JP2004329362A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】パチンコ機10は、図柄表示装置21による遊技演出を補助する遊技演出を行う補助演出部24(24´)と、その補助演出部24(24´)を制御する補助制御CPU31aとを含んで構成される補助演出手段31A(31B)を備えている。補助演出手段31A,31Bは、図柄制御手段27からパラレル伝送される制御信号によって制御される。補助演出手段31A,31Bは、制御信号伝送用の入力用パラレルポート31Pinを備えている。入力用パラレルポート31Pinの制御信号の入力形態は共通化されているため、演出実行形態の異なる複数種類の補助演出手段31A,31B同士の取替えが可能である。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
本発明はパチンコ機やスロットマシン等に代表される遊技機に係り、特にはその制御信号を伝送する構造部分に特徴を有する遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、遊技機の一種であるパチンコ機においては、遊技者の興趣向上を目的として多種多様な遊技演出がなされてきた。その中でも、遊技盤の略中央部に図柄表示装置を設置し、その図柄表示装置に複数種類の図柄を変動または停止表示して図柄組み合わせゲームを行うものが主流となりつつある。また最近では、図柄表示装置(演出実行手段)で行われる遊技演出を補助する目的で可動体(補助演出実行手段)を設置したパチンコ機が各種提案されるに至っている(例えば、特許文献1参照)。そして、このような可動体による遊技演出を併用すれば、遊技者に新鮮な感動を与えることができるものと考えられている。また、図柄表示装置の遊技演出が似ていたとしても、可動体の有無や、可動体の遊技演出の内容によって遊技者に与える印象ががらっと変わることになる。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−25546号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、可動体による遊技演出は液晶式表示装置等のような演出実行手段に比べて演出パターンが少ないため、遊技者に飽きられやすく、比較的早期のうちに当該機種の稼働率が低下してしまうという問題があった。従って、パチンコホールとしては、遊技者に飽きが来ないように頻繁に機種を交換する(即ちそのパチンコ機自体を異なる種類のパチンコ機に交換する)必要があり、設備投資等の面において非常に負担が大きかった。
【0005】
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、演出実行手段にて行われる遊技演出を補助する補助演出手段の変更が可能な遊技機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、遊技演出を行う演出実行手段と、前記演出実行手段を制御する演出制御手段とを含んで構成される演出手段を備える遊技機であって、前記演出実行手段の遊技演出を補助する遊技演出を行う補助演出実行手段と、前記補助演出実行手段を制御する補助演出制御手段とを含んで構成される補助演出手段をさらに備え、前記補助演出制御手段は、前記演出制御手段からパラレル伝送される制御信号によって制御され、かつ、演出実行形態の異なる複数種類の補助演出手段同士を取替え可能とすべく制御信号の入力形態が共通化された制御信号伝送用の入力用パラレルポートを備えることを特徴とする遊技機をその要旨とする。
【0007】
従って、請求項1に記載の発明によると、制御信号の入力形態が共通化された入力用パラレルポートを使用していることから、演出実行形態の異なる複数種類の補助演出手段同士を簡単に取替えることができる。よって、遊技者が現状の補助演出手段の遊技演出に飽きて当該機種の稼働率が低下したような場合には、他種の補助演出手段に変更することにより稼働率を再び上昇させることができる。また、遊技機から取り外した補助演出手段は、他の遊技機に取り付けたりすること等により、簡単にリユースすることが可能である。よって、取り外した補助演出手段を廃棄しなくてもよくなる結果、近年深刻化している産業廃棄物の排出量の増大が回避され、環境問題の解消にも貢献しうる。
【0008】
また、補助演出手段は今後さらに高機能化することが予想され、それに伴う制御内容の高度化・複雑化、制御信号に含まれる情報量の増大も当然に予想される。仮に、補助演出手段に対して制御信号をシリアル伝送する方式を採ったとすると、制御信号を短時間で伝送できなくなるおそれがある。よってこの場合には、所定の遊技演出(例えば図柄表示による遊技演出)に同期させて補助的な遊技演出を行うことができず、遊技者を飽きさせない有効な遊技演出が実現できなくなる可能性がある。その点、シリアル伝送方式に比べてポート数が多く、同時に多くの情報を伝送できるパラレル伝送方式を採用した本発明によれば、たとえ将来的に補助演出手段が高機能化したとしても、その高機能化した補助演出手段を制御するための制御信号を短時間で伝送することができる。よってこの場合には、所定の遊技演出に同期させて補助的な遊技演出を行うことができ、遊技者を飽きさせない有効な遊技演出を実現することができる。
【0009】
なお、制御信号伝送用の入力用パラレルポートについて「制御信号の入力形態が共通化」されているとは、例えば、入力用パラレルポートのポート数が共通化されていること、当該ポートの配置関係が共通化されていること、等を意味している。
【0010】
前記演出手段としては、演出実行手段を通じて視覚的な遊技演出及び/または聴覚的な遊技演出を行うものをいい、その好適例としては、表示装置を通じて図柄の変動、停止表示する視覚的な遊技演出を行うものを挙げることができる。
【0011】
なお、前記補助演出手段としては、演出手段による遊技演出を補助する遊技演出を、補助演出実行手段を通じて視覚的、聴覚的または臭覚的に行うものをいう。視覚的補助演出手段における補助演出実行手段の具体例としては、液晶式、CRT式、ベルト式、ドラム式、蛍光表示管式等の表示手段を挙げることができるほか、可動体を挙げることができる。聴覚的補助演出手段における補助演出実行手段の具体例としては、スピーカ等を挙げることができる。臭覚的補助演出手段における補助演出実行手段の具体例としては、臭気発生手段などを挙げることができる。勿論、補助演出手段は1つであっても2つ以上であってもよく、2つ以上である場合には視覚的補助演出、聴覚的補助演出及び臭覚的補助演出を任意に組み合わせて行うようにしてもよい。さらに、前記補助演出手段は、補助演出実行手段を1つ有していてもよく、2つ以上有していてもよい。なお、補助演出手段が2つ以上の補助演出実行手段を有する場合において、それらの補助演出実行手段は同種のものであっても異種のものであってもよい。
【0012】
