JP2971055B2 - ロックユニット - Google Patents

ロックユニット

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JP2971055B2
JP2971055B2 JP6224198A JP6224198A JP2971055B2 JP 2971055 B2 JP2971055 B2 JP 2971055B2 JP 6224198 A JP6224198 A JP 6224198A JP 6224198 A JP6224198 A JP 6224198A JP 2971055 B2 JP2971055 B2 JP 2971055B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ロッカーなどの
ドアの施錠に用いるロックユニットに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】書類や荷物などを入れるロッカーは、個
別に鍵を用いて施錠するが、これらの鍵は、ロッカー毎
に異なるのが普通である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のロッカーで
は、ロッカーの数と同じ数の鍵を用意しなければならな
い。そして、多数のロッカーが設置されている場合に、
施錠時には、全てのロッカーが施錠されているかどうか
確かめながら、1個づつ違う鍵を用いてロッカーの数分
だけ、施錠して回らなければならない。解錠するときに
も、同様である。このようなロッカーが、個人用であれ
ば、各自が1個づつ鍵を持ち、責任を持って施錠するこ
とはそれほど大変なことではない。それでもロッカーの
数が多くなると、施錠忘れが多くなる。そのうえ、一人
で多数のロッカーをすべて管理することがある。例えば
ロッカーが、職場の中で書類などを収納しておくものの
ように共用の場合である。この場合、多数のロッカーの
施錠作業が大変なだけでなく、設置するロッカーの数が
多くなればなるほど、施錠忘れの可能性は高くなる。そ
こで、この発明は、施錠忘れを防止するとともに、施
錠、解錠作業を簡単にすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1の発明のロックユニ
ットは、電気錠とこれを制御する制御機構部とからな
り、制御機構部は、室内の光を検出する光検出部と、上
記電気錠に解錠あるいは施錠信号を出力する制御部とを
備え、上記光検出部は、光検出部に入射する光量に応じ
た信号を制御部に出力し、制御部は、あらかじめ設定し
た設定光量値を記憶するともに、上記光検出部が検出し
た光量が、上記設定光量値未満の場合には、施錠信号を
出力することを特徴とする。
【0005】第2の発明は、第1の発明を前提とし、制
御機構部は、入力キーを備えたキーパッド部を備え、制
御部は、あらかじめ設定した設定暗号を記憶するとも
に、上記光検出部が検出した光量が設定光量値以上で、
かつ、上記入力キーから入力した暗号と上記設定暗号と
が一致した場合には解錠信号を出力することを特徴とす
る。なお、ここでの暗号とは、入力キーから入力できる
暗証番号や、記号や、キーワードのようなものである。
【0006】第3の発明は、第1または第2の発明を前
提とし、制御部と電気錠との間にスイッチ回路を接続
し、このスイッチ回路は電気錠を取り付けたドアの開閉
状態を検出する開閉状態検出手段を備え、ドアが閉じて
いるときにスイッチ回路を閉じて上記制御部が上記電気
錠を制御可能とすることを特徴とする。第4の発明は、
上記第1〜第3の発明を前提とし、制御部は、通信回路
を備えるとともに、この通信回路を介して接続した外部
のセンターCPUとの間で、信号の送受信を行なうこと
を特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】図1〜図4に示す第1実施例は、
ロッカー20に設けたロックユニット1である。このロ
ックユニット1は、電気錠3とこれを制御する制御機構
部2とからなる。ロッカー20は、本体11とドア12
とからなり、取っ手10を備えている。そして、本体1
1の上部には電気錠3を取り付け、ドア12には、この
電気錠3を制御する制御機構部2を取り付けている。こ
