JP2591661B2 - 電子錠 - Google Patents

電子錠

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JP2591661B2
JP2591661B2 JP63160913A JP16091388A JP2591661B2 JP 2591661 B2 JP2591661 B2 JP 2591661B2 JP 63160913 A JP63160913 A JP 63160913A JP 16091388 A JP16091388 A JP 16091388A JP 2591661 B2 JP2591661 B2 JP 2591661B2
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伸欣 吉田
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、ロック制御装置、特に複数のキースイッ
チを所定の順序で操作することにより解錠することので
きる電子錠に関連する。
従来の技術 近年、ドアロック制御装置の施解錠は、金属製のキー
を使用する他に、磁気カード又はパンチカードを使用す
るシステムが提案されている。また、携帯するキー又は
カードを使用せずに、複数のスイッチにより予め登録し
た番号と同一番号を入力することにより、電子錠を解錠
するキーレスエントリシステムが提案されている。
例えば、特公昭58−14910号公報に示されるように、
カードを使用してドアの解錠を行うシステムは公知であ
る。また、特開昭56−105076号公報及び特公昭59−3263
2号公報に示されるように、複数のスチッチを所定の順
序で操作することにより解錠信号を発生する電子錠は公
知である。
発明が解決すようとする課題 しかし、従来のキーレスエントリシステムではロック
制御装置を設けた家屋から使用者が長時間不在になる場
合又は使用しない対象物を不使用状態又は使用不能状態
に保持する場合に、他人が複数のキースイッチを反復し
て不正に操作すると解錠する危険がある。
そこで、この発明はシリンダ錠を操作することにより
複数のキースイッチを操作したとき応答不能となる電子
錠を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 この発明による電子錠は、複数のキースイッチ(11)
と、アンロックコード番号を記憶する解錠番号記憶手段
(45)と、複数のキースイッチ(11)から入力された番
号を解錠番号記録手段(45)に記憶されたアンロックコ
ード番号とを比較し、一致したときロック制御装置(1
7)に解錠信号を発生する解錠番号比較手段(40)と、
セルフロックコード番号を記憶する無効番号記憶手段
(51)と、複数のキースイッチ(11)から入力された番
号を無効番号記憶手段(51)に記憶されたセルフロック
コード番号と比較しこれらが一致したときに一致番号を
発生する無効番号比較手段(50)と、無効番号比較手段
(50)の一致信号に基づいてロック制御装置(17)への
解錠信号を無効にするセルフロック信号を発生してセル
フロック状態に切換えるセルフロック状態切替え手段
(60)とを有する。
セルフロック状態切替え手段(60)は無効番号比較手
段(50)の出力によりセルフロック設定信号を発生する
セルフロック保持状態及びセルフロック設定信号の発生
を停止するセルフロック解除状態に切り替えられるセル
フロック状態保持回路(61)と、解錠番号比較手段(4
0)とロック制御装置(17)との間に接続されかつセル
フロック状態保持回路(61)のセルフロック設定信号に
よりロック制御装置(17)への解錠信号を阻止するスイ
ッチング素子(71)と、セルフロック状態保持回路(6
1)又はスイッチング素子(71)に接続されたシフトス
イッチ(80、82)と、シフトスイッチ(80、82)をオン
状態又はオフ状態に切り替えるシリンダ錠(81)とを備
えている。シリンダ錠(81)の操作により、ロック制御
装置(17)の操作が不能なデッドロック状態とセルフロ
ック解除状態にセルフロック状態切替え手段(60)を切
り替えられる。
この発明の実施例では、シフトスイッチ(80、82)は
状態切換え手段(60)に接続され、状態切換え手段(6
0)はシフトスイッチ(80、82)の切換えによりデット
ロック状態とセルフロック解除状態とに交互に切換え
る。デッドロック状態においてシリンダ錠(81)を操作
してセルフロック解除状態に切り換えた後、アンロック
コード番号と同一の番号を複数のキースイッチ(11)で
