JP4895301B2 - 遊技機 - Google Patents

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本発明は、入賞役の抽選を行うとともに当該入賞役の抽選確率の設定変更が可能な遊技機に関する。
従来、スロットマシンやパチンコ機等の遊技機には、本体枠(筐体)の前面にヒンジを介して開閉可能に取付けられた開閉扉(前扉)が不正に開放されることを防止するために一般的に施錠装置が設けられている(例えば特許文献1参照)。
一方、スロットマシンは、遊技の際に払い出される遊技媒体の払い出し確率(ペイアウト率)、言い換えれば入賞役の当選確率の設定変更は、電源装置等に組み込まれる設定変更入力部で行われている。この設定変更入力部は、例えば6段階ある入賞役の当選確率の設定値から1つを選択するための設定変更ボタンや現在の設定を確認する表示部、設定値を変更し確定する際に操作される確定スイッチ等から構成される。入賞役の当選確率の設定変更を行う場合には、電源装置等に設けられた鍵穴に専用の鍵となる設定キーを挿入し、設定変更を有効とする位置まで設定キーを所定方向に回転させる。そして、スロットマシンの電源をオンにし、設定変更ボタンを操作選択した後に所定のスイッチ操作を行うことで入賞役の当選確率の設定変更を確定し実行することができる。なお、設定キーは遊技場の特定の店員又は経営者もしくは責任者しか保持所有していないので、遊技者等が設定変更を行うことができないようになっている(例えば特許文献2参照)。
特開2005−124849号公報 特開2006−55596号公報
しかしながら従来の遊技機では、前扉と筐体の間の隙間から不正器具が挿入され電源装置等の鍵穴や設定変更入力部が不正器具により不正に操作させることで入賞役の抽選確率の設定値が当該抽選確率の高い方に不正に設定変更されることがあり、これに加えて従来の設定変更方法は不正を行う者にとって非常に覚えやすく簡単であるため不正が行われやすかった。
本発明は、こうした従来の問題に鑑みてなされたものであり、入賞役の抽選確率の設定値を当該抽選確率の高い方に設定変更する場合の操作を複雑にし、前扉と筐体の間の隙間から不正器具が挿入され入賞役の抽選確率の設定値が当該抽選確率の高い方に不正に設定変更されることを防止できる遊技機を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、前方に開口を有する筐体と、前記筐体に対して回動可能に取付けられることで前記開口を開閉可能な状態で閉塞させる前扉と、前記筐体及び前記前扉によって形成される空間の内側に設けられ、所定の遊技操作を契機に入賞役を抽選する抽選手段と、前記筐体及び前記前扉によって形成される空間の内側に設けられ、前記抽選手段が抽選した入賞役に基づいて、遊技媒体を前記前扉の内側から外側に向けて払い出す遊技媒体払出手段と、前記筐体及び前記前扉によって形成される空間の内側に設けられ、前記筐体の壁面に形成された貫通孔を介して筐体の外部から電力が供給され、供給された電力から所定の電圧値の電力を生成して前記抽選手段及び前記遊技媒体払出手段に供給する電源ユニットと、を備えた遊技機であって、前記前扉を前記筐体に固定するとともに当該固定の解除を行う前扉ロック機構部と、設定キーと嵌合する設定キー嵌合部を有し、当該設定キー嵌合部が前記設定キーと嵌合することで当該設定キー嵌合部の回動操作が可能になる設定用シリンダ錠と、前記設定キー嵌合部の回動角に基づいて前記入賞役の抽選確率の設定値を表示する設定表示手段と、複数種類の操作入力が可能な設定変更用操作入力手段と、前記設定キー嵌合部の回動角に基づいて前記抽選手段における前記入賞役の抽選確率の設定変更を可能な状態にするとともに、この状態で、前記設定変更用操作入力手段からの操作入力の操作時間を監視し、前記設定変更用操作入力手段から少なくとも二種類の複数の操作入力が特定の順番で、且つ当該複数の操作入力のそれぞれが予め個別に設定された操作時間の条件を満たして行われた場合に限り、該操作入力が行われる毎に前記入賞役の抽選確率の設定値を順次当該抽選確率の高い方に設定変更し、前記設定変更用操作入力手段から特定の一種類の操作入力が予め個別に設定された操作時間の条件を満たして行われた場合、該操作入力が行われる毎に前記入賞役の抽選確率の設定値を当該抽選確率の低い方に設定変更する設定変更手段と、前記設定変更手段が入賞役の抽選確率の設定変更を可能にした場合に、前記設定変更用操作入力手段の操作方法を示す画像を切換選択して表示する画像表示手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の遊技機であって、前記画像表示手段は、前記前扉の前面にその画面を設けた液晶表示パネルユニットと、前記筐体及び前記前扉によって形成される空間の内側に設けられ、前記液晶表示パネルユニットを駆動する液晶表示パネルユニット駆動装置と、を備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、前方に開口を有する筐体と、前記筐体に対して回動可能に取付けられることで前記開口を開閉可能な状態で閉塞させる前扉と、前記筐体及び前記前扉によって形成される空間の内側に設けられ、所定の遊技操作を契機に入賞役を抽選する抽選手段と、前記筐体及び前記前扉によって形成される空間の内側に設けられ、前記抽選手段が抽選した入賞役に基づいて、遊技媒体を前記前扉の内側から外側に向けて払い出す遊技媒体払出手段と、前記筐体及び前記前扉によって形成される空間の内側に設けられ、前記筐体の壁面に形成された貫通孔を介して筐体の外部から電力が供給され、供給された電力から所定の電圧値の電力を生成して前記抽選手段及び前記遊技媒体払出手段に供給する電源ユニットと、を備えた遊技機であって、前記前扉を前記筐体に固定するとともに当該固定の解除を行う前扉ロック機構部と、設定キーと嵌合する設定キー嵌合部を有し、当該設定キー嵌合部が前記設定キーと嵌合することで当該設定キー嵌合部の回動操作が可能になる設定用シリンダ錠と、前記設定キー嵌合部の回動角に基づいて前記入賞役の抽選確率の設定値を表示する設定表示手段と、複数種類の操作入力が可能な設定変更用操作入力手段と、前記設定キー嵌合部の回動角に基づいて前記抽選手段における前記入賞役の抽選確率の設定変更を可能な状態にするとともに、この状態で、前記設定変更用操作入力手段からの操作入力の操作時間を監視し、前記設定変更用操作入力手段から少なくとも二種類の複数の操作入力が特定の順番で、且つ当該複数の操作入力のそれぞれが予め個別に設定された操作時間の条件を満たして行われた場合に限り、前記入賞役の抽選確率の設定値を当該抽選確率の最も高い方に設定変更し、前記設定変更用操作入力手段から特定の一種類の操作入力が予め個別に設定された操作時間の条件を満たして行われた場合、前記入賞役の抽選確率の設定値を当該抽選確率の低い方に設定変更する設定変更手段と、前記設定変更手段が入賞役の抽選確率の設定変更を可能にした場合に、前記設定変更用操作入力手段の操作方法を示す画像を切換選択して表示する画像表示手段と、を備えることを特徴とする