請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記演出制御手段は、前記補助演出制御手段に前記制御信号をパラレル伝送するためのものであり、かつ前記補助演出制御手段の前記入力用パラレルポートと同数の制御信号伝送用のポートを有する出力用パラレルポートと、前記補助演出制御手段を制御するためのデータを記憶するとともに、交換可能な状態で設置された補助演出制御データ記憶手段と、前記補助演出制御データ記憶手段から所定のデータを読み出し、その読み出したデータに対応した前記制御信号を前記出力用パラレルポートを介して前記補助演出制御手段に出力する処理を行う演出制御手段側演算処理手段とを有することをその要旨とする。
【0013】
例えば、補助演出手段を変更するにあたり、変更前と変更後とで制御方法が共通または近似しているような場合には、補助演出手段を制御する演出制御手段については何ら変更を加えることなくそのまま使用することも可能である。これに対して、変更前と変更後とで制御方法が非常に異なるような場合には、演出手段をそのまま用いることができなくなり、変更後の補助演出手段に併せて演出手段全体を交換する必要が生じる。
【0014】
その点、請求項2に記載の発明によれば、たとえそのような場合であっても、補助演出制御データ記憶手段のみを、変更後の補助演出手段に適したものに変更すればよくなる。よって、演出制御手段全体の変更を行う必要がなくなり、変更すべき構成部分を最小限に抑えることができる。このため、設備投資に対する負担がよりいっそう軽減される。なお、この場合における補助演出制御データ記憶手段のみの変更の具体例としては、例えば、補助演出制御データ記憶手段を物理的に交換する(即ち取り外して交換する)ことがあるほか、物理的交換を行わずに補助演出制御データのみを書き替えることがある。
【0015】
なお、「補助演出手段を変更するにあたり、変更前と変更後とで制御方法が共通または近似しているような場合」とは、例えば、制御方法がともに単純であるもの同士を交換するような場合を指す。具体例としては、補助演出実行手段として「ベルト式表示手段」を備える補助演出手段を、「ドラム式表示手段」を備える補助演出手段に変更するような場合がある。そのほか、補助演出実行手段として「液晶式表示手段」を備える補助演出手段を、「CRT式表示手段」を備える補助演出手段に変更するような場合や、補助演出実行手段として「ドット式表示手段」を備える補助演出手段を、「蛍光表示管式表示手段」を備える補助演出手段に変更するような場合などもある。
【0016】
ちなみに、制御方法が似ているもの同士の間では、補助演出制御手段が実行する演出実行パターンも似たものになる。よって、演出制御手段が記憶する補助演出制御データに変更を加えることなく、演出制御手段が出力する共通の制御信号に基づいて実行できるようにデータの共通化を図ったとしても、補助演出制御手段の記憶する演出実行パターンデータの作成は容易である。
【0017】
「補助演出手段を変更するにあたり、変更前と変更後とで制御方法が非常に異なるような場合」とは、例えば、制御方法が比較的単純な補助演出手段を制御方法が複雑なものに変更するような場合を指す。具体例としては、補助演出実行手段として「可動体」を備える補助演出手段を、「液晶式表示手段」を備える補助演出手段に変更するような場合や、補助演出実行手段として「ベルト式表示手段」を備える補助演出手段を、「液晶式表示手段」を備える補助演出手段に変更するような場合などがある。
【0018】
ちなみに、制御方法が似ていないもの同士の間では、補助演出制御手段が実行する演出実行パターンも異なったものになる。この場合でも、演出制御手段が記憶する補助演出制御データに変更を加えることなく、演出制御手段が出力する共通の制御信号に基づいて実行できるようにデータの共通化を図ることは一応可能である。しかし、異なった演出実行データを演出手段から入力する共通の制御信号に基づいて実行させるには、補助演出制御手段の記憶する演出実行パターンデータの作成に多大な労力を要することになる。この演出実行パターンデータ(プログラム)の作成に多大な労力がかかるならば、演出制御手段の補助演出制御データに変更を加える方が有利である。
【0019】
請求項3に記載の発明では、請求項1または2において、前記補助演出制御手段は、前記演出実行手段による遊技演出を補助する遊技演出のための演出実行パターンを記憶する演出実行パターン記憶手段と、前記制御信号に基づいて所定の演出実行パターンを読み出すとともに、その演出実行パターンに対応した内容の遊技演出を前記補助演出実行手段に実行させる処理を行う補助演出制御手段側演算処理手段とを有することをその要旨とする。
【0020】
従って、請求項3に記載の発明によると、補助演出手段自身が演出実行パターン記憶手段と補助演出手段側演算処理手段とを有していることから、演出制御手段から伝送される制御信号に含まれる情報量を確実に少なくすることができる。ゆえに、将来的に補助演出手段が高機能化したとしても、短時間で制御信号を伝送することができ、所定の遊技演出に同期させて補助的な遊技演出を確実に行うことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をその一種であるパチンコ遊技機(以下、「パチンコ機」という)に具体化した一実施形態を図1〜図3に基づき説明する。
【0022】
図1には、パチンコ機10の機表側が略示されており、機体の外郭をなす外枠11の開口前面側には、各種の遊技用構成部材をセットする縦長方形の中枠12が開閉及び着脱自在に組み付けられている。また、中枠12の前面側には、機内部に配置された遊技盤13を透視保護するためのガラス枠を備えた前枠14と上球皿15が共に横開き状態で開閉可能に組み付けられている。
【0023】
前記前枠14の周囲前面側には、パチンコ機10の各種遊技の演出態様(大当り、リーチなど)に応じて点灯(点滅)・消灯などの発光装飾を行う電飾ランプ16が設けられている。この電飾ランプ16は、図示しない発光体(LEDなど)を備え、該発光体にレンズ部材を覆い被せて構成されている。また、上球皿15の両側方には、前記遊技の状態に応じて各種音声(効果音など)を出力するスピーカ17が設けられている。また、中枠12の下部には、下球皿19及び発射装置20などが装着されている。
【0024】
また、遊技盤13の遊技領域の略中央には、図柄を変動(可変)させて図柄組み合わせゲームを行う演出実行手段としての図柄表示装置21が配設されている。本実施形態において図柄表示装置21は、横方向に並んで配置された3つのドラムによって構成されており、同図柄表示装置21には可視表示部Hが設けられている。各ドラムは、それぞれ独立したモータ(図示略)の駆動によって縦方向に回転するようになっている。また、各ドラムにはそれぞれ複数種類(例えば10種類)の図柄が表示されており、該図柄が機表面に可視状態となる部分が可視表示部Hとなる。そして、各ドラムの確定停止時に可視表示部Hに表示された図柄の組み合わせにより、遊技者は大当たりであるかハズレであるかを認識可能となる。例えば、可視表示部Hに表示された各ドラムの停止図柄がすべて同一の図柄である場合、遊技者は、その図柄組み合わせから大当りを認識することができる。この大当りを認識できる図柄組み合わせが、特定の図柄組み合わせとなる。また、該停止図柄が同一の図柄でない場合、遊技者は、その図柄組み合わせからハズレを認識することができる。
