JP2001231923A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2001231923A JP2000043498A JP2000043498A JP2001231923A JP 2001231923 A JP2001231923 A JP 2001231923A JP 2000043498 A JP2000043498 A JP 2000043498A JP 2000043498 A JP2000043498 A JP 2000043498A JP 2001231923 A JP2001231923 A JP 2001231923A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源基板から各基板への電気配線の取廻し作
業および接続作業を容易かつ能率的に行うことができる
と共に、静電気等のノイズに強くすることができる遊技
機を提供すること。 【解決手段】パチンコ機10の裏面に外部から供給され
る電力から複数の必要電圧を生成して各遊技用装置の制
御を行う各基板に供給する電源基板53と、電源基板5
3から供給された必要電圧を分電して各基板に供給する
電源中継基板50とを設け、該電源基板53から電源中
継基板50を介して各基板に複数の必要電圧を供給す
る。電源基板53からの直流電圧の供給は、発射制御基
板55に対しては、電源基板53から直接供給し、その
他の基板の賞球制御基板51、主制御基板46、図柄表
示装置基板(特別図柄用)24a、音声制御基板47、
ランプ制御基板48に対しては、電源中継基板50を介
して供給するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部から供給され
る電力から複数の必要電圧を生成して、各遊技用装置の
制御手段に供給する遊技機の電源供給手段に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】遊技機として、遊技盤の略中央部に配設
された図柄表示装置に表示される図柄がある一定時間変
動表示された後に停止し、停止した図柄が予め定められ
た特定の表示態様となると、遊技者に有利となる特別遊
技状態に移行するように構成されたものがある。この特
別遊技状態となると、例えば、大入賞口と呼ばれる可変
入賞口が所定回数開放して遊技球が極めて入賞しやすい
状態となる。そして、各開放期間において、所定個数
(例えば10個)の大入賞口への入賞があると大入賞口
は閉成する。そして、この10個の遊技球の入賞を1ラ
ウンドとして、このラウンドを所定回数(例えば16ラ
ウンド)繰返すようになっている。なお、各開放につい
て開放時間(例えば30秒)が決められ、入賞数が所定
個数に達しなくても開放時間が経過すると大入賞口は閉
成する。また、大入賞口が閉成するまでの間に、所定の
条件(例えば、大入賞口内に設けられる特別入賞領域と
呼ばれるゾーンへの入賞)が成立していない場合には、
特別遊技状態は終了する。
【0003】前記特別遊技状態の発生等を含む遊技の進
行は、遊技盤の裏面に設置される主制御基板に搭載され
る遊技制御用のマイクロコンピュータ回路によって制御
される。また、遊技盤面や枠内部には、遊技効果を高め
るためのランプ、LEDやスピーカ等が設置されてい
る。それらのオン・オフ制御を行うための回路を搭載し
た基板も遊技盤の裏面に設置されている。また、図柄表
示装置の図柄の表示を制御する図柄表示制御基板、遊技
球の発射の制御を行う発射制御基板、賞球や貸球の払出
制御を行う賞球制御基板等も遊技盤の裏面に設置されて
いる。
【0004】ランプ、LED、スピーカ等の電気部品や
各基板に搭載された各回路および大入賞口等の可変入賞
口の開閉制御を行うソレノイドは、直流電力によって駆
動される。また、遊技球の発射および賞球、貸球の払出
を行うモータも直流電力によって駆動されることが多
い。したがって、それらの遊技部品に直流電力を供給す
る必要がある。また、各遊技部品に応じて、異なる電圧
の直流電力を供給する必要がある。よって、遊技機に
は、交流電力から複数種類の電圧の直流電力を作成する
電源基板が設けられており、このような電源基板は、従
来から種種開発されている。例えば、特開2000−5
386号公報の発明は、複数種類の電圧の直流電力を作
成する電源基板を各遊技用機器の制御基板とは別個に設
け、前記電源基板を遊技機枠の所定位置に設置する。そ
して、電源基板から各制御基板に複数種類の電圧の直流
電力を供給するようにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開2000−5386号公報の発明は、電源基板が各遊
技用機器の制御基板から離れた位置に設置されている。
また、各遊技機用機器の制御基板は様々な位置に設置さ
れている。したがって、電源基板と各制御基板を電気配
線で接続するためには、必要以上に電気配線を長くして
遊技機内を取廻す必要があり、この電気配線の取廻し作
業が面倒である。また、電気配線が必要以上に長くなる
ために静電気等のノイズに弱くなるという課題もある。
さらに、電源基板には各制御基板に対応した本数の電気
配線が接続されており、遊技店において故障などが発生
した場合には、電源基板に接続される全ての電気配線を
取り外さなければ点検・修理ができないという課題もあ
る。
【0006】そこで、本発明は上記のような事情に鑑み
てなされたもので、その目的は、電源基板から電源中継
基板を介して各制御基板に電気配線を接続することによ
り、各電気配線を短くすることができ、このため配線の
取廻し作業を簡略化することができると共に、電気配線
が短くなることにより、静電気等のノイズに強くするこ
とができる。さらに、電源基板に接続される電気配線の
本数を少なくすることにより、遊技店において故障等が
発生した場合には最小限の配線を取り外すだけで点検・
修理ができる遊技機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題に鑑
み提案されたもので請求項1記載の遊技機は、外部から
供給される電力から複数の必要電圧を生成して各遊技用
