JP2534112B2 - 電子錠 - Google Patents
電子錠Info
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- JP2534112B2 JP2534112B2 JP63300953A JP30095388A JP2534112B2 JP 2534112 B2 JP2534112 B2 JP 2534112B2 JP 63300953 A JP63300953 A JP 63300953A JP 30095388 A JP30095388 A JP 30095388A JP 2534112 B2 JP2534112 B2 JP 2534112B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、ロック制御装置、特に複数のキースイッ
チを所定の順序で操作することにより解錠することので
きる電子錠に関連する。
チを所定の順序で操作することにより解錠することので
きる電子錠に関連する。
従来の技術 近年、ドアロック制御装置の施解錠は、金属製のキー
を使用する他に、磁気カード又はパンチカードを使用す
るシステムが提案されている。また、携帯するキー又は
カードを使用せずに、複数のスイッチにより予め登録し
た番号と同一番号を入力することにより、電子錠を解錠
するキーレスエントリシステムが提案されている。
を使用する他に、磁気カード又はパンチカードを使用す
るシステムが提案されている。また、携帯するキー又は
カードを使用せずに、複数のスイッチにより予め登録し
た番号と同一番号を入力することにより、電子錠を解錠
するキーレスエントリシステムが提案されている。
例えば、特公昭58-14910号公報に示されるように、カ
ードを使用してドアの解除を行うシステムは公知であ
る。また、特開昭56-105076号公報及び特公昭59-32632
号公報に示されるように、複数のスイッチを所定の順序
で操作することにより解錠信号を発生する電子錠は公知
である。
ードを使用してドアの解除を行うシステムは公知であ
る。また、特開昭56-105076号公報及び特公昭59-32632
号公報に示されるように、複数のスイッチを所定の順序
で操作することにより解錠信号を発生する電子錠は公知
である。
キーレスエントリシステムではアンロックコードを変
更できる電子錠が提案されている。この電子錠は特定の
固定コード番号を入力した後、テンキースイッチを操作
し任意の番号を入力すると、その後、この任意の入力番
号をアンロックコードとして使用することができる。
更できる電子錠が提案されている。この電子錠は特定の
固定コード番号を入力した後、テンキースイッチを操作
し任意の番号を入力すると、その後、この任意の入力番
号をアンロックコードとして使用することができる。
発明が解決しようとする課題 しかし、従来のキーレスエントリシステムではアンロ
ックコードを随時変更することができるが、実際にはア
ンロックコードを変更すべき時期が明確ではない。即
ち、従来のキーレスエントリシステムにおいて特定の使
用者以外の人がテンキースイッチを操作して解錠したこ
とは検出することができないのである。従って、アンロ
ックコードを変更できるにも拘らず、変更しないため、
一度他人にアンロックコードを知られた後でも同一のア
ンロックコードを継続的に使用することが多く、このた
め、従来では盗難等を防止することができなかった。
ックコードを随時変更することができるが、実際にはア
ンロックコードを変更すべき時期が明確ではない。即
ち、従来のキーレスエントリシステムにおいて特定の使
用者以外の人がテンキースイッチを操作して解錠したこ
とは検出することができないのである。従って、アンロ
ックコードを変更できるにも拘らず、変更しないため、
一度他人にアンロックコードを知られた後でも同一のア
ンロックコードを継続的に使用することが多く、このた
め、従来では盗難等を防止することができなかった。
そこで、この発明は解錠信号の発生を記憶しかつ表示
することのできる電子錠を提供することを目的とする。
することのできる電子錠を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 この発明による電子錠は、複数のキースイッチ(11)
と、アンロックコード番号を変更可能に記憶するアンロ
ックコード記憶手段(59)と、複数のキースイッチ(1
1)から入力された番号とアンロックコード記憶手段(5
9)に記憶されたアンロックコード番号とを比較し、一
致したときロック制御装置(75)に解錠信号を発生する
アンロックコード比較手段(52)とを有する。また、ア
ンロックコード比較手段(52)の解錠信号を記憶す読出
モード及び解錠信号を記憶する記憶モードに切り替えら
れる解錠信号記憶手段(84)と、解錠信号記憶手段(8
4)の出力を表示する表示手段(20)と、解錠信号が発
生した後、一定時間内に操作されたとき、解錠信号記憶
手段(84)を読出モードに切り替えるクリアスイッチ
(13)と、読出モードに切り換えられた解錠信号記憶手
段(84)に読み出し信号を付与するキースイッチ(11
a)とが設けられ、キースイッチ(11a)の操作により表
示手段(20)を作動させる。解錠信号記憶手段(84)
は、解錠信号を計数するカウンタ手段(83)と、カウン
タ手段(83)から出力されるアドレス信号により時間を
記憶する解錠時間記憶器(84)とを備え、カウンタ手段
(83)は累進するアドレス信号により解錠時間記憶器
(84)に時間を記憶させ、後退するアドレス信号により
解錠時間記憶器(84)から時間を読出す。更に、読み出
し信号を発生するキースイッチ(11a)により発生する
パルスを計数するカウンタ(86)と、カウンタ(86)に
計数されたパルスと同数のパルスを発生するパルス発生
