JP2583111B2 - 電子制御装置 - Google Patents

電子制御装置

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JP2583111B2
JP2583111B2 JP63160911A JP16091188A JP2583111B2 JP 2583111 B2 JP2583111 B2 JP 2583111B2 JP 63160911 A JP63160911 A JP 63160911A JP 16091188 A JP16091188 A JP 16091188A JP 2583111 B2 JP2583111 B2 JP 2583111B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、電子制御装置、特に遠隔操作装置により
ロック制御装置等の被制御装置を制御する電子制御装置
に関する。
従来の技術 近年、ドアロック装置の施解錠は、金属製のキーを使
用する他に、磁気カード又はパンチカードを使用するシ
ステムが提案されている。また、携帯するキー又はカー
ドを使用せずに、複数のスイッチにより予め登録した番
号と同一番号を入力して電子錠を解錠するキーレスエン
トリシステムが提案されている。
例えば、特公昭58-14910号公報に示されるように、カ
ードを使用してドアの解錠を行うシステムは公知であ
る。また、特開昭56-105076号公報及び特公昭59-32632
号公報に示されるように、複数のスイッチを所定の順序
で操作することにより解錠信号を発生する電子錠は公知
である。また、赤外線又は電波等の遠隔操作信号を使用
してロック装置を施解錠する遠隔操作装置も公知であ
る。
発明が解決しようとする課題 しかし、従来の電子制御装置では、新たな遠隔操作信
号を登録するときに、不正確に読み取られた遠隔操作コ
ードを記憶する場合があり、このような場合、後に被制
御装置を作動するため、遠隔操作装置から所定の遠隔操
作コード信号を送信しても電子制御装置は所与の動作を
行うことができなかった。このため、光学式信号のコー
ド番号を必要の都度適宜変更したり、複数の被制御装置
の作動に互換性を与えることができなかった。
そこで、この発明は、遠隔操作コードを正確に登録で
きる電子制御装置を提供することを目的とする。
また、この発明は、複数のスイッチによって被制御装
置を作動することができかつ遠隔操作コードを正確に登
録できる電子制御装置を提供することを目的とする。
更に、この発明は、累進可能なゲストコード番号と複
数のスイッチにより入力したコード番号が一致したとき
にユーザコード番号を変更でき、複数のスイッチによっ
て被制御装置を作動することができかつ遠隔操作コード
を正確に登録できる電子制御装置を提供することを目的
とする。
課題を解決するための手段 この発明による電子制御装置は、遠隔操作装置(20)
から発生した遠隔操作コードを含む電磁波を受信して電
気信号に変換する受信手段(14)と、マスタキーコード
として第1の遠隔操作コードを記憶する第1の遠隔操作
コード記憶手段(23)と、第1の遠隔操作コード記憶手
段(23)に記憶された第1の遠隔操作コードと受信手段
(14)からの電気信号とを比較し、これらが一致したと
き第1の操作信号を発生する第1の遠隔操作コード比較
手段(24)と、第1の遠隔操作コード比較手段(24)の
第1の操作信号により作動される被制御装置(15)とを
有する。この電子制御装置は、受信手段(14)に接続さ
れかつ受信手段(14)により受信した信号の受信回数を
計数するカウンタ(19)と、受信手段(14)に接続され
かつカウンタ(19)の第1の受信回数によりライトモー
ドに変換される第2の遠隔操作コード記憶手段(28)
と、受信手段(14)に接続されかつカウンタ(19)の第
2の受信回数によりライトモードに変換される第3の遠
隔操作コード記憶手段(29)と、第2の遠隔操作コード
記憶手段(28)に記憶された遠隔操作コードと第3の遠
隔操作コード記憶手段(29)に記憶された遠隔操作コー
ドとを比較し、これらが一致したときに第1の遠隔操作
コード記憶手段(23)に書き込み信号を付与する第2の
遠隔操作コード比較手段(27)とを備えている。第1の
遠隔操作コード比較手段(24)は、第1の遠隔操作コー
ド記憶手段(23)にグランドマスタキーコードとして記
憶された第2の遠隔操作コードと受信手段(14)から受
信した遠隔操作コードとを比較してこれらが一致したと
きに第2の操作信号を発生する。第1の遠隔操作コード
記憶手段(23)は、第1の遠隔操作コード比較手段(2
4)から第2の操作信号が発生したときに、受信手段(1
4)から送出された遠隔操作コードを新たな第1の遠隔
操作コードとして変更する。
また、複数のスイッチ(11)と、ユーザコード番号を
記憶するユーザコード記憶手段(51)と、ユーザコード
記憶手段(51)に記憶されたユーザコード番号と複数の
スイッチ(11)で入力される番号とを比較し、これらが
一致したときに被制御装置(15)への操作信号を発生す
るユーザコード比較手段(50)とが設けられる。更に、
ゲストコード番号を記憶するゲストコード記憶手段(4
3)と、複数のキースイッチ(11)により入力された番
号とゲストコード記憶手段(43)に記憶されたゲストコ
ード番号とを比較し、これらが一致したときに一致信号
を送出するゲストコード比較手段(40)と、ゲストコー
