JP5196464B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ店等の遊技場に設置されるスロットマシン等のメダル遊技機、パチンコ遊技機あるいは雀球遊技機、アレンジボール等の弾球遊技機などの遊技機に関する。
遊技機の1つであるスロットマシンは、一般に、入賞役に当選する確率である出玉率を遊技場側で設定変更可能に構成されている。現在のスロットマシンでは、設定は、遊技者に最も不利な出玉率が設定された設定値1から遊技者に最も有利な出玉率が設定された設定値6まで6段階ある。
ところで、遊技者のごく一部には、遊技場側が適法に設定している出玉率を高い設定値に設定変更することにより、不正にメダルを得る不正行為(いわゆるゴト行為)を行う者(以下「不正行為者」という。)がいる。
そこで、従来では、上記した不正行為を防止するために、以下に示す構成を有するスロットマシンがあった。即ち、このスロットマシンは、筐体内に設けられ、内部動作に関する設定変更を行うための設定スイッチと、上記筐体の開口部を覆う前扉の開閉状態を検出するセンサと、このセンサの出力信号に基づき少なくとも一定時間吹鳴される音響発生器と、上記設定スイッチが操作されたときに予め定められた手順に従い設定変更を行う制御基板とを備えている。この制御基板は、音響発生器の吹鳴終了後に設定変更を許可するが、音響発生器が吹鳴している間に設定スイッチが操作されたときは設定変更を許可しない(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−255294号公報
上記特許文献1に記載されたスロットマシンでは、前扉を開けることなく、前扉に孔を開ける方法や、前扉又は筐体の隙間、メダル投入口、メダル払出口などから針金等を挿入する方法を用いて不正行為を行う場合には対処できない。また、不正行為を行おうとすると音響発生器が吹鳴するので、適法に遊技を行っている他の遊技者にとって迷惑である。さらに、一定時間経過して音響発生が終了しなければ正規に設定変更することができないので、設定変更動作に時間がかかるとともに、設定変更動作を行う管理者等にとって煩わしい。
上記した不都合は、スロットマシンだけでなく、メダルや遊技球などの遊技媒体が不正に払い出される可能性のあるスロットマシン以外のメダル遊技機、パチンコ遊技機あるいは雀球遊技機、アレンジボール等の弾球遊技機などの他の遊技機についても、同様に当てはまる。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、上述のような課題を解決することができる遊技機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明に係る遊技機は、設定スイッチと、遊技機全体を制御するとともに、前記設定スイッチからの設定スイッチ信号に基づいて出玉率の設定変更を行う制御手段とを備え、前記設定スイッチ信号が印加又は中継される接続手段の第1の端子の周囲に存在する複数の第2の端子には、前記設定スイッチ信号をノンアクティブにする信号又は電圧が印加されるように構成され 前記接続手段は、長手方向に、複数の端子が配列されてなる第1の端子群と、複数の端子が配列されてなる第2の端子群とが2段に設けられ、前記接続手段は、前記遊技機の前扉背面に取り付けられた基板に前記第2の端子群側を対向させて固設され、前記第2の端子群に属する各前記端子は、前記接続手段が前記基板に固設されハーネスが接続された状態において、前記接続手段から露出する部分を有さず、前記第1の端子は、前記第2の端子群に属することを特徴としている。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の遊技機に係り、前記第1の端子群に属する各前記端子は所定間隔で配列され、前記第2の端子群に属する各前記端子は前記所定間隔と同一の間隔で配列されてなり、前記第1の端子群に属する各前記端子及び前記第2の端子群に属する各前記端子は、それぞれ略L字状を呈し、前記第1の端子群に属する各前記端子は、前記第2の端子群に属する各前記端子と比べて一回り大きく、前記第2の端子群に属する各前記端子は、前記接続手段が前記基板に固設された状態において、前記第1の端子群に属する各前記端子よりも、前記接続手段の内部に収容されていることを特徴としている。
本発明によれば、安価かつ簡単な構成で、遊技場側が適法に設定している出玉率を高い設定値に設定変更することにより、不正にメダル等の遊技媒体を得る不正行為を防止することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る遊技機の1つであるスロットマシン1の外観構成を示す正面図、図2は、図1に示すスロットマシン1の前扉3の内部構成を示す背面図である。また、図3は、図1に示すスロットマシン1の筐体2の内部構成を示す正面図、図4は、図1に示すスロットマシン1の電気的構成を示すブロック図である。本実施の形態に係るスロットマシン1は、全体形状が略長方形状を呈している筐体2と、この筐体2の開口部を覆うようにして蝶番機構4(図2参照)により開閉可能に取り付けられた前扉3とを備えている。