装置の制御を行う各制御手段に供給する電源生成手段を
備えた遊技機において、前記遊技機には、前記各制御手
段から分離して前記電源生成手段を形成すると共に、前
記電源生成手段から複数の必要電圧が供給される電源中
継基板を設け、前記電源生成手段で生成された必要電圧
は前記電源中継基板を介して各制御手段に供給されるこ
とを特徴とするものである。
【0008】ここで、前記電源生成手段を各制御手段か
ら分離するとは、各制御手段に必要な電圧の全てを電源
生成手段で生成して供給(全部分離)しても良いし、各
制御手段において、電源生成手段から供給された電圧に
より必要な電圧を生成(一部分離)、例えば電源生成手
段から供給される12Vから5Vを生成するようにして
も良い。
【0009】加えて、請求項2記載の遊技機は、請求項
1記載の遊技機において、前記電源中継基板は、前記電
源生成手段から供給された必要電圧を分電して前記各制
御手段に供給する分電手段を設けていることを特徴とす
るものである。
【0010】加えて、請求項3記載の遊技機は、請求項
1、2記載の遊技機において、前記電源中継基板を、遊
技の進行を司る主制御基板の近傍に配設したことを特徴
とするものである。
【0011】加えて、請求項4記載の遊技機は、請求項
1、2記載の遊技機において、前記電源中継基板を、遊
技の進行を司る主制御基板と賞球等の遊技球の排出を司
る賞球制御基板の近傍に配設したことを特徴とするもの
である。
【0012】加えて、請求項5記載の遊技機は、請求項
1、2記載の遊技機において、前記電源中継基板を、各
制御手段の略中心位置に配設したことを特徴とするもの
である。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、好適な実施例により発明の
実施の形態をより具体的に説明する。なお、本発明の実
施の形態は、下記の実施例に何ら限定されるものではな
く、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採り
得ることはいうまでもない。
【0014】
【実施例】図1は遊技機の代表例であるパチンコ機10
の正面図であり、いわゆるカード式第一種パチンコ機と
呼ばれるものである。前記パチンコ機10は、遊技店の
遊技機設置島に設置固定するための外枠11にヒンジ機
構12、12を上下に設け、額縁状に形成された内枠1
3を開閉可能に軸着している。そして、内枠13には、
裏面から開口部を塞ぐように遊技盤14が装着されてい
る。また、内枠13の前面からは遊技盤14の遊技領域
を透視するためのガラスを装備した金枠15が開閉可能
に螺着されている。
【0015】遊技盤14の下方には、遊技球を整列流下
させながら発射装置に誘導するための上皿16が配設さ
れている。前記上皿16は払出された賞球、あるいは貸
球が流出する流出口16aおよび貯留された遊技球を排
出するための上皿球抜きレバー16bを有している。ま
た、上皿球抜きレバー16bの下方には、後述する球貸
ユニットを操作するための球貸ボタン17a、カード返
却ボタン17b、カード残金表示部17cを備えた球貸
ユニット操作パネル17が設けられている。
【0016】上皿16の下方には、下皿18が配設され
ており、前記下皿18には、上皿16からオーバーフロ
ーしてきた賞球、あるいは貸球が流出する流出口18a
および貯留された遊技球を球箱等に排出するための下皿
球抜きレバー18bを有している。そして、下皿18の
右端部には、発射レバー19を有した発射ハンドル20
が装着されており、前記発射レバー19を遊技者が回転
操作することで遊技球を遊技盤14の任意の位置に発射
することができる。
【0017】遊技盤14は、周囲をガイドレール21に
より円形状に外囲され、前記ガイドレール21に囲まれ
た領域が遊技領域22となる。なお、遊技領域22に
は、誘導釘(図示は省略)がほぼ全域にわたって設けら
れており、前記誘導釘によって遊技領域22に発射され
た遊技球を任意の位置に誘導する。遊技領域22の略中
央部にはセンター役物23が装着されている。前記セン
ター役物23の中央部には、特別図柄の表示態様を変化
させた後に確定表示させる特別図柄表示装置24が装着
されており、その上方には、普通図柄の表示態様を変化
させた後に確定表示させる普通図柄表示装置25が装着
されている。また、センター役物23の周囲にはランプ
風車26、26、風車27、27、普通図柄始動用ゲー
ト28、28、サイドランプ29、29、普通電動役物
30が配設されている。なお、普通電動役物30は、公
知の技術である開閉羽30a、30bを備えた電動チュ
ーリップ式入賞口となっている。
【0018】普通電動役物30の左右には肩入賞口3
1、31が配設されており、普通電動役物30の下方に
は入賞装置32が装着されている。前記入賞装置32
は、中央に大入賞口33が設けられており、その両端に
袖入賞口34、34が設けられている。そして、入賞装
置32の下方、ガイドレール21の最下部にはアウト口
35が配設されている。パチンコ機10の左一側には球
貸ユニット36が縦長状に取付けられている。前記球貸
ユニット36は、カード挿入口37と表示ランプ38と
を有し、カード挿入口37にカードを挿入すれば、表示
ランプ38が点灯すると共に、上皿16に配設されてい
る球貸ユニット操作パネル17のカード残金表示部17
cに残金が表示される。そして、残金が表示されていれ
ば、球貸ボタン17aを押すことにより上皿16の流出
口16aから所定数の貸球が排出される。また、カード
返却ボタン17bを押すことにより残金を記録済みのカ
ードがカード挿入口37から返却されるようになってい
る。
【0019】次に、図2にしたがってパチンコ機10の
裏面の構成について説明する。図2はパチンコ機10の
裏面図である。図に示すように、パチンコ機10の裏面
には、遊技盤取付枠39が装着されており、該遊技盤取
付枠39には、遊技盤14が着脱自在に装着される。ま
た、遊技盤取付枠39の一側には、合成樹脂製の機構板
40が開閉可能に装着される。前記機構板40の上部に
は、賞球あるいは貸球として排出するための遊技球を貯
留する球タンク41が設けられ、パチンコ機10が遊技