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の遊技機であって、前記入賞役の抽選確率の設定値は1〜6まであり、前記設定変更手段は、前記変更前の設定値が1である場合に前記入賞役の抽選確率の設定値が6になるように直接設定変更し、前記設定値が1から6への設定変更の操作は、該設定変更以外の操作に比べ難易度が高くされていることを特徴とする
請求項1乃至4に記載の発明によれば、設定変更手段は、前記設定変更用操作入力手段からの操作入力の操作時間を監視し、前記設定変更用操作入力手段から少なくとも二種類の複数の操作入力が特定の順番で、且つ当該複数の操作入力のそれぞれが予め個別に設定された操作時間の条件を満たして行われた場合に限り前記入賞役の抽選確率の設定値を当該抽選確率の高い方に設定変更し、前記設定変更用操作入力手段から特定の一種類の操作入力が予め個別に設定された操作時間の条件を満たして行われた場合に前記入賞役の抽選確率の設定値を当該抽選確率の低い方に設定変更するので、入賞役の抽選確率の設定値を当該抽選確率の高い方に設定変更する場合の操作を複雑にし、前扉と筐体の間の隙間から不正器具が挿入され入賞役の抽選確率の設定値が当該抽選確率の高い方に不正に設定変更されることを防止できる。
請求項2に記載の発明によれば、設定変更に用いる前記画像表示手段を遊技に関係する各種情報や演出用の画像を表示する液晶表示パネルユニットと共用できる。
本発明の遊技機によれば、入賞役の抽選確率の設定値を当該抽選確率の高い方に設定変更する場合の操作を複雑にし、前扉と筐体の間の隙間から不正器具が挿入され入賞役の抽選確率の設定値が当該抽選確率の高い方に不正に設定変更されることを防止できるので、不正な遊技行為を防止して遊技施設の経営改善を図ることができる。
以下、本発明に係る遊技機の好適な一実施形態をスロットマシンを例に図面を参照して説明する。なお、図1はスロットマシン1の外観構造を表した斜視図である。図2は前扉3を開放した状態におけるスロットマシン1の内部構造を表した図である。図3はスロットマシン1の制御システムを表したブロック図である。
図1において、スロットマシン1は、前方に開口を有する略矩形状の箱体である筐体2と、当該筐体2に対して蝶番機構により回動可能に取付けられることで前記開口を開閉可能な状態で閉塞させる前扉3とを備えている。
前扉3の前面側は、上部パネル部4と下部パネル部5に略区分けされ、これらは視覚効果を高めてデザインされたいわゆる化粧板として、硬質プラスチックにより一体的に形成されている。更に、下部パネル部5の下方には、入賞時に払い出されるメダル(遊技媒体)を貯留するメダル受皿62が一体的に形成されたメダル受皿部6が設けられている。
また、上部パネル部4と下部パネル部5との間には、遊技者側に突出し、ゲーム操作を行うためのスイッチ類が配置されている操作部7が一体的に形成されている。なお、上部パネル部4、操作部7、下部パネル部5、及びメダル受皿部6は、遊技者側に面し、これらによって「前面パネル部」が構成される。
上部パネル部4の前面の中央には、演出装置としてドーナッツ型の液晶表示パネルユニット11の画面41が設けられている。画面41のほぼ中央には略長方形の透明な表示窓42が形成されている。スロットマシン1は、このような表示窓42を通して筐体2内に設けられているリールユニット100の3個のリール101a、101b、101cが目視されるようになっている。
液晶表示パネルユニット11は、前扉3の前面側から順に方形板状の保護パネル、液晶パネル、偏光板、バックライト12(図2参照)を重ね合わせた構造になっている。液晶表示パネルユニット11は遊技に関係する各種情報を一つの画面41に統合して表示する。また、液晶表示パネルユニット11には前記リールユニット100に対向して前記図柄を透視させる略長方形の表示窓42が形成されている。液晶表示パネルユニット11は、ゲームの演出に係る映像やゲーム(遊技)に関する情報を主に表示する。
ここで、筐体2内に設置されているリールユニット100は、円筒形状のリール101a、101b、101cがそれぞれ回転軸方向に並べられ、各リール101a、101b、101cの外周面にはその周方向に沿って複数種類の図柄が描かれている。遊技者は、表示窓42を通して3列のリールに描かれたそれぞれ上下方向3個の図柄を目視できる。
上部パネル部4の上部には、高輝度発光ダイオード等のランプ類を内蔵する演出用照明部43と、ゲームに係る効果音を発生させるスピーカを内蔵する演出用放音部44a、44bが配置されている。
スロットマシン1は、ゲームの進行に応じて上述した演出用照明部43等が点灯又は点滅することで、ゲームにおける視覚的な演出効果を高めるように形成されている。
操作部7の上面右側にはメダル投入ガイド71が設けられている。メダル投入ガイド71はメダルを投入するためのメダル投入口72を有する。また、当該上面の左側には、押しボタンスイッチである2個のベットボタン73、74が設けられている。
ベットボタン73、74はスロットマシン1の1ゲームに賭けるメダルの枚数を提示するためのボタンスイッチである。本スロットマシン1においては、ゲームを開始する際に、ベットボタン73が押圧操作されることで、貯留されているメダルから1枚のメダルがゲームに対して賭けられる。同様に、ベットボタン74が押圧操作されることで3枚の当該ゲームにメダルが賭けられる。なお、ベットボタン74は、最大枚数のメダルを賭けることから、特に「マックスベットボタン」と呼ばれている。
操作部7の前面左側には、リール101a、101b、101cの回転開始を指示するためのスタートレバー75が設けられている。スタートレバー75は、先端に球形の操作ノブを有する揺動可能な操作旱を備え、操作旱が傾倒操作されるとオン、操作旱から手が離されるとスプリングの付勢力によって自動的に元の位置に戻ってオフ状態となるスイッチユニットで形成されている。
また、操作部7の中央には、各リール101a、101b、101cの回転停止をそれぞれ指示するためのストップボタン76a、76b、76cが各リールの配列に対応して並設されている。
さらに、操作部7の前面の左隅には、ゲームに賭けられたメダルをキャンセルして払い出させることを指示するとともに、後述するメダルクレジット手段123(図3参照)が内部貯留したメダルを精算して払い出させることを指示するための精算ボタン77が設けられている。
操作部7の前面右側には、前扉用シリンダ錠78が設けられている。前扉用シリンダ錠78には、前扉3を開錠するための鍵が挿入される鍵穴79が設けられている。スロットマシン1の管理者等が鍵穴79に所定の扉キーを挿入して開錠操作すると、蝶番機構によって筐体2に取付けられている前扉3を前方へ開くことができ、また前扉3を筐体2側に閉じると、自動的にこれらを施錠するようになっている。
下部パネル部5には、スロットマシン1のモデルタイプを遊技者へ認識させる等のため、登場キャラクターの絵などを表示する表示パネル51が設けられている。
下部パネル部5の下側に配置されたメダル受皿部6には、入賞時にメダルを排出するメダル払出口61と、払い出されたメダルを貯留するメダル受皿62と、演出効果音を発生させるスピーカを内蔵する左右の演出用放音部63a、63bとが配置されている。
