JP2591669B2 - 電子錠 - Google Patents

電子錠

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JP2591669B2
JP2591669B2 JP63274804A JP27480488A JP2591669B2 JP 2591669 B2 JP2591669 B2 JP 2591669B2 JP 63274804 A JP63274804 A JP 63274804A JP 27480488 A JP27480488 A JP 27480488A JP 2591669 B2 JP2591669 B2 JP 2591669B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子錠、特に複数のキースイッチを所定の
順序で操作することにより解錠することのできる電子錠
に関連する。
従来の技術 近年、ドアロック制御装置の施解錠は、金属製のキー
を使用する他、磁気カード又はパンチカードを使用する
システムが提案されている。また、携帯するキー又はカ
ードを使用せずに、複数のスイッチにより予め登録した
番号と同一番号を入力することにより、電子錠を解錠す
るキーレスエントリシステムが提案されている。
例えば、特公昭58−14910号公報に示されるように、
カードを使用してドアの解錠を行うシステムは公知であ
る。また、特開昭56−105076号公報及び特公昭59−3263
2号公報に示されるように、複数のスイッチを所定の順
序で操作することにより解錠信号を発生する電子錠は公
知である。
発明が解決しようとする課題 しかし、従来のキーレスエントリシステムではロック
制御装置を設けた家屋から操作者が長時間不在になる場
合又は使用しない対象物を不使用状態又は使用不能状態
に保持する場合に、他人が複数のキースイッチを反復し
て不正に操作すると解錠する危険がある。そこで、セル
フロックコード番号を入力することにより複数のキース
イッチを操作したとき応答不能(セルフロック状態)と
なる電子錠が提案されている。この種の電子錠は公知で
はないが、セルフロック状態においてキーレスエントリ
システムを操作すると、キースイッチが応答しないた
め、操作者が故障と誤認することがあり、このため不測
のトラブルが発生する危険がある。
そこで、この発明はセルフロック状態を表示すること
のできる電子錠を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 この発明による電子錠は、複数のキースイッチ(11)
と、アンロックコード番号を記憶する解錠番号記憶手段
(45)と、複数のキースイッチ(11)から入力された番
号を解錠番号記憶手段(45)に記憶されたアンロックコ
ード番号と比較し、一致したときロック制御装置(17)
に解錠信号を発生する解錠番号比較手段(40)と、セル
フロックコード番号を記憶する無効番号記憶手段(51)
と、複数のキースイッチ(11)から入力された番号を無
効番号記憶手段(51)に記憶されたセルフロックコード
番号と比較しこれらが一致したときに一致信号を発生す
る無効番号比較手段(50)と、無効番号比較手段(50)
の一致信号に基づいてロック制御装置(17)への解錠信
号を無効にするセルフロック信号を発生してセルフロッ
ク状態に切換えるセルフロック状態切替え手段(60)と
を備えている。この電子錠には、セルフロック状態切替
え手段(60)のセルフロック信号及び解錠番号比較手段
(40、49)の解錠信号を受信したときに作動されるセル
フロック表示手段(75)と、解錠番号比較手段(40、4
9)とロック制御装置(17)との間に接続されたゲート
回路(71)とが設けられる。セルフロック状態のときに
セルフロック状態切替え手段(60)の出力によりゲート
回路(71)をオフにして、ゲート回路(71)によりロッ
ク制御装置(17)への駆動信号を阻止し、ゲート回路
(71)がオフの状態のときに解錠番号比較手段(40、4
9)の解錠信号がセルフロック表示手段(75)に付与さ
れる。
セルフロック状態切替え手段(60)はロック制御装置