図3に示すように、筐体2内の中央からやや下端寄りにおいて、側板2aと側板2bとの間に架設された棚板11の上面には、回胴装置12が固設されている。この回胴装置12は、左リール21a、中リール21b及び右リール21cを備えている。左リール21a、中リール21b及び右リール21cは、いずれも略円筒状を呈しており、それぞれが回転自在に、かつ、各回転軸が略同一直線上に位置するように並設されている。左リール21a、中リール21b及び右リール21cの各外周面には、複数種類の図柄が入賞役に応じて1個又は数個ずつ略等間隔に描かれている。但し、図柄の配列は、左リール21a、中リール21b及び右リール21cそれぞれで異なっている。
ここで、入賞役について説明する。入賞役には、一般に、特別役、特定役、小役、リプレイ等がある。特別役とは、通常遊技とは異なる遊技であって遊技者に有利な複数回の特別遊技に移行させるための役である。通常遊技における役の抽選において特別役に当選し、特別役の図柄の組み合わせが有効ラインに停止したとき、即ち特別役が入賞したことを条件として、通常遊技から特別遊技に移行させる。特別遊技は、通常遊技以上にメダル獲得枚数期待値が大きく、遊技者にとって有利となる遊技である。
特別遊技には、例えば、BB(ビックボーナス)ゲーム及びRB(レギュラーボーナス)ゲームが含まれる。これらの特別遊技では、いずれも、上限遊技回数が予め定められている。従って、遊技者は、特別遊技の上限遊技回数を最大限に利用して、当選役をできるだけ多く入賞させることにより、より多くのメダル獲得を目指すこととなる。
また、特定役(SB(シングルボーナス))とは、1回の特別遊技に移行させるための役である。小役とは、所定枚数のメダルを遊技者に払い出す役であり、例えば複数種類設けられている。リプレイとは、前の遊技で投入したメダル枚数を維持した再遊技を行う権利を遊技者に与える役である。
図3に示す左リール21a、中リール21b及び右リール21cの各回転軸には、ステッピングモータ22a、22b及び22c(図4参照)がそれぞれ連結されている。左リール21a、中リール21b及び右リール21cは、対応するステッピングモータ22a、22b及び22cによってそれぞれ駆動されて回転する。回胴装置12の上面には、図3には示さないが、回胴装置基板23(図4参照)が固設されている。
回胴装置12の下方であって、筐体2の底板2cの上面略中央には、ホッパ装置13が固設されている。ホッパ装置13は、前扉3の操作卓3aに穿設されたメダル投入口31a(図1参照)から投入されたメダル(図示略)を貯留するとともに、入賞配当等の際にメダルを払い出す。
このホッパ装置13の図中右隣の底板2c上面には、オーバーフロータンク14が固設されている。オーバーフロータンク14には、ホッパ装置13から溢れたメダルが収容される。一方、ホッパ装置13の図中左隣の底板2c上面には、電源装置15が固設されている。
また、回胴装置12の上方であって、筐体2の背板2dには、メイン制御基板16が固設されている。メイン制御基板16は、スロットマシン1全体を集中制御する。メイン制御基板16は、中央処理装置(CPU)61、ROM62、RAM63、インターフェイス(I/F)回路64等を有するマイコンを中心として構成されている。
一方、図1に示すように、前扉3の前面中央からやや下端寄りには、遊技者側に突出して、操作卓3aが前扉3と一体的に形成されている。前扉3は、例えば、硬質プラスチック等から構成されている。操作卓3aの段部3aaの図中右端近傍には、メダル投入部31が形成されている。メダル投入部31の略中央には、遊技者がメダルを投入するためのメダル投入口31aが穿設されている。
一方、操作卓3aの段部3aaの左端近傍に所定距離離れてそれぞれ穿設された2つの貫通孔(図示略)には、1ベットボタン32及びマックスベットボタン33がそれぞれ嵌合されている。1ベットボタン32及びマックスベットボタン33は、スロットマシン1の1ゲームに賭けるメダルの枚数を指示するためのものである。つまり、遊技者が1ベットボタン32を押圧操作することにより、内部的に貯留されているメダルから1枚のメダルが当該ゲームに対して賭けられる。同様に、遊技者がマックスベットボタン33を押圧操作することにより、内部的に貯留されているメダルから最大枚数(通常、3枚)のメダルが当該ゲームに対して賭けられる。
また、操作卓3aの左端近傍に穿設された貫通孔(図示略)には、精算ボタン34が嵌合されている。精算ボタン34は、ゲームに使用するためにメダル投入口31aから投入されたメダルをキャンセルして払い出させることを指示するとともに、メイン制御基板16が内部的に貯留しているメダルを清算して払い出させることを指示するためのものである。
