JP2001062047A - パチンコ機の電力供給装置 - Google Patents

パチンコ機の電力供給装置

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JP2001062047A
JP2001062047A JP24402899A JP24402899A JP2001062047A JP 2001062047 A JP2001062047 A JP 2001062047A JP 24402899 A JP24402899 A JP 24402899A JP 24402899 A JP24402899 A JP 24402899A JP 2001062047 A JP2001062047 A JP 2001062047A
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Japan
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control unit
power supply
control part
power
main control
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JP24402899A
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English (en)
Inventor
Shuichi Kobayashi
修一 小林
Seiji Fukazawa
誠司 深澤
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Heiwa Corp
Original Assignee
Heiwa Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検査容易性と不正防止との観点から機能別に
分別構成された機能部品の数が増えても適切な電源供給
を図る。 【解決手段】 機能別に分別構成された電気的な複数の
機能部品1〜18と、パチンコ店の島側より入力された
交流電力を複数の異なる所定電圧の直流電力に変換して
上記機能部品2〜8のぞれぞれに供給する電源部30と
がパチンコ機の背面に別々に取付けらている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ店の島側
より入力された交流電力を直流電力としてパチンコ機の
電気的な機能電気部品に供給するパチンコ機の電力供給
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機の背部では、複数の制御対象
部品に対応する制御回路が混在しており、遊技制御の全
般を電気的に制御する主制御装置と他の電気的な制御装
置とが制御信号を双方にやり取りする電気的な構造にな
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】パチンコ機は、風営法
により、パチンコ機の製造者がパチンコ機の大きさや機
能はもとより各種の制御回路基板の形式や配置等につい
ても許認可を受けて製造されたものが、パチンコ店に販
売される。そして、地方公安委員会は、パチンコ店に設
置されるパチンコ機の構造や配置が申請書と一致してい
るが否かを検査する。この検査に合格した場合、パチン
コ店は営業を開始することができる。又、検査に合格し
たパチンコ機は各種の不正防止手段を備えているにも拘
らず、パチンコ店が営業を開始した後において、新聞や
テレビ等のマスコミで報道されることがあるように、少
数の心無い者により、各種の制御回路基板に実装された
電気部品や配線を自分に有利に働くように改造されてし
まうことがある。しかし、パチンコ機の背部に実装され
る制御回路基板を実装した制御装置の構成は、複数の制
御対象部品に対応する制御回路が混在しており、遊技制
御の全般を電気的に制御する主制御装置と他の電気的な
制御装置とが制御信号を双方にやり取りする電気的な構
