JP2583109B2 - 電子制御装置 - Google Patents

電子制御装置

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JP2583109B2 JP63160909A JP16090988A JP2583109B2 JP 2583109 B2 JP2583109 B2 JP 2583109B2 JP 63160909 A JP63160909 A JP 63160909A JP 16090988 A JP16090988 A JP 16090988A JP 2583109 B2 JP2583109 B2 JP 2583109B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子制御装置に係り、特に、ホテルの部屋
用ドア、ロッカー用ドア及びレンタカー用ドア等の開閉
を制御する電子制御装置に関する。
従来の技術 近年、ドアロック装置の施解錠は、金属製のキーを使
用する他に、磁気カード又はパンチカードを使用するシ
ステムが提案されている。また、携帯するキー又はカー
ドを使用せずに、複数のスイッチにより予め登録した番
号と同一番号を入力することにより、電子錠を解錠する
キーレスエントリシステムが提案されている。
例えば、特公昭58-14910号公報に示されるように、カ
ードを使用してドアの解錠を行うシステムは公知であ
る。また、特開昭56-105076号公報及び特公昭59-32632
号公報に示されるように、複数のスイッチを所定の順序
で操作することにより解錠信号を発生する電子錠は公知
である。
発明が解決しようとする課題 しかし、キーやカードを使用するロック制御システム
では、キー又はカードを他人に盗用される恐れがある
他、室内又は他の異なる場所に置き忘れたり複製された
り、取り扱いにも細心の注意を要するなどの煩わしさが
ある。
これに対して、複数のキースイッチを使用するキーレ
スエントリシステムでは防盗及び防犯の面から利用者が
替わる度に前回の利用者及び他人に判別できない登録番
号に暗証番号を変更しなければならない。登録番号の変
更操作をホテルのフロントに設置された集中管理装置で
行う場合、フロントの集中管理装置と各部屋のロック装
置とを電気的に接続してオンラインシステムを確立しな
ければならない。このため、設置面で多大の経費を要す
るなどの問題がある。
本発明は、前記の問題点を解決するために、累進可能
なゲストコード番号を入力してユーザコード番号を登録
した後は、ユーザコード番号のみの入力で解錠信号を発
生する電子制御装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明による電子制御装置は、複数のスイッチ(11)
と、ユーザコードを記憶するユーザコード記憶手段(5
1)と、ユーザコード記憶手段(51)に記憶されたユー
ザコード番号と複数のスイッチ(11)で入力される番号
とを比較し、一致したときに解錠信号を発生するユーザ
コード比較手段(50)と、解錠信号で作動するロック制
御装置(18)と、ゲストコード番号を記憶するゲストコ
ード記憶手段(43)と、複数のスイッチ(11)により入
力された番号がゲストコード記憶手段(43)に記憶され
たゲストコード番号と一致したときに一致信号を送出す
るゲストコード比較手段(40)とを備えている。ゲスト
コード比較手段(40)の一致信号が発生したときに、ユ
ーザコード記憶手段(51)は複数のスイッチ(11)で入
力される新たな番号を記憶できる。ゲストコード記憶手
段(43)は累進したゲストコード番号を記憶する。ゲス
トコード累進回路(60)はゲストコード比較手段(40)
の一致信号によりゲストコード番号を累進する累進信号
を発生する。ゲストコード記憶手段(43)はゲストコー
ド累進回路(60)が累進信号を発生したときに、ゲスト
コード番号を累進したゲストコード番号に変更する。
本発明では、ゲストコード累進回路(60)は、ゲスト
コード記憶手段(43)のゲストコード番号を累進する累
進信号を発生するゲストコード累進スイッチ(63)又は
ゲストコード記憶手段(43)のゲストコード番号をリセ
ットするゲストコード初期設定スイッチ(13)を備えて