さらに、操作卓3aにおいて、上記精算ボタン34の図中右隣には、スタートレバー35が固設されている。スタートレバー35は、上記回胴装置12を構成する左リール21a、中リール21b及び右リール21cの一斉回転の開始を指示するためのものである。このスタートレバー35は、先端に球形状を呈する操作ノブを有する揺動可能な操作桿を備えている。スタートレバー35は、遊技者により操作されていない状態では、操作桿が操作卓3aの正面に対して直交する姿勢を保持している(オフ状態)。遊技者が操作ノブを把持して操作桿を上下左右のいずれかの方向に傾倒操作すると、スタートレバー35はオン状態となる。その後、遊技者が操作桿から手を離すと、内蔵された図示せぬスプリングの付勢力によって操作桿が元の位置に戻り、スタートレバー35は再びオフ状態となる。
また、操作卓3aの正面略中央には、ストップボタン36a、36b及び36cがそれぞれ所定間隔離れて並設されている。ストップボタン36a、36b及び36cは、上記左リール21a、上記中リール21b及び上記右リール21cの配列にそれぞれ対応しており、対応する上記左リール21a、上記中リール21b又は上記右リール21cのそれぞれの回転停止をそれぞれ指示するためのものである。
一方、操作卓3aの図中右端近傍には、前扉3を開錠するためのキー(図示略)が挿入される鍵穴37が穿設されている。この鍵穴37にスロットマシン1の管理者等が所定の前扉キーを挿入して開錠操作すると、蝶番機構4によって筐体2に取り付けられている前扉3を上記蝶番機構4を軸として前方へ開くことができる。一方、スロットマシン1の管理者等が前扉3を筐体2側に閉じ、前扉3の上記鍵穴37近傍を筐体2側に押し付ける操作をすると、自動的に施錠される。
操作卓3aの上方には、中パネルユニット41が取り付けられている。この中パネルユニット41の略中央には、筐体2内の略中央に固設された回胴装置12に対応して、略長方形状を呈する透明な表示窓41aが形成されている。このため、遊技者は、回胴装置12を構成する左リール21a、中リール21b及び右リール21cがそれぞれ停止した状態において、上記表示窓41aから、各リール21a、21b及び21cのそれぞれの外周面に描かれた縦3行、横3列の図柄を目視することができる。
中パネルユニット41の左右には、サイドランプ42a及び42bが取り付けられている。また、中パネルユニット41の上方には、上パネル部43が設けられている。この上パネル部43は、上部ランプ43a、放音部43b及び43c並びに画像表示部43d等から概略構成されている。上部ランプ43aは、前扉3の上端略中央に取り付けられている。
サイドランプ42a及び42b並びに上部ランプ43aは、それぞれ高輝度の発光ダイオード(LED)等を内蔵している。後述するサブ制御基板47(図2及び図4参照)は、リーチや大当たり等の際に遊技者の視覚に訴える演出を行うために、サイドランプ42a及び42b並びに上部ランプ43aをそれぞれ点灯又は点滅させる。
放音部43b及び43cは、前扉3の左右それぞれの端部3b及び3c近傍であって、中パネルユニット41の上部に接して取り付けられている。放音部43b及び43cは、それぞれスピーカ43ba及び43ca(図2参照)を内蔵している。後述するサブ制御基板47(図2及び図4参照)は、ゲーム中に遊技者の聴覚に訴える演出を行うために、当該ゲームの進行に応じて選択した効果音や楽音等を放音部43b及び43cから放出させる。
上記した放音部43bと放音部43cとの間には、画像表示部43dが設けられている。画像表示部43dは、例えば、液晶パネル又はプラズマディスプレイパネル(PDP)等のディスプレイを有している。後述するサブ制御基板47(図2及び図4参照)は、当該ゲームにストーリー性を与えたり、遊技者に内部当選結果を暗示して期待感を惹起させたりする等の演出を行うために、画像表示部43dにゲームの進行に応じて選択した動画像又は静止画像を表示させる。
一方、操作卓3aの下方には、下パネル44が取り付けられている。下パネル44には、スロットマシン1のモデルタイプ等を遊技者へ認識させるため、例えば登場キャラクターの絵等が描かれている。
さらに、下パネル44の下方、即ち、前扉3の下端には、受皿ユニット45が前扉3と一体的に形成されている。受皿ユニット45の図中右端から左端近傍にかけて、メダルを貯留するための受け皿45aが前扉3と一体的に形成されている。受皿ユニット45の背板45bのうち、上記受け皿45aの左右端近傍には、放音部45c及び45dがそれぞれ設けられている。放音部45c及び45dは、それぞれスピーカ45ca及び45da(図2参照)を内蔵している。後述するサブ制御基板47(図2及び図4参照)は、ゲーム中に遊技者の聴覚に訴える演出を行うために、当該ゲームの進行に応じて選択した効果音や楽音等を放音部45c及び45dから放出させる。