【0025】
ところで、図1に示すように、図柄表示装置21の下方には、図示しないソレノイドにより開閉動作を行う普通電動役物を備えた始動入賞口22が配設されている。また、始動入賞口22の下方には、図示しないソレノイドにより開閉動作を行う大入賞口23が配設されている。そして、発射装置20の操作により遊技盤13の遊技領域に発射された遊技球が始動入賞口22へ入賞するかまたは始動保留球数の記憶値に基づき、図柄表示装置21では図柄組み合わせゲームが行われるようになっている。この図柄組み合わせゲームの結果、可視表示部Hに表示された各ドラムの停止図柄が同一の図柄からなる図柄組み合わせであった場合、大当りの組み合わせとなって特別遊技状態が付与され、大入賞口23の開閉によって多数の遊技球(賞球)が獲得できるチャンスを得ることができるようになっている。なお、「始動保留球数の記憶値」とは、図柄の変動中に始動入賞口22に入賞した遊技球の数を所定の上限値(一般的には4)の範囲内で記憶した値である。
【0026】
そして、図柄組み合わせゲームは、遊技の興趣を高めるために図柄組み合わせを表示する遊技演出となっている。「遊技演出」は、形態の異なる複数種類の演出(表示演出、発光演出、音声演出など)からなり、そのうちの表示演出を基準として他の演出が行われる。本実施形態における「表示演出」とは、図柄表示装置21(可視表示部H)において、各列の図柄が変動(各ドラムの回転)を開始してから、所定の図柄を確定的に表示させる(各ドラムを確定的に停止させる)までの間に行われる演出を指す。従って、本実施形態のパチンコ機10では、各ドラムを回転させて、その回転を停止させた際に所定種類の図柄を機表面(可視表示部H)に表示可能な図柄表示装置21を備え、各ドラムの回転に関連して表示演出が行われるようになっている。
【0027】
また、本実施形態のパチンコ機10では、遊技演出の演出内容に様々な趣向を凝らしている。具体的には、図1に示すように、パチンコ機10の機表面における図柄表示装置21(可視表示部H)の上方には、補助演出部24が配設されている。本実施形態において補助演出部24は、横方向に回転可能なベルト式表示体によって構成されている。この補助演出部24のベルト式表示体は図示しないモータによって回転するようになっている。また、ベルトの表面には複数種類の演出用図柄が表示されている。この補助演出部24は、例えば前記図柄表示装置21(可視表示部H)の各ドラムの回転に伴って回転制御されるようになっており、該ドラムの回転に関連した表示演出と同調した補助演出を行うようになっている。即ち、本実施形態における「表示演出」は、図柄表示装置21の各ドラムの回転による図柄表示演出と、該回転に同調した補助演出部24の回転による補助表示演出とを含んで構成されている。このため、図柄表示装置21と補助演出部24とを併用することによって多種多様の表示演出が可能となり、遊技者の興趣向上を図ることができる。また、本実施形態においては、図柄表示装置21及び補助演出部24による遊技演出(表示演出)に加え、電飾ランプ16などの発光装飾に基づく遊技演出(発光演出)、スピーカ17などの音声出力に基づく遊技演出(音声演出)も併せて行われるようになっている。そして、パチンコ機10では、表示演出に見合った(または関連した)発光演出や音声演出が行われるようになっている。
【0028】
図1,図3に示されるように、パチンコ機10の機裏側には、メイン制御手段26、演出制御手段としての図柄制御手段27、ランプ制御手段28、音声制御手段29が装着されるとともに、補助演出手段及び補助演出制御手段としての補助演出手段31Aも装着されている。
【0029】
メイン制御手段26は、パチンコ機10全体を制御するために各種制御の指示を行う制御信号を出力するようになっている。具体的には、メイン制御手段26は、図柄制御手段27、ランプ制御手段28、音声制御手段29及び補助演出手段31Aの各制御に基づいて行われる遊技演出(表示演出、発光演出、音声演出)の具体的な演出内容を統括的に制御するための制御信号を出力するようになっている。また、図柄制御手段27は、図柄表示装置21(可視表示部H)の各ドラムを回転・停止させて表示演出を行うための演出制御を実行する。また、ランプ制御手段28は、電飾ランプ16を点灯(点滅)・消灯させて発光演出を行うためのランプ制御を実行する。また、音声制御手段29は、スピーカ17から音声(各種の効果音)を出力させて音声演出を行うための音声制御を実行する。また、補助演出手段31Aは、図柄制御手段27による図柄表示装置21(可視表示部H)を用いた表示演出に同調した補助演出部24による補助的な表示演出(補助演出)を行うための補助演出制御を実行する。
【0030】
以下、メイン制御手段26、図柄制御手段27、ランプ制御手段28、音声制御手段29、及び補助演出手段31Aの具体的な構成、接続態様及び制御態様を図2及び図3に基づいて詳しく説明する。
【0031】
図3に示すように、メイン制御手段26には、図柄制御手段27、ランプ制御手段28及び音声制御手段29がそれぞれ電気的に接続されている。また、図柄制御手段27には、補助演出手段31Aが電気的に接続されている。図柄制御手段27、ランプ制御手段28及び音声制御手段29には、メイン制御手段26から出力された制御信号が入力されるようになっている。なお、メイン制御手段26は、可視表示部Hに確定停止させる図柄を判定するとともに、図柄の変動表示にかかる演出判定を行うようになっている。また、図柄制御手段27は、メイン制御手段26の指示に基づいた図柄表示装置21の制御や、補助演出手段31Aに対する制御信号の出力制御を行うようになっている。
【0032】
図3に示すように、メイン制御手段26は、パチンコ機10全体を制御するメインCPU26a、ROM26b、RAM26c及び出力ポート26Poutを備えている。メインCPU26aは、大当り判定用乱数、大当り図柄乱数、リーチ判定用乱数、変動パターン振分け乱数などの各種乱数の値を所定の周期毎に順次更新するようになっている。また、ROM26bには、パチンコ機10を制御するための制御プログラムや、複数種類の変動パターンなどが記憶されている。また、RAM26cには、パチンコ機10の動作中に適宜書き換えられる各種情報(各種乱数の値、始動保留球数の記憶値など)が記憶される。「変動パターン」は、各列の図柄が変動を開始してから、所定の図柄を確定的に表示させるまでの間において、変動パターン毎に予め定められた変動時間内における遊技演出のベース(基本または基礎)となるパターンを示すものである。
【0033】
これらの複数種類の変動パターンは、大当り演出用、ハズレリーチ演出用、ハズレ演出用などに分類されてROM26bに記憶されている。そして、大当り演出用の変動パターンには、変動パターン振分け乱数の採り得る数値(例えば、0〜49の全50通りの整数)が所定個数ずつ振分けられている。同様に、ハズレリーチ演出用の変動パターン、及びハズレ演出用の各変動パターンにも、変動パターン振分け乱数の採り得る数値が所定個数ずつ振分けられている。前記ROM26bには、さらに前記各変動パターンに対応する複数種類の演出内容パターンが記憶されている。なお、本実施形態における演出内容パターンには、補助演出手段31Aによる補助演出を実行するか否かを示す情報も含まれている。
