JP3765712B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は給電可能な電源基板等の複数のプリント基板を備えた遊技機に関し、特にプリント基板に形成された導体パターンのうちの接地用のグランドパターンの厚みを厚くして接地効果を高めるようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、パチンコ機等の弾球遊技機においては、発射ハンドル操作による遊技球の発射制御、入賞手段への入賞を検知する検知制御、遊技盤に設けた図柄始動手段や開閉式入賞手段(大入賞手段)等の遊技役物の制御、図柄始動手段に入賞したときに抽選する為の抽選用数値の更新制御、入賞手段への入賞に伴う遊技球の払出し制御、図柄表示用ディスプレイに設けられた図柄表示手段の複数の図柄表示部における図柄を変動させる図柄表示制御、入賞時や大当たり状態におけるサウンド制御やランプ制御等、弾球遊技の為の種々の制御を司る制御装置が設けられている。
【0003】
この制御装置において、遊技盤側の遊技制御を主として司る主制御部は、各図柄表示部に図柄変動表示させる図柄表示制御の為の一連の制御信号(制御データ)を図柄制御部に直接出力し図柄表示を制御している。また、主制御部は、普通入賞手段や開閉式入賞手段への遊技球の入賞に際して、払出しモータ駆動の為の払出し制御信号を払出し制御部に出力して賞球の払出しを制御している。更に、主制御部は、図柄表示部における変動後の停止図柄が大当たり図柄のとき、開閉式入賞手段の開閉板駆動ソレノイドの為の開閉制御信号を特別遊技制御部に出力し、開閉板を所定条件が成立するまで開放制御している。
【0004】
例えば、主制御部は図柄制御部に対して、各動作毎の詳細な制御信号を逐一送信して図柄を変動制御するため、仮に1つの制御信号がノイズや静電気等により無効になっても、後続する制御信号に基づいて変動制御を続行できるようになっている。主制御部は、図柄表示制御だけでなく、これに連動する払出し制御、サウンド出力制御、ランプ点灯制御等の種々の制御についても同様に、詳細な制御信号を逐一送信する為、仮に幾つかの制御信号がノイズや静電気等により無効になっても、制御動作を続行できるようになっているため、主制御部の制御負荷が非常に大きく、これら遊技動作の制御に制御遅れが生じ易い。
【0005】
そこで、払出し制御部や図柄制御部等の各副制御部を、主制御部とは独立のマイクロコンピュータを備えた別個の制御基板上に構成し、主制御部から各副制御部へ制御コマンドを一方向通信するコマンド送信方式が採用されつつある。これにより、例えば、主制御部は図柄変動に際して図柄制御部に、図柄変動開始コマンド(変動パターン指定番号等を含む)と、各図柄表示部の停止図柄を指定する図柄指定コマンドとを順次送信するだけでよく、図柄変動制御を簡単化でき、主制御部の負荷を格段に軽減することができ、サウンド制御やランプ制御、更には払出し制御を図柄変動に同期させて実行できる。
【0006】
このように、主制御部や副制御部を夫々独立させた制御基板上に構成し、主制御部から図柄制御部に送信する制御コマンド数を格段に減少させる場合、主制御部の制御負荷を軽減できる。ところで、遊技球の入賞を検知する入賞検知センサから出力された検知信号や制御に必要な種々の制御信号を、入力ラインを介して主制御部に設けたマイクロコンピュータの信号入力用の端子に入力する場合や、主制御部から送信された制御コマンドを、接続ラインを介して図柄制御部や払出し制御部等の副制御部に設けたマイクロコンピュータの信号入力用の端子に入力する場合に、これらの入力信号や制御コマンドにノイズが混入した場合、そのマイクロコンピュータにおいては誤動作する場合がある。
【0007】
この種のノイズは、一般的に、静電誘導により発生した静電誘導によるノイズであったり、電磁誘導により発生した電磁誘導によるノイズであったり、更に外部の種々の電子装置等から発生した外部ノイズ等が殆どである。静電誘導によるノイズは、例えば、プリント基板上に2本の信号線が平行に配線されている場合、これら信号線間の電位差による浮遊容量によってノイズが発生する。また、電磁誘導によるノイズは、信号線をループ状又はコイル状に配線する場合に、流れる電流によって磁束が生じ、これに近接する信号線にノイズとして発生したり、アース線に電流が流れ、筐体(シャーシ)に電流が垂れ流しになってノイズとして発生する。
