0013】また、前記導電性部材が、球タンクの内面
の全体を覆うように設けられた場合(請求項4)には、
この球タンクの内面の全体を覆う導電性部材に、球タン
ク内の底面側や周縁部に位置するより多くの遊技球が直
接に接触するため、球タンクの内面に帯電したり、球タ
ンクに貯留された多くの遊技球に静電気が帯電している
場合でも、これら遊技球と球タンクの内面に帯電した静
電気を貯留状態で効果的に且つ確実に除去することがで
きる。
【0014】また、前記ノイズ吸収回路が、所定電圧ま
でのサージ成分を吸収するサージ吸収素子と、そのサー
ジ吸収素子で吸収できないノイズを吸収するバリスタと
を有する場合(請求項5)には、静電気により発生した
ノイズの所定電圧までのサージ成分がサージ吸収素子に
より吸収され、その後サージ吸収素子で吸収できない微
弱なノイズはバリスタにより吸収されてしまう。例え
ば、200V以上のサージ電圧を有する大きなノイズで
あっても、サージ吸収素子により、約200Vまでのサ
ージ成分が吸収され、残りの微弱なノイズをバリスタに
より確実に吸収させることができる。
【0015】また、前記ノイズ吸収回路を電源基板に設
けた場合(請求項6)には、遊技制御の為の複数の制御
用基板に静電気によるノイズの影響を与えることなく電
源基板に誘導し、この電源基板においてノイズを吸収さ
せることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基いて説明する。本実施形態は、パチンコホー
ルの島構造体に設置される所謂カード式弾球遊技機と呼
ばれる第1種パチンコ機に本発明を適用した場合の一例
であり、パチンコホールに設けられた島構造体には、そ
の長さ方向に複数のカード式球貸し機1と複数のパチン
コ機2とが交互に配設され、カード式球貸し機1はパチ
ンコ機2に電気的に接続されている。
【0017】図1〜図4に示すように、カード式弾球遊
技機であるパチンコ機2は、矩形枠状の外枠3と、この
外枠3に開閉自在に枢着された前枠4とを有し、カード
式球貸し機1をサンドイッチ状に挟持する状態で、外枠
3が島構造体(図示略)に着脱自在に装着されている。
前枠4には、遊技盤5が裏側から着脱自在に装着され、
遊技盤5の前側に対応させて、窓部6aを有するガラス
扉6と前面板7とが夫々開閉自在に枢着されている。前
面板(図示略)には発射用の遊技球76を貯留する上皿
カバー8が装着され、前枠4の下部には、上皿カバー8
から溢流し又は抜き取った遊技球76を貯留する下皿9
と、発射手段10の発射ハンドル11とが設けられてい
る。
【0018】この発射手段10は、回動操作可能な発射
ハンドル11と、この発射ハンドル11の回動角度に応
じた打撃力で打撃槌12により遊技球76を発射させる
発射モータ13(図5参照)などを備えている。上皿カ
バー8の右部には、カード式球貸し機1に対する球貸し
操作用の操作パネル14が設けられ、この操作パネル1
4には、カード残額を3桁の数字で表示するカード残額
表示部14aと、所定金額分の遊技球76の球貸しを指
示する球貸しスイッチ14bと、遊技終了時にカードの
返却を指令する返却スイッチ14cとが設けられてい
る。
【0019】図2に示すように、遊技盤5には、金属製
の外レールと内レールとからなるガイドレール15がほ
ぼ環状に設けられ、このガイドレール15の内側の遊技
領域5aには、カラーの液晶ディスプレイ16、図柄始
動手段(図柄始動兼入賞手段)17、開閉式入賞手段
(大入賞手段)18、複数の普通入賞手段19(この場
合、上段の普通入賞手段19以外に、開閉式入賞手段1
8の左右両側部に、例えば6つの普通入賞手段19)、
2つのゲート20(通過口)等が夫々所定の位置に配設
されている。
【0020】液晶ディスプレイ16は、変動図柄を表示
するとともに背景画像や各種のキャラクタの動画などを
表示する図柄表示手段22として機能する。図柄表示手
段22は、背景画やキャラクタをアニメーション的に表
示するとともに、例えば左右方向に並ぶ3個(左、中、
