JP2834764B2 - 操作制御装置 - Google Patents

操作制御装置

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JP2834764B2
JP2834764B2 JP10454189A JP10454189A JP2834764B2 JP 2834764 B2 JP2834764 B2 JP 2834764B2 JP 10454189 A JP10454189 A JP 10454189A JP 10454189 A JP10454189 A JP 10454189A JP 2834764 B2 JP2834764 B2 JP 2834764B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、ロック装置等の被操作装置を制御する操
作制御装置、特に複数のスイッチを所定の順序で操作す
ることにより被操作装置を作動することのできる操作制
御装置に関連する。
従来の技術 近年、ドアロック制御装置の施解錠は、金属製のキー
を使用する他に、磁気カード又はパンチカードを使用す
るシステムが提案されている。また、携帯するキー又は
カードを使用せずに、複数のスイッチにより予め登録し
た番号と同一番号を入力することにより、電子錠を解錠
するキーレスエントリシステムが提案されている。
例えば、特公昭58−14910号公報に示されるように、
カードを使用してドアの解錠を行うシステムは公知であ
る。また、特開昭56−105076号公報及び特公昭59−3263
2号公報に示されるように、複数のスイッチを所定の順
序で操作することにより解錠信号を発生する電子錠は公
知である。
発明が解決しようとする課題 しかし、従来のキーレスエントリシステムではロック
制御装置を設けた家屋から使用者が長時間不在になる場
合又は使用しない対象物を不使用状態又は使用不能状態
に保持する場合に、他人が複数のスイッチの反復操作に
より不正に解錠することが可能となる。また、使用者が
スイッチを操作しているときに、他人にコード番号を見
られて、その後不正に解錠されることもある。
そこで、この発明はセルフロック符号コードを入力す
ることにより複数のスイッチを操作したとき応答不能と
なる操作制御装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 この発明による操作制御装置は、複数のスイッチと、
操作符号コードを記憶する操作符号記憶手段と、複数の
スイッチから入力された符号コードを操作符号コード記
憶手段に記憶された操作符号コードとを比較し、一致し
たとき被制御装置に操作信号を発生する操作符号コード
比較手段と、セルフロック基本符号コードを記憶する基
本符号コード記憶手段と、基本符号コード記憶手段に記
憶されたセルフロック基本符号コードと複数のスイッチ
により入力された符号コードとを比較して一致したとき
にセルフロック設定信号を発生する基本符号コード比較
手段と、複数のスイッチにより入力されたセルフロック
付加符号コードを記憶する付加符号コード記憶手段と、
セルフロック基本コードとセルフロック付加符号コード
とを所定の符号配列又は演算により複合化しかつセルフ
ロック符号コードとして記憶する暗号化手段と、複数の
スイッチから入力された符号コードを暗号化手段に記憶
されたセルフロック符号コードとを比較し一致したとき
に解除信号を発生する解除符号コード比較手段と、基本
符号コード比較手段のセルフロック設定信号に基づいて
被制御装置への操作信号を無効にするセルフロック信号
を発生すると共に、解除符号コード比較手段の解除信号
に基づいてセルフロック信号を解除する状態切換手段と
を有する。
付加符号コードは、複数のスイッチにより基本符号コ
ードと同一の符号コードが入力された後又は入力される
前に複数のスイッチにより付加符号コード記憶手段に記
憶される。セルフロック状態ではセルフロック符号コー
ドと同一の符号コードを複数のスイッチで入力した後、
操作符号コードと同一の符号コードを複数のスイッチで
入力して、操作符号コード比較手段から被制御装置に操
作信号が出力される。
本明細書において、セルフロック状態とは正規の操作
符号コードが複数のスイッチにより入力されても被制御
装置が作動されない状態をいう。セルフロック状態では
必要に応じて操作制御装置が作動停止中であるかのよう
に偽装した状態も含んでもよい。また、セルフロック状
態では、スイッチを作動したときに発生する応答音又は
作動表示ランプを作動しないものとする。しかし、セル
フロック状態の他の態様は操作制御装置の仕様又は設計
