JP2602092B2 - 電子錠 - Google Patents

電子錠

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JP2602092B2
JP2602092B2 JP1078657A JP7865789A JP2602092B2 JP 2602092 B2 JP2602092 B2 JP 2602092B2 JP 1078657 A JP1078657 A JP 1078657A JP 7865789 A JP7865789 A JP 7865789A JP 2602092 B2 JP2602092 B2 JP 2602092B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、ロック制御装置、特に複数のキースイッ
チを所定の順序で操作することにより解錠することので
きる電子錠に関連する。
従来の技術 近年、ドアロック制御装置の施解錠は、金属製のキー
を使用する他に、磁気カード又はパンチカードを使用す
るシステムが提案されている。また、携帯するキー又は
カードを使用せずに、複数のスイッチにより予め登録し
た番号と同一番号を入力することにより、電子錠を解錠
するキーレスエントリシステムが提案されている。
例えば、特公昭58−14910号公報に示されるように、
カードを使用してドアの解錠を行うシステムは公知であ
る。また、特開昭56−105076号公報及び特公昭59−3263
2号公報に示されるように、複数のスイッチを所定の順
序で操作することにより解錠信号を発生する電子錠は公
知である。
発明が解決しようとする課題 しかし、従来のキーレスエントリシステムではロック
制御装置を設けた家屋から使用者が長時間不在になる場
合又は使用しない対象物を不使用状態又は使用不能状態
に保持する場合に、他人が複数のキースイッチを反復し
て不正に操作すると解錠する危険がある。
そこで、この発明はセルフロックコード番号を入力す
ることにより複数のキースイッチを操作したとき応答不
能となる電子錠を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 この発明による電子錠は、複数のキースイッチ(11)
と、アンロックコード番号を記憶する解錠番号記憶手段
(45)と、複数のキースイッチ(11)から入力された番
号と解錠番号記憶手段(45)に記憶されたアンロックコ
ード番号とを比較し、これらが一致したときロック駆動
装置(17)に解錠信号を発生する解錠番号比較手段(4
0)と、セルフロックコード番号を記憶する無効番号記
憶手段(23、51)と、無効番号記憶手段(23、51)に記
憶されたセルフロックコード番号と入力コード信号とを
比較し、これらが一致したとき一致信号を発生する無効
番号比較手段(24、50)と、無効番号比較手段(24、5
0)の一致信号に基づいてロック駆動装置(17)への解
錠信号を無効にするセルフロック信号を発生する状態切
換え手段(60)とを備え、更に、電磁波に含まれるコー
ド番号を受信して無効番号比較手段(24)に入力コード
信号を付与する受信装置(20)を備えている。セルフロ
ック状態においてセルフロックコード番号と同一の番号
を遠隔操作装置(27)により受信装置(20)から入力し
た後、アンロックコード番号と同一の番号を複数のキー
スイッチ(11)から入力したとき、解錠番号比較手段
(40)からロック駆動装置(17)に解錠信号が出力され
る。無効番号比較手段(24、50)は、複数のキースイッ
チ(11)及び第一の無効番号記憶手段(23)に接続され
た第一の無効番号比較手段(24)と、受信装置(20)及
び第二の無効番号記憶手段(51)に接続された第二の無
効番号比較手段(50)とを有する。複数のキースイッチ
(11)によりセルフロックコード番号と同一の番号を無
効番号比較手段(24、50)に付与できる。
作用 複数のキースイッチ(11)を所定の順序で操作して解
