JP2005052322A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 AT抽選を物理的に行い遊技者にAT抽選を視認させる遊技機を提供する。
【解決手段】 BB(ビックボーナス)終了後に、通路902の上部に駐留されている複数個の球体903のうちの1つが排出されクルーン900へ落下する。球体903はクルーン900を周回し、通過孔900a〜900cのうちの1つを通過する。通過孔900aが入賞孔であり、球体903が通過孔900aを通過すると通過センサ904が球体903の通過を検知する。次に球体903はクルーン901を周回し、特別役の発動回数を決定する通過孔901a〜901cのいずれかに入球する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、遊技者に対して特別役の抽選を物理的に行い、遊技者に対して抽選を視認できるようにした遊技機に関するものである。
従来、スロットマシンにおいて、AT(アシストタイム)機能が搭載されたスロットマシンが数多く出されている。このAT機能は、ある条件下において遊技者に対して、リールのストップボタンの押し順等の告知を行うことで、有利な払出しを行わせる機能である。
詳しくは、通常の払出しは、スロットマシンの主基板によって行われた抽選結果に基づき、リールに描かれた図柄の組み合わせにて行っているのに対して、このAT機能は、サブ基板に主基板からの所要時に出されるコマンドを受けて、サブ基板にて抽選を行い、当選すれば所要の遊技回数を遊技者に告知をすることで小役を取らせようとしたものである(特許文献1参照)。
特開2001−293141号公報
しかしながら、AT機能の抽選は、サブ基板に主基板からの所要時に出されるコマンドを受けた際にサブ基板内でソフト的に行われている。そのため、遊技者は、何時抽選が行われているか判断できないため、AT機能の面白さが半減されてしまう。
さらには、ATに当選しているにも関わらず、ATが発動する前に遊技を止めてしまう遊技者がいるなどの遊技の公正を欠く問題点がある。
本発明は係る問題に鑑みてなされたものであり、AT抽選を物理的に行うことで、遊技者がAT抽選を視認できる遊技機を提供する。
上記目的を達成するために、請求項1記載の遊技機は、遊技の開始毎に主基板による抽選結果により決定される通常当選役と、当選役より遊技者にとって付加価値の高い特別当選役を備え、特別役は、主基板から所要時に発信されるコマンドを受けて副基板の抽選手段により決定される遊技機において、抽選手段は、球体が周回できる凹状の皿体の所要箇所に、球体が通過できる複数の通過孔を設け、主基板からコマンドを受けた際に、球体を皿体にて周回させ、球体が所定の孔を通過した際には、特別役を発動するように制御することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の遊技機であって、皿体には通過孔が複数個設けられており、複数個の通過孔のいずれか1つに球体の通過を検知する検出センサを設け、検出センサ付きの通過孔を通過した際には特別役を発動するように制御することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の遊技機であって、抽選手段は、皿体の下段に同様の皿体を設け、球体が、所定の孔を通過した場合にのみ下段の皿体に移行するように構成し、下段の皿体には、特別役の発動回数を提示する孔が所要個設けられており、特別役が発動した場合に、遊技者に発動回数を提示できるようにしたことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の遊技機であって、下段の皿体に設けられている孔には、それぞれに球体が入球したことを検知する入球センサが設けられていることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項3記載の遊技機であって、下段の皿体に設けられている孔には、それぞれ特別役の発動回数が決められており、球体が孔のいずれか1つに入球したときに、入球センサが球体の入球を検知し、副基板に入球を示すコマンドを発信することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1から3のいずれか1項に記載の遊技機であって、主基板から副基板に対して特別役の抽選を指示するコマンドは、ビックボーナス終了時に発信されるようにしたことを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1記載の遊技機であって、遊技機は、遊技者が意図的にスロットマシンへ振動を与えることで球体を特別役が発動する通過孔へ通過させようとする不正行為に対して、ある一定の振動を検知したら特別役に当選しても特別役を発動させないようにする振動センサを設けることを特徴とする。