入力して、解錠番号比較手段(40)からロック制御装置
(17)に解錠信号を出力する。
作 用 複数のキースイッチ(11)を所定の順序で操作して解
錠番号記憶手段(45)に記憶されたアンロックコード番
号と同一の番号を入力したとき、解錠番号比較手段(4
5)は解錠信号を発生して、ロック制御装置(17)を解
錠する。使用者が一時的にロック制御装置(17)を使用
不用にする場合、複数のキースイッチ(11)を所定の順
序で操作して無効番号記憶手段(51)に記憶されたセル
フロックコード番号と同一の番号を入力したとき、無効
番号比較手段(50)の出力によりセルフロック状態保持
回路(61)がセルフロック保持状態に切り替えられる。
使用者が複数のキースイッチ(11)を所定の順序で操作
して無効番号記憶手段(51)に記憶されたセルフロック
コード番号と同一の番号を入力したとき、無効番号比較
手段(50)の出力によりセルフロック状態保持回路(6
1)がセルフロック解除状態に切り替えられる。
使用者がロック制御装置(17)を設けた対象物を長時
間不使用状態は使用不能状態に保持する場合に、シリン
ダ錠(81)を操作して、電子錠をデッドロック状態に切
換える。デッドロック状態では、複数のキースイッチ
(11)を操作してもロック制御装置(17)への解錠信号
は無効にされ、ロック制御装置(17)が解錠されること
はなく、他人に解錠される危険はない。デッドロック状
態において、管理者が再びシリンダ錠(81)を操作し
て、電子錠がセルフロック状態又はセルフロック解除状
態に切換えられる。電子錠がデッドロック状態からセル
フロック状態に切り換えられたとき、再び複数のキース
イッチ(11)を所定の順序で操作して無効番号記憶手段
(51)に記憶されたセルフロックコード番号と同一の番
号を入力したとき、無効番号比較手段(50)の出力によ
りセルフロック状態保持回路(61)がセルフロック解除
状態に切り替えられる。電子錠がデッドロック状態から
セルフロック解除状態に切り換えられたとき、前記と同
様に、複数のキースイッチ(11)を所定の順序で操作し
て解錠番号記憶手段(45)に記憶されたアンロックコー
ド番号と同一の番号が入力される。このとき、解錠番号
比較手段(40)は解錠信号を発生して、ロック制御装置
(17)が解錠される。このように、ロック状態切替え手
段(60)にシフトスイッチ(81)を設けることにより、
セルフロック状態、セルフロック解除状態及びデッドロ
ック状態の3つのモードに切り替えることができる。
実 施 例 以下、この発明の実施例を第1図〜第4図について説
明する。
まず、第1図に示すように、ドアには、数字0〜9が
表示された複数のスイッチ11、チェックイン用スイッチ
C、チェックアウト用スイッチO、スタートスイッチST
を有するキーボード10が取付られている。キーボード10
は、第2図に示すように、例えばワンチップマイクロコ
ンピュータで構成される制御ユニット12に電気的に接続
されている。
また、制御ユニット12にはシリンダ錠のキーシリンダ
により操作されるシフトスイッチ80、82が接続されてい
る。
制御ユニット12は、複数のキースイッチ11及びライト
状態切換えスイッチ13が接続された入力ポートを有す
る。また、制御ユニット12はソレノイド又はモータ等の
アクチュエータを有するロック制御装置17、ブザー18及
び表示器19が接続されたコレクタを有する各トランジス
タ14、15及び16のベースに接続された出力ポートを有す
る。トランジスタ14、15及び16の各エミッタはいずれも
接地される。ブザー18は複数のキースイッチ11のいずれ
かが押圧されたときに押圧状態を確認するための音を発
生する。また、表示器19は解錠信号が発生したときに付
勢される発光ダイオードである。シフトスイッチ80は、
シリンダ錠を施錠状態及び解錠状態に操作するとそれぞ
れオン及びオフに切換えられる。
制御ユニット12は、タイマ手段と、状態検出手段、ア
ンロックコード番号を記憶する解錠番号記憶手段と、複
数のキースイッチ11から入力された番号を解錠番号記憶
手段に記憶されたアンロックコード番号と比較し、一致
したときロック制御装置17に解錠信号を発生する解錠番
号比較手段とを有する。また、制御ユニット12は、セル
フロックコード番号を記憶する無効番号記憶手段と、複
数のキースイッチ11から入力された番号を無効番号記憶
手段に記憶されたセルフロックコード番号と比較し一致
したときロック制御装置17への解錠信号を無効にするセ
ルフロック信号を発生する無効番号比較手段とを有す