【0008】
更に、賞球タンクに貯留された多数の遊技球がタンクレールや払出し装置や払出し通路を経て上皿に払出される払出し経路において、遊技球同が衝突したり、遊技球がタンクレールや払出し装置の通路壁に衝突したときに、遊技球に静電気が発生して帯電し、この静電気によるノイズが発生する場合がある。特に、電源基板から主制御部や副制御部に+5V等の動作電圧を給電する給電系にノイズが混入した場合には、このノイズを含む動作電圧を受けた主制御部や副制御部において動作不良等の異常事態が発生する。
【0009】
そこで、制御用のプリント基板だけでなく、電源基板においても、静電誘導や電磁誘導等により発生するノイズに対して、プリント基板に形成された導体パターンのうちの接地用のグランドパターンの面積を大きくしたり、このノイズを導線を介して大気中に放電させたり、パチンコ機の内枠のヒンジ板にアース線を介して接地する等して、ノイズを極力低減するようにしている。更に、これら制御用基板や電源基板のグランドは、特に外部に接地するようにはなっていない。
【0010】
そこで、接地効果を高めるために、プリント基板の部品を実装した表面と裏面の両面に導体パターンを形成した場合には、これら両面の導体パターンのうちのグランドパターンを極力大きな面積を専有できるように設計されている。最近では、プリント基板の裏側全体にグランド層(グランド被膜)を形成したり、プリント基板を積層状に形成し、その中央部にグランド層を介在させる等してノイズ対策を講じるようにしたプリント基板も実用化されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
前述したように、静電誘導や電磁誘導等によるノイズの低減化を図るために、プリント基板の表裏両面に形成された導体パターンのうちのグランドパターンの面積を夫々極力大きくするようにしているが、プリント基板に設ける電子部品の数や信号線の数に関連して、グランドパターンの面積、つまりグランドパターンの容積(キャパシティ)の大きさが制限される為、そのグランドパターンのインピーダンスが小さくならず、グランドパターンに一旦吸収されたノイズの一部が、接近した信号線パターンに放射される場合も発生し易く、充分な接地効果が得られていないのが現状である。
【0012】
また、プリント基板の裏側全体にグランド層を形成したり、積層状に形成したプリント基板の中央部にグランド層を介在させる場合には、プリント基板の製造工程が複雑化し、製造コストが高価になるという問題がある。
本発明の目的は、プリント基板に形成した導体パターンのうちのグランドパターンに吸収した静電誘導や電磁誘導等のノイズの信号線パターンへの放射又は流入を効果的に抑制できるようにすること、ノイズ対策を簡単に強化できるようにすること、等である。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1の遊技機は、遊技制御の制御内容に応じて夫々独立のプリント基板に構成された複数の制御用基板と、これらの制御用基板に電力を供給する電源基板と、複数の制御用基板および電源基板に電子部品を備え、複数の制御用基板および電源基板の表面および裏面に導電性材料により形成された導体パターンとを備えた遊技機において、電源基板の表面および裏面の導体パターンの厚みを、その電源基板以外の制御用基板表面および裏面の導体パターンの厚みよりも厚く形成したものである。
【0014】
電源基板はDC5V等の制御に必要な種々の源力電力を生成し、これら電力を独立のプリント基板に構成された複数の制御用基板に供給するので、これらの制御用基板に設けた電子部品により遊技制御が実行される。ところで、電源基板の表面および裏面のプリント基板の導体パターンの厚みが、その電源基板以外の制御用基板プリント基板の導体パターンの厚みよりも厚いので、その導体パターンに含まれるグランドパターンの厚みも厚くなり、その厚みに応じてグランドパターンの容(キャパシティ)を充分に大きくできる。