機設置島に設置された状態でその上方から遊技球が球タ
ンク41に供給される。そして、球タンク41の下方に
は、賞球用樋と貸球用樋が形成され、それらの樋に遊技
球を分流しながら流下させるタンクレール42が設けら
れており、タンクレール42の下流端はカーブ樋43を
介して賞球払出装置44、貸球払出装置45にそれぞれ
接続される。
【0020】機構板40の略中央部には、遊技制御用マ
イクロコンピュータ等が搭載された主制御基板46が主
制御基板ケース46a内に収納され配設されている。前
記主制御基板ケース46aの背面には、スピーカからの
音声発生を制御するための音声制御基板47、遊技盤1
4面に設けられる遊技効果を高めるためのランプ等の点
灯方法を制御するランプ制御基板48がそれぞれ設けら
れている。また、主制御基板46の上部には、特別図柄
表示装置24の背面部が突出しており、該特別図柄表示
装置24内には、図柄表示装置基板(特別図柄用)24
aが内蔵されている。また、特別図柄表示装置24の背
面板には、遊技盤14に配設された各遊技部品に信号を
供給するための遊技盤用中継基板49が装着される。そ
して、特別図柄表示装置24の左方には、本発明の要旨
である電源中継基板50が設けられている。
【0021】機構板40の下部右側には、前記賞球払出
装置44あるいは貸球払出装置45を制御して賞球ある
いは貸球を払出すための賞球制御基板51が設けられて
おり、その左側には、賞球を払出すために必要なスイッ
チ等からの信号を中継する枠用中継基板52が設けられ
ている。さらに、機構板40の下部左側には、外部から
供給される電力から複数の直流電圧を生成する電源回路
が搭載された電源基板53が設けられ、電源基板53の
下方、内枠13の左下部には、遊技球を発射するための
発射装置54が装着されており、該発射装置54には、
発射装置54を制御する発射制御基板55が設けられて
いる。また、機構板40の右上隅部には、遊技に関する
各種情報を遊技機外部に出力するための各端子を備えた
外部接続端子板56が設置されている。
【0022】次に、図3にしたがって、上記のように構
成されるパチンコ機10の電気的構成について説明をす
る。図3は、パチンコ機10の電気的構成の一例を示す
ブロック図である。図に示すように、電源基板53に
は、外部の電源プラグから交流電力が供給される。そし
て、この交流電力から各種直流電圧を生成して、各基板
に必要な直流電圧を供給するようにしている。電源基板
53からの直流電圧の供給は、発射制御基板55に対し
ては、電源基板53から直接発射制御基板53に供給す
るようにして、その他の基板の賞球制御基板51、主制
御基板46、図柄表示装置基板(特別図柄用)24a、
音声制御基板47、ランプ制御基板48に対しては、電
源中継基板50を介して、各基板に必要な直流電圧を供
給するように構成している。
【0023】主制御基板46は、遊技制御プログラムを
記憶したROMおよび演算等の作業領域として働くRA
Mを内蔵した8ビットワンチップマイコンを中心とした
論理演算回路として構成され、この他各基板または各種
スイッチ類および各種アクチュエータ類の入出力を行う
ための外部入出力回路も設けられている。主制御基板4
6の入力側には、第1種始動口スイッチ30cが接続さ
れ、遊技盤用中継基板49を介して普通図柄作動スイッ
チ28a、28a、役物連続作動スイッチ(以下、単に
「Vスイッチ」と呼ぶ)33a、カウントスイッチ33
b、複数のその他入賞口スイッチ59が接続され、枠用
中継基板52を介して満タンスイッチ57、補給スイッ
チ58等が接続されている。また、出力側には、外部接
続端子板56が接続され、遊技盤用中継基板49を介し
て普通図柄を変動表示するための普通図柄表示装置2
5、大入賞口ソレノイド33c、Vソレノイド33d、
普通電動役物ソレノイド30d等が接続されている。
【0024】第1種始動口スイッチ30cは前述した遊
技盤14上の普通電動役物30内、普通図柄作動スイッ
チ28a、28aは普通図柄始動用ゲート28、28
内、Vスイッチ33aは大入賞口33内の特定領域内、
同じくカウントスイッチ33bは大入賞口33内、満タ
ンスイッチ57は下皿18内、補給スイッチ58は球タ
ンク41内、その他入賞口スイッチ59は普通電動役物
30および大入賞口33以外の遊技盤面上の入賞口に取
り付けられている。ここで、Vスイッチ33aは大入賞
口33内に入賞した遊技球が特別装置作動領域(以下、
「特別領域」という。)を通過したことを、カウントス
イッチ33bは大入賞口33内に入賞する全ての遊技球
を、満タンスイッチ57は下皿18内に遊技球が満タン
状態になったことを、補給スイッチ58は球タンク41
内に遊技球が存在することを、その他の入賞口スイッチ
59は普通電動役物30および大入賞口33以外の遊技
盤面上の入賞口に遊技球が入賞したことを各々検出する
ためのものである。また、出力側に接続された大入賞口
ソレノイド33cは大入賞口33、Vソレノイド33d
は大入賞口33内の特別領域、普通電動役物ソレノイド
30dは普通電動役物30の開閉羽30a、30bの開
閉に各々使用されるものである。
【0025】特別図柄の変動表示を制御する図柄表示装
置基板(特別図柄用)24aは、前述した特別図柄表示
装置24内に設けられ、特別図柄表示装置24は、この
他にバックライトおよびインバータ基板等の付属ユニッ
トから構成されている。図柄表示装置基板(特別図柄
用)24aは、前述した主制御基板46と同様8ビット
ワンチップマイコンを中心とした論理演算回路として構
成されている。そして、主制御基板46からの指令によ
り特別図柄を変動表示させる。
【0026】賞球制御基板51は、主制御基板46と同
様マイクロコンピュータを用いた論理演算回路として構
成され、その入力回路には貸球払出装置45内に設けら
れる貸球払出スイッチ45aが接続され、また、枠用中
継基板52を介して賞球払出装置44内に設けられる賞
球払出スイッチ44aが接続され、出力回路には貸球払
出装置45内に設けられる貸球モータ45bが接続さ
れ、また、枠用中継基板52を介して賞球払出装置44
内に設けられる球切モータ44bが接続されている。ま
た、賞球制御基板51には、前述した貸球ユニット36