【0034】
そして、メインCPU26aは、前述した各種乱数を用いて各種処理(大当り判定、大当り図柄判定、リーチ判定、変動パターンの決定など)を実行し、遊技演出に関する各種の制御コマンド(変動パターン指定コマンド、図柄指定コマンドなど)を演算処理するようになっている。また、メインCPU26aは、演算処理した制御コマンドを、制御信号として、出力ポート26Poutから図柄制御手段27、ランプ制御手段28及び音声制御手段29に対して出力するようになっている。
【0035】
前記大当り判定は、大当り判定用乱数を用いて行われるようになっている。前記メインCPU26aには、始動入賞口22の奥方に配設され、該始動入賞口22に入賞した遊技球を検知する入賞検知センサが接続されている(図示略)。前記メインCPU26aは、入賞検知センサにおける遊技球の入賞検知(入賞信号の入力)を契機に、その時点においてRAM26cに記憶されている大当り判定用乱数の値を読み出すようになっている。そして、メインCPU26aは、図柄組み合わせゲームの開始直前(所定のタイミング)に、読み出した大当り判定用乱数の値とROM26bに記憶されている大当り判定値(予め定めた判定値)とを比較し、大当りか否かを判定するようになっている。この判定結果が肯定、即ち、大当り判定用乱数の値と大当り判定値とが一致する場合、大当り状態を付与することを判定するようになっている。なお、大当り判定用乱数の採り得る数値を、例えば、0〜946(全947通りの整数)とし、大当り判定値を3つに定めた場合、パチンコ機10の大当り確率は、947分の3(=315.7分の1)となる。本実施形態において、メイン制御手段26のメインCPU26aは、判定用乱数としての大当り判定用乱数の値を所定の契機に起因して読み出す乱数読出手段として機能する。
【0036】
前記大当り図柄判定は、大当り図柄乱数を用いて行われるようになっている。前記メインCPU26aは、入賞検知センサにおける遊技球の入賞検知を契機に(入賞信号の入力)、大当り判定用乱数の値に加えて、その時点においてRAM26cに記憶されている大当り図柄乱数の値を読み出すようになっている。この大当り図柄乱数の採り得る数値は、図柄表示装置21(可視表示部H)に表示可能な複数種類の図柄の数と対応付けられており、本実施形態の場合、全10通りの整数を採り得るようになっている。そして、メインCPU26aは、大当り判定の結果が肯定(大当り)の場合、読み出した大当り図柄乱数の値に対応する図柄によって、大当りを認識できる図柄組み合わせを表示させることを判定するようになっている。
【0037】
また、大当り判定の結果が肯定の場合、メインCPU26aは、RAM26cから読み出した変動パターン振分け乱数の値に基づいて、大当り演出用の各種変動パターンの中から一つの変動パターンを決定するようになっている。この場合、可視表示部Hには、大当りを認識できる全列の図柄が同一の図柄からなる図柄組み合わせ(例えば「777」など)が表示されるように図柄表示装置21の各ドラムが確定的に停止されるようになっている。このように、大当り判定の結果、メインCPU26aが大当り演出用の変動パターンを決定した場合には、大当りを認識できる図柄組み合わせを表示するための遊技者に有利な遊技演出(大当り演出)が行われることになる。従って、本実施形態において、メインCPU26aは、大当り判定によって、遊技演出が遊技者に有利な遊技演出となるか否かを判定しており、メインCPU26aは遊技演出判定手段として機能する。
【0038】
前記リーチ判定は、リーチ判定用乱数を用いて行われるようになっている。前記メインCPU26aは、大当り判定の結果が否定の(大当りではない)場合、図柄組み合わせゲームの開始直前においてRAM26cに記憶されているリーチ判定用乱数の値を読み出すようになっている。そして、メインCPU26aは、読み出したリーチ判定用乱数の値とROM26bに記憶されているリーチ判定値とを比較し、リーチか否かを判定するようになっている。この判定結果が肯定、即ち、リーチ判定用乱数の値とリーチ判定値とが一致する場合、リーチを付与することを判定するようになっている。
【0039】
そして、メインCPU26aは、RAM26cから読み出した変動パターン振分け乱数の値に基づいて、ハズレリーチ演出用の各種変動パターンの中から一つの変動パターンを決定するようになっている。この場合、可視表示部Hには、リーチを認識できる特定列(例えば2列)の図柄が同一の図柄からなる図柄組み合わせ(「7?7」など)が表示された状態に図柄表示装置21の各ドラムが確定的に停止された後、既に表示されている他の列と残り1列の図柄が異なる図柄組み合わせ(「767」など)となるように、変動していたドラムが確定的に停止されるようになっている(前記「?」は変動中の図柄であることを示す)。このように、リーチ判定の結果、メインCPU26aがハズレリーチ演出用の変動パターンを決定した場合には、リーチへ発展した後、ハズレを認識できる図柄組み合わせを表示するための遊技演出が行われることになる。
【0040】
一方、リーチ判定の結果が否定の(リーチではない)場合、メインCPU26aは、RAM26cから読み出した変動パターン振分け乱数の値に基づいて、ハズレ演出用の各種変動パターンの中から一つの変動パターンを決定するようになっている。この場合、可視表示部Hには、リーチを認識できる図柄組み合わせが表示された状態で各ドラムが確定的に停止されることなく、ハズレを認識できる図柄組み合わせが表示されるようになっている。具体的には、全列の図柄が異なる組み合わせ(「275」など)、または1列の図柄のみが他の列の図柄と異なる組み合わせ(「112」など)が表示された状態で各ドラムが確定的に停止されるようになっている。このように、リーチ判定の結果、メインCPU26aがハズレ演出用の変動パターンを決定した場合には、リーチへ発展することなく、ハズレを認識できる図柄組み合わせを表示するための遊技演出が行われることになる。
【0041】
続いて、図柄制御手段27について説明する。
【0042】
前記図柄制御手段27は、図柄表示装置21に対する図柄制御を実行するための図柄制御CPU27a、ROM27b、RAM27c、入力ポート27Pin及び出力用パラレルポート27Poutを備えている。メイン制御手段26から出力された制御信号は、入力ポート27Pinを介して図柄制御CPU27aに入力されるようになっている。
【0043】
図柄制御手段27が構成されている図示しない基板上には、ソケット等を介してROM27bが着脱可能に設けられている。同ROM27bには、図柄表示装置21の制御を行うための制御プログラムや、変動パターンに対応する具体的な演出実行データが記憶されている。つまり、ROM27bには、各変動パターンに対応した複数の演出実行データが記憶されている。この演出実行データは、変動パターンを具体化したものであり、図柄制御CPU27aが変動パターンに応じた表示演出を図柄制御により行うための情報である。詳しくは、演出実行データは、図柄表示装置21を制御するための具体的なデータと、補助演出手段31Aを制御するための具体的なデータ(補助演出制御データ)とを含んでいる。即ち、ROM27bは、補助演出制御データ記憶手段としても機能する。一方、RAM27cには、メイン制御手段26から出力された前記制御コマンドなどが一時的に記憶されるようになっている。
