JPH0715230B2 - キーレス解錠装置 - Google Patents

キーレス解錠装置

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JPH0715230B2
JPH0715230B2 JP10416488A JP10416488A JPH0715230B2 JP H0715230 B2 JPH0715230 B2 JP H0715230B2 JP 10416488 A JP10416488 A JP 10416488A JP 10416488 A JP10416488 A JP 10416488A JP H0715230 B2 JPH0715230 B2 JP H0715230B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車のドアロックの解錠をキーを使用せず
に行うキーレス解錠装置に関するものである。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕
従来この種の装置として、予め登録しておいた4〜7桁
の暗証番号をテンキーを押して入力することでドアロッ
クを解錠できるようにしたものがある。
この装置はキーが必要ないため、キーの紛失により自動
車を動かすことができなくなることを防止することがで
きる反面、暗証番号さえ一致すれば誰でも解錠できると
いう欠点がある。特に、回りに人通りがなくなる夜間に
は、十分な時間があるため、時間をかけて数字を順番に
入力してやると、その内に必ず暗証番号と一致する数字
が入力できるようになり、防盗上問題がある。
よって、本発明は、暗証番号が一致しただけでは解錠で
きないようにし、実質的に不正解錠を不能にするキーレ
ス解錠装置を提供することを課題としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するため本発明によりなされたキーレス
解決装置は、第1図の基本構成図に示す如く、予め定め
られた所定桁数の暗証番号と該暗証番号の各桁について
非等間隔で予め定められた入力タイミング時間とを記憶
している第1の記憶手段11と、解錠のための暗証番号を
入力するキー操作手段10と、該キー操作手段のキー操作
に応じて計時を開始し、キー操作により入力される暗証
番号の各桁の数字の入力タイミング時間を計時するタイ
マ手段12aと、前記キー操作手段のキー操作に応じて該
キー操作により入力された数字と前記タイマ手段の計時
時間とを記憶する第2の記憶手段12bと、前記キー操作
手段のキー操作により前記所定桁数と同数の数字が入力
されたとき、前記第1及び第2の記憶手段の内容を比較
する比較手段12cと、該比較手段の比較結果、前記第1
の記憶手段の暗証番号と前記第2の記憶手段の数字とが
一致し、かつ前記第2の記憶手段の計時時間が前記第1
の記憶手段の入力タイミング時間に合致したとき、電気
錠15を解錠する解錠信号を出力する解錠手段12dと、前
記タイマ手段の計時時間を表示する表示手段13とを備え
ることを特徴としている。
〔作用〕
以上の構成において、キー操作手段10のキー操作に応じ
て計時を開始するタイマ手段12aの時間を基準にして、
数字を入力するためキー操作した時間を、キー操作によ
り入力された数字とともに第2の記憶手段12bに記憶
し、この記憶した数字および時間と、第1の記憶手段11
に記憶している暗証番号および入力タイミング時間とを
比較手段12cによりそれぞれ比較し、両者の一致したと
きのみ解錠手段12dが解錠信号を出力して電気錠15を解
錠するようにしているので、暗証番号のみの比較により
解錠するかどうかを決定するものに比べて不正操作によ
り解錠が極めて困難となり防盗上好ましい。
また、表示手段13にタイマ手段12aの計時時間を表示し
ているので、第1の記憶手段に記憶している暗証番号の
各桁の入力タイミング時間が非等間隔であっても、この
計時時間を見ながらその通りにキー操作する際の目安と
して有効に利用できる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図に基づいて説明する。
第2図は本発明によるキーレス解錠装置の一実施例を示
すブロック図である。図中、10は解錠の際暗証番号を入
力するためのテンキーと暗証番号の入力の開始時に操作
するスタートキー(ST)とからなるキー操作部、11は予
め定められた例えば4桁の暗証番号とこの暗証番号につ
いて予め定められた入力タイミング時間との他、制御プ
ログラムを格納しているリードオンメモリ(ROM)、12
はROM11に格納されている制御プログラムに従って動作
するマイクロプロセッサ(CPU)、13はキー操作部10の
テンキーにより暗証番号を入力する際のタイミングを計
る目安となる時間を表示する表示器、14はキー操作部10
のテンキーにより入力された暗証番号と入力タイミング
が予め定めたものを違っているとき鳴動されるブザー、
15はキー操作部10のテンキー操作により入力された暗証
番号と入力タイミングが予め定めたものと一致したとき
解錠駆動される電気錠である。
上記CPU12は図示しないタイマカウンタ、レジスタなど