れら電気錠3と制御機構部2とは、図示しない配線によ
り電気的に接続している。
【0008】上記電気錠3は、ロッカー本体11に取り
付けた図示しない錠本体と、ドア12に設けた図示しな
い受け部とからなる。そして、上記錠本体から止め部材
を突出させ、この止め部材を受け部で受けて施錠するよ
うにしている。この第1実施例では、電気錠3は図2に
示すように、電動モーターMを備えている。この電動モ
ーターMを制御機構部2からの制御信号によって駆動
し、上記止め部材を出入りさせる。電気錠3は、この止
め部材の出入りによって、施錠、解錠するものである。
なお、このロックユニット1に用いる電気錠としては、
電動で、施錠や解錠ができるものであればどんな構造の
ものでも用いることができる。
【0009】ただし、施錠時あるいは解錠時の止め部材
の位置を維持するために、電磁ソレノイドに通電してお
かなければならないような構造のものより、瞬時通電タ
イプのほうが、消費電力が少ない点で好ましい。この第
1実施例の電気錠3は、止め部材の移動時にだけ通電し
て、モーターを作動させる瞬時通電タイプである。ま
た、この電気錠3は、暗号としての暗証番号により解錠
するものである。暗証番号を上記制御機構部2へ入力す
ると、制御機構部2から解錠信号が出力され、解錠する
ようになっている。
【0010】一方、上記制御機構部2は、図3に示すよ
うに、ドア12を挟んで、外側に取り付けるキーパッド
部4と、内側に取り付ける制御部5とを備えている。ま
た、制御部5は電池パック6を備えている。この電池パ
ック6は、上記電気錠3と制御部5の電源となる。そし
て、キーパッド部4と制御部5とは、ドア12を挟んで
ボルト13で固定する。その際、両者は内部で電気的に
接続されるようにしている。上記キーパッド部4には、
図4に示すように、暗証番号の入力キーとしての数字キ
ー、と、LEDの表示ランプ7と、光窓8とを設け
ている。
【0011】数字キーとは、それぞれ別の数字を制
御部5へ入力するキーである。この第1実施例では、数
字キーが「1」を、数字キーが「2」を入力するキ
ーである。これら2個の数字を組み合わせて、電気錠3
の暗証番号を入力するようにしている。そして、ここで
は最大10桁までの暗証番号を作れるようにしている。
上記表示ランプ7は、電気錠3が解錠動作をする際に、
点灯するようにしている。また、光窓8は、内部に光電
素子を備えていて、この光電素子が光窓8から入射した
光量に応じた信号を制御部5へ出力するようにしてい
る。これら光窓8と光電素子とで、この発明の光検出部
を構成している。
【0012】また、制御部5は、図2のように、判定処
理部14と、記憶部15と、新しい暗証番号の登録時に
使用する登録ボタン9とを備えている。上記記憶部15
には、電気錠3の暗証番号である設定暗証番号と、上記
光検出部で検出する光量の明・暗の基準となる設定光量
値と、制御部5の動作の基になる制御プログラムとを記
憶している。そして、上記判定処理部14は、上記光窓
8からの入射光量検出信号や、上記数字入力キー、
から暗証番号が入力されると、入力された信号に応じ
て、電気錠3へ制御信号を出力するようにしている。
【0013】上記各信号が入力された時の、判定処理部
14は、次のように動作する。この判定処理部14は、
上記光窓8から入射光量検出信号が入力されると、光窓
8からの光量と記憶部15に記憶した設定光量値とを比
較する。その結果、入射光量が、上記設定光量値以上の
とき「明るい」、設定光量値未満のとき「暗い」と判定
する。判定処理部14は、上記のように「暗い」と判定
すると、施錠信号を出力する。また、判定処理部14
は、暗証番号が入力されると、入力された暗証番号と上
記記憶部15に記憶している設定暗証番号とを比較し、
その同否を判定する。
【0014】一方、「明るい」と同時に「暗証番号の一
致」を判定したときに、上記判定処理部14は、解錠信
号を出力する。なお、上記設定光量値は、通常の照明が
点灯している程度の明るさにしている。このため、ロッ
カー20を設置した部屋の照明を消せば、判定処理部1
4は「暗い」と判定し、施錠信号を出力する。
【0015】さらに、この制御部5と上記電気錠3との
間には、スイッチ回路Sを備えている。このスイッチ回
路Sは、ドア12の開閉状態を検知する手段を備え、こ
れと連動している。そして、ドア12が閉じているとき