造になっている。しかも、上記制御回路がコンピュータ
技術のソフトウエアにより作動する形態に構築されてお
り、又、配線が複雑である。このようなことから、パチ
ンコ機の新機種許可やパチンコ店の営業許可或いは改造
発見等の際に実施される地方公安委員会による検査では
複数の制御回路基板間での相互チェックを行う必要があ
るため、検査が複雑でやりにくいことが指摘されてい
る。よって、検査容易性と不正防止との観点から、パチ
ンコ機の背部に実装される制御装置を機能別に分別構成
する場合、係る機能部品の数が従来の機能部品の数より
も大幅に増え、その増加した機能部品を設置できなくな
る可能性が生じる。
【0004】そこで、本発明は、検査容易性と不正防止
との観点から機能別に分別構成された機能部品の数が増
えても適切に電源供給が図れるパチンコ機の電力供給装
置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にあっては、機能
別に分別構成された電気的な複数の機能部品と、パチン
コ店の島側より入力された交流電力を複数の異なる所定
電圧の直流電力に変換して上記機能部品のそれぞれに供
給する電源部とがパチンコ機の背面に別々に取付けられ
たことを特徴としている。本発明によれば、電源部が機
能部品から独立して専用に設けられたことにより、各機
能部品の内部に篭る発熱源を少なくすることが可能とな
り、機能部品のケースを小形化できる。又、本発明にあ
っては、複数の機能部品が、遊技内容の制御処理を行う
主制御部と、主制御部より入力された指示信号により機
能別毎に特有の制御処理を行うサブ制御部として個別に
形成されれば、主制御部とサブ制御部とが半導体集積回
路を利用したプログラム制御可能となる。又、本発明に
あっては、電源部から出力される複数の機能部品への異
なる所定電圧の直流電力が主制御部を介してサブ制御部
に供給されれば、電源部の配線接続数を少なくすると共
に電源部を小形化できる。又、本発明にあっては、主制
御部からサブ制御部への直流電力の供給を行う電源線
と、主制御部からサブ制御部への指示信号の供給を行う
信号線とが、一体化されれば、電源と信号との配線を別
々としたものに比べ、配線作業が容易であると共に検査
時の配線の正否も確認しやい。又、本発明にあっては主
制御部とサブ制御部とが、電源部から供給された直流電
力から各制御部内に設けられた制御処理を行う電気部品
動作用の直流電力を生成するサブ電源部を個別に備えれ
ば、電源配線での電圧降下に基づく電源電圧の変動を防
止できると共に電源配線を通じて重複される外来ノイズ
を低減でき、制御動作の安定化を図ることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1〜図8は本発明の第1実施形
態であって、図1は基本構成を示し、図2は電源部を示
し、図3は電源部と各種検出スイッチと主制御部と大入
賞口用ソレノイドとの関係を示し、図4は電源部と主制
御部と特別図柄制御部と表示器との関係を示し、図5は
電源部と主制御部と表示灯制御部と各種表示灯との関係
を示し、図6は電源部と主制御部と効果音制御部とスピ
ーカとの関係を示し、図7は電源部と主制御部と賞球払
出制御部と賞球払出機構部との関係を示し、図8は電源
部と賞球払出制御部と球発射制御部と球発射機構部との
関係を示す。
【0007】図1を参照し、第1実施形態の全体構成に
ついて大まかに説明する。図1において、1は各種検出
スイッチであって、ゲージ盤と呼ばれる遊技盤の入賞口
に入賞した球を検出する入賞球検出スイッチ、タンクへ
の補給有無を検出する補給スイッチ、払出すべき賞球が
賞球払出機構部に準備されているか否かを検出する賞球
待機スイッチ、賞球払出機構部より払出された賞球数を
検出する賞球計数スイッチ、上皿より下皿に流下して所
定位置より上位にオーバーフローしたオーバーフロー球
を検出するオーバーフロースイッチ等である。2は主制
御部であって、遊技盤の裏面に取付けられ、遊技制御部
と呼ばれることがあり、ボードマイコンのようなコンピ