を有し、第3図のフローチャート図に示すように動作す
る。
すなわち、CPU12は電源投入により動作をスタートし、
その最初のステップS1においてキー操作部10からのスタ
ートキー(ST)入力を待つ。キー操作部10のスタートキ
ー(ST)が操作されると、ステップS1の判定がYESとな
り、ステップS2に進み、ここでタイマカウンタをスター
トさせ、その計時内容を表示器13に出力してスタートキ
ー操作後の時間を表示する。
その後ステップS3に進み、ここでキー操作部10のテンキ
ー操作によるキー入力を待つ。テンキー操作があり、ス
テップS3の判定がYESとなるとステップS4に進み、ここ
でレジスタRを+1する。次にステップS5に進み、ここ
でテンキー操作により入力された数字DをレジスタRの
内容で指示されるRAM中の位置DR、すなわち1桁目に対
応する位置に格納すると共に、テンキー操作の有った時
点のタイマカウンタの内容TをレジスタRの内容で指示
されるRAM中の位置TRに格納する。
続いてステップS6に進み、ここでレジスタRの内容が4
以上であるか否か、すなわちテンキー操作が4回行わ
れ、4桁暗証番号に対応する数字が入力されたかどうか
を判定する。このステップS6の判定がNOのときはステッ
プS3に戻り、次のテンキー操作によるキー入力を待つ。
以後ステップS3〜S6を繰り返し、4回のテンキー操作が
行われてステップS6の判定がYESとなるとステップS7に
進む。
ステップS7においては、テンキー操作により入力されRA
Mに格納された4つの数字とROMを記憶されている暗証番
号の対応するの数字桁とを比較すると共に、テンキー操
作された時点毎にRAMに格納された時間とROMに記憶され
ている暗証番号の入力タイミング時間とを比較し、その
後比較結果を判定するためステップS8に進む。
ROMに記憶されている入力タイミング時間は、暗証番号
を例えば2678とすると、1桁目の2をスタートキーの操
作から1〜2秒の間、2桁目の6を3〜4秒の間、3桁
目の7を6〜7秒の間、4桁目の8を8〜9秒の間に入
力しなければならないことを定めたもので、正当な操作
者はこのタイミング時間を記憶していて、テンキー操作
の際表示器13に表示されるスタートキー操作後の経過時
間を参照して所定の入力タイミング時間で各桁の数字を
入力することができる。従って、正当な操作者がテンキ
ー操作した場合には、暗証番号と入力タイミング時間が
ROMに予め記憶しているものと一致し、ステップS8の判
定はYESとなる。しかし、正当でない操作者が操作した
場合には、ステップS7での比較結果は一般に暗証番号及
び入力タイミング時間の両方とも一致することがなく、
ステップS8の判定はNOとなる。
ステップS8の判定がYESのときはステップS9に進み、こ
こで出力ポートから電気錠15に解錠信号を供給して電気
錠15を解錠駆動した後、ステップS10で誤りカウンタC
をクリアした後ステップS1に戻る。
ステップS8の判定がNOのときはステップS11に進み、こ
こで誤りカウンタCを+1する。その後ステップS12に
進み、誤りカウンタCの計数値により誤りが1回目か否
かを判定する。誤りが1回目のときはステップS13に進
み、タイマカウンタをスタートし計時を開始させる。続
いてステップS14に進み、ここでブザーを鳴動した後ス
テップS15に進む。ステップS15においては、ステップS1
3でスタートしたタイマカウンタにより1分経過した否
かを判定する。この判定がNOのときはステップS14に戻
り、ステップS15の判定がYESとなるまでステップS14及
びS15を繰り返し、ブザーを1分間鳴動し続ける。1分
が経過し、ステップS15の判定がYESとなるとステップS1
に戻り、次のスタートキー入力を待つ。
上記ステップS12の判定がNOのとき、すなわち誤りカウ
ンタCの計数値が1以上のときには、ステップS16に進
み、ここで誤りが2回目であるか否かを判定する。この
ステップS17の判定がYESのときステップS17に進みここ
でタイマカウンタをスタートした後ステップS18に進
む。ステップS18ではブザーを鳴動し、その後ステップS
19に進み、ここでカウンタの計時により10分経過したか
否かを判定する。このステップS19の判定がYESとなるま
でステップS18及びS19を繰り返して10分間ブザーを鳴動
し続け、その後ステップS1に戻り、次のスタートキー入
力を待つ。
上記ステップS16の判定がNOのとき、すなわち誤り入力
が3回以上あるときには、ステップS20に進み、ここで
タイマカウンタをスタートした後ステップS21に進む。
ステップS21ではステップS20でスタートしたタイマカウ
ンタにより1時間経過したか否かを判定し、このステッ
プS21の判定がYESとなるまでステップS21を繰り返す。
1時間が経過し、ステップS21の判定がYESとなると、ス
テップS1に戻り、次のスタートキー入力を待つ。
以上のように、上述の実施例では、スタートキー操作後
にテンキー操作により入力される数字とスタートキー操
作後のテンキー操作の時間とを、テンキー操作毎にRAM
中の所定位置に記憶し、テンキー操作により所定数の数
字を入力した時点で、テンキー操作で入力した数字とそ