上記に示す課題から本発明の遊技機は、抽選手段に凹状の皿体、いわゆるクルーンを用いることが特徴である。クルーンには複数個の孔が設けられており、複数個の1つが特別役に入賞する孔であり、そこに球体が通過すると特別役は発動する構成となっている。これにより遊技者は、従来のAT抽選機能のようにソフトウェア的に行われてきたAT抽選を、クルーンを用いてAT抽選を行うことから、特別役の当選、非当選を視認することができる。
このことから、遊技者が特別役に当選しているにも関わらず、特別役が発動する前に遊技を止めてしまうといった遊技の公正を欠くといったことを解消することができる。
また、クルーンを周回する球体の軌道自体が抽選表示であり、孔に落ちるまでの無限の様々な軌道を描くことにより遊技者の興味を引くことになる。さらに、予め当落が決められているような疑念も生じなくなる。
また振動センサを設けることで、スロットマシン本体に遊技者が振動を与えることで、球体をクルーンに設けられている入賞する孔へ落とそうする不正を防止することができる。
次に添付図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
図1は、スロットマシンの外部構造を示した図である。図2は、クルーンの設置位置を示した図である。図3は、図1に示したスロットマシンの内部構造を概略的に表した平面図である。図4は、本発明の実施形態における制御システムの構成を示した図である。図5は、本発明の実施形態におけるクルーンの構成を示した図である。図6は、実施例1におけるAT抽選を行うクルーンの構成を示した図である。図7は、実施例2におけるAT抽選を行うクルーンの構成を示した図である。図8は、クルーンの上面を示した図である。図9は、実施例1におけるAT抽選を行うクルーンの処理動作を示した図である。図10は、実施例2におけるAT抽選を行うクルーンの処理動作を示した図である。
図1は、本スロットマシン100の外部構造を概説すると、本スロットマシン100は、遊技者に面するフロントドア101と、フロントドア101が開閉可能に取り付けられた後述の筐体102とを備えて構成されている。
フロントドア101は、機械的に強固な硬質プラスチックで成形された上部パネル部103と中部パネル部104及び下部パネル部105とを備えて構成されている。
上部パネル103には、上部ランプと呼ばれる演出用ランプ103aと、スピーカが取り付けられた放音部103b、103cと、透明な硬質プラスチック板で形成された略長方形の透過窓103dが設けられ、透過窓103dからは、図2に示すようにクルーン900,901及び通路902、球体903を見ることができる。
中部パネル部104には、透明な硬質プラスチック板で形成された略長方形の透過窓WDと、演出用ランプ104a、104bが設けられ、筐体102内に設けられている回胴リール装置200の回胴リールR1、R2、R3を遊技者が透過窓WDを介して見ることが可能となっている。
さらに、中部パネル部104の下端には、遊技者が操作するための操作部104cが設けられ、操作部104cには、スロットマシンゲームを行うのに必要な遊技メダルを投入するためのメダル投入部MDと、1ゲーム当たりのメダル数を提示するためのベットボタンB1,B2,B3と、1ゲームの開始を指示するためのスタートレバーSTと、回転中の回胴リールR1,R2,R3を個別に停止させるためのストップボタンSP1,SP2,SP3が設けられている。さらに、回胴リールR3の右側には演出表示装置104eが設けられている。
さらに、メダル投入部MDの近傍に、フロントドア101を開錠するための鍵穴KYが設けられている。そして、遊技場側の事業者や管理者が、鍵穴KYに正規の鍵を挿入して開錠操作すると施錠機構(図示略)を解除し、フロントドア101を筐体102から開くことが可能となっている。