錠番号記憶手段(45)に記憶されたアンロックコード番
号と同一の番号が入力されたとき、解錠番号比較手段
(40)は解錠信号を発生して、ロック駆動装置(17)を
解錠する。使用者がロック駆動装置(17)を設けた対象
物を長時間不使用状態又は使用不能状態に保持する場合
に、使用者は複数のキースイッチ(11)を操作してセル
フロックコード番号を入力するか又は遠隔操作装置(2
7)を操作して、セルフロックコード番号を含む電磁波
を受信装置(20)に送信する。入力されたコード番号は
無効番号比較手段(24、50)において無効番号記憶手段
(23、51)に記憶されたセルフロックコード番号と比較
され、一致したときに無効番号比較手段(24、50)が一
致信号を発生する。状態切換え手段(60)は、ロック駆
動装置(17)への解錠信号を無効にするセルフロック信
号を無効番号比較手段(24、50)の一致信号に基づいて
発生し、電子錠はセルフロック状態に切換えられる。こ
の状態では、複数のキースイッチ(11)を操作してもロ
ック駆動装置(17)への解錠信号は無効にされるため、
ロック駆動装置(17)が解錠されることはなく、他人に
解錠される危険はない。
セルフロック状態において、遠隔操作装置(27)によ
り使用者が再びセルフロックコード番号と同一の番号を
受信装置(20)に入力したとき、無効番号比較手段(2
4、50)からセルフロック信号が発生し、電子錠のセル
フロック状態が解除される。この状態で、前記と同様
に、複数のキースイッチ(11)を所定の順序で操作して
解錠番号記憶手段(45)に記憶されたアンロックコード
番号と同一の番号が入力されたとき、解錠番号比較手段
(40)は解錠信号を発生して、ロック駆動装置(17)が
解錠される。
この発明では、セルフロック状態を設定・解除するた
めのセルフロックコード番号と同一の番号を遠隔操作装
置(27)により受信装置(20)から入力できるので、使
用者はアンロックコード番号のみを複数のキースイッチ
(11)から入力すればよい。このため、アンロックコー
ド番号に加えてセルフロックコード番号を記憶する煩わ
しさがないので使用者の操作上の負担が軽減できる。更
に、複数種類のコード番号を取り扱うことによる操作上
の混乱が生じないので、電子錠の誤操作も防止できる。
実施例 以下、この発明の実施例を第1図〜第4図について説
明する。
まず、第1図に示すように、ドアには、数字0〜9が
表示された複数のスイッチ11、チェックイン用スイッチ
C、スタートスイッチSTを有するキーボード10が取付け
られている。キーボード10は、第2図に示すように、例
えばワンチップマイクロコンピュータで構成されるロッ
ク制御装置12に電気的に接続されている。また、受信装
置20(第2図及び第4図)を構成する受信センサ26がキ
ーボード10の近傍に設けられる。
ロック制御装置12は、複数のキースイッチ11及びライ
ト状態切換えスイッチ13が接続された入力ポートを有す
る。また、ロック制御装置12はソレノイド又はモータ等
のアクチュエータを有するロック駆動装置17、ブザー18
及び表示器19が接続されたコレクタを有する各トランジ
スタ14、15及び16のベースに接続された出力ポートを有
する。トランジスタ14、15及び16の各エミッタはいずれ
も接地される。ブザー18は複数のキースイッチ11のいず
れかが押圧されたときに押圧状態を確認するための音を
発生する。表示器19は解錠信号を発生したときに付勢さ
れる発光ダイオードである。また、赤外線信号を受信す
る受信装置20の受信センサ26はロック制御装置12に接続
される。受信センサ26は遠隔操作装置27から発生した所
定のコード番号を含む赤外線信号を受信する。
ロック制御装置12は、タイマ手段と、アンロックコー
ド番号を記憶する解錠番号記憶手段と、複数のキースイ
ッチ11から入力された番号を解錠番号記憶手段に記憶さ
れたアンロックコード番号とを比較し、一致したときロ
ック駆動装置17に解錠信号を発生する解錠番号比較手段
