JP2874895B2 - 操作制御装置 - Google Patents

操作制御装置

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JP2874895B2
JP2874895B2 JP13612089A JP13612089A JP2874895B2 JP 2874895 B2 JP2874895 B2 JP 2874895B2 JP 13612089 A JP13612089 A JP 13612089A JP 13612089 A JP13612089 A JP 13612089A JP 2874895 B2 JP2874895 B2 JP 2874895B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、操作制御装置、特に複数のスイッチを所
定の順序で操作することにより操作可能な操作制御装置
に関連する。
従来の技術 近年、ドアロック制御装置の施解錠は、金属製のキー
を使用する他に、磁気カード又はパンチカードを使用す
るシステムが提案されている。また、携帯するキー又は
カードを使用せずに、複数のスイッチにより予め登録し
たコード番号と同一のコード番号を入力することによ
り、電子錠を解錠するキーレスエントリシステムが提案
されている。
例えば、特公昭58−14910号公報に示されるように、
カードを使用してドアの解錠を行うシステムは公知であ
る。また、特開昭56−105076号公報及び特公昭59−3263
2号公報に示されるように、複数のスイッチを所定の順
序で操作することにより解錠信号を発生する電子錠は公
知である。
発明が解決しようとする課題 ところで、従来のキーレスエントリシステムではロッ
ク装置を設けた家屋から使用者が長時間不在になる場合
又は使用しない対象物を不使用状態又は使用不能状態に
保持する場合に、他人が複数のスイッチを反復操作して
不正に解錠する危険がある。そこで、公知ではないが、
セルフロック状態に切り換えることのできるキーレスエ
ントリシステムが提案されている。「セルフロック状
態」とは複数のスイッチにより正規の解錠コード番号を
入力してもロック装置が解錠されない状態をいう。この
ようなセルフロック状態を形成することにより、不正侵
入防止効果又は盗難防止効果を一層向上できる。しか
し、実際にはセルフロック状態を解除する解除コード番
号を他人に知られると、不正侵入又は盗難を回避するこ
とができない。そこで、セルフロックコードを適宜変更
できることが望ましいが、セルフロックコードを適宜変
更できるキーレスエントリシステムは未だ提案されてい
ない。
そこで、この発明はセルフロックコードを適宜変更で
きる操作制御装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 この発明による操作制御装置は、複数のスイッチ(1
1)と、操作コードを記憶する操作コード記憶手段(4
5)と、複数のスイッチ(11)から入力されたコードを
操作コード記憶手段(45)に記憶された操作コードと比
較し、これらが一致したとき被制御装置(13)に操作信
号を発生する操作コード比較手段(40)とを有する。こ
の操作制御装置は、セルフロックコードを記憶しかつ読
出し可能なリードモード及び書込み可能なライトモード
に切り換えられる無効コード記憶手段(51)と、複数の
スイッチ(11)から入力されたコードを無効コード記憶
手段(51)に記憶されたセルフロックコードと比較しこ
れらが一致したときに一致信号を発生する無効コード比
較手段(50)と、無効コード比較手段(50)の一致信号
に基づいて被制御装置(13)への操作信号を無効にする
セルフロック信号を発生する状態切換手段(60)と、電
磁波信号を受信する受信手段(17)と、特定のパルスコ
ードを記憶する変更コード記憶手段(76)と、受信手段
(17)から発生する信号を変更コード記憶手段(76)内
に記憶された特定のパルスコードと比較してこれらが一
致したときにトリガパルスを発生するパルスコード比較
手段(74)とを備えている。無効コード記憶手段(51)
はパルスコード比較手段(74)のトリガパルスによりラ
イトモードに切り換えられたとき、複数のスイッチ(1
1)から入力されたコードを新たなセルフロックコード
として記憶する。
この発明の実施例では、パルスコード比較手段(74)
のトリガパルスが発生したとき、無効コード記憶手段