下部パネル部105には、本スロットマシン100のゲーム内容を紹介等するための画像(図示略)が描かれており、さらに遊技者の獲得した枚数の遊技のメダルを払い出すための排出口105a及び受皿105bと、スピーカが取り付けられた放音部105cが設けられている。
次に、図3を参照して、フロントドア101の裏面構造と、筐体102の内部構造を概説する。なお、図3は、フロントドア101を開錠して筐体102から開いた状態を表している。
同図において、フロントドア101の裏面上部に、上述の放音103b,103cを構成するスピーカSR、SLが設けられ、スピーカSR,SLの間に透過窓103d、クルーン900,901、通路902が設けられている。
透過窓103dとクルーン900,901の下方には、上述の透過窓WDと中部パネル部104のパネル面とが形成された略長方形の枠体104dが取り付けられている。枠体104dの下方には、メダル投入部MDより投入される投入物を正規の遊技メダルか異物かを判別して振り分けるセレクト機構G0と、セレクト機構G0で振り分けられた遊技メダルを筐体102側に設けられているホッパ装置HPへ案内するガイド部材G1と、セレクト機構G0で振り分けられた異物を排出口105aへ案内するガイド部材G2と、ホッパ装置HPから出力される払出し用の遊技メダルを排出口105aへ案内するガイド部材G3が設けられ、さらに排出口105aの近傍に、放音部105cを構成するスピーカSWが取り付けられている。
演出表示装置104eの裏側には、電気回路基板で形成されたサブ制御基板300が取り付けられている。
すなわち、サブ制御基板300は、導電性配線パターンの形成された絶縁性樹脂基板上に集積回路装置(IC)やトランジスタ、抵抗、コンデンサ等の電子部品が搭載されて配線接続されたいわゆる電気回路基板として形成され、演出表示装置104eの裏面側に重なるようにして取り付けられている。
上述の枠体104dとセレクト機構G0との間には、長尺状の電気回路基板で形成された中央表示基板400が取り付けられており、中央表示基板400の一端に、発光ダイオードで形成されセグメント表示を行う設定表示素子CTと、設定ボタンCSとが設けられている。
すなわち、中央表示基板400もサブ制御基板300と同様に、導電性配線パターンの形成された絶縁性樹脂基板上に集積回路装置(IC)やトランジスタ、抵抗、コンデンサ等の電子部品が搭載されて配線接続されたいわゆる電気回路基板として形成され、さらに設定表示素子CTと設定ボタンCSとが搭載されて配線接続されている。
次に、筐体102内には、主電源装置PWUと、ホッパ装置HPから溢れた遊技メダルを収容するための補助貯留部SHPが設けられる他、上述の透過窓WDに対抗する回胴リールR1,R2,R3と、これら回胴リールR1,R2,R3を回転駆動する電動モータ(図示略)とを備えた回胴リール装置200が設けられている。
さらに、主電源装置PWUの側面には電源装置基板500、回胴リール装置200の上端には回胴装置基板600、回胴リール装置200の上方には主制御基板700、筐体102の内壁の一端には外部集中端子基板800が取り付けられている。
すなわち、電源装置基板500と、回胴装置基板600、主制御基板700、外部集中端子基板800も、上述のサブ制御基板300及び中央表示基板400と同様に、導電性配線パターンの形成された絶縁性樹脂基板上に集積回路装置(IC)やトランジスタ、抵抗、コンデンサ等の電子部品が搭載されて配線接続されたいわゆる電気回路基板として形成されている。
ただし、サブ制御基板300と主制御基板700は、夫々硬質プラスチックの収納ケース内に個別に収納されたユニット構造となっている。
次に、図4に示すブロック図を参照して、本発明のAT抽選の制御システムを説明する。
主制御基板700には、半導体メモリROMと、マイクロプロセッサMPUが搭載されており、マイクロプロセッサMPUが、半導体メモリROMに予め記憶されているシステムプログラムとスロットマシンゲーム用のプログラムを実行し、サブ制御基板300、中央表示基板500、回胴装置基板600、さらに図3に示す電源装置基板500及び外部集中端子基板800を制御することによって、本スロットマシン100の動作状況とゲーム進行を統括管理している。