また、受皿ユニット45の背板45bの中央やや左寄りには、入賞時にメダルが排出されたり、後述するメダルセレクタ50(図2及び図4参照)により不適であるとして排除され落下したメダル等が排出されたりするメダル払出口45eが穿設されている。メダル払出口45eは、略長方形状を呈している。受皿ユニット45の左端近傍には、遊技者の喫煙に供するための灰皿46が設けられている。
次に、前扉3の背面側の構成について、図2を参照して説明する。図2において、図1の各部に対応する部分には同一の符号を付け、その説明を省略する。前扉3の背面の上端近傍、即ち、図1に示す画像表示部43dの背面側には、サブ制御基板47が固設されている。サブ制御基板47は、主として、ゲームの演出に関して、前扉3に取り付けられている各部を制御する。サブ制御基板47は、CPU71、ROM72、RAM73、インターフェイス(I/F)回路74等を有するマイコンを中心として構成されている。ROM72には、後述する通常時演出内容等の各種の演出パターンが予め記憶されている。
サブ制御基板47の両端近傍には、上記した放音部43b及び43cをそれぞれ構成するスピーカ43ba及び43caがそれぞれ取り付けられている。サブ制御基板47の下方であって、表示窓41aの上方には、中パネルユニット41を構成するリール照明部48が取り付けられている。リール照明部48は、例えば、冷陰極蛍光管等を有し、左リール21a、中リール21b及び右リール21cの各外周面を照明する。
一方、表示窓41aの下方には、中パネルユニット41を構成する中央表示基板49が取り付けられている。中央表示基板49の略中央には、内部動作に関する設定変更、例えば、入賞役に当選する確率である出玉率を設定変更を行うための設定スイッチ91が設けられている。また、中央表示基板49の図中右端近傍には、メイン制御基板16と信号の送受信を行うための図示せぬハーネスが接続されるフラットケーブルコネクタ92が固設されている。
中央表示基板49の図中左下端近傍、即ち、図1に示すメダル投入部31の背面側には、メダルセレクタ50が取り付けられている。メダルセレクタ50は、上記メダル投入部31から投入されたメダルの適否を判別し振り分ける装置である。メダルセレクタ50は、投入されたメダルが適正であると判定した場合、上記中央表示基板49を介してメイン制御基板16へメダル受付信号を供給する。メイン制御基板16は、メダル受付信号を受信するごとにクレジットを加算して内部的にメダルを貯留する。
メダルセレクタ50の図中右隣には、メダルガイド部51が設けられている。このメダルガイド部51は、上記メダルセレクタ50によって選別され検出された適正なメダルを筐体2に固設されているホッパ装置13へ案内する。また、メダルセレクタ50の下方には、フローシュート52が設けられている。このフローシュート52は、上記メダルセレクタ50により不適であるとして排除され落下したメダル又は異物を、前扉3の受皿ユニット45の背板45bに穿設されているメダル払出口45eへ案内する。さらに、このフローシュート52と一体的にメダル払出通路53が設けられている。メダル払出通路53は、前扉3が施錠された状態において、筐体2に固設されているホッパ装置13のメダル排出口13a(図3参照)に当接し、ホッパ装置13から払い出されたメダルを、上記メダル払出口45eへ案内する。メダル払出通路53の図中右隣には、上記した放音部45cを構成するスピーカ45caが取り付けられている。一方、前扉3の背面の図中左下端近傍には、上記した放音部45dを構成するスピーカ45daが取り付けられている。
次に、本発明の実施の形態に係るスロットマシン1の電気的構成について、図4に示すブロック図を参照して、説明する。なお、図4では、サイドランプ42a及び42b並びに上部ランプ43aについて、便宜上、単に「ランプ」として示している。メイン制御基板16では、CPU61は、ROM62に予め記憶されているシステムプログラム及びスロットマシンゲーム用のプログラムを読み出し、RAM63を用いるなどして実行し、回胴装置基板23、サブ制御基板47、中央表示基板49及び電源装置基板81にそれぞれ所定の命令を含む制御信号を供給してそれぞれに分散制御を行わせることにより、スロットマシン1全体を集中制御する。
I/F回路64は、メイン制御基板16と、サブ制御基板47、回胴装置基板23、中央表示基板49及び電源装置基板81との間で行われる信号の送受信の際に、タイミングの制御等を行う。但し、メイン制御基板16とサブ制御基板47との間では、メイン制御基板16からサブ制御基板47への信号の送信は行われるが、サブ制御基板47からメイン制御基板16への信号の送信は行われない。