右)の図柄表示部22a〜22cを有し、図柄始動手段
17に遊技球76が入賞することを条件に、各図柄表示
部22a〜22cの表示図柄が所定時間だけ変動表示
(スクロール表示)され、図柄始動手段17への遊技球
76の入賞タイミングに応じた抽選結果に基づいて決定
される停止図柄パターンで停止する。
【0021】液晶ディスプレイ16の直ぐ上側に、普通
入賞手段19と第2図柄表示手段23とが設けられてい
る。第2図柄表示手段23は1個の普通図柄を表示する
普通図柄表示部を有し、ゲート20を通過した遊技球7
6が検出されたとき、普通図柄表示部の表示図柄が所定
時間だけ変動し、遊技球76のゲート20通過時点にお
いて抽選された抽選用数値により決定される停止図柄を
表示して停止するようになっている。図柄始動手段17
は、開閉自在な左右1対の開閉爪17aを備えた電動式
チューリップであり、第2図柄表示手段23の変動後の
停止図柄が当たり図柄を表示した場合に、開閉爪17a
が所定時間だけ開放されて入賞し易くなる。
【0022】開閉式入賞手段18は前方に開放可能な開
閉板18aを備え、図柄表示手段22の変動後の停止図
柄が「777」等の当たり図柄のとき、所謂「大当た
り」と称する特別遊技が開始され、開閉板18aが前方
に開放される。この開閉式入賞手段18の内部に特定領
域18bがあり、この特定領域18bを入賞球が通過し
たとき、特別遊技が継続される。
【0023】開閉式入賞手段18の開閉板18aが開放
された後、所定時間が経過し、又は所定数(例えば、1
0個)の遊技球76が入賞して開閉板18aが閉じると
きに、遊技球76が特定領域18bを通過していないと
きに特別遊技が終了するが、特定領域18bを通過して
いれば最大所定回数(例えば、16回)まで特別遊技が
継続され、遊技者に有利な状態に制御される。
【0024】図3、図4に示すように、前枠4の裏側に
は、遊技盤5を裏側から押さえる裏機構板30が着脱自
在に装着され、この裏機構板30には開口部30aが形
成され、その上側に球タンク33と、これから延びるタ
ンクレール34とが設けられ、このタンクレール34に
接続された払出し装置35(これが払出し手段に相当す
る)が裏機構板30の側部に設けられ、裏機構板30の
下側には払出し装置35に接続された払出し球誘導通路
36が設けられている。払出し装置35から払出された
遊技球76は払出し球誘導通路36を経由して上皿排出
口8aから上皿カバー8に払出される。
【0025】ここで、球タンク33と、この球タンク3
3から供給される遊技球75を払出し装置35に誘導す
るタンクレール34(これが球通路に相当する)とは夫
々合成樹脂製(絶縁体)である。それ故、遊技球76が
球タンク33やタンクレール34を移動中に、遊技球7
6が球タンク33やタンクレール34及び遊技球76と
摩擦接触したり衝突した場合には静電気が発生し、この
発生した静電気が遊技球76や球タンク33等に帯電し
ている場合が多い。
【0026】裏機構板30の開口部30aには、遊技盤
5の裏側に装着された裏カバー37と、入賞手段17〜
19に入賞した遊技球76を排出する入賞球排出樋(図
示略)とが夫々嵌合されている。この裏カバー37に装
着されたケース38の内部に主制御基板39が配設さ
れ、その前側に図柄制御基板40が配設されている。主
制御基板39の下側で、裏カバー37に装着されたケー
ス41aの内部にランプ制御基板42が設けられ、この
ケース41aに隣接するケース41bの内部にサウンド
制御基板43が設けられている。
【0027】これらケース41a,41bの下側で裏機
構板30に装着されたケース44の内部には、電源基板
45と払出し制御基板46が夫々設けられている。更
に、発射手段10の後側に装着されたケース47の内部
には、発射制御基板48が設けられている。これら制御
基板39〜40,42〜43,45〜46,48は夫々
独立のプリント基板で構成されており、電源基板45と
発射制御基板48とを除く制御基板39,40,42,