内容により自由に変更し得る。セルフロック状態ではセ
ルフロック符号コードと同一の符号コードを複数のスイ
ッチで入力した後、操作符号コードと同一の符号コード
を複数のスイッチで入力して、操作符号コード比較手段
から被制御装置に操作信号が出力される。
作 用 複数のスイッチを所定の順序で操作して操作符号コー
ド記憶手段に記憶された操作符号コードと同一の符号コ
ードが入力されたとき、操作符号コード比較手段は操作
信号を発生して、被制御装置を操作することができる。
例えば、操作符号コード記憶手段に記憶された操作符号
コードを「1234」とすると、使用者は複数のスイッチに
より「1234」を順次入力すると、操作符号コード比較手
段は操作信号を発生する。
使用者が被制御装置を設けた対象物を長時間不使用状
態又は使用不能状態に保持する場合に、使用者は複数の
スイッチを操作して、セルフロック基本符号コードと同
一の符号コードを入力すると、基本符号コード比較手段
からセルフロック信号が発生し、操作制御装置をセルフ
ロック状態に切換える。例えば、基本符号コード記憶手
段に記憶されたセルフロック基本符号コードを「1212」
とすると、使用者は複数のスイッチにより「1212」を順
次入力すると、基本符号コード比較手段からセルフロッ
ク信号が発生する。この状態では、複数のスイッチを操
作しても被制御装置への操作信号は無効にされ、被制御
装置が操作されることはなく、他人に操作される危険は
ない。
その後、使用者は更にスイッチにより所望の付加符号
コードを入力すると、付加符号コードは付加符号コード
記憶手段に記憶される。暗号化手段はセルフロック基本
コードとセルフロック付加符号コードとを所定の符号配
列又は演算により複合化しかつセルフロック符号コード
として記憶する。暗号化手段によりセルフロック符号コ
ードは操作符号コード記憶手段に記憶された操作符号コ
ード及び基本符号コード記憶手段に記憶されたセルフロ
ック基本符号コードとは全く相違する符号コードを構成
することができるので、操作制御装置の各動作モードを
明確に区別して操作することが可能となる。
例えば、付加符号コード記憶手段に記憶される付加符
号コードとして「1」を選択して、スイッチにより入力
すると、入力された「1」は付加符号コード記憶手段に
記憶される。また、暗号化手段はセルフロック基本符号
コードの「1212」と付加符号コードの「1」とを複合化
して、例えば、セルフロック基本符号コードの「1212」
の各符号の前に付加符号コードを配列して、全体として
別のセルフロック符号コード「11121112」を記憶する。
セルフロック状態において、使用者がセルフロック符
号コードと同一の符号コード「11121112」を入力したと
きに、解除符号コード比較手段から解除信号が発生し、
セルフロック状態から解除状態に切換えられる。解除状
態では、前記と同様に、複数のスイッチを所定の順序で
操作して操作符号コード記憶手段に記憶された操作符号
コードと同一の符号コードが入力されたとき、操作符号
コード比較手段は操作信号を発生して、被制御装置が操
作される。
実 施 例 以下、この発明の実施例を第1図〜第6図について説
明する。
まず、第1図に示すように、操作制御回路10は、数字
0〜9が表示された複数のスイッチ11が接続された入力
ポートと、暗証番号設定用のスイッチ12が接続された入
力ポートと、被制御装置としてロック装置を作動するソ
レノイド13が接続された出力ポートと、表示装置16とし
てのブザー14及び発光素子15が接続された出力ポートと
を有する。第2図に示すように、複数のスイッチ11と表
示装置は操作パネルに一体に設けられる。ブザー14は複
数のスイッチ11のいずれかが押圧されたときに押圧状態
を確認するための音を発生する。
操作制御回路10は、操作符号コードを記憶する操作符
号記憶手段と、複数のスイッチ11から入力された符号コ
ードを操作符号コード記憶手段に記憶された操作符号コ
ードとを比較し、一致したとき被制御装置に操作信号を
発生する操作符号コード比較手段と、セルフロック基本
符号コードを記憶する基本符号コード記憶手段と、基本
符号コード記憶手段に記憶されたセルフロック基本符号
コードと複数のスイッチ11により入力された符号コード
とを比較して一致したときにセルフロック設定信号を発
生する基本符号コード比較手段と、複数のスイッチ11に
より入力されたセルフロック付加符号コードを記憶する
符号符号コード記憶手段と、セルフロック基本コードと
セルフロック付加符号コードとを所定の符号配列又は演
算により複合化しかつセルフロック符号コードとして記