器(87)とを備え、パルス発生器(87)のパルスにより
カウンタ手段(83)の計数値は最新の累進値に戻され
る。
と、アンロックコード番号を変更可能に記憶するアンロ
ックコード記憶手段(59)と、複数のキースイッチ(1
1)から入力された番号とアンロックコード記憶手段(5
9)に記憶されたアンロックコード番号とを比較し、一
致したときロック制御装置(75)に解錠信号を発生する
アンロックコード比較手段(52)とを有する。また、ア
ンロックコード比較手段(52)の解錠信号を記憶す読出
モード及び解錠信号を記憶する記憶モードに切り替えら
れる解錠信号記憶手段(84)と、解錠信号記憶手段(8
4)の出力を表示する表示手段(20)と、解錠信号が発
生した後、一定時間内に操作されたとき、解錠信号記憶
手段(84)を読出モードに切り替えるクリアスイッチ
(13)と、読出モードに切り換えられた解錠信号記憶手
段(84)に読み出し信号を付与するキースイッチ(11
a)とが設けられ、キースイッチ(11a)の操作により表
示手段(20)を作動させる。解錠信号記憶手段(84)
は、解錠信号を計数するカウンタ手段(83)と、カウン
タ手段(83)から出力されるアドレス信号により時間を
記憶する解錠時間記憶器(84)とを備え、カウンタ手段
(83)は累進するアドレス信号により解錠時間記憶器
(84)に時間を記憶させ、後退するアドレス信号により
解錠時間記憶器(84)から時間を読出す。更に、読み出
し信号を発生するキースイッチ(11a)により発生する
パルスを計数するカウンタ(86)と、カウンタ(86)に
計数されたパルスと同数のパルスを発生するパルス発生
器(87)とを備え、パルス発生器(87)のパルスにより
カウンタ手段(83)の計数値は最新の累進値に戻され
る。
作用 複数のキースイッチ(11)を所定の順序で操作してア
ンロックコード記憶手段(59)に記憶されたアンロック
コード番号と同一の番号が入力されたとき、アンロック
コード比較手段(52)は解錠信号を発生して、ロック制
御装置(75)を解錠する。解錠信号記憶手段(84)は記
憶モードのとき解錠信号の発生又は解錠信号が発生した
時刻を順次記憶する。クリアスイッチ(13)の操作によ
り読出モードに切り換えられた解錠信号記憶手段(84)
にキースイッチ(11a)から読み出し信号を付与する
と、アンロックコード比較手段(52)の解錠信号により
作動状態となる表示手段(20)は読出モードにある解錠
信号記憶手段(84)から読み出された情報を表示する。
従って、他人がキースイッチ(11)を操作してロック制
御装置(75)を解錠すれば、表示手段(20)はこの解錠
を表示するので、直ちに他人による解錠を認識すること
ができる。そこで、アンロックコード記憶手段(59)に
記憶されたアンロックコード番号を変更して、他人によ
る解錠を阻止することができる。
ンロックコード記憶手段(59)に記憶されたアンロック
コード番号と同一の番号が入力されたとき、アンロック
コード比較手段(52)は解錠信号を発生して、ロック制
御装置(75)を解錠する。解錠信号記憶手段(84)は記
憶モードのとき解錠信号の発生又は解錠信号が発生した
時刻を順次記憶する。クリアスイッチ(13)の操作によ
り読出モードに切り換えられた解錠信号記憶手段(84)
にキースイッチ(11a)から読み出し信号を付与する
と、アンロックコード比較手段(52)の解錠信号により
作動状態となる表示手段(20)は読出モードにある解錠
信号記憶手段(84)から読み出された情報を表示する。
従って、他人がキースイッチ(11)を操作してロック制
御装置(75)を解錠すれば、表示手段(20)はこの解錠
を表示するので、直ちに他人による解錠を認識すること
ができる。そこで、アンロックコード記憶手段(59)に
記憶されたアンロックコード番号を変更して、他人によ
る解錠を阻止することができる。
実施例 以下、この発明の実施例を第1図〜第4図について説
明する。
明する。
まず、第1図に示すように、ドアには、数字0〜9が
表示された複数のスイッチ11、クリアスイッチ13及びス
タートスイッチSTを有するキーボード10が取付られてい
る。キーボード10は、第2図に示すように、例えばワン
チップマイクロコンピュータで構成されるロック制御回
路12に電気的に接続されている。
表示された複数のスイッチ11、クリアスイッチ13及びス
タートスイッチSTを有するキーボード10が取付られてい
る。キーボード10は、第2図に示すように、例えばワン
チップマイクロコンピュータで構成されるロック制御回
路12に電気的に接続されている。
ロック制御回路12は、複数のキースイッチ11が接続さ
れた入力ポートI1〜I5及びクリアスイッチ13が接続さ
れた入力ポートI6を有する。また、ロック制御回路12
はソレノイド又はモータ等のアクチュエータ17を有する
ロック制御装置18、ブザー19及び表示手段としての表示
器20が接続されたコレクタを有する各トランジスタ14、
15及び16のベースにそれぞれ接続された出力ポートO1
〜O3を有する。トランジスタ14、15及び16の各エミッ
タはいずれも接地される。ブザー19は複数のキースイッ
チ11のいずれかが押圧されたときに押圧状態を確認する
ための音を発生する。また、表示器20は解錠信号が発生
したときに付勢される発光ダイオード及び解錠信号が発
生した時刻を表示する発光ダイオード又は液晶表示装置
である。
れた入力ポートI1〜I5及びクリアスイッチ13が接続さ
れた入力ポートI6を有する。また、ロック制御回路12
はソレノイド又はモータ等のアクチュエータ17を有する
ロック制御装置18、ブザー19及び表示手段としての表示
器20が接続されたコレクタを有する各トランジスタ14、
15及び16のベースにそれぞれ接続された出力ポートO1