43,46には、CPUとROMやRAM等を有する1
チップ集積回路からなるマイクロコンピュータ(図示
略)が夫々設けられている。
【0028】主制御基板39とその他の制御基板40,
42,43,46とは、複数本の信号線でコネクタを介
して電気的に接続され、主制御基板39から各制御基板
40,42,43,46に、所定の遊技動作を実行させ
る種々の制御コマンドを一方向通信にて送信可能になっ
ている。制御コマンドの一方向通信を採用することで、
図柄停止に関する不正を確実に防止できるとともに、主
制御手段50の制御負荷を格段に軽減でき、送信制御を
簡単化することができる。
【0029】次に、パチンコ機2の制御装置に予め格納
した複数の制御プログラムを介して達成される種々の機
能について、図5の機能ブロック図により説明する。但
し、これら種々の機能は前述したマイクロコンピュータ
等で達成される。主制御基板39上に構成された主制御
手段50は、遊技盤5に設けられた種々の遊技部品や遊
技球検出スイッチ等に対する信号の入出力に関わる、所
謂遊技盤5の遊技制御を主として司るとともに、後述す
る図柄制御手段60、払出し制御手段70、ランプ制御
手段71、サウンド制御手段72等に必要に応じて制御
コマンドを送信する。
【0030】図柄制御基板40上に構成された図柄制御
手段60は、主制御手段50から送信されてくる図柄制
御コマンドに基づいて、液晶ディスプレイ16に種々の
動画や背景画を表示させる表示制御を実行したり、各図
柄表示部22a〜22cの図柄を変動制御し、指示され
た停止図柄で変動を停止制御する。払出し制御基板46
上には払出し制御手段70が構成され、この払出し制御
手段70は主制御手段50から払出し制御コマンドを受
信し、払出し装置35による遊技球76の払出し制御を
司る。
【0031】ランプ制御基板42上に構成されたランプ
制御手段71は、主制御手段50からランプ制御コマン
ドを受信し、遊技盤5等に設けられた多数の表示ランプ
を含むランプ群74の点灯制御を司る。サウンド制御基
板43上に構成されたサウンド制御手段72は、主制御
手段50からサウンド制御コマンドを受信し、スピーカ
SPに対する各種の音響効果音の為のサウンド出力制御
を司る。発射制御基板48上に構成された発射制御手段
73は、発射モータ13を駆動して遊技球76の発射制
御を司る。
【0032】主制御手段50は、抽選手段51と、判定
手段52と、特別遊技発生手段53と、確率変動手段5
4と、コマンド送信手段55等を備えている。抽選手段
51は、抽選用カウンタを用いて微小な更新周期(例え
ば、約2msec周期)で数値を所定の範囲(例えば、0〜
299)で更新し、図柄始動手段17に遊技球76が入
賞したときの数値を抽出することにより、遊技者に有利
な状態である当たりと、遊技者に不利な状態である外れ
とに関する抽選を行なう。判定手段52は、図柄始動手
段17に遊技球76が入賞したときに抽選手段51から
供給される抽選された数値に基づいて、「大当り」、
「外れ(外れリーチを含む)」の何れであるかを判定す
る。
【0033】例えば、その抽選された数値が予め設定さ
れた特定数値「71」のときに「大当たり」と判定し、
それ以外の多数の数値のときに「外れ」であると判定す
る。特別遊技発生手段53は、判定手段52から大当た
り等の特別判定結果を受ける、若しくは、図柄表示手段
22の変動後の停止図柄が大当たり図柄等の特定表示と
なった場合に、遊技制御に含まれる所定の特別遊技発生
ルーチンにより開閉式入賞手段18の開閉板18aを前
述したように作動させて、遊技者に有利な利益状態を与
える特別遊技を実行する。
【0034】確率変動手段54は、判定手段52から
「大当たり」の特別判定結果を受けた場合に、その「大
当たり」について「確率変動」と「非確率変動」の何れ
かを抽選により決定し、確率変動型大当たりのときには
確率変動モードを設定し、次回或いは次々回の大当たり
迄、或いは所定回数図柄が変動する迄、抽選手段51に
より大当たりを抽選する特定数値の数を通常のときより
