JP2002272921A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2002272921A
JP2002272921A JP2001080549A JP2001080549A JP2002272921A JP 2002272921 A JP2002272921 A JP 2002272921A JP 2001080549 A JP2001080549 A JP 2001080549A JP 2001080549 A JP2001080549 A JP 2001080549A JP 2002272921 A JP2002272921 A JP 2002272921A
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JP
Japan
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power supply
board
control board
main control
control device
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Application number
JP2001080549A
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English (en)
Inventor
Koju Aimiya
幸樹 相宮
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Okumura Yu Ki Co Ltd
Original Assignee
Okumura Yu Ki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気的な信頼性の向上を図り得る遊技機を提
供すること。 【解決手段】 電源基板25には電源線43および77
を介してメイン制御基板39および賞球制御基板70が
電気的に接続されており、メイン制御基板39のメイン
制御装置42および賞球制御基板70の賞球制御装置7
6には電源基板25から電気的に独立した電源線43お
よび77を通して駆動電源Vout3が印加される。この構
成の場合、グランドループが小さくなるので、グランド
ループが電磁ノイズのアンテナになり難くなる。このた
め、メイン制御装置42および賞球制御基板70に電磁
ノイズが侵入する確度が低くなるので、電気的な信頼性
が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の制御基板の
制御電源を共通の電源基板で生成する構成の遊技機に関
する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】上記遊技機には電源基
板と複数の制御基板とを閉ループ状に配線し、電源基板
から複数の制御基板に配線ループを通して制御電源を印
加する構成のものがある。この構成の場合、電源基板と
複数の制御基板とを結ぶ大きなグランドループが形成さ
れるので、鎖交磁束が形成される確度が高い。このた
め、グランドループに電流が流れることに基づいて電磁
ノイズが容易に発生するので、複数の制御基板で誤動作
が生じる虞れがあり、電気的な信頼性の点で改善の余地
がある。本発明は上記事情に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、電気的な信頼性の向上を図り得る遊技
機を提供することにある。
【0003】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の遊技機
は、制御電源を生成する電源基板と、前記電源基板から
電気的に独立した複数の配線経路を通して制御電源が印
加される複数の制御基板とを備えたところに特徴を有し
ている。上記手段によれば、電源基板から複数の制御基
板に電気的に独立した配線経路を通して駆動電源を印加
している。このため、グランドループが小さくなるの
で、鎖交磁束が形成される確度が低くなる。このため、
電磁ノイズが生じ難くなるので、複数の制御基板に電磁
ノイズが侵入する確度が低くなり、電気的な信頼性が向
上する。
【0004】請求項2記載の遊技機は、遊技部品を駆動
制御するサブ制御基板と、前記サブ制御基板に前記遊技