(17)への解錠信号を無効にするセルフロック状態と無
効にしない解錠状態とに切換える。また、セルフロック
状態切替え手段(60)は無効番号比較手段(50)の反復
する出力によりセルフロック状態と解除状態とに交互に
切換えられる。本発明のセルフロック状態とは、正規の
アンロックコード番号が複数のキースイッチ(11)によ
り入力され入力信号が発生したにも拘らず、ロック制御
装置(17)が作動されず、電子錠が作動停止中であるか
のように偽装した状態をいうものとする。また、セルフ
ロック状態では、キースイッチ(11)を作動したときに
発生する応答音又は作動表示ランプを作動しないものと
する。しかし、セルフロック状態の他の態様は電子錠の
仕様又は設計内容により自由に変更し得る。セルフロッ
ク状態ではセルフロックコード番号と同一の番号を複数
のキースイッチで入力した後、アンロックコード番号と
同一の番号を複数のキースイッチで入力して、解錠番号
比較手段(40)からロック制御装置(17)に解錠信号が
出力される。
作 用 複数のキースイッチ(11)を所定の順序で操作して解
錠番号記憶手段(45)に記憶されたアンロックコード番
号と同一の番号が入力されたとき、解錠番号比較手段
(40)は解錠信号を発生して、ロック制御装置(17)を
解錠する。また、操作者がロック制御装置(17)を設け
た対象物を長時間不使用状態又は使用不能状態に保持す
る場合に、操作者は複数のキースイッチ(11)を操作し
て、セルフロックコード番号と同一の番号を入力する。
従って、無効番号比較手段(50)からセルフロック信号
が発生し、電子錠をセルフロック状態に切換える。この
状態では、複数のキースイッチ(11)を操作してもロッ
ク制御装置(17)への解錠信号は無効にされ、他人にロ
ック制御装置(17)を解錠される危険はない。
セルフロック状態において、操作者が再びセルフロッ
クコード番号と同一の番号を入力したときに、無効番号
比較手段(50)からセルフロック信号が発生し、電子錠
が解除状態に切換えられる。この状態で、前記と同様
に、複数のキースイッチ(11)を所定の順序で操作して
解錠番号記憶手段(45)に記憶されたアンロックコード
番号と同一の番号が入力されたとき、解錠番号比較手段
(40)は解錠信号を発生して、ロック制御装置(17)が
解錠される。無効番号比較手段(50)のセルフロック信
号が発生する毎にセルフロック状態切替え手段(60)は
電子錠をセルフロック状態と解除状態とに交互に切換え
る。
セルフロック状態において、操作者がキースイッチ
(11)を操作して解錠番号を入力したとき、セルフロッ
ク表示手段(75)は解錠番号比較手段(40)の解錠信号
に基づいてセルフロック状態を光学的又は聴覚的に表示
する。このため、操作者は直ちにセルフロック状態を認
識することができる。セルフロック状態において解錠番
号を入力したときにセルフロック状態を表示できるの
で、節電を図ると共に、操作者とのトラブルを解消する
ことができる。
実 施 例 以下、この発明の実施例を第1図〜第4図について説
明する。
まず、第1図に示すように、ドアには、数字0〜9が
表示された複数のスイッチ11、チェックイン用スイッチ
C、チェックアウト用スイッチO、セルフロック表示手
段75、セルフロック解除表示手段84、スタートスイッチ
STを有するキーボード10が取付られている。キーボード
10は、第2図に示すように、例えばワンチップマイクロ
コンピュータで構成される制御ユニット12に電気的に接
続されている。
制御ユニット12は、複数のキースイッチ11及びライト
状態切換えスイッチ13が接続された入力ポートを有す
る。また、制御ユニット12はソレノイド又はモータ等の
アクチュエータを有するロック制御装置17、ブザー18及
び表示器19が接続されたコレクタを有する各トランジス
タ14、15及び16のベースに接続された出力ポートを有す
る。トランジスタ14、15及び16の各エミッタはいずれも
接地される。ブザー18は複数のキースイッチ11のいずれ
かが押圧されたときに押圧状態を確認するための音を発