にスイッチ回路Sを閉じるようにしている。例えば、こ
こでは、電気錠3の外側にスイッチボタンを設け、ドア
12を閉めるとスイッチボタンが押され、スイッチ回路
Sが閉じるような仕組みにしている。そして、このスイ
ッチ回路Sが閉じていなければ、制御部5が電気錠3を
制御できないようにしている。したがって、ドア12が
開いているときには、モーターMを動かして、止め部材
を突出させることができない。これは、ドア12を開け
たままで止め部材が突出してしまうことを防止するため
である。もし、ドア12を開けたままで止め部材が突出
してしまうと、ドア12を閉めるときに邪魔になるから
である。
【0016】以下に、このロックユニット1の動作を説
明する。初めに、施錠方法を説明する。まず、ドア12
を閉めると、スイッチ回路Sが閉じる。この状態で、光
窓8を暗くすると、光検出部は設定光量値未満の光量の
検出信号を出力する。判定処理部14は、入力信号と記
憶部15の設定光量値とを比較して、「暗い」と判定す
る。したがって、判定処理部14はモーターMを駆動
し、電気錠3を施錠する信号を出力する。もし、ドア1
2が開いたままだと、スイッチ回路Sが開いているの
で、光窓8を塞いで暗くしても、制御部5がモーターM
を駆動することができない。したがって、ドア12が開
いているのに電気錠3の止め部材がとび出してしまうこ
とがない。
【0017】このように、電気錠3は、光窓8から入る
光量を少なくすると施錠する。そのため、照明を消して
部屋を暗くすれば、そこに設置された全ロッカーを一度
に施錠することができる。また、ロッカー別に施錠する
場合には、個々の光窓8を指などで塞げば良い。このよ
うなロックユニットでは、部屋が暗くなれば自然に施錠
されるので、そこに設置した全ロッカーを一度に施錠で
きるだけでなく、施錠忘れの心配がない。さらに、個別
の施錠も、光窓8を塞ぐだけの簡単な操作でできる。
【0018】次に、解錠方法を説明する。電気錠3は、
「明るい」と「暗証番号一致」の条件が揃った時に解錠
する。そのため、解錠は照明を点灯し、設定光量値以上
の明るさにした状態で、暗証番号を入力しなければなら
ない。
【0019】まず、数字キー、から、上記10桁の
数字列を入力し、その後で、光窓8を指で塞ぐ。光窓8
を塞ぐと、光窓8へ入射する光量が少なくなるので、判
定処理部14は「暗い」と判定する。この実施例では、
光窓8が暗くなったことにより、数字入力が終わったと
判断する。ただし、この「暗い」が、数字入力の終了の
合図なのか、施錠のための信号なのかを区別できるプロ
グラムを記憶部15に記憶していなければならない。例
えば、判定処理部14に数字が入力された後、所定の時
間内に「暗い」を判定した場合には、これを数字入力の
終了の合図と判断し、所定時間が過ぎてから「暗い」を
判定した場合には、施錠信号を出力するというようにす
る。このような区別ができないと、判定処理部14が
「暗い」と判定した場合に、必ず施錠信号を出力してし
まうからである。
【0020】数字キー、からの暗証番号の入力が終
わったら、判定処理部14は、数字キー、からの入
力暗証番号と記憶部15に記憶されている設定暗証番号
とを比較する。そして、上記両暗証番号が一致した場合
には、解錠信号を出力し、電気錠3のモーターMを駆動
して解錠する。もし、両暗証番号が一致しなければ、電
気錠3は、施錠したままである。また、解錠動作中に
は、LEDの表示ランプ7が点灯する。このように、表
示ランプ7が点灯すれば、入力した暗証番号が正しかっ
たことが解る。以上のように解錠操作を行なう時には、
当然、ドア12は閉まっているので、スイッチ回路Sは
閉じている。もしも、ドア12が開いていれば、解錠す
る必要もないが、スイッチ回路Sが開いているため、モ
ーターMを駆動することはできない。
【0021】なお、この第1実施例では、暗証番号の数
字入力の終了を知らせるために、光窓8を塞ぐようにし
ている。電気錠3の暗証番号の桁数は、10桁以内なら
何桁にしても良い。このように、桁数が決まっていない
と、数字だけの入力では、暗証番号の入力が終わったの
かどうか解りにくいからである。このような数字入力の
終了の合図は、別のキーによって入力するようにしても
かまわない。
【0022】また、電気錠3は、出荷時に暗証番号が設