とを有する。また、ロック制御装置12は、セルフロック
コード番号を記憶する無効番号記憶手段と、複数のキー
スイッチ11及び受信センサ26から入力された番号と無効
番号記憶手段に記憶されたセルフロックコード番号とを
比較し一致したときに一致信号を発生する無効番号比較
手段と、無効番号比較手段の一致信号に基づいてロック
駆動装置17への解錠信号を無効にするセルフロック信号
を発生する状態切換え手段とを有する。状態切換え手段
はロック駆動装置17への解錠信号を無効にするセルフロ
ック状態と無効にしない解錠状態とに切換えられる。状
態切換え手段は無効番号比較手段の反復する出力により
セルフロック状態と解錠状態とに交互に切換えられる。
セルフロック状態では遠隔操作装置27から発生したセル
フロックコード番号と同一の番号を含む赤外線信号を受
信センサ26から入力した後、アンロックコード番号と同
一の番号を複数のキースイッチ11で入力して、解錠番号
比較手段からロック駆動装置17に解錠信号が出力され
る。
無効番号比較手段は、複数のキースイッチ11及び第一
の無効番号記憶手段に接続された第一の無効番号比較手
段と、受信装置20及び第二の無効番号記憶手段に接続さ
れた第二の無効番号比較手段とを有する。
以下、上記の構成の動作を第3図の動作シーケンスに
ついて説明する。ステップ30のスタートからステップ31
に進み、入力信号を受信する。続いて、ステップ32にお
いて受信した入力信号が複数のキースイッチ11の押圧に
より番号が入力されたか否かを判断する。キースイッチ
11により信号が入力されていると、ステップ33に進み、
ロック制御装置12は入力信号を解錠番号記憶手段内に記
憶されたアンロックコード番号と比較する。入力信号が
アンロックコード番号と一致しないと、ステップ31に戻
り、一致するとステップ34に進む。ステップ34において
ロック制御装置12は状態切換え手段がセルフロック状態
か否か判断する。セルフロック状態のときはステップ31
に戻り、解錠状態のときはステップ35に進んで解錠信号
を発生する。解錠信号はロック駆動装置17に付与され、
ロック装置が解錠される。
ステップ32において入力信号が赤外線信号のときはス
テップ36に進み、ロック制御装置12は赤外線に含まれる
コード番号が第一の無効番号皮下手段において第一の無
効番号記憶手段内に記憶されたセルフロックコード番号
と一致するか否か判断する。ここで、入力信号がセルフ
ロックコード番号と一致しないと、ステップ31へ戻り、
一致すると、ステップ37へ進む。ステップ37において、
状態切換え手段がセルフロック状態か否か判断され、セ
ルフロック状態のときはステップ38に進み、セルフロッ
ク状態を解除する。ステップ37において解除状態のとき
は、ステップ39に進み、状態切換え手段は電子錠をセル
フロック状態に切換える。
この発明の実施例は変更が可能である。例えば、第2
図及び第3図はマイクロコンピュータ等のICを使用し
て、この発明による電子錠を構成する例を示したが、第
4図に示すように、ディスクリート回路によってもこの
発明による電子錠を構成することができる。そこで、第
4図の実施例について、以下説明する。
複数のキースイッチ11はチャタリング防止回路28を介
して解錠番号比較手段を構成する解錠番号比較器40、第
二の無効番号比較手段を構成する無効番号比較器50及び
オアゲート41に接続されている。オアゲート41の出力は
ブザー18、リトリガワンショットマルチバイブレータ42
及アドレスカウンタ43に供給される。ブザー18はキース
イッチ11の押圧毎に発生するオアゲート41の出力により
付勢され、聴覚信号を発生する。リトリガワンショット
マルチバイブレータ42はオアゲート41から信号を受けた
とき、約5秒のパルス幅を有する出力を発生し、5秒以
内に次の入力を受けたとき、その時点から再びパルス幅
の計数を開始する。ワンショットマルチバイブレータ44
はトリガワンショットマルチバイブレータ42の出力が停
止するときそのパルスの立下がり時点で出力を発生し