およびCR精算表示基板60が双方向に接続されてい
る。賞球払出スイッチ44aは、枠用中継基板52を介
して主制御基板46にも接続されている。
【0027】球切モータ44bおよび貸球モータ45b
は、カーブ樋43から供給される遊技球を下方に所定個
数流下させるものである。球切モータ44bから払出さ
れる遊技球は賞球払出スイッチ44aにより検出され、
貸球モータ45bから払出される遊技球は貸球払出スイ
ッチ45aにより検出される。
【0028】CR精算表示基板60は、前述した上皿1
6に設けられる球貸ユニット操作パネル17の裏面に設
けられ、球貸ボタン17a、カード返却ボタン17b、
カード残金表示部17c等から構成されている。本具体
例では、賞球制御基板51の出力回路には発射制御基板
55が接続され、賞球制御基板51から発射制御基板5
5に信号を出力することができるよう構成されている。
前記構成により主制御基板46から賞球払出指令のデー
タが送信されると、このデータを受信した賞球制御基板
51は、未払の賞球データに送信されたデータが示す賞
球個数を加算して新たな賞球データとして記憶し、所定
個数の遊技球を賞球として払出した後に賞球払出スイッ
チ44aにより検出された遊技球を記憶した賞球データ
から減算処理を実行して新たな賞球データとし、この賞
球データの値が零になるまで払出処理を実行する。
【0029】一方、CR精算表示基板60の貸出ボタン
17aを押下すると、100円の場合は球貸ユニット3
6から賞球制御基板51に1パルスの信号が送信され、
500円の場合には5パルスの信号が送信される。賞球
制御基板51は、1パルスの信号に対して25個の遊技
球が貸球払出スイッチ45aにより検出されるまで貸球
モータ45bを駆動制御して貸球を払出す処理を実行す
る。
【0030】発射制御基板55は、遊技者が操作する発
射ハンドル20の回動量に応じて発射モータ54aを駆
動制御するものであり、その他遊技者が発射停止スイッ
チを押下したとき発射を停止させたり、発射ハンドル2
0に内蔵されたタッチスイッチがオン状態のときタッチ
ランプを点灯させるためのものである。
【0031】ランプ制御基板48は、主としてトランジ
スタ等の駆動素子から構成されており、主制御基板46
からの指令を受けて大当たりランプやエラーランプ等の
ランプ類およびLED等の各種ランプ類を点灯表示させ
るためのものである。
【0032】音声制御基板47は、音源ICおよびアン
プ等から構成されており、主制御基板46の指令を受け
てスピーカ61を駆動制御するためのものである。前述
した図柄表示装置基板(特別図柄用)24a、賞球制御
基板51、ランプ制御基板48および音声制御基板47
への送信は、主制御基板46からのみ送信することがで
きるよう一方向通信の回路として構成されている。この
一方向通信の回路は、インバータ回路またはラッチ回路
を用いて具現化することができる。
【0033】次に、図4〜図6にしたがって、電源基板
53から電源中継基板50を介して各基板に供給される
直流電圧について説明する。まず、図4にしたがって、
パチンコ機10内における各基板の配置とそれらの接続
状態を説明する。図4は、パチンコ機10内における各
基板の配置とそれらの接続状態を示す概略図である。図
4に示すように、電源基板53は、電源中継基板50と
発射制御基板55に接続されている。そして、電源中継
基板50には、図柄表示装置基板(特別図柄用)24
a、主制御基板46、音声制御基板47、ランプ制御基
板48および賞球制御基板51が接続されている。この
ように接続することにより電源基板53で生成した各種
直流電圧を電源中継基板50を介して発射制御基板55
以外の各基板に供給することができると共に、各々の電
気配線を電源基板53から直接接続するよりも短くする
ことができる。したがって、電気配線の取廻し作業を簡
単に行うことができる。しかも、発射制御基板55以外
の各基板は、電源中継基板50に集約して接続されてい
るので各電気配線の接続作業も効率よく行うことができ
る。また、電源中継基板50は、遊技の進行を司る主制
御基板46の近傍に配設されているので、主制御基板の
電気配線をより一層短くすることができる。このため遊
技の進行を司る主制御基板46への静電気等のノイズの
影響を受けにくくすることができるので、遊技の進行を
妨げるようなことがない。
【0034】また、電源中継基板50を主制御基板46
と賞球制御基板51の中間位置の近傍に配設しても良
い。これは、主制御基板46および賞球制御基板51は
詳細を後述するが遊技内容のバックアップ行っている。
したがって、電源中継基板50を主制御基板46と賞球
制御基板51の中間位置の近傍に配設することにより、
主制御基板46と賞球制御基板51の両方の電気配線を
短くすることができる。即ち、主制御基板46および賞
球制御基板51の両方の基板の静電気等のノイズの影響
を受けにくくすることができる。したがって、主制御基
板46および賞球制御基板51がバックアップから復帰
したときには、ノイズの影響を受けにくいので、遊技者
に対して特別遊技状態の権利が消滅してしまう、賞球の
払出数が少なくなるなどの不利益になるようなことを防
止することができる。
【0035】また、電源中継基板50を各基板の略中心
位置に配設しても良い。このようにすることにより、各
基板への配線の取廻し作業がより一層効率よく行うこと
ができる。なお、本実施例では発射制御基板55は、電
源中継基板50を介して接続されていないが、これは発
射制御基板55が電源基板53の近傍に配置されている
ためであり、発射制御基板55も電源中継基板50を介
して接続するようにしても良い。
【0036】続いて、図5にしたがって、電源基板53
から各基板に供給される直流電圧の流れを説明する。図
5は、電源基板53から各基板に供給される直流電圧の
流れを示すブロック図である。図5に示すように、電源
基板53には、外部から交流電力が供給される。この実
施例ではAC24Vの交流電力が供給される。電源基板
53には、AC24Vから例えば、DC32V、DC1
2V、DC5V、更にコンデンサによりDC5Vのバッ
クアップ電源(以下、VBBという)を作成する電源回