次に、図2を参照して、筐体2の内部構造と前扉3の裏面構造とを説明する。
図2において、筐体2の前方には開口8を有している。この開口8内の上部には、左右のブラケット部材81、82を介して硬質プラスチックの基板ケース80に収納された主制御基板20が取付けられている。主制御基板20は、スロットマシン1の全体動作を集中制御するCPU(マイコン)を備えている。
筐体2内の中央には、リール101a、101b、101cを備えるリールユニット100が設けられている。リールユニット100は、前扉3が筐体2側に閉じられると前扉3の表示窓42にリール101a、101b、101cが対向するように、所定フレームに位置決めされて取付けられている。なお、各リール101a、101b、101cは、それぞれに内蔵されたステッピングモータによって回転駆動される。
また、リールユニット100の上部には、各リールを回転駆動する上記ステッピングモータへ4相の駆動パルス信号を送出する回胴装置基板が取付けられており、主制御基板20が回胴装置基板に回胴駆動(励磁)パルスデータを送出することで、各リールの回転と制動及び停止の制御を行っている。
リールユニット100の下方には、ホッパ装置21と、ホッパ装置21から溢れたメダルを収容するための補助貯留部23と、電源ユニット24が設けられている。電源ユニット24の内部の右側には、いわゆる配電盤に相当する電源基板25が設けられている。
電源ユニット24には、設定ボタン211、212、213、214や設定用シリンダ錠220等の操作部が設けられている。
電源ユニット24は、ハーネスを介してホッパ装置21及び主制御基板20等の電気部品と電気的に接続する。前記筐体2の壁面に形成された貫通孔9に挿通された電源コード10を介して筐体2の外部から電力が供給され、供給された電力から所定の電圧値の電力を生成してホッパ装置21及び主制御基板20等の電気部品に供給する。ホッパ装置21の前面には、メダルを排出するメダル排出口22が設けられている。
更に、筐体2の上部右側の内壁に、遊技場に設置されている「ホールコンピュータ」と呼ばれる管理用コンピュータと接続可能な外部集中端子基板26が取付けられている。
一方、前扉3の裏面側上部には、発光駆動部30が配置されている。発光駆動部30は、演出用照明部43の光源である高輝度の発光ダイオードが複数配列され、この発光ダイオードを発光駆動する駆動回路が実装されている。
また、前扉3の裏面側上部には、上述の演出用放音部44a、44bに対向してスピーカ32a、32bが取付けられている。また、スピーカ32a、32bの間には、液晶表示パネルユニット11を駆動する液晶表示パネルユニット駆動装置46が取付けられている。
更に、液晶表示パネルユニット駆動装置46の裏面側には、電気回路基板で形成され硬質プラスチックの基板ケース90に収納されたサブ制御基板40が取付けられている。
主制御基板20及びサブ制御基板40は、スロットマシン1の作動を制御する制御基板である。
サブ制御基板40の下方には、リール101a、101b、101cを目視させるための透明な表示窓42が形成された液晶表示パネルユニット11が設けられている。
液晶表示パネルユニット11のバックライト12(図2参照)の表示窓42に対応する位置は、板面を貫通した貫通部13(図2参照)が形成されている。
液晶表示パネルユニット11の下方には、前面側のスタートレバー75(図1参照)及びストップボタン76a、76b、76c(図1参照)等の操作スイッチ類の出力信号を主制御基板20へ転送する中継基板として機能する中央表示基板33が設けられている。
中央表示基板33の下方には、メダル選別装置34が取付けられている。メダル選別装置34は、メダル投入ガイド71に投入されたメダルの適否を判別し振り分ける装置である。また、メダル選別装置34はメダルセンサを内蔵しており、ゲームの待機状態等において正規のメダルが投入され、メダルセンサがこのメダルを検出することによって、メダル投入の受け付けを示す信号を主制御基板20へ送出する。
メダル選別装置34の装置本体の下方には、メダル選別装置34によって振り分けられた正規のメダルを筐体2内に設けられているホッパ装置21へ案内するガイド部材35と、メダル選別装置34により排除されたメダル(又は異物)をメダル払出口61へ案内するガイド部材36が設けられている。また、前扉3の裏面側下部には、ホッパ装置21のメダル排出口22から排出されたメダルをメダル払出口61へ案内するガイド部材37が設けられている。更に、メダル払出口61に隣接して、上述した演出用放音部63a、63bに対向するスピーカ38a、38bが取付けられている。
なお、スロットマシン1全体の動作は、筐体2側に設けられている主制御基板20によって統括制御されており、サブ制御基板40は、液晶表示パネルユニット11による演出映像の表示制御、及び演出用放音部44a、44b、63a、63bのスピーカ32a、32b、38a、38bを使った演出効果音制御など、ゲームの演出に係る制御を主に行っている。
次に、図3のブロック図を参照して、スロットマシン1に設けられている制御システムについて説明する。
図3において、主制御基板20は、CPU120と、記憶部121とを備えている。
記憶部121は、ROM、RAM等の半導体メモリによって構成され、スロットマシンゲーム用のシステムプログラム122が予め記憶されている。主制御基板20は、記憶部121に記憶されたシステムプログラム122に従ってCPU120が演算処理を実行することで、スロットマシン1全体の動作を統括制御している。
また、記憶部121にはメダルクレジット手段123が設けられている。メダルクレジット手段123はスロットマシン1が内部貯留するメダルの数であるクレジットをメモリに記憶する。
また、主制御基板20には、ベットボタン73、74、スタートレバー75、ストップボタン76a、76b、76c、精算ボタン77等の操作スイッチ類、メダル選別装置34のメダルセンサ131、サブ制御基板40等がハーネスを介して接続されている。また、主制御基板20には、電源基板25を介してメダル払出装置であるホッパ装置21、設定ボタン211、212、213、214及び設定用シリンダ錠220に設けられたロータリースイッチ254等が電気的に接続されている。
主制御基板20は、前記操作スイッチ類やメダル選別装置34のメダルセンサ131からの出力信号によりゲームに係る操作を検出する。
また、主制御基板20は、動作モードがメダルベット待機状態となっている場合において、メダルセンサ131がメダルを検出した場合、検出したメダルをゲームの賭数に加算する。
また、主制御基板20は、動作モードがメダルクレジット入力待機状態となっている場合において、メダルセンサ131がメダルを検出した場合、検出したメダルをメダルクレジット手段123のクレジットに加算する。ここで、メダルベット待機状態とは、1つのゲームが終了した後、当該ゲームにメダルが賭けられるのを待機している状態のことを示している。メダルクレジット入力待機状態とは、当該ゲームにメダルが賭けられた後、メダルクレジット手段123の前記クレジット数が最大値(50)になるまでの状態のことを示している。