て、オアゲート47を通じてアドレスカウンタ43にリセッ
ト信号を付与する。アドレスカウンタ43はオーゲート41
の出力数を計数して、各桁のアドレス信号を発生する。
アドレスカウンタ43のアドレス信号は解錠番号記憶手段
を構成する解錠番号記憶器45、第二の無効番号記憶手段
を構成する無効番号記憶器51及び桁数検出器46に付与さ
れる。
桁数検出器46はアドレスカウンタ43の出力が所定の桁
(例えば3、5又は7桁)に達したときにオアゲート47
を通じてアドレスカウンタ43にリセット信号を付与す
る。解錠番号記憶器45はアドレスカウンタ43から出力さ
れるアドレス信号を受信して記憶されたアンロックコー
ド番号を解錠番号比較器40に出力する。同様に、無効番
号記憶器51はアドレスカウンタ43から出力されるアドレ
ス信号を受信して記憶されたセルフロックコード番号を
無効番号比較器50に出力する。無効番号記憶器51はスイ
ッチ13に接続されたW/R端子を有し、スイッチ13がオフ
状態及びオン状態のとき、無効番号記憶器51はそれぞれ
読出し可能なリードモード及び書込み可能なライトモー
ドに切換えられる。
解錠番号比較器40の出力はカウンタ49に送出される。
カウンタ49の出力はロック駆動装置17及び表示器48に送
られる。無効番号比較器50の出力はカウンタ52に送出さ
れる。カウンタ52の出力はワンショットマルチバイブレ
ータ53に接続される。ワンショットマルチバイブレータ
53の出力端子は状態切換え回路(状態切換え手段)60に
接続される。
状態切換え回路60は電子錠のセルフロック状態又は解
除状態を切換えるR/Sフリップフロップ61を有する。ワ
ンショットマルチバイブレータ53の出力はアンドゲート
62及びオアゲート63を介してフリップフロップ61のセッ
ト端子に接続される。また、ワンショットマルチバイブ
レータ53の出力はアンドゲート64を介してフリップフロ
ップ61のリセット端子に接続される。フリップフロップ
61のQ出力端子はトランジスタ71と72の各ベース及びア
ンドゲート62の反転入力端子にセルフロック信号を付与
するため接続される。トランジスタ71のコレクタはカウ
ンタ49の出力端子に接続され、エミッタは接地される。
トランジスタ72のコレクタはブザー17の入力端子に接続
され、エミッタは接地される。フリップフロップ61の
出力端子はアンドゲート64の反転入力端子、アンドゲー
ト66の入力端子及びタイマー65に接続される。タイマー
65の出力はアンドゲート66の反転入力端子に接続され
る。タイマー65は、フリップフロップ61の出力端子が
低電圧レベルから高電圧レベルに変化し、セルフロック
信号を発生する場合に一定時間のパルス幅を有する出力
を発生する。アンドゲート67の入力端子にはタイマー65
の出力及びカウンタ49の出力として解錠信号が供給さ
れ、アンドゲート67の出力はR/Sフリップフロップ68の
セット端子に付与される。フリップフロップ68のQ出力
端子はアンドゲート66の反転入力端子に接続され、リセ
ット端子にはオアゲート47の出力が供給される。アンド
ゲート66の出力端子はオアゲート63に接続される。オア
ゲート47の出力は各カウンタ49及び52並びにフリップフ
ロップ68の各リセット端子に供給される。
赤外線コード番号を発生する携帯用の遠隔操作装置27
によりセルフロックの設定及び解除が可能である。即
ち、受信センサ26はスタートスイッチSTの押圧により、
タイマ(タイマ手段)21により設定された一定時間(例
えば3分間)通電され付勢される。受信センサ26の出力
は増幅器22を介して第一の無効番号比較手段を構成する
比較器24に供給される。また、第一の無効番号記憶手段
を構成する記憶器23の出力が比較器24に供給される。リ
ードコード検出回路25は、増幅器22から与えられる信号
の最初に配列されたリードコードを検出して、第一の無
効番号記憶手段を構成する記憶器23を起動する。比較器
24の出力はオアゲート63に付与される。