〜O3を有する。トランジスタ14、15及び16の各エミッ
タはいずれも接地される。ブザー19は複数のキースイッ
チ11のいずれかが押圧されたときに押圧状態を確認する
ための音を発生する。また、表示器20は解錠信号が発生
したときに付勢される発光ダイオード及び解錠信号が発
生した時刻を表示する発光ダイオード又は液晶表示装置
である。
ロック制御回路12は、入力手段と、アンロックコード
番号を変更可能に記憶するアンロックコード記憶手段
と、複数のキースイッチ11から入力された番号をアンロ
ックコード記憶手段に記憶された番号をアンロックコー
ド番号とを比較し、一致したときロック制御装置18に解
錠信号を発生するアンロックコード比較手段と、アンロ
ックコード比較手段の解錠信号を記憶する解錠信号記憶
手段と、解錠信号記憶手段の出力を一定時間発生するタ
イマ手段とを有する。
番号を変更可能に記憶するアンロックコード記憶手段
と、複数のキースイッチ11から入力された番号をアンロ
ックコード記憶手段に記憶された番号をアンロックコー
ド番号とを比較し、一致したときロック制御装置18に解
錠信号を発生するアンロックコード比較手段と、アンロ
ックコード比較手段の解錠信号を記憶する解錠信号記憶
手段と、解錠信号記憶手段の出力を一定時間発生するタ
イマ手段とを有する。
ロック制御回路12は第3図に示す動作シーケンスに従
って作動される。
って作動される。
まず、第3図(a)に示すステップ21においてロック
制御回路12の入力手段は複数のスイッチ11が操作され、
入力ポートI1〜I6に入力信号が付与されたか否かを判
断する。複数のスイッチ11が操作されると、ロック制御
装置12のアンロックコード比較手段はステップ22におい
てアンロックコードが一致したか否かを判断する。一致
すると、ステップ23に進み、解錠信号を発生する。この
解錠信号は解錠信号記憶手段により記憶されると同時
に、解錠信号記憶手段は出力ポートO3から出力を発生
する。このため、表示器20が点灯し、作動状態(ステッ
プ24)となり、スタートに戻る。ステップ22においてア
ンロックコードが発生しないとき、ステップ25において
クリアスイッチ13が押圧されたか否か判断する。クリア
スイッチ13が押圧されると、解錠信号記憶手段はクリア
され、出力ポートO3の出力を停止するから、表示器20
が作動停止又は消灯し(ステップ26)、非作動状態とな
る。ステップ25においてクリアスイッチ13が作動されな
いときはスタートに戻る。従って、使用者がクリアスイ
ッチ13を操作した後、キースイッチ11によりアンロック
コード番号を入力すると、表示器20が作動する。使用者
は表示器20が作動していることを目視又は聴取して他人
による解錠を確認することができる。従って、この時点
以後、アンロックコード番号を変更することができる。
制御回路12の入力手段は複数のスイッチ11が操作され、
入力ポートI1〜I6に入力信号が付与されたか否かを判
断する。複数のスイッチ11が操作されると、ロック制御
装置12のアンロックコード比較手段はステップ22におい
てアンロックコードが一致したか否かを判断する。一致
すると、ステップ23に進み、解錠信号を発生する。この
解錠信号は解錠信号記憶手段により記憶されると同時
に、解錠信号記憶手段は出力ポートO3から出力を発生
する。このため、表示器20が点灯し、作動状態(ステッ
プ24)となり、スタートに戻る。ステップ22においてア
ンロックコードが発生しないとき、ステップ25において
クリアスイッチ13が押圧されたか否か判断する。クリア
スイッチ13が押圧されると、解錠信号記憶手段はクリア
され、出力ポートO3の出力を停止するから、表示器20
が作動停止又は消灯し(ステップ26)、非作動状態とな
る。ステップ25においてクリアスイッチ13が作動されな
いときはスタートに戻る。従って、使用者がクリアスイ
ッチ13を操作した後、キースイッチ11によりアンロック
コード番号を入力すると、表示器20が作動する。使用者
は表示器20が作動していることを目視又は聴取して他人
による解錠を確認することができる。従って、この時点
以後、アンロックコード番号を変更することができる。
第3図(b)は、この発明の他の実施例を示す。ステ
ップ31においてロック制御回路12の入力手段は複数のス
イッチ11が操作されたか否かを判断する。スイッチ11が
操作されると、ステップ32におい解錠信号記憶手段の表
示フラッグをセットするか否か判断する。解錠信号記憶
手段の表示フラッグがセットの場合はステップ33に進ん
で、表示器20を一定時間作動する。その後、ステップ34
に進み、アンロックコード番号と一致しているか否か判
断する。ステップ32において表示フラッグがセットされ
ない場合もステップ34に進む。ステップ34においてアン
ロックコード番号が一致していると、アンロックコード
比較手段は解錠信号を発生(ステップ35)し、この解錠
信号は解錠信号記憶手段で記憶される。このため、解錠
信号記憶手段の表示フラッグをセットした(ステップ3
6)後、スタートに戻る。ステップ34においてアンロッ
クコード番号が一致しないときは、ステップ37において
クリアスイッチ13が作動されたか否か判断する。クリア
スイッチ13が作動されていると、解錠信号記憶手段がク
リアされ、表示フラッグをリセットして(ステップ3
8)、スタートに戻る。ステップ37においてクリアスイ
ッチ13が操作されない場合は、そのままスタートに戻
る。このように、第3図(b)ではアンロックコード番
号を入力すると、この入力が存在したことを解錠信号記
憶手段により記憶する。これは解錠信号記憶手段の表示
フラッグをセットする状態で記憶されている。次に、キ
ースイッチ11を操作すると、タイマ手段は一定時間表示
器20を点灯する。ここで、クリアスイッチ13を操作する