遊技者がスタートレバーSTとストップボタンSP1,SP2,SP3等を操作してゲームを行い、スロットマシンゲーム用のプログラムで予め決められている複数種類の役のいずれかを取得すると、マイクロプロセッサMPUは、その遊技者の取得した役に対応した制御モードでゲームの進行を制御する。言い換えれば、マイクロプロセッサMPUは、遊技者のゲーム操作に応じてスロットマシンゲーム用のプログラムを実行することによって、遊技の種類を設定し且つ進行すべき遊技の状態を制御する。
また、回胴装置基板600は、回胴リール装置200が接続されており、主制御基板700からの指令に従って電動モータへの駆動電力と駆動タイミングを制御することにより、回胴リールR1,R2,R3の回転と制動及び停止の制御を行う。中央表示基板400には、設定表示素子CTと設定ボタンCSが接続され、さらにセレクト機構G0と、ベットボタンB1,B2,B3、スタートレバーST、ストップボタンSP1,SP2,SP3が所定の配線ケーブル(図示略)を介して配線接続されている。
そして、中央表示基板400は、ベットボタンB1,B2,B3とスタートレバーSTとストップボタンSP1,SP2,SP3がそれぞれオン又はオフ操作されたことを示す操作信号(符号略)を主制御基板700中のマイクロプロセッサMPUに転送し、ゲームの進行を制御させる。
また、セレクト機構G0には、メダル投入部MDから投入された投入物を遊技メダルか異物か検知する光学センサ又は機械センサが設けられており、これらのセンサから出力される投入物検出信号(符号略)を中央表示基板400が主制御基板700中のマイクロプロセッサMPUへ転送する。
そして、マイクロプロセッサMPUが遊技メダルの投入されたことを示す投入物検出信号を入力すると、メダルの投入枚数を集計する。一方、異物の投入されたことを示す投入物検出信号を入力すると異常が発生したと判断し、サブ制御基板300に指令して、演出用スピーカSR,SL,SWに警報音を発生させたり、演出用ランプ103a,104a,104bにて警報表示を行わせる。
また、設定ボタンCSは、事業者や管理者が出玉率を設定変更するために設けられており、設定表示素子CTは、1から6までの何れかの数字をセグメント表示することにより、設定ボタンCSによって設定変更された出玉率を段階表示する。
すなわち、設定ボタンCSがオン操作されると、中央表示基板400は、そのオンオフされる度に設定信号(符号略)を主制御基板700中のマイクロプロセッサMPUへ転送し、マイクロプロセッサMPUは設定信号を入力する毎に、予め6段階に決められている出玉率を順繰りに変化させ、さらに変化させた出玉率に相当する数字を示す設定表示信号に基づいて設定法事素子CTに数字をセグメント表示させることにより、事業者や管理者に設定変更された出玉率の情報を知らせる。
さらに、サブ制御基板300には、本発明の特徴であるAT抽選装置AS、AT発動装置AA、通過検知センサPS、入球検知センサHS、振動センサSSが配線接続されている。
AT抽選装置ASは、AT抽選発動信号をサブ制御基板300から転送されると、通路902の上部に駐留されている複数個の球体903うちの1つを排出させることでAT抽選を開始させる。
通過検知センサPSは、球体903がクルーンに設置されている通過孔900aを通過したことを検知し、通過検知信号をサブ制御基板300へ転送する。AT発動装置AAは、入球検知センサHSは、通過孔901a〜901cにそれぞれ設置され、球体903の入球を検知する。振動センサSSは、遊技者が不正に本体スロットマシン100へ振動を与えた時に振動を検知する。
次に本発明の遊技機に設けられたクルーンを用いて行うAT抽選について説明する。
AT機能は、ある条件下において遊技者に対して、リールのストップボタンの押し順等の告知を行うことで、有利な払出を行わせる機能である。具体的には、通常の払出は、スロットマシンの主基板にて行われた抽選結果に基づき、リールに描かれた図柄の組み合わせにて行っているのに対し、AT機能は、サブ基板に主基板からの所要時(例えば、ビックボーナス終了後)に出されるコマンドを受けて、サブ基板にて抽選を行い、当選すれば所要の遊技回数を遊技者に告知をすることで小役を取らせようとしたものである。