上記の構成において、操作者が複数のキースイッチ11
を所定の順序で操作すると、入力された番号が解錠番号
比較器40及び無効番号比較器50に付与される。同時に、
複数のキースイッチ11の出力はオアゲート41を介してア
ドレスカウンタ43に供給されるから、アドレスカウンタ
43はアドレス信号を解錠番号記憶器45及び無効番号記憶
器51に供給する。このため、解錠番号記憶器45に記憶さ
れたアンロックコード番号が解錠番号比較器40に送出さ
れる。また、無効番号記憶器51に記憶されたセルフロッ
クコード番号が無効番号比較器50に付与される。
入力された番号の各桁が記憶されたアンロックコード
番号に一致すると、解錠番号比較器40は各桁毎に出力を
カウンタ49に発生する。全桁一致すると、カウンタ49は
ロック駆動装置17及び表示器48に出力を発生する。この
ため、ロック駆動装置17は解錠すると共に、解錠状態が
表示器48に表示される。また、入力された番号の各桁が
記憶されたセルフロックコード番号に一致すると、無効
番号比較器50は各桁毎に出力をカウンタ52に発生する。
全桁一致すると、カウンタ52は出力を発生する。カウン
タ52の出力はワンショットマルチバイブレータ5により
波形成形された後、状態切換え回路60に送出される。
通常の使用状態では、状態切換え回路60は解除状態に
シフトされている。この状態では、フリップフロップ61
はリセット状態である。即ち、Q出力端子は低電圧レベ
ルにあり、出力端子は高電圧レベルにある。アンドゲ
ート62の反転入力端子には低電圧レベルの信号が付与さ
れ、アンドゲート64の反転入力端子には高電圧レベルの
信号が付与されている。従って、ワンショットマルチバ
イブレータ53から出力が発生したとき、アンドゲート62
から出力が発生し、この出力はオアゲート63を通じてフ
リップフロップ61のセット端子に印加される。このた
め、フリップフロップ61がセット状態に切換えられ、Q
出力端子が高電圧レベル出力端子が低電圧レベルに切
換えられる。フリップフロップ61がセット状態にある
と、電子錠はセルフロック状態になる。従って、トラン
ジスタ71及び72がオン状態となり、カウンタ49の出力は
ロック駆動装置17及び表示器48に付与されないと共に、
オアゲート41の出力はブザー17に付与されない。セルフ
ロック状態では、キースイッチ11を操作しても、ブザー
17による作動音が発生しないと共に、仮りにアンロック
コード番号と同一の番号がキースイッチ11から入力され
てもロック駆動装置17は作動されない。
次に、操作者がキースイッチ11からセルフロックコー
ド番号と同一の番号を入力すると、前記と同様にカウン
タ52から出力が発生する。従って、ワンショットマルチ
バイブレータ53からパルスがアンドゲート62及び64に付
与される。このため、アンドゲート64から出力が発生
し、フリップフロップ61はリセット状態に切換えられ
る。このため、フリップフロップ61の出力端子から出
力が発生し、タイマー65から例えば3分の一定時間出力
を発生する。操作者はこの一定時間の間にアンロックコ
ード番号と同一の番号をキースイッチ11から入力しなけ
ればならない。即ち、タイマー65が出力を発生している
時間中にアンロックコード番号と同一の番号をキースイ
ッチ11により入力すると、カウンタ49が出力として解錠
信号を発生する。このため、アンドゲート67が出力を発
生してフリップフロップ68がセットされ、Q出力端子か
ら出力を生ずる。この状態で所定の時間が経過して、タ
イマー65がタイムアップすると、タイマー65の出力が低
電圧レベルになるので、アンドゲート66は出力を生じな
い。しかし、タイマー65にセットされた時間中に、カウ
ンタ49から解錠信号を発生しないと、フリップフロップ
68がセットされないので、タイマー65が出力を停止した
時点で、アンドゲート66が出力を発生し、オアゲート63
を通じてフリップフロップ61をセットし、セルフロック
状態に切換える。このように、状態切換え回路60はカウ