定登録されているが、この出荷時の暗証番号とは別に、
ユーザーが好きな暗証番号を登録することができる。次
に、その方法を説明する。ロッカー20は、出荷時には
施錠されているので、これを解錠した後、ユーザーが好
きな暗証番号を登録する。出荷時の暗証番号は、どんな
番号でもかまわないが、例えば、「12」のように、簡
単な番号に設定されていると、先に説明したようにして
解錠する際に、入力する数字が少なくてすむ。そして、
解錠した後、暗証番号の登録は、ドア12を開いて行な
う。
【0023】まず、ドア12を開けて、制御部5の裏側
の登録ボタン9を押す。登録ボタン9を押してから、数
字キー、により暗証番号を入力する。暗証番号は、
ここでは、最大10桁まで登録できるようにしている。
例えば、「11221122」のときには、この8桁の
数字列を入力して、最後に光窓8を塞ぐ。これにより、
上記解錠時と同様に、制御部5の判定処理部14が、暗
証番号入力の最後を判定する。ここで、記憶部15は、
入力された上記8桁の数字列を記憶する。この設定暗証
番号を登録する操作で、間違った暗証番号が登録されな
いように、数字入力以降の作業をもう一度行なう。つま
り、暗証番号の登録時には、登録ボタン9→数字キー
、→光窓8→数字キー、→光窓8というように
操作する。そして、記憶部15は、2回目に入力した8
桁の数字列も記憶する。
【0024】判定処理部14は、1回目の入力数字列と
2回目の入力数字列とを比較する。判定処理部14は、
両者が一致したら、記憶部15に信号を出力し、それま
で設定暗証番号として記憶していた暗証番号を消去す
る。そして、記憶部15は、新しく入力された8桁の数
字列を新しい設定暗証番号として記憶する。もしも、1
回目と2回目の入力番号が一致しなかった場合には、新
しい暗証番号を登録しない。これで、間違った番号を設
定暗証番号としてしまう可能性が低くなる。このように
して、暗証番号の登録が終了したら、以降は、この暗証
番号を入力して解錠する。
【0025】以上のように、このロックユニット1の電
気錠3には、好きな暗証番号を登録することができる。
そのため、必要に応じて暗証番号の桁数を増やしたり、
変更したりできる。また、このように暗証番号を自由に
登録できるので、例えば、複数の電気錠の暗証番号を同
じにすることもできる。そうすれば、多数のロッカーを
設置していても、一種類の暗証番号だけを覚えていれ
ば、全てのロッカーを解錠することができて便利であ
る。
【0026】図5、図6に示す第2実施例のロックユニ
ット21は、制御部5が通信回路16を備え、この通信
回路16を介して、制御部5とセンターCPU17とを
接続している。このセンターCPU17は、ロッカー2
0を設置している場所から離れた管理室などに設置した
CPUである。そして、図6のように、センターCPU
17には、多数のロッカー20の制御部5を接続してい
る。その他の構成は、第1実施例と同様で、その作用も
同様である。
【0027】第2実施例では、制御部5の通信回路16
が、電気錠3の施錠状態をセンターCPU17へ送信で
きるようにしている。そのため、ロッカーの設置場所ま
で行かなくても、センターCPU17で、全ロッカーの
施錠状態を知ることができて便利である。特に、ロッカ
ーの設置台数が多いときに便利である。また、センター
CPU17からは、解錠信号や施錠信号を通信回路16
を介して制御部5へ送信できるようにしている。そこ
で、通信によって、全ロッカーの電気錠3を一斉に解錠
したり、施錠したりすることもできる。もちろん、設置
場所で、個々に、解錠、施錠もできるし、部屋が暗くな
ると自動的に施錠する作用は第1実施例と同じである。
【0028】なお、第1、第2実施例のキーパッド部4
には、数字キーは2個だけしか備えていないが、数字キ
ーの数はいくつでもかまわない。また、電気錠を解錠す
る暗号は暗証番号に限らない。記号やアルファベットな
どの入力キーを用いれば、番号以外の暗号も作ることが
できる。その場合も、暗証番号を用いた上記実施例と同
様に作用する。さらに、数字キーのような入力キー以外
に、暗号の入力開始や終了を知らせるキーを備えること
もできる。ただし、キーが少なければ、それだけキーパ
ッド部4を小さくでき、制御機構部2、ひいてはロック
ユニット1、21全体を小型化できる。