生する。また、表示器19は解錠信号は発生したときに付
勢される発光ダイオードである。また、制御ユニット12
はセルフロック状態を表示するセルフロック表示手段75
及びセルフロック解除表示手段84がそれぞれ接続された
コレクタを有するトランジスタ85、86が接続される。
制御ユニット12は、タイマ手段と、アンロックコード
番号を記憶する解錠番号記憶手段と、複数のキースイッ
チ11から入力された番号を解錠番号記憶手段に記憶され
たアンロックコード番号とを比較し、一致したときロッ
ク制御装置17に解錠信号を発生する解錠番号比較手段と
を有する。また、制御ユニット12は、セルフロックコー
ド番号を記憶する無効番号記憶手段と、複数のキースイ
ッチ11から入力された番号を無効番号記憶手段に記憶さ
れたセルフロックコード番号とを比較し一致したときに
一致信号を発生する無効番号比較手段と、無効番号比較
手段の一致信号に基づいてロック制御装置17への解錠信
号を無効にするセルフロック信号をセルフロック状態切
替え手段と、セルフロック状態か否か判断するセルフロ
ック判別手段とを有する。ロック制御装置17への解錠信
号を無効にするセルフロック状態と無効にしない解除状
態とに切換えられるセルフロック状態切替え手段が制御
ユニット12に設けられる。このセルフロック状態切替え
手段は無効番号比較手段の反復する出力によりセルフロ
ック状態と解除状態とに電子錠を交互に切換える。セル
フロック状態ではセルフロックコード番号と同一の番号
を複数のキースイッチ11で入力した後、アンロックコー
ド番号と同一の番号を複数のキースイッチ11で入力し
て、解錠番号比較手段からロック制御装置17に解錠信号
が出力される。
以下、上記の構成の動作を第3図の動作シーケンスに
ついて説明する。ステップ20において複数のキースイッ
チ11の押圧により番号が入力されたか否か判断する。セ
ルフロック判別手段は番号が入力されないとスタートに
戻り、番号が入力されると、セルフロック状態か否か判
断する(ステップ21)。セルフロック状態の場合はステ
ップ22に進み、セルフロック解除表示手段84を間欠的に
作動する。また、セルフロック状態でない場合はセルフ
ロック解除表示手段84を連続的に作動する。ステップ22
及び23からはいずれもステップ24に進み、解錠番号比較
手段において入力された番号が解錠番号記憶手段に記憶
されたアンロックコード番号と比較される。入力された
番号がアンロックコード番号と一致すると、ステップ33
へ進む。ここで、セルフロック状態か否か判断され、セ
ルフロック状態のときはステップ34においてセルフロッ
ク表示手段75を作動した後、スタートに戻る。ステップ
33において解除状態のときはステップ32に進み、解錠さ
れる。ステップ24においてアンロックコード番号と一致
しないと、無効番号比較手段はステップ25へ進み、セル
フロックコード番号と一致するか否か判断する。
ここで、入力された番号がセルフロックコード番号と
一致しないと、スタートへ戻り、一致すると、ステップ
26へ進む。ステップ26において、セルフロック状態切替
え手段は、電子錠がセルフロック状態か否か判断する。
電子錠が解除状態のときは、ステップ35に進み、セルフ
ロック状態切替え手段は電子錠をセルフロック状態に切
換える。同時に、ステップ36においてセルフロック解除
表示手段84を連続的作動から間欠的作動に切換える。ス
テップ26において電子錠がセルフロック状態のときは、
ステップ27に進み、セルフロック状態が解除される。次
に、ステップ28に進み、セルフロック表示手段を間欠的
作動から連続的作動に切り換える。続いて、ステップ29
に進み、タイマ手段は、セルフロック状態の解除後、一
定時間経過したか否か判断する。一定時間経過すると、
ステップ35に進み、再びセルフロック状態が保持され
る。ステップ29において一定時間経過していないと、ス
テップ30に進み、スイッチ入力があるか否か判断され
る。スイッチ入力がないと、ステップ29に戻り、スイッ
チ入力があると、解錠番号比較手段は、ステップ31にお
いて入力番号がアンロックコード番号と一致したか否か
判断する。入力番号がアンロックコード番号と一致しな