【0044】
そして、図柄制御CPU27aは、演出実行データに基づいて、図柄表示装置21の各ドラムの回転動作を制御したり、補助演出手段31Aを制御するための制御信号(補助制御信号)を出力用パラレルポート27Poutに出力したりするようになっている。詳しくは、図柄制御CPU27aは、メイン制御手段26から入力された制御信号の変動パターンに基づき、演出実行データを読み出す。そして、図柄制御CPU27aは、演出実行データに基づいて図柄表示装置21の各ドラムの回転動作を制御する。また、補助演出手段31Aによる表示演出を併せて行う演出実行データである場合、図柄制御CPU27aは、その演出実行データと対応する前記補助演出制御データを読み出し、その補助演出制御データに対応した補助制御信号を出力用パラレルポート27Poutに対して出力する。
【0045】
図3に示すように、出力用パラレルポート27Poutは、補助演出手段31Aの入力用パラレルポート31Pinに電気的に接続されている。即ち、パラレルポート27Pout,31Pin同士が電気的に接続されることにより、図柄制御手段27と補助演出手段31Aとの間で信号の伝送が可能となっている。
【0046】
図2に示すように、出力用パラレルポート27Poutは、16個のポート(ピン番号P1〜P16)を備えている。出力用パラレルポート27Poutは実際上はコネクタにおけるピンとして構成されていて、例えばピン番号P1〜P16はこの順序で一列に配置されている。このほか、ピン番号P1〜P8がコネクタ上段にてこの順序で配列され、かつ、ピン番号P9〜P16がコネクタ下段にてこの順序で配列される結果、全体として二列構成となっていてもよい。
【0047】
本実施形態においてピン番号P1のポートには「BD0」というピン名称が付与され、ピン番号P2のポートには「BD1」というピン名称が付与されている。同様にピン番号P3〜P8のポートには、それぞれ「BD3」〜「BD7」というピン名称が付与されている。これらピン番号P1〜P8のポートは、補助演出手段31Aを制御するためのデータ信号(補助制御信号)を出力するためのポートとして設定されている。ピン番号P1〜P8のポートには、それぞれ1ビット分のデータ信号が伝送される。よって、これら8個のポート全体としては、8ビット(1バイト)分のデータ信号が伝送されることになる。ピン番号P1のポートは8桁の二進数における1桁目に対応する信号となるように設定され、ピン番号P2のポートは8桁の二進数における2桁目に対応する信号となるように設定されている。以下同様に、ピン番号P3,P4,P5,P6,P7,P8のポートは、8桁の二進数における3桁目、4桁目、5桁目、6桁目、7桁目、8桁目に対応する信号となるように、それぞれ設定されている。換言すれば、出力用パラレルポート27Poutは、8ビットのデータ信号をパラレル伝送するようになっている。よって、図柄制御CPU27aから出力された補助制御信号は、8ビットのパラレルデータ信号として補助演出手段31Aに出力されるようになっている。
【0048】
また、ピン番号P9のポートには「BINT」というピン名称が付与され、このポートからはイント信号(図柄表示装置21による表示演出と補助演出手段31Aによる表示演出とを同調させるための信号)が出力されるようになっている。また、ピン番号P10〜P15のポートは、補助演出手段31Aに電力供給を行うためのポートとして設定されている。詳しくは、ピン番号P10,P12,P14のポートには「GND」というピン名称が付与され、このポートは補助演出手段31Aのアース用ポートとなっている。また、ピン番号P11のポートには「DC32V」、ピン番号P13には「DC12V」、ピン番号P15には「DC5V」というピン名称が付与され、これらポートは補助演出手段31Aへの給電用ポートとして設定されている。なお、ピン番号P11,P13,P15のポートは、複数同時に使用されてもよいが一部のもののみ使用されてもよい。また、ピン番号P16のポートには「RESET」というピン名称が付与され、このポートは補助演出手段31Aに対してリセット信号を出力するためのポートとして設定されている。
【0049】
続いて、補助演出手段31Aについて説明する。
【0050】
前記補助演出手段31Aは、前記補助演出部24、該補助演出部24による補助演出を実行するための補助演出制御手段側演算処理手段としての補助制御CPU31a、演出実行パターン記憶手段としてのROM31b、RAM31c及び入力用パラレルポート31Pinを備えている。図柄制御手段27から出力された補助制御信号は、入力用パラレルポート31Pinを介して補助制御CPU31aに入力されるようになっている。
【0051】
ROM31bには、補助演出部24の制御を行うための制御プログラムや、補助演出データに対応する具体的な演出実行データが記憶されている。つまり、このROM31bには、各補助演出データに対応した複数の補助演出実行データが記憶されている。この補助演出実行データは、図柄表示装置21による遊技演出を補助する表示演出のための変動パターンであり、同図柄表示装置21と同調した具体的な表示演出を補助演出部24によって実行するためのデータである。一方、RAM31cには、図柄制御手段27から出力された前記補助制御信号などが一時的に記憶されるようになっている。
【0052】
入力用パラレルポート31Pinは、前記図柄制御手段27の出力用パラレルポート27Poutと全く同じ構成となっている。即ち、入力用パラレルポート31Pinは、図2に示したように16個のポート(ピン番号P1〜P16)を備えており、ピン番号P1〜P8のポートは、前記補助制御信号が出力されるデータ入力用ポートとして設定されている。また、ピン番号P9のポートは前記イント信号が入力されるイント用ポートとして設定され、ピン番号P10〜P15のポートは補助演出手段31Aに電力供給を行うための給電用ポートとして設定されている。また、ピン番号P16のポートは前記リセット信号が入力されるリセット用ポートとして設定されている。入力用パラレルポート31Pinも実際上はコネクタにおけるピンとして構成されていて、例えばピン番号P1〜P16の配置関係も出力用パラレルポート27Poutの場合と同一になっている。なお、図柄制御手段27と補助演出手段31Aとは物理的に離間している。それゆえ、入力用パラレルポート31Pinに対応するコネクタ、出力用パラレルポート27Poutに対応するコネクタ同士が、信号線を複数(この場合は16)有する図示しないコネクタケーブルを介して接続されている。
【0053】
そして、補助制御CPU31aは、ROM31bに記憶された補助演出実行データに基づいて、補助演出部24のベルトの回転動作を制御するようになっている。詳しくは、補助制御CPU31aは、図柄制御手段27から入力された補助制御信号の補助演出制御データに基づき、補助演出実行データを読み出す。そして、補助制御CPU31aは、補助演出実行データに基づいて補助演出部24のベルトの回転動作を制御し、前記図柄表示装置21と同調した表示演出を行う。