【0029】また、第2実施例において、センターCP
Uからロックユニット21の電源を供給するようにすれ
ば、制御機構部2には、電池パック6を備える必要がな
くなり、制御機構部2をさらに小型化することができ
る。このように制御機構部2を小型化すれば、どのよう
なロッカーのドアにも取り付け易くなる。また、制御部
5には、電気錠3を複数接続して、複数の電気錠3を施
錠するようにすれば、より安全にすることができる。
【0030】
【発明の効果】この発明のロックユニットは、光検出部
が検出する光量を少なくすれば施錠する。したがって、
設置場所が暗くなれば自動的に施錠して、施錠忘れの心
配がない。また、設置場所を暗くすることによって、一
度に複数の錠を施錠することができる。なお、個々に施
錠する場合にも、光検出部を暗くするだけでよいので、
従来例のように鍵を用いる場合より施錠作業が簡単であ
る。第2の発明によれば、暗証番号などの暗号の入力に
より解錠するので、ロッカーが多数あっても、たくさん
の鍵を持たなくても良い。したがって、錠付きのロッカ
ーなどを多数設置している場合に、解錠、施錠作業に要
する時間を短縮することができる。
【0031】第3の発明では、ドアが閉じているときし
か、電気錠を駆動できないようにしている。そのため、
ドアを開けた状態で止め部材が突出しない、ドアを閉め
るときに、止め部材を戻さなければならないというよう
なことがない。第4の発明によれば、錠の施錠状態を設
置場所から離れたセンターCPUによって、監視するこ
とができる。また、通信によって、錠を解錠したり、施
錠したりすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のロックユニットを設置したロッカ
ーの斜視図である。
【図2】第1実施例の回路を表わすブロック図である。
【図3】図1のIII-III線断面図である。
【図4】第1実施例の制御機構部の拡大図である。
【図5】第2実施例の回路を表わすブロック図である。
【図6】第2実施例のロックユニットの使用形態を示す
図である。
【符号の説明】
1、21 ロックユニット 2 制御機構部 3 電気錠 4 キーパッド部 5 制御部 8 光窓 16 通信回路 17 センターCPU 、 数字キー S スイッチ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E05B 49/00 E05B 65/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気錠とこれを制御する制御機構部とか
    らなり、制御機構部は、室内の光を検出する光検出部
    と、上記電気錠に解錠あるいは施錠信号を出力する制御
    部とを備え、上記光検出部は、光検出部に入射する光量
    に応じた信号を制御部に出力し、制御部は、あらかじめ
    設定した設定光量値を記憶するともに、上記光検出部が
    検出した光量が、上記設定光量値未満の場合には、施錠
    信号を出力することを特徴とするロックユニット。
  2. 【請求項2】 制御機構部は、入力キーを備えたキーパ
    ッド部を備え、制御部は、あらかじめ設定した設定暗号
    を記憶するともに、上記光検出部が検出した光量が設定
    光量値以上で、かつ、上記入力キーから入力した暗号と
    上記設定暗号とが一致した場合には解錠信号を出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載のロックユニット。
  3. 【請求項3】 制御部と電気錠との間にスイッチ回路を
    接続し、このスイッチ回路は電気錠を取り付けたドアの
    開閉状態を検出する開閉状態検出手段を備え、ドアが閉
    じているときにスイッチ回路を閉じて上記制御部が上記
    電気錠を制御可能とすることを特徴とする請求項1また
    は2に記載のロックユニット。
  4. 【請求項4】 制御部は、通信回路を備えるとともに、
    この通信回路を介して接続した外部のセンターCPUと
    の間で、信号の送受信を行なうことを特徴とする請求項
    1〜3のいずれか1に記載のロックユニット。
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