いる。
作用 ゲストコード累進回路(60)の累進信号によってゲス
トコード番号が累進され、ゲストコード記憶手段(43)
には新たなゲストコード番号が設定される。複数のスイ
ッチ(11)による入力番号が新たなゲストコード番号に
一致すると、ゲストコード比較手段(40)から一致信号
が出力される。この一致信号によりユーザコード記憶手
段(51)は複数のスイッチ(11)により新たに入力され
る任意の番号をユーザコード番号として記憶する。その
後、複数のスイッチ(11)を操作して入力された番号
が、前記のユーザコード番号に一致すると、ユーザコー
ド比較手段(50)から解錠信号がロック制御装置(18)
に送出される。
ユーザコード番号が登録されている状態では、このユ
ーザコード番号がロック装置の解錠のために使用され
る。しかし、このユーザコード番号の記憶のために使用
されたゲストコード番号は最早使用できない。このた
め、利用者がゲストコード番号を記載したカードを紛失
したり他人に判読されても、他人がロック装置を解錠す
ることができない。従って、チェックイン後はユーザコ
ード番号を使用しない限り解錠及び入室が不可能とな
る。ユーザコード番号を再登録するには、ゲストコード
累進回路(60)が累進信号を発生した後に変更されたゲ
ストコード番号を複数のスイッチ(11)により入力した
ときにのみ、新規にユーザコード番号を登録することが
できる。
実施例 以下、ホテルの部屋用ドアに応用した本発明による電
子制御装置の実施例を第1図〜第3図について説明す
る。
まず、第1図(a)に示すように、各部屋のドアに
は、数字0〜9が表示された複数のスイッチ11、チェッ
クイン用スイッチC及びスタートスイッチSTを有するキ
ーボード10が取付られる。キーボード10は、第1図
(b)に示すように、例えばワンチップマイクロコンピ
ュータで構成される制御ユニット12に電気的に接続され
ている。
制御ユニット12は、複数のスイッチ11及びゲストコー
ド初期設定スイッチ13が接続された入力ポートを有す
る。また、制御ユニット12は、ドライバとしてのトラン
ジスタ14、15、16の各ベースにそれぞれ接続された出力
ポートを有する。トランジスタ14、15及び16の各コレク
タはそれぞれソレノイド又はモータ等のアクチュエータ
17を有するロック制御装置18、ブザー19及び表示器20に
接続される。トランジスタ14、15及び16の各エミッタは
いずれも接地される。ブザー19は複数のスイッチ11のい
ずれかが押圧されたとき、押圧状態を確認するために音
を発生する。また、表示器20はゲストコード番号が一致
したときに付勢される発光ダイオードである。また、制
御ユニット12には解錠スイッチ61及び累進スイッチ63が
設けられている。
また、制御ユニット12は、ゲストコード番号を累進す
る累進信号を発生するゲストコード累進回路と、ゲスト
コード番号を記憶しかつ累進信号を受信したとき次のゲ
ストコード番号に累進するゲストコード記憶手段と、こ
のゲストコード記憶手段に登録されているゲストコード
番号に複数のスイッチ11で入力された番号が一致すると
一致信号を発生するゲストコード比較手段を有する。更
に、制御ユニット12は、複数のスイッチ11を操作して利
用者により任意の暗証番号で入力されるユーザコード番
号を記憶するユーザコード記憶手段と、このユーザコー
ド記憶手段に記憶されたユーザコード番号に入力された
番号が一致すると一致信号を発生し、この一致信号を解
錠信号としてロック制御装置18に送出するユーザコード
比較手段を有する。
第1図(b)に示すように、制御ユニット12がワンチ
ップマイクロコンピュータで構成される場合、制御ユニ
ット12は第2図に示す動作シーケンスに従って作動され
る。
チェックインしたホテルの利用者は部屋番号、滞在日
数及びゲストコード番号が印刷されたカードをフロント
で渡される。そこで、利用者は、指定された部屋のドア
に隣接して設けられたキーボード10のチェックイン用ス
イッチC及びスタートスイッチSTを入力し、複数のスイ
ッチ11を所定の順序で操作して、渡されたカードに表示
されているゲストコード番号と同一番号を入力する(ス
テップS1)。この時、ブザー19は複数のスイッチ11の押
圧ごとに作動音を発生する。