路53aが搭載されている。そして、各直流電圧の内の
必要な電圧を、主制御基板46、賞球制御基板51、図
柄表示装置基板(特別図柄用)24a、音声制御基板4
7およびランプ制御基板48には、電源中継基板50を
介して供給し、発射制御基板55には、電源基板50か
ら直接供給するようにしている。
【0037】電源基板53の電源回路53aで生成され
た各種直流電圧は、まず、電源中継基板50と発射制御
基板55に供給される。電源中継基板50には、DC3
2V、DC12V、DC5VおよびVBBが供給され、
発射制御基板55には、DC32V、DC12Vおよび
DC5Vがそれぞれ供給される。そして、電源中継基板
50に供給された各種直流電圧は、電源中継基板50を
介して各制御基板に必要な電圧を分電して供給するよう
構成されている。また、ここでは、電源中継基板53に
おいて、DC32V、DC12V、DC5VおよびVB
Bの直流電圧を生成しているが、各基板において、電源
基板53が供給される直流電圧を利用して、他の電圧を
生成するようにしても良い。
【0038】本実施形態においては、音声制御基板47
には、DC12VおよびDC5Vが供給される。ランプ
制御基板48には、全波24V、DC12VおよびDC
5Vが供給される。賞球制御基板51には、DC32
V、DC12V、DC5VおよびVBBが供給される。
主制御基板46には、DC32V、DC12V、DC5
VおよびVBBが供給される。そして、図柄表示装置基
板24aには、DC12VおよびDC5Vが供給され
る。また、各基板に供給される電圧のグラウンド側は電
源基板53において共通にとられている。したがって、
各基板におけるグラウンドレベルは共通であるので、あ
る基板から他の基板に伝達される信号として、電圧レベ
ルをそのまま使用することができる。
【0039】次に、前述した各基板の接続状態と電源基
板53から各基板に供給される直流電圧の様子を図6に
したがって詳細に説明する。図6は、電源基板53と各
基板間の接続状態と直流電圧供給の様子を示すブロック
図である。図6に示すように、電源基板53には、8ピ
ンのコネクタCN1および4ピンのコネクタCN2が設
けられている。そして、8ピンのコネクタCN1は、電
源中継基板50に設けられるコネクタCN1と接続さ
れ、4ピンのコネクタCN2は、発射制御基板55に設
けられるコネクタCN1に接続されている。
【0040】電源中継基板50には、8ピンのコネクタ
CN1、CN2、CN3、6ピンのコネクタCN4、5
ピンのコネクタCN5、CN6が設けられており、それ
ぞれ、コネクタCN1は前記したように電源基板53に
設けられるコネクタCN1と、コネクタCN2は主制御
基板46に設けられるコネクタCN1と、コネクタCN
3は賞球制御基板51に設けられるコネクタCN1と、
コネクタCN4はランプ制御基板48に設けられるコネ
クタCN1と、コネクタCN5は図柄表示装置基板(特
別図柄用)24aに設けられるコネクタCN1と、コネ
クタCN6は音声制御基板47に設けられるコネクタC
N1と接続されている。
【0041】前述したように、電源基板53には、外部
の電源プラグからAC24Vが供給され、この交流電力
から電源回路53aにて、DC32V、DC12V、D
C5Vおよびコンデンサで生成されるVBBという各種
直流電圧が生成される。そして、生成された直流電圧
は、コネクタCN1から電源中継基板50に供給され、
コネクタCN2から発射制御基板55に供給される。電
源中継基板50に供給される直流電圧はDC32V、D
C12V、DC5VおよびVBBが供給されると共に、
停電を検出するための停電信号および停電から復旧した
ときに各機能をリセットする必要があるときに使用する
リセット信号も送信される。発射制御基板55に供給さ
れる直流電圧はDC32V、DC12VおよびDC5V
が供給される。
【0042】電源中継基板50には、供給された各種直
流電圧および各種信号を分電して、電源中継基板50に
接続される各基板に供給するための伝導材質で形成され
たパターンがプリントされており、電源中継基板50に
接続される各種基板に必要な直流電圧および信号を分電
して供給するよう構成されている。ここでは、主制御基
板46には、電源中継基板50のコネクタCN2からD
C32V、DC12V、DC5V、VBBおよび停電信
号、リセット信号が供給される。賞球制御基板51に
は、電源中継基板50のコネクタCN3からDC32
V、DC12V、DC5V、VBBおよび停電信号、リ
セット信号が供給される。ランプ制御基板48には、電
源中継基板50のコネクタCN4から全波24V、DC
12V、DC5Vおよびリセット信号が供給される。図
柄表示装置基板(特別図柄用)24aには、電源中継基
板50のコネクタCN5からDC12V、DC5Vおよ
びリセット信号が供給される。音声制御基板47には、
電源中継基板50のコネクタCN6からDC12V、D
C5Vおよびリセット信号が供給される。このように、
電源基板53から電源中継基板50を介して、各基板に
必要な電圧を正確に供給することができる。
【0043】次に、電源基板53から電源中継基板50
を介して供給された各基板の電源供給の様子を詳細に説
明する。図7は、主制御基板46における電源供給の様
子を示すブロック図である。図7に示すように、電源基
板53で生成されたDC32V、DC12V、DC5V
およびVBBが電源中継基板50を介して主制御基板4
6に供給される。主制御基板46では供給された各種直
流電圧の内、DC32Vは、普通電動役物ソレノイド3
0d、大入賞口ソレノイド33cおよびVソレノイド3
3dを駆動するために使用される。また、DC12V
は、満タンスイッチ57、補給スイッチ58、その他の
入賞口スイッチ59、Vスイッチ33a、カウントスイ
ッチ33b、第1種始動口スイッチ30cおよび普通図
柄始動スイッチ28a、28aに供給される。そして、
DC5Vは、主制御基板46内に搭載される各ICの駆
動電源に、VBBは、バックアップ機能を内蔵したIC
に供給される。
【0044】図8は、賞球制御基板51における電源供
給の様子を示すブロック図である。図8に示すように、
電源基板53で生成されたDC32V、DC12V、D