いと、ステップ29に戻り、一致するとステップ32におい
て解錠番号比較手段から解錠信号が発生する。
この発明の実施例は変更が可能である。例えば、第2
図及び第3図はマイクロコンピュータ等のICを使用し
て、この発明による電子錠を構成する例を示したが、第
4図に示すように、ディスクリート回路によってもこの
発明による電子錠を構成することができる。そこで、第
4図の実施例について、以下説明する。
複数のキースイッチ11はチャタリング防止回路39を介
して解錠番号比較器(解錠番号比較手段)40、無効番号
比較器(無効番号比較手段)50及びオアゲート41に接続
されている。オアゲート41の出力はブザー18、リトリガ
ワンショットマルチバイブレータ42及びアドレスカウン
タ43に供給される。ブザー18はキースイッチ11の押圧毎
に発生するオアゲート41の出力により付勢され、聴覚信
号を発生する。リトリガワンショットマルチバイブレー
タ42はオアゲート41から信号を受けたとき、約5秒のパ
ルス幅を有する出力を発生し、5秒以内に次の入力を受
けたとき、その時点から再びパルス幅の係数を開始す
る。ワンショットマルチバイブレータ44はリトリガワン
ショットマルチバイブレータ42の出力が停止するときそ
のパルスの立下がり時点で出力を発生して、オアゲート
47を通じてアドレスカウンタ43にリセット信号を付与す
る。アドレスカウンタ43はオアゲート41の出力数を計数
して、各桁のアドレス信号を発生する。アドレスカウン
タ43のアドレス信号は解錠番号記憶器45(解錠番号記憶
手段)、無効番号記憶器(無効番号記憶手段)51及び桁
数検出器46に付与される。
桁数検出器46はアドレスカウンタ43の出力が所定の桁
(例えば3、5又は7桁)に達したときにオアゲート47
を通じてアドレスカウンタ43にリセット信号を付与す
る。解錠番号記憶器45はアドレスカウンタ43から出力さ
れるアドレス信号を受信して記憶されたアンロックコー
ド番号を解錠番号比較器40に出力する。同様に、無効番
号記憶器51はアドレスカウンタ43から出力されるアドレ
ス信号を受信して記憶されたセルフロックコード番号を
無効番号比較器50に出力する。無効番号記憶器51はスイ
ッチ13に接続されたW/R端子を有し、スイッチ13がオフ
状態及びオン状態のとき、無効番号記憶器51はそれぞれ
読出し可能なリードモード及び書込み可能なライトモー
ドに切換えられる。
解錠番号比較器40の出力はカウンタ49に送出される。
カウンタ49の出力はロック制御装置17及び表示器19に送
られる。無効番号比較器50の出力はカウンタ52に送出さ
れる。カウンタ52の出力はワンショットマルチバイブレ
ータ53に接続される。ワンショットマルチバイブレータ
53の出力端子はセルフロック状態切替え回路(セルフロ
ック状態切替え手段)60に接続される。
セルフロック状態切替え回路60は電子錠のセルフロッ
ク状態又は解除状態を切換えるR/Sフリップフロップ61
を有する。ワンショットマルチバイブレータ53の出力は
アンドゲート62及びオアゲート63を介してフリップフロ
ップ61のセット端子に接続される。また、ワンショット
マルチバイブレータ53の出力はアンドゲート64を介して
ワンショットマルチバイブレータ53のリセット端子に接
続される。ワンショットマルチバイブレータ61のQ出力
端子はゲート回路としてのトランジスタ71と72の各ベー
ス及びアンドゲート62の反転入力端子にセルフロック信
号を付与するため接続される。また、トランジスタ71の
ベースは抵抗73を介して接地される。トランジスタ71の
エミッタはカウンタ49の出力端子に接続され、ベースは
接地される。トランジスタ71のコレクタはブザー18の入
力端子に接続される。フリップフロップ61の出力端子
はアンドゲート64の反転入力端子、アンドゲート66の入
力端子及びタイマー65に接続される。タイマー65の出力
はアンドゲート66の反転入力端子に接続される。タイマ
ー65は、フリップフロップ61の出力端子が低電圧レベ
ルから高電圧レベルに変化し、セルフロック信号を発生
する場合に一定時間のパルス幅を有する出力を発生す