ここで、制御ユニット12内のゲストコード記憶手段に
は、多数のゲストコード番号が予め記憶されていて、こ
れらのゲストコード番号は例えば乱数表によって決定さ
れ、所定の順序で順次出力できるようプログラムされ
る。ゲストコード番号及びその順序はフロントに設けら
れたカード発行機の記憶手段の内容と同一である。ゲス
トコード記憶手段に記憶されたゲストコード番号はゲス
トコード比較手段に供給される。
再び、ステップS1において、ゲストコード番号を入力
する段階で、任意の暗唱番号によるユーザコード番号が
ユーザコード記憶手段に未登録であると仮定すると、ス
テップS2においてユーザコード登録無しとの判定により
ステップS3に進む。次に、制御ユニット12内のゲストコ
ード比較手段により、ステップS1において入力された番
号がゲストコード番号と一致しているか否かが判定され
る。一致するとゲストコード比較手段から一致信号が発
生し、ステップS4のように一致表示がなされる。これに
より、ユーザコード記憶手段は記憶可能なライトモード
になる。ユーザコード記憶手段がライトモードにあると
き、ステップS5において複数のスイッチ11により任意の
番号を入力すると、その番号はユーザコード番号として
ユーザコード記憶手段に記憶される(ステップS6)。ユ
ーザコード記憶手段にユーザコード番号が記憶されたと
き、ユーザコード比較手段から発生する解錠信号(ステ
ップS7)によりロック制御装置18のアクチュエータ17が
作動される。これと同時に、表示器20が作動され、スタ
ートへ戻る。
ステップS3で、複数のスイッチ11により入力された番
号がゲストコード番号に一致しない時、ステップS10に
進み、次のゲストコード番号と比較される。ここでは、
入力された番号が乱数表等で予め決められた次のゲスト
コードと一致しているか否かの判定がなされる。一致し
ていない場合はスタートに戻り、一致している場合はゲ
ストコード累進回路によってゲストコード記憶手段の記
憶内容は累進される。このため、これまでのゲストコー
ドの代わりに新たなゲストコード番号がゲストコード記
憶手段で切換えられる(ステップS11)。従って、前回
利用されたユーザコード番号は抹消される(ステップS1
2)。
一方、チェックインした後、利用者がドアを施錠して
外出し、再度入室する場合は、ゲストコード番号の再度
の入力は必要ではなく、登録済みのユーザコード番号の
入力操作のみである。即ち、複数のスイッチ11により番
号を入力すると、この番号が登録済みのユーザコード番
号とユーザコード比較手段で比較され(ステップS2)、
ステップS9でこれらが一致すると、ステップS7に進んで
解錠信号が出力される。
以上のような動作シーケンス対して、ステップS1で複
数のスイッチ11による入力の無い状態では、ステップS2
0以下で次のように作用する。例えば、その部屋がメイ
ド等の管理者側によりマスタキーで解錠されて入室中の
ような場合が想定される。この場合、ゲストコード累進
回路においては、マスタキーにより機械的に解錠され
る。従って、解錠スイッチ61がオン状態になり、このス
イッチオンからタイマーで例えば3分間の所定時間が計
測される(ステップS21)。タイマーを設定した理由
は、室内に設けたゲストコード累進スイッチがいたづら
などにより不正に操作された場合と区別するためであ
る。
所定時間内に次の操作でゲストコード累進スイッチ63
がオンされると(ステップS22)、ゲストコード番号が
累進される(ステップS23)。経時使用によりゲストコ
ード番号が不明な場合又は初期化する場合は、ゲストコ
ード累進スイッチを操作せずに、ゲストコード初期設定
スイッチ13をオンする(ステップS24)。従って、ゲス
トコード番号が累進初期値に復帰する(ステップS2
5)。
なお、チェックイン後に始めて入室する段階で、フロ
ントで渡されたゲストコード番号のカードを紛失した場
合、利用者はフロントで次のゲストコード番号の再発行
を要請する。仮に、紛失したカードが他人に渡り、ゲス
トカード番号を用いて利用者の前に他人が入室しても、
この累進された次のゲストコード番号に基づいてユーザ
コード番号を記憶させるから、ゲストコード番号は次の
ものに自動的に累進変更される。従って、利用者が再発