と、解錠信号記憶手段の表示フラッグがリセットされ、
解錠信号記憶手段をクリア状態に切り換えてその記憶内
容を消去する。
ップ31においてロック制御回路12の入力手段は複数のス
イッチ11が操作されたか否かを判断する。スイッチ11が
操作されると、ステップ32におい解錠信号記憶手段の表
示フラッグをセットするか否か判断する。解錠信号記憶
手段の表示フラッグがセットの場合はステップ33に進ん
で、表示器20を一定時間作動する。その後、ステップ34
に進み、アンロックコード番号と一致しているか否か判
断する。ステップ32において表示フラッグがセットされ
ない場合もステップ34に進む。ステップ34においてアン
ロックコード番号が一致していると、アンロックコード
比較手段は解錠信号を発生(ステップ35)し、この解錠
信号は解錠信号記憶手段で記憶される。このため、解錠
信号記憶手段の表示フラッグをセットした(ステップ3
6)後、スタートに戻る。ステップ34においてアンロッ
クコード番号が一致しないときは、ステップ37において
クリアスイッチ13が作動されたか否か判断する。クリア
スイッチ13が作動されていると、解錠信号記憶手段がク
リアされ、表示フラッグをリセットして(ステップ3
8)、スタートに戻る。ステップ37においてクリアスイ
ッチ13が操作されない場合は、そのままスタートに戻
る。このように、第3図(b)ではアンロックコード番
号を入力すると、この入力が存在したことを解錠信号記
憶手段により記憶する。これは解錠信号記憶手段の表示
フラッグをセットする状態で記憶されている。次に、キ
ースイッチ11を操作すると、タイマ手段は一定時間表示
器20を点灯する。ここで、クリアスイッチ13を操作する
と、解錠信号記憶手段の表示フラッグがリセットされ、
解錠信号記憶手段をクリア状態に切り換えてその記憶内
容を消去する。
第3図(c)は更に他の実施例を示す。ステップ41に
おいてロック制御回路12の入力手段は複数のスイッチ11
が操作されたか否か判断する。スイッチ11が操作される
と、ステップ42において解錠信号記憶手段の表示フラッ
グをセットするか否か判断する。表示フラッグがセット
の場合はステップ43に進んで、タイマ手段は表示器20を
一定時間作動し、解錠されたアンロックコード番号を表
示する。ロック制御回路12の解錠信号記憶手段が複数の
アンロックコード番号を記憶している場合には、解錠信
号を出力したアンロックコード番号を確認することがで
きる。例えば、アンロックコード記憶手段内にアンロッ
クコードが5種類記憶されている場合にはどのアンロッ
クコード番号で解錠されたかを確認することができ、そ
のアンロックコード番号のみを変更すればよい。
おいてロック制御回路12の入力手段は複数のスイッチ11
が操作されたか否か判断する。スイッチ11が操作される
と、ステップ42において解錠信号記憶手段の表示フラッ
グをセットするか否か判断する。表示フラッグがセット
の場合はステップ43に進んで、タイマ手段は表示器20を
一定時間作動し、解錠されたアンロックコード番号を表
示する。ロック制御回路12の解錠信号記憶手段が複数の
アンロックコード番号を記憶している場合には、解錠信
号を出力したアンロックコード番号を確認することがで
きる。例えば、アンロックコード記憶手段内にアンロッ
クコードが5種類記憶されている場合にはどのアンロッ
クコード番号で解錠されたかを確認することができ、そ
のアンロックコード番号のみを変更すればよい。
その後、ステップ44に進み、アンロックコード比較手
段はアンロックコード番号と一致しているか否か判断す
る。ステップ42において表示フラッグがセットされない
場合もステップ44に進む。ステップ44においてアンロッ
クコード番号が一致していると、アンロックコード比較
手段は解錠信号を発生(ステップ45)し、解錠信号記憶
手段の表示フラッグをセットした(ステップ46)後、ス
タートに戻る。ステップ44においてアンロックコード番
号が一致しないときは、ステップ47においてクリアスイ
ッチ13が作動されたか否か判断する。クリアスイッチ13
が作動されていると、解錠信号記憶手段の表示フラッグ
をリセットして(ステップ48)、スタートに戻る。ステ
ップ47においてクリアスイッチ13が操作されない場合
は、そのままスタートに戻る。このように、第3図
(c)では表示フラッグがセット状態のときにアンロッ
クコード番号を入力すると、入力されたアンロックコー
ド番号をアンロックコード記憶手段により記憶する。次
に、スイッチ11が操作されると、一定時間表示器20でア
ンロックコード番号を表示する。ここで、クリアスイッ
チ13を操作すると、表示フラッグがリセットされ、解錠
信号記憶手段をクリア状態に切り換えてその記憶内容を
消去する。
段はアンロックコード番号と一致しているか否か判断す
る。ステップ42において表示フラッグがセットされない
場合もステップ44に進む。ステップ44においてアンロッ
クコード番号が一致していると、アンロックコード比較
手段は解錠信号を発生(ステップ45)し、解錠信号記憶
手段の表示フラッグをセットした(ステップ46)後、ス
タートに戻る。ステップ44においてアンロックコード番
号が一致しないときは、ステップ47においてクリアスイ
ッチ13が作動されたか否か判断する。クリアスイッチ13
が作動されていると、解錠信号記憶手段の表示フラッグ
をリセットして(ステップ48)、スタートに戻る。ステ
ップ47においてクリアスイッチ13が操作されない場合
は、そのままスタートに戻る。このように、第3図
(c)では表示フラッグがセット状態のときにアンロッ
クコード番号を入力すると、入力されたアンロックコー
ド番号をアンロックコード記憶手段により記憶する。次
に、スイッチ11が操作されると、一定時間表示器20でア