C5VおよびVBBが電源中継基板50を介して賞球制
御基板51に供給される。賞球制御基板51では供給さ
れた各種直流電圧の内、DC32Vは、球切モータ44
bおよび貸球モータ45bの駆動電源となる。また、D
C12Vは、賞球払出スイッチ44aおよび貸球払出ス
イッチ45aに供給される。そして、DC5Vは、賞球
制御基板51内に搭載される各ICの駆動電源に、VB
Bは、バックアップ機能を内蔵したICに供給される。
【0045】図9は、ランプ制御基板48における電源
供給の様子を示すブロック図である。図9に示すよう
に、電源基板53で生成されたDC32V、DC12
V、DC5VおよびVBBが電源中継基板50に供給さ
れる。そして、これらの内ランプ制御基板48に必要な
電圧であるDC12VとDC5Vが供給される。なお、
ランプ制御基板48には、全波24Vも供給される。ラ
ンプ制御基板48では供給された各種直流電圧の内、全
波24Vは、各種ランプを駆動するために使用される。
また、DC12Vは、各種LEDを駆動するために使用
される。そして、DC5Vは、ランプ制御基板48内に
搭載される各ICの駆動電源となる。
【0046】図10は、音声制御基板47における電源
供給の様子を示すブロック図である。図10に示すよう
に、電源基板53で生成されたDC32V、DC12
V、DC5VおよびVBBが電源中継基板50に供給さ
れる。そして、これらの内音声制御基板47に必要な電
圧であるDC12VとDC5Vが供給される。音声制御
基板47では供給された各種直流電圧の内、DC12V
は、スピーカ63を駆動するために使用される。また、
DC5Vは、音声制御基板47内に搭載される各ICの
駆動電源となる。
【0047】図11は、図柄表示装置基板(特別図柄
用)24aにおける電源供給の様子を示すブロック図で
ある。図11に示すように、電源基板53で生成された
DC32V、DC12V、DC5VおよびVBBが電源
中継基板50に供給される。そして、これらの内図柄表
示装置基板(特別図柄用)24aに必要な電圧であるD
C12VおよびDC5Vが供給される。そして、これら
の内図柄表示装置基板(特別図柄用)24aでは供給さ
れた各種直流電圧の内、DC12Vは、特別図柄表示部
を駆動するために使用される。また、DC5Vは、図柄
表示装置基板(特別図柄用)24a内に搭載される各I
Cの駆動電源となる。
【0048】図12は、発射制御基板55における電源
供給の様子を示すブロック図である。図12に示すよう
に、電源基板53で生成されたDC32V、DC12V
およびDC5Vが直接発射制御基板55に供給される。
そして、これらの内、DC32Vは、発射モータ54a
を駆動するために使用される。DC12Vは、タッチス
イッチおよび発射スイッチに供給される。また、DC5
Vは、発射制御基板55内に搭載される各ICの駆動電
源となる。
【0049】以上のように、電源基板53から電源中継
基板50を介して各基板に供給された電源は使用され
る。このように、電源基板53から電源中継基板50を
介して各基板に直流電圧を供給すれば、各配線を短くす
ることができる。したがって、静電気等のノイズに影響
されることなく安定した電源の供給を可能とすることが
できる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の遊
技機によれば、外部から供給される電力から複数の必要
電圧を生成して各遊技用装置の制御を行う各制御手段に
供給する電源生成手段を備えた遊技機において、前記遊
技機には、前記各制御手段から分離して前記電源生成手
段を形成すると共に、前記電源生成手段から複数の必要
電圧が供給される電源中継基板を設け、前記電源生成手
段で生成された複数の必要電圧は前記電源中継基板を介
して各制御手段に供給される構造としたので、各基板の
接続を電源中継基板で一括して接続することができる。
したがって、電気配線の接続作業およびそれに伴う電気
配線の取廻し作業を簡略化することができるという優れ
た効果を発揮するものである。また、各基板は電源中継
基板を介して接続しているので各配線を電源基板から直
接接続するよりも短くすることができるので、静電気等
のノイズに強くすることができるという効果もある。さ
らに、故障等が発生した場合には、電源基板に接続され
ている配線のみを取り外すだけで、点検・修理をするこ
とができるという効果もある。
【0051】加えて、請求項2記載の遊技機によれば、
請求項1記載の遊技機において、前記電源中継基板は、
前記電源生成手段から供給された必要電圧を分電して前
記各制御手段に供給する分電手段を設けているので、電
源基板から電源中継基板に供給された直流電圧を各基板
に必要な電圧のみを正確に供給することができるという
優れた効果を発揮するものである。
【0052】加えて、請求項3記載の遊技によれば、請
求項1、2記載の遊技機において、前記電源中継基板
を、遊技の進行を司る主制御基板の近傍に配設するよう
にしているので、主制御基板の電気配線をより一層短く
することができる。したがって、遊技の進行を司る主制
御基板が静電気等のノイズによる影響を受けにくくする
ことができるという効果を発揮するものである。
【0053】加えて、請求項4記載の遊技機によれば、
請求項1、2記載の遊技機において、前記電源中継基板
を、遊技の進行を司る主制御基板と賞球等の遊技球の排
出を司る賞球制御基板の近傍に配設するようにしている
ので、バッテリバックアップを行っている主制御基板お
よび賞球制御基板の両方の電気配線を短くすることがで
きる。したがって、バッテリバックアップ時に静電気等
のノイズによる影響を受けにくくすることができるの
で、特別遊技の権利の消滅や賞球数が規定よりも少なく
なるという遊技者に対して不利益となるような現象をな
くすことができるという効果を発揮するものである。
【0054】加えて、請求項5記載の遊技機によれば、
請求項1、2記載の遊技機において、前記電源中継基板
を各制御手段の略中心位置に配設するようにしたので、
各基板への電気配線を短くすることができると共に、配
線の取廻し作業を容易にすることができるという効果を