【0015】
それ故、グランドパターンのインピーダンスを小さくできる為、グランドパターンで吸収した静電誘導や電磁誘導等によるノイズの、導体パターンに含まれる信号線パターンへの放射又は流入を効果的に抑制することができ、ノイズ対策を強化することができる。
【0016】
請求項2の遊技機は、電子部品を表又は裏面に実装したプリント基板からなる電源基板を備え、その電源基板の表面と裏面に、信号線パターンと接地用のグランドパターンとを有する導体パターンを導電性材料で夫々形成した遊技機において、電源基板の表面の導体パターンと裏面の導体パターンのうちのグランドパターンの面積が小さい方の一方の導体パターンの厚みを他方の導体パターンの厚みよりも厚く形成したものである。
【0017】
プリント基板からなる電源基板の表又は面に電子部品が実装されている。その電源基板の表面と裏面には信号線パターンと接地用のグランドパターンとを夫々導電性材料で形成した導体パターンが設けられている。このとき、プリント基板の表面と裏面とに夫々形成された導体パターンにおいて、表面の導体パターンと裏面の導体パターンのうちのグランドパターンの面積が小さい方の一方の導体パターンの厚みが、他方の導体パターンの厚みよりも厚く形成されているため、その厚みに応じてグランドパターンの容(キャパシティ)を充分に大きくでき、請求項1と同様に作用する。
さらに、電源基板における静電誘導や電磁誘導等によるノイズをグランドパターンで効果的に且つ確実に吸収保持でき、ノイズを含まない電力を複数の制御手段に供給することができ、これら制御手段による遊技制御を保証することができる。
【0019】
請求項3の遊技機は、請求項1又は2の発明において、導体パターン、銅箔からなることを特徴とするものである。この合には、銅箔等の低抵抗金属により導体パターンを構成することができる
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面に基いて説明する。
本実施形態は、パチンコホールの島構造体に設置される所謂カード式弾球遊技機と呼ばれる第1種パチンコ機に本発明を適用した場合の一例であり、パチンコホールに設けられた島構造体には、その長さ方向に複数のカード式球貸し機1と複数のパチンコ機2とが交互に配設され、カード式球貸し機1はパチンコ機2に電気的に接続されている。
【0021】
図1〜図4に示すように、カード式弾球遊技機であるパチンコ機2は、矩形枠状の外枠3と、この外枠3に開閉自在に枢着された前枠4とを有し、カード式球貸し機1をサンドイッチ状に挟持する状態で、外枠3が島構造体(図示略)に着脱自在に装着されている。前枠4には、遊技盤5が裏側から着脱自在に装着され、遊技盤5の前側に対応させて、窓部6aを有するガラス扉6と前面板7とが夫々開閉自在に枢着されている。前面板(図示略)には発射用の遊技球を貯留する上皿カバー8が装着され、前枠4の下部には、上皿カバー8から溢流し又は抜き取った遊技球を貯留する下皿9と、発射手段10の発射ハンドル11とが設けられている。
【0022】
この発射手段10は、回動操作可能な発射ハンドル11と、この発射ハンドル11の回動角度に応じた打撃力で打撃槌12により遊技球を発射させる発射モータ13(図5参照)などを備えている。上皿カバー8の右部には、カード式球貸し機1に対する球貸し操作用の操作パネル14が設けられ、この操作パネル14には、カード残額を3桁の数字で表示するカード残額表示部14aと、所定金額分の遊技球の球貸しを指示する球貸しスイッチ14bと、遊技終了時にカードの返却を指令する返却スイッチ14cとが設けられている。
【0023】
図2に示すように、遊技盤5には、金属製の外レールと内レールとからなるガイドレール15がほぼ環状に設けられ、このガイドレール15の内側の遊技領域5aには、カラーの液晶ディスプレイ16、図柄始動手段(図柄始動兼入賞手段)17、開閉式入賞手段(大入賞手段)18、複数の普通入賞手段19(この場合、上段の普通入賞手段19以外に、開閉式入賞手段18の左右両側部に、例えば6つの普通入賞手段19)、2つのゲート20(通過口)等が夫々所定の位置に配設されている。