る。ロック制御装置17への解錠信号を無効にするセルフ
ロック状態と無効にしない解除状態とに切換えられる状
態切換え手段が制御ユニット12に設けられる。この状態
切換え手段は無効番号比較手段の反復する出力によりセ
ルフロック状態と解除状態とに電子錠を交互に切換え
る。セルフロック状態ではセルフロックコード番号と同
一の番号を複数のキースイッチ11で入力した後、アンロ
ックコード番号と同一の番号を複数のキースイッチ11で
入力して、解錠番号比較手段からロック制御装置17に解
錠信号が出力される。
以下、上記の構成の動作を第3図の動作シーケンスに
ついて説明する。ステップ20において複数のキースイッ
チ11の押圧により番号が入力されたか否か判断する。番
号が入力されないとスタートに戻り、番号が入力される
と、入力された番号は解除番号比較手段において、解錠
番号記憶手段に記憶されたアンロックコード番号と比較
する(ステップ21)。入力された番号がアンロックコー
ド番号と一致すると、ステップ28へ進む。ステップ28に
おいてセルフロック状態のときは、スタートへ戻る。ス
テップ28において解除状態のときはステップ30に進み、
解錠される。また、ステップ21において、アンロックコ
ード番号と一致しないと、無効番号比較手段はステップ
22へ進み、セルフロックコード番号と一致するか否か判
断する。
ここで、入力された番号がセルフロックコード番号と
一致しないと、スタートへ戻り、一致すると、ステップ
23へ進む。ステップ23において、状態切換え手段は、電
子錠がセルフロック状態か否か判断する。電子錠が解除
状態のときは、ステップ29に進み、状態切換え手段は電
子錠をセルフロック状態に切換える。ステップ23におい
て電子錠がセルフロック状態のときは、ステップ24に進
み、セルフロック状態が解除される。次に、ステップ25
に進み、タイマ手段は、セルフロック状態の解除後、一
定時間経過したか否か判断する。一定時間経過すると、
ステップ29に進み、再びセルフロック状態が保持され
る。ステップ25において一定時間経過していないと、ス
テップ26に進み、スイッチ入力があるか否か判断され
る。スイッチ入力がないと、ステップ25に戻り、スイッ
チ入力があると、解錠番号比較手段は、ステップ27にお
いて入力番号がアンロックコード番号と一致したか否か
判断する。入力番号がアンロックコード番号に一致しな
いと、ステップ25に戻り、一致するとステップ30におい
て解錠番号比較手段から解錠信号が発生する。
ここで、シリンダ錠により解錠されて、シフトスイッ
チ80がオフ状態になると、解錠状態となり、制御ユニッ
ト12の状態検出手段はロック制御装置17への出力を送出
可能となる。しかし、シリンダ錠が施錠状態となり、シ
フトスイッチ80がオン状態に切換えられると、状態検出
手段はロック制御装置17への出力を発生しない。従っ
て、シリンダ錠の操作により、シフトスイッチ80を操作
して、第3図に示す動作シーケンスとは無関係にセルフ
ロック状態又は解除状態に切換えることができる。
この発明の実施例は変更が可能である。例えば、第2
図及び第3図はマイクロコンピュータ等のICを使用し
て、この発明による電子錠を構成する例を示したが、第
4図に示すように、ディスクリート回路によってもこの
発明による電子錠を構成することができる。そこで、第
4図の実施例について、以下説明する。
複数のキースイッチ11はチャタリング防止回路30を介
して解錠番号比較器(解錠番号比較手段)40、無効番号
比較器(無効番号比較手段)50及びオアゲート41に接続
されている。オアゲート41の出力はブザー18、リトリガ
ワンショットマルチバイブレータ42及びアドレスカウン
タ43に供給される。ブザー18はキースイッチ11の押圧毎
に発生するオアゲート41の出力により付勢され、聴覚信
号を発生する。リトリガワンショットマルチバイブレー
タ42はオアゲート41から信号を受けたとき、約5秒のパ
ルス幅を有する出力を発生し、5秒以内に次の入力を受
けたとき、その時点から再びパルス幅の計数を開始す
る。ワンショットマルチバイブレータ44はリトリガワン
ショットマルチバイブレータ42の出力が停止するときそ
のパルスの立下がり時点で出力を発生して、オアゲート
47を通じてアドレスカウンタ43にリセット信号を付与す
る。アドレスカウンタ43はオアゲート41の出力数を計数
して、各桁のアドレス信号を発生する。アドレスカウン
タ43のアドレス信号は解錠番号記憶器45(解錠番号記憶
手段)、無効番号記憶器(無効番号記憶手段)51及び桁