ンロックコード番号を表示する。ここで、クリアスイッ
チ13を操作すると、表示フラッグがリセットされ、解錠
信号記憶手段をクリア状態に切り換えてその記憶内容を
消去する。
第4図はこの発明の第4の実施例を示す。複数のキー
スイッチ11はBCD変換器50を介して固定コード番号比較
器51、カウンタ74と共にアンロックコード比較手段を構
成する可変コード番号比較器52、ゲート53及びオアゲー
ト54に接続されている。オアゲート54は複数のキースイ
ッチ11を構成するスイッチ11a〜11e及びクリアスイッチ
13が押圧される毎に出力を発生する。オアゲート54の出
力はブザー19、リトリガワンショットマルチバイブレー
タ55及びアドレスカウンタ56に付与される。アドレスカ
ウンタ56は固定コード番号記憶器57、値検出器58及びア
ンロックコード記憶手段としての可変コード番号記憶器
59に接続される。
スイッチ11はBCD変換器50を介して固定コード番号比較
器51、カウンタ74と共にアンロックコード比較手段を構
成する可変コード番号比較器52、ゲート53及びオアゲー
ト54に接続されている。オアゲート54は複数のキースイ
ッチ11を構成するスイッチ11a〜11e及びクリアスイッチ
13が押圧される毎に出力を発生する。オアゲート54の出
力はブザー19、リトリガワンショットマルチバイブレー
タ55及びアドレスカウンタ56に付与される。アドレスカ
ウンタ56は固定コード番号記憶器57、値検出器58及びア
ンロックコード記憶手段としての可変コード番号記憶器
59に接続される。
リトリガワンショットマルチバイブレータ55はオアゲ
ート54の出力を受ける毎に一定のパルス幅(例えば約5
秒)のパルスを継続的に発生する。ワンショットマルチ
バイブレータ60はリトリガワンショットマルチバイブレ
ータ55の出力が低レベルに切り換えられるときに、出力
を発生し、オアゲート61を介してアドレスカウンタ56を
クリアする。固定コード番号記憶器57は変更できない固
定コード番号を記憶している。これに対し、可変コード
番号記憶器59は記憶モードにおいて新規なアンロックコ
ード番号を記憶すると共に、それまでのアンロックコー
ド番号を消去することができる。
ート54の出力を受ける毎に一定のパルス幅(例えば約5
秒)のパルスを継続的に発生する。ワンショットマルチ
バイブレータ60はリトリガワンショットマルチバイブレ
ータ55の出力が低レベルに切り換えられるときに、出力
を発生し、オアゲート61を介してアドレスカウンタ56を
クリアする。固定コード番号記憶器57は変更できない固
定コード番号を記憶している。これに対し、可変コード
番号記憶器59は記憶モードにおいて新規なアンロックコ
ード番号を記憶すると共に、それまでのアンロックコー
ド番号を消去することができる。
固定コード番号比較器51はキースイッチ11から入力さ
れた番号と固定コード番号記憶器57に記憶された番号を
比較し、一致すると、カウンタ70に出力を送出する。カ
ウンタ70が所定の番号の桁(例えば5桁)に相当する信
号を計数したときに表示器20、ワンショットマルチバイ
ブレータ71及びオアゲート61と72に出力を付与する。従
って、カウンタ70はクリアされるが、表示器20の作動に
より、使用者が入力した番号と固定コード番号とが一致
したことを認識することができる。このとき、フリップ
フロップ73はセットされQ端子からゲート53及び可変コ
ード番号記憶器59のW/R端子に高レベルの信号が付与さ
れる。このため、ゲート53がオンとなると共に、可変コ
ード番号記憶器59が記憶モードに切り換えられる。しか
し、フリップフロップ73がリセット状態のときはそのQ
端子は低レベルの信号を発生するので、ゲート53はオフ
状態でありかつ可変コード番号記憶器59はリードモード
である。
れた番号と固定コード番号記憶器57に記憶された番号を
比較し、一致すると、カウンタ70に出力を送出する。カ
ウンタ70が所定の番号の桁(例えば5桁)に相当する信
号を計数したときに表示器20、ワンショットマルチバイ
ブレータ71及びオアゲート61と72に出力を付与する。従
って、カウンタ70はクリアされるが、表示器20の作動に
より、使用者が入力した番号と固定コード番号とが一致
したことを認識することができる。このとき、フリップ
フロップ73はセットされQ端子からゲート53及び可変コ
ード番号記憶器59のW/R端子に高レベルの信号が付与さ
れる。このため、ゲート53がオンとなると共に、可変コ
ード番号記憶器59が記憶モードに切り換えられる。しか
し、フリップフロップ73がリセット状態のときはそのQ
端子は低レベルの信号を発生するので、ゲート53はオフ
状態でありかつ可変コード番号記憶器59はリードモード
である。
可変コード番号比較器52はキースイッチ11から入力さ
れた信号と可変コード番号記憶器59に記憶された番号と
を比較し、一致する毎に一致信号を発生する。全桁につ
いてキースイッチ11から入力された信号と可変コード番
号記憶器59に記憶された番号が一致すると、カウンタ74
は解錠信号を発生し、この解錠信号はロック制御装置7
5、オアゲート61及び76、ワンショットマルチバイブレ
ータ77及びタイマ78に付与される。このため、図示しな
いロック装置が解錠される。また、カウンタ56、74がク
リアされると共に、フリップフロップ80がセット状態に
切り換えられる。このため、フリップフロップ80のQ端
子から出力が発生し、アンドゲート81の一方の入力端子
に信号が付与される。この状態でタイマ78が所定時間経
過後(例えば5秒後)に発生する信号及びクリアスイッ
チ13をオンしたときに発生する信号によりアンドゲート
79がオンとなり、フリップフロップ80がリセットされ
る。
れた信号と可変コード番号記憶器59に記憶された番号と