【0054】
ところで、前記ランプ制御手段28は、ランプ制御を実行するランプ制御CPU28a、ROM28b、RAM28c及び入力ポート28Pinを備えている。そして、メイン制御手段26から出力された制御信号は、入力ポート28Pinを介してランプ制御CPU28aに入力されるようになっている。ROM28bには、ランプ制御を実行するための制御プログラムや、変動パターンが示す遊技演出の具体的な演出内容に対応する発光演出用の演出実行データが記憶されている。この演出実行データは、変動パターンを具体化したものであり、ランプ制御CPU28aが変動パターンに応じた発光演出をランプ制御により行うための情報である。そして、ランプ制御CPU28aは、メイン制御手段26から変動パターンを示す制御コマンドが入力されると、該変動パターンに対応する発光演出用の演出実行データに基づいてランプ制御を実行するようになっている。より詳しくは、ランプ制御手段28は、発光演出用の演出実行データを所定のランプ制御用信号に変換し、電飾ランプ16に出力するようになっている。その結果、電飾ランプ16は、ランプ制御用信号に基づき、点灯(点滅)または消灯するようになっている。
【0055】
また、前記音声制御手段29は、音声制御を実行する音声制御CPU29aと、ROM29b、RAM29c及び入力ポート29Pinを備えている。そして、メイン制御手段26から出力された制御信号は、入力ポート29Pinを介して音声制御CPU29aに入力されるようになっている。ROM29bには、音声制御を実行するための制御プログラムや、変動パターンが示す遊技演出の具体的な演出内容に対応する音声演出用の演出実行データが記憶されている。この演出実行データは、変動パターンを具体化したものであり、音声制御CPU29aが変動パターンに応じた音声演出を音声制御により行うための情報である。そして、音声制御CPU29aは、メイン制御手段26から変動パターンを示す制御コマンドが入力されると、該変動パターンに対応する音声演出用の演出実行データに基づいて音声制御を実行するようになっている。より詳しくは、音声制御基板28は、音声演出用の演出実行データを音声信号に変換し、スピーカ17に出力するようになっている。その結果、スピーカ17は、音声信号に基づき、所定の音声を出力するようになっている。
【0056】
従って、このように構成された各制御手段26〜29,補助演出手段31Aでは、始動入賞口22に遊技球が入賞すると、以下の態様でそれぞれ処理を行うこととなる。
【0057】
即ち、始動入賞口22に遊技球が入賞すると、入賞検知センサにおける遊技球の入賞検知を契機に、メイン制御手段26にて、変動パターン、図柄(左、右、中)などを判定して制御信号(変動パターン指定コマンド、図柄指定コマンドなど)を生成し、その制御信号を図柄制御手段27、ランプ制御手段28及び音声制御手段29に対して出力する。
【0058】
図柄制御手段27は、制御コマンドの入力を契機として演出実行データを判定し、その演出実行データに基づいて、図柄表示装置21(可視表示部H)の変動表示の制御や、補助演出手段31Aへの補助制御信号の出力・非出力の制御を行う。そして、補助演出手段31Aは、図柄制御手段27から補助制御信号が入力されると、その補助制御信号に含まれる補助演出実行データに基づいて、補助演出部24の変動表示を制御して、図柄表示装置21(可視表示部H)と同調した表示演出を行う。また、ランプ制御手段28及び音声制御手段29は、制御コマンドの入力を契機として演出実行データを判断し、その演出実行データに基づいて、電飾ランプ16やスピーカ17による演出制御を行う。
【0059】
次に、このように構成されたパチンコ機10を、他の機種に交換する際の手順について説明する。なお、ここでは、前記ベルト式表示体からなる補助演出部24を、液晶式表示体からなる補助演出部24´に変更する際の手順について説明する。
【0060】
図3に示すように、液晶式表示体からなる補助演出部24´を備えた補助演出手段31Bは、補助演出部24と補助演出部24´とが異なるだけで、その他の構成については前記補助演出手段31Aと同じ構成を有している。即ち、補助演出手段31Bは、補助制御CPU31a、ROM31b、RAM31c及び入力用パラレルポート31Pinを備えている。この補助演出手段31BにおけるROM31bには、液晶式表示体からなる補助演出部24´の制御を行うための制御プログラムや、補助演出データに対応する具体的な演出実行データが記憶されている。また、補助制御CPU31aは、ROM31bに記憶された補助演出実行データに基づいて、補助演出部24´の液晶式表示体の表示動作を制御するようになっている。
【0061】
一方、補助演出手段31Bの入力用パラレルポート31Pinは、補助演出手段31Aの入力用パラレルポート31Pinと全く同じ構成となっている。つまり、補助演出手段31Aの入力用パラレルポート31Pinと、補助演出手段31Bの入力用パラレルポート31Pinとは、入力ポート数が同一であるとともに、該入力ポートの配置関係が同一となっている。このため、ベルト式表示体からなる補助演出部24を液晶式表示体からなる補助演出部24´に変更するには、補助演出手段31Aを補助演出手段31Bに単純に交換するだけでよくなる。
【0062】
ところで、このような具体例に示すように、ベルト式表示体からなる補助演出部24を、液晶式表示体からなる補助演出部24´に変更する場合、変更前と変更後とで補助演出部24,24´の制御方法が非常に異なる。つまり、補助演出部24の場合、ベルト式表示体の回転制御のみを行えばよいため制御が比較的単純である。しかし、補助演出部24´の場合、液晶画面の表示図柄や変動態様を制御する必要があるため制御が複雑である。このように制御方法が似ていないもの同士の間では、補助演出手段31A,31Bが実行する演出実行パターンも異なったものになる。この場合でも、図柄制御手段27のROM27bが記憶する補助演出制御データに変更を加えることなく、図柄制御手段27が出力する共通の補助制御信号に基づいて実行できるようにデータの共通化を図ることは一応可能である。しかし、演出手段から入力する共通の補助制御信号に基づき、補助演出手段31A,31Bによって異なった演出実行データを実行させるには、補助演出手段31A,31BのROM31bに記憶させておく演出実行パターンデータの作成に多大な労力を要することになる。この演出実行パターンデータ(プログラム)の作成に多大な労力がかかるならば、図柄制御手段27の補助演出制御データに変更を加える方が有利である。よって、本実施形態では、制御方法が似ていない補助演出手段31A,31Bを交換する際には、図3に示すように、図柄制御手段27のROM27bを、液晶用の補助演出制御データが記憶された液晶用ROM27b´に変更する。即ち本実施形態では、補助演出手段31A,31B自体を交換するとともに、図柄制御手段27のROM27bを交換することとしている。
【0063】