(51)はタイマ(79)により一定時間ライトモードに切
り換えられる。
本明細書において「コード」は数字に限られず、アル
ファベットを含む単数又は複数の識別記号により構成さ
れるコードをいう。
作 用 複数のスイッチ(11)を所定の順序で操作して操作コ
ード記憶手段(45)に記憶された操作コードと同一のコ
ードを入力すると、操作コード比較手段(40)は操作信
号を発生して、被制御装置(13)を操作することができ
る。被制御装置(13)を設けた対象物を長時間不使用状
態又は使用不能状態に保持する場合に、使用者は複数の
スイッチ(11)を操作して、セルフロックコードと同一
のコードを入力すると、無効コード比較手段(50)から
セルフロック信号が発生し、操作制御装置がセルフロッ
ク状態に切り換えられる。セルフロック状態では、複数
のスイッチ(11)を操作しても被制御装置(13)への操
作信号は無効にされ、被制御装置(13)を操作できない
から、他人によって不正に操作される危険はない。
この発明の実施例ではセルフロック状態において、使
用者が再びセルフロックコードと同一のコードを入力し
たときに、無効コード比較手段(50)からセルフロック
信号が発生し、操作制御装置が解除状態に切り換えられ
る。セルフロック解除状態で、前記と同様に、複数のス
イッチ(11)を所定の順序で操作して操作コード記憶手
段(45)に記憶された操作コードと同一のコードが入力
されたとき、操作コード比較手段(40)は操作信号を発
生して、被制御装置(13)が操作される。
また、受信手段(17)に向かって電磁波を発射したと
きに、受信手段(17)が受信した電磁波による出力信号
はパルスコード比較手段(74)内において変更コード記
憶手段(76)内に記憶された特定のパルスコードと比較
される。受信手段(17)の出力信号とパルスコードとが
一致するとパルスコード比較手段(74)はトリガパルス
を発生し、トリガパルスによりタイマ(79)は無効コー
ド記憶手段(51)を一定時間ライトモードに切り換える
出力を発生する。ライトモードに切り換えられた無効コ
ード記憶手段(51)は、複数のスイッチ(11)から入力
されたコードを新たなセルフロックコードとして記憶
し、それまで記憶されていたセルフロックコードは消去
されるから、その後、新たに記憶されたセルフロックコ
ードがセルフロック状態の設定及び解除に使用される。
実 施 例 以下、この発明の実施例を第1図〜第4図について説
明する。
まず、第2図に示すように、ドアには、数字0〜9が
表示された複数のスイッチ11及びスタートスイッチ(図
示せず)を有するキーボードが取付られている。キーボ
ードは、第1図に示すように、例えばワンチップマイク
ロコンピュータで構成される操作制御回路10に電気的に
接続される。
操作制御回路10は、複数のスイッチ11、暗証番号設定
用スイッチ12及び受信手段としての受信回路17が接続さ
れた入力ポートと、例えば、ロック装置を作動するソレ
ノイド又はモータ等のアクチュエータを有する被制御装
置13、ブザー14及びランプ15が接続された出力ポートを
有する。ブザー14及びランプ15は表示器16を構成する。
ブザー14は複数のスイッチ11のいずれかが押圧されたと
きに押圧状態を確認するための音を発生する。また、ラ
ンプ15は操作信号としての解錠信号が発生したときに付
勢される発光ダイオードでもよい。
操作制御回路10は、図示しないが、タイマ手段と、操
作コードを記憶する操作コード記憶手段と、複数のスイ
ッチ11から入力されたコードを操作コード記憶手段に記
憶された操作コードと比較し、これらが一致したとき被
制御装置13に操作信号としての解錠信号を発生する操作
コード比較手段と、特定のパルスコードを記憶する変更
コード記憶手段と、受信手段から発生する信号を変更コ
ード記憶手段内に記憶された特定のパルスコードと比較
して、これらが一致したときにトリガパルスを発生する
パルスコード比較手段とを有する。
また、操作制御回路10は、第1図には図示しないが、
セルフロックコードを記憶する無効コード記憶手段と、
複数のスイッチ11から入力されたコードを無効コード記
憶手段に記憶されたセルフロックコードと比較しこれら
が一致したときに一致信号を発生する無効コード比較手
段と、無効コード比較手段の一致信号に基づいて被制御
信号13への解錠信号を無効にするセルフロック信号を発
生する状態切換手段とを有する。更に、被制御装置13へ