部品の駆動指令を出力するメイン制御基板と、制御電源
を生成する電源基板とを備え、前記電源基板から前記サ
ブ制御基板および前記メイン制御基板に電気的に独立し
た配線経路を通して制御電源が印加されるところに特徴
を有している。上記手段によれば、電源基板からサブ制
御基板およびメイン制御基板に電気的に独立した配線経
路を通して駆動電源を印加している。このため、グラン
ドループが小さくなるので、鎖交磁束が形成される確度
が低くなる。従って、電磁ノイズが生じ難くなるので、
サブ制御基板およびメイン制御基板に電磁ノイズが侵入
し難くなり、電気的な信頼性が向上する。
【0005】請求項3記載の遊技機は、メイン制御基板
が大当りおよび外れの判定処理を行うものであるところ
に特徴を有している。上記手段によれば、大当りおよび
外れの判定処理にノイズの悪影響が生じることが防止さ
れるので、大当りが多発する等のトラブルが防止され
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて説明する。パチンコホールの台島には、図6に
示すように、外枠1が設置されている。この外枠1は前
後面が開口する四角筒状をなすものであり、外枠1に
は、図4の(a)および(b)に示すように、前面扉2
が左側辺部の垂直な軸3を中心に回動可能に装着されて
いる。
【0007】前面扉2には、図4の(a)に示すよう
に、横長な長方形状の前板4が左側辺部の垂直な軸(図
示せず)を中心に回動可能に装着されており、前板4の
左側部には前後面が開口する筒状の払出し口5が固定さ
れている。この前板4の前面には上皿6が固定されてお
り、上皿6内にはパチンコ球(図示せず)が貯溜されて
いる。この上皿5には複数のスリット7が形成されてお
り、複数のスリット7の後方には遊技部品に相当するス
ピーカ8が固定されている。
【0008】前面扉2には右下部に位置して発射ハンド
ル9が回動可能に装着されており、前面扉2の後面に
は、図6に示すように、発射ハンドル9の後方に位置し
て発射モータ10が装着されている。この発射モータ1
0の回転軸には、図4の(a)に示すように、打球機構
(図示せず)を介して打球槌11が連結されており、打
球槌11は発射モータ10の回転軸が回転することに基
づいて駆動する。
【0009】前面扉2の後面には、図6に示すように、
発射モータ10の右側に位置してモータ制御基板ボック
ス12が固定されており、モータ制御基板ボックス12
内には、図1に示すように、モータ制御基板13が収納
されている。このモータ制御基板13にはモータ駆動回
路14が搭載されており、モータ駆動回路14の出力側
には電源線15を介して発射モータ10が電気的に接続
されている。
【0010】前板4の後面には、図4の(a)に示すよ
うに、球送り機構16が装着されている。この球送り機
構16は打球槌11に連動して駆動することに基づいて
上皿6内のパチンコ球を打球槌11に送るものであり、
打球槌11は球送り機構16から供給されるパチンコ球
を叩く。
【0011】前面扉2の内周面には矩形状の窓枠17が
左側辺部の垂直な軸(図示せず)を中心に回動可能に装
着されており、窓枠17の内周面には透明なガラス窓1
8が保持されている。また、前面扉2の後面には機構盤
(図示せず)が固定されている。この機構盤には、図5
に示すように、遊技盤19が保持されており、遊技盤1
9は前方からガラス窓18により覆われている。
【0012】前面扉2の右側部には、図4の(a)に示
すように、枠鍵20が装着されており、枠鍵20は前面
扉2を外枠1の前端面に密着した閉鎖状態にロックし、
窓枠17を前面扉2の内周面に嵌合した閉鎖状態にロッ
クしている。この枠鍵20には鍵(図示せず)が装備さ
れており、枠鍵20に鍵を挿入して図4の(a)の時計
回り方向へ回動操作したときには前面扉2のロックが解
除され、反時計回り方向へ回動操作したときには窓枠1
7のロックが解除される。
【0013】前板4の後面にはロック機構21が装着さ
れており、ロック機構21のロック状態では前板4が前
面扉2の内周面に嵌合した閉鎖状態に保持されている。
このロック機構21は窓枠17の開放状態で上方から前
板4の後方に手を挿入して操作されるものであり、前板
4はロック機構21をロック状態からアンロック状態に
操作することに基づいて開放される。
【0014】遊技盤19の後面には、図6に示すよう
に、正方形状のセンタカバー22が固定されている。こ