憶する暗号化手段と、複数のスイッチ11から入力された
符号コードを暗号化手段に記憶されたセルフロック符号
コードとを比較し一致したときに解除信号を発生する解
除符号コード比較手段と、基本符号コード比較手段のセ
ルフロック設定信号に基づいて被制御装置への操作信号
を無効にするセルフロック信号を発生すると共に、解除
符号コード比較手段の解除信号に基づいてセルフロック
信号を解除する状態切換手段とを有する。
付加符号コードは、複数のスイッチ11により基本符号
コードと同一の符号コードが入力された後又は入力され
る前に複数のスイッチ11により付加符号コード記憶手段
に記憶される。
セルフロック状態ではセルフロック符号コードと同一
の符号コードを複数のスイッチ11で入力した後、操作符
号コードと同一の符号コードを複数のスイッチ11で入力
して、操作符号コード比較手段から被制御装置に操作信
号が出力される。
以下、上記の構成の動作を第3図の動作シーケンスに
ついて説明する。ステップ20において操作制御回路10は
複数のスイッチ11の押圧により符号コードが入力された
か否か判断する。符号コードが入力されないとスタート
に戻り、符号コードが入力されると、ステップ21におい
て基本符号コード比較手段は入力された符号コードと基
本符号コード記憶手段に記憶されたセルフロック基本符
号コード「1212」とが一致するか否か判断する。
入力された符号コードとセルフロック基本符号コード
「1212」とが一致しないと、ステップ22に進み、操作制
御回路10はセルフロック状態か否か判断し、解除状態の
ときはステップ23に進み、操作符号コード比較手段は入
力された符号コードと操作符号記憶手段に記憶された操
作符号コード「1234」とを比較する。入力された符号コ
ードと操作符号コードが一致したときに、ステップ24に
進み、操作符号コード比較手段は被制御装置としてのロ
ック装置のソレノイド13に操作信号を発生してスタート
に戻る。ステップ23において、入力された符号コードと
操作符号コードが一致しないときもスタートに戻る。
ステップ22においてセルフロック状態のときはステッ
プ25に進み、入力された符号コードがセルフロック符号
コードと一致するか否か判断し、一致しなければ、スタ
ートに戻り、一致するとステップ26においてセルフロッ
ク状態を解除した後、スタートに戻る。ステップ21にお
いて、入力された符号コードとセルフロック基本符号コ
ード「1212」とが一致したとき、ステップ27において例
えば5秒を計数するタイマがセットされ、ステップ28に
進む。ステップ28において5秒経過したか否か判断し、
5秒経過していないと、ステップ29に進み、5秒経過し
ていると、スタートに戻る。ステップ29においてスイッ
チ11により付加符号コード「1」が入力されたか否か判
断し、入力されないとスイッチ28に戻り、入力されると
ステップ30において付加符号コード記憶手段は入力され
た付加符号コードを記憶し、暗号化手段はセルフロック
基本コード「1212」とセルフロック付加符号コード
「1」とを所定の符号配列により複合化し、かつセルフ
ロック符号コード「11121112」として新たに記憶する。
その後、ステップ25において新たに記憶されたセルフロ
ック符号コード「11121112」が使用される。
この発明の実施例は変更が可能である。例えば、第3
図のステップ26においてセルフロック状態を解除した
後、ステップ24に進み操作信号を発生させてもよい。
また、第4図のステップ25a及び25で示すように、入
力された符号コードと記憶されたセルフロック符号コー
ドとを比較する時点でセルフロック基本コードとセルフ
ロック付加符号コードとを所定の符号配列又は演算によ
り複合化してもよい。第4図は第3図に示す部分と同一
の箇所については同一の符号を付し、説明を省略する。
更に、第1図はマイクロコンピュータ等のICを使用し
て、この発明による操作制御装置を構成する例を示した
が、第5図に示すように、ディスクリート回路によって
もこの発明による操作制御装置を構成することができ
る。そこで、第5図の実施例について、以下説明する。
複数のスイッチ11はチャタリング防止付BCD変換回路3
5を介して操作符号コード比較器(操作符号コード比較
手段)40、オアゲート41、基本符号コード比較器(基本
符号コード比較手段)50、基本符号コード記憶器(基本
符号コード記憶手段)51、付加符号コード記憶器(付加
符号コード記憶手段)62及びセルフロック符号コード比
較器(セルフロック符号コード比較手段)65に接続され
ている。オアゲート41の出力はブザー14、リトリガワン