も多くし、大当たり確率を高くする。
【0035】コマンド送信手段55は、判定手段52か
ら判定結果を受け、図柄変動に際しては図柄制御コマン
ド(当たり外れデータを含む2バイト構成)を図柄制御
手段60に送信し、遊技球76の払出しに際しては払出
し制御コマンド(払出し個数データを含む2バイト構
成)を払出し制御手段70に送信する。ここで、当たり
外れデータは「確率変動型大当たり」、「非確率変動型
大当たり」、「外れ」の何れかのデータからなり、変動
時間データは図柄変動に要する時間(例えば、40秒、
60秒等)を規定するデータである。また、払出し個数
データは、5個、10個等の遊技球76の払出し個数を
指令するデータである。
【0036】更に、コマンド送信手段55は、ランプ群
74の点灯に際してはランプ制御コマンド(2バイト構
成)をランプ制御手段71に送信し、スピーカSPによ
る効果音出力に際してサウンド制御コマンド(2バイト
構成)をサウンド制御手段72に送信する。図柄制御手
段60は、停止図柄決定手段61を有し、コマンド送信
手段55から送信される図柄制御コマンドを受信し、受
信した図柄制御コマンドを解析するとともに、解析によ
り得られた制御コマンドに基づいて図柄表示手段22の
各図柄表示部22a〜22cにおける図柄変動を制御す
る。
【0037】この停止図柄決定手段61について簡単に
説明すると、変動パターンテーブルに、「確率変動型大
当たり」、「非確率変動型大当たり」、「外れリー
チ」、「外れノーマル」の各々について複数のパターン
データが記憶されており、図柄制御コマンドに含まれる
「当たり外れデータ」に基づいて、夫々該当する大当た
りパターン又は外れパターンのうちから何れかを抽選に
より決定する。
【0038】次に、球タンク33について説明する。図
6〜図8に示すように、球タンク33は上方を開放した
合成樹脂製の箱体であり、その底壁33aの左端部に
は、貯留した遊技球76をその下側のタンクレール34
に落下により供給する平面視略矩形状の排出口33bが
形成されている。この球タンク33の左側壁33cに
は、球タンク33に貯留した遊技球76に帯電した静電
気を積極的に放電させて除去するための銅板等の金属か
らなる導電性部材78が固定されている。
【0039】この導電性部材78は、左側壁33cを跨
ぐように上方から嵌合して取付けるために、相互に対向
状の外側固定板78aと内側固定板78bとを上端部で
連結し、内側固定板78bの下端部の前端から右方に縦
向き姿勢で延びる正面視矩形状の延設部78cと、外側
固定板78aに屈曲状に一体形成された固定部78dと
から構成されている。ここで、導電性部材78のうち
の、遊技球76に帯電した静電気の除去に直接に寄与す
る特に内側固定板78bは、球タンク33の内部に臨む
ように設けられている。
【0040】延設部78cは、図6に示すように、排出
口33bに前側から臨み且つ排出口33bより下側へ延
びるように設けられ、排出口33bを介してタンクレー
ル34に供給される何れかの遊技球76がこの延設部7
8cに直接に接触可能になっている。導電性部材78は
固定部78dのビス止めにより球タンク33に固定さ
れ、固定部78dの下端部にはグランド線92の一端部
がラグ板79を介して接続され、そのグランド線92の
他端部は、後述する電源基板45のノイズ吸収回路87
に接続されている。
【0041】次に、前述した電源基板45について、図
9に基づいて説明する。コネクタ80を介して外部から
供給されるAC24Vの入力ライン81a,81bに
は、DC24Vを生成する24V生成回路82と、DC
5Vを生成する5V生成回路83と、DC12Vを生成
する12V生成回路84とが夫々接続されている。これ
ら生成回路82〜84で生成された直流は、制御基板3
9,40,42,43,46等に供給されている。入力
ライン81aにはヒューズ85が設けられている。両入
力ライン81a,81b間には、47V以上の高圧の交
流を外部のAC24V電源に戻すバリスタ86が設けら