の時間とをROMに記憶している暗証番号及び入力タイミ
ング時間とそれぞれ比較し、両方がそれぞれ一致したと
きのみ電気錠15を解錠するようにしているため、暗証番
号のみの比較によって解錠するかどうかを判断するもの
に比べて不正操作者による不正解錠が極めて困難にな
り、防盗性が高くなっている。
しかも、図示実施例では、不一致が3回以上にと、一定
時間スタートキーを操作後テンキーを操作してもテンキ
ー操作により入力される数字が全く受け入れられないた
め、不正解錠のためテンキー操作を繰り返して種々の数
字列を入力しようとしても、途中で頻繁に中断されるた
め、実質的に不正解錠が不能となり、防盗性が更に高く
なっている。
なお、上述した実施例では、スタートキー操作後の経過
時間を入力タイミング時間としているが、各キーの操作
間隔の時間を入力タイミング時間としてもよい。この場
合には、CPU12が行う仕事は、第3図のフローチャート
図において、ステップS5及びS6間に点線で示すステップ
S5aを挿入し、ここでタイマカウンタをスタートするよ
うにすればよい。そしてこのタイマカウンタの計時時
間、すなわち各テンキー操作からの経過時間を表示器13
に表示させ、各テンキーの操作タイミングの目安とすれ
ばよい。勿論、このようにした場合には、ROMに暗証番
号とともに記憶される入力タイミング時間もキー操作間
隔の時間、例えばスタートキーから1桁目のテンキーま
での時間1〜2秒、1桁目から2桁目の時間3〜4秒な
どとなっていなければならない。
また、上述の実施例ではスタートキーがキー操作部10に
設けられているが、これは必ずしも必要ない。しかし、
スタートキーがない場合には、最初のテンキー操作によ
ってしかタイマカウンタをスタートさせることができな
いので、入力タイミング時間は2桁目以降の入力時間と
なる。
更に、上述の説明では全てのキーの入力タイミング時間
を指定しているが、特定の桁の入力タイミング時間や特
定の桁間の入力タイミング時間のみを指定してもよい。
〔効果〕
以上説明したように本発明によれば、暗証番号だけでな
く、暗証番号の各桁の数字を入力するキー操作のタイミ
ングも一致していなければ解錠できないようになってい
るため、数字を順番に入力しただけでは不正解錠を行う
ことができず、防盗上極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるキーレス解錠装置の基本構成を示
すブロック図、 第2図は本発明による装置の一実施例を示すブロック
図、 第3図は第2図中のCPUが行う仕事を示すフローチャー
ト図である。 10…キー操作手段(キー操作部)、11…第1の記憶手段
(ROM)、12a…タイマ手段(CPU)12b…第2の記憶手段
(CPU)、12c…比較手段(CPU)、12d…解錠手段(CP
U)、13…表示手段(表示器)、14…電気錠。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め定められた所定桁数の暗証番号と該暗
    証番号の各桁について非等間隔で予め定められた入力タ
    イミング時間とを記憶している第1の記憶手段と、 解錠のための暗証番号を入力するキー操作手段と、 該キー操作手段のキー操作に応じて計時を開始し、キー
    操作により入力される暗証番号の各桁の数字の入力タイ
    ミング時間を計時するタイマ手段と、 前記キー操作手段のキー操作に応じて該キー操作により
    入力された数字と前記タイマ手段の計時時間とを記憶す
    る第2の記憶手段と、 前記キー操作手段のキー操作により前記所定桁数と同数
    の数字が入力されたとき、前記第1及び第2の記憶手段
    の内容を比較する比較手段と、 該比較手段の比較結果、前記第1の記憶手段の暗証番号
    と前記第2の記憶手段の数字とが一致し、かつ前記第2
    の記憶手段の計時時間が前記第1の記憶手段の入力タイ
    ミング時間に合致したとき、電気錠を解錠する解錠信号
    を出力する解錠手段と、 前記タイマ手段の計時時間を表示する表示手段とを備え
    る ことを特徴とするキーレス解錠装置。
JP10416488A 1988-04-28 1988-04-28 キーレス解錠装置 Expired - Fee Related JPH0715230B2 (ja)

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JPH0517053U (ja) * 1991-08-24 1993-03-05 日本信号株式会社 キー入力装置
JP4895301B2 (ja) * 2007-07-04 2012-03-14 サミー株式会社 遊技機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59118967A (ja) * 1982-12-23 1984-07-09 トヨタ自動車株式会社 車両用キ−レス型ドアロツク解錠方法
JPS59177667U (ja) * 1983-05-16 1984-11-28 沖電気工業株式会社 電子式錠

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