数検出器46に付与される。
桁数検出器46はアドレスカウンタ43の出力が所定の桁
(例えば3、5又は7桁)に達したときにオアゲート47
を通じてアドレスカウンタ43にリセット信号を付与す
る。解錠番号記憶器45はアドレスカウンタ43から出力さ
れるアドレス信号を受信して記憶されたアンロックコー
ド番号を解錠番号比較器40に出力する。同様に、無効番
号記憶器51はアドレスカウンタ43から出力されるアドレ
ス信号を受信して記憶されたセルフロックコード番号を
無効番号比較器50に出力する。無効番号記憶器51はスイ
ッチ13に接続されたW/R端子を有し、スイッチ13がオフ
状態及びオン状態のとき、無効番号記憶器51はそれぞれ
読出し可能なリードモード及び書込み可能なライトモー
ドに切換えられる。
解錠番号比較器40の出力はカウンタ49に送出される。
カウンタ49の出力はロック制御装置17及び表示器19に送
られる。無効番号比較器50の出力はカウンタ52に送出さ
れる。カウンタ52の出力はワンショットマルチバルブレ
ータ53に接続される。ワンショットマルチバイブレータ
53の出力端子は状態切換え回路(状態切換え手段)60に
接続される。
状態切換え回路60は電子錠のセルフロック状態又は解
除状態を切換えるR/Sフリップフロップ61を有する。ワ
ンショットマルチバイブレータ53の出力はアンドゲート
62及びオアゲート63を介してフリップフロップ61のセッ
ト端子に接続される。また、ワンショットマルチバイブ
レータ53の出力はアンドゲート64を介してワンショット
マルチバイブレータ53のリセット端子に接続される。ワ
ンショットマルチバイブレータ53のQ出力端子はトラン
ジスタ71と72の各ベース及びアンドゲート62の反転入力
端子に接続される。トランジスタ71のコレクタはカウン
タ49の出力端子に接続され、エミッタは接地される。ト
ランジスタ72のコレクタはブザー18の入力端子に接続さ
れ、エミッタは接地される。フリップフロップ61の出
力端子はアンドゲート64の反転入力端子、アンドゲート
66の入力端子及びタイマー65に接続される。タイマー65
の出力はアンドゲート66の反転入力端子に接続される。
タイマー65は、フリップフロップ61の出力端子が低電
圧レベルから高電圧レベルに変化した場合に一定時間の
パルス幅を有する出力を発生する。アンドゲート67の入
力端子にはタイマー65の出力及びカウンタ49の出力が供
給され、アンドゲート67の出力はR/Sフリップフロップ6
8のセット端子に付与される。フリップフロップ68のQ
出力端子はアンドゲート66の反転入力端子に接続され、
リセット端子にはオアゲート47の出力が供給される。ア
ンドゲート66の出力端子はオアゲート63に接続される。
オアゲート47の出力は各カウンタ49及び52並びにフリッ
プフロップ68の各リセット端子に供給される。
この発明の一実施例として、シフトスイッチ80はトラ
ンジスタ71とグランドとの間に接地される。シリンダ錠
81が解錠状態のときシフトスイッチ80はオフ状態とな
り、このため、トランジスタ71のコレクタは高電圧レベ
ルに保持される。しかし、シリンダ錠81が施錠状態のと
き、シフトスイッチ80はオン状態となり、このため、ト
ランジスタ71のコレクタは低電圧レベルに保持される。
上記の構成において、操作者が複数のキースイッチ11
を所定の順序で操作すると、入力された番号が解錠番号
比較器40及び無効番号比較器50に付与される。同時に、
複数のキースイッチ11の出力はオアゲート41を介してア
ドレスカウンタ43に供給されるから、アドレスカウンタ
43はアドレス信号を解錠番号記憶器45及び無効番号記憶
器51に供給する。このため、解錠番号記憶器45に記憶さ
れたアンロックコード番号が解錠番号比較器40に送出さ
れる。また、無効番号記憶器51に記憶されたセルフロッ
クコード番号が無効番号比較器50に付与される。
入力された番号の各桁が記憶されたアンロックコード
番号に一致すると、解錠番号比較器40は各桁毎に出力を
カウンタ49に発生する。全桁一致すると、カウンタ49は
ロック制御装置17及び表示器19に出力を発生する。この
ため、ロック制御装置17は解錠すると共に、解錠状態が
表示器19に表示される。また、入力された番号の各桁が
記憶されたセルフロックコード番号に一致すると無効番
号比較器50は各桁毎に出力をカウンタ52に発生する。全
桁一致すると、カウンタ52は出力を発生する。カウンタ
52の出力はワンショットマルチバイブレータ53により波
形成形された後、状態切換え回路60に送出される。