また、主制御基板20は、各リール101a、101b、101cに設けられる基準位置センサ103a、103b、103cの検出信号を入力し、各リールの基準となる回転位置を把握しながら、回胴装置基板110に所定の回胴駆動パルスデータを送出する。回胴装置基板110は、主制御基板20からの回胴駆動パルスデータに従って各ステッピングモータ102a、102b、102cを回転駆動することで、各リール101a、101b、101cの回転及び停止の動作制御を行っている。
また、主制御基板20は、入賞が確定した場合等において、電源装置25を介してホッパ装置21を制御することで、所定数のメダルをメダル受皿62に払い出す。
さらに、主制御基板20は、精算ボタン77が操作された場合、ゲームに賭けられたメダルをキャンセルしてホッパ装置21に払い出させるとともに、メダルクレジット手段123(図3参照)が内部貯留したメダルを精算してホッパ装置21に精算前のクレジット数のメダルを払い出させる。
サブ制御基板40は、主制御基板20からの制御信号に基づいて液晶表示パネルユニット駆動装置46(図2参照)、演出用照明部43(図1参照)、演出用放音部44a、44b、63a、63b(図1参照)のスピーカ32a、32b、38a、38b等の演出装置50を制御駆動することで、遊技者の視覚や聴覚に訴える演出をゲームの進行に応じて行っている。
一方、主制御基板20の記憶部121には、入賞抽選テーブル124が記憶されている。また、記憶部121には、内部当選した入賞役に対応するフラグを記憶する内部抽選フラグ記憶領域125が設定されている。さらに、主制御基板20の記憶部121には、前記入賞役の抽選確率の設定値を記憶する設定記憶領域126が設けられている。
主制御基板20には、乱数値のデータを発生する乱数発生装置127がCPU120に接続した状態で設けられている。例えばCPU120は、スタートレバー75の操作を検出した時点で乱数発生装置127から乱数値を取得し、入賞抽選テーブル124を参照することで、得られた乱数値に割り当てられた入賞役またはハズレを抽選する。そして、CPU120は、乱数値に対応する入賞役が存在すると、それを当該ゲームの入賞役として抽選結果を当選にし、記憶部121の内部抽選フラグ記憶領域125における当選した入賞役のフラグをオンにする。ここでは、かかる入賞役の抽選方法を「内部抽選」と呼んでいる。
次に、スロットマシン1におけるゲーム動作の概要を説明する。
スロットマシン1は、先のゲームにおいて入賞しメダルの配当が完了した時、又は先のゲームにおいてハズレが確定すると待機状態となる。この待機状態においては、当該状態を遊技者に示唆するとともにゲーム操作を促す待機モードの演出が液晶表示パネルユニット11等によって行われる。次に、遊技者がメダル投入ガイド71にメダルを投入し、もしくは、何れかのベットボタン73、74を押圧操作することで、スロットマシン1は、内部に貯留したメダル(クレジット)から当該ゲームに所定枚数のメダルが賭けられゲームを準備する。
ゲーム準備の状態でスタートレバー75が傾倒操作されゲームが開始されると、主制御基板20は、3個のリール101a、101b、101cを一斉に回転させ始めるとともに、上述した内部抽選を実行する。内部抽選の結果は、内部抽選フラグ記憶領域125に記憶される。
次に、遊技者により何れかのストップボタン76a、76b、76cが押圧操作されることで、リール101a、101b、101cが停止し、主制御基板20は、停止した各リールが表示する図柄と上述の内部抽選フラグ記憶領域125に記憶された内部抽選の入賞役に係る図柄の組合せとが一致しているかどうか判定する。
これら図柄の組合せが一致し役への入賞が確定すると、スロットマシン1は、主制御基板20によりメダルクレジット手段123の制御を行い、内部貯留しているメダルのクレジット数が所定の数になるまで、当該役の種類に応じて予め決められた配当数のメダルをクレジット数に加算する。さらに、スロットマシン1は、前記配当数と前記クレジット数の加算結果が前記所定の数を超過すると、この超過した数のメダルをメダル受皿62へ払い出す。
以下、図4乃至図7を参照して電源ユニット24について詳細に説明する。
図4は、電源ユニット24の前扉204を開放した状態の斜視図である。図5は、電源ユニット24の前扉204を閉塞した状態の斜視図である。図6は、電源ユニット24の前扉204を開放した状態の正面図である。図7は、電源ユニット24の前扉204を閉塞した状態の正面図である。
図4において、電源ユニット24は、筐体201の内部に電源基板25を収納し、筐体201の前面部202に電源スイッチ210、設定ボタン211、212、213、214や設定用シリンダ錠220等を設けたものである。
筐体201は、筐体本体203の前面に前面部202を取付けた構造になっている。筐体本体203は、前方に開口を形成した板金製の箱体であり、その前面に前面部202がネジ止め固定されることで前方の開口が閉塞されるようになっている。
筐体本体203の上面230の左辺には、筐体2(図2参照)の左側壁にネジ止めされる取付部311が上方に延出して設けられている。
筐体本体203の下面前方には、筐体2(図2参照)の底板にネジ止めされる取付部312が前方に延出して設けられている。
また、筐体本体203の上面230には、電源基板25に実装された基板側コネクタ231、232を外部に露出させるための貫通部233、234が形成されている。基板側コネクタ231は、貫通部233を介して主制御基板20と接続したハーネスに接続する。基板側コネクタ232は、貫通部234を介してホッパ装置21と接続する。
図4及び図5において、前面部202の表面には、扉204が開閉可能な状態で設けられている。図4に示した電源スイッチ210、設定ボタン211、212、213、214や設定用シリンダ錠220は、図5に示すように扉204を閉塞することで外部から接触を防止することができる。
以下、扉204について詳細に説明する。
図7において、扉204は、例えばポリカーボネイト等の透明樹脂で形成され、左上コーナー及び左下のコーナーに、当該扉204の回動軸となる前面部202の円柱部材215、216にそれぞれ掛かるフック部241、242がそれぞれ形成されている。扉204の右側中間部には、前面部202の扉開放操作部217が挿入される貫通部243が形成されている。扉204の表面の貫通部243の左側には、後述の扉開放操作部217の操作を容易にするための凹部244が形成されている。扉204の表面の貫通部243の右側には、扉204の開閉操作の扉開放操作の際に指で引っ張られる板状部245が表側に突出して形成されている。
図4において、扉204の裏面には、不正器具の進入を防止するための壁部246が形成されている。
以下、前面部202について詳細に説明する。
図6及び図7において、前面部202の左上コーナー及び左下のコーナーの若干内側には、扉204の回動軸となる円柱部材215、216が設けられている。
扉204と前面部202の間には、ねじりバネ247が設けられている。ねじりバネ247は、前面部202を閉塞する方向に扉204を付勢している。
