JP2002119723A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

Info

Publication number
JP2002119723A
JP2002119723A JP2000319636A JP2000319636A JP2002119723A JP 2002119723 A JP2002119723 A JP 2002119723A JP 2000319636 A JP2000319636 A JP 2000319636A JP 2000319636 A JP2000319636 A JP 2000319636A JP 2002119723 A JP2002119723 A JP 2002119723A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball
game
static electricity
game ball
conductive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000319636A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiro Okuyama
史朗 奥山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Shoji Co Ltd
Original Assignee
Fuji Shoji Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Shoji Co Ltd filed Critical Fuji Shoji Co Ltd
Priority to JP2000319636A priority Critical patent/JP2002119723A/ja
Publication of JP2002119723A publication Critical patent/JP2002119723A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 静電気除去手段で除去した静電気を接地手段
に接続するグランド線からの静電放電による電磁波ノイ
ズを遮断できるようにすること、遊技制御を司る種々の
制御基板等へのノイズによる悪影響を防止できるように
すること、ノイズ対策を一層強化できるようにするこ
と。 【解決手段】 球タンク33の内部に臨むように設けた
導電性部材60と、電源基板45に設けたノイズ吸収回
路とをグランド線62で接続し、グランド線62をその
略全長に亙って導電性保護カバー65で覆うようにした
ので、遊技球や球タンク33に帯電する静電気は導電性
部材60で積極的に除去されグランド線62を介してノ
イズ吸収回路に誘導され、静電気によるノイズを確実に
吸収できる。更に、グランド線62からの空中への静電
放電により電磁波ノイズが放射される場合でも、その電
磁波ノイズの外部への放射を導電性保護カバー65によ
り確実に遮断(シールド)することができ、制御基板3
9,40,42,43,46等へのノイズによる悪影響
を確実に防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は弾球遊技機に関
し、特に遊技機裏側で発生した静電気を静電気除去手段
で除去してグランド線により接地する際に、グラング線
からの静電放電による電磁波ノイズを遮断し、ノイズ対
策を一層強化するようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、パチンコ機等の弾球遊技機にお
いては、前枠の裏側に裏機構板が着脱自在に装着され、
この裏機構板の上側に球タンクと、これから延びるタン
クレールとが設けられ、パチンコホールの島構造体毎に
配設された遊技球搬送路から搬送されてくる遊技球が球
タンクに供給される。裏機構板の側部に遊技球を払出す
払出し装置が設けられ、更に裏機構板の下側には払出し
装置に接続された遊技球案内通路が設けられている。そ
れ故、遊技球が入賞手段に入賞したときには払出し装置
が駆動され、所定数の遊技球が賞球として払出され、こ
れら払出された遊技球は遊技球案内通路を経由して上皿
排出口から球受け皿に払出される。
【0003】また、弾球遊技に供されたアウト球や入賞
球は、遊技球回収路を経てホール側に回収され、磨き装
置で磨かれてから、遊技球搬送路を介して再び球タンク
に供給されるようになっている。ところで、遊技球搬送
路や球タンク、この球タンクに連結されたタンクレール
や遊技球案内通路等の払出し通路は、合成樹脂製の絶縁
体であるため、遊技球が磨き装置により磨かれるときに
発生した静電気が遊技球に帯電したり、ホール側の遊技
球搬送路に沿って搬送される搬送途中で、遊技球が搬送
路や遊技球と摩擦接触したり衝突したときに静電気が発
生し、遊技球に帯電(所謂、接触帯電)することがあ
る。
【0004】更に、遊技球搬送路から球タンク内に落下
により供給されるときに、球タンク内の複数の遊技球に
衝突するときにも静電気が発生し、この発生した静電気
が遊技球に帯電する可能性が高い。このことは、遊技球
は金属であるが、合成樹脂からなる絶縁体の払出し通路
を、通路や遊技球と衝突しながら移動する際に、遊技球
に発生した静電気の幾らかは払出し通路に移って、払出
し通路にも静電気が帯電はするものの、球タンクに貯留
される遊技球は、静電気を帯びた状態になり易い。
【0005】このように、静電気を帯びた遊技球が球タ
ンクから供給されてタンクレールや払出し装置を移動中
に、遊技球同志又は球タンクと衝突したり離れるとき
に、遊技球自体がアンテナとして作用して、他の遊技球
や空中に点集中放電が発生する。その結果、磁界発生に
よる電磁波的なノイズが生じ、遊技制御を司る種々の制
御部の制御信号等に悪影響を及ぼし、これら制御部にお
いては動作停止したり、誤動作する場合がある。そこ
で、従来においては、球タンク、タンクレール等の遊技
球が移動中に衝突して静電気が発生し易い払出し通路の
一部に、遊技球に接触可能なように金属板を設け、内枠
を外枠に回動自在に連結するヒンジ金具とその金属板と
をグランド線で接続し、遊技球に帯電した静電気をヒン
ジ金具に接地するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】 前述したように、遊
技球が移動中に接触し易い払出し通路の一部に金属板を
設け、遊技球に帯電した静電気を、これら金属板やグラ
ンド線を介して内枠のヒンジ金具に接地して逃がすよう
にしているが、そのヒンジ金具は小型であり且つ本格的
な接地板でないため、充分な接地効果が得られていない
のが現状である。その為に、静電気が帯電した状態で移
動する遊技球の静電放電により生じる電磁波ノイズによ
り、遊技制御を司る種々の制御用基板等に悪影響を及ぼ
すようになり、遊技制御に支障を来すという問題が起こ
っている。
【0007】そこで、グランド線の他端部を、ヒンジ金
具に代えて接地回路に接続することも可能であるが、グ
ランド線は導線をビニールで被覆しただけの通常の接続
コードを用いるのが一般的であり、この場合、グランド
線から被覆を通して空中に静電放電が発生し、遊技球と
同様に電磁波ノイズが生じるという問題がある。更に、
球タンクの内部や絶縁体の通路に帯電した静電気による
ノイズにより、同様に遊技制御に悪影響を及ぼしてい
る。
【0008】本発明の目的は、静電気除去手段で除去し
た静電気を接地手段に接続するグランド線からの静電放
電による電磁波ノイズを遮断できるようにすること、遊
技制御を司る種々の制御基板等へのノイズによる悪影響
を防止できるようにすること、ノイズ対策を一層強化で
きるようにすること、等である。
【0009】
【課題を解決するための手段】 請求項1の弾球遊技機
は、遊技機裏側で発生した静電気を除去する静電気除去
手段と、この静電気除去手段を接地手段に電気的に接続
するグランド線とを備えた弾球遊技機において、グラン
ド線を略全長に亙って覆う導電性保護カバーを設けたも
のである。ここで、前記接地手段は電源基板に設けら
れ、この電源基板に、静電気によるノイズを吸収するノ
イズ吸収手段を設けるようにしてもよく、またそのノイ
ズ吸収手段を遊技制御用の複数の基板に設けてもよい。
【0010】遊技機裏側で発生した静電気は静電気除去
手段により除去され、グランド線を介して接地手段に誘
導される。そのグランド線により静電気を接地手段に誘
導する際に、グラング線からの空中への静電放電により
電磁波ノイズが放射されても、グランド線の略全長に亙
って導電性保護カバーで覆われているため、その導電性
保護カバーによりグランド線からの電磁波ノイズを遮断
することができ、電磁波ノイズの外部への放射を確実に
遮断(シールド)することができ、複数の制御用基板に
対するノイズ対策を一層強化することができる。
【0011】ここで、遊技盤を内枠に固定する裏機構板
を設け、該裏機構板に導電性保護カバーを設けた場合
(請求項2)には、裏機構板の中央部に配設された遊技
制御用の基板や機器の配置に影響を与えることなく裏機
構板の、例えば端部を有効利用して導電性保護カバーを
設けることができる。
【0012】また、遊技盤を装着する内枠を設け、該内
枠に前記導電性保護カバーを設けた場合(請求項3)に
は、内枠の中央部に配設された遊技制御用の基板や機器
の配置に影響を与えることなく内枠の、例えば端部を有
効利用して導電性保護カバーを設けることができる。
【0013】また、前記導電性保護カバーが透明である
場合(請求項4)には、導電性保護カバーを通して、カ
バー内部を容易に見ることができる。また、前記導電性
保護カバーが、略コ字状、略C字状、略V字状の何れか
の断面で構成された場合(請求項5)には、これら略コ
字状、略C字状、略V字状の断面である導電性保護カバ
ーを成形し易く、装着し易い。
【0014】また、外部から供給される遊技球を一時的
に貯留する球タンクと、この球タンクから供給される遊
技球を遊技機前側の球受け皿に払出す払出し通路とを備
え、静電気除去手段は球タンクと払出し通路の少なくと
も一方に設けた導電性部材を含む場合(請求項6)に
は、外部から供給されて球タンクに一時的に貯留されて
から払出し通路を経て遊技機前側の球受け皿に払出され
る遊技球に、既に静電気が帯電している場合が多く、し
かも球タンクに落下により供給されるときに、遊技球が
球タンクや遊技球と衝突して静電気が発生して、多量の
静電気が遊技球に帯電(所謂、接触帯電)する場合であ
っても、少なくとも球タンクと払出し通路の一方に設け
られた導電性部材に遊技球が直接に接触するため、各遊
技球に帯電した静電気を導電性部材で確実に除去するこ
とができ、ノイズ対策を強化することができる。
【0015】また、前記払出し通路が、球タンクから払
出し装置に遊技球を誘導する遊技球誘導通路と、払出し
装置内の球通路と、払出し装置から払出された遊技球を
球受け皿に案内する遊技球案内通路と、球受け皿から遊
技球が溢れるときに遊技球案内通路から受け皿に遊技球
を溢流させる溢流案内通路とを有する場合(請求項7)
には、遊技球がこれら遊技球誘導通路と払出し装置内の
球通路と溢流案内通路を順々に移動するときに、これら
遊技球誘導通路と払出し装置内の球通路と溢流案内通路
の何れかに設けられた導電性部材により、遊技球に帯電
した静電気を確実に除去することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基いて説明する。本実施形態は、パチンコホー
ルの島構造体に設置される所謂カード式弾球遊技機と呼
ばれる第1種パチンコ機に本発明を適用した場合の一例
であり、パチンコホールに設けられた島構造体には、そ
の長さ方向に複数のカード式球貸し機1と複数のパチン
コ機2とが交互に配設され、カード式球貸し機1はパチ
ンコ機2に電気的に接続されている。
【0017】図1〜図4に示すように、カード式弾球遊
技機であるパチンコ機2は、矩形枠状の外枠3と、この
外枠3に開閉自在に枢着された前枠(内枠に相当する)
4とを有し、カード式球貸し機1をサンドイッチ状に挟
持する状態で、外枠3が島構造体(図示略)に着脱自在
に装着されている。前枠4には、遊技盤5が裏側から着
脱自在に装着され、遊技盤5の前側に対応させて、窓部
6aを有するガラス扉6と球受け皿8(上皿)の前面板
(図示略)とが夫々開閉自在に枢着されている。前枠4
の下部には、球受け皿8から溢流し又は抜き取った遊技
球25を貯留する下皿9と、発射手段10の発射ハンド
ル11とが設けられている。
【0018】発射手段10は、回動操作可能な発射ハン
ドル11と、この発射ハンドル11の回動角度に応じた
打撃力で打撃槌12により遊技球25を発射させる発射
モータ13などを備えている。球受け皿8の右部には、
カード式球貸し機1に対する球貸し操作用の操作パネル
14が設けられ、この操作パネル14には、カード残額
を3桁の数字で表示するカード残額表示部14aと、所
定金額分の遊技球25の球貸しを指示する球貸しスイッ
チ14bと、遊技終了時にカードの返却を指令する返却
スイッチ14cとが設けられている。
【0019】図2に示すように、遊技盤5には、金属製
の外レールと内レールとからなるガイドレール15がほ
ぼ環状に設けられ、このガイドレール15の内側の遊技
領域5aには、カラーの液晶ディスプレイ16、図柄始
動手段(図柄始動兼入賞手段)17、開閉式入賞手段
(大入賞手段)18、複数の普通入賞手段19(この場
合、上段の普通入賞手段19以外に、開閉式入賞手段1
8の左右両側部に、例えば6つの普通入賞手段19)、
2つのゲート20(通過口)等が夫々所定の位置に配設
されている。
【0020】液晶ディスプレイ16は、変動図柄を表示
するとともに背景画像や各種のキャラクタの動画などを
表示する図柄表示手段22として機能する。図柄表示手
段22は、背景画やキャラクタをアニメーション的に表
示するとともに、例えば左右方向に並ぶ3個(左、中、
右)の図柄表示部22a〜22cを有し、図柄始動手段
17に遊技球25が入賞することを条件に、各図柄表示
部22a〜22cの表示図柄が所定時間だけ変動表示
(スクロール表示)され、図柄始動手段17への遊技球
25の入賞タイミングに応じた抽選結果に基づいて決定
される停止図柄パターンで停止する。
【0021】液晶ディスプレイ16の直ぐ上側に、普通
入賞手段19と第2図柄表示手段23とが設けられてい
る。第2図柄表示手段23は1個の普通図柄を表示する
普通図柄表示部を有し、ゲート20を通過した遊技球2
5が検出されたとき、普通図柄表示部の表示図柄が所定
時間だけ変動し、遊技球25のゲート20通過時点にお
いて抽選された抽選用数値により決定される停止図柄を
表示して停止する。図柄始動手段17は、開閉自在な左
右1対の開閉爪17aを備えた電動式チューリップであ
り、第2図柄表示手段23の変動後の停止図柄が当たり
図柄を表示した場合に、開閉爪17aが所定時間だけ開
放されて入賞し易くなる。
【0022】開閉式入賞手段18は前方に開放可能な開
閉板18aを備え、図柄表示手段22の変動後の停止図
柄が「777」等の当たり図柄のとき、所謂「大当た
り」と称する特別遊技が開始され、開閉板18aが前方
に開放される。この開閉式入賞手段18の内部に特定領
域18bがあり、この特定領域18bを入賞球が通過し
たとき、特別遊技が継続される。
【0023】開閉式入賞手段18の開閉板18aが開放
された後、所定時間が経過し、又は所定数(例えば、1
0個)の遊技球25が入賞して開閉板18aが閉じると
きに、遊技球25が特定領域18bを通過していないと
きに特別遊技が終了するが、特定領域18bを通過して
いれば最大所定回数(例えば、16回)まで特別遊技が
継続され、遊技者に有利な状態に制御される。
【0024】図3、図4に示すように、前枠4の裏側に
は、遊技盤5を裏側から押さえる裏機構板30が着脱自
在に装着され、この裏機構板30には開口部30aが形
成され、その上側に球タンク33と、これから延びるタ
ンクレール34(これが、遊技球誘導通路に相当する)
とが設けられ、このタンクレール34の左端部(下流端
部)に接続された払出し装置35が裏機構板30の左側
部に設けられ、裏機構板30の下側には払出し装置35
に接続された遊技球案内通路36が設けられている。払
出し装置35から払出された遊技球25は、遊技球案内
通路36を経由して球受け皿8に払出される。
【0025】ここで、球タンク33から払出し装置35
に遊技球25を誘導するタンクレール34と、払出し装
置35内のジグザグ状通路50bと、払出し装置35か
ら払出された遊技球25を球受け皿8に案内する遊技球
案内通路36と、球受け皿8から遊技球25が溢れると
きに遊技球案内通路36から受け皿である下皿9に遊技
球25を溢流させる溢流案内通路(図示略)等から、払
出し通路が構成されている。
【0026】次に、払出し装置35について、図5に基
づいて簡単に説明する。この場合、球タンク33に貯留
されている遊技球25は、タンクレール34を介して2
条の通路で払出し装置35に供給されるため、払出し装
置35による2条の通路により遊技球25を迅速に払出
せるように構成されている。この払出し装置35は、合
成樹脂製のケース50によりユニット化されたものであ
る。但し、このケース50は左右2つのケース(右側ケ
ース50aだけを図示し、左側ケースの図示を省略す
る)からなっている。
【0027】右側ケース50aの内部には、正面視にて
ジグザグ状の一条の通路50b(これが、球経路に相当
する)が形成されており、左側ケースの内部にも同様の
ジグザグ状の一条の通路(図示略)が形成されている。
これら二条の通路50bの下端部には、2条分に対応す
る遊技球25を回転により順々に払出す払出し回転体5
1がケース50に回転可能に枢支され、払出しモータ
(図示略)により回転駆動される。ケース50の下端部
の払出し口近傍部には、2条の通路50bを一体化した
1つの払出し球通路50cが形成されている。
【0028】そして、払出しモータが駆動されたときに
は、払出し回転体51が回転し、払出し回転体51より
も上流側のジグザグ状通路50bの遊技球25が払出さ
れ、賞球側に切換えられた払出し切換え羽根52により
賞球検出センサ53を挿通して、払出し球通路50cを
経て通路ユニット36に払出される。
【0029】裏機構板30の開口部30aには、遊技盤
5の裏側に装着された裏カバー37と、入賞手段17〜
19に入賞した遊技球25を排出する入賞球排出樋(図
示略)とが夫々嵌合されている。この裏カバー37に装
着された基板ケース38の内部に主制御基板39が配設
され、その前側に図柄制御基板40が配設されている。
主制御基板39の下側で、裏カバー37に装着された基
板ケース41aの内部にランプ制御基板42が設けら
れ、この基板ケース41aに隣接する基板ケース41b
の内部にサウンド制御基板43が設けられている。
【0030】これら基板ケース41a,41bの下側で
裏機構板30に装着された基板ケース44の内部には、
電源基板45と払出し制御基板46が夫々設けられてい
る。更に、発射手段10の後側に装着された基板ケース
47の内部には、発射制御基板48が設けられている。
これら制御基板39〜40,42〜43,45〜46,
48は夫々独立のプリント基板で構成されており、電源
基板45と発射制御基板48とを除く制御基板39,4
0,42,43,46には、CPUとROMやRAM等
を有する1チップ集積回路からなるマイクロコンピュー
タ(図示略)が夫々設けられている。
【0031】主制御基板39とその他の制御基板40,
42,43,46とは、複数本の信号線でコネクタを介
して電気的に接続され、主制御基板39から各制御基板
40,42,43,46に、所定の遊技動作を実行させ
る種々の制御コマンドを一方向通信にて送信可能になっ
ている。制御コマンドの一方向通信を採用することで、
図柄停止に関する不正を確実に防止できるとともに、主
制御手段の制御負荷を格段に軽減でき、送信制御を簡単
化することができる。
【0032】主制御基板39上には主制御手段が構成さ
れ、遊技盤5に設けられた種々の遊技部品や遊技球検出
スイッチ等に対する信号の入出力に関わる、所謂遊技盤
5の遊技制御を主として司る。図柄制御基板40上には
図柄制御手段が構成され、主制御手段から送信されてく
る図柄制御コマンドに基づいて、液晶ディスプレイ16
に種々の動画や背景画を表示させる表示制御を実行した
り、各図柄表示部22a〜22cの図柄を変動制御し、
指示された停止図柄で変動を停止制御する。
【0033】ランプ制御基板42上にはランプ制御手段
が構成され、遊技盤5等に設けられた多数の表示ランプ
を含むランプ群の点灯制御を司る。サウンド制御基板4
3上にはサウンド制御手段が構成され、スピーカに対す
る各種の音響効果音の為のサウンド出力制御を司る。発
射制御基板48上には発射制御手段が構成され、発射モ
ータ13を駆動して遊技球25の発射制御を司る。
【0034】次に、球タンク33に設けられた導電性部
材60について説明する。図6〜図8に示すように、球
タンク33は上方を開放した合成樹脂製の箱体であり、
その底壁33aは右端側程低くなるように傾斜してい
る。底壁33aの最も低くなった右端部には、貯留した
遊技球25をその下側のタンクレール34に落下により
供給する平面視略矩形状の排出口33bが形成されてい
る。この球タンク33の右側壁33cには、球タンク3
3に貯留した遊技球25に帯電した静電気を積極的に放
電させて除去するための銅板等の金属からなる導電性部
材60が固定されている。
【0035】この導電性部材60は、右側壁33cを跨
ぐように上方から嵌合して取付けるために、相互に対向
状の外側固定板60aと内側固定板60bとを上端部で
連結し、内側固定板60bの下端部の後端から左方に縦
向き姿勢で延びる正面視矩形状の延設部60cと、外側
固定板60aに屈曲状に一体形成された固定部60dと
から構成されている。ここで、導電性部材60のうち
の、遊技球25に帯電した静電気の除去に直接に寄与す
る特に内側固定板60bは、球タンク33の内部に臨む
ように設けられている。延設部60cは、図6に示すよ
うに、排出口33bの後端に位置し且つ排出口33bよ
り下側へ延びるように設けられている。
【0036】それ故、排出口33bを介してタンクレー
ル34に供給される遊技球25がこの延設部60cに直
接に接触可能になっている。そして、導電性部材60は
固定部60dのビス止めにより球タンク33に固定され
ている。ところで、グランド線62は、図3に示すよう
に、裏機構板30の開口部30aの右端部に上下方向に
配線され、グランド線62の上端部はラグ板61を介し
て固定部60dの下端部に接続され、グランド線62の
下端部は後述する電源基板45のノイズ吸収回路87に
接続されている。即ち、グランド線62は、主制御基板
39や図柄制御基板40等の複数の制御基板を避けた裏
機構板30の右端部に配設されている。ここで、導電性
部材60やラグ板61等で静電気除去手段が構成されて
いる。
【0037】次に、グランド線62を略全長に亙って覆
う導電性保護カバー65について説明する。図3、図9
に示すように、裏機構板30の右端部には、導電性を有
する透明な合成樹脂からなる導電性保護カバー65が一
体的に固着されている。この導電性保護カバー65は略
コ字状の断面で構成され、導電性保護カバー65の内部
にグランド線62が配線されている。このように、グラ
ンド線62は略全長に亙って導電性保護カバー65で覆
われているため、その導電性保護カバー65により、電
磁波ノイズの外部への放射を遮断可能になっている。
【0038】次に、前述した電源基板45について、図
10に基づいて説明する。コネクタ70を介して外部か
ら供給されるAC24Vの入力ライン71a,71bに
は、DC24Vを生成する24V生成回路72と、DC
5Vを生成する5V生成回路73と、DC12Vを生成
する12V生成回路74とが夫々接続されている。これ
ら生成回路72〜74で生成された直流は、制御基板3
9,40,42,43,46等に供給されている。入力
ライン71aにはヒューズ75が設けられている。両入
力ライン71a,71b間には、47V以上の高圧の交
流を外部のAC24V電源に戻すバリスタ76が設けら
れている。
【0039】電源基板45には、コネクタ81に接近さ
せてノイズ吸収回路77が設けられている。サージ吸収
素子78の入力部には、コネクタ81を介してグランド
線82の他端部が接続され、ノイズ吸収回路77の出力
部は24V生成回路72の前段部における入力ライン7
1a,71bに接続されている。このノイズ吸収回路7
7について説明すると、サージ吸収素子78とバリスタ
79とを直列接続して入力ライン71aに接続するとと
もに、サージ吸収素子78とバリスタ80とを直列接続
して入力ライン71bに接続している。
【0040】そして、そのサージ吸収素子78の入力部
には、コネクタ81を介してグランド線82の他端部が
接続されている。サージ吸収素子78は、微小の間隙を
隔てて1対の電極を対向状に設け、所定電圧(例えば、
200V)までのサージ成分(急激に大きさが変化する
ノイズのような電圧や電流)を即時に吸収する素子であ
る。また、サージ吸収素子78で吸収できないノイズ
は、バリスタ79,80により鈍らせて確実に吸収する
ようになっている。
【0041】次に、球タンク33に貯留した遊技球25
に帯電した静電気を導電性部材60で除去してノイズ吸
収回路87で吸収するときの作用と、グランド線62に
よる電磁波ノイズの外部への放射を導電性保護カバー6
5により遮断する作用について説明する。ホール側の磨
き装置(図示略)で磨かれた遊技球25は絶縁体である
遊技球搬送路(図示略)を経て球タンク33に落下によ
り供給されるため、球タンク33に貯留される複数の遊
技球25の各々には、磨き装置により布等を用いて磨か
れたときに発生した静電気、遊技球搬送路で搬送される
搬送途中で遊技球25同志の衝突や摩擦により発生した
静電気が帯電している。
【0042】更に、遊技球25には、球タンク33に落
下により供給されたときに、球タンク33内の複数の遊
技球25に衝突して発生した静電気が帯電(所謂、接触
帯電)している可能性が高い。この場合、遊技球25は
金属であるが、合成樹脂からなる絶縁体である遊技球搬
送路を、遊技球搬送路や遊技球25同志で衝突したり摩
擦しながら移動する際に、遊技球25に帯電した静電気
の幾らかは遊技球搬送路に移って、遊技球搬送路にも静
電気が帯電はするものの、球タンク33に供給されて貯
留される遊技球25には静電気が帯電している可能性が
ある。
【0043】しかも、球タンク33の遊技球25が狭い
誘導口33bを経てタンクレール34に供給される際
に、遊技球25同志が摩擦したり衝突し、これによって
も遊技球25には静電気が発生し、この発生した静電気
が遊技球25に多量に帯電している場合が多い。ところ
で、このように遊技球25が静電気を多量に帯電した状
態で、遊技球25や球タンク33と衝突したり離れなが
ら誘導口33bの方へ移動するときに、接近した他の遊
技球25と点集中放電したり、空中に静電放電が発生す
る。その結果、磁界発生による電磁波ノイズが発生する
ようになる。
【0044】ところで、このように静電気が遊技球25
や球タンク33に帯電している場合でも、遊技球25が
排出口33bを介してタンクレール34に供給されると
きに、内側固定板60bや延設部60cに直接に接触し
たり、又は遊技球25を介して間接に接触する。その結
果、遊技球25に帯電する静電気や球タンク33の内面
に帯電する静電気が導電性部材60で積極的に除去さ
れ、グランド線62を介してノイズ吸収回路77に確実
に供給される。
【0045】このノイズ吸収回路77において、導電性
部材60で除去した静電気によるノイズが例えば図11
(a)に示すように、高圧のサージ電圧を有するとき
(入力側ノイズ波形参照)でも、図11(b)の出力側
ノイズ波形に示すように、例えば200Vまでのサージ
成分が即時に吸収されている。その後、サージ吸収素子
78で吸収できない微弱なノイズは、バリスタ79,8
0により鈍らせて確実に吸収される。そして、最終的に
は、これらサージ吸収素子78とバリスタ79,80の
協働によりノイズが吸収された無害の静電気を直流生成
回路72〜74に供給して、再利用することができる。
ここで、詳しく図示していないが、電源基板45に接地
手段が設けられている。
【0046】ところで、導電性部材60で除去した静電
気をグランド線62によりノイズ吸収回路77に誘導す
る際に、グラング線62から空中に静電放電が発生し、
その静電放電により電磁波ノイズが放射されるような場
合でも、グランド線62は略全長に亙って導電性保護カ
バー65で覆われているため、その導電性保護カバー6
5により、電磁波ノイズの外部への放射を確実に遮断す
ることができる。
【0047】このように、導電性部材60を球タンク3
3の内部に臨むように設け、しかもその延設部60cを
球タンク33の排出口33bに臨み且つ排出口33bよ
り下側へ延びるように設け、静電気によるノイズを吸収
するノイズ吸収回路77を電源基板45に設け、導電性
部材60とノイズ吸収回路77とをグランド線62で接
続したので、球タンク33内の遊技球25に静電気が多
量に帯電した場合でも、遊技球25が排出口33bを通
過する際に、内側固定板60bや延設部60cに直接に
又は間接に接触し、遊技球25や球タンク33に帯電す
る静電気は導電性部材60で積極的に除去され、グラン
ド線62を介してノイズ吸収回路77に誘導され、この
ノイズ吸収回路77で静電気によるノイズを確実に吸収
できる。
【0048】更に、グランド線62をその略全長に亙っ
て導電性保護カバー65で覆うようにしたので、グラン
ド線62で静電気をノイズ吸収回路77に誘導する際
に、グランド線62からの空中への静電放電により電磁
波ノイズが放射される場合でも、その電磁波ノイズの外
部への放射を導電性保護カバー65により確実に遮断
(シールド)することができる。それ故、遊技制御を司
る種々の制御基板39,40,42,43,46等への
ノイズによる悪影響を確実に防止することができ、ノイ
ズ対策を強化することができる。
【0049】また、ノイズ吸収回路87を電源基板45
に設けたので、遊技制御の為の複数の制御用基板39,
40,42,43,46に静電気によるノイズの影響を
与えることなく電源基板45に誘導し、その電源基板4
5においてノイズを吸収させることができる。ここで、
払出し制御基板46の交流電源供給部に、電源基板45
に設けたのと同様のノイズ吸収回路87を設けてもよ
い。
【0050】前記実施形態を部分的に変更した変更形態
について説明する。 1〕図12に示すように、裏機構板30Aの右端部に固
着された導電性保護カバー65Aは、略C字状断面で構
成されたものでもよい。また、図13に示すように、裏
機構板30Bの右端部に固着された導電性保護カバー6
5Bは、略V字状断面で構成されたものでもよい。 2〕導電性部材60を、球タンク33以外の、例えば図
5に示す払出し装置35内のジグザグ状通路50bに設
けるようにしてもよい。
【0051】3〕断面が略コ字状、略C字状、略V字状
の保護カバーの内面と外面の少なくとも一方に、導電性
被膜を形成してからメッキ処理を施して導電性のメッキ
層を形成し、このメッキ層により導電性保護カバーを構
成するようにしてもよい。 4〕球タンク33以外の、タンクレール34や払出し装
置35や遊技球案内通路36等の払出し通路の随所に、
導電性部材として、帯電防止材料や導電性ゴムや金属片
混入樹脂等からなる薄膜状の導電性シートを設け、遊技
球25に帯電した静電気をこれら導電性部材で除去し、
除去した静電気によるノイズをノイズ吸収回路77で吸
収するようにしてもよい。
【0052】5〕球タンク33、タンクレール34や払
出し装置35や遊技球案内通路36等の払出し通路に帯
電防止スプレーを噴霧し、この帯電防止スプレーによる
帯電防止剤を導電性部材とすることも可能である。 6〕導電性部材60に隣接させてノイズ吸収回路を設
け、このノイズ吸収回路からグランド線を介して、例え
ば電源基板45に設けた接地回路に接続する場合に、そ
のグランド線を導電性保護カバーでシールドするように
してもよい。
【0053】7〕遊技盤が内枠に直接固定され、裏機構
板が存在しない弾球遊技機の場合には、その内枠の端部
に導電性保護カバー65,65A,65Bを設けるよう
にしてもよい。 8〕本発明は、以上説明した実施形態や変更形態に限定
されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で
種々変更を付加し、更に、パチンコ機に限らず、アレン
ジボール機、雀球機等の種々の弾球遊技機に本発明を適
用することが可能である。
【0054】
【発明の効果】 請求項1の発明によれば、静電気除去
手段と静電気除去手段を接地手段に電気的に接続するグ
ランド線とを備え、グランド線を略全長に亙って覆う導
電性保護カバーを設けたので、遊技機裏側で発生した静
電気が静電気除去手段により除去されてグランド線を介
して接地手段に誘導されるときに、グラング線からの空
中への静電放電により電磁波ノイズが放射されても、グ