行された次のゲストコード番号を用いて入室した後は、
紛失した前のゲストコード番号は使用不可能となる。ゲ
ストコード番号の累進は、部屋側のゲストコード番号記
憶手段とフロント側のカード発行機で並行して行われ
る。
次に、第3図は、以上のような動作シーケンスに基づ
く制御ユニット12の一例を示す。
複数のスイッチ11は2進信号変換用のBCD変換器30か
らゲストコード比較器(ゲストコード比較手段)40およ
びユーザコード比較器(ユーザコード比較手段)50に接
続されている。ゲストコード比較器40側においては、BC
D変換器30からORゲート41を経てアドレスカウンタ42及
びゲストコード記憶器(ゲストコード記憶手段)43が接
続される。ORゲート41の出力はブザー19に供給され、複
数のスイッチ11の押圧ごとにブザー19から作動音が発生
する。また、リトリガマルチバイブレータ48ではスイッ
チ11の各々の入力信号を一定時間保持すべく波形整形
し、次のスイッチ11を押圧するまでの時間を計数する。
即ち、一つのスイッチ11を押圧した後、次のスイッチ11
を押圧するまでに一定時間以上経過すると、リトリガマ
ルチバイブレータ48の立ち下がり信号で、ワンショット
マルチバイブレータ44が出力を発生して、ORゲート45を
通じてアドレスカウンタ42をリセットする。カウンタ46
は5桁または7桁等の所定数の桁数を計数したとき、OR
ゲート45を通してアドレスカウンタ42および他の全カウ
ンタをリセットする。
波形整形された複数のスイッチ11による入力信号は、
アドレスカウンタ42からアドレス信号としてゲストコー
ド記憶器43に送られる。ゲストコード記憶器43では、例
えば5桁の組合せ数字による多数のゲストコード番号が
記憶されている。これらのゲストコード番号はカウンタ
68を介してゲストコード累進回路60により累進される。
また、ゲストコード記憶器43はゲストコード比較器40に
接続されている。ゲストコード記憶器43は現在のゲスト
コード番号とゲストコード比較器40に送出しており、ゲ
ストコード比較器40では、現在のゲストコード番号と複
数のスイッチ11による入力番号が一致したとき、出力端
子O1から出力をカウンタ47に送出する。ゲストコード番
号の前桁数の一致信号がカウンタ47で計数されると、OR
ゲート49を通してアドレスカウンタ42がリセットされ
る。また、ゲストコード比較器40では、ゲストコード番
号と複数のスイッチ11による入力番号が一致したとき、
出力端子O2から出力をカウンタ68に送出する。
利用者による複数のスイッチ11の操作で信号がゲスト
コード比較器40に入力されると、アドレスカウンタ42の
アドレス信号によりゲストコード記憶器43は記憶してい
るゲストコード番号をゲストコード比較器40に供給す
る。このため、ゲストコード比較器40は複数のスイッチ
11により入力される番号とゲストコード記憶器43に記憶
されている番号とを比較し、番号が一致する毎にカウン
タ47に出力を送出する。この出力はカウンタ47で計数さ
れてゲストコード番号の全桁数が一致すると、カウンタ
47から一致信号が送出され、表示器20に一致表示され
る。また、アドレスカウンタ42はリセットされる。
ここで、ユーザコード記憶器51内にユーザコード番号
が記憶されていると、ユーザコード記憶器51は出力端子
O1から高レベルの出力を発生する。このため、ゲート制
御回路70ではゲート回路71が導通状態となっており、カ
ウンタ47の出力はORゲート74を通してR/Sフリップフロ
ップ73のセット端子に供給され、このためR/Sフリップ
フロップ73がセット状態に切替られる。R/Sフリップフ
ロップ73がセット状態では、Q端子から高レベルの信号
がゲート回路52及びユーザコード記憶器51のW/R端子に
印加されるので、ゲート回路52が導通状態に切替られる
と同時に、ユーザコード記憶器51がライトモードに切替
られる。この状態で、複数のスイッチ11により任意の番
号を設定すると、その番号はアドレスカウンタ42のアド
レス信号によってユーザコード記憶器51に記憶される。
ユーザコード記憶器51に所定の桁の全数字を記憶する
と、出力端子O1に発生する出力が高レベルから低レベル
に切替られる。この時点で、ワンショットマルチバイブ