図6において、前面部202の表面における上下の中間部の左側には、扉開放操作部217が前方に突出して形成されている。扉開放操作部217は、板状に形成され、左面に扉204の貫通部243(図4及び図7参照)の縁に係止する係止爪249が形成されている。
前面部202の表面の右辺及び上辺、下辺、右辺の近傍には、扉204が閉塞した状態で壁部246(図4参照)を挟む仕切り部218、219が形成されている。
前面部202の表面の下部には、上下左右の設定ボタン211、212、213、214が設けられている。設定ボタン211、212、213、214は、それぞれ上下左右の十字方向に配置している。
前面部202の表面における上下の中間部の左側には、設定用シリンダ錠220が設けられている。
設定用シリンダ錠220は、前面部202に取付け固定される前記設定用シリンダ錠本体251と設定用シリンダ錠ロータ252を有している。設定用シリンダ錠ロータ252は、図4に示す設定キー250と嵌合する設定キー嵌合部253を鍵穴として有している。
図4及び図6において、設定用シリンダ錠ロータ252は、前記設定用シリンダ錠本体251の筒内に挿入され、当該筒内で係止固定状態及び回転可能な状態の何れか一方の状態にあり、前記設定キー嵌合部253が前記設定キー250と嵌合することで前記筒内での係止固定状態を解除する。設定用シリンダ錠ロータ252の係止固定状態では、設定キー250の幅方向が上下方向を向く。
図6において、設定用シリンダ錠220には、前記設定用シリンダ錠ロータ252の回動角が第1及び第2の回動範囲の何れにあるかを検出する設定用シリンダ錠ロータ回動角検出手段としてのロータリースイッチ254が設けられている。設定用シリンダ錠220の第1の回動範囲は、設定用シリンダ錠ロータ252が係止固定状態に有る状態を含んでおり、設定変更を不可とする範囲である。設定用シリンダ錠220の第2の回動範囲は、設定変更を可能にする範囲であり、前記第1の回動範囲より右回り側に配置している。
以下、液晶表示パネルユニット11を駆動する回路系統を説明する。
図8は液晶表示パネルユニット11を駆動制御する回路系統を示すブロックである。
図8において、演出装置50は、電気回路系統として、液晶表示パネルユニット11及び液晶表示パネルユニット駆動装置46を備えている。
サブ制御基板40は、演出装置50の全体動作を集中制御するとともに液晶表示パネルユニット11に表示する画像を選択するCPU(マイコン)401と、制御用の記憶部としての演出制御用ROM402及びRAM403と、画像データ用ROM404とを備えている。尚、説明の簡略化のため、図8では、スピーカ32a、32bを使った音声演出等、他のゲームの演出に係る制御を行うサブ制御基板40内の回路系統を省略している。
サブ制御基板40のCPU401には、スロットマシン1(図2参照)の主制御基板20と、演出制御用ROM402と、RAM403と、画像データ用ROM404と、液晶表示パネルユニット駆動装置46とが接続されている。
CPU401は、演出制御用ROM402に格納された制御プログラム、スロットマシン1(図2参照)の主制御基板20からのコマンドデータ及び乱数発生装置127(図3参照)が生成した乱数値に基づいて必要なデータをRAM403に記憶し、液晶表示パネルユニット駆動装置46の制御を行う。
サブ制御基板40の演出制御用ROM402には、入賞役及び役非当選、ボーナスゲームに対応した演出テーブルが記憶され、RAM403には演出フラグが記憶される。例えばCPU401は、主制御基板20から入賞役の抽選結果に対応した演出制御のコマンドデータが供給された時点で、主制御基板20の乱数発生装置127(図3参照)が生成した乱数値を取得し、前記入賞役の抽選結果に対応した演出制御用ROM402の演出テーブルを参照し、得られた乱数値に割り当てられた演出内容(この場合の演出は液晶表示パネルユニット11に表示する画像)を選択することで、演出の抽選を行う。そして、CPU401は、乱数値に対応する演出内容をRAM403の演出フラグに記憶する。
CPU401は、演出制御用ROM402に格納された制御プログラム、RAM403の演出フラグ、主制御基板20からのコマンドデータが示す入賞役の抽選結果に基づいて、画像データ用ROM404を記憶された画像データを読み出して液晶表示パネルユニット駆動装置46が出力する駆動信号の制御を行う。
ここで、CPU401は、ベル、リプレイ、チェリー、スイカ、レギュラーボーナス、ビッグボーナス等の入賞役に当選した場合、当選した入賞役に対応する演出用の画像を液晶表示パネルユニット11に表示する。例えばリプレイに当選した場合、CPU401は、液晶表示パネルユニット11に、リプレイの図柄や青い服を着た人物の画像を乱数発生装置127が生成した乱数値に基づいて選択して表示する。
主制御基板20は、設定変更の際、設定変更用の画面を表示するコマンドデータを出力するとともに、現在の設定値及び現在の設定ボタン211、212、213、214(図4参照)の操作入力状況を表示するコマンドデータを出力する。
また、CPU401は、主制御基板20からのコマンドデータが設定変更用の画面を表示することを示した場合、画像データ用ROM404を記憶された画像データを読み出して液晶表示パネルユニット駆動装置46が出力する駆動信号の制御を行う。また、CPU401は、現在の設定及び現在の設定ボタン211、212、213、214(図4参照)の操作入力状況を表示するコマンドデータに基づいて液晶表示パネルユニット駆動装置46が出力する駆動信号の制御を行う。
以下、スロットマシン1の設定変更方法について説明する。
図9は液晶表示パネルユニット11の画面41には設定変更用の画像500を表示した前扉3の正面図である。図10は図9に示した設定変更用の画像500の内、設定1、2間の設定変更を示す部分を拡大して示す説明図である。
図1に示すスロットマシン1の入賞役の当選確率の設定変更を行う場合には、スロットマシン1の管理者等の作業者が鍵穴79に所定の扉キーを挿入して開錠操作し、蝶番機構によって筐体2に取付けられている前扉3を前方へ開く。
次に、作業者は、図5及び図7に示す電源ユニット24の扉開放操作部217を右方向に押圧操作して、左面に扉204の貫通部243の縁に対する係止爪249の係止を解除して図4及び図6に示すように前面部202から扉204を開く。
扉204が開いた状態で作業者は、図4及び図6に示す電源スイッチ210をオフし、この後設定用シリンダ錠220の鍵穴である設定キー嵌合部253に設定キー250を挿入して嵌合させ、設定キー250を右回りに回して当該設定キー250の幅方向をオン方向にし、この後に電源スイッチ210をオンにする。これにより、主制御基板20は、液晶表示パネルユニット駆動装置46を制御して、図9に示すように、液晶表示パネルユニット11の画面41に設定変更用の画像500を表示する。この状態で画面41には、設定変更用の画像500として設定1、2、3、4、5、6の状態をそれぞれ示すアイコン501、502、503、504、505、506が表示窓42の周りに表示される。さらに、主制御基板20は、液晶表示パネルユニット駆動装置46を制御して、アイコン501、502…506の内、現在の設定候補値となっているアイコンを点滅させることで、設定候補値を作業者に知らせる。