ンタ52から出力が発生する毎に、交互にセルフロック状
態と解除状態に切換えられる。
また、赤外線遠隔操作装置27を操作して赤外線による
所定のコード番号を含む信号が受信センサ26により受光
される。受信センサ26で受光した信号は増幅器22で増幅
された後、比較器24及びリードコード検出回路25に送出
される。一方、増幅器22から出力された信号は、比較器
24において記憶器23に予め記憶された所定のコード信号
と比較される。これらの信号が一致すると、比較器24
は、オアゲート63への一致信号を発生する。従って、比
較器24から発生する出力によりフリップフロップ61がセ
ルフロック状態又は解除状態に交互に切換えられる。
セルフロックコード番号を変更する場合には、ライト
状態切換えスイッチ13をオンにした状態でキースイッチ
11を所定の順序で押圧して発生する番号を無効番号記憶
器51の各アドレスに記憶させる。このため、ライト状態
切換えスイッチ13をオフにした後は、無効番号記憶器51
内に新たに記憶された番号が無効番号比較器50で比較さ
れる。
この発明の上記実施例は更に種々の変更が可能であ
る。
例えば、ロック制御装置12を第5図に示す動作シーケ
ンスに従って操作することができる。第5図ではステッ
プ80〜82は第3図のステップ30〜32と同一である。ステ
ップ82においてロック制御装置12がキースイッチ11の入
力であると判断したとき、ステップ83に進み、第二の無
効番号記憶手段内に記憶されたセルフロックコード番号
と一致するか否か判断する。一致するとステップ89にお
いてセルフロック状態に切換えた後、ステップ81に進
む。また、ステップ93において、入力信号がセルフロッ
ク番号と一致しないときはステップ84に進み、解錠番号
比較手段において解錠番号記憶手段に記憶されたアンロ
ックコード番号と比較される。アンロックコード番号と
一致しないときはステップ81に戻り、一致すると、ステ
ップ85に進み、セルフロック状態か否か判断される。セ
ルフロック状態のときはステップ81に戻り、解除状態の
ときはステップ86に進んで、解錠信号が発生した後、ス
テップ81に進む。
更に、ロック制御装置12を第6図に示す動作シーケン
スに従って操作することができる。第6図ではステップ
90〜95は第3図のステップ30〜35と同一である。ステッ
プ92においてロック制御装置12はスイッチ入力でないと
判断したときに、ステップ96に進み、スタートスイッチ
STである特定のキースイッチがオンされたか否か判断す
る。特定のキースイッチからの入力信号でないときはス
テップ91に戻り、特定のキースイッチからの入力信号で
あるときはステップ97において受信センサ26がオンとな
る。次に、ステップ98においてタイマ手段に5秒タイマ
を設定した後、ステップ99において受信センサ26が赤外
線信号を受信したか否か判断する。赤外線受信センサ26
において赤外線信号を受信したときは、赤外線に含まれ
るコード番号が第一の無効番号記憶手段内に記憶された
セルフロックコード番号と一致するか否か判断する(ス
テップ100)。一致したときはステップ101においてセル
フロック状態か否か判断する。セルフロック状態のとき
はステップ102に進んで、セルフロック状態を解除した
後、ステップ91に進む。また、ステップ101において解
除状態のときはステップ105においてセルフロック状態
を設定した後、ステップ91に進む。
ステップ99において、赤外線信号を受信しないときは
ステップ103に進み、5秒経過したか否か判断する。5
秒経過していないときはステップ99に戻り、5秒経過し
たとき又はステップ100において入力信号が第一の無効
番号記憶手段に記憶されたセルフロックコード番号と一
致しないときはステップ104において受信センサ104をオ
フにした後、ステップ91に進む。
上記の実施例では操作者が長時間家屋を不在にする場
合について説明したが、他の場合についてもこの発明を
応用することができる。例えば、ゴルフ場のゲスト用ロ