【0024】
液晶ディスプレイ16は、変動図柄を表示するとともに背景画像や各種のキャラクタの動画などを表示する図柄表示手段22として機能する。図柄表示手段22は、背景画やキャラクタをアニメーション的に表示するとともに、例えば左右方向に並ぶ3個(左、中、右)の図柄表示部22a〜22cを有し、図柄始動手段17に遊技球が入賞することを条件に、各図柄表示部22a〜22cの表示図柄が所定時間だけ変動表示(スクロール表示)され、図柄始動手段17への遊技球の入賞タイミングに応じた抽選結果に基づいて決定される停止図柄パターンで停止する。
【0025】
液晶ディスプレイ16の直ぐ上側に、普通入賞手段19と第2図柄表示手段23とが設けられている。第2図柄表示手段23は1個の普通図柄を表示する普通図柄表示部を有し、ゲート20を通過した遊技球が検出されたとき、普通図柄表示部の表示図柄が所定時間だけ変動し、遊技球のゲート20通過時点において抽選された抽選用数値により決定される停止図柄を表示して停止するようになっている。図柄始動手段17は、開閉自在な左右1対の開閉爪17aを備えた電動式チューリップであり、第2図柄表示手段23の変動後の停止図柄が当たり図柄を表示した場合に、開閉爪17aが所定時間だけ開放されて入賞し易くなる。
【0026】
開閉式入賞手段18は前方に開放可能な開閉板18aを備え、図柄表示手段22の変動後の停止図柄が「777」等の当たり図柄のとき、所謂「大当たり」と称する特別遊技が開始され、開閉板18aが前方に開放される。この開閉式入賞手段18の内部に特定領域18bがあり、この特定領域18bを入賞球が通過したとき、特別遊技が継続される。
【0027】
開閉式入賞手段18の開閉板18aが開放された後、所定時間が経過し、又は所定数(例えば、10個)の遊技球が入賞して開閉板18aが閉じるときに、遊技球が特定領域18bを通過していないときに特別遊技が終了するが、特定領域18bを通過していれば最大所定回数(例えば、16回)まで特別遊技が継続され、遊技者に有利な状態に制御される。
【0028】
図3、図4に示すように、前枠4の裏側には、遊技盤5を裏側から押さえる裏機構板30が着脱自在に装着され、この裏機構板30には開口部30aが形成され、その上側に賞球タンク33と、これから延びるタンクレール34とが設けられ、このタンクレール34に接続された払出し装置35が裏機構板30の側部に設けられ、裏機構板30の下側には払出し装置35に接続された払出し球誘導路36が設けられている。払出し装置35から払出された遊技球は払出し球誘導路36を経由して上皿排出口8aから上皿カバー8に払出される。
【0029】
裏機構板30の開口部30aには、遊技盤5の裏側に装着された裏カバー37と、入賞手段17〜19に入賞した遊技球を排出する入賞球排出樋(図示略)とが夫々嵌合されている。この裏カバー37に装着されたケース38の内部に主制御基板39が配設され、その前側に図柄制御基板40が配設されている。主制御基板39の下側で、裏カバー37に装着されたケース41aの内部にランプ制御基板42が設けられ、このケース41aに隣接するケース41bの内部にサウンド制御基板43が設けられている。
【0030】
これらケース41a,41bの下側で裏機構板30に装着されたケース44の内部には、電源基板45と払出し制御基板46が夫々設けられている。更に、発射手段10の後側に装着されたケース47の内部には、発射制御基板48が設けられている。これら制御基板39〜40,42〜43,45〜46,48は夫々独立のプリント基板で構成されており、電源基板45と発射制御基板48とを除く制御基板39,40,42,43,46には、CPUとROMやRAM等を有する1チップ集積回路からなるマイクロコンピュータ(図示略)が夫々設けられている。
【0031】
主制御基板39とその他の制御基板40,42,43,46とは、複数本の信号線でコネクタを介して電気的に接続され、主制御基板39から各制御基板40,42,43,46に、所定の遊技動作を実行させる種々の制御コマンドを一方向通信にて送信可能になっている。制御コマンドの一方向通信を採用することで、図柄停止に関する不正を確実に防止できるとともに、主制御手段50の制御負荷を格段に軽減でき、送信制御を簡単化することができる。