中央表示基板49は、前扉3の操作卓3aに取り付けられている、1ベットボタン32、マックスベットボタン33、精算ボタン34、スタートレバー35、ストップボタン36a、36b及び36c等がそれぞれ操作されたことにより発生する各種信号を受信してメイン制御基板16へ転送する中継基板として機能する。また、中央表示基板49は、メダルセレクタ50から出力されるメダル受付信号等を受信してメイン制御基板16へ転送することにより、メダル投入部31に投入されたメダルの枚数、異物の投入や目詰まりの発生等を報知する。さらに、中央表示基板49は、設定スイッチ91が操作されたことにより発生する設定スイッチ信号をメイン制御基板16へ供給する。このような中央表示基板49とメイン制御基板16との間の信号の送受信は、図2に示すフラットケーブルコネクタ92に接続される図示せぬハーネスを介して行われる。
サブ制御基板47では、CPU71は、ROM72に予め記憶されているプログラム及びデータ等を読み出し、前扉3各部の制御、特に遊技者に対する演出の制御を行う。ROM72には、遊技中の演出(役の当選可能性の告知演出等)に必要なプログラム及びデータ等が予め記憶されている。上記ROM72に予め記憶されているデータ等には、画像表示部43dに表示されるキャラクタ、文字及び背景等の動画像データ及び静止画像データも含まれている。一方、RAM63は、CPU71等が各種の制御を行ったり、画像を作成したりする時に用いられ、データ等が一時的に記憶される。上記RAM73に記憶されるデータ等には、ROM72から読み出したデータ等に基づき表示すべき画像データも含まれている。
これにより、サブ制御基板47は、メイン制御基板16から演出に関する制御信号が供給された場合には、サイドランプ42a及び42b、上部ランプ43a並びに放音部43b、43c、45c及び45dを駆動するとともに、画像表示部43dに演出に関する動画像データ又は静止画像データを供給することにより、遊技者の視覚及び聴覚に訴える演出を行う。
回胴装置基板23は、左リール21a、中リール21b及び右リール21cのそれぞれの回転と制動及び停止の制御を行うために、メイン制御基板16から供給される回胴駆動(励磁)パルスデータに基づいて、ステッピングモータ22a、22b及び22cへそれぞれ4相の駆動パルス信号を供給する。
電源装置基板81には、上記ホッパ装置13及び上記電源装置15がそれぞれ接続されているとともに、電源スイッチ82及び設定キーシリンダ83が取り付けられている。電源装置基板81には、上記電源装置15で発生される各種電源電圧を上記ホッパ装置13その他の各部に配電する配電回路(図示略)が形成されており、この配電回路からスロットマシン1の動作に必要な電源を供給する。また、電源装置基板81は、メイン制御基板16からホッパモータ駆動信号が供給された場合には、ホッパ装置13を制御してメダルの払い出しを行わせる。
電源スイッチ82は、電源装置15のオン/オフを切り換えるためのスイッチである。設定キーシリンダ83には、内部動作に関する設定変更をする際に使用される設定キーが挿入される鍵穴(いずれも図示略)が穿設されている。
ここで、出玉率を適法に設定変更する方法について説明する。
(A)まず、スロットマシン1の管理者等(以下単に「管理者」という。)は、図1に示す前扉3を構成する操作卓3aの図中右端近傍に穿設されている鍵穴37に所定の前扉キーを挿入して開錠操作する。
(B)次に、管理者は、筐体2の電源装置基板81に取り付けられている電源スイッチ82をオフ操作する。これにより、電源装置基板81は、スロットマシン1の動作に必要な電源を各部に供給する通常給電状態からスタンバイ状態へ移行する。
(C)次に、管理者は、電源スイッチ82をオフ状態にしたままで、電源装置基板81に取り付けられている設定キーシリンダ83に穿設されている鍵穴(図示略)に設定キーを挿入し、当該設定キーを所定方向(例えば、時計回り方向)へ所定角度回すことにより、設定キーをオン操作する。これにより、メイン制御基板16のCPU61は、スロットマシン1の動作モードを設定変更モードに切り換える。
(D)次に、管理者は、電源スイッチ82をオン操作して元に戻す。これにより、電源装置基板81は、上記スタンバイ状態から再び上記通常給電状態へ移行する。
(E)次に、管理者は、前扉3の背面側略中央に取り付けられている中央表示基板49の略中央に設けられている設定スイッチ91(図2参照)を適宜オン操作する。これにより、メイン制御基板16のCPU61は、設定スイッチ91がオン操作されるごとに、設定値を設定値1から設定値6の範囲で1ずつ増加させ、設定値6に到達すると設定値1へ戻り、再び設定値1から1ずつ増加させていく。
(F)次に、管理者は、設定値を所望の設定値とした状態で、前扉3を構成する操作卓3aの左端近傍に固設されているスタートレバー35をオン操作する。これにより、メイン制御基板16のCPU61は、その設定値に対応している出玉率を内部設定する。
(G)次に、管理者は、設定キーを反時計回り方向へ回して戻す。これにより、メイン制御基板16のCPU61は、上述の内部設定した出玉率を確定するとともに、設定変更モードを終了する。
(H)次に、管理者は、設定キーを設定キーシリンダ83に穿設された鍵穴から抜いて、前扉3を筐体2側に閉じ、前扉3の上記鍵穴37近傍を筐体2側に押し付ける操作をする。これにより、スロットマシン1は、自動的に施錠され、上記確定された出玉率でゲームを行うことが可能となる。