る。アンドゲート67の入力端子にはタイマー65の出力及
びカウンタ49の出力として解錠信号が供給され、アンド
ゲート67の出力はR/Sフリップフロップ68のセット端子
に付与される。フリップフロップ68の出力端子はアン
ドゲート66の反転入力端子に接続され、リセット端子に
はオアゲート47の出力が供給される。アンドゲート66の
出力端子はオアゲート63に接続される。オアゲート47の
出力は各カウンタ49及び52並びにフリップフロップ68の
各リセット端子に供給される。
カウンタ49の出力はアンドゲート74の入力端子に接続
され、フリップフロップ61のQ出力端子はアンドゲート
74の入力端子に接続される。また、アンドゲート74の入
力端子にパルス発生装置81が接続される。アンドゲート
74の出力はトランジスタ85を介してセルフロック表示手
段75に接続される。セルフロック表示手段75は解錠番号
比較手段が解錠信号を発生したときにセルフロック状態
を間欠的に表示する。セルフロック表示手段75は発光ダ
イオード等の光学的表示装置又はブザー等の聴覚的表示
手段である。
リトリガワンショットマルチバイブレータ42の出力は
アンドゲート80、82に付与される。また、フリップフロ
ップ61のQ出力端子はアンドゲート80の入力端子及びア
ンドゲート82の反転入力端子に接続される。更に、アン
ドゲート80にはパルス発生装置81が接続される。アンド
ゲート80と82の各出力端子はオアゲート83及びトランジ
スタ86を介してセルフロック解除表示手段84に接続され
る。セルフロック解除表示手段84はセルフロック表示手
段75と同様に発光ダイオード等の光学的表示装置又はブ
ザー等の聴覚的表示手段である。セルフロック解除表示
手段84はフリップフロップ61のQ出力端子が出力を発生
しているときにキースイッチ11を操作すると点滅又は間
欠音の間欠的な作動を行う。また、セルフロック解除表
示手段84はフリップフロップ61のQ出力端子が出力を発
生していないときにキースイッチ11を操作すると点灯又
は連続音の連続的な作動を行う。
上記の構成において、操作者が複数のキースイッチ11
を所定の順序で操作すると、入力された番号が解錠番号
比較器40及び無効番号比較器50に付与される。同時に、
複数のキースイッチ11の出力はオアゲート41を介してア
ドレスカウンタ43に供給されるから、アドレスカウンタ
43はアドレス信号を解錠番号記憶器45及び無効番号記憶
器51に供給する。このため、解錠番号記憶器45に記憶さ
れたアンロックコード番号が解錠番号比較器40に送出さ
れる。また、無効番号記憶器51に記憶されたセルフロッ
クコード番号が無効番号比較器50に付与される。
入力された番号の各桁が記憶されたアンロックコード
番号に一致すると、解錠番号比較器40は各桁毎に出力を
カウンタ49に発生する。全桁一致すると、カウンタ49は
ロック制御装置17及び表示器19に出力を発生する。この
ため、ロック制御装置17は解錠すると共に、解錠状態が
表示器19に表示される。また、入力された番号の各桁が
記憶されたセルフロックコード番号に一致すると、無効
番号比較器50は各桁毎に出力をカウンタ52に発生する。
全桁一致すると、カウンタ52は出力を発生する。カウン
タ52の出力はワンショットマルチバイブレータ53により
波形成形された後、セルフロック状態切替え回路60に送
出される。
通常の使用状態では、セルフロック状態切替え回路60
は解除状態にシフトされている。この状態では、フリッ
プフロップ61はリセット状態である。即ち、Q出力端子
は低電圧レベルにあり、出力端子は高電圧レベルにあ
る。アンドゲート62の反転入力端子には低電圧レベルの
信号が付与され、アンドゲート64の反転入力端子には高
電圧レベルの信号が付与されている。従って、ワンショ
ットマルチバイブレータ53から出力が発生したとき、ア
ンドゲート62から出力が発生し、この出力はオアゲート
63を通じてフリップフロップ61のセット端子に印加され
る。このため、フリップフロップ61がセット状態に切換
えられ、Q出力端子が高電圧レベル出力端子が低電圧