レータ72が出力を発生し、フリップフロップ73がリセッ
トされ、Q端子出力が低レベルに切替られる。従って、
ユーザコード記憶器51がリードモードに切替られると共
に、ゲート回路52が非導通状態に切替られる。また、ワ
ンショットマルチバイブレータ72の出力によりORゲート
55を通じてロック制御装置18に入力が与えられ、ロック
制御装置18が作動される。このため、ドアを解錠するこ
とができる。その後は、ユーザコード番号の入力のみに
よってドアを解錠することができる。同時に、表示器20
が作動されると共に、アドレスカウンタ42がリセットさ
れる。
即ち、複数のスイッチ11の作動によりユーザコード比
較器50に入力番号が与えられると共に、アドレスカウン
タ42を通じてユーザコード記憶器51にアドレス信号が入
力される。従って、ユーザコード記憶器51から読み出さ
れたユーザコード番号がユーザコード比較器50に与えら
れる。ユーザコード比較器50では各桁が一致する毎に出
力が発生し、この出力はカウンタ53で計数される。全桁
が一致したとき、カウンタ53の出力はORゲート55を通じ
てロック制御装置18に送出されて解錠される。この時、
カウンタ53により計数されるとORゲート54を通してアド
レスカウンタ42がリセットされる。ロック制御装置18が
作動する際、その出力は表示器20に与えられ、解錠の表
示が行われる。
この発明の実施例では、ゲストコード累進回路60は、
メイド等の管理者側によってマスタキー(機械式又は赤
外線によるリモコン操作式)で解錠操作したときに作動
される解錠スイッチ61を有する。即ち、解錠スイッチ61
のオンによりタイマー62が作動され、例えば3分間の所
定時間の間ANDゲート65にタイマ出力が与えられる。こ
の所定時間内にゲストコード累進スイッチ63をオンにす
ると、ANDゲート65が出力を発生してORゲート66を通じ
てゲストコード記憶器43の累進端子(+)に供給され
る。このためゲストコード記憶器43のゲストコード番号
は予め決められた次のゲストコード番号に自動的に累進
される。これはカウンタによるアドレスを累進させてア
ドレスの変更により記憶番号を変更する場合と同様であ
る。また、ゲストコード番号の累進は複数のスイッチ11
による入力番号が、ゲストコード記憶器43内に記憶され
たゲストコード番号と一致したときに、ゲストコード比
較器40の出力端子O2に発生する出力を計数するカウンタ
68の出力がORゲート66を通じてゲストコード記憶器43の
累進端子(+)に付与することにより行われる。この場
合、ORゲート80を通じて全カウンタがリセットされる。
ゲストコード累進回路60には、ゲストコード番号を初
期化するゲストコード初期設定スイッチ13が設けられ
る。このゲストコード初期設定スイッチ13はタイマー62
と共に、ANDゲート67の入力端子に接続されている。AND
ゲート67の出力はゲストコード記憶器43のリセット端子
Rに接続されている。従って、タイマー62が出力を発生
している所定時間の間にゲストコード初期設定スイッチ
13をオンにすると、ANDゲート67から出力が発生して、
ゲストコード記憶器43のゲストコード番号が累進の初期
値にリセットされる。ORゲート66及びANDゲート67の出
力はORゲート80を介してORゲート45及びユーザコード記
憶器51のリセット端子に供給されるから、ORゲート66及
びANDゲート67の出力により、アドレスカウンタ42及び
ユーザコード記憶器51がリセットされる。
ユーザコード記憶器51においては、ユーザコード番号
が登録された後は、この登録済みのユーザコード番号と
スイッチ11により入力された番号とが前述のユーザコー
ド比較器50で比較される。このユーザコード比較器50で
は、比較により一致したときの一致信号を解錠信号とし
てロック制御装置18へ送出する。ロック制御装置18では
この解錠信号によって電磁ソレノイド等によるアクチュ
エータ17が作動する。
以上の構成および作用から明らかなように、ゲストコ
ード番号を登録し、この後ユーザコード番号を入力する
ことによって解錠信号が出力される構成であり、客のチ
ェックイン後は、メイド等の管理者側といえども従来の
ようにゲストコード番号で解錠入室出来ないシステムで
ある。したがって、客の外出中などにあっては、管理者
側はマスタキーによる解錠で入室する他なく、外部侵入
者及びフロント管理者に対して盗難及び防犯等から予防
する効果が得られる。この場合、管理者側の解錠入室は
マスタキーによって行われる。
上記実施例ではホテルのドアについて本発明を実施す
る例を示したが、ゴルフ場等の公共設備に設けられた貸
しロッカー用ドアまたはレンタカー用ドアにも本発明を
実施できることが理解されよう。
発明の効果 本発明による電子制御装置は、利用者が任意に登録し
たユーザコード番号と同一番号の入力によってのみロッ
ク制御装置を作動することができるので、盗難防止効果
は高い。また、ロック制御装置をオフラインで管理でき
るため、設備費の低減を図ることができる。更に、多数
の利用者に対してキーレスエントリシステムを確立でき
るため、利用者もキーを携帯しなければならない不便か
ら解放されると同時に、利用者が代わる度に異なるゲス
トコード番号によって、新たに任意のユーザコード番号
を入力して記憶させることができるので、ゲストコード
番号が他人に判読させる危険もない。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)はキーボード正面図および装置構成図、第
1図は(b)は本発明による電子制御装置のブロック
図、第2図は動作シーケンスのフローチャート、第3図
は詳細な回路図を示す。 11……スイッチ、12……制御ユニット、14〜16……ドラ
イブ用トランジスタ、18……ロック制御装置、19……ス
イッチブザー、20……表示器、40……ゲストコード比較
器(ゲストコード比較手段)、43……ゲストコード記憶
器(ゲストコード記憶手段)、50……ユーザコード比較
器(ユーザコード比較手段)、51……ユーザコード記憶
器(ユーザコード記憶手段)、60……ゲストコード累進
回路、70……ゲート制御回路。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のスイッチ(11)と、ユーザコードを
    記憶するユーザコード記憶手段(51)と、ユーザコード
    記憶手段(51)に記憶されたユーザコード番号と複数の
    スイッチ(11)で入力される番号とを比較し、一致した
    ときに解錠信号を発生するユーザコード比較手段(50)
    と、解錠信号で作動するロック制御装置(18)と、ゲス
    トコード番号を記憶するゲストコード記憶手段(43)
    と、複数のスイッチ(11)により入力された番号がゲス
    トコード番号と一致したときに一致信号を送出するゲス
    トコード比較手段(40)とを備え、ゲストコード比較手
    段(40)の一致信号が発生したときに、ユーザコード記
    憶手段(51)は複数のスイッチ(11)で入力される新た
    な番号を記憶できる電子制御装置において、 ゲストコード記憶手段(43)は累進したゲストコード番
    号を記憶し、 ゲストコード累進回路(60)はゲストコード比較手段
    (40)の一致信号によりゲストコード番号を累進する累
    進信号を発生し、 ゲストコード記憶手段(43)はゲストコード累進回路
    (60)が累進信号を発生したときに、ゲストコード番号
    を累進したゲストコード番号に変更することを特徴とす
    る電子制御装置。
  2. 【請求項2】ゲストコード累進回路(60)は、ゲストコ
    ード記憶手段(43)のゲストコード番号を累進する累進
    信号を発生するゲストコード累進スイッチ(63)を備え
    た請求項1に記載の電子制御装置。
  3. 【請求項3】ゲストコード累進回路(60)は、ゲストコ
    ード記憶手段(43)のゲストコード番号をリセットする
    ゲストコード初期設定スイッチ(13)を備えた請求項1
    に記載の電子制御装置。
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JPS62110459U (ja) * 1985-12-28 1987-07-14

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