ランド線の略全長に亙って導電性保護カバーで覆われて
いるため、その導電性保護カバーによりグランド線から
の電磁波ノイズを遮断することができ、電磁波ノイズの
外部への放射を確実に遮断(シールド)することがで
き、複数の制御用基板に対するノイズ対策を一層強化す
ることができる。それ故、遊技制御を司る種々の制御部
等へのノイズによる悪影響を確実に防止することができ
る。
【0055】請求項2の発明によれば、遊技盤を内枠に
固定する裏機構板を設け、該裏機構板に導電性保護カバ
ーを設けたので、裏機構板の中央部に配設された遊技制
御用の基板や機器の配置に影響を与えることなく裏機構
板の、例えば端部を有効利用して導電性保護カバーを設
けることができる。その他請求項1と同様の効果を奏す
る。
【0056】請求項3の発明によれば、遊技盤を装着す
る内枠を設け、該内枠に導電性保護カバーを設けたの
で、内枠の中央部に配設された遊技制御用の基板や機器
の配置に影響を与えることなく内枠の、例えば端部を有
効利用して導電性保護カバーを設けることができる。そ
の他請求項1と同様の効果を奏する。
【0057】請求項4の発明によれば、前記導電性保護
カバーは透明であるので、導電性保護カバーを通して、
カバー内部を容易に見ることができる。その他請求項1
〜3の何れかと同様の効果を奏する。
【0058】請求項5の発明によれば、前記導電性保護
カバーは、略コ字状、略C字状、略V字状の何れかの断
面で構成されたので、これら略コ字状、略C字状、略V
字状の断面である導電性保護カバーを成形し易く、装着
し易い。その他請求項1〜4の何れかと同様の効果を奏
する。
【0059】請求項6の発明によれば、外部から供給さ
れる遊技球を一時的に貯留する球タンクと、この球タン
クから供給される遊技球を遊技機前側の球受け皿に払出
す払出し通路とを備え、静電気除去手段は球タンクと払
出し通路の少なくとも一方に設けた導電性部材を含むの
で、外部から供給されて球タンクに一時的に貯留されて
から払出し通路を経て遊技機前側の球受け皿に払出され
る遊技球に、既に静電気が帯電している場合が多く、し
かも球タンクに落下により供給されるときに、遊技球が
球タンクや遊技球と衝突して静電気が発生して、多量の
静電気が遊技球に帯電(所謂、接触帯電)する場合であ
っても、少なくとも球タンクと払出し通路の一方に設け
られた導電性部材に遊技球が直接に接触するため、各遊
技球に帯電した静電気を導電性部材で確実に除去するこ
とができ、ノイズ対策を強化することができる。その他
請求項1〜5の何れかと同様の効果を奏する。
【0060】請求項7の発明によれば、前記払出し通路
は、球タンクから払出し装置に遊技球を誘導する遊技球
誘導通路と、払出し装置内の球通路と、払出し装置から
払出された遊技球を球受け皿に案内する遊技球案内通路
と、球受け皿から遊技球が溢れるときに遊技球案内通路
から受け皿に遊技球を溢流させる溢流案内通路とを有す
るので、遊技球がこれら遊技球誘導通路と払出し装置内
の球通路と溢流案内通路を順々に移動するときに、これ
ら遊技球誘導通路と払出し装置内の球通路と溢流案内通
路の何れかに設けられた導電性部材により、遊技球に帯
電した静電気を確実に除去することができる。その他請
求項6と同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るパチンコ機(弾球遊技
機)の斜視図である。
【図2】パチンコ機の遊技盤の正面図である。
【図3】パチンコ機の背面図である。
【図4】パチンコ機の側面図である。
【図5】払出し装置の要部縦断側面図である。
【図6】球タンクに設けた導電性部材の斜視図である。
【図7】球タンクの平面図である。
【図8】球タンクの背面図である。
【図9】導電性保護カバーの背面からの部分斜視図であ
る。
【図10】電源基板に設けた内部配線の配線図である。
【図11】(a)はサージ吸収素子の入力側のノイズ波
形を示す線図であり、(b)はサージ吸収素子の出力側
のノイズ波形を示す線図である。
【図12】変更形態に係る図9相当図である。
【図13】変更形態に係る図9相当図である。
【符号の説明】
2 パチンコ機(弾球遊技機) 4 前枠 5 遊技盤 8 球受け皿 25 遊技球 33 球タンク 34 タンクレール 35 払出し装置 36 遊技球案内通路 60 導電性部材 62 グランド線 65,65A,65B 導電性保護カバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A63F 7/02 324 A63F 7/02 324C 334 334

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機裏側で発生した静電気を除去する
    静電気除去手段(60,61) と、この静電気除去手段(60,6
    1) を接地手段に電気的に接続するグランド線(62)とを
    備えた弾球遊技機において、 前記グランド線(62)を略全長に亙って覆う導電性保護カ
    バー(65,65A,65B)を設けたことを特徴とする弾球遊技
    機。
  2. 【請求項2】 遊技盤(5) を内枠(4) に固定する裏機構
    板(30)を設け、該裏機構板(30)に前記導電性保護カバー
    (65,65A,65B)を設けたことを特徴とする請求項1に記載
    の弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 遊技盤(5) を装着する内枠を設け、該内
    枠に前記導電性保護カバー(65,65A,65B)を設けたことを