通常の使用状態では、状態切換え回路60は解除状態に
シフトされている。この状態では、フリップフロップ61
はリセット状態である。即ち、Q出力端子は低電圧レベ
ルにあり、出力端子は高電圧レベルにある。アンドゲ
ート62の反転入力端子には低電圧レベルの信号が付与さ
れ、アンドゲート64の反転入力端子には高電圧レベルの
信号が付与されている。従って、ワンショットマルチバ
イブレータ53から出力が発生したとき、アンドゲート62
から出力が発生し、この出力はオアゲート63を通じてフ
リップフロップ61のセット端子に印加される。このた
め、フリップフロップ61がセット状態に切換えられ、Q
出力端子が高電圧レベル、出力端子が低電圧レベルに
切換えられる。フリップフロップ61がセット状態にある
と、電子錠はセルフロック状態になる。従って、トラン
ジスタ71及び72がオン状態となり、カウンタ49の出力は
ロック制御装置17及び表示器19に付与されないと共に、
オアゲート41の出力はブザー18に付与されない。セルフ
ロック状態では、キースイッチ11を操作しても、ブザー
18による作動音が発生しないと共に、仮りにアンロック
コード番号と同一の番号がキースイッチ11から入力され
てもロック制御装置17は作動されない。
次に、操作者がキースイッチ11からセルフロックコー
ド番号と同一の番号を入力すると、前記と同様にカウン
タ52から出力が発生する。従って、ワンショットマルチ
バイブレータ53からパルスがアンドゲート62及び64に付
与される。このため、アンドゲート64から出力が発生
し、フリップフロップ61はリセット状態に切換えられ
る。このため、フリップフロップ61の出力端子から出
力が発生し、タイマー65から例えば3分の一定時間出力
を発生する。操作者はこの一定時間の間にアンロックコ
ード番号と同一の番号をキースイッチ11から入力しなけ
ればならない。即ち、タイマー65が出力を発生している
時間中にアンロックコード番号と同一の番号をキースイ
ッチ11により入力すると、カウンタ49が出力として解錠
信号を発生する。このため、アンドゲート67が出力を発
生してフリップフロップ68がセットされ、Q出力端子か
ら出力を生ずる。この状態で所定の時間が経過して、タ
イマー65がタイムアップすると、タイマー65の出力が低
電圧レベルになるので、アンドゲート66は出力を生じな
い。しかし、タイマー65にセットされた時間中に、カウ
ンタ49から解錠信号を発生しないと、フリップフロップ
68がセットされないので、タイマー65が出力を停止した
時点で、アンドゲート66が出力を発生し、オアゲート63
を通じてフリップフロップ61をセットし、セルフロック
状態に切換える。このように、状態切換え回路60はカウ
ンタ52から出力が発生する毎に、交互にセルフロック状
態と解除状態に切換えられる。
セルフロックコード番号を変更する場合には、ライト
状態切換えスイッチ13をオンにした状態でキースイッチ
11を所定の順序で押圧して発生する番号は無効番号記憶
器51の各アドレスに記憶される。このため、ライト状態
切換えスイッチ13をオフにした後は、無効番号記憶器51
内に新たに記憶された番号が無効番号比較器50で比較さ
れる。
また、シリンダ錠81が解錠状態のときはシフトスイッ
チ80がオフ状態にあり、カウンタ49の出力はロック制御
装置17に付与される。しかし、シリンダ錠81が施錠状態
のときシフトスイッチ80はオン状態にあるから、カウン
タ49の出力はロック制御装置17に供給されない。
この発明の上記実施例は種々の変更が可能である。上
記の実施例では操作者が長時間家屋を不在にする場合に
ついて説明したが、他の場合についてもこの発明を応用
することができる。例えば、ゴルフ場のゲスト用ロッカ
ー又は賃貸式マンションにこの発明の電子錠を設置する
ことができる。この場合に、管理者は不使用のロッカー
若しくはマンション又は所定の時間が経過したロッカー
をセルフロック状態に切換えることができる。また、無
効番号記憶器51と同様に、アンロックコード番号を記憶
した解錠番号記憶器45を所望の番号を記憶できるライト
モードに切換えるように構成することも可能である。
更に、第4図に示すように、この発明の更に別の実施
例として、シリンダ錠81により操作されるシフトスイッ
チ82を3接点スイッチとし、シリンダ錠81が解錠状態の
とき、フリップフロップ61のリセット端子に解錠信号を
付与して、フリップフロップ61を解錠状態に切り換え
る。また、シリンダ錠81が施錠状態のとき、オアゲート
63を介してフリップフロップ61のセット端子に施錠信号