れている。
【0042】電源基板45には、コネクタ91に接近さ
せてノイズ吸収回路87が設けられている。サージ吸収
素子88の入力部には、コネクタ91を介してグランド
線92の他端部が接続され、ノイズ吸収回路87の出力
部は24V生成回路82の前段部における入力ライン8
1a,81bに接続されている。このノイズ吸収回路8
7について説明すると、サージ吸収素子88とバリスタ
89とを直列接続して入力ライン81aに接続するとと
もに、サージ吸収素子88とバリスタ90とを直列接続
して入力ライン81bに接続している。そして、そのサ
ージ吸収素子88の入力部には、コネクタ91を介して
グランド線92の他端部が接続されている。
【0043】サージ吸収素子88は、微小の間隙を隔て
て1対の電極を対向状に設け、所定電圧(例えば、20
0V)までのサージ成分(急激に大きさが変化するノイ
ズのような電圧や電流)を即時に吸収する素子である。
また、サージ吸収素子88で吸収できないノイズは、バ
リスタ89,90により鈍らせて確実に吸収するように
なっている。 次に、球タンク33に貯留した遊技球7
6や球タンク33の内面の静電気を導電性部材78で除
去してノイズ吸収回路87で吸収するときの作用につい
て説明する。
【0044】ホール側の磨き装置(図示略)で磨かれた
遊技球76は絶縁体である遊技球搬送路(図示略)を経
て球タンク33に供給されるため、その球タンク33に
貯留される複数の遊技球76には、磨き装置により布等
を用いて磨かれるときに発生した静電気や、遊技球搬送
路で搬送される搬送途中で遊技球76同志の衝突や摩擦
により発生した静電気、更には遊技球搬送路から球タン
ク33内に落下により供給されるときに、球タンク33
内の複数の遊技球76に衝突するときに発生した静電気
が帯電(所謂、接触帯電)している可能性が高く、その
静電気が球タンク33の内面にも帯電する。
【0045】この場合、遊技球76は金属であるが、合
成樹脂からなる絶縁体である遊技球搬送路を、遊技球搬
送路や遊技球76同志で衝突したり摩擦しながら移動す
る際に、遊技球76に帯電した静電気の幾らかは遊技球
搬送路に移って、遊技球搬送路にも静電気が帯電はする
ものの、球タンク33に供給されて貯留される遊技球7
6には静電気が帯電している可能性がある。しかも、球
タンク33の遊技球76が狭い排出口33bを経てタン
クレール34に落下により供給されるときに、遊技球7
6同志が摩擦したり衝突し、これによっても遊技球76
には静電気が発生し、この発生した静電気が遊技球76
に帯電している場合が多い。
【0046】ところで、このように静電気が遊技球76
や球タンク33の内面に帯電している場合でも、遊技球
76が排出口33bを介してタンクレール34に供給さ
れるときに、内側固定板78bや延設部78cに直接に
接触したり、又は遊技球76を介して間接に接触する。
その結果、遊技球76に帯電する静電気や球タンク33
の内面に帯電する静電気が導電性部材78で積極的に除
去され、グランド線92を介してノイズ吸収回路87に
確実に供給される。
【0047】このノイズ吸収回路87において、導電性
部材78で除去した静電気によるノイズが例えば図10
(a)に示すように、高圧のサージ電圧を有するとき
(入力側ノイズ波形参照)でも、図10(b)の出力側
ノイズ波形に示すように、例えば200Vまでのサージ
成分が即時に吸収されている。その後、サージ吸収素子
88で吸収できない微弱なノイズは、バリスタ89,9
0により鈍らせて確実に吸収される。そして、最終的に
は、これらサージ吸収素子88とバリスタ89,90の
協働によりノイズが吸収された無害の静電気を直流生成
回路82〜84に供給して、再利用することができる。
【0048】このように、導電性部材78を球タンク3
3の内部に臨むように設け、しかもその延設部78cを
球タンク33の排出口33bに臨み且つ排出口33bよ
り下側へ延びるように設け、静電気によるノイズを吸収
するノイズ吸収回路87を電源基板45に設け、導電性
部材78とノイズ吸収回路87とをグランド線92で接
続したので、球タンク33内の遊技球76が狭い排出口
33bから排出される際に、遊技球76同志の衝突や摩
擦が大きくなり、遊技球76への静電気の帯電量が多く
なり易いが、排出口33bを通過する遊技球76は直接
に又は間接に内側固定板78bや延設部78cに接触
し、遊技球76や球タンク33内部に帯電する静電気は
導電性部材78で積極的に除去され、グランド線92を
介してノイズ吸収回路87に誘導され、このノイズ吸収
回路87で静電気によるノイズを確実に吸収できるた
め、ノイズ対策を強化することができる。それ故、それ
故、遊技制御を司る種々の制御基板39,40,42,
43,46等へのノイズによる悪影響を確実に防止する
ことができる。
【0049】また、ノイズ吸収回路87は、電源基板4
5の直流生成回路82〜84の入力ライン81a,81
bに接続されているので、これらサージ吸収素子88と
バリスタ89,90の協働によりノイズが吸収された無
害の静電気を直流生成回路82〜84に供給して、再利
用することができる。ここで、払出し制御基板46の交
流電源供給部に、サージ吸収素子88とバリスタ89,
90等からなるノイズ吸収回路87を設けてもよい。
【0050】前記実施形態を部分的に変更した変更形態
について説明する。 1〕図11に示すように、導電性部材78Aとして、前
記外側固定板78aに相当する外側固定部78eと、こ
れに連結される側壁部78fと、球タンク33の底壁内
面の排出口33b以外の全体を覆う底壁部78gと、前
記延設部78cに相当する延設部78hとを一体的に形
成する。そして、側壁部78fを球タンク33の底壁3
3aを覆うように且つ延設部78hを排出口33bより
下側へ延びるようにして、導電性部材78Aを球タンク
33の内部に臨むように設ける。
【0051】そして、この導電性部材78Aとノイズ吸
収回路87とをグランド線92で接続する。この場合、
導電性部材78Aの底壁部78gに、球タンク33内の
底面側に位置するより多くの遊技球76が直接に接触す
ることができるため、球タンク33内の遊技球76に静
電気が帯電している場合でも、これら遊技球76に帯電
した静電気を貯留状態で効果的に且つ確実に除去するこ
とができる。
【0052】2〕また、図12に示すように、導電性部
材78Bとして、前記外側固定板78aに相当する外側
固定部78iと、球タンク33の内面の排出口33b以
外の全体を覆う全面部78jと、前記延設部78cに相
当する延設部78kとを一体的に形成する。そして、全
面部78jを球タンク33の内面の全体を覆うように且
つ延設部78kを排出口33bより下側へ延びるように
して、導電性部材78Bを球タンク33の内部に臨むよ
うに設ける。
【0053】そして、この導電性部材78Bとノイズ吸
収回路87とをグランド線92で接続する。この場合、
全面部78jに、球タンク33内の底面側や周縁部に位
置するより多くの遊技球76が直接に接触することがで
きるため、球タンク33内の遊技球に静電気が帯電して
いる場合でも、これら遊技球76に帯電した静電気を貯
留状態で効果的に且つ確実に除去することができる。 3〕図11に示す導電性部材78Aに代えて、球タンク
33の底壁33aに導電性被膜を形成してから底壁33
aの内面にメッキ処理を施してメッキ層を形成し、この
底壁メッキ層とノイズ吸収回路87とをグランド線92
で接続するようにしてもよい。
【0054】4〕図12に示す導電性部材78Bに代え
て、球タンク33の内面の全体に導電性被膜を形成して
から内面の全体にメッキ処理を施し、この内面メッキと
ノイズ吸収回路87とをグランド線92で接続するよう
にしてもよい。 5〕ノイズ吸収回路87は、サージ吸収素子88とバリ
スタ89,90以外の種々の電気的な素子を組み合わせ
て、ノイズを吸収するように回路構成するようにしても
よい。
【0055】6〕球タンク33以外の、タンクレール3
4や払出し装置35や払出し球誘導通路36等の随所に