    特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  4. 【請求項4】 前記導電性保護カバー(65,65A,65B)が透
    明であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載
    の弾球遊技機。
  5. 【請求項5】 前記導電性保護カバー(65,65A,65B)は、
    略コ字状、略C字状、略V字状の何れかの断面で構成さ
    れたことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の弾
    球遊技機。
  6. 【請求項6】 外部から供給される遊技球(25)を一時的
    に貯留する球タンク(33)と、この球タンク(33)から供給
    される遊技球(25)を遊技機前側の球受け皿(8) に払出す
    払出し通路とを備え、前記静電気除去手段(60,61) は球
    タンク(33)と払出し通路の少なくとも一方に設けた導電
    性部材(60)を含むことを特徴とする請求項1〜5の何れ
    かに記載の弾球遊技機。
  7. 【請求項7】 前記払出し通路は、球タンク(33)から払
    出し装置(35)に遊技球(25)を誘導する遊技球誘導通路(3
    4)と、払出し装置(35)内の球通路(50b) と、払出し装置
    (35)から払出された遊技球(25)を球受け皿(8) に案内す
    る遊技球案内通路(36)と、球受け皿(8) から遊技球(25)
    が溢れるときに遊技球案内通路(36)から受け皿(9) に遊
    技球(25)を溢流させる溢流案内通路とを有することを特
    徴とする請求項6に記載の弾球遊技機。
JP2000319636A 2000-10-19 2000-10-19 弾球遊技機 Pending JP2002119723A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000319636A JP2002119723A (ja) 2000-10-19 2000-10-19 弾球遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000319636A JP2002119723A (ja) 2000-10-19 2000-10-19 弾球遊技機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002119723A true JP2002119723A (ja) 2002-04-23

Family

ID=18798062

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000319636A Pending JP2002119723A (ja) 2000-10-19 2000-10-19 弾球遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002119723A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007202844A (ja) * 2006-02-02 2007-08-16 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2011183208A (ja) * 2011-06-27 2011-09-22 Sanyo Product Co Ltd 遊技機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007202844A (ja) * 2006-02-02 2007-08-16 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2011183208A (ja) * 2011-06-27 2011-09-22 Sanyo Product Co Ltd 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3526545B2 (ja) 弾球遊技機
JP2002052227A (ja) 弾球遊技機
JP2002119739A (ja) 遊技機
JP2002119723A (ja) 弾球遊技機
JP3552661B2 (ja) 弾球遊技機
JP2000197752A (ja) 弾球遊技機
JP2002119708A (ja) 弾球遊技機
JP2002346167A (ja) 遊技機
JP2002018052A (ja) 弾球遊技機
JP2002045543A (ja) 弾球遊技機
JP2002035330A (ja) 弾球遊技機
JP2002018058A (ja) 弾球遊技機
JP2002045539A (ja) 弾球遊技機
JP2002017976A (ja) 弾球遊技機
JP4748870B2 (ja) 遊技機
JP2016154914A (ja) 遊技機
JP2002045542A (ja) 弾球遊技機
JP2002018054A (ja) 弾球遊技機
JP4433121B2 (ja) 遊技機
JP3765712B2 (ja) 遊技機
JP2003236210A (ja) 弾球遊技機
JP2002239182A (ja) 弾球遊技機
JP2682884B2 (ja) 弾球遊技機
JP3776000B2 (ja) 弾球遊技機
JP2002085755A (ja) 弾球遊技機