レベルに切換えられる。フリップフロップ61がセット状
態にあると、電子錠はセルフロック状態になる。従っ
て、トランジスタ71及び72がオン状態となり、カウンタ
49の出力はロック制御装置17及び表示器19に付与されな
いと共に、オアゲート41の出力はブザー18に付与されな
い。セルフロック状態では、キースイッチ11を操作して
も、ブザー18による作動音が発生しないと共に、仮りに
アンロックコード番号と同一の番号がキースイッチ11か
ら入力されてもロック制御装置17は作動されない。
また、セルフロック状態において、キースイッチ11を
操作すると、リトリガワンショットマルチバイブレータ
42は5秒間出力をアンドゲート80、82に送出する。ま
た、フリップフロップ61のQ出力端子が高レベルになっ
ているので、アンドゲート80はパルス発生装置81のパル
スをオアゲート83を通じてセルフロック解除表示手段84
に送出する。このため、セルフロック解除表示手段84は
リトリガワンショットマルチバイブレータ42が出力を発
生している間セルフロック状態を間欠的動作により表示
する。
更に、入力された番号の各桁が記憶されたアンロック
コード番号に一致すると、解錠番号比較器40は各桁毎に
出力をカウンタ49に発生する。セルフロック状態におい
てカウンタ49が出力を発生するとアンドゲート74が出力
を発生してセルフロック表示手段75が間欠的に作動さ
れ、更に操作者にセルフロック状態であることを表示す
ることができる。
次に、操作者がキースイッチ11からセルフロックコー
ド番号と同一の番号を入力すると、前記と同様にカウン
タ52から出力が発生する。従って、ワンショットマルチ
バイブレータ53からパルスがアンドゲート62及び64に付
与される。このため、アンドゲート64から出力が発生
し、フリップフロップ61はリセット状態に切換えられ
る。このため、フリップフロップ61の出力端子から出
力が発生し、タイヤー65から例えば3分の一定時間出力
を発生する。操作者はこの一定時間の間にアンロックコ
ード番号と同一の番号をキースイッチ11から入力しなけ
ればならない。即ち、タイマー65が出力を発生している
時間中にアンロックコード番号と同一の番号をキースイ
ッチ11により入力すると、カウンタ49が出力として解錠
信号を発生する。このため、アンドゲート67が出力を発
生してフリップフロップ68がセットされ、Q出力端子か
ら出力を生ずる。この状態で所定の時間が経過して、タ
イマー65がタイムアップすると、タイマー65の出力が低
電圧レベルになるので、アンドゲート66は出力を生じな
い。しかし、タイマー65にセットされた時間中に、カウ
ンタ49から解錠信号を発生しないと、フリップフロップ
68がセットされないので、タイマー65が出力を停止した
時点で、アンドゲート66が出力を発生し、オアゲート63
を通じてフリップフロップ61をセットし、セルフロック
状態に切換える。このように、セルフロック状態切替え
回路60はカウンタ52から出力が発生する毎に、交互にセ
ルフロック状態と解除状態に切換えられる。
セルフロック状態切替え回路60が解除状態にあると
き、フリップフロップ61のQ出力端子から出力が発生し
ていない。従って、解除状態においてキースイッチ11を
操作すると、リトリガワンショットマルチバイブレータ
42は5秒間出力をアンドゲート80、82に送出する。ま
た、フリップフロップ61のQ出力端子が低レベルになっ
ているので、アンドゲート80はオフ状態であり、アンド
ゲート82はオン状態になっている。このため、アンドゲ
ート82はオアゲート83を通じてセルフロック解除表示手
段84を連続的に作動させて解除状態であることを表示す
ることができる。この場合に、アンドゲート74はオフ状
態であるから、セルフロック表示手段75は作動されな
い。
セルフロックコード番号を変更する場合には、ライト
状態切換えスイッチ13をオンにした状態でキースイッチ
11を所定の順序で押圧して発生する番号は無効番号記憶
器51の各アドレスに記憶される。このため、ライト状態
切換えスイッチ13をオフにした後は、無効番号記憶器51
内に新たに記憶された番号が無効番号比較器50で比較さ
れる。
この発明の上記実施例は種々の変更が可能である。上
記の実施例では操作者が長時間家屋を不在にする場合に
ついて説明したが、他の場合についてもこの発明を応用
することができる。例えば、ゴルフ場のゲスト用ロッカ
ー又は賃貸式マンションにこの発明の電子錠を設置する
ことができる。この場合に、管理者は不使用のロッカー
若しくはマンション又は所定の時間が経過したロッカー
をセルフロック状態に切換えることができる。また、無
効番号記憶器51と同様に、アンロックコード番号を記憶
した解錠番号記憶器45を所望の番号を記憶できるライト
モードに切換えるように構成することも可能である。
また、セルフロック表示手段75、セルフロック解除表
示手段84を同一の発光ダイオード又はブザーで作動させ
てもよい。アンドゲート74にはパルス発生装置81を接続
しなくてもよい。更に、セルフロック表示手段84及びそ
の駆動回路80〜83及び86を省略してもよい。
発明の効果 この発明によれば、セルフロック表示手段は解錠番号
比較手段の解錠信号に基づいて直ちにセルフロック状態
を認識することができるので、その後の対応を迅速に行
うことができる。また、セルフロック状態において解錠
番号を入力したときにセルフロック状態を表示できるの
で、節電を図ると共に、操作者とのトラブルを解消する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による電子錠の正面図、第2図はこの
発明による電子錠の電気回路を示すブロック図、第3図
は第2図の電気回路を作動する動作シーケンスを示すフ
ローチャート、第4図はこの発明の電子錠の電子回路を
示す回路図である。 11……キースイッチ、17……ロック制御装置、40……解
錠番号比較器(解錠番号比較手段)、45……解錠番号記
憶器(解錠番号記憶手段)、51……無効番号記憶器(無
効番号記憶手段)、50……無効番号比較器(無効番号比
較手段)、60……セルフロック状態切換え回路(セルフ
ロック状態切替え手段)、75……セルフロック表示手
段、84……セルフロック解除表示手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のキースイッチ(11)と、アンロック
    コード番号を記憶する解錠番号記憶手段(45)と、複数
    のキースイッチ(11)から入力された番号を解錠番号記
    憶手段(45)に記憶されたアンロックコード番号と比較
    し、一致したときロック制御装置(17)に解錠信号を発
    生する解錠番号比較手段(40)と、セルフロックコード
    番号を記憶する無効番号記憶手段(51)と、複数のキー
    スイッチ(11)から入力された番号を無効番号記憶手段
    (51)に記憶されたセルフロックコード番号と比較しこ
    れらが一致したときに一致信号を発生する無効番号比較
    手段(50)と、無効番号比較手段(50)の一致信号に基
    づいてロック制御装置(17)への解錠信号を無効にする
    セルフロック信号を発生してセルフロック状態に切換え
    るセルフロック状態切替え手段(60)とを備えた電子錠
    において、 セルフロック状態切替え手段(60)のセルフロック信号
    及び解錠番号比較手段(40、49)の解錠信号を受信した
    ときに作動されるセルフロック表示手段(75)と、解錠
    番号比較手段(40、49)とロック制御装置(17)との間
    に接続されたゲート回路(71)とが設けられ、セルフロ
    ック状態のときにセルフロック状態切替え手段(60)の
    出力によりゲート回路(71)をオフにして、ゲート回路
    (71)によりロック制御装置(17)への駆動信号を阻止
    し、ゲート回路(71)がオフの状態のときに解錠番号比
    較手段(40、49)の解錠信号がセルフロック表示手段
    (75)に付与されることを特徴とする電子錠。
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