導電性部材を設け、遊技球76に帯電した静電気をこれ
ら導電性部材で除去し、除去した静電気によるノイズを
ノイズ吸収回路87で吸収するようにしてもよい。 7〕本発明は、以上説明した実施形態や変更形態に限定
されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で
種々変更を付加し、更に、パチンコ機に限らず、アレン
ジボール機、雀球機等の種々の弾球遊技機に本発明を適
用することが可能である。
【0056】
【発明の効果】 請求項1の発明によれば、複数の制御
用基板と電源基板と球タンクとこの球タンクから供給さ
れる遊技球を払出し手段に誘導する球通路とを備え、遊
技球と球タンクの内面の少なくとも一方に帯電した静電
気を除去する為の導電性部材を球タンクに設け、複数の
基板の何れかに、静電気によるノイズを吸収するノイズ
吸収回路を設け、導電性部材とノイズ吸収回路とをグラ
ンド線で接続したので、遊技球と球タンクの内部の少な
くとも一方に帯電する静電気は、球タンクに設けられた
導電性部材で積極的に除去され、グランド線を介してノ
イズ吸収回路に誘導され、このノイズ吸収回路で静電気
によるノイズを確実に吸収できるため、ノイズ対策を強
化することができる。それ故、遊技制御を司る種々の制
御部等へのノイズによる悪影響を確実に防止することが
できる。
【0057】請求項2の発明によれば、前記導電性部材
の少なくとも一部が、球タンクの遊技球を排出する排出
口に臨み且つ排出口より下側へ延びるように設けられた
ので、球タンク内の遊技球が狭い排出口から排出される
際に、遊技球同志の衝突や摩擦が大きくなり、遊技球へ
の静電気の帯電量が多くなり易いが、排出口より下側へ
延びるように設けられた導電性部材の少なくとも一部
が、排出される遊技球の何れかに確実に接触するため、
排出される遊技球に帯電した静電気を導電性部材の一部
との接触を介して効果的に除去することができる。その
他請求項1と同様の効果を奏する。
【0058】請求項3の発明によれば、前記導電性部材
が、球タンクの底壁内面の全体を覆うように設けられた
ので、球タンクの底壁内面の全体を覆う導電性部材に、
球タンク内の底面側に位置するより多くの遊技球が直接
に接触するため、球タンクの内面に帯電したり、球タン
クに貯留された多くの遊技球に静電気が帯電している場
合でも、これら遊技球と球タンクの内面に帯電した静電
気を貯留状態で効果的に且つ確実に除去することができ
る。その他請求項2と同様の効果を奏する。
【0059】請求項4の発明によれば、前記導電性部材
が、球タンクの内面の全体を覆うように設けられたの
で、球タンクの内面の全体を覆う導電性部材に、球タン
ク内の底面側や周縁部に位置するより多くの遊技球が直
接に接触するため、球タンクの内面に帯電したり、球タ
ンクに貯留された多くの遊技球に静電気が帯電している
場合でも、これら遊技球と球タンクの内面に帯電した静
電気を貯留状態で効果的に且つ確実に除去することがで
きる。その他請求項2と同様の効果を奏する。
【0060】請求項5の発明によれば、前記ノイズ吸収
回路は、所定電圧までのサージ成分を吸収するサージ吸
収素子と、そのサージ吸収素子で吸収できないノイズを
吸収するバリスタとを有するので、静電気により発生し
たノイズの所定電圧までのサージ成分をサージ吸収素子
により吸収でき、その後サージ吸収素子で吸収できない
微弱なノイズをバリスタにより吸収することができる。
その他請求項1〜4の何れかと同様の効果を奏する。
【0061】請求項6の発明によれば、前記ノイズ吸収
回路を電源基板に設けたので、遊技制御の為の複数の制
御用基板に静電気によるノイズの影響を与えることなく
電源基板に誘導し、この電源基板においてノイズを吸収
させることができる。その他請求項1〜5の何れかと同
様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るパチンコ機(弾球遊技
機)の斜視図である。