これに対し、補助演出手段31Aを変更するにあたり、変更前と変更後とで補助演出手段の制御方法が共通または近似しているような場合、即ち、制御方法がともに単純であるもの同士を交換するような場合には、変更後の補助演出手段が実行する演出実行パターンも変更前の補助演出手段31Aと似たものになる。よって、図柄制御手段27のROM27bが記憶する補助演出制御データに変更を加えることなく、図柄制御手段27が出力する共通の制御信号に基づいて実行できるようにデータの共通化を図ったとしても、変更後の補助演出手段に記憶させるべき演出実行パターンデータの作成は容易となる。よって、このような場合には、図柄制御手段27のROM27bを交換しなくても、補助演出手段31Aの交換のみによって対応することが可能である。
【0064】
従って、本実施形態によれば以下のような効果を得ることができる。
【0065】
(1)ベルト式表示体からなる補助演出部24を備えた補助演出手段31Aの入力用パラレルポート31Pinと、液晶式表示体からなる補助演出部24´の入力用パラレルポート31Pinとはともに同じ構成となっており、該入力用パラレルポート31Pinに対する制御信号の入力形態が共通化されている。このため、補助演出の演出実行形態を、ベルト式表示体による演出実行形態から液晶式表示体による演出実行形態に変更すべく補助演出手段31A,31B同士を簡単に取替えることができる。即ち、各補助演出手段31A,31Bでは、制御信号の入力形態が共通化された入力用パラレルポート31Pinを使用していることから、演出実行形態の異なる複数種類の補助演出手段31A,31B同士を簡単に取替えることができる。よって、遊技者が現状の補助演出手段(例えば補助演出手段31A)の遊技演出に飽きて当該機種の稼働率が低下したような場合には、他種の補助演出手段(例えば補助演出手段31B)に変更することにより稼働率を再び上昇させることができる。また、パチンコ機10から取り外した補助演出手段(例えば補助演出手段31A)は、他のパチンコ機10に取り付けたりすること等により、簡単にリユースすることができる。よって、取り外した補助演出手段31Aを廃棄しなくてもよくなる結果、近年深刻化している産業廃棄物の排出量の増大が回避され、環境問題の解消にも貢献しうる。
【0066】
(2)また、補助演出手段31A,31Bは今後さらに高機能化することが予想され、それに伴う制御内容の高度化・複雑化、制御信号に含まれる情報量の増大も当然に予想される。仮に、補助演出手段31A,31Bに対して制御信号をシリアル伝送する方式を採ったとすると、制御信号を短時間で伝送できなくなるおそれがある。よってこの場合には、所定の遊技演出(例えば図柄表示装置21による遊技演出)に同期させて補助的な遊技演出を行うことができず、遊技者を飽きさせない有効な遊技演出が実現できなくなるおそれがある。その点、本実施形態では、シリアル伝送方式に比べてポート数が多く、同時に多くの情報を伝送できるパラレル伝送方式を採用しているため、たとえ将来的に補助演出手段31A,31Bが高機能化したとしても、その高機能化した補助演出手段31A,31Bを制御するための制御信号を短時間で伝送することができる。よってこの場合には、所定の遊技演出に同期させて補助的な遊技演出を確実に行うことができ、遊技者を飽きさせない有効な遊技演出を好適に実現することができる。
【0067】
(3)ベルト式表示体からなる補助演出部24を備えた補助演出手段31Aを、液晶式表示体からなる補助演出部24´を備えた補助演出手段31Bに変更する場合、変更前と変更後とで補助演出部24,24´の制御方法が非常に異なる。このような場合、補助演出手段31A,31Bを制御するためのデータに対応する補助制御信号を出力する図柄制御手段27についても変更が必要であるものの、同図柄制御手段27のROM27bのみを変更することで対応することができる。よって、図柄制御手段27全体の変更を行う必要がなくなり、変更すべき構成部分を最小限に抑えることができる。このため、設備投資に対する負担がよりいっそう軽減される。
【0068】
(4)補助演出手段31A,31B自身が演出実行パターン記憶手段としてのROM31bと補助演出手段側演算処理手段としての補助制御CPU31aとを有していることから、演出制御手段としての図柄制御手段27から伝送される補助制御信号に含まれる情報量を確実に少なくすることができる。ゆえに、将来的に補助演出手段31A,31Bが高機能化したとしても、短時間で補助制御信号を伝送することができ、所定の遊技演出に同期させて補助的な遊技演出を確実に行うことができる。
【0069】
なお、本発明の実施形態は以下のように変更してもよい。
【0070】
・前記実施形態では、補助演出手段31Aの入力用パラレルポート31Pin、補助演出手段31Bの入力用パラレルポート31Pinが、物理的に全く同じ構成を有していた。しかし、図柄制御手段27からの補助制御信号の入力形態が共通化されてさえいれば、これら入力用パラレルポート31Pinは、必ずしも物理的に全く同じ構成を有している必要はない。つまり、これら入力用パラレルポート31Pinは、少なくともポート数が共通化されていればよい。より好ましくは、当該ポートの配置関係が共通化されているほうがよい。換言すると、図柄制御手段27からの補助制御信号の入力形態が共通化されているのならば、これら入力用パラレルポート31Pinは、実質的に同じ構成を有していれば足りる。なお、入力用パラレルポート31Pinは、信号のやりとりに必要なポート数(即ち前記実施形態では8個)を少なくとも有していればよく、必要なポート数よりも多くのポート数(即ち前記実施形態では9個以上)を有していても構わない。
【0071】
・前記実施形態では、補助演出手段31Aを制御するための具体的なデータ(補助演出制御データ)が図柄制御手段27のROM27bに記憶され、図柄制御手段27には出力用パラレルポート27Poutが設けられていた。そして、図柄制御手段27から補助演出手段31Aに対して補助制御信号が出力されるようになっていた。しかし、例えば図4に示すように、メイン制御手段26の出力ポート26Poutのほかに、出力用パラレルポート27Poutと同じ構成の出力用パラレルポート26Pout´を設ける。そして、この出力用パラレルポート26Pout´と補助演出手段31Aの入力用パラレルポート31Pinとを電気的に接続してもよい。さらにこれに伴って、前記補助演出制御データをメイン制御手段26のROM26bに記憶させ、メイン制御手段26から補助演出手段31Aに対して補助制御信号を出力させるようにしてもよい。この場合、メイン制御手段26が演出制御手段として機能する。また、メインCPU26aが演出制御手段側演算処理手段として機能し、該メイン制御手段26のROM26bが補助演出制御データ記憶手段として機能することとなる。一方、図柄制御手段27は、図柄表示装置21の制御のみを行うこととなる。このように変更しても、前記実施形態と同様に、補助演出手段31Aを補助演出手段31Bに簡単に交換することができ、機種変更を容易に行うことができる。
【0072】