のセンタカバー22の外周部には矩形枠状のメインセッ
ト23が配設されており、メインセット23の右側辺部
は垂直な軸(図示せず)を介して前面扉2に回動可能に
装着されている。これら前面扉2およびメインセット2
3にはフックおよびピン(いずれも図示せず)が装着さ
れており、メインセット23はフックをピンに引掛ける
ことに基づいてセンタカバー22の外周部に位置する閉
鎖状態にロックされている。
【0015】メインセット23の後面には左下隅部に位
置して電源基板ボックス24が固定されている。この電
源基板ボックス24内には、図1に示すように、電源基
板25が収納されており、電源基板25には電源コード
(図示せず)が電気的に接続されている。この電源コー
ドは台島の電源装置(図示せず)に電気的に接続される
ものであり、電源基板25には電源コードを通してAC
24Vの主電源Vinが供給される。
【0016】電源基板25には整流回路26が搭載され
ており、整流回路26は主電源VinをDC24Vの直流
電源Vout に変換する。また、電源基板25には昇圧平
滑回路27が搭載されており、昇圧平滑回路27はDC
24Vの直流電源Vout をDC32Vの駆動電源Vout1
に変換する。
【0017】電源基板25にはDC/DC回路28が搭
載されており、DC/DC回路28はDC24Vの直流
電源Vout をDC12Vの駆動電源Vout2に変換する。
また、電源基板25にはDC/DC回路29が搭載され
ており、DC/DC回路29はDC24Vの直流電源V
out をDC5Vの駆動電源Vout3に変換する。
【0018】メインセット23の後面には、図6に示す
ように、中継基板ボックス30が固定されており、中継
基板ボックス30内には、図1に示すように、中継基板
31が収納されている。この中継基板31は複数組の電
源線32a〜32cを介して電源基板25に電気的に接
続されており、中継基板31には複数組の電源線32a
〜32cを通してDC12Vの駆動電源Vout2が供給さ
れる。
【0019】遊技盤19の前面には、図5に示すよう
に、外レール33および内レール34が固定されてお
り、打球槌11が叩いたパチンコ球は外レール33およ
び内レール34間を通して遊技盤19内の上部に放出さ
れる。また、遊技盤19には複数の障害釘35が打込ま
れており、遊技盤19内の上部に放出されたパチンコ球
は障害釘35に当りながら落下する。
【0020】遊技盤19の前面には特別図柄始動口36
が固定されている。この特別図柄始動口36は上面が開
口するポケット状をなすものであり、特別図柄始動口3
6内には特別図柄始動センサ37(図1参照)が固定さ
れている。この特別図柄始動センサ37は近接スイッチ
からなるものであり、特別図柄始動口36内にパチンコ
球が入球したことを検出して特別図柄始動信号を出力す
る。
【0021】メインセット23の後面には、図6に示す
ように、メイン基板ボックス38が固定されている。こ
のメイン基板ボックス38内には、図1に示すように、
メイン制御基板39が収納されており、特別図柄始動セ
ンサ37の電源端子は電源線40を介してメイン制御基
板39に電気的に接続されている。このメイン制御基板
39は電源線41を介して電源基板25に電気的に接続
されており、特別図柄始動センサ37には電源基板25
から電源線41,メイン制御基板39,電源線40を通
してDC12Vの駆動電源Vout2が印加される。
【0022】メイン制御基板39にはマイクロコンピュ
ータを主体に構成されたメイン制御装置42が搭載され
ている。このメイン制御装置42の電源端子は電源線4
3を介して電源基板25に電気的に接続されており、メ
イン制御装置42には電源基板25から電源線43を通
してDC5Vの駆動電源Vout3が印加される。
【0023】メイン制御装置42の信号端子には、図3
に示すように、特別図柄始動センサ37が電気的に接続
されており、メイン制御装置42は特別図柄始動センサ
37から出力される特別図柄始動信号の検出タイミング
に基づいて大当りおよび外れを判定し、大当りおよび外
れの判定結果に基づいて大当り図柄および外れ図柄を設
定する。
【0024】遊技盤19には、図5に示すように、表示
台板44が固定されており、表示台板44には図柄表示
装置45が保持されている。この図柄表示装置45は遊
技部品に相当するものであり、カラー液晶表示器から構