アイコン501、502…506の間には、設定を上げる方向の折れ線の矢印511、512…516と、設定を下げる方向の直線の矢印521、522…526と設定を上げる方向の折れ線の矢印511、512…516が表示されている。また、直線の矢印521、522…526の方向は、設定候補値を下げる方向に変更する際における電源ユニット24の設定ボタン211、212、213、214の操作方法を示しており、例えば設定候補値を2から1に変更する場合には、左の設定ボタン213を押王操作することを示している。
折線の矢印511、512…516の線の方向及び長さは、設定候補値を上げる方向の変更する際における電源ユニット24の設定ボタン211、212、213、214の操作方法を示しており、例えば設定候補値を1から2に変更する場合には、図4及び図6に示す上下左右の設定ボタン211、212、213、214を、右の設定ボタン214の押圧操作を2回→上の設定ボタン211の押圧操作を2回→右の設定ボタン214の押圧操作を2回→下の設定ボタン212の押圧操作を3回→右の設定ボタン214の押圧操作を2回→上の設定ボタン211の押圧操作を2回→右の設定ボタン214の押圧操作を2回→下の設定ボタン212の押圧操作を3回→右の設定ボタン214の押圧操作を2回→上の設定ボタン211の押圧操作を2回→右の設定ボタン214の押圧操作を2回の順で操作を行うことを示している。
設定upと呼ばれる入賞役の抽選確率を上げる設定を行う場合、作業者は、図9に示す液晶表示パネルユニット11の画面41で操作方法を確認し、図4及び図6に示す上下左右の設定ボタン211、212、213、214を、設定を上げる方向の折線の矢印511、512…516の内、変更する設定のアイコン501、502…506の間にある折れ線が示す方向及び順序で第1の所定の時間以上押圧操作する。これにより、設定候補値が最大値の6の場合を除いて設定候補値が1だけ加算される。この場合、例えば、元の設定が設定1の場合には設定候補値が2にアップし、元の設定が設定5の場合には設定候補値が6にアップする。尚、尚元の設定候補値が1の状態で折れ線の矢印516の操作を行った場合には、設定候補値は6の状態になる。元の設定候補値が6の状態で直線の矢印526の操作を行った場合、設定候補値は1の状態になる。
設定downと呼ばれる入賞役の抽選確率を下げる設定を行う場合、作業者は、図9に示す液晶表示パネルユニット11の画面41で操作方法を確認し、上下左右の設定ボタン211、212、213、214の内、設定を上げる方向の直線の矢印521、522…526の内、変更する設定のアイコン501、502…506の間にある直線の矢印521、522…526が示す左の設定ボタン213を前記第1の所定の時間よりも短い第2の所定の時間以上続けて一回押圧操作する。これにより、設定候補値が最小値の1の場合を除いて数値情報表示部152(図1参照)に表示される設定候補値が1だけ減算される。この場合、例えば、元の設定が設定6の場合には設定候補値が5にダウンし、元の設定が設定2の場合には設定候補値が1にダウンする。
また、本実施形態では、上下左右の設定ボタン211、212、213、214の操作状況に判りやすくするために、折れ線の矢印511、512…516の最新の前記押圧操作に対応する線上に図10に示すアイコン530を表示している。アイコン503は、折れ線の矢印511上では二点鎖線の矢印531の方向に移動する。直線の矢印521上では二点鎖線の矢印532の方向に移動する。アイコン503の移動速度は、折れ線の矢印511と直線の矢印521でかなり異なっており、直線の矢印521の方が早くなっている。具体的に説明すると、折れ線の矢印511におけるアイコン503の移動時間は、折れ線の矢印511の始点P0から第1の曲り角P1までのが0.6秒(0.6s)、第1の曲り角P1から第2の曲り角P2までが0.6秒、第2の曲り角P2から第3の曲り角P3までが0.6秒、第3の曲り角P3から第4の曲り角P4までが0.8秒、第4の曲り角P4から第5の曲り角P5までが0.6秒、第5の曲り角P5から第6の曲り角P6までが0.6秒、第6の曲り角P6から第7の曲り角P7までが0.6秒、第7の曲り角P7から第8の曲り角P8までが0.8秒、第8の曲り角P8から第9の曲り角P9までが0.6秒、第9の曲り角P9から第10の曲り角P10までが0.6秒、第10の曲り角P10から終点P11までが0.6秒となっている。ここで作業者はアイコン503の移動時間中、対応する設定ボタンを押し続ける必要がある。このような折れ線の矢印511における移動時間が予め個別に設定された操作時間の条件になっている。
直線の矢印521におけるアイコン503の移動時間は、始点P20から終点P21までが0.2秒となっている。この場合にも作業者はアイコン503の移動時間中、対応する左の設定ボタン213を押し続ける必要がある。このような直線の矢印521における移動時間が予め個別に設定された操作時間の条件になっている。
作業者は、このような設定upまたは設定downの操作を所望の回数行い所望の設定候補値のアイコンが点滅した状態でレバー75をオン操作することで、設定候補値を実際の設定値として主制御基板20の記憶部121の設定記憶領域126に記憶させる。
この後、作業者は、設定用シリンダ錠220に差し込まれた設定キー250を左回りに回して設定キー250の幅方向をオフ方向にし、設定用シリンダ錠220から設定キー250を引き抜き、前面部202に対して扉204を閉じる。これにより左面に扉204の貫通部243の縁に対して扉開放操作部217の係止爪249が係止して、前面部202に対して扉204が固定される。次に、作業者が図1に示すように筐体2に対して前扉3を閉塞することでスロットマシン1が遊技可能になる。
以上説明した構造及び動作により、主制御基板20は、筐体2及び前扉3によって形成される空間の内側に設けられ、所定の遊技操作を契機に入賞役を抽選する抽選手段になっている。
ホッパ装置21は、筐体2及び前扉3によって形成される空間の内側に設けられ、前記抽選手段が抽選した入賞役に基づいて、遊技媒体のコインを前記前扉3の内側から外側に向けて払い出す遊技媒体払出手段になっている。
電源ユニット24は、筐体2及び前扉3によって形成される空間の内側に設けられ、前記筐体2の壁面に形成された貫通孔9を介して筐体2の外部から電力が供給され、供給された電力から所定の電圧値の電力を生成して前記抽選手段及び前記遊技媒体払出手段に供給する。
前扉用シリンダ錠78は、前記前扉3を前記筐体2に固定するとともに当該固定の解除を行う前扉ロック機構部になっている。
設定用シリンダ錠220は、設定キー250と嵌合する設定設定キー嵌合部253を有し、当該設定キー嵌合部253が前記設定キー250と嵌合することで当該設定キー嵌合部253の回動操作が可能になる。
数値情報表示部152は、前記設定キー嵌合部253の回動角に基づいて前記入賞役の抽選確率の設定値を表示する設定表示手段となっている。