ショットマルチバイブレータ42及びアドレスカウンタ43
に供給される。ブザー14はスイッチ11の押圧毎に発生す
るオアゲート41の出力により付勢され、聴覚信号を発生
する。リトリガワンショットマルチバイブレータ42はオ
アゲート41から信号を受けたとき、約5秒のパルス幅を
有する出力を発生し、5秒以内に次の入力を受けたと
き、その時点から再びパルス幅の計数を開始する。ワン
ショットマルチバイブレータ44はリトリガワンショット
マルチバイブレータ42の出力が停止するときそのパルス
の立下がり時点で出力を発生して、オアゲート47を通じ
てアドレスカウンタ43にリセット信号を付与する。アド
レスカウンタ43はオアゲート41の出力数を計数して、各
桁のアドレス信号を発生する。アドレスカウンタ43のア
ドレス信号は操作符号コード記憶器45、基本符号コード
記憶器51、付加符号コード記憶器62、セルフロック符号
コード記憶器(セルフロック符号コード記憶手段)64及
び桁数検出器67に付与される。
入力される符号コードと操作符号コード記憶器45内に
記憶された操作符号コードとを比較して一致したときに
出力を発生する操作符号コード比較器40の出力端子はカ
ウンタ49の入力端子に接続される。カウンタ49の出力端
子はオアゲート36を介して被制御装置としてのソレノイ
ド13及び表示器48に接続される。入力される符号コード
と基本符号コード記憶器51内の基本符号コードとを比較
して一致したときに出力を発生する基本符号コード比較
器50の出力端子はカウンタ52の入力端子に接続される。
カウンタ52の出力端子はR/Sフリップフロップ61のセッ
ト端子に接続される。R/Sフリップフロップ61のQ端子
は付加符号コード記憶器62のライト/リード(W/R)端
子に接続される。コード記憶器62はR/Sフリップフロッ
プ61のQ端子からW/R端子に高レベルの信号を受けてい
るとにきに書込モードにシフトされ、低レベルの信号を
受けているときに読出モードにシフトされる。
R/Sフリップフロップ61のQ端子はセルフロック設定
信号を生じ、タイマ37を介してリセット端子に接続され
ると共に、アンドゲート38の一方の入力端子に接続され
る。アンドゲート38の他方の入力端子には桁数検出器67
の出力端子が接続される。桁数検出器67はアドレスカウ
ンタ43の出力が所定の桁(例えば1、2・・・n桁)に
達したときにアンドゲート38に出力を生ずる。アンドゲ
ート38の出力端子はワンショットマルチバイブレータ66
を介して演算回路63のクロック端子、セルフロック符号
コード記憶器64のクロック端子及び状態切換状態として
のR/Sフリップフロップ69のセット端子に接続される。
演算回路63はワンショットマルチバイブレータ66からク
ロック信号を受けたとき、基本符号コード記憶器51に記
憶されたセルフロック基本符号コードと付加符号コード
記憶器62内に記憶された付加符号コードとを所定の符号
配列又は演算により複合化し、得られたセルフロック符
号コードをセルフロック符号コード記憶器64内に記憶す
る。演算回路63とセルフロック符号コード記憶器64は暗
号化手段を構成する。
入力される符号コードとセルフロック符号コード記憶
器64内に記憶されたセルフロック符号コードとを比較し
て一致したときに出力を発生するセルフロック符号コー
ド比較器65の出力端子はカウンタ68に接続される。カウ
ンタ68の出力端子は状態切換手段としてのR/Sフリップ
フロップ69のリセット端子に接続される。R/Sフリップ
フロップ69のQ端子はトランジスタ71と72のベースに接
続され、R/Sフリップフロップ69の端子はタイマ70に
接続される。タイマ70はオアゲート36を介してブザー14
及び表示器48に出力を発生する。
トランジスタ71のコレクタはカウンタ49に接続され、
エミッタは接地される。カウンタ49の出力はシリンダ錠
81で操作されるスイッチ80に接続される。トランジスタ
72のコレクタはブザー14の入力端子に接続され、エミッ
タは接地される。基本符号コード記憶器51に接続された
スイッチ12はスイッチ11により所望の符号コードを記憶
するために設けられる。スイッチ11をオンにすると、基
本符号コード記憶器51は記憶モードに切り換えられ、ア
ドレスカウンタ43からのアドレス信号によりスイッチ11
からの符号コード信号を記憶する。
上記の構成において、操作者が複数のスイッチ11を所
定の順序で操作すると、入力された符号コードが操作符
号モード比較器40、基本符号コード比較器50及びセルフ
ロック符号コード比較器65に付与される。同時に、複数
のスイッチ11の出力はオアゲート41を介してアドレスカ