成されている。また、センタカバー22の後面には、図
6に示すように、表示基板ボックス46が固定されてお
り、表示基板ボックス46内には、図1に示すように、
表示制御基板47が収納されている。この表示制御基板
47は電源線48を介して中継基板31に電気的に接続
されており、表示制御基板47には電源基板25から電
源線32a,中継基板31,電源線48を通してDC1
2Vの駆動電源Vout2が供給される。
【0025】表示制御基板47には、図2に示すよう
に、LCD駆動回路49が搭載されている。このLCD
駆動回路49には電源線50を介して図柄表示装置45
が電気的に接続されており、図柄表示装置45には表示
制御基板47からLCD駆動回路49および電源線50
を通してDC12Vの駆動電源Vout2が印加される。
【0026】表示制御基板47にはDC/DC回路51
が搭載されており、DC/DC回路51は中継基板31
から電源線48を通して供給されるDC12Vの駆動電
源Vout2をDC5Vの駆動電源Vout3に変換する。ま
た、表示制御基板47にはマイクロコンピュータを主体
に構成された表示制御装置52が搭載されており、表示
制御装置52にはDC/DC回路51からDC5Vの駆
動電源Vout3が印加される。尚、表示制御基板47およ
び表示制御装置52はサブ制御基板およびサブ制御装置
に相当するものである。
【0027】表示制御装置52の信号端子は、図3に示
すように、メイン制御装置42に電気的に接続されてお
り、メイン制御装置42は図柄の設定結果を表示制御装
置52に出力する。この表示制御装置52の制御端子は
LCD駆動回路49に電気的に接続されており、LCD
駆動回路49を図柄の設定結果に基づいて駆動制御する
ことに伴い図柄表示装置45に大当り図柄および外れ図
柄を表示する。
【0028】遊技盤19には、図5に示すように、特別
図柄始動口36の下方に位置して入賞口台板53が固定
されており、入賞口台板53には大入賞口54が形成さ
れている。この大入賞口54は前後面が開口する四角筒
状をなすものであり、大入賞口54の前端面には平板状
の扉55が水平な両軸56を中心に回動可能に装着され
ている。
【0029】扉55は大入賞口ソレノイド57(図1参
照)のプランジャに機械的に連結されている。この大入
賞口ソレノイド57は入賞口台板53の後面に固定され
たものであり、大入賞口ソレノイド57の断電時には、
図5に示すように、扉55が垂直状態に回動することに
基づいて大入賞口54を閉鎖し、大入賞口ソレノイド5
7の通電時には扉55が前方へ倒れた水平状態に回動す
ることに基づいて大入賞口54を開放する。
【0030】メイン制御基板39には、図1に示すよう
に、ソレノイド駆動回路58が搭載されており、ソレノ
イド駆動回路58は大入賞口ソレノイド57に電源線5
9を介して電気的に接続されている。また、メイン制御
基板39は電源線60を介して電源基板25に電気的に
接続されており、大入賞口ソレノイド57には電源基板
25から電源線60,ソレノイド駆動回路58,電源線
59を通してDC32Vの駆動電源Vout1が印加され
る。
【0031】メイン制御装置42の制御端子には、図3
に示すように、ソレノイド駆動回路58が電気的に接続
されており、メイン制御装置42は大当りを判定するこ
とに基づいてソレノイド駆動回路58を駆動制御し、大
入賞口54を設定時間だけ開放する。この開放動作はラ
ウンド動作と称されるものであり、設定回数だけ繰返さ
れる。
【0032】大入賞口54内には近接スイッチからなる
大入賞口センサ61(図3参照)が固定されている。こ
の大入賞口センサ61は、図3に示すように、メイン制
御装置42の信号端子に電気的に接続されたものであ
り、大入賞口54内にパチンコ球が入球したことを検出
して入賞信号を出力する。この大入賞口センサ61の電
源端子は、図1に示すように、電源線62を介してメイ
ン制御基板39に電気的に接続されており、大入賞口セ
ンサ61には電源基板25から電源線41,メイン制御
基板39,電源線62を通してDC12Vの駆動電源V
out2が印加される。
【0033】メインセット23の上端部には、図6に示
すように、球タンク63が固定されている。この球タン
ク63は上面が開口する容器状をなすものであり、球タ
ンク63内にはパチンコ球が貯溜されている。また、メ
インセット23には傾斜樋状のタンクレール64および