ュータを内蔵し遊技全般の制御処理を実行する制御装置
であって、各種検出スイッチ1から配線3を通して入力
された検出信号による遊技に対する処理結果であるコマ
ンド(信号)を特別図柄制御部4、表示灯制御部5、効
果音制御部6、賞球払出制御部7に別々の配線9;1
0;11;12を介して個別に一方向に出力する。球発
射制御部8には主制御部2からコマンドが賞球払出制御
部7と配線13とを経由して一方向に出力される。
【0008】特別図柄制御部4は、遊技盤に取付けられ
た表示器14の裏面に搭載されており、主制御部2から
入力されたコマンドにより図柄をパチンコ機のセンター
役物として設けられた液晶やLED又はCRT或いはプ
ラズマディスプレイ等の表示器14に表示するためのコ
ンピュータによる制御処理を行い、その制御処理結果で
ある駆動信号を配線19により表示器14に出力する。
主制御部2から特別図柄制御部4へのコマンドの種類に
は、デモ表示、左図柄変動開始、中図柄変動開始、右図
柄変動開始、左図柄変動停止(停止図柄指示)、中図柄
変動停止(停止図柄指示)、右図柄変動停止(停止図柄
指示)、大当り決定表示、大当り中表示、大入賞口Vス
イッチ入賞表示、大当り終了表示、カウントエラー表
示、賞球エラー表示等がある。
【0009】表示灯制御部5は、遊技盤の裏面に搭載さ
れており、主制御部2から入力されたコマンドにより遊
技盤や遊技盤を格納するパチンコ機の図示しない本体枠
に設けられた表示灯15を点灯又は点滅するためのコン
ピュータによる制御処理を行い、その制御処理結果であ
る駆動信号を配線20により表示灯15に出力する。主
制御部2から表示灯制御部5へのコマンドの種類には、
デモ表示、特別図柄変動中表示、リーチ(左、中図柄一
致)表示、大当り決定表示、大当り中表示、大当り終了
表示、エラー表示、大入賞口V入賞表示灯表示、大入賞
口V入賞表示灯消灯、保留記憶表示灯1個表示、保留記
憶表示灯2個表示、保留記憶表示灯3個表示、保留記憶
表示灯4個表示、保留記憶表示灯全消灯、賞球表示灯表
示、賞球表示灯消灯、完了表示灯表示、完了表示灯消灯
等がある。
【0010】効果音制御部6は、遊技盤の裏面に搭載さ
れており、主制御部2から入力されたコマンドにより効
果音を本体枠に設けられたスピーカ16で発生するため
のコンピュータによる制御処理を行い、その制御処理結
果である駆動信号を配線21により出力する。主制御部
2から効果音制御部6へのコマンドの種類には、図柄始
動口入賞音、特別図柄変動中音、リーチ音、特別図柄停
止音、大当り決定音、大当り中音、大当り終了音、エラ
ー音等がある。
【0011】賞球払出制御部7は、本体枠に搭載されて
おり、主制御部2から入力されたコマンドにより賞球払
出機構部17のモータ或いは電磁ソレノイドのような電
動アクチュエータを駆動して賞球を払出すためのコンピ
ュータによる制御処理を行い、その制御処理結果である
駆動信号を配線22により賞球払出機構部17に出力す
る。プリペードカード対応のパチンコ機の場合、賞球払
出制御部7は、パチンコ機の前面側に設けられた図外の
球貸出スイッチからインターフェース基板を介して入力
された球貸指示により図示しない貸球払出機構部のモー
タ或いは電磁ソレノイドのような電動アクチュエータを
駆動して貸球を払出すためのコンピュータによる制御処
理を行い、その制御処理結果である駆動信号を図外の配
線により賞球払出機構部17と同じ構造の図外の貸球払
出機構部に出力する。主制御部2から賞球払出制御部7
へのコマンドの種類には、賞球停止、賞球許可、発射禁
止、発射許可、賞球数指示等がある。
【0012】球発射制御部8は、本体枠に搭載されてお
り、主制御部2から賞球払出制御部7を介して入力され
た発射許可が入力された状態において遊技者が球発射機
構部18中のハンドルを操作することにより球発射機構
部18のモータ或いは電磁ソレノイドのような電動アク
チュエータをハンドルの操作量に応じて駆動するための
制御処理を行い、その制御処理結果である駆動信号を配