【0032】
次に、パチンコ機2の制御装置に予め格納した複数の制御プログラムを介して達成される種々の機能について、図5の機能ブロック図により説明する。但し、これら種々の機能は前述したマイクロコンピュータ等で達成される。主制御基板39上に構成された主制御手段50は、遊技盤5に設けられた種々の遊技部品や遊技球検出スイッチ等に対する信号の入出力に関わる、所謂遊技盤5の遊技制御を主として司るとともに、後述する図柄制御手段60、払出し制御手段70、ランプ制御手段71、サウンド制御手段72等に必要に応じて制御コマンドを送信する。
【0033】
図柄制御基板40上に構成された図柄制御手段60は、主制御手段50から送信されてくる図柄制御コマンドに基づいて、液晶ディスプレイ16に種々の動画や背景画を表示させる表示制御を実行したり、各図柄表示部22a〜22cの図柄を変動制御し、指示された停止図柄で変動を停止制御する。払出し制御基板46上には払出し制御手段70が構成され、この払出し制御手段70は主制御手段50から払出し制御コマンドを受信し、払出し装置35による遊技球の払出し制御を司る。
【0034】
ランプ制御基板42上に構成されたランプ制御手段71は、主制御手段50からランプ制御コマンドを受信し、遊技盤5等に設けられた多数の表示ランプを含むランプ群74の点灯制御を司る。サウンド制御基板43上に構成されたサウンド制御手段72は、主制御手段50からサウンド制御コマンドを受信し、スピーカSPに対する各種の音響効果音の為のサウンド出力制御を司る。発射制御基板48上に構成された発射制御手段73は、発射モータ13を駆動して遊技球の発射制御を司る。
【0035】
主制御手段50は、抽選手段51と、判定手段52と、特別遊技発生手段53と、確率変動手段54と、コマンド送信手段55等を備えている。抽選手段51は、抽選用カウンタを用いて微小な更新周期(例えば、約2msec周期)で数値を所定の範囲(例えば、0〜299)で更新し、図柄始動手段17に遊技球が入賞したときの数値を抽出することにより、遊技者に有利な状態である当たりと、遊技者に不利な状態である外れとに関する抽選を行なう。判定手段52は、図柄始動手段17に遊技球が入賞したときに抽選手段51から供給される抽選された数値に基づいて、「大当り」、「外れ(外れリーチを含む)」の何れであるかを判定する。
【0036】
例えば、その抽選された数値が予め設定された特定数値「71」のときに「大当たり」と判定し、それ以外の多数の数値のときに「外れ」であると判定する。特別遊技発生手段53は、判定手段52から大当たり等の特別判定結果を受ける、若しくは、図柄表示手段22の変動後の停止図柄が大当たり図柄等の特定表示となった場合に、遊技制御に含まれる所定の特別遊技発生ルーチンにより開閉式入賞手段18の開閉板18aを前述したように作動させて、遊技者に有利な利益状態を与える特別遊技を実行する。
【0037】
確率変動手段54は、判定手段52から「大当たり」の特別判定結果を受けた場合に、その「大当たり」について「確率変動」と「非確率変動」の何れかを抽選により決定し、確率変動型大当たりのときには確率変動モードを設定し、次回或いは次々回の大当たり迄、或いは所定回数図柄が変動する迄、抽選手段51により大当たりを抽選する特定数値の数を通常のときよりも多くし、大当たり確率を高くする。
【0038】
コマンド送信手段55は、判定手段52から判定結果を受け、図柄変動に際しては図柄制御コマンド(当たり外れデータを含む2バイト構成)を図柄制御手段60に送信し、遊技球の払出しに際しては払出し制御コマンド(払出し個数データを含む2バイト構成)を払出し制御手段70に送信する。ここで、当たり外れデータは「確率変動型大当たり」、「非確率変動型大当たり」、「外れ」の何れかのデータからなり、変動時間データは図柄変動に要する時間(例えば、40秒、60秒等)を規定するデータである。また、払出し個数データは、5個、10個等の遊技球の払出し個数を指令するデータである。