次に、本発明に係る実施の形態の特徴について、図5〜図7を参照して説明する。図5は、フラットケーブルコネクタ92の外観構成を示す正面図、図6は、フラットケーブルコネクタ92の外観構成を示す上面図、図7は、図6のA−A断面図である。なお、このフラットケーブルコネクタ92は、図2に示すように、図6に示す上面が前扉3の上端側に向くように、前扉3に実装される。フラットケーブルコネクタ92のハウジング93は、例えば、ガラス入りPBT(ポリブチレンテレフタレート:Polybutylene terephthalate)樹脂からなる。このハウジング93には、合計50個のコンタクト941〜9450が、25個ずつ2段に所定間隔でそれぞれ穿設された対応する穴(図示略)にそれぞれ嵌合されている。各コンタクト941〜9450は、例えば、黄銅、ニッケル又はりん青銅等からなり、金又は錫等のめっきが施されている。
コンタクト941〜9450の符号のそれぞれの添え字は、各コンタクト941〜9450にそれぞれ付与された番号(以下「コンタクト番号」という。)に対応している。各コンタクト941〜9450は、図7に示すように、それぞれ略L字状を呈している。図7に示すように、奇数のコンタクト番号が付与されたコンタクト941、943、…、9449は、偶数のコンタクト番号が付与されたコンタクト942、944、…、9450と比べて、一回り大きい。奇数のコンタクト番号が付与されたコンタクト941、943、…、9449は、図6に示すように、それぞれの一部がハウジング93の背面から露出している。
本実施の形態では、各コンタクト941〜9450には様々な信号又は電圧等が割り当てられているが、以下ではその一部を示す。
(1)コンタクト番号31:エラー解除センサ信号
(2)コンタクト番号32:1枚投入センサ信号
(3)コンタクト番号33:3枚投入センサ信号
(4)コンタクト番号34:設定スイッチ信号
(5)コンタクト番号35:精算スイッチ信号
(6)コンタクト番号42:接地電圧(GND)
(7)コンタクト番号43:接地電圧(GND)
(8)コンタクト番号44:接地電圧(GND)
(9)コンタクト番号45:接地電圧(GND)
(10)コンタクト番号46:接地電圧(GND)
(11)コンタクト番号47:接地電圧(GND)
(12)コンタクト番号48:接地電圧(GND)
このように、設定スイッチ信号は、偶数のコンタクト番号34のコンタクトに印加されている。このため、設定スイッチ信号が印加されるコンタクト番号34のコンタクトの一部は、ハウジング93の背面から露出していない。また、コンタクト番号34のコンタクトの周囲に存在するコンタクト番号33及び35のそれぞれのコンタクトに印加される3枚投入センサ信号及び精算スイッチ信号は、通常時では”H”レベル、即ち、複数の電源電圧のいずれかに設定されている。さらに、接地電圧(GND)は、設定スイッチ信号が印加されるコンタクト番号34のコンタクトより離れたコンタクト番号42〜48のそれぞれのコンタクトに設定されている。
従って、以下に示す不正行為者の不正行為を防止することができる。即ち、不正行為者は、遊技場側が適法に設定している出玉率を高い設定値に設定変更するために、まず、不正に入手した前扉キーを用いて上記(A)〜(D)の動作を行うか、何らかの不正な方法で前扉3を開錠した後、上記(B)〜(D)の動作を行う。
次に、不正行為者は、スロットマシン1の前扉3を閉じ、前扉3に開けた孔や、前扉3又は筐体2の隙間、メダル投入口31a、メダル払出口45eなどから針金等を挿入して、前扉3の背面側の中央表示基板49に固設されているフラットケーブルコネクタ92の上記設定スイッチ信号が印加されているコンタクトと、これに隣接するコンタクトとを短絡させようする。
しかし、本実施の形態によれば、設定スイッチ信号は、ハウジング93の背面から露出していない偶数のコンタクト番号34のコンタクトに印加されており、上記針金等が接触することはない。また、本実施の形態によれば、コンタクト番号34のコンタクトの周囲に存在するコンタクト番号33及び35のそれぞれのコンタクトに印加される3枚投入センサ信号及び精算スイッチ信号は、通常時では”H”レベル、即ち、複数の電源電圧のいずれかに設定されている。さらに、接地電圧(GND)は、設定スイッチ信号が印加されるコンタクト番号34のコンタクトより離れたコンタクト番号42〜48のそれぞれのコンタクトに設定されている。従って、設定スイッチ信号が印加されているコンタクト番号34のコンタクトを短絡することはできない。これにより、安価かつ簡単な構成で、不正なメダルの払い出しを防止することができる。
さらに、本実施の形態によれば、不正行為が行われようとしても、上記特許文献1に記載された従来技術のように、音響発生器が吹鳴することはないので、適法に遊技を行っている他の遊技者は迷惑を被らない。また、本実施の形態によれば、出玉率を適法に設定変更する場合には、上記(A)に示す前扉3の開錠操作後、直ちに、上記(B)に示す操作を行うことができるので、管理者は、設定変更動作を短時間で行うことができるとともに、煩わしくない。