ウンタ43に供給されるから、アドレスカウンタ43はアド
レス信号を操作符号コード記憶器45、基本符号コード記
憶器51、付加符号コード記憶器62、セルフロック符号コ
ード記憶器64及び桁数検出器67に供給する。このため、
操作符号コード記憶器45に記憶された操作符号コードが
操作符号コード比較器40に送出される。また、基本符号
コード記憶器51に記憶されたセルフロック符号コードが
基本符号コード比較器50に付与される。
入力された符号コードの各桁が記憶された操作符号コ
ードに一致すると、操作符号コード比較器40は各桁毎に
出力をカウンタ49に発生する。全桁一致すると、カウン
タ49はソレノイド13及び表示器48に出力を発生すると共
に、オアゲート47を通じてカウンタ43、52及び68と桁数
検出器67にリセット信号を発生する。このため、ソレノ
イド13は操作すると共に、操作状態が表示器48に表示さ
れる。また、入力された符号コードの各桁が記憶された
セルフロック符号コードに一致すると、基本符号コード
比較器50は各桁毎に出力をカウンタ52に発生する。全桁
一致すると、カウンタ52は出力を発生する。このため、
R/Sフリップフロップ61がセットされ、Q端子が高レベ
ルの出力を生ずる。従って、付加符号コード記憶器62が
書込モードに切り換えられる。ここで、スイッチ11を操
作して所望の符号を付加符号コード記憶器62内に記憶さ
せることができる。しかし、R/Sフリップフロップ61の
セットと同時に、タイマ37が作動するから、タイマ37で
設定された一定時間内、例えば5秒以内にスイッチ11を
通じて付加符号コード記憶器62に符号コードを記憶させ
ないと、R/Sフリップフロップ61はリセットに切り換え
られ、付加符号コード62も読出モードに切換られる。
タイマ37で設定されている時間内に所望の付加符号コ
ードをスイッチ11により入力すると、R/Sフリップフロ
ップ61のQ端子のセルフロック設定信号及び桁数検出器
67の出力によりアンドゲート38が出力を発生する。この
ため、ワンショットマルチバイブレータ66がパルス信号
を生ずる。ワンショットマルチバイブレータ66がパルス
信号により、演算回路63は、基本符号コード記憶器51に
記憶されたセルフロック基本符号コードと付加符号コー
ド記憶器62内に記憶された付加符号コードとを所定の符
号配列又は演算により複合化し、得られたセルフロック
符号コードをセルフロック符号コード記憶器64内に記憶
する。これと同時に、ワンショットマルチバイブレータ
66がパルス信号によりR/Sフリップフロップ69がセット
され、Q端子から出力を生ずる。このため、トランジス
タ71と72がオンとなり、カウンタ49の出力が発生して
も、ソレノイド13と表示器48に出力が与えられない。ま
た、ブザー14も作動しない。
次に、複数のスイッチ11を所定の順序で操作して、セ
ルフロック符号コード記憶器64内に記憶されたセルフロ
ック符号コードと同一の符号コードを入力すると、セル
フロック符号コード比較器64から出力を発生して、全桁
一致すると、カウンタ68から出力を生ずる。このため、
R/Sフリップフロップ69がリセット状態に切り換えら
れ、Q端子の出力が低レベルに切換えられると共に、
端子が高レベルの出力を発生する。これにより、ワンシ
ョットマルチバイブレータ70から出力が発生して、レベ
ル13及び表示器48を駆動することができる。また、セル
フロック状態はシリンダ錠81の操作によっても可能であ
る。
更に、第6図に示すように、タイマ37を介してスイッ
チ12を付加符号コード記憶器62のW/R端子に接続すると
共に、カウンタ52の出力端子をワンショットマルチバイ
ブレータ66に接続することができる。これにより、スイ
ッチ12をオンにしてタイマ37により設定された一定時間
内にスイッチ11から付加符号コードを付加符号コード記
憶器62内に記憶する。その後、スイッチ12をオフにし
て、スイッチ11により基本符号コードと同一の符号コー
ドを入力すると、カウンタ52の出力によりワンショット
マルチバイブレータ66が作動して、R/Sフリップフロッ
プ69がセットされる。
この発明の上記実施例は更に種々の変更が可能であ
る。例えば、基本符号コード記憶手段としての基本符号
コード記憶器51に記憶されたセルフロック基本符号コー
ドが「ABCD」であり、付加符号コード記憶手段としての
付加符号コード記憶器62に記憶されるセルフロック付加
符号コードが「WXYZα」であるとき、演算回路63により
セルフロック符号コードを「YαZWDXACB」とすること