球払出しケース65が固定されている。この球払出しケ
ース65はタンクレール64を介して球タンク63内に
繋がるものであり、球払出しケース65内には球タンク
63内からタンクレール64内を通してパチンコ球が供
給される。
【0034】球払出しケース65内には球払出し機構が
収納されている。この球払出し機構は球払出しモータ6
6を駆動源とするものであり、球払出しモータ66の駆
動時には球払出しケース65内のパチンコ球が下方へ放
出される。また、メインセット23には球通路(図示せ
ず)が設けられている。この球通路の上端部は球払出し
ケース65内に繋がっており、球払出しケース65内か
ら放出されるパチンコ球は球通路内を落下する。尚、球
払出しモータ66は遊技部品に相当するものである。
【0035】前面扉2には、図4の(a)に示すよう
に、上皿6の下方に位置して払出し口67が固定されて
いる。この払出し口67は前後面が開口する筒状をなす
ものであり、前面扉2には払出し口67の前方に位置し
て下皿68が固定されている。また、球通路は上皿6の
払出し口5および下皿68の払出し口67の双方に接続
されており、球通路内を落下するパチンコ球は上皿6の
払出し口5および下皿68の払出し口67を通して上皿
6内および下皿68内に払出される。
【0036】メインセット23の後面には、図6に示す
ように、賞球基板ボックス69が固定されている。この
賞球基板ボックス69内には、図1に示すように、賞球
制御基板70が収納されており、賞球制御基板70は電
源線71を介してモータ制御基板13のモータ駆動回路
14に電気的に接続されている。
【0037】賞球制御基板70は電源線72を介して電
源基板25に電気的に接続されており、発射ハンドル9
が図4の(a)の時計回り方向へ回動操作されたときに
は電源基板25から電源線72,賞球制御基板70,電
源線71,モータ駆動回路14,電源線15を通して発
射モータ10にAC24Vの主電源Vinが印加される。
そして、発射モータ10の回転軸が回転することに基づ
いて打球槌11が駆動し、パチンコ球を叩く。
【0038】賞球制御基板70にはモータ駆動回路73
が搭載されており、モータ駆動回路73は電源線74を
介して球払出しモータ66に電気的に接続されている。
このモータ駆動回路67は電源線75を介して電源基板
25に電気的に接続されており、球払出しモータ66に
は電源基板25から電源線75,モータ駆動回路73,
電源線74を通してDC32Vの駆動電源Vout1が印加
される。
【0039】賞球制御基板70にはマイクロコンピュー
タを主体に構成された賞球制御装置76が搭載されてい
る。この賞球制御装置76の電源端子は電源線77を介
して電源基板25に電気的に接続されており、賞球制御
装置76には電源基板25から電源線77を通してDC
5Vの駆動電源Vout3が印加される。尚、賞球制御基板
70および賞球制御装置76はサブ制御基板およびサブ
制御装置に相当するものである。
【0040】賞球制御装置76の信号端子は、図3に示
すように、メイン制御装置42に電気的に接続されてお
り、メイン制御装置42は特別図柄始動センサ37から
の特別図柄始動信号または大入賞口センサ61からの入
賞信号を検出すると、賞球制御装置76にパチンコ球の
払出し信号を出力する。この賞球制御装置76の制御端
子はモータ駆動回路73に電気的に接続されており、賞
球制御装置76はメイン制御装置42からの払出し信号
を検出することに基づいてモータ駆動回路73を駆動制
御し、パチンコ球を上皿6内または下皿68内に払出
す。
【0041】センタカバー22の後面には、図6に示す
ように、スピーカ基板ボックス78が固定されており、
スピーカ基板ボックス78内には、図1に示すように、
スピーカ制御基板79が収納されている。このスピーカ
制御基板79は電源線80を介して中継基板31に電気
的に接続されており、スピーカ制御基板79には電源基
板25から電源線32b,中継基板31,電源線80を
通してDC12Vの駆動電源Vout2が印加される。
【0042】スピーカ制御基板79には、図2に示すよ
うに、スピーカ駆動回路81が搭載されている。このス
ピーカ駆動回路81は電源線82を介してスピーカ8に
電気的に接続されており、スピーカ8にはスピーカ制御
基板79からスピーカ駆動回路81および電源線82を
通してDC12Vの駆動電源Vout2が印加される。
【0043】スピーカ制御基板79にはDC/DC回路