ッカー又は賃貸式マンションにこの発明の電子錠を設置
することができる。この場合に、管理者は不使用のロッ
カー若しくはマンション又は所定の時間が経過したロッ
カーをセルフロック状態に切換えることができる。ま
た、無効番号記憶器51と同様に、アンロックコード番号
を記憶した解錠番号記憶器45を所望の番号を記憶できる
ライトモードに切換えるように構成することも可能であ
る。
更に、上記の実施例では電磁波として赤外線を使用し
た例を示したが、赤外線以外の可視光線又は電波等の他
の電磁波を使用することも可能である。
発明の効果 この発明によれば、不使用状態又は使用不能状態にあ
る対象物の電子錠を遠隔操作によりセルフロック状態に
切換えて、電子錠の不正解錠及び盗難及び侵入を防止す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による電子錠の正面図、第2図はこの
発明による電子錠の電気回路を示すブロック図、第3図
は第2図の電気回路を作動する動作シーケンスを示すフ
ローチャート、第4図はこの発明の他の実施例を示す電
子錠の電子回路図、第5図及び第6図はそれぞれこの発
明の他の実施例を示す動作シーケンスを示すフローチャ
ートである。 11……キースイッチ、20……受信装置、23……記憶器
(第一の無効番号記憶手段)、24……比較器(第一の無
効番号比較手段)、17……ロック駆動装置、40……解錠
番号比較器(解錠番号比較手段)、45……解錠番号記憶
器(解錠番号記憶手段)、50……無効番号比較器(第二
の無効番号比較手段)、51……無効番号記憶器(第二の
無効番号記憶手段)、60……状態切換え手段、

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のキースイッチ(11)と、アンロック
    コード番号を記憶する解錠番号記憶手段(45)と、複数
    のキースイッチ(11)から入力された番号と解錠番号記
    憶手段(45)に記憶されたアンロックコード番号とを比
    較し、これらが一致したときロック駆動装置(17)に解
    錠信号を発生する解錠番号比較手段(40)と、セルフロ
    ックコード番号を記憶する無効番号記憶手段(23、51)
    と、無効番号記憶手段(23、51)に記憶されたセルフロ
    ックコード番号と入力コード信号とを比較し、これらが
    一致したとき一致信号を発生する無効番号比較手段(2
    4、50)と、無効番号比較手段(24、50)の一致信号に
    基づいてロック駆動装置(17)への解錠信号を無効にす
    るセルフロック信号を発生する状態切換え手段(60)と
    を備えた電子錠において、 電磁波に含まれるコード番号を受信して無効番号比較手
    段(24)に入力コード信号を付与する受信装置(20)を
    備え、 セルフロック状態においてセルフロックコード番号と同
    一の番号を遠隔操作装置(27)により受信装置(20)か
    ら入力した後、アンロックコード番号と同一の番号を複
    数のキースイッチ(11)から入力したとき、解錠番号比
    較手段(40)からロック駆動装置(17)に解錠信号が出
    力されることを特徴とする電子錠。
  2. 【請求項2】無効番号比較手段(24、50)は、複数のキ
    ースイッチ(11)及び第一の無効番号記憶手段(23)に
    接続された第一の無効番号比較手段(24)と、受信装置
    (20)及び第二の無効番号記憶手段(51)に接続された
    第二の無効番号比較手段(50)とを有する請求項1に記
    載の電子錠。
  3. 【請求項3】複数のキースイッチ(11)によりセルフロ
    ックコード番号と同一の番号を無効番号比較手段(24、
    50)に付与できる請求項1に記載の電子錠。
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