本発明では、上記に示すサブ基板にて行われていたAT機能の抽選をクルーンを用いて物理的に行うことで、遊技者がAT抽選を視認できるものである。
図5は、本発明であるAT抽選を物理的に行うための皿材、いわゆるクルーンの構成を示した図である。
クルーン900は、中央に向かって凹状の形状で、各所に孔が設けられている。図4では、孔は3個設けられているが複数個でもよい。また、球体が図4に示す矢印の方向(矢印の方向は反対でもよい)に周回してから孔に入るので、孔の設置位置は、クルーンの中央寄りとなる。
図6は、実施例1であるAT抽選を行うクルーンの構成及び動作を示した図である。
クルーン900には、通過孔900a〜900cが設置されている。通過孔900a〜900cのうち通過孔900aにのみ球体903が通過したかを検知する通過検知センサPSを具備している。この場合、通過孔900aは特別役が入賞する入賞孔であり、通過孔900b,900cは、非入賞孔である。
まず、球体903は、通路902と通り、クルーン900へ落下する(矢印1)。次に、球体903は、クルーンを周回し(矢印2)、通過孔900a〜900cのいずれかの通過孔を通過する(矢印3a〜3c)。球体903が通過孔900b,900cを通過した場合は、特別役は非当選となり排出され、通路902の上部に駐留される。通過孔900aと通過した場合は、通過したことを検知する通過検知センサPSによって、球体903が通過したことをサブ制御基板300に通知する。
図7は、実施例2であるAT抽選を行うクルーンの構成及び動作を示した図である。
上段のクルーン900、下段のクルーン901によって二段で構成され、上段のクルーン900は、特別役を発動させるか否かを抽選するクルーンであり、下段のクルーン901は特別役の発動回数を決定するクルーンである。
まず、上段のクルーン900は、図6に示したクルーンと同様で、通過孔900a〜900cが設けれ、特別役の当選を決定する通過孔900aには、球体903が通過したことを検知する通過検知センサPSが具備され、球体903が通過孔900aを通過した場合は、通過検知センサPSは球体903が通過孔900aを通過したことをサブ制御基板300に通知する。
次に、球体903は下段のクルーン901へ落下し、クルーン901を周回して特別役の発動回数を決定する通過孔901a〜901cのいずれかに入球する。通過孔901a〜901cには、それぞれ入球検知センサHSが設けられ、通過孔に球体903が入球したことを検知する。
球体903の入球を検知したら検知信号をサブ制御基板300へ転送する。
図8は、クルーンの上面図である。
図8(a)に示すクルーン900は、通過孔900a〜900cのうち通過孔900aを入賞孔とし、遊技者にわかり易くするために通過孔900aの上部に「入賞」と表示する。
図8(b)は、特別役の発動回数を決定するクルーン901である。
球体903が、通過孔901a〜901cのいずれか1つの通過孔に入球することで発動回数を決定する。通過孔901a〜901cには、遊技者にわかり易く、通過孔901aでは「5」、通過孔901bでは「10」、通過孔901cでは「30」と表示されており、それぞれ「5」、「10」、「30」は、発動回数を示す。
次に図6〜10を用いて本発明の遊技機に設けられたAT抽選装置の処理動作を説明する。
図9は、実施例1におけるAT抽選装置の処理動作を示すフローチャートである。
まず、BB(ビックボーナス)が終了する(ステップS100)。ここでは、主制御基板700がサブ制御基板300へBBが終了したことを伝えるBB終了信号を転送する。
次にAT(アシストタイム)の抽選を行う(ステップS101)。ここでは、主制御基板700からサブ制御基板300へBB終了信号が転送されるとサブ制御基板300は、AT抽選を行うためにAT抽選装置ASにAT抽選発動信号を転送する。AT抽選装置ASは、通路902の上部に駐留されている複数個の球体903の1つを排出させ、球体903は通路902を通ってクルーン900へ落下する。
次にAT抽選に入賞したか否かを判断する(ステップS102)。ここでは、球体903がクルーン900を周回して、クルーン900が具備する通過孔900a〜900cのいずれか1つの通過孔を通過する。