設定ボタン211、212、213、214は、複数種類の操作入力が可能な設定変更用操作入力手段となっている。
また、主制御基板20は、前記設定キー嵌合部253の回動角に基づいて前記抽選手段における前記入賞役の抽選確率の設定変更を可能な状態にするとともに、前記設定ボタン211、212、213、214からの操作入力の操作時間を監視し、前記設定ボタン211、212、213、214から少なくとも二種類の複数の操作入力が特定の順番で、且つ当該複数の操作入力のそれぞれが予め個別に設定された操作時間の条件を満たして行われた場合に限り前記入賞役の抽選確率の設定値を当該抽選確率の高い方に設定変更し、前記設定ボタン211、212、213、214から特定の一種類の操作入力が予め個別に設定された操作時間の条件を満たして行われた場合に前記入賞役の抽選確率の設定値を当該抽選確率の低い方に設定変更する設定変更手段となっている。
液晶表示パネルユニット11及び液晶表示パネルユニット駆動装置46は、前記設定変更手段が入賞役の抽選確率の設定変更を可能にした場合に、前記設定変更用操作入力手段の操作方法を示す画像を切換選択して表示する画像表示手段となっている。
このようなスロットマシン1によれば、主制御基板20は、前記設定ボタン211、212、213、214からの操作入力の操作時間を監視し、前記設定ボタン211、212、213、214から少なくとも二種類の複数の操作入力が特定の順番で、且つ当該複数の操作入力のそれぞれが予め個別に設定された操作時間の条件を満たして行われた場合に限り前記入賞役の抽選確率の設定値を当該抽選確率の高い方に設定変更するので、入賞役の抽選確率の設定値を当該抽選確率の高い方に設定変更する場合の操作を複雑にし、前扉3と筐体2の間の隙間から不正器具が挿入され入賞役の抽選確率の設定値が当該抽選確率の高い方に不正に設定変更されることを防止できるので、不正な遊技行為を防止して遊技施設の経営改善を図ることができる。
尚、図1乃至図8に示した実施形態の変形例として、前扉3の裏側や筐体2の内壁に前記設定変更用操作入力手段の操作方法を示す画像を切換選択して表示する液晶表示パネル等の画像表示手段を設けてもよい。
このような変形例によれば、図1乃至図8に示した実施形態と同様の効果が得られる。
また、図1乃至図10に示した実施形態及びその変形例では、設定用シリンダ錠220及び設定ボタン211、212、213、214を電源ユニット24に設けたが、設定用シリンダ錠220を設ける場所は、主制御基板20等、当該筐体2と前扉3により閉塞される空間の内部であれば各種適用可能である。設定ボタン211、212、213、214を設ける場所は、主制御基板20や操作部7等、スロットマシン1の各所に適用可能である。
また、図1乃至図10に示した実施形態及びその変形例では、複数種類の操作入力が可能な設定変更用操作入力手段として設定ボタン211、212、213、214を用いたが、設定変更用操作入力手段としては十時キー、スタートレバー等、他の操作入力手段を構成要素として用いてもよい。
図11は図1乃至図10に示した実施形態及び及びその変形例に設定変更用操作入力手段として用いることが可能なスタートレバー及びその周辺部を示す斜視図である。
ここで、設定変更用操作入力手段の構成要素としてスタートレバー75を用いる場合、図11に示すように、設定変更用操作入力手段700は、四方向に傾倒操作が可能な操作レバーとしてのスタートレバー75と、前記操作レバーの四方向の傾倒操作を検出する傾倒操作検出手段としてのフォトセンサ701、702、703、704とを備え、前記スタートレバー75の四方向の傾倒操作により四種類の操作入力が可能になるように構成している。
更に詳しく説明すると、スタートレバー75は、先端側に球形の操作部711を有し、中間部に中軸部712を有し、基端側に反射部713を有している。
中軸部712は、操作部7(図1参照)に介して上下左右の四方向に回動可能に軸支されるとともに、図示しないバネにより四方向の中間位置に付勢されることでスタートレバー75を四方向に傾倒操作可能にしている。
反射部713は、上下左右の反射面を有しており、これら上下左右の反射面はそれぞれフォトセンサ701、702、703、704により位置検出される。フォトセンサ701、702、703、704の検出出力は、スタートレバー75の操作入力として図3に示した主制御基板20に供給される。
このような構成により、設定変更用操作入力手段の構成要素としてスタートレバー75を用いることができる。
尚、スタートレバーを用いた操作入力手段としては、スタートレバーを五方向以上の方向に傾倒操作可能にし、傾倒操作検出手段がスタートレバーの五方向以上の傾倒操作を検出することで、五種類以上の操作入力が可能な構成にしてもよい。
本発明は、スロットマシンに限らず、メダルを使用するアレンジボール、雀球遊技機等の他の遊技機に応用することができる。
図1は、本発明の一実施形態によるスロットマシンの外観構造を表した斜視図である。 図2は、本発明の一実施形態によるスロットマシンの内部構造を表した図である。 図3は、本発明の一実施形態によるスロットマシンの制御システムを表したブロック図である。 図4は、本発明の一実施形態による電源ユニットの前扉を開放した状態の斜視図である。 図5は、本発明の一実施形態による電源ユニットの前扉を閉塞した状態の斜視図である。 図6は、本発明の一実施形態による電源ユニットの前扉を開放した状態の正面図である。 図7は、本発明の一実施形態による電源ユニットの前扉を閉塞した状態の正面図である。 図8は、本発明の一実施形態による液晶表示パネルユニットを駆動制御する回路系統を示すブロックである。 図9は、本発明の一実施形態による液晶表示パネルユニットの画面には設定変更用の画像を表示した前扉の正面図である。 図10は、本発明の一実施形態による設定変更用の画像の内、設定1、2間の設定変更を示す部分を拡大して示す説明図である。 図11は、図1乃至図10に示した実施形態及び及びその変形例に設定変更用操作入力手段として用いることが可能なスタートレバー及びその周辺部を示す斜視図である。
符号の説明
1…スロットマシン、2…筐体、3…前扉、4…上部パネル部、
5…下部パネル部、6…メダル受皿部、7…操作部、8…開口、
9…貫通孔、10…電源コード、11…液晶表示パネルユニット、
12…バックライト、20…主制御基板、21…ホッパ装置、
22…メダル排出口、23…補助貯留部、24…電源ユニット、
25…電源基板、26…外部集中端子基板、30…発光駆動部、
32a、32b…スピーカ、33…中央表示基板、
34…メダル選別装置、35…ガイド部材、
36…ガイド部材、37…ガイド部材、38a、38b…スピーカ、
40…サブ制御基板、41…画面、42…表示窓、43…演出用照明部、
44a、44b…演出用放音部、45…表示窓、
46…液晶表示パネルユニット駆動装置、50…演出装置、
51…表示パネル、61…メダル払出口、62…メダル受皿、
63a、63b…左右の演出用放音部、71…メダル投入ガイド、
72…メダル投入口、73、74…ベットボタン、
75…スタートレバー、76a、76b、76c…ストップボタン、
77…精算ボタン、78…前扉用シリンダ錠、79…鍵穴、
80、90…基板ケース、81、82…ブラケット部材、
100…リールユニット、101a、101b、101c…リール、
102a、102b、102c…ステッピングモータ、
103a、103b、103c…基準位置センサ、
110…回胴装置基板、120…CPU、121…記憶部、
122…システムプログラム、123…メダルクレジット手段、
124…入賞抽選テーブル、125…内部抽選フラグ記憶領域、
126…設定記憶領域、127…乱数発生装置、131…メダルセンサ、
151、152…数値情報表示部、201…筐体、202…前面部、
203…筐体本体、204…扉、210…電源スイッチ、
211、212、213、214…設定ボタン、
215、216…円柱部材、217…扉開放操作部、
218、219…仕切り部、220…設定用シリンダ錠、230…上面、
231、232…基板側コネクタ、233、234…貫通部、
241、242…フック部、243…貫通部、244…凹部、
245…板状部、246…壁部、247…ねじりバネ、249…係止爪、
250…設定キー、251…設定用シリンダ錠本体、
252…設定用シリンダ錠ロータ、253…設定キー嵌合部、
254…ロータリースイッチ、311、312…取付部、
500…画像、
501、502、503、504、505、506…アイコン、
511、512、513、514、515、516…矢印、
521、522、523、524、525、526…矢印、
530…アイコン、531、532…矢印
700…設定変更用操作入力手段、
701、702、703、704…フォトセンサ、
711…操作部、712…中軸部、713…反射部

Claims (4)

  1. 前方に開口を有する筐体と、
    前記筐体に対して回動可能に取付けられることで前記開口を開閉可能な状態で閉塞させる前扉と、
    前記筐体及び前記前扉によって形成される空間の内側に設けられ、所定の遊技操作を契機に入賞役を抽選する抽選手段と、
    前記筐体及び前記前扉によって形成される空間の内側に設けられ、前記抽選手段が抽選した入賞役に基づいて、遊技媒体を前記前扉の内側から外側に向けて払い出す遊技媒体払出手段と、
    前記筐体及び前記前扉によって形成される空間の内側に設けられ、前記筐体の壁面に形成された貫通孔を介して筐体の外部から電力が供給され、供給された電力から所定の電圧値の電力を生成して前記抽選手段及び前記遊技媒体払出手段に供給する電源ユニットと、
    を備えた遊技機であって、
    前記前扉を前記筐体に固定するとともに当該固定の解除を行う前扉ロック機構部と、
    設定キーと嵌合する設定キー嵌合部を有し、当該設定キー嵌合部が前記設定キーと嵌合することで当該設定キー嵌合部の回動操作が可能になる設定用シリンダ錠と、
    前記設定キー嵌合部の回動角に基づいて前記入賞役の抽選確率の設定値を表示する設定表示手段と、
    複数種類の操作入力が可能な設定変更用操作入力手段と、
    前記設定キー嵌合部の回動角に基づいて前記抽選手段における前記入賞役の抽選確率の設定変更を可能な状態にするとともに、この状態で、前記設定変更用操作入力手段からの操作入力の操作時間を監視し、前記設定変更用操作入力手段から少なくとも二種類の複数の操作入力が特定の順番で、且つ当該複数の操作入力のそれぞれが予め個別に設定された操作時間の条件を満たして行われた場合に限り、該操作入力が行われる毎に前記入賞役の抽選確率の設定値を順次当該抽選確率の高い方に設定変更し、前記設定変更用操作入力手段から特定の一種類の操作入力が予め個別に設定された操作時間の条件を満たして行われた場合、該操作入力が行われる毎に前記入賞役の抽選確率の設定値を当該抽選確率の低い方に設定変更する設定変更手段と、
    前記設定変更手段が入賞役の抽選確率の設定変更を可能にした場合に、前記設定変更用操作入力手段の操作方法を示す画像を切換選択して表示する画像表示手段と、
    を備えることを特徴とする遊技機。
  2. 前記画像表示手段は、
    前記前扉の前面にその画面を設けた液晶表示パネルユニットと、
    前記筐体及び前記前扉によって形成される空間の内側に設けられ、前記液晶表示パネルユニットを駆動する液晶表示パネルユニット駆動装置と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前方に開口を有する筐体と、
    前記筐体に対して回動可能に取付けられることで前記開口を開閉可能な状態で閉塞させる前扉と、
    前記筐体及び前記前扉によって形成される空間の内側に設けられ、所定の遊技操作を契機に入賞役を抽選する抽選手段と、
    前記筐体及び前記前扉によって形成される空間の内側に設けられ、前記抽選手段が抽選した入賞役に基づいて、遊技媒体を前記前扉の内側から外側に向けて払い出す遊技媒体払出手段と、
    前記筐体及び前記前扉によって形成される空間の内側に設けられ、前記筐体の壁面に形成された貫通孔を介して筐体の外部から電力が供給され、供給された電力から所定の電圧値の電力を生成して前記抽選手段及び前記遊技媒体払出手段に供給する電源ユニットと、
    を備えた遊技機であって、
    前記前扉を前記筐体に固定するとともに当該固定の解除を行う前扉ロック機構部と、
    設定キーと嵌合する設定キー嵌合部を有し、当該設定キー嵌合部が前記設定キーと嵌合することで当該設定キー嵌合部の回動操作が可能になる設定用シリンダ錠と、
    前記設定キー嵌合部の回動角に基づいて前記入賞役の抽選確率の設定値を表示する設定表示手段と、
    複数種類の操作入力が可能な設定変更用操作入力手段と、
    前記設定キー嵌合部の回動角に基づいて前記抽選手段における前記入賞役の抽選確率の設定変更を可能な状態にするとともに、この状態で、前記設定変更用操作入力手段からの操作入力の操作時間を監視し、前記設定変更用操作入力手段から少なくとも二種類の複数の操作入力が特定の順番で、且つ当該複数の操作入力のそれぞれが予め個別に設定された操作時間の条件を満たして行われた場合に限り、前記入賞役の抽選確率の設定値を当該抽選確率の最も高い方に設定変更し、前記設定変更用操作入力手段から特定の一種類の操作入力が予め個別に設定された操作時間の条件を満たして行われた場合、前記入賞役の抽選確率の設定値を当該抽選確率の低い方に設定変更する設定変更手段と、
    前記設定変更手段が入賞役の抽選確率の設定変更を可能にした場合に、前記設定変更用操作入力手段の操作方法を示す画像を切換選択して表示する画像表示手段と、
    を備えることを特徴とする遊技機。
  4. 前記入賞役の抽選確率の設定値は1〜6まであり、
    前記設定変更手段は、前記変更前の設定値が1である場合に前記入賞役の抽選確率の設定値が6になるように直接設定変更し、
    前記設定値が1から6への設定変更の操作は、該設定変更以外の操作に比べ難易度が高くされていることを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
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