【0039】
更に、コマンド送信手段55は、ランプ群74の点灯に際してはランプ制御コマンド(2バイト構成)をランプ制御手段71に送信し、スピーカSPによる効果音出力に際してサウンド制御コマンド(2バイト構成)をサウンド制御手段72に送信する。図柄制御手段60は、停止図柄決定手段61を有し、コマンド送信手段55から送信される図柄制御コマンドを受信し、受信した図柄制御コマンドを解析するとともに、解析により得られた制御コマンドに基づいて図柄表示手段22の各図柄表示部22a〜22cにおける図柄変動を制御する。
【0040】
この停止図柄決定手段61について簡単に説明すると、変動パターンテーブルに、「確率変動型大当たり」、「非確率変動型大当たり」、「外れリーチ」、「外れノーマル」の各々について複数のパターンデータが記憶されており、図柄制御コマンドに含まれる「当たり外れデータ」に基づいて、夫々該当する大当たりパターン又は外れパターンのうちから何れかを抽選により決定する。
次に、前述した電源基板45の導体パターンについて、図6〜図8に基づいて説明する。
【0041】
電源基板45は、外部から供給されるAC24VからDC32Vを生成するとともに、サウンド出力やランプ点灯等に用いるDC12V、制御手段50,60,70〜72等のマイクロコンピュータに供給するDC5V等を生成し、これらの直流を制御基板39,40,42,43,46等に供給する。
図8に示すように、この電源基板45の絶縁基板45aは、例えばエポキシ系樹脂やポリイミド樹脂等からなり、その絶縁基板45aの表面には、図6に示すように、抵抗やコンデンサ等の種々の電子部品(図示略)を実装する為に、電極パッド部を含み線状の信号線パターン57aと、接地用のグランドパターン57bとを有する導体パターン57が形成されている。
【0042】
そのグランドパターン57bは、極力大きな面積を専有できるように設計されている。一方、絶縁基板45aの裏面には、図7に示すように、電極パッド部を含み線状の信号線パターン58aと、接地用のグランドパターン58bとを有する導体パターン58が形成されている。これら導体パターン57,58は、銅等の金属粉末を含有するペーストを所定のパターンに印刷して焼成により被膜状に形成されたものである。それ故、これら導体パターン57,58を銅箔等の低抵抗金属(これが導電性材料に相当する)により構成することができる。
【0043】
ここで、裏面のグランドパターン58bの面積は、電子部品(図示略)の数や信号線の数により、表面のグランドパターン57bの面積よりも小さくなってはいるが、その小さい分を考慮して、図8に示すように、表面の導体パターン57は一般的な約18μmの厚さに形成されているのに対して、裏面の導体パターン58は、その約18μmよりも格段に厚い約35μmの厚さに形成されている。この場合、表面のグランドパターン57bの面積が比較的大きいため、その銅箔の厚さが約18μmであっても、グランドパターン57bの容(キャパシティ)を充分に大きくできる。
【0044】
それ故、グランドパターン57bのインピーダンスを小さくできる為、グランドパターン57bで吸収した静電誘導や電磁誘導等によるノイズの信号線パターン57aへの放射又は流入を効果的に抑制することができ、ノイズ対策を強化することができる。ところで、裏面のグランドパターン58bの面積が表面のグランドパターン57bの面積よりも小さいが、グランドパターン58bは約35μmの厚さに形成されているため、グランドパターン58bの容を充分に大きくでき、グランドパターン58bのインピーダンスを小さくできる為、表面の場合と同様に、ノイズ対策を強化することができる。
【0045】
このように、電子部品を実装した表面に信号線パターン75aと接地用のグランドパターン57bとを有する導体パターン57を形成するとともに、裏面に信号線パターン58aと接地用のグランドパターン58bとを有する導体パターン58を形成し、グランドパターン58bの面積が小さい導体パターン58を厚くするので、グランドパターン58bの面積が小さい場合でも、グランドパターン58bの厚みが厚く形成されているため、グランドパターン58bの容を充分に大きくでき、グランドパターン58bのインピーダンスを小さくできる為、グランドパターン58bで吸収した静電誘導や電磁誘導等によるノイズの信号線パターン58aへの放射又は流入を効果的に抑制することができ、ノイズ対策を強化することができる。