線23により球発射機構部18に出力する。
【0013】主制御部2は、大当り決定表示により大入
賞口を開閉するための制御処理を行い、その制御処理結
果である駆動信号を大入賞口開閉用の電動アクチュエー
タとしての大入賞口用ソレノイド24に配線25を介し
て出力する。主制御部2はパチンコ店の営業管理装置で
あるホールコンピュータ26との間で信号の送受信を配
線27により行う。
【0014】30は電源部であって、本体枠に搭載され
ており、パチンコ店の島側トランスのような島側電源部
から受電したAC24ボルトの交流電源を全波整流した
後の粗整流であるDC24ボルトのような直流電源、全
波整流と平滑化及び定電圧化したDC12ボルトとDC
5ボルトのような定電圧電源それぞれを配線28;29
により主制御部2、特別図柄制御部4、表示灯制御部
5、効果音制御部6、賞球払出制御部7、球発射制御部
8に出力する。
【0015】図2を参照し、電源部30について説明す
る。電源部30では、島側電源部よりAC24ボルト
(AC24V)の交流電源が入力端子31よりヒューズ
32を経由して入力し、この交流電源がダイオードブリ
ッジ33で全波整流されて直流電源に変換され、この直
流電源が逆流阻止ダイオード34や平滑コンデンサ35
を経由して分流される。分流された一方の直流電源はノ
イズ吸収コンデンサ36を経由して第1スイッチングレ
ギュレータ37に入力され、分流された他方の直流電源
はノイズ吸収コンデンサ40を経由して第2スイッチン
グレギュレータ41に入力される。第1スイッチングレ
ギュレータ37は入力された直流電源をDC12ボルト
(DC12V)の定電圧電源として高周波インピーダン
ス低下用コンデンサ38及び平滑コンデンサ39を経由
して出力端子45に出力する。第2スイッチングレギュ
レータ41は入力された直流電源をDC5ボルト(DC
5V)の定電圧電源として高周波インピーダンス低下用
コンデンサ42及び平滑コンデンサ43を経由して出力
端子46に出力する。又、全波整流されたままの粗整流
であるDC24ボルト(DC24V)の直流電源がダイ
オードブリッジ33と逆流阻止ダイオード34との間よ
り出力端子44に出力される。出力端子47;48はグ
ランド(GND)である。
【0016】図3を参照し、電源部30と各種検出スイ
ッチ1と主制御部2と大入賞口用ソレノイド24との電
気的な関係について説明する。各種検出スイッチ1とし
ては、図柄始動口スイッチ1a、大入賞口テンカウント
スイッチ1b、大入賞口Vスイッチ1c、第1一般入賞
口スイッチ1d、第2一般入賞口スイッチ1e、第3一
般入賞口スイッチ1fが図示されている。主制御部2に
は電源部30よりDC12ボルトとDC5ボルトとが配
線28を経由して供給される。DC5ボルトは主制御部
2が制御動作するために使用され、DC12ボルトは主
制御部2が各種検出スイッチ1及び大入賞口用ソレノイ
ド24を動作するために使用される。各種検出スイッチ
1は主制御部2のDC12ボルトから電源が供給され、
各種検出スイッチ1の出力信号は入力バッファ2a〜2
fに接続される。大入賞口用ソレノイド24の一端側が
主制御部2のDC12ボルトに接続され、大入賞口用ソ
レノイド24の他端側が出力ドライバ2hに接続され
る。
【0017】そして、主制御部2は電源部30からのD
C5ボルトの入力により起動し、主制御部2のプログラ
ムはCPUに内蔵されたハードにて構成されたリセット
割込用タイマの割込信号により起動する。リセット割込
用タイマは4msec毎にリセット割込信号を出力す
る。主制御部2が起動した状態において、遊技者の操作
で発射された遊技球が遊技盤に設けられた複数の入賞口
中の何れかに入賞すると、その入賞口に対応して設けら
れた図柄始動口スイッチ1a、大入賞口テンカウントス
イッチ1b、大入賞口Vスイッチ1c、第1一般入賞口
スイッチ1d、第2一般入賞口スイッチ1e、第3一般
入賞口スイッチ1fの何れかが入賞検出信号を主制御部
2に出力する。これによって、主制御部2のCPUが、
入力された入賞検出信号に基づき、主制御部2のROM
に設定されたプログラムを主制御部2のRAMを記憶装
置として用いて賞球払出、図柄可変表示、表示灯表示、
効果音制御、球発射制御等の遊技全般の制御処理を実行
する。
【0018】図4を参照し、電源部30と主制御部2と
特別図柄制御部4と表示器14との関係について説明す
る。特別図柄制御部4には電源部30よりDC12ボル
トとDC5ボルトとが配線29を経由して供給される。
DC5ボルトは特別図柄制御部4が制御動作するために
使用され、DC5ボルト及びDC12ボルトは特別図柄
制御部4から表示器14に配線19を経由して供給され
る。そして、特別図柄制御部4のCPUが主制御部2の
出力インターフェースからのコマンドZD0〜ZD7及
びコントロール信号ZINTを入力インターフェースを
介して入力すると、特別図柄制御部4のCPUが特別図
柄制御部4のROMに設定されたプログラムを特別図柄
制御部4のRAMを記憶装置として用いて表示器14に
対する表示制御の処理を実行し、その実行結果である表
示データD0〜D3や同期信号FLM及びデータ信号ラ
ッチクロックCL1並びにデータ信号シフトクロックC
L2を出力インターフェースである出力ドライバを介し
て表示器14に出力する。これによって、表示器14が
電気的に図柄を可変表示する。特別図柄制御部4は、コ
ントロール信号ZINTがアクティブのとき、コマンド
ZD0〜ZD7を入力する。
【0019】図5を参照し、電源部30と主制御部2と
表示灯制御部5と表示灯15との関係について説明す
る。表示灯15としては、大当り表示灯15a、賞球表
示灯15b、完了表示灯15c、第1遊技装飾効果灯1
5d、第2遊技装飾効果灯15e、第3遊技装飾効果灯
15f、大入賞口V入賞表示灯15g、第1保留記憶表
示灯15h、第2保留記憶表示灯15i、第3保留記憶
表示灯15j、第4保留記憶表示灯15kが図示されて
いる。大当り表示灯15a、賞球表示灯15b、完了表
示灯15c、第1遊技装飾効果灯15d、第2遊技装飾
効果灯15e、第3遊技装飾効果灯15f、大入賞口V
入賞表示灯15gには、DC24ボルトで点灯するフィ
ラメント球を採用している。第1保留記憶表示灯15h
にはDC12ボルトを抵抗器51で電流制限した電源で
点灯する発光ダイオードを採用し、第2保留記憶表示灯
15iにはDC12ボルトを抵抗器52で電流制限した
電源で点灯する発光ダイオードを採用し、第3保留記憶
表示灯15jにはDC12ボルトを抵抗器53で電流制
限した電源で点灯する発光ダイオードを採用し、第4保
留記憶表示灯15kにはDC12ボルトを抵抗器54で
電流制限した電源で点灯する発光ダイオードを採用して
いる。表示灯制御部5には電源部30よりDC24ボル
トとDC12ボルト及びDC5ボルトが配線29を経由
して供給される。DC5ボルトは表示灯制御部5が制御
動作するために使用され、DC12ボルト及びDC24
ボルトは表示灯制御部5から表示灯15に配線20を経
由して供給される。そして、表示灯制御部5のCPUが
主制御部2の出力インターフェースからのコマンドHD
0〜HD7及びコントロール信号HINTを入力インタ
ーフェースを介して入力すると、表示灯制御部5のCP
Uが表示灯制御部5のROMに設定されたプログラムを
表示灯制御部5のRAMを記憶装置として用いて表示灯
15に対する表示制御の処理を実行し、その実行結果に
より表示灯15を点灯又は消灯する。表示灯制御部5
は、コントロール信号HINTがアクティブのとき、コ
マンドHD0〜HD7を入力する。
【0020】図6を参照し、電源部30と主制御部2と
効果音制御部6とスピーカ16との関係について説明す
る。効果音制御部6には電源部30よりDC12ボルト
とDC5ボルトとが配線29を経由して供給される。D
C5ボルトは効果音制御部6が制御動作するために使用
され、DC12ボルトは効果音制御部6からスピーカ1
6に配線21を経由して供給される。そして、効果音制
御部6のCPUが主制御部2の出力インターフェースか
らのコマンドSD0〜SD7及びコントロール信号SI
NTを入力インターフェースを介して入力すると、効果
音制御部6のCPUが効果音制御部6のROMに設定さ
れたプログラムを効果音制御部6のRAMを記憶装置と
して用いてスピーカ16に対する効果音制御の処理を実
行し、その実行結果である音声信号をアンプ55及びコ
ンデンサ56を介してスピーカ16に出力する。これに
よって、スピーカ16が効果音を出す。効果音制御部6
は、コントロール信号SINTがアクティブのとき、コ
マンドSD0〜SD7を入力する。
【0021】図7を参照し、電源部30と主制御部2と
賞球払出制御部7と賞球払出機構部17との関係につい
て説明する。賞球払出制御部7には電源部30よりDC
12ボルトとDC5ボルトとが配線29を経由して供給
される。DC5ボルトは賞球払出制御部7が制御動作す
るために使用され、DC12ボルトは賞球払出制御部7
から賞球払出機構部17に配線22を経由して供給され
る。又、賞球払出に必要な補給球確認スイッチ58、オ
ーバーフロー検出スイッチ59、賞球準備検出スイッチ
60、賞球検出スイッチ61へは、主制御部2からDC
12ボルトが供給される。補給球確認スイッチ58は、
補給球が貯蔵されるタンクに設けられており、タンクに
所定量の球が或るときはオフ動作し、タンクの貯蔵量が
所定量以下になるとオン動作し、このオン動作信号を主
制御部2に入力バッファ2hを介して入力する。オーバ
ーフロー検出スイッチ59は、賞球払出機構部17と下
皿とを結ぶ球通路に設けられており、係る球通路に所定
量の球が無い場合はオフ動作し、係る球通路に所定量以
上の球が在る場合にオン動作し、このオン動作信号を主
制御部2に入力バッファ2iを介して入力する。賞球準
備検出スイッチ60は、賞球払出機構部17に設けられ
ており、スプロケットのような賞球払出部よりタンク側
の球通路に所定量の球が無い場合はオフ動作し、係る通
路に所定量以上の球が在る場合はオン動作し、このオン
動作信号が主制御部2に入力バッファ2jを介して入力
する。賞球検出スイッチ61は賞球払出機構部17に設
けられており、スプロケットのような賞球払出部から払
出される球を1個ずつ検出し、この賞球払出計数信号が
主制御部2に入力バッファ2kを介して入力すると共に
賞球払出制御部7に入力バッファ7aを介して入力す
る。そして、賞球払出制御部7のCPUが主制御部2の
出力インターフェースからのコマンドSKD0〜SKD
7及びコントロール信号SKINTを入力インターフェ
ースを介して入力すると、賞球払出制御部7のCPUが
賞球払出制御部7のROMに設定されたプログラムを賞
球払出制御部7のRAMを記憶装置として用いて賞球払
出機構部17に対する賞球払出制御の処理を実行し、そ
の実行結果により出力ドライバ7bを介して賞球払出機
構部17の賞球払出アクチュエータとしての賞球払出ソ
レノイド17aに出力する。これによって、賞球払出機
構部17が賞球を払出す。賞球払出制御部7は、コント
ロール信号SKINTがアクティブのとき、コマンドS
KD0〜SKD7を入力する。
【0022】図8を参照し、電源部30と賞球払出制御
部7と球発射制御部8と球発射機構部18との関係につ
いて説明する。球発射制御部8には電源部30よりDC
24ボルトとDC12ボルト及びDC5ボルトが配線2
9を経由して供給される。DC5ボルトは球発射制御部
8が制御動作するために使用され、DC12ボルトは球
発射機構部18のハンドルボリューム18eや発射アク
チュエータとしての発射ソレノイド18a及びストップ
スイッチ18cに配線23を経由して供給されると共に
タッチ検出回路8cに供給される。ストップスイッチ1
8cとタッチレバー18d及びハンドルボリューム18
eは遊技者が球の発射を操作するハンドルに設けられて
いる。球発射制御部8の発射電圧生成部8aは、遊技者
により操作されるストップスイッチ18cから入力イン
ターフェースを介する入力状況と、タッチレバー18d
からタッチ検出回路8cを介する入力状況と、賞球払出
制御部7から配線13及び入力インターフェースを介す
る発射許可信号(発射許可のコマンド)に基づく入力状
態とに応じ、球発射機構部18中の球を遊技盤面上に発
射するためのアクチュエータたる発射ソレノイド18a
を、ハンドルボリューム18eで調整された電力レベル
により、出力ドライバ8bを介して駆動するための制御
を行う。次の(ア)〜(ウ)の条件が全て成立した時
に、球発射制御部8が発射ソレノイド18aを約99回
/分の割合で変動させる。(ア)ストップスイッチ18
cが押されていない状態、(イ)タッチレバー18dに
人の手が触れたことをタッチ検出回路で検出している状
態、(ウ)賞球払出制御部7からの発射許可信号が発射
許可状態である。ハンドルボリューム18eにより発射
強度が調整される。ストップスイッチ18cは、遊技者
により押下された間、球の発射を停止するためのもので
ある。タッチレバー18dは遊技者が触れていない場合
に発射を禁止するためのものである。ハンドルボリュー
ム18eはパチンコ店側が球の発射強度を調整するため
のボリュームである。
【0023】第1実施形態は、主制御部2から一方向に
出力されるコマンドにより特別図柄制御部4、表示灯制
御部5、効果音制御部6、賞球払出制御部7、球発射制
御部8を制御する形態において、電源部30から主制御
部2、特別図柄制御部4、表示灯制御部5、効果音制御
部6、賞球払出制御部7、球発射制御部8のそれぞれに
必要な電源を個別に供給する構造である。又、パチンコ
機においては、特別図柄制御部4、表示灯制御部5、効
果音制御部6等のように遊技に関係の深い制御部品は遊
技盤に取付けられ、賞球払出制御部7、球発射制御部8
等の遊技に関係の薄い制御部品は本体枠に取付けられて
いるのが一般的である。このため、上記のように電源部
30から主制御部2、特別図柄制御部4、表示灯制御部
5、効果音制御部6、賞球払出制御部7、球発射制御部
8のそれぞれに必要な電源を個別に供給する構造であれ
ば、パチンコ店での新装開店のように遊技盤だけを新旧
交換する場合、本体枠に取付けられた賞球払出制御部
7、球発射制御部8と電源部30との間の配線がそのま
まで良いので、遊技盤の交換作業が簡単となる。
【0024】図9は本発明の第2実施形態を示す。第2
実施形態は、電源部30から主制御部2にDC24ボル
ト、DC12ボルト、DC5ボルトを配線28で供給
し、主制御部2から特別図柄制御部4、表示灯制御部
5、効果音制御部6、賞球払出制御部7等のサブ制御部
にDC24ボルト、DC12ボルト、DC5ボルトを配
線70;71;72;73で個別に供給し、賞球払出制
御部7から球発射制御部8にDC24ボルト、DC12
ボルト、DC5ボルトを配線74で供給することによ
り、電源部30の配線接続数を少なくすると共に電源部
30を小形化できる。又、電源部30からの電源供給が
主制御部2に最初に行われるので、遊技全般を電気的に
制御する主制御部2への電源ノイズの重複を低減し、パ
チンコ機全体の制御動作を安定化することができる。
【0025】図10は本発明の第3実施形態を示す。図
10において、81は主制御部2の電源出力コネクタ、
82は主制御部2の信号出力コネクタ、83は主制御部
2から一方向に出力されるコマンドにより制御動作を行
うサブ制御部であって、前記特別図柄制御部4、表示灯
制御部5、効果音制御部6、賞球払出制御部7等に相当
する。84はサブ制御部83の電源入力コネクタ、85
はサブ制御部83の信号入力コネクタ、86は前記配線
70〜73に相当する電源配線であって、両端にはコネ
クタ87;88が結線されている。89は前記配線9〜
12等に相当する信号配線であって、両端にはコネクタ
90;91が結線されている。92は電源配線86と信
号配線89と一体化する結束バンドである。そして、電
源出力コネクタ81とコネクタ87とが接続され、信号
出力コネク82とコネクタ90とが接続され、電源入力
コネクタ84とコネクタ88とが接続され、信号入力コ
ネクタ85とコネクタ91とが接続されることにより、
主制御部2とサブ制御部83との接続が完了する。