を比較し、一致する毎に一致信号を発生する。全桁につ
いてキースイッチ11から入力された信号と可変コード番
号記憶器59に記憶された番号が一致すると、カウンタ74
は解錠信号を発生し、この解錠信号はロック制御装置7
5、オアゲート61及び76、ワンショットマルチバイブレ
ータ77及びタイマ78に付与される。このため、図示しな
いロック装置が解錠される。また、カウンタ56、74がク
リアされると共に、フリップフロップ80がセット状態に
切り換えられる。このため、フリップフロップ80のQ端
子から出力が発生し、アンドゲート81の一方の入力端子
に信号が付与される。この状態でタイマ78が所定時間経
過後(例えば5秒後)に発生する信号及びクリアスイッ
チ13をオンしたときに発生する信号によりアンドゲート
79がオンとなり、フリップフロップ80がリセットされ
る。
フリップフロップ80がセット状態のときにキースイッ
チ11aをオンすると、アンドゲート81が出力を発生し、
フリップフロップ82がセット状態となり、そのQ端子か
ら出力が発生する。このため、アップダウンカウンタ
(カウンタ手段)83のU/D端子、解錠信号記憶手段とし
ての解錠時間記憶器84のW/R端子、ワンショットマルチ
バイブレータ85及びカウンタ86のR/W端子に高レベルの
信号が付与される。アップダウンカウンタ83は解錠時間
記憶器84の記憶時にアドレス信号を与えるが、U/D端子
に高レベルの信号が付与されていると、累進したアドレ
ス信号を発生する。逆に、U/D端子に低レベルの信号が
付与されていると、後退したアドレス信号を発生する。
アップダウンカウンタ83はオアゲート89からパルスを送
出されるが、オアゲート89はアンドゲート63及びカウン
タ74から出力が与えられる。アンドゲート63はフリップ
フロップ82の端子及びキースイッチ11bから出力を受
ける。また、カウンタ86はR/W端子に高レベルの信号を
受けているときパルス発生器87に発生すべきパスル数を
指令するが、R/W端子に低レベルの信号を受けていると
きはオアゲート89のパルスを計数する。パルス発生器87
はワンショットマルチバイブレータ85の出力が発生した
ときにカウンタ86に記憶されたパルス数と同数のパルス
を発生する。解錠時間記憶器84はW/R端子に高レベルの
信号が与えられているとき、記憶モードとなっている。
解錠時間記憶器84は記憶モードにおいてアップダウンカ
ウンタ83が累進信号を発生したとき、時計回路88から送
出される時間を記憶する。解錠時間記憶器84はW/R端子
に低レベルの信号が与えられているとき、読出モードと
なっている。解錠時間記憶器84は読出モードにおいてア
ップダウンカウンタ83が後退信号を発生したとき、表示
手段としての表示器20に対し記憶している解錠信号を順
次表示する。
チ11aをオンすると、アンドゲート81が出力を発生し、
フリップフロップ82がセット状態となり、そのQ端子か
ら出力が発生する。このため、アップダウンカウンタ
(カウンタ手段)83のU/D端子、解錠信号記憶手段とし
ての解錠時間記憶器84のW/R端子、ワンショットマルチ
バイブレータ85及びカウンタ86のR/W端子に高レベルの
信号が付与される。アップダウンカウンタ83は解錠時間
記憶器84の記憶時にアドレス信号を与えるが、U/D端子
に高レベルの信号が付与されていると、累進したアドレ
ス信号を発生する。逆に、U/D端子に低レベルの信号が
付与されていると、後退したアドレス信号を発生する。
アップダウンカウンタ83はオアゲート89からパルスを送
出されるが、オアゲート89はアンドゲート63及びカウン
タ74から出力が与えられる。アンドゲート63はフリップ
フロップ82の端子及びキースイッチ11bから出力を受
ける。また、カウンタ86はR/W端子に高レベルの信号を
受けているときパルス発生器87に発生すべきパスル数を
指令するが、R/W端子に低レベルの信号を受けていると
きはオアゲート89のパルスを計数する。パルス発生器87
はワンショットマルチバイブレータ85の出力が発生した
ときにカウンタ86に記憶されたパルス数と同数のパルス
を発生する。解錠時間記憶器84はW/R端子に高レベルの
信号が与えられているとき、記憶モードとなっている。
解錠時間記憶器84は記憶モードにおいてアップダウンカ
ウンタ83が累進信号を発生したとき、時計回路88から送
出される時間を記憶する。解錠時間記憶器84はW/R端子
に低レベルの信号が与えられているとき、読出モードと
なっている。解錠時間記憶器84は読出モードにおいてア
ップダウンカウンタ83が後退信号を発生したとき、表示
手段としての表示器20に対し記憶している解錠信号を順
次表示する。
アンドゲート62はフリップフロップ73及び値検出器58
から信号を受ける。即ち、可変コード番号記憶器59が記
憶モードとなって所定の桁の番号を記憶したときに値検
出器58が出力を発生してフリップフロップ73をリセット
する。
から信号を受ける。即ち、可変コード番号記憶器59が記
憶モードとなって所定の桁の番号を記憶したときに値検
出器58が出力を発生してフリップフロップ73をリセット
する。
上記の構成において、操作者が複数のキースイッチ11
を所定の順序で操作すると、入力された番号が固定コー
ド番号比較器51及び可変コード番号比較器52に付与され
る。同時に、複数のキースイッチ11の出力はオアゲート
54を介してアドレスカウンタ56に供給されるから、アド
レスカウンタ56はアドレス信号を固定コード番号記憶器
57及び可変コード番号記憶器59に供給する。このため、
固定コード番号記憶器57に記憶された固定コード番号が
固定コード番号比較器51に送出される。また、可変コー
ド番号記憶器59に記憶されたアンロックコード番号が可
変コード番号比較器52に付与される。