・前記実施形態においてメイン制御手段26は、変動パターンを決定して、その変動パターンを図柄制御手段27、ランプ制御手段28及び音声制御手段29に対して直接出力するようになっていた。しかし、メイン制御手段26からサブ制御手段(図柄制御手段27、ランプ制御手段28及び音声制御手段29)に直接変動パターンを出力することなく、メイン制御手段26とサブ制御手段との間に図5に示すような他の制御手段(統括制御手段30)を介在させても構わない。この統括制御手段30は、統括制御CPU30a、ROM30b、RAM30c、入力ポート30Pin、出力ポート30Pout、出力用パラレルポート30Pout´を備えている。統括制御CPU30aは、各制御手段27〜29及び補助演出手段31Aに行わせる遊技演出の具体的な演出内容を統括的に制御するようになっている。ROM30bには、各制御手段27〜29及び補助演出手段31Aの遊技演出を統括的に制御するための制御プログラムや、変動パターンに対応する複数種類の演出内容パターンが記憶されている。また、RAM30cには、パチンコ機10の動作中に適宜書き換えられる各種情報(演出内容パターン振分け乱数の値など)が記憶されるようになっている。出力用パラレルポート30Pout´は、前記図柄制御手段27の出力用パラレルポート27Poutと同じ構成であり、補助演出手段31Aの入力用パラレルポート31Pinと電気的に接続されている。
【0073】
この具体例において、メイン制御手段26は、変動パターンを決定すると、その変動パターンを示す制御コマンドを制御信号として出力ポート26Poutから統括制御手段30に出力する。統括制御CPU30aは、入力ポート30Pinを介して制御信号が入力されると、その制御信号の変動パターンに基づいて、より具体的な内容となる演出内容パターンを決定する。そして、統括制御CPU30aは、その決定した演出内容パターンを示す制御コマンドを、制御信号として、出力ポート30Poutを介して各制御手段27〜29に出力する。同様に統括制御CPU30aは、その決定した演出内容パターンを示す制御コマンドを、制御信号として、出力用パラレルポート30Pout´を介して補助演出手段31Aに出力する。よって、この場合には統括制御手段30が演出制御手段として機能する。また、統括CPU30aが演出制御手段側演算処理手段として機能し、該統括制御手段30のROM30bが補助演出制御データ記憶手段として機能することとなる。一方、図柄制御手段27は、図柄表示装置21の制御のみを行うこととなる。このように変更しても、前記実施形態と同様に、補助演出手段31Aを補助演出手段31Bに簡単に交換することができ、機種変更を容易に行うことができる。
【0074】
次に、特許請求の範囲に記載された技術的思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技術的思想を以下に列挙する。
(1)前記補助演出制御手段は、ポート数が共通化された制御信号伝送用の入力用パラレルポートを備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の遊技機。
(2)前記補助演出制御手段は、ポート数及びポートの配置関係が共通化された制御信号伝送用の入力用パラレルポートを備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の遊技機。
【0075】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1に記載の発明によれば、演出実行手段にて行われる遊技演出を補助する補助演出手段を簡単に取替えることができる。請求項2に記載の発明によれば、変更すべき構成部分を最小限に抑えることができる。請求項3に記載の発明によれば、所定の遊技演出に同期させた補助的な遊技演出を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態のパチンコ遊技機の機表側を示す正面図。
【図2】実施形態における図柄制御手段の出力用パラレルポート及び補助演出手段の入力用パラレルポートの具体例を示す表。
【図3】実施形態のメイン制御手段、図柄制御手段、ランプ制御手段、音声制御手段及び補助制御手段の具体的な構成を示すブロック図。
【図4】他の実施形態のメイン制御手段、図柄制御手段、ランプ制御手段、音声制御手段及び補助制御手段の具体的な構成を示すブロック図。
【図5】他の実施形態のメイン制御手段、図柄制御手段、ランプ制御手段、音声制御手段、補助制御手段及び統括制御基板の具体的な構成を示すブロック図。
【符号の説明】
10…遊技機としてのパチンコ機
21…演出実行手段としての図柄表示装置
24,24´…補助演出実行手段としての補助演出部
26…演出制御手段としてのメイン制御手段
27…演出制御手段としての図柄制御手段
30…演出制御手段としての統括制御手段
26a…演出制御手段側演算処理手段としてのメインCPU
27a…演出制御手段側演算処理手段としての図柄制御CPU
30a…演出制御手段側演算処理手段としての統括制御CPU
26b,27b,30b…補助演出制御データ記憶手段としてのROM
26Pout,27Pout,30Pout…出力用パラレルポート
31A,31B…補助演出手段
31a…補助演出制御手段側演算処理手段としての補助制御CPU
31b…演出実行パターン記憶手段としてのROM
31Pin…入力用パラレルポート
Claims (3)
- 遊技演出を行う演出実行手段と、前記演出実行手段を制御する演出制御手段とを含んで構成される演出手段を備える遊技機であって、
前記演出実行手段の遊技演出を補助する遊技演出を行う補助演出実行手段と、前記補助演出実行手段を制御する補助演出制御手段とを含んで構成される補助演出手段をさらに備え、
前記補助演出制御手段は、
前記演出制御手段からパラレル伝送される制御信号によって制御され、かつ、
演出実行形態の異なる複数種類の補助演出手段同士を取替え可能とすべく制御信号の入力形態が共通化された制御信号伝送用の入力用パラレルポートを備えることを特徴とする遊技機。 - 前記演出制御手段は、
前記補助演出制御手段に前記制御信号をパラレル伝送するためのものであり、かつ前記補助演出制御手段の前記入力用パラレルポートと同数の制御信号伝送用のポートを有する出力用パラレルポートと、
前記補助演出制御手段を制御するためのデータを記憶するとともに、交換可能な状態で設置された補助演出制御データ記憶手段と、
前記補助演出制御データ記憶手段から所定のデータを読み出し、その読み出したデータに対応した前記制御信号を前記出力用パラレルポートを介して前記補助演出制御手段に出力する処理を行う演出制御手段側演算処理手段と
を有することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。 - 前記補助演出制御手段は、
前記演出実行手段による遊技演出を補助する遊技演出のための演出実行パターンを記憶する演出実行パターン記憶手段と、
前記制御信号に基づいて所定の演出実行パターンを読み出すとともに、その演出実行パターンに対応した内容の遊技演出を前記補助演出実行手段に実行させる処理を行う補助演出制御手段側演算処理手段と
を有することを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。
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