【0046】
しかも、その厚みを厚く形成した導体パターン58を有するプリント基板は、複数の制御手段50,60,70〜72に直流を供給する電源基板45であるので、電源基板45における静電誘導や電磁誘導等によるノイズをグランドパターン57b,58bで効果的に且つ確実に吸収保持でき、ノイズを含まない直流を制御手段50,60,70〜72に供給することができ、これら制御手段50,60,70〜72による遊技制御を保証することができる。
【0047】
前記実施形態の変更形態について説明する。
1〕図9に示すように、電源基板45Aの表面の導体パターン57Aと裏面の導体パターン58Aの厚みを、電源基板45A以外の制御基板39,40,42,43,46の導体パターンの厚み(例えば、約18μm)よりも厚く(例えば、約35μm)形成するようにしてもよい。
【0048】
この場合にも、前記実施形態と同様に、その厚みに応じてグランドパターン57bの容を充分に大きくでき、グランドパターン57bのインピーダンスを小さくできる為、グランドパターン57bで吸収した静電誘導や電磁誘導等によるノイズの信号線パターン57aへの放射又は流入を効果的に抑制することができ、ノイズ対策を強化することができる。
【0049】
2〕図10に示すように、プリント基板からなる電源基板45Bの表面の導体パターン57Bのうちの、グランドパターン57dの厚みを信号線パターン57cの厚み(例えば、約18μm)よりも厚く(例えば、約35μm)形成するようにしてもよい。ここで、図示を省略するが、電源基板45Bの裏面の導体パターンについても同様に形成する。ここで、銅等の金属粉末を含むペーストを、電源基板45Bのプリント基板上に印刷した後に焼成する等して、グランドパターンの厚みを信号線パターンの厚みよりも厚く形成するようにしてもよい。
【0050】
この場合にも、前記実施形態と同様に、その厚みに応じてグランドパターン57dの容を充分に大きくでき、グランドパターン57dのインピーダンスを小さくできる為、グランドパターン57dで吸収した静電誘導や電磁誘導等によるノイズの信号線パターン57cへの放射又は流入を効果的に抑制することができ、ノイズ対策を強化することができる。
3〕主制御手段50や払出し制御手段70等のノイズ対策を必要とする副制御手段の制御基板39,46の表面と裏面に夫々形成されている導体パターンに本発明を適用し、グランドパターンの容を充分に大きくして、ノイズ対策を強化するようにしてもよい。
【0051】
4〕グランドパターン57d,58bをより厚く形成するとともに、信号線パターン58b 57cに接近するエッジ部分の厚さを薄く形成するようにし、信号線パターン58b 57cへの放射を防止するようにしてもよい。
5〕導体パターン57,57A,58は、先ずスパッタリング法、蒸着法、無電解メッキ法等により銅又はアルミの導体層を形成し、その後にフォトリソ工程等により所定のパターンにエッチング処理により形成するようにしてもよい。
【0052】
6〕グランドパターン57d,58bの厚さは約35μmに限るものではなく、例えば50μm、70μm等、より厚く形成するようにしてもよい。
7〕本発明は、以上説明した実施形態や変更形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更を付加し、更に、パチンコ機に限らず、アレンジボール機、雀球機、回胴機等の種々の遊技機に本発明を適用することが可能である。
【0053】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、独立のプリント基板に構成された複数の制御用基板と、電源基板と、複数の制御用基板及び電源基板に電子部品と、複数の制御用基板及び電源基板の表面及び裏面に導体パターンとを備え、電源基板の表面及び裏面のプリント基板の導体パターンの厚みを、その電源基板以外の制御用基板の表面及び裏面の導体パターンの厚みよりも厚く形成したので、その厚みを厚くした導体パターンに含まれるグランドパターンの厚みも厚くなり、その厚みに応じてグランドパターンの容(キャパシティ)を充分に大きくできる。