の解錠信号を無効にするセルフロック状態と無効にしな
い解除状態とに切り換えられる状態切換手段が操作制御
回路10に設けられる。状態切換手段は、無効コード比較
手段の反復する出力によりセルフロック状態と解除状態
とに操作制御装置を交互に切り換える。セルフロック状
態ではセルフロックコードと同一のコードを複数のスイ
ッチ11で入力した後、操作コードと同一のコードを複数
のスイッチ11で入力して、操作コード比較手段から被制
御装置13に解錠信号が出力される。
以下、前記の構成の動作を第3図の動作シーケンスに
ついて説明する。ステップ20のスタートからステップ21
に進み、複数のスイッチ11の押圧によりコードが入力さ
れたか否か判断する。コードが入力されるとステップ22
に進み、操作コード比較手段において、入力されたコー
ドは操作コード記憶手段に記憶されたアンロックコード
としての操作コードと比較される。入力されたコードが
アンロックコードと一致しないと、無効コード比較手段
はステップ23においてセルフロックコードと入力された
コードとを比較する。ステップ23において一致しないと
スタートに戻り、一致すると状態切換手段はステップ24
においてセルフロック状態か否か判断する。セルフロッ
ク状態のとき、ステップ25においてセルフロック状態を
解除した後スタートに進み、セルフロック状態でないと
きはステップ34においてセルフロック状態を設定した後
スタートに戻る。
ステップ22において入力されたコードがアンロックコ
ードと一致すると、状態切換手段はステップ32において
セルフロック状態か否か判断し、セルフロック状態のと
きはスタートに戻る。セルフロック状態でないときはス
テップ33において解錠信号を発生し、被制御装置13を操
作してロック装置を解錠した後スタート(ステップ20)
に戻る。
ステップ21においてスイッチ入力を受信しないときは
ステップ26に進み、受信回路17が赤外線信号を受信した
か否かを判断する。赤外線信号を受信しないときはスタ
ート(ステップ20)に戻り、受信したときはステップ27
に進む。ステップ27において、パルスコード比較手段は
受信した赤外線信号が特定のパルスコードを含むか否か
判断する。受信した赤外線信号が変更コード記憶手段内
に記憶された特定のパルスコードと一致すると、ステッ
プ28において例えば10秒のタイマが設定される。続い
て、ステップ29においてタイマで設定された一定時間が
経過したか否か判断される。一定時間経過するとスター
ト(ステップ20)に戻る。一定時間経過していないとス
テップ30に進み、スイッチ11によりキーコードが入力さ
れたか否か判断する。キーコードが入力されると、ステ
ップ31において、無効コード記憶手段は入力されたコー
ドを新たなセルフロックコードとして記憶する。同時
に、無効コード記憶手段はそれまで記憶されていたセル
フロックコードを消去する。従って、その後、セルフロ
ック状態の設定及び解除には新たに記憶されたセルフロ
ックコードが使用される。ステップ30においてキーコー
ドが入力されないときはステップ29に戻る。
この発明の実施例は変更が可能である。例えば、マイ
クロコンピュータ等のICを使用して操作制御装置を構成
する例を第1図及び第3図に示したが、第4図に示すよ
うに、この発明による操作制御装置をディスクリート回
路によって構成することも可能である。そこで、第4図
の実施例について、以下説明する。
複数のスイッチ11はチャタリング防止回路35を介して
アンロックコード比較器(操作コード比較手段)40、セ
ルフロックコード比較器(無効コード比較手段)50及び
オアゲート41に接続されている。オアゲート41の出力は
ブザー14、リトリガワンショットマルチバイブレータ42
及びアドレスカウンタ43に供給される。ブザー14はスイ
ッチ11の押圧毎に発生するオアゲート41の出力により付
勢され、聴覚信号を発生する。オアゲート41から信号を
受けたとき、リトリガワンショットマルチバイブレータ
42は約5秒のパルス幅を有する出力を発生し、5秒以内
に次の入力を受けたとき、入力の時点から再びパルス幅
の計数を開始する。ワンショットマルチバイブレータ44
は、リトリガワンショットマルチバイブレータ42の出力
が停止するときそのパルスの立下がり時点で出力を発生
し、オアゲート47を通じてアドレスカウンタ43にリセッ
ト信号を付与する。アドレスカウンタ43はオアゲート41
の出力数を計数し、各桁のアドレス信号を発生する。ア
ドレスカウンタ43のアドレス信号はアンロックコード記
憶器(操作コード記憶手段)45、セルフロックコード記
憶器(無効コード記憶手段)51及び桁数検出器46に付与
される。
桁数検出器46は、アドレスカウンタ43の出力が所定の
桁(例えば3、5又は7桁)に達したときにオアゲート
47を通じてアドレスカウンタ43にリセット信号を付与す
る。アンロックコード記憶器45はアドレスカウンタ43か
ら出力されるアドレス信号を受信して、記憶された操作
コードをアンロックコード比較器40に出力する。同様
に、セルフロックコード記憶器51はアドレスカウンタ43
から出力されるアドレス信号を受信して、記憶されたセ
ルフロックコードをセルフロックコード比較器50に出力
する。
受信手段としての受信回路17は、受光センサ78と、受
光センサ78の出力を増幅する増幅器73とを有する。増幅
器73の出力はパルスコード比較器(パルスコード比較手
段)74とリードコード検出器75に接続される。リードコ
ード検出器75は赤外線信号の最初に含まれるリードコー
ドを検出して変更コード記憶器(変更コード記憶手段)
76に記憶された特定のパルスコードを読み出すアドレス
信号を生ずる。変更コード記憶器76から読み出されたパ
ルスコードはパルスコード比較器74に付与される。タイ
マ79はセルフロックコード記憶器51のW/R端子に接続さ
れる。パルスコード比較器74は増幅器73から入力された
コードと変更コード記憶器76から読み出されたパルスコ
ードとを比較し、これらが一致したときにタイマ79に出
力を与える。このため、タイマ79が一定時間、例えば10
秒間出力を発生してセルフロックコード記憶器51をリー
ドモードから書込み可能なライトモードに切り換える。
タイマ79が出力を生じていないとき、セルフロックコー
ド記憶器51は読出し可能なリードモードに切り換えられ
る。受光センサ78にはスイッチ77が接続され、スイッチ
77をオンしたときに受光センサ78が動作する。しかし、
スイッチ77を設けずに常時受光センサ78を作動してもよ
い。
アンロックコード比較器40の出力はカウンタ49に送出
される。カウンタ49の出力は被制御装置13及び表示器48
に送られる。セルフロックコード比較器50の出力はカウ
ンタ52に送出される。カウンタ52の出力はワンショット
マルチバイブレータ53に接続される。ワンショットマル
チバイブレータ53の出力端子は状態切換回路(状態切換
手段)60に接続される。
状態切換回路60は操作制御装置のセルフロック状態又
は解除状態を切り換えるR/Sフリップフロップ61を有す
る。ワンショットマルチバイブレータ53の出力はアンド
ゲート62及びオアゲート63を介してフリップフロップ61
のセット端子に接続される。また、ワンショットマルチ
バイブレータ53の出力はアンドゲート64を介してフリッ
プフロップ61のリセット端子に接続される。フリップフ
ロップ61のQ出力端子はトランジスタ71及び72の各ベー
ス及びアンドゲート62の反転入力端子にセルフロック信
号を付与するため接続される。トランジスタ71のコレク
タはカウンタ49の出力端子に接続され、エミッタは接地
される。トランジスタ72のコレクタはブザー14の入力端
子に接続され、エミッタは接地される。フリップフロッ
プ61のQバー出力端子はアンドゲート64の反転入力端
子、アンドゲート66の入力端子及びタイマ65に接続され
る。タイマ65の出力はアンドゲート66の反転入力端子に
接続される。タイマ65は、フリップフロップ61のQバー
出力端子が低電圧レベルから高電圧レベルに変化し、セ
ルフロック信号を発生する場合に一定時間のパルス幅を
有する出力を発生する。アンドゲート67の入力端子には
タイマ65の出力及びカウンタ49の出力として解錠信号が
供給され、アンドゲート67の出力はR/Sフリップフロッ
プ68のセット端子に付与される。フリップフロップ68の
Q出力端子はアンドゲート66の反転入力端子に接続さ
れ、リセット端子にはオアゲート47の出力が供給され
る。アンドゲート66の出力端子はオアゲート63に接続さ
れる。オアゲート47の出力は各カウンタ49及び52並びに
フリップフロップ68の各リセット端子に供給される。
前記の構成において、操作者が複数のスイッチ11を所
定の順序で操作すると、入力されたコードがアンロック
コード比較器40及びセルフロックコード比較器50に付与
される。同時に、複数のスイッチ11の出力はオアゲート