【0026】図11は本発明の第4実施形態を示す。第
4実施形態は、前記コネクタ81;82に相当するコネ
クタ101を単一ボディコネクタとし、前記コネクタ8
4;85に相当するコネクタ102を単一ボディコネク
タとし、前記コネクタ87;90に相当するコネクタ1
03を単一ボディコネクタとし、前記コネクタ88;9
1に相当するコネクタ104を単一ボディコネクタとし
て、電源配線86と信号配線89とを一体化したもので
ある。
【0027】図12は本発明の第5実施形態を示す。第
5実施形態は、主制御部2、特別図柄制御部4、表示灯
制御部5、効果音制御部6、賞球払出制御部7、球発射
制御部8に相当する制御部110がサブ電源部である電
源レギュレータ111を備え、電源レギュレータ111
が前記電源部30から供給されたDC12ボルトのよう
な定電圧電源よりDC5ボルト電源を生成して自身に搭
載された半導体集積回路112に供給することより、前
記電源配線86での電圧降下に基づく電源電圧の変動を
防止できると共に電源配線86を通じて重複される外来
ノイズを低減でき、制御動作の安定化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態を示す構成図。
【図2】 第1実施形態の電源部を示す構成図。
【図3】 第1実施形態の電源部と各種検出スイッチと
主制御部と大入賞口用ソレノイドとの関係を示す構成
図。
【図4】 第1実施形態の電源部と主制御部と特別図柄
制御部と表示器との関係を示す構成図。
【図5】 第1実施形態の電源部と主制御部と表示灯制
御部と各種表示灯との関係を示す構成図。
【図6】 第1実施形態の電源部と主制御部と効果音制
御部とスピーカとの関係を示す構成図。
【図7】 第1実施形態の電源部と主制御部と賞球払出
制御部と賞球払出機構部との関係を示す構成図。
【図8】 第1実施形態の電源部と賞球払出制御部と球
発射制御部と球発射機構部との関係を示す構成図。
【図9】 本発明の第2実施形態を示す構成図。
【図10】 本発明の第3実施形態を示す構成図。
【図11】 本発明の第4実施形態を示す構成図。
【図12】 本発明の第5実施形態を示す構成図。
【符号の説明】
2 主制御部 4 特別図柄制御部 5 表示灯制御部 6 効果音制御部 7 賞球払出制御部 8 球発射制御部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機能別に分別構成された電気的な複数の
    機能部品と、パチンコ店の島側より入力された交流電力
    を複数の異なる所定電圧の直流電力に変換して上記機能
    部品のそれぞれに供給する電源部とがパチンコ機の背面
    に別々に取付けられたことを特徴とするパチンコ機の電
    力供給装置。
  2. 【請求項2】 複数の機能部品が、遊技内容の制御処理
    を行う主制御部と、主制御部より入力された指示信号に
    より機能別毎に特有の制御処理を行うサブ制御部として
    個別に形成されたことを特徴とする請求項1記載のパチ
    ンコ機の電力供給装置。
  3. 【請求項3】 電源部から出力される複数の機能部品へ
    の異なる所定電圧の直流電力が主制御部を介してサブ制
    御部に供給されたことを特徴とする請求項2記載のパチ
    ンコ機の電力供給装置。
  4. 【請求項4】 主制御部からサブ制御部への直流電力の
    供給を行う電源線と、主制御部からサブ制御部への指示
    信号の供給を行う信号線とが、一体化されたことを特徴
    とする請求項2記載のパチンコ機の電力供給装置。
  5. 【請求項5】 主制御部とサブ制御部とが、電源部から
    供給された直流電力から各制御部内に設けられた制御処
    理を行う電気部品動作用の直流電力を生成するサブ電源
    部を個別に備えたことを特徴とする請求項2記載のパチ
    ンコ機の電力供給装置。
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