ド番号を累進する累進信号を発生するゲストコード累進
回路(60)とが設けられる。ユーザコード記憶手段(5
1)は、ゲストコード比較手段(40)の一致信号により
複数のスイッチ(11)で入力される任意のユーザコード
番号を記憶し、ゲストコード記憶手段(43)は、累進信
号を受信したときに次のゲストコード番号に累進する。
ゲストコード累進回路(60)はゲストコード比較手段
(40)からの出力が発生したとき又はユーザコードクリ
アスイッチ(63)の操作により累進信号を発生する。
作用 遠隔操作装置(20)から発射した遠隔操作コードは受
信手段(14)により受信され、第1の遠隔操作コード比
較手段(24)においてコード番号記憶手段(23)に記憶
された第1の遠隔操作コード及び第2の遠隔操作コード
と受信手段(14)で受信した遠隔操作コードとが比較さ
れる。受信手段(14)で受信した遠隔操作コードとコー
ド番号記憶手段(23)に記憶された第1の遠隔操作コー
ドとが一致したとき、第1の遠隔操作コード比較手段
(24)は、マスタキーコードとして第1の操作信号を発
生して被制御装置(15)を作動する。
第1の遠隔操作コード比較手段(24)においてコード
番号記憶手段(23)にグランドマスタキーコードとして
記憶された第2の遠隔操作コードと受信手段(14)で受
信した遠隔操作コードとが比較され、受信手段(14)で
受信した遠隔操作コードとコード番号記憶手段(23)に
記憶された第2の遠隔操作コードとが一致したとき、第
1の遠隔操作コード比較手段(24)は第2の操作信号を
発生する。第1の遠隔操作コード比較手段(24)から第
2の操作信号が発生したときに、カウンタ(19)は受信
手段(14)により受信した信号の受信回数を計数し、最
初の遠隔操作コードを受信したときに第2の遠隔操作コ
ード記憶手段(28)に最初の遠隔操作コードを記憶させ
る。次の遠隔操作コードを受信したとき、カウンタ(1
9)は第3の遠隔操作コード記憶手段(29)に次の遠隔
操作コードを記憶させる。第2の遠隔操作コード比較手
段(27)は第2の遠隔操作コード記憶手段(28)に記憶
された遠隔操作コードと第3の遠隔操作コード記憶手段
(29)に記憶された遠隔操作コードとを比較し、これら
が一致したときに第1の遠隔操作コード記憶手段(23)
に書き込み信号を付与する。そこで、第1の遠隔操作コ
ード記憶手段(23)は、第2の遠隔操作コード比較手段
(27)の書き込み信号に基づいて受信手段(14)から送
出された遠隔操作コードを新たな第1の遠隔操作コード
として変更する。
複数のスイッチ(11)を所定の順序で操作してユーザ
コード番号を入力すると、ユーザコード比較手段(50)
はユーザコード記憶手段(51)に記憶されたユーザコー
ド番号と複数のスイッチ(11)で入力される番号とを比
較し、これらが一致したときに被制御装置(15)への操
作信号を発生する。
複数のスイッチ(11)から入力した信号がゲストコー
ド記憶手段(43)に記憶されたゲストコード番号と一致
したとき、ゲストコード比較手段(40)は一致信号を発
生する。ユーザコード記憶手段(51)は、ゲストコード
比較手段(40)の一致信号によりライトモードに切換え
られ、複数のスイッチ(11)で入力される任意のユーザ
コード番号を記憶する。ゲストコード記憶手段(43)に
記憶されるゲストコード番号は、次の使用客のためゲス
トコード累進回路(60)より発生する累進信号により累
進される。
実施例 以下、ホテルの部屋用ドアに応用したこの発明による
電子制御装置の実施例を第1図〜第4図について説明す
る。
第1図(a)に示すように、各部屋のドアには、数字
0〜9が表示された複数のスイッチ11、チェックイン用
スイッチC、スタートスイッチST及び赤外線による電磁
波の受光センサ(受信手段)14を有するキーボード10が
取付られている。キーボード10は、第1図(b)に示す
ように、例えばワンチップマイクロコンピュータで構成
される制御ユニット12に電気的に接続されている。
制御ユニット12は、複数のスイッチ11、ゲストコード
初期設定スイッチ13、ユーザコードクリアスイッチ63及
び受光センサ14が接続された複数の入力ポートを有す
る。制御ユニット12の複数の出力ポートはソレノイド又
はモータ等のアクチュエータを有するロック制御装置1
5、ブザー16及び表示器17に接続され、ブザー16は複数
のスイッチ11のいずれかを押圧したときに表示音を発生
する。また、表示器17はゲストコード番号が一致したと
きに付勢される発光ダイオードである。
制御ユニット12は、タイマ手段と、累進用のコード番
号記憶手段と、受光センサで受光した信号を第1の遠隔
操作コード記憶手段に記憶されたコード信号と比較して
一致したときに一致信号を発生する第1の遠隔操作コー
ド比較手段と、第1の遠隔操作コード比較手段の一致信
号に基づいてゲストコード番号を累進する累進信号を発
生するゲストコード累進回路と、ゲストコード番号を記
憶しかつ累進信号を受信したとき次のゲストコード番号
に累進するゲストコード記憶手段と、複数のスイッチ11
により入力された番号とゲストコード記憶手段に記憶さ
れたゲストコード番号とを比較し、一致したときに一致
信号を送出するゲストコード比較手段と、ゲストコード
比較手段の一致信号により複数のスイッチで入力される
任意のユーザコード番号を記憶するユーザコード記憶手
段と、ユーザコード記憶手段に記憶されたユーザコード