41を介してアドレスカウンタ43に供給されるから、アド
レスカウンタ43はアドレス信号を操作コード記憶器45及
びセルフロックコード記憶器51に供給する。このため、
操作コード記憶器45に記憶された操作コードがアンロッ
クコード比較器40に送出される。また、セルフロックコ
ード記憶器51に記憶されたセルフロックコードがセルフ
ロックコード比較器50に付与される。
入力されたコードの各桁が記憶された操作コードに一
致すると、アンロックコード比較器40は各桁毎にカウン
タ49へ出力を発生する。全桁一致すると、カウンタ49は
被制御装置13及び表示器48へ出力を発生する。このた
め、被制御装置13は解錠すると共に、解錠状態が表示器
48に表示される。また、入力されたコードの各桁が記憶
されたセルフロックコードに一致すると、セルフロック
コード比較器50は各桁毎に出力をカウンタ52に発生す
る。全桁一致すると、カウンタ52は出力を発生する。カ
ウンタ52の出力はワンショットマルチバイブレータ53に
より波形成形された後、状態切換回路60に送出される。
通常の使用状態では、状態切換回路60は解除状態にシ
フトされている。この状態では、フリップフロップ61は
リセット状態である。即ち、Q出力端子は低電圧レベル
にあり、Qバー出力端子は高電圧レベルにある。アンド
ゲート62の反転入力端子には低電圧レベルの信号が付与
され、アンドゲート64の反転入力端子には高電圧レベル
の信号が付与されている。従って、ワンショットマルチ
バイブレータ53から出力が発生したとき、アンドゲート
62から出力が発生し、この出力はオアゲート63を通じて
フリップフロップ61のセット端子に印加される。このた
め、フリップフロップ61がセット状態に切り換えられ、
Q出力端子が高電圧レベルから低電圧レベルに切り換え
られる。フリップフロップ61がセット状態にあると、操
作制御装置はセルフロック状態になる。従って、トラン
ジスタ71及び72がオン状態となり、カウンタ49の出力は
被制御装置13及び表示器48に付与されず、またオアゲー
ト41の出力はブザー14に付与されない。セルフロック状
態では、スイッチ11を操作しても、ブザー14による作動
音が発生せず、仮に操作コードと同一のコードがスイッ
チ11から入力されても被制御装置13は作動されない。
次に、操作者がスイッチ11からセルフロックコードと
同一のコードを入力すると、前記と同様にカウンタ52か
ら出力が発生する。従って、ワンショットマルチバイブ
レータ53からアンドゲート62及び64へパルスが付与され
る。このため、アンドゲート64から出力が発生し、フリ
ップフロップ61はリセット状態に切り換えられる。この
ため、フリップフロップ61のQバー出力端子から出力が
発生し、タイマ65から例えば3分の一定時間出力を発生
する。操作者はこの一定時間の間に操作コードと同一の
コードをスイッチ11から入力しなければならない。即
ち、タイマ65が出力を発生している時間中に操作コード
と同一のコードをスイッチ11により入力すると、カウン
タ49が出力として解錠信号を発生する。このため、アン
ドゲート67が出力を発生してフリップフロップ68がセッ
トされ、Q出力端子から出力を生ずる。この状態で所定
の時間が経過してタイマ65がタイムアップすると、タイ
マ65の出力が低電圧レベルになるので、アンドゲート66
は出力を生じない。しかし、タイマ65にセットされた時
間中にカウンタ49から解錠信号を発生しないと、フリッ
プフロップ68がセットされないので、タイマ65が出力を
停止した時点でアンドゲート66が出力を発生し、オアゲ
ート63を通じてフリップフロップ61をセットし、セルフ
ロック状態に切り換える。このように、状態切換回路60
はカウンタ52から出力が発生する毎に、交互にセルフロ
ック状態と解除状態とに切り換えられる。
セルフロックコードを変更する場合には、図示しない
赤外線発光器から所定のパルスコードを含む赤外線を受
光センサ78に向かって発射する。パルスコード比較器74
は、受光センサ78を介して入力されたコードと変更コー
ド記憶器76から読み出されたパルスコードとを比較し
て、これらが一致したときにタイマ79に出力を与える。
このため、タイマ79が10秒間出力を発生している状態で
スイッチ11を所定の順序で押圧する。このとき発生する
コードはセルフロックコード記憶器51の各アドレスに記
憶される。このため、10秒経過してタイマ79の出力が停