83が搭載されており、DC/DC回路83は電源基板
31から電源線32b,中継基板31,電源線80を通
して供給されるDC12Vの駆動電源Vout2をDC5V
の駆動電源Vout3に変換する。また、スピーカ制御基板
79にはマイクロコンピュータを主体に構成されたスピ
ーカ制御装置84が搭載されており、スピーカ制御装置
84にはDC/DC回路83からDC5Vの駆動電源V
out3が印加される。尚、スピーカ制御基板79およびス
ピーカ制御装置84はサブ制御基板およびサブ制御装置
に相当するものである。
【0044】スピーカ制御装置84の信号端子は、図3
に示すように、メイン制御装置42に電気的に接続され
ており、メイン制御装置42は図柄の変動時,リーチの
発生時,大当りの発生時等にスピーカ制御装置84に効
果音指令を出力する。このスピーカ制御装置84の制御
端子はスピーカ駆動回路81に電気的に接続されてお
り、スピーカ制御装置84はメイン制御装置42からの
効果音指令を検出することに基づいてスピーカ駆動回路
81を駆動制御し、スピーカ8から効果音を出力する。
【0045】前面扉2の前面には、図4の(a)に示す
ように、上端部に位置して枠ランプカバー85が固定さ
れている。この枠ランプカバー85は後面が開口する容
器状をなすものであり、枠ランプカバー85の後端面に
は枠ランプ基板(図示せず)が固定され、枠ランプ基板
の前面には枠ランプカバー85内に位置して複数のラン
プ86(図1参照)が搭載されている。尚、ランプ86
は遊技部品に相当するものである。
【0046】遊技盤19の前面には、図5に示すよう
に、左上部および右上部に位置してコーナーランプカバ
ー87が固定されている。これら各コーナーランプカバ
ー87は後面が開口する容器状をなすものであり、各コ
ーナーランプカバー87の後端面にはコーナーランプ基
板(図示せず)が固定され、各コーナーランプ基板の前
面にはコーナーランプカバー87内に位置して複数のラ
ンプ86(図1参照)が搭載されている。
【0047】センタカバー22の後面には、図6に示す
ように、ランプ基板ボックス88が固定されており、ラ
ンプ基板ボックス88内には、図1に示すように、ラン
プ制御基板89が収納されている。このランプ制御基板
89は電源線90を介して中継基板31に電気的に接続
されており、ランプ制御基板89には電源基板25から
電源線32c,中継基板31,電源線90を通してDC
12Vの駆動電源Vout2が供給される。
【0048】ランプ制御基板89には、図2に示すよう
に、ランプ駆動回路91が搭載されている。このランプ
駆動回路91には電源線92を介して枠ランプカバー8
5内の複数のランプ86および両コーナーランプカバー
87の複数のランプ86が電気的に接続されており、複
数のランプ86にはランプ駆動回路91および電源線9
2を通してDC12Vの駆動電源Vout2が印加される。
【0049】ランプ制御基板89にはDC/DC回路9
3が搭載されており、DC/DC回路93は電源基板2
5から電源線32c,中継基板31,電源線90を通し
て供給されるDC12Vの駆動電源Vout2をDC5Vの
駆動電源Vout3に変換する。また、ランプ制御基板89
にはマイクロコンピュータを主体に構成されたランプ制
御装置94が搭載されており、ランプ制御装置94には
DC/DC回路93からDC5Vの駆動電源Vout3が印
加される。尚、ランプ制御基板89およびランプ制御装
置94はサブ制御基板およびサブ制御装置に相当するも
のである。
【0050】ランプ制御装置94の信号端子は、図3に
示すように、メイン制御装置42に電気的に接続されて
おり、メイン制御装置42は図柄の変動時,リーチの発
生時,大当りの発生時等にランプ制御装置94に表示指
令を出力する。このランプ制御装置94の制御端子はラ
ンプ駆動回路91に電気的に接続されており、ランプ制
御装置94はメイン制御装置42からの表示指令を検出
することに基づいてランプ駆動回路91を駆動制御し、
複数のランプ86を発光制御する。
【0051】電源基板25には、図1に示すように、バ
ックアップ電源回路95およびダイオード96が搭載さ
れており、バックアップ電源回路95はDC/DC回路
29の出力側にダイイオード96を介して電気的に接続
されている。このバックアップ電源回路95はコンデン
サを主体に構成されたものであり、主電源Vinの遮断時
にはバックアップ電源回路95から電源線43および7
7を通してメイン制御基板39のメイン制御装置42お
よび賞球制御基板70の賞球制御装置76にDC5Vの
駆動電源Vout3が印加される。尚、図1および図2の電
源線32a〜92のうち上段は電源側を示し、下段は接
地側を示している。
【0052】上記実施例によれば、電源基板25からメ
イン制御基板39,表示制御基板47,賞球制御基板7
0,スピーカ制御基板79,ランプ制御基板89に電気
的に独立した配線経路(電源線43,48,77,8
0,90)で制御用の駆動電源Vout3を印加した。この
ため、グランドループが小さくなるので、特にパチンコ
球の帯電電荷による鎖交磁束が形成される確度が低くな
る(グランドループが電磁ノイズのアンテナになり難く
なる)。従って、電磁ノイズが生じ難くなるので、メイ
ン制御基板39〜ランプ制御基板89に電磁ノイズが侵
入する確度が低くなり、電気的な信頼性が向上する。
【0053】しかも、ある配線経路に侵入した電磁ノイ
ズが残りの配線経路に侵入することがなくなるので、電
磁ノイズの影響をメイン制御基板39〜ランプ制御基板
89のいずれかに止めることができる。このため、メイ
ン制御基板39〜ランプ制御基板89の全てが電磁ノイ
ズの影響で同時に誤動作することがなくなるので、電気
的な信頼性が一層向上する。これと共に、大当りの判定
処理を行うメイン制御基板39に電磁ノイズによる悪影
響が生じ難くなるので、大当りが多発する等のトラブル
も防止される。
【0054】尚、上記実施例においては、大当り図柄の
表示に連動して大当り動作が行われる1種のパチンコ機
に本発明を適用したが、これに限定されるものではな
く、例えば2種または3種のパチンコ機に適用しても良
い。前者の2種のパチンコ機はパチンコ球が始動口内に
入賞することに基づいて中央役物が開放動作を行うもの
であり、中央役物の開放時に中央役物のVゾーン内にパ
チンコ球が入賞することに基づいて中央役物が大当り動
作を行う。後者の3種のパチンコ機は大当り図柄の表示
に連動して特別入賞口が開放されるものであり、特別入
賞口の開放時に特別入賞口内にパチンコ球が入賞するこ
とに基づいて大当り動作が行われる。
【0055】
【発明の効果】本発明の遊技機によれば、電源基板から
複数の制御基板に電気的に独立した配線経路で制御電源
を印加した。このため、グランドループが電磁ノイズの
アンテナになり難くなるので、複数の制御基板に電磁ノ
イズが侵入する確度が低くなり、電気的な信頼性が向上
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図(電源の供給経路を
示すブロック図)
【図2】電源の供給経路を示す別のブロック図
【図3】信号の伝達経路を示すブロック図
【図4】(a)は全体構成を示す前面図、(b)は全体
構成を上皿の除去状態で示す矢印X視図
【図5】遊技盤を示す前面図
【図6】全体構成を示す後面図
【符号の説明】
8はスピーカ(遊技部品)、25は電源基板、39はメ
イン制御基板、45は図柄表示装置(遊技部品)、47
は表示制御基板(サブ制御基板)、66は球払出しモー
タ(遊技部品)、70は賞球制御基板(サブ制御基
板)、79はスピーカ制御基板(サブ制御基板)、86
はランプ(遊技部品)、89はランプ制御基板(サブ制
御基板)を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御電源を生成する電源基板と、 前記電源基板から電気的に独立した複数の配線経路を通
    して制御電源が印加される複数の制御基板とを備えたこ
    とを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 遊技部品を駆動制御するサブ制御基板
    と、 前記サブ制御基板に前記遊技部品の駆動指令を出力する
    メイン制御基板と、 制御電源を生成する電源基板とを備え、 前記サブ制御基板および前記メイン制御基板には、前記
    電源基板から電気的に独立した配線経路を通して制御電
    源が印加されることを特徴とする遊技機。
  3. 【請求項3】 メイン制御基板は、大当りおよび外れの
    判定処理を行う機能を有していることを特徴とする請求
    項2記載の遊技機。
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