【図2】パチンコ機の遊技盤の正面図である。
【図3】パチンコ機の背面図である。
【図4】パチンコ機の側面図である。
【図5】パチンコ機の制御系の機能ブロック図である。
【図6】球タンクに設けた導電性部材の斜視図である。
【図7】球タンクの平面図である。
【図8】球タンクの正面図である。
【図9】電源基板に設けた内部配線の配線図である。
【図10】(a)はサージ吸収素子の入力側のノイズ波
形を示す線図であり、(b)はサージ吸収素子の出力側
のノイズ波形を示す線図である。
【図11】変更形態に係る導電性部材の斜視図である。
【図12】変更形態に係る導電性部材の斜視図である。
【符号の説明】
2 パチンコ機(弾球遊技機) 8 上皿 17 前面板 33 球タンク 33b 排出口 34 タンクレール 35 払出し装置 36 払出し球誘導通路 39 主制御基板 40 図柄制御基板 42 ランプ制御基板 43 サウンド制御基板 45 電源基板 46 払出し制御基板 76 遊技球 78 導電性部材 78c 延設部 78A 導電性部材 78B 導電性部材 87 ノイズ吸収回路 88 サージ吸収素子 89 バリスタ 90 バリスタ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技制御の制御内容に応じて夫々独立の
    基板に構成された複数の制御用基板(39,40,42,43,46)
    と、これらの制御用基板(39,40,42,43,46)に電力を供給
    する電源基板(45)と、外部から搬送される遊技球(76)を
    一時的に貯留する球タンク(33)と、この球タンク(33)か
    ら供給される遊技球(76)を払出し手段(35)に誘導する球
    通路とを備えた弾球遊技機において、 前記遊技球(76)と球タンク(33)の内面の少なくとも一方
    に帯電した静電気を除去する為の導電性部材(78)を球タ
    ンク(33)に設け、 前記複数の基板(39,40,42,43,45,46) の何れかに、静電
    気によるノイズを吸収するノイズ吸収回路(87)を設け、 前記導電性部材(78)とノイズ吸収回路(87)とをグランド
    線(92)で接続したことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 前記導電性部材(78)の少なくとも一部(7
    8c,78h,78k) は、球タンク(33)の遊技球(76)を排出する
    排出口(33b) に臨み且つ排出口(33b) より下側へ延びる
    ように設けられたことを特徴とする請求項1に記載の弾
    球遊技機。
  3. 【請求項3】 前記導電性部材(78)は、球タンク(33)の
    底壁内面の全体を覆うように設けられたことを特徴とす
    る請求項2に記載の弾球遊技機。
  4. 【請求項4】 前記導電性部材(78)は、球タンク(33)の
    内面の全体を覆うように設けられたことを特徴とする請
    求項2に記載の弾球遊技機。
  5. 【請求項5】 前記ノイズ吸収回路(87)は、所定電圧ま
    でのサージ成分を吸収するサージ吸収素子(88)と、その
    サージ吸収素子(88)で吸収できないノイズを吸収するバ
    リスタ(89,90) とを有することを特徴とする請求項1〜
    4の何れかに記載の弾球遊技機。
  6. 【請求項6】 前記ノイズ吸収回路(87)を電源基板(45)
    に設けたことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載
    の弾球遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009119103A (ja) * 2007-11-16 2009-06-04 Okumura Yu-Ki Co Ltd パチンコ機

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