ここで、参考のために、従来のスロットマシンを構成する中央表示基板に取り付けられているフラットケーブルコネクタのコンタクトの配列の一例について説明する。フラットケーブルコネクタの構成及びコンタクト番号の付与方法は、上記フラットケーブルコネクタ92の構成及びコンタクト番号の付与方法と同様である。従来では、各コンタクトの一部には、例えば、以下に示す信号又は電源電圧等が割り当てられていた。
(i)コンタクト番号45:接地電圧(GND)
(ii)コンタクト番号47:設定スイッチ信号
(iii)コンタクト番号49:接地電圧(GND)
設定スイッチ信号は、ハウジング93の背面から一部が露出している奇数のコンタクト番号45のコンタクトに印加されており、上記針金等を接触させることができる。設定スイッチ信号が印加されるコンタクト番号47のコンタクトに隣接するコンタクト番号45及び49のそれぞれのコンタクトには、接地電圧が印加されている。従って、不正行為者がスロットマシン1の内部に針金等を挿入してこのような中央表示基板に取り付けられているフラットケーブルコネクタの上記コンタクト番号47のコンタクトを容易には短絡することができる。これにより、不正行為者は、上記(E)に示す操作以降の操作を行うことにより、不正に出玉率を高い設定値に設定変更することができてしまう。
このように、本発明の実施の形態によれば、設定スイッチ信号は、ハウジング93の背面から露出していない偶数のコンタクト番号34のコンタクトに印加されているとともに、このコンタクト番号34のコンタクトの周囲には、通常時は電源電圧が出現するコンタクトが存在するようにコンタクトを配列している。従って、不正行為者がスロットマシン1の内部に針金等を挿入して中央表示基板49に取り付けられているフラットケーブルコネクタ92の上記コンタクト番号34のコンタクトを短絡させようとしても、容易には短絡することはできず、短絡するためには、不正行為者は、不自然な姿勢をとらざるを得ない。この結果、スロットマシン1の管理者は、このような不正行為を容易に発見することができるので、不正な出玉率の変更を未然に防ぐことができる。
以上、本発明の実施の形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
例えば、上述の実施の形態では、フラットケーブルコネクタ92のコンタクトの配列を上記した(1)〜(12)とする例を示したが、これに限定されない。要するに、設定スイッチ信号が印加されるコンタクトが容易に短絡できない配列であればどのような配列でも良い。また、設定スイッチ信号が入力される第1のハウジングと、接地電圧(GND)に設定されやすい信号が入力される第2のハウジングとを別々に設けても良い。この場合、第1のハウジングには、設定スイッチ信号が印加されるコンタクトの他、電源電圧が出現するコンタクトを設けると良い。
また、上述の実施の形態では、”H”レベルの設定スイッチ信号が出力されるごとに、設定値が大きい設定値に変更されるため、設定スイッチ信号が印加されるコンタクトを短絡する不正行為が行われることを前提とする例を示したが、これに限定されない。設定スイッチ信号の論理は、正論理でも負論理でもいずれでも良い。設定スイッチ信号の論理が負論理の場合には、設定スイッチ信号が印加されるコンタクトの周囲に存在するコンタクトには、接地電圧が出現するものを配列すれば良い。
要するに、設定スイッチ信号が印加されるコンタクトの周囲に存在する複数のコンタクトには、設定スイッチ信号をノンアクティブにする、即ち、短絡しても設定値が大きい設定値に変更されないような信号又は電圧が印加されるように構成すれば良い。さらに、設定スイッチ信号が印加される接続手段は、図5〜図7に示す形状を呈するフラットケーブルコネクタ92に限らず、あらゆる形状を呈するコネクタ、ハウジングでもよく、これらはいわゆる雄でも雌でも良く、設定スイッチ信号が印加される端子は、コンタクトでもピンでもいずれでも良い。
また、上述の実施の形態では、設定スイッチ91は、中央表示基板49の略中央に設けられている例を示したが、これに限定されず、メイン制御基板16に一体的に設けられていても良い。
また、上述の実施の形態では、本発明を中央表示基板49に取り付けられるフラットケーブルコネクタ92に適用する例を示したが、これに限定されず、メイン制御基板16に取り付けられるフラットケーブルコネクタについても適用することができる。