発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のパチンコ機の正面図である。
【図2】 実施例のパチンコ機の裏面図である。
【図3】 実施例のパチンコ機の電気的構成を示すブロ
ック図である。
【図4】 実施例のパチンコ機内における各基板の配置
とそれらの接続状態を示す概略図である。
【図5】 実施例の電源基板から各基板に供給される直
流電圧の様子を示すブロック図である。
【図6】 実施例の電源基板と各基板の接続状態を示す
ブロック図である。
【図7】 実施例の主制御基板における電源供給の様子
を示すブロック図である。
【図8】 実施例の賞球制御基板における電源供給の様
子を示すブロック図である。
【図9】 実施例のランプ制御基板における電源供給の
様子を示すブロック図である。
【図10】 実施例の音声制御基板における電源供給の
様子を示すブロック図である。
【図11】実施例の図柄表示装置基板(特別図柄用)に
おける電源供給の様子を示すブロック図である。
【図12】実施例の発射制御基板における電源供給の様
子を示すブロック図である。
【符号の説明】
10…パチンコ機、11…外枠、12…ヒンジ機構、1
3…内枠、14…遊技盤、15…金枠、16…上皿、1
6a…流出口、16b…上皿球抜きレバー、17…球貸
ユニット操作パネル、17a…球貸ボタン、17b…カ
ード返却ボタン、17c…カード残金表示部、18…下
皿、18a…流出口、18b…下皿球抜きレバー、19
…発射レバー、20…発射ハンドル、21…ガイドレー
ル、22…遊技領域、23…センター役物、24…特別
図柄表示装置、24a…図柄表示装置基板(特別図柄
用)、25…普通図柄表示装置、26…ランプ風車、2
7…風車、28…普通図柄始動用ゲート、28a…普通
図柄作動スイッチ、29…サイドランプ、30…普通電
動役物、30a、b…開閉羽、30c…第1種始動口ス
イッチ、30d…普通電動役物ソレノイド、31…肩入
賞口、32…入賞装置、33…大入賞口、33a…Vス
イッチ、33b…カウントスイッチ、33c…大入賞口
ソレノイド、33d…Vソレノイド、34…袖入賞口、
35…アウト口、36…球貸ユニット、37…カード挿
入口、38…表示ランプ、39…遊技盤取付枠、40…
機構板、41…球タンク、42…タンクレール、43…
カーブ樋、44…賞球払出装置、44a…賞球払出スイ
ッチ、44b…球切モータ、45…貸球払出装置、45
a…貸球払出スイッチ、45b…貸球モータ、46…主
制御基板、46a…主制御基板ケース、47…音声制御
基板、48…ランプ制御基板、49…遊技盤用中継基
板、50…電源中継基板、51…賞球制御基板、52…
枠用中継基板、53…電源基板、53a…電源回路、5
4…発射装置、54a…発射モータ、55…発射制御基
板、56…外部接続端子板、57…満タンスイッチ、5
8…補給スイッチ、59…その他入賞口スイッチ、60
…CR精算表示基板、61…スピーカ。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年12月14日(2000.12.
14)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部から供給され
る電力から複数の必要電を生成して、各遊技用装置の
制御手段に供給する遊技機の電源供給手段に関するもの
である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題に鑑
み提案されたもので請求項1記載の遊技機は、外部から
供給される電力から複数の必要電を生成して各遊技用
装置の制御を行う各制御手段に供給する電源生成手段を
備えた遊技機において、前記遊技機には、前記各制御手
段から分離して前記電源生成手段を形成すると共に、前
記電源生成手段から複数の必要電が供給される電源中
継基板を設け、前記電源生成手段で生成された必要電
は前記電源中継基板を介して各制御手段に供給されるこ
とを特徴とするものである。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】加えて、請求項2記載の遊技機は、請求項
1記載の遊技機において、前記電源中継基板は、前記電
源生成手段から供給された必要電を分電して前記各制
御手段に供給する分電手段を設けていることを特徴とす
るものである。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】次に、図3にしたがって、上記のように構
成されるパチンコ機10の電気的構成について説明をす
る。図3は、パチンコ機10の電気的構成の一例を示す
ブロック図である。図に示すように、電源基板53に
は、外部の電源プラグから交流電力が供給される。そし
て、この交流電力から各種直流電圧を生成して、各基板
に必要な直流電圧を供給するようにしている。電源基板
53からの直流電圧の供給は、発射制御基板55に対し
ては、電源基板53から直接発射制御基板5に供給す
るようにして、その他の基板の賞球制御基板51、主制
御基板46、図柄表示装置基板(特別図柄用)24a、
音声制御基板47、ランプ制御基板48に対しては、電
源中継基板50を介して、各基板に必要な直流電圧を供
給するように構成している。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】主制御基板46は、遊技制御プログラムを
記憶したROMおよび演算等の作業領域として働くRA
Mを内蔵した8ビットワンチップマイコンを中心とした
論理演算回路として構成され、この他各基板または各種
スイッチ類および各種アクチュエータ類の入出力を行う
ための外部入出力回路も設けられている。主制御基板4
6の入力側には、第1種始動口スイッチ30cが接続さ
れ、遊技盤用中継基板49を介して普通図柄作動スイッ
チ28a、28a、役物連続作動スイッチ(以下、単に
「Vスイッチ」と呼ぶ)33a、カウントスイッチ33
b、複数のその他入賞口スイッチ59が接続され、枠用
中継基板52を介して満タンスイッチ57、補給スイッ
チ58、賞球払出スイッチ44a等が接続されている。
また、出力側には、外部接続端子板56が接続され、遊