AT抽選に入賞しない場合(ステップS102/NO)、ここでは球体903が通過孔900b,900cを通過した場合であり、通過孔900b,900cは、非入賞孔であるためATは発動しない。
AT抽選に入賞した場合(ステップS102/YES)、ここでは球体903が通過孔900a〜900cの1つである通過孔900aを通過することでAT抽選に入賞したこととなる。通過孔900aは入賞孔であり、通過検知センサPSによって球体903が通過したことを検知し、検知信号をサブ制御基板300へ転送する。
ATを発動させる(ステップS103)。ここでは、検知信号を受け取ったサブ制御基板300は、AT発動装置AAにAT発動信号を転送し、ATを発動させる。
図10は、実施例2におけるAT抽選装置の処理動作を示すフローチャートである。
まず、BBが終了する(ステップS200)。ここでは、主制御基板700がサブ制御基板300へBBが終了したことを伝えるBB終了信号を転送する。
次にATの抽選を行う(ステップS201)。ここでは、主制御基板700からサブ制御基板300へBB終了信号が転送されるとサブ制御基板300は、AT抽選を行うためにAT抽選装置ASにAT抽選発動信号を転送する。AT抽選装置ASは、通路902の上部に駐留されている複数個の球体903の1つを排出させ、球体903は通路902を通ってクルーン900へ落下する。
次にATに抽選したかを判断する(ステップS202)。ここでは、球体903がクルーン900を周回して、クルーン900が具備する通過孔900a〜900cのいずれか1つの通過孔を通過する。
AT抽選に入賞しない場合は(ステップS202/NO)、ここでは球体903が通過孔900b,900cを通過した場合であり、通過孔900b,900cは、非入賞孔であるためATは発動しない。
AT抽選に入賞した場合は(ステップS202/YES)、ここでは球体903が通過孔900a〜900cの1つである通過孔900aを通過することでAT抽選に入賞したこととなる。通過孔900aは入賞孔であり、通過検知センサPSによって球体903が通過したことを検知し、検知信号をサブ制御基板300へ転送する。
次に発動回数を決定する(ステップS203)。ここでは、球体903が通過孔900aを通過することによってAT抽選に入賞し、次に球体903はクルーン901へ落下して、クルーン901を周回し、発動回数を決定する通過孔901a〜901cのいずれか1つに入球する。発動回数を決定する通過孔901a〜901cにはそれぞれに入球検知センサHSが具備されており、球体903が通過孔901a〜901cのいずれか1つに入球すると、入球検知センサHSによって、検知信号をサブ制御基板300へ転送する。
通過孔901a〜901cには、それぞれAT発動回数が決められており、例えば通過孔901aは発動回数が30回、通過孔901bは発動回数が10回、通過孔901cは発動回数が5回となっている。球体903が通過孔901aに入球した場合は、AT発動回数が30回となる。
この時、入球検知センサHSがサブ制御基板300へ検知信号を転送する。
ATと発動させる(ステップS204)。ここでは、入球検知センサHSがサブ制御基板300へ検知信号を転送すると、例えば通過孔901aに球体が入球した場合、AT発動回数は30回となり、サブ制御基板300は、遊技者に対してATを30回発動させる。
また本発明の特徴の一つである振動センサについて説明する。
AT抽選に入賞したか否かを判断する際に(ステップS102,S202)、遊技者が、本体のスロットマシン100もしくはクルーン900,901が設置されている透過窓103dにタイミングを計り、振動を与えることによって、クルーン900の入賞孔である通過孔900aに球体903を落下させたり、クルーン901の特別役の最高発動回数が得られる通過孔901cへ球体903を落下させたりといった不正を防ぐために振動センサSS(設置位置は図2に示す)を設けて振動センサSSがある一定の振動を検知した場合はAT抽選に入賞してもATを発動させないようにする。
また遊技者によっては、ベットボタンB1,B2,B3、スタートレバーST、ストップボタンSP1,SP2,SP3を操作する際に、ベットボタンB1,B2,B3やストップボタンSP1,SP2,SP3を押したり、スタートレバーSTを叩いたりする力加減が違うため、操作する時の力加減によって発生する振動を振動センサSSが検知してしまうおそれがある。
このことから、AT抽選を行う(ステップS101,S201)時には、振動センサSSを発動させるとともに、AT抽選が終了するまで、回胴リール装置200、ベットボタンB1,B2,B3、スタートレバーST、ストップボタンSP1,SP2,SP3の操作を無効にさせることで、本体スロットマシン100及びクルーン設置部103dに無用な振動を与えず、遊技者の不正による振動のみを検知することができる。
なお、本実施例は、クルーンの形状及び構成について説明したが、例えばクルーンに設けられている通過孔の孔の数を3個以上、クルーンを上下二段以上にしても良い。
スロットマシンの外観構造を概略的に表した平面図である。 本発明の実施形態におけるクルーンの設置位置を示した図である。 図1に示したスロットマシンの内部構造を概略的に表した平面図である。 本発明の実施形態における制御システムの構成を示した図である。 本発明の実施形態におけるクルーンの構成を示した図である。 実施例1におけるAT抽選を行うクルーンの構成及び動作を示した図である。 実施例2におけるAT抽選を行うクルーンの構成及び動作を示した図である。 本発明の実施形態における入賞及び発動回数の表示位置を示した図である。 実施例1におけるAT抽選を行うクルーンの処理動作を示した図である。 実施例2におけるAT抽選を行うクルーンの処理動作を示した図である。
符号の説明
900、901 クルーン
900a〜900c、901a〜901c 通過孔
902 通路
903 球体
PS 通過検知センサ
HS 入球検知センサ

Claims (7)

  1. 遊技の開始毎に主基板による抽選結果により決定される通常当選役と、前記通常当選役より遊技者にとって付加価値の高い特別役を備え、
    前記特別役は、主基板から所要時に発信されるコマンドを受けて副基板の抽選手段により決定される遊技機において、
    前記抽選手段は、球体が周回できる凹状の皿体の所要箇所に、前記球体が通過できる複数の通過孔を設け、
    前記主基板からコマンドを受けた際に、前記球体を皿体にて周回させ、前記球体が所定の孔を通過した際には、前記特別役を発動するように制御することを特徴とする遊技機。
  2. 前記皿体には通過孔が複数個設けられており、前記複数個の通過孔のいずれか1つに前記球体の通過を検知する検出センサを設け、前記検出センサ付きの通過孔を通過した際には前記特別役を発動するように制御することを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記抽選手段は、前記皿体の下段に同様の皿体を設け、前記球体が、前記所定の孔を通過した場合にのみ下段の皿体に移行するように構成し、
    前記下段の皿体には、特別役の発動回数を提示する孔が所要個設けられており、特別役が発動した場合に、遊技者に発動回数を提示できるようにしたことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  4. 前記下段の皿体に設けられている孔には、それぞれに前記球体が入球したことを検知する入球センサが設けられていることを特徴とする請求項3記載の遊技機。
  5. 前記下段の皿体に設けられている孔には、それぞれ前記特別役の発動回数が決められており、前記球体が前記孔のいずれか1つに入球したときに、前記入球センサが前記球体の入球を検知し、副基板に入球を示すコマンドを発信することを特徴とする請求項3記載の遊技機。
  6. 前記主基板から副基板に対して前記特別役の抽選を指示するコマンドは、ビックボーナス終了時に発信されるようにしたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の遊技機。
  7. 前記遊技機は、遊技者が意図的にスロットマシンへ振動を与えることで前記球体を特別役が発動する前記通過孔へ通過させようとする不正行為に対して、
    ある一定の振動を検知したら前記特別役に当選しても前記特別役を発動させないようにする振動センサを設けることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
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