も可能である。また、基本符号コード比較器50、基本符
号コード記憶器51及びカウンタ52を省略して操作符号コ
ード比較器40、操作符号コード記憶器45及びカウンタ49
をそれぞれ基本符号コード比較器、基本符号コード記憶
器及びカウンタとして併用することも可能である。
上記の実施例では操作者が長時間家屋を不在にする場
合について説明したが、他の場合についてもこの発明を
応用することができる。例えば、ゴルフ場のゲスト用ロ
ッカー、賃貸式マンション又は他の被制御装置にこの発
明の操作制御装置を設置することができる。この場合
に、管理者は不使用のロッカー若しくはマンション又は
所定の時間が経過したロッカーをセルフロック状態に切
換えることができる。
発明の効果 この発明によれば、不使用状態又は使用不能状態にあ
る対象物の操作制御装置をセルフロック状態に切換え
て、操作制御装置の不正操作及び盗難及び侵入を防止す
ることが可能となる。
また、他人に符号コードを記憶されても、他のセルフ
ロック符号コードを使用できるので、不正に操作される
危険がなく、対象物を有効に保全することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による操作制御装置を示す電気回路
図、第2図は操作パネルの正面図、第3図は第1図に示
す操作制御回路の動作シーケンスを示すフローチャー
ト、第4図は他の実施例を示すフローチャート、第5図
はこの発明による操作制御装置をディスクリート回路で
構成した実施例を示す電気回路図、第6図は他の実施例
を示す電気回路図である。 10……操作制御回路、11……スイッチ、13……ソレノイ
ド(被制御装置)、40……操作符号コード比較器(操作
符号コード記憶手段)、49……カウンタ(操作符号コー
ド比較手段)、50……基本符号コード比較器(基本符号
コード比較手段)、51……基本符号コード記憶器(基本
符号コード記憶手段)、62……付加符号コード記憶器
(付加符号コード記憶手段)、63……演算回路(暗号化
手段)、64……コード記憶器(暗号化手段)、

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のスイッチと、操作符号コードを記憶
    する操作符号記憶手段と、複数のスイッチから入力され
    た符号コードを操作符号コード記憶手段に記憶された操
    作符号コードとを比較し、一致したとき被制御装置に操
    作信号を発生する操作符号コード比較手段と、セルフロ
    ック基本符号コードを記憶する基本符号コード記憶手段
    と、基本符号コード記憶手段に記憶されたセルフロック
    基本符号コードと複数のスイッチにより入力された符号
    コードとを比較して一致したときにセルフロック設定信
    号を発生する基本符号コード比較手段と、複数のスイッ
    チにより入力されたセルフロック付加符号コードを記憶
    する付加符号コード記憶手段と、セルフロック基本コー
    ドとセルフロック付加符号コードとを所定の符号配列又
    は演算により複合化しかつセルフロック符号コードとし
    て記憶する暗号化手段と、複数のスイッチから入力され
    た符号コードを暗号化手段に記憶されたセルフロック符
    号コードとを比較し一致したときに解除信号を発生する
    解除符号コード比較手段と、基本符号コード比較手段の
    セルフロック設定信号に基づいて被制御装置への操作信
    号を無効にするセルフロック信号を発生すると共に、解
    除符号コード比較手段の解除信号に基づいてセルフロッ
    ク信号を解除する状態切換手段とを有することを特徴と
    する操作制御装置。
  2. 【請求項2】付加符号コードは、複数のスイッチにより
    基本符号コードと同一の符号コードが入力された後又は
    入力される前に複数のスイッチにより付加符号コード記
    憶手段に記憶される請求項(1)記載の操作制御装置。
  3. 【請求項3】セルフロック状態ではセルフロック符号コ
    ードと同一の符号コードを複数のスイッチで入力した
    後、操作符号コードと同一の符号コードを複数のスイッ
    チで入力して、操作符号コード比較手段から被制御装置
    に操作信号が出力される請求項(1)に記載の操作制御
    装置。
JP10454189A 1989-04-26 1989-04-26 操作制御装置 Expired - Fee Related JP2834764B2 (ja)

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