また、上述の実施の形態では、本発明をスロットマシン1等の遊技機に適用する例を示したが、これに限定されず、本発明は、スロットマシン以外のメダル遊技機、パチンコ遊技機あるいは雀球遊技機、アレンジボール等の弾球遊技機などの他の遊技機にも適用することができる。つまり、これらの遊技機も、上記したスロットマシン1と同様に、設定スイッチと、遊技機全体を制御するとともに、設定スイッチからの設定スイッチ信号に基づいて出玉率の設定変更を行う制御手段とを備えている。設定スイッチとメイン制御基板とは、ハーネス及びハウジング等の接続手段を介して接続され、設定スイッチからメイン制御基板に上記設定スイッチ信号が供給されている。そして、上記設定スイッチ信号が印加されるハウジングの端子やメイン制御基板に中継するための接続手段の端子と、電源電圧又は接地電圧が印加される端子とを短絡することにより、遊技場側が適法に設定している出玉率を高い設定値に設定変更する不正行為が行われることがある。
従って、これらの遊技機においても、設定スイッチ信号が印加又は中継される接続手段の第1の端子の周囲に存在する複数の第2の端子には、設定スイッチ信号をノンアクティブにする信号又は電圧が印加されるように構成すれば良い。このように構成することにより、上述の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
本発明の実施の形態に係る遊技機の1つであるスロットマシンの外観構成を示す正面図である。 図1に示すスロットマシンの前扉の内部構成を示す背面図である。 図1に示すスロットマシンの筐体の内部構成を示す正面図である。 図1に示すスロットマシンの電気的構成を示すブロック図である。 図1に示すスロットマシンを構成する中央表示基板に取り付けられるフラットケーブルコネクタの外観構成を示す正面図である。 図5に示すフラットケーブルコネクタの外観構成を示す上面図である。 図6のA−A断面図である。
符号の説明
1…スロットマシン、2…筐体、2a,2b…側板、2c…底板、2d…背板、3…前扉、3a…操作卓、3aa…段部、3b,3c…端部、4…蝶番機構、11…棚板、12…回胴装置、13…ホッパ装置、13a…メダル排出口、14…オーバーフロータンク、15…電源装置、16…メイン制御基板(制御手段)、21a…左リール、21b…中リール、21c…右リール、22a,22b,22c…ステッピングモータ、23…回胴装置基板、31…メダル投入部、31a…メダル投入口、32…1ベットボタン、33…マックスベットボタン、34…精算ボタン、35…スタートレバー、36a,36b,36c…ストップボタン、37…鍵穴、41…中パネルユニット、41a…表示窓、42a,42b…サイドランプ、43…上パネル部、43a…上部ランプ、43b,43c…放音部、43ba,43ca…スピーカ、43d…画像表示部、44…下パネル、45…受皿ユニット、45a…受皿、45b…背板、45c,45d…放音部、45ca,45da…スピーカ、45e…メダル払出口、46…灰皿、47…サブ制御基板、48…リール照明部、49…中央表示基板、50…メダルセレクタ、51…メダルガイド部、52…フローシュート、53…メダル払出通路、61,71…CPU、62,72…ROM、63,73…RAM、64,74…I/F回路、81…電源装置基板、82…電源スイッチ、83…設定キーシリンダ、91…設定スイッチ、92…フラットケーブルコネクタ(接続手段)、93…ハウジング、941〜9450…コンタクト(端子)

Claims (2)

  1. 設定スイッチと、
    遊技機全体を制御するとともに、前記設定スイッチからの設定スイッチ信号に基づいて出玉率の設定変更を行う制御手段とを備え、
    前記設定スイッチ信号が印加又は中継される接続手段の第1の端子の周囲に存在する複数の第2の端子には、前記設定スイッチ信号をノンアクティブにする信号又は電圧が印加されるように構成され
    前記接続手段は、長手方向に、複数の端子が配列されてなる第1の端子群と、複数の端子が配列されてなる第2の端子群とが2段に設けられ、
    前記接続手段は、前記遊技機の前扉背面に取り付けられた基板に前記第2の端子群側を対向させて固設され、
    前記第2の端子群に属する各前記端子は、前記接続手段が前記基板に固設されハーネスが接続された状態において、前記接続手段から露出する部分を有さず、
    前記第1の端子は、前記第2の端子群に属することを特徴とする遊技機。
  2. 前記第1の端子群に属する各前記端子は所定間隔で配列され、前記第2の端子群に属する各前記端子は前記所定間隔と同一の間隔で配列されてなり、
    前記第1の端子群に属する各前記端子及び前記第2の端子群に属する各前記端子は、それぞれ略L字状を呈し、
    前記第1の端子群に属する各前記端子は、前記第2の端子群に属する各前記端子と比べて一回り大きく、
    前記第2の端子群に属する各前記端子は、前記接続手段が前記基板に固設された状態において、前記第1の端子群に属する各前記端子よりも、前記接続手段の内部に収容されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
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