を付与して、フリップフロップ61をセットし、セルフロ
ック状態に切り換えることが可能である。シリンダ錠81
を操作してセルフロック状態に切り換えたとき、キース
イッチ11によってセルフロック状態を解除できないた
め、デッドロック状態とよぶ。
更に、ワンショットマルチバイブレータ53と共にオア
ゲートを介してシフトスイッチの出力をアンドゲート62
と64との入力端子に付与して、シリンダ錠81の操作によ
りフリップフロップ61を交互に切換えることも可能であ
る。
発明の効果 この発明によれば、不使用状態又は使用不能状態にあ
る対象物の電子錠をセルフロック状態に切換えて、電子
錠の不正解錠、盗難及び侵入を防止することが可能とな
る。キースイッチによって電子錠をセルフロック状態又
はセルフロック解除状態に切り換える以外に、シリンダ
錠を操作して電子錠をデッドロック状態に切換えて、キ
ースイッチのいたずら又は不正操作による解錠信号の発
生を阻止して、更に防盗性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明による電子錠の正面図、第2図はこの
発明による電子錠の電気回路を示すブロック図、第3図
は第2図の電気回路を作動する動作シーケンスを示すフ
ローチャート、第4図はこの発明の電子錠の電子回路を
示す回路図である。 11……キースイッチ、40……解錠番号記憶器(解錠番号
記憶手段)、17……ロック制御装置、45……解錠番号記
憶器(解錠番号記憶手段)、80、82……シフトスイッ
チ、

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のキースイッチ(11)と、アンロック
    コード番号を記憶する解錠番号記憶手段(45)と、複数
    のキースイッチ(11)から入力された番号を解錠番号記
    録手段(45)に記憶されたアンロックコード番号とを比
    較し、一致したときロック制御装置(17)に解錠信号を
    発生する解錠番号比較手段(40)と、セルフロックコー
    ド番号を記憶する無効番号記憶手段(51)と、複数のキ
    ースイッチ(11)から入力された番号を無効番号記憶手
    段(51)に記憶されたセルフロックコード番号と比較し
    これらが一致したときに一致番号を発生する無効番号比
    較手段(50)と、無効番号比較手段(50)の一致信号に
    基づいてロック制御装置(17)への解錠信号を無効にす
    るセルフロック信号を発生してセルフロック状態に切換
    えるセルフロック状態切替え手段(60)とを有する電子
    錠において、 セルフロック状態切替え手段(60)は無効番号比較手段
    (50)の出力によりセルフロック設定信号を発生するセ
    ルフロック保持状態及びセルフロック設定信号の発生を
    停止するセルフロック解除状態に切り替えられるセフル
    ロック状態保持回路(61)と、解錠番号比較手段(40)
    とロック制御装置(17)との間に接続されかつセルフロ
    ック状態保持回路(61)のセルフロック設定信号により
    ロック制御装置(17)への解錠信号を阻止するスイッチ
    ング素子(71)と、セルフロック状態保持回路(61)又
    はスイッチング素子(71)に接続されたシフトスイッチ
    (80、82)と、シフトスイッチ(80、82)をオン状態又
    はオフ状態に切り替えるシリンダ錠(81)とを備え、 シリンダ錠(81)の操作により、ロック制御装置(17)
    の操作が不能なデッドロック状態とセルフロック解除状
    態にセルフロック状態切替え手段(60)を切り替えられ
    ることを特徴とする電子錠。
  2. 【請求項2】シフトスイッチ(80、82)は状態切換え手
    段(60)に接続され、状態切換え手段(60)はシフトス
    イッチ(80、82)の切換えによりデットロック状態とセ
    ルフロック解除状態とに交互に切換える請求項1に記載
    の電子錠。
  3. 【請求項3】デットロック状態においてシリンダ錠(8
    1)を操作してセルフロック解除状態に切り換えた後、
    アンロックコード番号と同一の番号を複数のキースイッ
    チ(11)で入力して、解錠番号比較手段(40)からロッ
    ク制御装置(17)に解錠信号を出力する請求項1に記載
    の電子錠。
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