を所定の順序で操作すると、入力された番号が固定コー
ド番号比較器51及び可変コード番号比較器52に付与され
る。同時に、複数のキースイッチ11の出力はオアゲート
54を介してアドレスカウンタ56に供給されるから、アド
レスカウンタ56はアドレス信号を固定コード番号記憶器
57及び可変コード番号記憶器59に供給する。このため、
固定コード番号記憶器57に記憶された固定コード番号が
固定コード番号比較器51に送出される。また、可変コー
ド番号記憶器59に記憶されたアンロックコード番号が可
変コード番号比較器52に付与される。
入力された番号の各桁が記憶されたアンロックコード
番号に一致すると、可変コード番号比較器52は各桁毎に
出力をカウンタ74に発生する。全桁一致すると、カウン
タ74はロック制御装置75に解錠信号を発生して解錠す
る。このときフリップフロップ80はセットされるから、
所定時間経過前にモード切替手段としてのクリアスイッ
チ13を押圧するとフリップフロップ82がリセットされ、
モード切替手段としてのキースイッチ11aを押圧すると
フリップフロップ82がセットされる。ここで、キースイ
ッチ11aを押圧して、フリップフロップ82をセット状態
に切り換えたとき、アップダウンカウンタ83は累進可能
な状態であり解錠時間記憶器84は記憶モードにある。従
って、カウンタ74から圧政する解錠信号はアップダウン
カウンタ83により計数され、計数時にアップダウンカウ
ンタ83は解錠時間記憶器84にアドレス信号を付与して、
解錠信号が発生した時刻を記憶させる。このため、解錠
時間記憶器84は解錠信号が発生する度に、その時刻を順
次記憶する。
番号に一致すると、可変コード番号比較器52は各桁毎に
出力をカウンタ74に発生する。全桁一致すると、カウン
タ74はロック制御装置75に解錠信号を発生して解錠す
る。このときフリップフロップ80はセットされるから、
所定時間経過前にモード切替手段としてのクリアスイッ
チ13を押圧するとフリップフロップ82がリセットされ、
モード切替手段としてのキースイッチ11aを押圧すると
フリップフロップ82がセットされる。ここで、キースイ
ッチ11aを押圧して、フリップフロップ82をセット状態
に切り換えたとき、アップダウンカウンタ83は累進可能
な状態であり解錠時間記憶器84は記憶モードにある。従
って、カウンタ74から圧政する解錠信号はアップダウン
カウンタ83により計数され、計数時にアップダウンカウ
ンタ83は解錠時間記憶器84にアドレス信号を付与して、
解錠信号が発生した時刻を記憶させる。このため、解錠
時間記憶器84は解錠信号が発生する度に、その時刻を順
次記憶する。
カウンタ74が解錠信号を発生して所定時間内にモード
切替手段としてのクリアスイッチ13を押圧すると、アン
ドゲート79が出力を発生してフリップフロップ82がリセ
ット状態に切り換えられ、その端子から出力が発生す
る。アップダウンカウンタ83は後退可能な状態であり解
錠時間記憶器84は読出モードに切り換えられる。このた
め、キースイッチ11aを押圧して読み出し信号を発生す
ると、この読み出し信号はアンドゲート63及びオアゲー
ト89を通じてアップダウンカウンタ83に付与されるか
ら、解錠信号の発生時刻が解錠信号記憶器84から順次読
み出されて表示器20に表示される。キースイッチ11aに
よって発生するパルスはカウンタ86で計数される。フリ
ップフロップ82がクリアスイッチ13の操作によりリセッ
ト状態からセット状態に切り換えられるとき、Q端子の
立上り信号によりワンショットマルチバイブレータ85は
トリガパルスを発生する。このトリガパルスによりパル
ス発生器87はカウンタ86に計数されたパルス数と同数の
パルスをアップダウンカウンタ83に付与するから、アッ
プダウンカウンタ83の計数値は最新の累進値に戻され
る。従って、次に、解錠信号発生したときに、累進した
アドレス信号を発生し、解錠時間記憶器84に正確に解錠
時刻を記憶させる。
切替手段としてのクリアスイッチ13を押圧すると、アン
ドゲート79が出力を発生してフリップフロップ82がリセ
ット状態に切り換えられ、その端子から出力が発生す
る。アップダウンカウンタ83は後退可能な状態であり解
錠時間記憶器84は読出モードに切り換えられる。このた
め、キースイッチ11aを押圧して読み出し信号を発生す
ると、この読み出し信号はアンドゲート63及びオアゲー
ト89を通じてアップダウンカウンタ83に付与されるか
ら、解錠信号の発生時刻が解錠信号記憶器84から順次読
み出されて表示器20に表示される。キースイッチ11aに
よって発生するパルスはカウンタ86で計数される。フリ
ップフロップ82がクリアスイッチ13の操作によりリセッ
ト状態からセット状態に切り換えられるとき、Q端子の
立上り信号によりワンショットマルチバイブレータ85は
トリガパルスを発生する。このトリガパルスによりパル
ス発生器87はカウンタ86に計数されたパルス数と同数の
パルスをアップダウンカウンタ83に付与するから、アッ
プダウンカウンタ83の計数値は最新の累進値に戻され
る。従って、次に、解錠信号発生したときに、累進した
アドレス信号を発生し、解錠時間記憶器84に正確に解錠
時刻を記憶させる。
表示器20に表示される時刻において他人が解錠信号を
発生したことが判明したとき、固定コード番号と同一の
番号を入力する。これによりカウンタ70から出力が発生
し、フリップフロップ73をセット状態に切り換える。従
って、所望のアンロックコード番号を可変コード番号記
憶器59に記憶させることができる。
発生したことが判明したとき、固定コード番号と同一の
番号を入力する。これによりカウンタ70から出力が発生
し、フリップフロップ73をセット状態に切り換える。従
って、所望のアンロックコード番号を可変コード番号記