番号と複数のスイッチで入力される番号とを比較し、一
致したときに操作信号を発生するユーザコード比較手段
とを有する。ロック制御装置15は、ユーザコード比較手
段の操作信号で作動される。
利用者がチェックアウトした後に、メイド等の管理者
側が入室する場合、マスタキーとして遠隔操作装置20が
使用される。遠隔操作装置20は赤外線による携帯発光器
であり、特定のコード番号を含む赤外線信号を発生し、
被制御装置としてドアに取付けられたロック制御装置15
を解錠させる。
第4図は、遠隔操作装置20のブロック図を概略的に示
し、ワンチップマイクロコンピュータを中央制御装置
(CPU)とする発信制御回路1と、発信制御回路1に接
続された記憶器(ROM)2と、発信制御回路1の入力ポ
ートIにリセットパルス発生回路3を介して接続された
スイッチ4及びバッテリ5と、発信制御回路1の出力ポ
ートO1に接続されたトランジスタ6と、トランジスタ6
とグランドとの間に接続された赤外線信号を発生する発
光ダイオード7と、発信制御回路1の出力ポートO2と電
源との間に接続された表示用の発光ダイオード8を有す
る。
第1図(b)に示すように、ワンチップマイクロコン
ピュータで構成される制御ユニット12は第2図に示す動
作シーケンスに従って作動される。
チェックインしたホテルの利用者は部屋番号、滞在日
数及びゲストコード番号が印刷されたカードをフロント
で渡される。ステップS1では、利用者は指定された部屋
のドア、またはこのドアに隣接して設けられたキーボー
ド10のチェックイン用スイッチC及びスタートスイッチ
STを入力し、複数のスイッチ11を所定の順序で操作し
て、渡されたカードに表示されているゲストコード番号
と同一番号を入力する。この時、ブザー16は複数のスイ
ッチ11の押圧毎に作動音を発生する。
ここで、制御ユニット12内のゲストコード記憶手段に
は、多数のゲストコード番号が予め記憶されている。こ
れらのゲストコード番号は例えば乱数表によって決定さ
れ、所定の順序で順次出力するようプログラムされる。
ゲストコード番号及びその順序はフロントに設けられた
カード発行機の記憶手段における記憶内容と同一であ
る。ゲストコード記憶手段に記憶されたゲストコード番
号はゲストコード比較手段に供給される。
ステップS1においてゲストコード番号を入力し、ステ
ップS2においてユーザコード番号が未登録の場合、制御
ユニット12はユーザコード登録無しと判定しステップS3
に進む。次に、ゲストコード比較手段は、複数のスイッ
チ11により入力された番号がゲストコード番号と一致し
ているか否か判定する。これらが一致するとゲストコー
ド比較手段から一致信号が発生し、ステップS4にて表示
器17に一致が表示される。これにより、ユーザコード記
憶手段は記憶可能なライトモードになる。ユーザコード
記憶手段が記憶可能な状態のとき、ステップS5において
複数のスイッチ11により任意の番号を入力すると、その
番号はユーザコード番号としてユーザコード記憶手段に
記憶される(ステップS6)。ユーザコード記憶手段にユ
ーザコード番号が記憶されると、ユーザコード比較手段
から解錠信号が発生する(ステップS7)。解錠信号によ
りロック制御装置15のアクチュエータが作動してドアが
解錠される。この表示器17は解錠を表示し(ステップS
8)、動作シーケンスはスタートへ戻る。
ステップS3で、複数のスイッチ11により入力された番
号がゲストコード番号に一致しない時、ステップS3から
ステップS10に進み、ゲストコード比較手段ではゲスト
コード番号と比較される。ここでは、入力された番号が
乱数表等により決定されたゲストコード番号と一致する
か否かの判定がなされる。一致しない場合はステップS2
0に進み、一致する場合はゲストコード累進手段によっ
てゲストコード記憶手段の記憶内容が累進する。このた
め、ゲストコード記憶手段に記憶されたゲストコード番
号は新たなゲストコード番号に書換えられる(ステップ
S11)。この時、前回の利用者に用いられたユーザコー
ド番号は抹消される(ステップS12)。
チェックイン後に利用者がドアを施錠して外出し、再
度入室する場合は、ゲストコード番号を再度入力する必
要がなく、登録済みのユーザコード番号を複数のスイッ
チ11により入力操作する。ユーザコード比較手段は入力
された番号が登録済みのユーザコード番号と比較し(ス
テップS2)、これらが一致するとステップS9からステッ
プS7に進んで解錠信号を出力する。
例えば、利用者がチェックアウトした後の部屋をホテ
ルの管理者側が入室する場合、マスタキーとして遠隔操
作装置20を作動する。遠隔操作装置20の作動により被制
御装置としてドアに取付られたロック制御装置15が作動
する。ステップS1において複数のスイッチ11による入力
がないとき、動作シーケンスはステップS20に進む。
施錠されたドアのキーボード10中のスタートスイッチ
STを押圧操作してオンにすると、これより制御ユニット
12内のタイマ手段により一定時間の間、受光センサ14が
付勢され受信可能な状態にセットされる(ステップS2
1)。一定時間を設定する理由は、電力消費量を減少す
ると共に、室内に設けたスイッチへの不必要な操作によ
り回路に誤動作を発生させないためである。
受光センサ14の一定時間作動中に、遠隔操作装置20を
スイッチ操作し、赤外線発射用の発光ダイオードから第
1の遠隔操作コードを含む赤外線信号を発光させる。第
1の遠隔操作コードを受光センサ14が受信すると、受信
信号は制御ユニット12に入力される(ステップS22)。
制御ユニット12の第1の遠隔操作コード記憶手段には、
第1の遠隔操作コードとしてのマスタキーコード番号
と、第2の遠隔操作コードとしてのグランドマスタキー
コード番号が記憶されている。この時、制御ユニット12
内の第1の遠隔操作コード比較手段では、ステップS23
に進んで第1の遠隔操作コード記憶手段に予め記憶され
た第2の遠隔操作コードとしてのグランドマスタキーコ
ード信号に入力信号が一致するか否かを判定する。これ
らが一致しないと、ステップS30に進み、第1の遠隔操
作コード記憶手段に先に記憶された第1の遠隔操作コー
ドとしてのマスタキーコード信号に入力信号が一致する
か否かを判定する。ステップS30で入力信号がマスタキ
ーコード信号に一致すると、一致信号を解錠信号(第1
の操作信号)としてロック制御装置15に送出し(ステッ
プS31)、同時にステップS32で解錠表示する。
このように、マスタキーコード信号として日常使用さ
れた第1の遠隔操作コードは、遠隔操作装置20を紛失し
たり故障した場合に備えて変更可能である。このマスタ
キーコード信号の変更の手順は次の通りである。
制御ユニット12内の第1の遠隔操作コード記憶手段で
は、グランドマスタキーコード信号として第2の遠隔操
作コードが記憶されている。遠隔操作装置20による操作
で第2の遠隔操作コードと同一信号を含む光線を発光さ
せる。この発光信号を受光センサ14が受信すると、第1
の遠隔操作コード比較手段ではこれら両信号を比較し
(ステップS23)、一致すると一致信号(第2の操作信
号)を解錠信号として発生する(ステップS24)。この
解錠信号によりロック制御装置15が作動して解錠され
る。第1の遠隔操作コード比較手段から第2の操作信号
の出力により第1の遠隔操作コード記憶手段では書き込
み可能なライトモードに切換えられる。グランドマスタ
キーコード番号により解錠されると、タイマーで設定さ
れた所定の時間だけ通電により付勢される。所定時間内
に再び遠隔操作装置20を例えば2回操作して光線を発射
させると、この2つの遠隔操作コード(リモコン信号)
の入力により(ステップS25)、比較器では2つの遠隔
操作コードが同一のコードであるか否か判定し(ステッ
プS26)、一致すると遠隔操作コードを新たなマスタキ
ーコード番号として第1の遠隔操作コード記憶手段に登
録する(ステップS27)。ステップS27又はステップS32
からステップS28に進み、ユーザコードクリアスイッチ6
3が作動したか否か判断する。
スタートスイッチSTによるオン操作後、一定時間内に
ユーザコードクリアスイッチ63をオンすると(ステップ
S28)、ユーザコード番号がクリアされる(ステップS2
9)。このときタイマ手段がクリアされる。続いて、前
の利用者が使用したゲストコード番号が次のゲストコー
ド番号に自動的に累進される。ステップS22において、
タイマ手段が所定時間を計数する前に遠隔操作装置20か
ら遠隔操作コードを受信しないとき又はステップS28に
おいてユーザコードクリアスイッチ63がオンされないと
きはステップS33に進む。
経時使用によりゲストコード番号が不明の場合又は累
進コード番号を初期化する場合は、ステップS33におい
て、ゲストコード初期設定スイッチ13をオンする。これ
により、ステップS34に進み、ゲストコード番号が累進
初期値に復帰する。ステップS33においてゲストコード
初期設定スイッチ13をオンしないとき、ステップS35に
おいてタイマ手段の作動する一定時間経過したか否か判
断し、一定時間経過すると、受光センサ14は自動的に消
勢する(ステップS36)。ステップS35においてタイマ手
段がタイムアップしないときはステップS22に戻る。
チェックイン後に始めて入室する段階で、フロントで
渡されたゲストコード番号のカードを紛失した場合、利
用者はフロントで次のゲストコード番号を表示したカー
ドの再発行を要請する。紛失したカードが他人に渡り、
ゲストカード番号を用いて利用者の前に他人が入室して
も、この入室によりゲストコード記憶手段ではゲストコ
ード番号が次のゲストコード番号に累進される。従っ
て、利用者が再発行された更に次のゲストコード番号を
用いて入室した後は、紛失した前のゲストコード番号は
使用不可能となる。ゲストコード番号の累進は、部屋側
のゲストコード記憶手段とフロント側のカード発行機で
並行して行われる。
第3図は、制御ユニット12をディスクリート回路によ
り構成した回路を示す。
複数のスイッチ11は2進信号変換用のBCD変換器30か
らゲストコード比較器(ゲストコード比較手段)40及び
ユーザコード比較器(ユーザコード比較手段)50に接続
される。また、複数のスイッチ11は、BCD変換器30からO
Rゲート41を経てアドレスカウンタ42及びゲストコード
記憶器(ゲストコード記憶手段)43に接続される。ORゲ
ート41の出力はブザー16に供給され、複数のスイッチ11
の押圧毎にブザー16から作動音が発生する。また、リト
リガマルチバイブレータ48ではスイッチ11の各々の入力
信号を一定時間保持するパルスを発生し、次のスイッチ
11を押圧するまでの時間を計数する。一つのスイッチ11
を押圧するまでに一定時間以上経過すると、リトリガマ
ルチバイブレータ48の出力が停止し、ワンショットマル
チバイブレータ44が出力を発生して、ORゲート45を通し
てアドレスカウンタ42をリセットする。カウンタ46は5
桁又は7桁等の所定数の桁数を計数したとき、ORゲート
45を通してアドレスカウンタ42及び他のカウンタをリセ
ットする。
波形整形された複数のスイッチ11による入力信号はア
ドレスカウンタ42からアドレス信号としてゲストコード
記憶器43に送られる。ゲストコード記憶器43では、例え
ば乱数表により決定される5桁の数字による複数のゲス
トコード番号が記憶されている。これらのゲストコード
番号はカウンタ58を介してゲストコード累進回路(ゲス
トコード累進手段)60の出力により累進される。また、
ゲストコード記憶器43はゲストコード比較器40に接続さ
れている。ゲストコード記憶器43はゲストコード番号を
ゲストコード比較器40に送出し、ゲストコード比較器40
では、ゲストコード番号と複数のスイッチ11による入力
番号が一致したとき、出力端子O1から出力をカウンタ47
に送出する。ゲストコード番号の前桁数の一致信号がカ
ウンタ47で計数されると、ORゲート49を通してアドレス
カウンタ42がリセットされる。また、ゲストコード比較
器40では、ゲストコード番号と複数のスイッチ11による
入力番号が一致したとき、出力端子O2から出力をカウン
タ58に送出する。
利用者が複数のスイッチ11を操作して、入力信号がゲ
ストコード比較器40に付与されると、アドレスカウンタ
42のアドレス信号によりゲストコード記憶器43は記憶し
ているゲストコード番号をゲストコード比較器40に供給
する。このため、ゲストコード比較器40は複数のスイッ
チ11により入力される番号とゲストコード記憶器43に記
憶されている番号とを比較し、番号が一致するごとにカ
ウンタ47に計数され、ゲストコード番号の全桁数が一致
すると、カウンタ47から一致信号が送出され、表示器17
に一致表示される。また、アドレスカウンタ42はリセッ
トされる。
ユーザコード記憶器51内にユーザコード番号が記憶さ
れていると、ユーザコード記憶器51は出力端子O1から高
レベルの出力を発生する。このため、ゲート制御回路70
ではゲート回路71が導通状態になっており、カウンタ47
の一致信号はORゲート74を通してR/Sフリップフロップ7
3のセット端子に供給され、この結果、R/Sフリップフロ
ップ73がセット状態に切換えられる。R/Sフリップフロ
ップ73のセット状態では、Q端子から高レベルの信号が
ゲート回路52及びユーザコード記憶器51のW/R端子に印
加されるので、ゲート回路52が導通状態に切換えられる
と同時に、ユーザコード記憶器51がライトモードに切換
えられる。この状態で、複数のスイッチ11により任意の
コード番号を入力すると、入力されたコード番号はアド
レスカウンタ42のアドレス信号によってユーザコード記
憶器51に記憶される。ユーザコード記憶器51に所定の桁
の全数字を記憶すると、出力端子O1に発生する出力が高
レベルから低レベルに切換えられる。この時点で、ワン
ショットマルチバイブレータ72が出力を発生し、フリッ
プフロップ73がリセットされ、Q端子の出力が低レベル
に切換えられる。従って、ユーザコード記憶器51がリー
ドモードに切換えられると共に、ゲート回路52が非導通
状態に切換えられる。また、ワンショットマルチバイブ
レータ72の出力によりORゲート55を通してロック制御装
置15に入力が与えられ、ロック制御装置15が作動する。
このため、ドアを解除することができる。その後、ユー
ザコード番号の入力のみでドアを解錠することが可能で
ある。同時に、表示器17が作動し、アドレスカウンタ42
がリセットされる。
即ち、複数のスイッチ11の作動によりユーザコード比
較器50に入力番号が与えられると共に、アドレスカウン
タ42を通じてユーザコード記憶器51にアドレス信号が入
力される。従って、ユーザコード記憶器51から読み出さ
れたユーザコード番号がユーザコード比較器50に与えら
れる。ユーザコード比較器50では各桁が一致する毎に出
力が発生し、この出力はカウンタ53で計数される。全桁
が一致したとき、カウンタ53の出力はORゲート55を通じ
てロック制御装置15に送出されて解錠される。この時、
カウンタ53により計数されるとORゲート54を通してアド
レスカウンタ42がリセットされる。ロック制御装置15が
作動する際、その出力は表示器17に与えられ、解錠の表
示が行われる。
遠隔操作装置20から発生する遠隔操作コードをマスタ
キーとして使用することにより、利用者がチェックアウ
トした部屋を解錠してメイド等の管理者側の入室がで
き、また、この解錠動作に基づいてゲストコード番号の
累進が可能である。
受光センサ14及び第1のコード番号比較器24はスター
トスイッチSTの押圧により、タイマ(タイマ手段)21に
より設定された一定時間(例えば3分間)通電され付勢
される。遠隔操作装置20を操作して赤外線信号を発生す
ると、所定のコード番号を含む発光信号がドア側の受光
センサ14により受光される。
受光センサ14で受光した遠隔操作コード信号は増幅器
22で増幅された後、第1のコード番号比較器(第1の遠
隔操作コード比較手段)24及びリードコード検出回路25
に送出される。リードコード検出回路25は、増幅器22か
ら与えられる遠隔操作コードの最初に含まれるリードコ
ードを検出して、第1の遠隔操作コード記憶器(第1の
遠隔操作コード記憶手段)23を起動する機能がある。第
1の遠隔操作コード記憶器23は、第1の遠隔操作コード
としてマスタキーコード信号を記憶し、第2の遠隔操作
コードとしてグランドマスタキーコード信号を同時に記
憶している。受光センサ14からの受信信号が第1のコー
ド番号比較器24において第1の遠隔操作コード記憶器23
に記憶されたマスタキーコード番号に一致したとき、第
1のコード番号比較器24はORゲート30に出力MKを送出す
る。また、受光センサ14からの電気信号が第1のコード
番号比較器24において第1の遠隔操作コード記憶器23に
記憶されたグランドマスタキーコード番号に一致したと
き、第1のコード番号比較器24はタイマー26に出力を送
出する。
増幅器22から出力された信号は、第1のコード番号比
較器24において第1の遠隔操作コード記憶器23に予め記
憶されたマスタキーコード番号と比較される。これら両
信号が一致すると、第1のコード番号比較器24は一致信
号(第1の操作信号)を発生し、この一致信号がORゲー
ト30、55を通してロック制御装置15に供給され、作動に
より解錠する。これと同時に、第1のコード番号比較器
24の一致信号は、ゲストコード累進回路60内のANDゲー
ト67に送られる。このとき、ユーザコードクリアスイッ
チ63をオンにすると、ANDゲート67に出力が発生してOR
ゲート66を通じてゲストコード記憶器43の累進端子
(+)に供給される。
このためゲストコード記憶器43のゲストコード番号が
累進される。ORゲート66及びANDゲート67の出力はORゲ
ート80を介してORゲート45及びユーザコード記憶器51の
リセット端子に供給され、アドレスカウンタ42及びユー
ザコード記憶器51がリセットされる。また、複数のスイ
ッチ11から入力されたコード信号がゲストコード記憶器
43内に記憶されたゲストコード番号と一致したときに、
ゲストコード比較器40の出力端子O2に出力が生じ、出力
端子O2の出力を計数するカウンタ58の出力によってもゲ
ストコード番号を累進することができる。
増幅器22の出力は、第1のコード番号比較器24及びリ
ードコード検出回路25の他、カウンタ19及び第2の遠隔
操作コード記憶器(第2の遠隔操作コード記憶手段)28
に与えられる。カウンタ19は受光センサ14により受信し
た信号の受信回数である1及び2を計数する。タイマー
26が付勢されたとき、第2の遠隔操作コード記憶器28、
第3の遠隔操作コード記憶器(第3の遠隔操作コード記
憶手段)29は一定時間スタンバイモードから動作モード
に切換えられる。この状態で受光センサ14が記憶すべき
最初のコード番号を含む赤外線信号を受信すると、カウ
ンタ19は1を計数して第2の遠隔操作コード記憶器28を
記憶可能なライトモードに切換える。このため、第2の
遠隔操作コード記憶器28は新規コード番号を記憶する。
第2の遠隔操作コード記憶器28は記憶した新規コード番
号を第2の遠隔操作コード比較器27に送出する。続い
て、次のコード番号を含む赤外線信号が受光センサ14で
受信したとき、カウンタ19は2を計数し、第2の遠隔操
作コード記憶器28を読み出し可能なリードモードに切換
える出力を発生する。このため、第3の遠隔操作コード
記憶器29は次のコード番号を記憶すると同時に、記憶し
た次のコード番号を第2の遠隔操作コード比較器27に送
出する。
第2の遠隔操作コード比較器27は第2の遠隔操作コー
ド記憶器28、第3の遠隔操作コード記憶器29に記憶され
た遠隔操作コードを比較し、両者が一致したとき、第1
の遠隔操作コード記憶器23に書き込み信号を付与する。
このため、第1の遠隔操作コード記憶器23は書き込み可
能なライトモードに切換えられ、第3の遠隔操作コード
記憶器29に記憶された新たな遠隔操作コードを新規なマ
スタキーコード番号として記憶する。従って、それ以降
は第1のコード番号比較器24では、受光センサ14からの
電気信号を新規なマスタキーコード番号と比較する。ま
た、第2の遠隔操作コード比較器27の一致したときの出
力によりカウンタ19がクリアされる。
第1の遠隔操作コード記憶器23で記憶されたマスタキ
ーコード番号を変更する場合の動作を説明する。第1の
遠隔操作コード記憶器23ではグランドマスタキーコード
番号が第2の遠隔操作コードとして別に記憶され、遠隔
操作装置20を操作して第2の遠隔操作コードと同一の信
号を含む光線を発射させる。第1のコード番号比較器24
ではこれら両信号を比較し、一致すると一致信号GMK
(第2の操作信号)を解錠信号として発生する。一致信
号GMKにより、タイマ26が所定の時間だけ付勢されると
共に、ORゲート30、55を通してロック制御装置15に出力
が送出されて所定の時間解錠される。同時にタイマ26の
出力により第2の遠隔操作コード記憶器28及び第3の遠
隔操作コード記憶器29が動作モードに切換えられる。
所定時間内に再び遠隔操作装置20を例えば2回操作し
て遠隔操作コードを発射させると、最初の遠隔操作コー
ドが第2の遠隔操作コード記憶器28に記憶され、次の遠
隔操作コードが第3の遠隔操作コード記憶器29に記憶さ
れる。第2の遠隔操作コード比較器27は、第2の遠隔操
作コード記憶器28及び第3の遠隔操作コード記憶器29に
記憶された2つの遠隔操作コードが一致しているか否か
判定し、一致していると、第2の遠隔操作コード比較器
27は第1の遠隔操作コード記憶器23をライトモードに切
換えかつカウンタ19をクリアにする。ライトモードの第
1の遠隔操作コード記憶器23は、第3の遠隔操作コード
記憶器29に記憶された遠隔操作コードを新たなマスタキ
ーコード番号として登録する。タイマー26がタイムアッ
プすると、受光センサ17が消勢する。
また、ゲストコード累進回路60では、ゲストコード番
号を初期化するゲストコード初期設定スイッチ13が設け
られる。ゲストコード初期設定スイッチ13はタイマー62
と共に、ANDゲート65の入力端子に接続される。ANDゲー
ト65の出力はORゲート69を通じてゲストコード記憶器43
のリセット端子Rに接続される。従って、タイマー62が
出力を発生している所定時間の間にゲストコード初期設
定スイッチ13をオンにすると、ANDゲート65から出力が
発生して、ORゲート69を通してゲストコード記憶器43の
ゲストコード番号が初期値にリセットされる。また、第
1のコード番号比較器24から出力を発生している状態で
ゲストコード初期設定スイッチ13をオンにすると、AND
ゲート68から出力がORゲート69を通してゲストコード記
憶器43が初期値にクリアされる。
ゲストコード累進回路60には、管理者側が金属製マス
タキーで解錠操作する解錠スイッチ61が設けられる。解
錠スイッチ61のオンによりタイマー62が作動され、例え
ば3分間の所定時間の間ANDゲート64にタイマ出力が与
えられる。この所定時間内にユーザコードクリアスイッ
チ63をオンにすると、ANDゲート64が出力を発生してOR
ゲート66を通じてゲストコード記憶器43の累進端子
(+)に供給される。
上記実施例では、遠隔操作装置20から発射される電磁
波として赤外線を使用した例を説明したが、赤外線の他
に、電波、音波及び紫外線等他の電磁波を利用すること
も可能である。
また、上記実施例ではホテルのドアについてこの発明
を実施する例を示したが、ゴルフ場等の公共設備に設け
られた貸しロッカー用ドアまたはレンタカー用ドアにも
この発明を実施できることが理解されよう。また、上記
の例では、変更すべき第1の遠隔操作コードを2回受信
した場合に、この番号を新規に登録したが、1回又は3
回以上同一のコード番号を受信した後に登録するよう構
成することも可能であることは容易に理解されよう。
上記実施例の電子制御装置は、利用者が任意に登録し
たユーザコード番号と同一番号の入力によってのみロッ
ク制御装置を作動することができるので、盗難防止効果
は高い。また、ロック制御装置をオフラインで管理でき
るため、設備費の低減を図ることができる。更に、多数
の利用者に対してキーレスエントリシステムを確立でき
るため、利用者もキーを携帯しなければならない不便か
ら解放されると同時に、利用者が代わる度に異なるゲス
トコード番号によって、新たに任意のユーザコード番号
を入力して記憶できるので、ゲストコード番号が他人に
判読される危険もない。また、遠隔操作コードを発生す
る遠隔操作装置を使用するので、ドアから離れた位置か
らロック制御装置を作動できる。
発明の効果 この発明による電子制御装置では、遠隔操作コードを
複数回受信してこれらが一致したときにマスタコードと
して正しい遠隔操作コードを登録するので、遠隔操作コ
ードを正確に登録することができ、遠隔操作コードを使
用して被制御装置を確実に操作できる。また、複数のス
イッチの操作によっても被制御装置を操作することがで
きる。更に、累進可能なゲストコード番号と複数のスイ
ッチにより入力したコード番号が一致したときにユーザ
コード番号を変更でき、複数のスイッチによって被制御
装置を作動することができ、また、ゲストコードの累進
により使用者毎に異なるユーザコード番号を使用できる
ので、高度な盗難防止効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)はキーボードの正面図、第1図(b)はこ
の発明による電子制御装置のブロック図、第2図は電子
制御装置の動作シーケンスを示すフローチャート、第3
図は電子制御装置のディスクリート回路図、第4図は遠
隔操作装置のブロック図を示す。 11……スイッチ、14……受光センサ(受信手段)、15…
…ロック制御装置(被制御装置)、19……カウンタ、20
……赤外線発光器(遠隔操作装置)、23……第1の遠隔
操作コード記憶器(第1の遠隔操作コード記憶手段)、
24……第1の遠隔操作コード比較器(第1の遠隔操作コ
ード比較手段)、27……第2の遠隔操作コード比較器
(第2の遠隔操作コード比較手段)、28……第2の遠隔
操作コード記憶器(第2の遠隔操作コード記憶手段)、
29……第3の遠隔操作コード記憶器(第3の遠隔操作コ
ード記憶手段)、40……ゲストコード比較器(ゲストコ
ード比較手段)、43……ゲストコード記憶器(ゲストコ
ード記憶手段)、50……ユーザコード比較器(ユーザコ
ード比較手段)、51……ユーザコード記憶器(ユーザコ
ード記憶手段)、60……ゲストコード累進回路、63……
ユーザコードクリアスイッチ、

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遠隔操作装置(20)から発生した遠隔操作
    コードを含む電磁波を受信して電気信号に変換する受信
    手段(14)と、マスタキーコードとして第1の遠隔操作
    コードを記憶する第1の遠隔操作コード記憶手段(23)
    と、第1の遠隔操作コード記憶手段(23)に記憶された
    第1の遠隔操作コードと受信手段(14)からの電気信号
    とを比較し、これらが一致したとき第1の操作信号を発
    生する第1の遠隔操作コード比較手段(24)と、第1の
    遠隔操作コード比較手段(24)の第1の操作信号により
    作動される被制御装置(15)とを有する電子制御装置に
    おいて、 受信手段(14)に接続されかつ受信手段(14)により受
    信した信号の受信回数を計数するカウンタ(19)と、 受信手段(14)に接続されかつカウンタ(19)の第1の
    受信回数によりライトモードに変換される第2の遠隔操
    作コード記憶手段(28)と、 受信手段(14)に接続されかつカウンタ(19)の第2の
    受信回数によりライトモードに変換される第3の遠隔操
    作コード記憶手段(29)と、 第2の遠隔操作コード記憶手段(28)に記憶された遠隔
    操作コードと第3の遠隔操作コード記憶手段(29)に記
    憶された遠隔操作コードとを比較し、これらが一致した
    ときに第1の遠隔操作コード記憶手段(23)に書き込み
    信号を付与する第2の遠隔操作コード比較手段(27)と
    を備え、 第1の遠隔操作コード比較手段(24)は、第1の遠隔操
    作コード記憶手段(23)にグランドマスタキーコードと
    して記憶された第2の遠隔操作コードと受信手段(14)
    から受信した遠隔操作コードとを比較してこれらが一致
    したときに第2の操作信号を発生し、 第1の遠隔操作コード記憶手段(23)は、第1の遠隔操
    作コード比較手段(24)から第2の操作信号が発生した
    ときに、受信手段(14)から送出された遠隔操作コード
    を新たな第1の遠隔操作コードとして変更することを特
    徴とする電子制御装置。
  2. 【請求項2】遠隔操作装置(20)から発生した遠隔操作
    コードを含む電磁波を受信して電気信号に変換する受信
    手段(14)と、マスタキーコードとして第1の遠隔操作
    コードを記憶する第1の遠隔操作コード記憶手段(23)
    と、第1の遠隔操作コード記憶手段(23)に記憶された
    第1の遠隔操作コードと受信手段(14)からの電気信号
    とを比較し、これらが一致したとき第1の操作信号を発
    生する第1の遠隔操作コード比較手段(24)と、第1の
    遠隔操作コード比較手段(24)の第1の操作信号により
    作動される被制御装置(15)とを有する電子制御装置に
    おいて、 受信手段(14)に接続されかつ受信手段(14)により受
    信した信号の受信回数を計数するカウンタ(19)と、 受信手段(14)に接続されかつカウンタ(19)の第1の
    受信回数によりライトモードに変換される第2の遠隔操
    作コード記憶手段(28)と、 受信手段(14)に接続されかつカウンタ(19)の第2の
    受信回数によりライトモードに変換される第3の遠隔操
    作コード記憶手段(29)と、 第2の遠隔操作コード記憶手段(28)に記憶された遠隔
    操作コードと第3の遠隔操作コード記憶手段(29)に記
    憶された遠隔操作コードとを比較し、これらが一致した
    ときに第1の遠隔操作コード記憶手段(23)に書き込み
    信号を付与する第2の遠隔操作コード比較手段(27)
    と、 複数のスイッチ(11)と、 ユーザコード番号を記憶するユーザコード記憶手段(5
    1)と、 ユーザコード記憶手段(51)に記憶されたユーザコード
    番号と複数のスイッチ(11)で入力される番号とを比較
    し、これらが一致したときに被制御装置(15)への操作
    信号を発生するユーザコード比較手段(50)とを備え、 第1の遠隔操作コード比較手段(24)は、第1の遠隔操
    作コード記憶手段(23)にグランドマスタキーコードと
    して記憶された第2の遠隔操作コードと受信手段(14)
    から受信した遠隔操作コードとを比較してこれらが一致
    したときに第2の操作信号を発生し、 第1の遠隔操作コード記憶手段(23)は、第1の遠隔操
    作コード比較手段(24)から第2の操作信号が発生した
    ときに、受信手段(14)から送出された遠隔操作コード
    を新たな第1の遠隔操作コードとして変更することを特
    徴とする電子制御装置。
  3. 【請求項3】ゲストコード番号を記憶するゲストコード
    記憶手段(43)と、 複数のキースイッチ(11)により入力された番号とゲス
    トコード記憶手段(43)に記憶されたゲストコード番号
    とを比較し、これらが一致したときに一致信号を送出す
    るゲストコード比較手段(40)と、 ゲストコード番号を累進する累進信号を発生するゲスト
    コード累進回路(60)とを備え、 ユーザコード記憶手段(51)は、ゲストコード比較手段
    (40)の一致信号により複数のスイッチ(11)で入力さ
    れる任意のユーザコード番号を記憶し、 ゲストコード記憶手段(43)は、累進信号を受信したと
    きに次のゲストコード番号に累進する請求項2に記載の
    電子制御装置。
  4. 【請求項4】ゲストコード累進回路(60)はゲストコー
    ド比較手段(40)からの出力が発生したとき又はユーザ
    コードクリアスイッチ(63)の操作により累進信号を発
    生する請求項3に記載の電子制御装置。
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