技盤用中継基板49を介して普通図柄を変動表示するた
めの普通図柄表示装置25、大入賞口ソレノイド33
c、Vソレノイド33d、普通電動役物ソレノイド30
d等が接続され、枠用中継基板52を介して球切モータ
44bが接続されている。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】CR精算表示基板60は、賞球制御基板5
1に接続され前述した上皿16に設けられる球貸ユニッ
ト操作パネル17の裏面に設けられ、球貸ボタン17
a、カード返却ボタン17b、カード残金表示部17c
等から構成されている。本具体例では、賞球制御基板5
1の出力回路には発射制御基板55が接続され、賞球制
御基板51から発射制御基板55に信号を出力すること
ができるよう構成されている。前記構成により主制御基
板46から賞球払出指令のデータが送信されると、この
データを受信した賞球制御基板51は、未払の賞球デー
タに送信されたデータが示す賞球個数を加算して新たな
賞球データとして記憶し、所定個数の遊技球を賞球とし
て払出した後に賞球払出スイッチ44aにより検出され
た遊技球を記憶した賞球データから減算処理を実行して
新たな賞球データとし、この賞球データの値が零になる
まで払出処理を実行する。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】次に、図4〜図6にしたがって、電源基板
53から電源中継基板50を介して各基板に供給される
直流電圧について説明する。まず、図4にしたがって、
パチンコ機10内における各基板の配置とそれらの接続
状態を説明する。図4は、パチンコ機10内における各
基板の配置とそれらの接続状態を示す概略図である。図
4に示すように、電源基板53は、電源中継基板50と
発射制御基板55に接続されている。そして、電源中継
基板50には、図柄表示装置基板(特別図柄用)24
a、主制御基板46、音声制御基板47、ランプ制御基
板48および賞球制御基板51が接続されている。この
ように接続することにより電源基板53で生成した各種
直流電圧を電源中継基板50を介して発射制御基板55
以外の各基板に供給することができると共に、各々の電
気配線を電源基板53から直接接続するよりも短くする
ことができる。したがって、電気配線の取廻し作業を簡
単に行うことができる。しかも、発射制御基板55以外
の各基板は、電源中継基板50に集約して接続されてい
るので各電気配線の接続作業も効率よく行うことができ
る。また、電源中継基板50は、遊技の進行を司る主制
御基板46の近傍に配設されているので、主制御基板
の電気配線をより一層短くすることができる。このた
め遊技の進行を司る主制御基板46への静電気等のノイ
ズの影響を受けにくくすることができるので、遊技の進
行を妨げるようなことがない。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】電源基板53の電源回路53aで生成され
た各種直流電圧は、まず、電源中継基板50と発射制御
基板55に供給される。電源中継基板50には、DC3
2V、DC12V、DC5VおよびVBBが供給され、
発射制御基板55には、DC32V、DC12Vおよび
DC5Vがそれぞれ供給される。そして、電源中継基板
50に供給された各種直流電圧は、電源中継基板50を
介して各制御基板に必要な電圧を分電して供給するよう
構成されている。また、ここでは、電源中継基板5
おいて、DC32V、DC12V、DC5VおよびVB
Bの直流電圧を生成しているが、各基板において、電源
基板53が供給される直流電圧を利用して、他の電圧を
生成するようにしても良い。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0046
【補正方法】変更
【補正内容】
【0046】図10は、音声制御基板47における電源
供給の様子を示すブロック図である。図10に示すよう
に、電源基板53で生成されたDC32V、DC12
V、DC5VおよびVBBが電源中継基板50に供給さ
れる。そして、これらの内音声制御基板47に必要な電
圧であるDC12VとDC5Vが供給される。音声制御
基板47では供給された各種直流電圧の内、DC12V
は、スピーカ6を駆動するために使用される。また、
DC5Vは、音声制御基板47内に搭載される各ICの
駆動電源となる。
【手続補正12】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正13】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から供給される電力から複数の必要
    電圧を生成して各遊技用装置の制御を行う各制御手段に
    供給する電源生成手段を備えた遊技機において、 前記遊技機には、前記各制御手段から分離して前記電源
    生成手段を形成すると共に、 前記電源生成手段から複数の必要電圧が供給される電源
    中継基板を設け、 前記電源生成手段で生成された複数の必要電圧は前記電
    源中継基板を介して各制御手段に供給されることを特徴
    とする遊技機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の遊技機において、 前記電源中継基板は、前記電源生成手段から供給された
    必要電圧を分電して前記各制御手段に供給する分電手段
    を設けていることを特徴とする遊技機。
  3. 【請求項3】 請求項1、2記載の遊技機において、 前記電源中継基板を、遊技の進行を司る主制御基板の近
    傍に配設したことを特徴とする遊技機。
  4. 【請求項4】 請求項1、2記載の遊技機において、 前記電源中継基板を、遊技の進行を司る主制御基板と賞
    球等の遊技球の排出を司る賞球制御基板の近傍に配設し
    たことを特徴とする遊技機。
  5. 【請求項5】 請求項1、2記載の遊技機において、 前記電源中継基板を、各制御手段の略中心位置に配設し
    たことを特徴とする遊技機。
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