止した後は、セルフロックコード記憶器51内に新たに記
憶されたコードがセルフロックコード比較器50で比較さ
れる。
この発明の前記実施例は種々の変更が可能である。前
記の実施例では操作者が長時間家屋を不在にする場合に
ついて説明したが、他の場合についてもこの発明を応用
することができる。例えば、ゴルフ場のゲスト用ロッカ
ー又は賃貸式マンションにこの発明の操作制御装置を設
置できる。この場合、管理者は不使用のロッカー若しく
はマンション又は所定の時間が経過したロッカーをセル
フロック状態に切り換えることができる。また、セルフ
ロックコード記憶器51と同様に、操作コードを記憶した
操作コード記憶器45を所望のコードを記憶できるライト
モードに切り換えるように構成することも可能である。
また、前記の実施例ではこの発明による操作制御装置
をロック装置の操作に実施する例を示したが、ロック装
置以外の他の装置の操作を制御する場合にも実施できる
ことは明らかである。更に、電磁波として赤外線を使用
する例を示したが、赤外線以外に電波、可視光線等の他
の電磁波も使用可能である。
発明の効果 この発明によれば、適宜セルフロックコードを変更で
きるので、操作制御装置の不正解錠、盗難及び侵入を防
止することができる。また、特定のパルスコードを含む
電磁波に基づいてセルフロックコードが変更されるの
で、セルフロックコードの不正変更を防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による操作制御装置の電気回路を示す
ブロック図、第2図はこの発明による操作制御装置の正
面図、第3図は第2図の電気回路を作動する動作シーケ
ンスを示すフローチャート、第4図はこの発明の操作制
御装置の電子回路を示す回路図である。 11……スイッチ、13……被制御装置、17……受信回路
(受信手段)、40……アンロックコード比較器(操作コ
ード比較手段)、45……アンロックコード記憶器(操作
コード記憶手段)、51……セルフロックコード記憶器
(無効コード記憶手段)、50……セルフロックコード比
較器(無効コード比較手段)、60……状態切換回路(状
態切換手段)、74……パルスコード比較器(パルスコー
ド比較手段)、76……変更コード記憶器(変更コード記
憶手段)、79……タイマ、

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のスイッチ(11)と、操作コードを記
    憶する操作コード記憶手段(45)と、複数のスイッチ
    (11)から入力されたコードを操作コード記憶手段(4
    5)に記憶された操作コードと比較し、これらが一致し
    たとき被制御装置(13)に操作信号を発生する操作コー
    ド比較手段(40)とを有する操作制御装置において、 セルフロックコードを記憶しかつ読出し可能なリードモ
    ード及び書込み可能なライトモードに切り換えられる無
    効コード記憶手段(51)と、複数のスイッチ(11)から
    入力されたコードを無効コード記憶手段(51)に記憶さ
    れたセルフロックコードと比較しこれらが一致したとき
    に一致信号を発生する無効コード比較手段(50)と、無
    効コード比較手段(50)の一致信号に基づいて被制御装
    置(13)への操作信号を無効にするセルフロック信号を
    発生する状態切換手段(60)と、電磁波信号を受信する
    受信手段(17)と、特定のパルスコードを記憶する変更
    コード記憶手段(76)と、受信手段(17)から発生する
    信号を変更コード記憶手段(76)内に記憶された特定の
    パルスコードと比較してこれらが一致したときにトリガ
    パルスを発生するパルスコード比較手段(74)とを備
    え、 無効コード記憶手段(51)はパルスコード比較手段(7
    4)のトリガパルスによりライトモードに切り換えられ
    たとき、複数のスイッチ(11)から入力されたコードを
    新たなセルフロックコードとして記憶することを特徴と
    する操作制御装置。
  2. 【請求項2】パルスコード比較手段(74)のトリガパル
    スが発生したとき、無効コード記憶手段(51)はタイマ
    (79)により一定時間ライトモードに切り換えられる請
    求項(1)記載の操作制御装置。
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