【0054】
それ故、グランドパターンのインピーダンスを小さくできる為、グランドパターンで吸収した静電誘導や電磁誘導等によるノイズの、導体パターンに含まれる信号線パターンへの放射又は流入を効果的に抑制することができ、ノイズ対策を強化することができる。
【0055】
請求項2の発明によれば、電子部品を表又は裏面に実装したプリント基板からなる電源基板を備えその電源基板の表面と裏面に、信号線パターンと接地用のグランドパターンとを有する導体パターンを導電性材料で夫々形成し、電源基板の表面の導体パターンと裏面の導体パターンのうちのグランドパターンの面積が小さい方の一方の導体パターンの厚みを他方の導体パターンの厚みよりも厚く形成したので、その厚みに応じてグランドパターンの容を充分に大きくでき、請求項1と同様の効果を得ることができる。
【0057】
請求項の発明によれば、前記導体パターンが、銅箔からなるので、銅箔等の低抵抗金属により導体パターンを構成することができる。その他請求項1又は2と同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るパチンコ機(弾球遊技機)の斜視図である。
【図2】パチンコ機の遊技盤の正面図である。
【図3】パチンコ機の背面図である。
【図4】パチンコ機の側面図である。
【図5】パチンコ機の制御系の機能ブロック図である。
【図6】電源基板の表面の導体パターンを示す図である。
【図7】電源基板の裏面の導体パターンを示す図である。
【図8】図6のH−H線縦断面図である。
【図9】変更形態に係る図8相当図である。
【図10】変更形態に係る電源基板の要部縦断切欠き図である。
【符号の説明】
2 パチンコ機(弾球遊技機)
39 主制御基板
40 図柄制御基板
42 ランプ制御基板
43 サウンド制御基板
45 電源基板
45A 電源基板
45B 電源基板
46 払出し制御基板
50 主制御手段
57 導体パターン
57a 信号線パターン
57b グランドパターン
57A 導体パターン
57B 導体パターン
57c 信号線パターン
57d グランドパターン
58 導体パターン
58a 信号線パターン
58b グランドパターン
58A 導体パターン
60 図柄制御手段
70 払出し制御手段
71 ランプ制御手段
72 サウンド制御手段

Claims (3)

  1. 遊技制御の制御内容に応じて夫々独立のプリント基板に構成された複数の制御用基板と、これらの制御用基板に電力を供給する電源基板(45A) と、前記複数の制御用基板および電源基板に電子部品を備え、前記複数の制御用基板および電源基板の表面および裏面に導電性材料により形成された導体パターンとを備えた遊技機において、
    前記電源基板 (45A) の表面および裏面の導体パターン(57A) の厚みを、その電源基板(57A) 以外の制御用基板表面および裏面の導体パターンの厚みよりも厚く形成したことを特徴とする遊技機。
  2. 電子部品を表又は裏面に実装したプリント基板からなる電源基板 (45) を備え、その電源基板 (45) の表面と裏面に、信号線パターン(57a,58a) と接地用のグランドパターン(57b,58b) とを有する導体パターン(57,58) を導電性材料で夫々形成した遊技機において、
    前記電源基板 (45) 表面の導体パターン(57)と裏面の導体パターン(58)のうちのグランドパターン (57b,58b) の面積が小さい方の一方の導体パターン厚みを他方の導体パターンの厚みよりも厚く形成したことを特徴とする遊技機。
  3. 前記導体パターン (57,57A,58)は、銅箔からなることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
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