憶器59に記憶させることができる。
発明の効果 この発明によれば、解錠信号の発生を記憶して表示す
ることができるので、他人がキースイッチを操作したこ
とを認識することができる。このため、アンロックコー
ドを変更して不正な侵入又は盗難を防止することができ
る。
ることができるので、他人がキースイッチを操作したこ
とを認識することができる。このため、アンロックコー
ドを変更して不正な侵入又は盗難を防止することができ
る。
第1図はこの発明による電子錠のキースイッチの正面
図、第2図はこの発明による電子錠の電気回路を示すブ
ロック図、第3図(a)〜(c)は第1図の電気回路を
作動する異なる動作シーケンスを示すフローチャート、
第4図はこの発明の電子錠の他の実施例を示す電子回路
図である。 11……キースイッチ、12……ロック制御回路、13……ク
リアスイッチ(モード切替手段)、20……表示器(表示
手段)、52……可変コード番号比較器(アンロックコー
ド比較手段)、59……可変コード番号記憶器(アンロッ
クコード記憶手段)、75……ロック制御装置、84……解
錠時間記憶器(解錠信号記憶手段)、94……フリップフ
ロップ(解錠信号記憶手段)
図、第2図はこの発明による電子錠の電気回路を示すブ
ロック図、第3図(a)〜(c)は第1図の電気回路を
作動する異なる動作シーケンスを示すフローチャート、
第4図はこの発明の電子錠の他の実施例を示す電子回路
図である。 11……キースイッチ、12……ロック制御回路、13……ク
リアスイッチ(モード切替手段)、20……表示器(表示
手段)、52……可変コード番号比較器(アンロックコー
ド比較手段)、59……可変コード番号記憶器(アンロッ
クコード記憶手段)、75……ロック制御装置、84……解
錠時間記憶器(解錠信号記憶手段)、94……フリップフ
ロップ(解錠信号記憶手段)
Claims (3)
- 【請求項1】複数のキースイッチ(11)と、アンロック
コード番号を変更可能に記憶するアンロックコード記憶
手段(59)と、複数のキースイッチ(11)から入力され
た番号とアンロックコード記憶手段に記憶されたアンロ
ックコード番号とを比較し、一致したときロック制御装
置(75)に解錠信号を発生するアンロックコード比較手
段(52)とを有する電子錠において、 アンロックコード比較手段(52)の解錠信号を記憶する
読出モード及び解錠信号を記憶する記憶モードに切り替
えられる解錠信号記憶手段と、 解錠信号記憶手段の出力を表示する表示手段(20)と、 解錠信号が発生した後、一定時間内に操作されたとき、
解除信号記憶手段を読出モードに切り替えるクリアスイ
ッチ(13)と、 読出モードに切り換えられた解錠信号記憶手段に読み出
し信号を付与するキースイッチ(11a)とを備え、キー
スイッチ(11a)の操作により表示手段を作動させるこ
とを特徴とする電子錠。 - 【請求項2】解錠信号記憶手段は解錠信号を計数するカ
ウンタ手段(83)と、カウンタ手段(83)から出力され
るアドレス信号により時間を記憶する解錠時間記憶器
(84)とを備え、カウンタ手段(83)は累進するアドレ
ス信号により解錠時間記憶器(84)に時間を記憶させ、
後退するアドレス信号により解錠時間記憶器(84)から
時間を読出す請求項1に記載の電子錠。 - 【請求項3】読み出し信号を発生するキースイッチ(11
a)により発生するパルスを計数するカウンタ(86)
と、カウンタ(86)に計数されたパルスと同数のパルス
を発生するパルス発生器(87)とを備え、パルス発生器
(87)のパルスによりカウンタ手段(83)の計数値は最
新の累進値に戻される請求項1に記載の電子錠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63300953A JP2534112B2 (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | 電子錠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63300953A JP2534112B2 (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | 電子錠 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02147780A JPH02147780A (ja) | 1990-06-06 |
JP2534112B2 true JP2534112B2 (ja) | 1996-09-11 |
Family
ID=17891071
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63300953A Expired - Fee Related JP2534112B2 (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | 電子錠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2534112B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6058761U (ja) * | 1983-09-30 | 1985-04-24 | 松下電工株式会社 | 電気錠のシ−クレツトスイツチ装置 |
-
1988
- 1988-11-30 JP JP63300953A patent/JP2534112B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02147780A (ja) | 1990-06-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |