JP3810054B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は弾球遊技機に関し、特に主制御基板に蓄積する高周波ノイズを電源配線を介して電源基板に効率良く逃がすようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、弾球遊技機としてのパチンコ機においては、発射手段により遊技球を遊技盤の遊技領域に発射させ、遊技盤に沿って落下する遊技球が図柄始動手段や普通入賞手段に入賞した場合、払出し装置が作動して入賞の種類に応じた個数の遊技球が案内通路を経て球受け皿に払出される。そのために、パチンコ機の裏側に設けられた裏機構板には球タンクとタンクレールとが設けられ、島構造体毎に配設された遊技球搬送路から搬送されてくる遊技球が球タンク及びタンクレールを介して払出し装置に補給される。
【0003】
ところで、これら遊技球搬送路や球タンク、タンクレール等の案内通路は合成樹脂製の絶縁体であるため、遊技球が磨き装置で磨かれるときに発生した静電気が遊技球に帯電したり、ホール側の遊技球搬送路から球タンクやタンクレール等の案内通路で搬送される途中で、遊技球が案内通路や遊技球と摩擦接触したり衝突したときにも静電気が発生し、遊技球に帯電(所謂接触帯電)する場合がある。それ故、静電気を帯びた遊技球が案内通路や払出し装置を移動中に、遊技球同志又は案内通路と衝突したり離れるときに、遊技球自体がアンテナとして作用して、他の遊技球や空中に点集中放電が発生する。
【0004】
その結果、その空中放電により高周波ノイズが発生し、遊技制御を司る制御部の制御信号に悪影響を及ぼし、制御部においては動作停止したり、誤動作する場合がある。更に、パチンコホールには多数の照明器具が設置されるとともに、空調装置等の大型の電力機器が設置されており、照明器具のうちの特に蛍光灯における放電に伴う高周波ノイズが発生したり、電力機器の運転に伴って高周波ノイズが発生し、この種の高周波ノイズも制御部に悪影響を及ぼしている。
【0005】
そこで、従来においては、球タンクやタンクレール等の案内通路の一部に遊技球が接触可能なように小型の金属板を設け、内枠を外枠に回動自在に連結するヒンジ金具とその金属板とを接続し、遊技球に帯電した静電気をヒンジ金具に誘導して接地するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の弾球遊技機では、前述したように、遊技球を案内する案内通路に小型の金属板を設け、この金属板を介してヒンジ金具に接地して逃がすようにしているが、そのヒンジ金具は小型で且つ本格的な接地板でないため、十分な高周波ノイズ対策が行われてない。更に、照明器具や電力機器などから受ける外部からの高周波ノイズについては、現時点においては、効果的な対策が講じられていないのが現状である。
本発明の目的は、弾球遊技機の内部や外部から受けて主制御基板に蓄積する高周波ノイズを効果的に除去できるようにすること、ノイズ対策を一層強化して遊技制御の誤動作を確実に防止できるようにすること、等である。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の弾球遊技機は、遊技制御の制御内容に応じて夫々独立の基板に構成された複数の制御基板と、これらの制御基板に電力を供給する電源基板と、この電源基板を複数の制御基板に夫々電気的に接続して電力を供給する複数の電源配線群とを備え且つ各電源配線の導体部が複数の素線を撚り合わせて構成された弾球遊技機において、複数の制御基板は、遊技動作に関連する抽選を行って遊技者に有利な第1状態と遊技者に不利な第2状態とを択一的に決定する抽選機能を有する主制御基板と、この主制御基板とは別基板に構成され且つ主制御基板から受ける制御信号に基づいて遊技制御を行う副制御基板を有し、複数の電源配線群は、主制御基板に接続される第1電源配線群と、副制御基板に接続される第2電源配線群とを有し、第1電源配線群の複数の電源配線の導体部の単位長さ当たりの表面積が第2電源配線群の複数の電源配線の導体部の単位長さ当たりの表面積より大きいものである。
【0008】
主制御基板は第1電源配線群を介して電源基板から5Vや12Vの直流等の電力供給を受け、遊技動作に関連する抽選を行って遊技者に有利な第1状態と遊技者に不利な第2状態とを択一的に決定する抽選機能を実行する。また、副制御基板は第2電源配線群を介して電源基板から5Vや12Vの直流等の電力供給を受け、主制御基板から受ける制御信号に基づいて遊技制御を実行する。ところで、電源配線等の良導体を高周波ノイズによる高周波電流が流れる場合、その周波数が高くなる程、導体の表面近くを流れるという表皮効果が存在する。
【0009】
それ故、弾球遊技機の内部で発生した高周波ノイズや外部からの高周波ノイズを主制御基板が受けた場合であっても、第1電源配線群の複数の電源配線の導体部の単位長さ当たりの表面積が、第2電源配線群の複数の電源配線の導体部の単位長さ当たりの表面積より大きいため、第1電源配線群に有する電源配線としてのグランド線による表皮効果を高めることができ、主制御基板に蓄積する高周波ノイズの第1電源配線群による電源基板への流れを効果的に促進することができる。
【0010】
請求項2の弾球遊技機は、請求項1の発明において、前記第1電源配線群の複数の電源配線の導体部を形成する素線の総数が、第2電源配線群の複数の電源配線の導体部を形成する素線の総数よりも多いものである。この場合、第1電源配線群に有するグランド線の素線数が第2電源配線群の複数の電源配線の導体部を形成する素線数よりも多い程、グランド線による表皮効果をより一層高めることができ、主制御基板の高周波ノイズの電源基板への流れをより効果的に促進することができる。
【0011】
請求項3の弾球遊技機は、請求項1の発明において、前記第1電源配線群がグランド線と複数の給電線を含み、グランド線の導体部の単位長さ当たりの表面積が各給電線の導体部の単位長さ当たりの表面積より大きいものである。それ故、第1電源配線群に有するグランド線の導体部の単位長さ当たりの表面積が各給電線の導体部の単位長さ当たりの表面積より大きい程、グランド線による表皮効果をより一層高めることができ、主制御基板の高周波ノイズの電源基板への流れをより効果的に促進することができる。
【0012】
請求項4の弾球遊技機は、請求項3の発明において、前記グランド線の導体部を構成する素線の本数が各給電線を構成する素線の本数より多いものである。この場合、グランド線の素線数がその他の給電線を構成する素線の本数より多い程、グランド線による表皮効果をより一層高めることができ、主制御基板の高周波ノイズの電源基板への流れをより効果的に促進することができる。
【0013】
請求項5の弾球遊技機は、請求項1〜4の何れかの発明において、前記電源基板は交流電力から直流電力を生成する整流回路を有するものである。それ故、主制御基板からの高周波ノイズは第1電源配線群の特にグランド線を介して電源基板に有するグランドパターンに誘導され、そのグランドパターンから直流電力生成用に設けられた整流回路の接地側ダイオード及び交流ラインを経て外部の交流電源に排出することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面に基いて説明する。
本実施形態は、パチンコホールの島構造体に設置される所謂カード式弾球遊技機と呼ばれる第1種パチンコ機に本発明を適用した場合の一例であり、パチンコホールに設けられた島構造体には、その長さ方向に複数のカード式球貸し機1と複数のパチンコ機2とが交互に配設され、カード式球貸し機1はパチンコ機2に電気的に接続されている。
【0015】
図1〜図4に示すように、カード式弾球遊技機であるパチンコ機2は、矩形枠状の外枠3と、この外枠3に開閉自在に枢着された前枠4とを有し、カード式球貸し機1をサンドイッチ状に挟持する状態で、外枠3が島構造体(図示略)に着脱自在に装着されている。前枠4には、遊技盤5が裏側から着脱自在に装着され、遊技盤5の前側に対応させて、窓部6aを有するガラス扉6と発射用の遊技球を貯留する球受け皿8の前面板とが夫々開閉自在に枢着されている。前枠4の下部には、球受け皿8から溢流し又は抜き取った遊技球を貯留する下皿9と、発射手段10の発射ハンドル11とが設けられている。
【0016】
この発射手段10は、回動操作可能な発射ハンドル11と、この発射ハンドル11を回動操作した回動角度に応じた打撃力で打撃槌12により遊技球を発射させる発射モータ13(図3、図5参照)などを備えている。球受け皿8の右部には、カード式球貸し機1に対する球貸し操作用の操作パネル14が設けられ、この操作パネル14には、カード残額を3桁の数字で表示するカード残額表示部14aと、所定金額分の遊技球の球貸しを指示する球貸しスイッチ14bと、遊技終了時にカードの返却を指令する返却スイッチ14cとが設けられている。
【0017】
図2に示すように、遊技盤5には、金属製の外レールと内レールとからなるガイドレール15がほぼ環状に設けられ、このガイドレール15の内側の遊技領域5aには、カラーの液晶ディスプレイ16、図柄始動手段(図柄始動兼入賞手段)17、開閉式入賞手段(大入賞手段)18、複数の普通入賞手段19(この場合、上段の普通入賞手段19以外に、開閉式入賞手段18の左右両側部に、例えば6つの普通入賞手段19)、2つの作動口20(通過口)等が夫々所定の位置に配設されている。
【0018】
液晶ディスプレイ16は、変動図柄を表示するとともに背景画像や各種のキャラクタの動画などを表示する表示機能を有し、更に、3つの図柄を変動表示する特別図柄表示手段22として機能するとともに、2つの図柄からなる普通図柄を表示する普通図柄表示手段23として機能する図柄表示手段21が設けられている。特別図柄表示手段22は、例えば左右方向に並ぶ3個(左、中、右)の図柄表示部22a〜22cを有し、図柄始動手段17に遊技球が入賞することを条件に、図柄表示部22a〜22cに特定図柄が所定時間だけ変動表示(スクロール表示)される。
【0019】
そして、図柄始動手段17への遊技球の入賞タイミングに応じた抽選結果に基づいて決定される停止図柄パターンで停止する。普通図柄表示手段23は、例えば図柄表示手段21の右下部に、左右方向に並ぶ2個(左、右)の図柄表示部23a〜23bを有し、作動口20を通過した遊技球を検出したとき、各図柄表示部23a〜23bに普通図柄を所定時間だけ変動表示し、遊技球の作動口20通過時点において抽選された抽選用数値により決定される停止図柄パターンを表示して停止するようになっている。
【0020】
図柄始動手段17は開閉自在な左右1対の開閉爪17aを備えた電動式チューリップであり、普通図柄表示手段23の変動後に停止した普通図柄が当たり図柄となった当たり発生時に、開閉爪17aが所定時間だけ開放されて入賞し易くなる。開閉式入賞手段18は前方に開放可能な開閉板18aを備え、特別図柄表示手段22の変動後に停止した図柄が「777」、「444」等の特定態様のとき、所謂「大当たり」と称する特別遊技が開始され、開閉板18aが前方に開放される。この開閉式入賞手段18の内部に特定領域18bがあり、この特定領域18bを入賞球が通過したとき、特別遊技が継続される。ここで、特別遊技状態が遊技者に有利な利益状態(第1状態に相当する)である。
【0021】
開閉式入賞手段18の開閉板18aが開放された後、所定時間(例えば、約20秒間)が経過し、又は所定数(例えば10個)の遊技球が入賞して開閉板18aが閉じるときに、遊技球が特定領域18bを通過していないときに特別遊技が終了するが、特定領域18bを通過していれば最大所定回数(例えば16回)まで特別遊技が継続され、遊技者に有利な第1状態に制御される。
【0022】
図3、図4に示すように、前枠4の裏側には、遊技盤5を裏側から押さえる裏機構板30が着脱自在に装着され、この裏機構板30には開口部30aが形成され、その上側に球タンク33と、これから延びるタンクレール34とが設けられ、このタンクレール34に接続された払出し装置35が裏機構板30の側部に設けられ、裏機構板30の下側には払出し装置35に接続された払出し球誘導路36が設けられている。払出し装置35から払出された遊技球は払出し球誘導路36を経由して球受け皿8に払出される。
【0023】
裏機構板30の開口部30aには、遊技盤5の裏側に装着された裏カバー37と、入賞手段17〜19に入賞した遊技球を排出する入賞球排出樋(図示略)とが夫々嵌合されている。この裏カバー37に装着された基板ケース38の内部に主制御基板39が配設され、その前側に図柄制御基板40が配設されている。主制御基板39の下側で、裏カバー37に装着された基板ケース41aの内部にランプ制御基板42が設けられ、この基板ケース41aに隣接する基板ケース41bの内部にサウンド制御基板43が設けられている。
【0024】
これら基板ケース41a,41bの下側で裏機構板30に装着された基板ケース44の内部には、電源基板45と払出し制御基板46が夫々設けられている。更に、発射モータ13の後側に装着された基板ケース47の内部には、発射制御基板48が設けられている。これら制御基板39〜40,42〜43,45〜46,48は夫々独立のプリント基板で構成され、電源基板45と発射制御基板48を除くその他の制御基板39,40,42,43,46には、CPUとROMやRAM等を有する1チップ集積回路からなるマイクロコンピュータ(図示略)が夫々設けられている。
【0025】
主制御基板39とその他の制御基板40,42,43,46とは、複数本の信号線でコネクタを介して電気的に接続され、主制御基板39から各制御基板40,42,43,46に、所定の遊技動作を実行させる種々の制御コマンドを一方向通信にて送信可能になっている。制御コマンドの一方向通信を採用することで、普通図柄や特別図柄の図柄停止に関する不正を確実に防止できるとともに、主制御手段50の制御負荷を格段に軽減でき、送信制御を格段に簡単化することができる。
【0026】
次に、パチンコ機2の制御装置に予め格納した複数の制御プログラムを介して達成される種々の機能について、図5の機能ブロック図により説明する。但し、これら種々の機能は前述したマイクロコンピュータ等で達成される。主制御基板39上に構成された主制御手段50は、遊技盤5に設けられた種々の遊技部品や遊技球検出スイッチ等に対する信号の入出力に関わる、所謂遊技盤5の遊技制御を主として司るとともに、後述する図柄制御手段60、払出し制御手段70、ランプ制御手段71、サウンド制御手段73等に必要に応じて制御コマンドを送信出力する。
【0027】
図柄制御基板40上に構成された図柄制御手段60は、主制御手段50から送信されてくる図柄制御コマンドに基づいて、液晶ディスプレイ16に種々の動画や背景画を表示させる表示制御を実行したり、各図柄表示部22a〜22cの特別図柄を変動制御するとともに、各図柄表示部23a〜23bの普通図柄を変動制御し、指示された停止図柄を表示するように普通図柄と特別図柄の変動停止を制御する。払出し制御基板46上には払出し制御手段70が構成され、この払出し制御手段70は主制御手段50から払出し制御コマンドを受信し、払出し装置35による遊技球の払出し制御を司る。
【0028】
ランプ制御基板42上に構成されたランプ制御手段71は、主制御手段50からランプ制御コマンドを受信し、遊技盤5等に設けられた多数の装飾用ランプや演出用ランプを含むランプ群72の点灯制御を司る。サウンド制御基板43上に構成されたサウンド制御手段73は、主制御手段50からサウンド制御コマンドを受信し、球受け皿8の裏側に設けられたスピーカ74に対する各種の音響効果音の為のサウンド出力制御を司る。発射制御基板48上に構成された発射制御手段75は、発射モータ13を駆動して遊技球の発射制御を司る。
【0029】
主制御手段50は、抽選手段51と、判定手段52と、利益状態発生手段53と、確率変動手段54と、図柄決定手段55と、コマンド送信手段56等を備えている。抽選手段51は、抽選用カウンタを用いて微小な更新周期(例えば、約2msec周期)で抽選用数値を所定の範囲(例えば、0〜299)で更新し、特別図柄に関して、図柄始動手段17に遊技球が入賞したときの数値を抽出することにより、当たり外れに関する抽選を行なうとともに、確率変動型大当たりか否かについても抽選し、更に普通図柄に関しても作動口20に遊技球が入賞したときの数値を抽選する。
【0030】
判定手段52は、図柄始動手段17や作動口20に遊技球が入賞したときに抽選手段51から供給される抽選された数値に基づいて、特別図柄に関して「大当り」又は「外れ(外れリーチを含む)」の何れであるかを判定するとともに、確率変動型大当たりに関しても判定し、更に普通図柄に関しても「当り」又は「外れ」の何れであるかを判定する。利益状態発生手段53は、判定手段52から大当たりの判定結果を受ける、若しくは、特別図柄表示手段22の変動後の停止図柄が大当たり図柄となることを条件に、遊技制御に含まれる所定の利益状態発生ルーチンにより開閉式入賞手段18の開閉板18aを前述したように作動させて、遊技者に第1利益状態を与える。
【0031】
確率変動手段54は、判定手段52から大当たりの判定結果を受けた場合に、その「大当たり」が確率変動型大当たりのときに確率変動モードを設定し、次回或いは次々回の大当たり迄、或いは所定回数図柄が変動する迄、判定手段52による大当たり判定に際して大当たりとする特定数値の数を通常のときよりも多くし、大当たり確率を高くするように判定手段52に指令するとともに、普通図柄が「当たり」の場合には開閉式入賞手段18の開放時間を延長して入賞し易くし、遊技者に有利な第1利益状態が付与される。
【0032】
図柄決定手段55は、判定手段52からの判定結果に応じて、所定の抽選プログラムにより、複数の普通図柄に関する図柄変動パターンのうちから、「当たり」のときには当たり普通図柄の何れかを、「外れ」のときには外れ普通図柄の何れかを抽選により決定するとともに、複数の特別図柄に関する図柄変動パターンのうちから、「大当たり」のときには大当たり特定態様の何れかを、「外れ」のときには外れ図柄の組合せの何れかを、夫々抽選により決定する。但し、「外れ」のうちのリーチを行うと判定したときには、そのリーチ変動を行った後に外れ図柄の何れかで停止する。
【0033】
コマンド送信手段56は、図柄決定手段55で決定された図柄変動パターンに基づいて、図柄制御手段60に対して普通図柄や特別図柄の図柄変動パターンに関する制御コマンドに加えて、その変動制御に関する種々の図柄制御コマンドを送信するとともに、払出し制御手段70とランプ制御手段71とサウンド制御手段73等に対して、必要に応じてその図柄変動に関する種々の制御コマンドを送信する。
【0034】
図柄制御手段60は、普通図柄表示手段23を制御する普通図柄制御手段61と、特別図柄表示手段22を制御する特別図柄制御手段62等を有し、コマンド送信手段56から送信される図柄制御コマンドを受信し、受信した図柄制御コマンドを解析するとともに、解析により得られた制御コマンドに基づいて、普通図柄表示手段23の各図柄表示部23a〜23bにおける普通図柄変動を制御するとともに、特別図柄表示手段22の各図柄表示部22a〜22cにおける特別図柄変動を制御する。
【0035】
次に、電源基板45について、図6に基づいて説明する。
コネクタ80を介して外部の交流電源から供給されるAC24Vの入力ライン81,82には、ヒューズ83と2つの全波整流器84,85(これが整流回路に相当する)が設けられ、全波整流器84によりDC24VやDC32Vが生成され、全波整流器85により得られた直流に基づいて、5V生成回路86によりDC5Vが生成されるととともに、2つの12V生成回路87によりDC12Vが生成される。両入力ライン81,82間には、外部の交流電源から供給された47V以上の高圧の交流を、その交流電源に強制的に戻すバリスタ88が設けられている。
【0036】
主制御基板39と電源基板45とはコネクタを両端に有する第1電源配線群90で接続され、図柄制御基板40と電源基板45とはコネクタを両端に有する図柄用電源配線群91で接続され、ランプ制御基板42と電源基板45とはコネクタを両端に有するランプ用電源配線群92で接続され、サウンド制御基板43と電源基板45とはコネクタを両端に有するサウンド用電源配線群93で接続され、払出し制御基板46と電源基板45とはコネクタを両端に有する払出し用電源配線群94で接続されている。ここで、これら電源配線群91〜94が第2電源配線群に相当する。
【0037】
ところで、電源配線群90〜94には、5V用電源配線90a,91a,92a,93a,94aと、12V用電源配線90b,91b,92b,93b,94b等の給電線に加えて、電源配線としての接地用グランド線90c,91c,92c,93c,94cが含まれている。ここで、これら給電線90a,90b、91a,91b、92a,92b、93a,93b、94a,94b及びグランド線90c〜94cは、複数の素線を撚り合わせた撚り線からなっている。
【0038】
ここで、各電源配線91a〜91c、92a〜92c、93a〜93c、94a〜94cの導体部を形成する素線96の太さは、図7に示すように、標準サイズ(例えば、0.125mm)であり、素線96の本数は標準的な20〜30本であるが、第1電源配線群90の5V用給電線90aと12V用給電線90bの導体部を形成する素線97の太さは、図8に示すように、図7に示す標準サイズよりも大きい中型サイズ(例えば、0.25mm) であり、素線97の本数は標準の電源配線91a〜91c、92a〜92c、93a〜93c、94a〜94cよりも多い35〜40本である。
【0039】
更に、第1電源配線群90のグランド線90cの導体部を形成する素線98の太さは、図9に示すように、図8に示す中型サイズよりも大きい大型サイズ(例えば、0.35mm) であり、素線98の本数は中型サイズの電源配線90a,90bよりも多い45〜50本である。即ち、第1電源配線群90の複数の電源配線90a〜90cの導体部を形成する素線97,98の総数が、その他の電源配線群91〜94の複数の電源配線91a〜91c、92a〜92c、93a〜93c、94a〜94cの導体部を形成する素線96の総数よりも多い。
【0040】
ここで、グランド線90c,91c,92c,93c,94c及びコネクタを介して、各基板39,40,42,43,46のグランドパターン(図示略)と電源基板45のグランドパターン(図示略)とが電気的に接続されている。このように、第1電源配線群90の複数の電源配線90a〜90cの導体部の単位長さ当たりの表面積がその他の電源配線群91〜94の複数の電源配線91a〜91c、92a〜92c、93a〜93c、94a〜94cの導体部の単位長さ当たりの表面積よりも大きく、しかも、グランド線90cの導体部を構成する素線98の本数が各給電線90a,90bを構成する素線97の本数より多い。
【0041】
即ち、グランド線90cの導体部の単位長さ当たりの表面積が各給電線90a,90bの導体部の単位長さ当たりの表面積よりも大きい。それ故、表面積が最も大きい第1電源配線群90のグランド線90cの表皮効果を有効に発揮して、主制御基板39に蓄積する高周波ノイズを電源基板45のグランドパターンに効率よく誘導して逃がすことができるようになっている。
【0042】
次に、第1電源配線群90により、主制御基板39の高周波ノイズを電源基板45を介して外部の交流電源に誘導して逃がす作用について説明する。
パチンコ機2の裏側に設けられた球タンク33やタンクレール34等の案内通路は合成樹脂製の絶縁体であるため、遊技球がホール側の遊技球搬送路から球タンク33やタンクレール34に搬送される途中で、案内通路や遊技球同志で摩擦接触したり衝突したときに静電気が発生し、遊技球に帯電(所謂接触帯電)する場合があり、その静電気を帯びた遊技球が移動中に、遊技球同志又は案内通路と衝突したり離れるときに、遊技球自体がアンテナとして作用して、他の遊技球や空中に点集中放電が発生し、その空中放電により高周波ノイズが発生する。
【0043】
一方、パチンコホールには多数の照明器具が設置されるとともに、空調装置等の大型の電力機器が設置されているため、照明器具のうちの特に蛍光灯における放電に伴う高周波ノイズが発生したり、電力機器の運転に伴って高周波ノイズが発生する。そこで、主制御基板39が高周波ノイズを受ける場合であっても、第1電源配線群90のグランド線90cの導体部の単位長さ当たりの表面積が最も大きく、しかもその素線98の本数も最も多いため、グランド線90cによる表皮効果を格段に高めることができ、主制御基板39に蓄積する高周波ノイズのグランド線90cによる電源基板45のグランドパターンへの流れを一層効果的に促進することができる。
【0044】
その結果、電源基板45においては、その高周波ノイズを、グランドパターンに接続された全波整流器84,85の接地側ダイオード84a,85a及び入力ライン81,82を経て外部の外部の交流電源に排出することができる。このように、主制御基板39に対するノイズ対策を一層強化でき、主制御基板39による遊技制御の誤動作を確実に防止することができる。尚、その他の制御基板40,42,43,46が受けた高周波ノイズについても同様に、各グランド線91c〜94cを経て電源基板45のグランドパターンに確実に流れる。
【0045】
前記実施形態の変更形態について説明する。
1〕第1電源配線群90に有する給電線90a,90bの導体部を、グランド線90cに用いた素線98と同様の太さ及び本数を有する素線で構成してもよい。この場合、第1電源配線群90の製作が簡単化する。
2〕図柄用電源配線群91についても第1電源配線90と同様の太さ及び本数の素線を用いて構成することも可能である。
3〕第1電源配線群90に、複数本のグランド線90cを含めるようにしてもよい。
【0046】
4〕複数の第1電源配線群90を用いて主制御基板39と電源基板45とを電気的に接続するようにしてもよい。
5〕本発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更を付加し、更に、パチンコ機に限らず、各種の遊技媒体を用いるアレンジボール機、雀球機等の種々の弾球遊技機に本発明を適用することが可能である。
【0047】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、複数の制御基板と電源基板と複数の電源配線群とを備え且つ各電源配線の導体部が複数の素線を撚り合わせて構成され、複数の制御基板は主制御基板と副制御基板を有し、複数の電源配線群は主制御基板に接続される第1電源配線群と副制御基板に接続される第2電源配線群とを有し、第1電源配線群の複数の電源配線の導体部の単位長さ当たりの表面積が第2電源配線群の複数の電源配線の導体部の単位長さ当たりの表面積より大きいので、第1電源配線群に有するグランド線の表皮効果を高めて、主制御基板側高周波ノイズの電源基板側への流れを促進できるため、ノイズ対策を一層強化して、主制御基板による遊技制御の誤動作を確実に防止することができる。
【0048】
請求項2の発明によれば、前記第1電源配線群の複数の電源配線の導体部を形成する素線の総数が、第2電源配線群の複数の電源配線の導体部を形成する素線の総数よりも多いので、第1電源配線群に有するグランド線の素線数が第2電源配線群の複数の電源配線の導体部を形成する素線数よりも多い程、グランド線による表皮効果をより一層高めることができ、主制御基板の高周波ノイズの電源基板への流れをより効果的に促進することができる。その他請求項1と同様の効果が得られる。
【0049】
請求項3の発明によれば、前記第1電源配線群がグランド線と複数の給電線を含み、グランド線の導体部の単位長さ当たりの表面積が各給電線の導体部の単位長さ当たりの表面積より大きいので、第1電源配線群に有するグランド線の導体部の単位長さ当たりの表面積が各給電線の導体部の単位長さ当たりの表面積より大きい程、グランド線による表皮効果をより一層高めることができ、主制御基板の高周波ノイズの電源基板への流れをより効果的に促進することができる。その他請求項1と同様の効果を奏する。
【0050】
請求項4の発明によれば、前記グランド線の導体部を構成する素線の本数が各給電線を構成する素線の本数より多いので、グランド線の素線数がその他の給電線を構成する素線の本数より多い程、グランド線による表皮効果をより一層高めることができ、主制御基板の高周波ノイズの電源基板への流れをより効果的に促進することができる。その他請求項3と同様の効果を奏する。
【0051】
請求項5の発明によれば、前記電源基板は交流電力から直流電力を生成する整流回路を有するので、主制御基板からの高周波ノイズは第1電源配線群の特にグランド線を介して電源基板に有するグランドパターンに誘導され、そのグランドパターンから直流電力生成用に設けられた整流回路の接地側ダイオード及び交流ラインを経て外部の交流電源に排出することができる。その他請求項1〜4の何れかと同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るパチンコ機(弾球遊技機)の斜視図である。
【図2】パチンコ機の遊技盤の正面図である。
【図3】パチンコ機の背面図である。
【図4】パチンコ機の側面図である。
【図5】パチンコ機の制御系の機能ブロック図である。
【図6】電源基板の電源回路図及び電源配線図である。
【図7】副制御基板との接続に用いる標準サイズの電源配線の斜視図である。
【図8】中型サイズの図7相当図である。
【図9】大型サイズの図7相当図である。
【符号の説明】
2 パチンコ機(弾球遊技機)
5 遊技盤
17 図柄始動手段
25 遊技球
39 主制御基板
40 図柄制御基板
42 ランプ制御基板
43 サウンド制御基板
45 電源基板
46 払出し制御基板
50 主制御手段
90 第1電源配線群
90a〜90b 電源配線(給電線)
91 図柄用電源配線群
91a〜91b 電源配線(給電線)
92 ランプ用電源配線群
92a〜92b 電源配線(給電線)
93 サウンド用電源配線群
93a〜93b 電源配線(給電線)
94 払出し用電源配線群
94a〜94b 電源配線(給電線)
90c〜94c 電源配線(グランド線)
96〜98 素線

Claims (5)

  1. 遊技制御の制御内容に応じて夫々独立の基板に構成された複数の制御基板(39,40,42,43,46)と、これらの制御基板(39,40,42,43,46)に電力を供給する電源基板(45)と、この電源基板(45)を複数の制御基板(39,40,42,43,46)に夫々電気的に接続して電力を供給する複数の電源配線群 (90〜94) とを備え且つ各電源配線 (90〜94) の導体部が複数の素線を撚り合わせて構成された弾球遊技機において、
    前記複数の制御基板(39,40,42,43,46)は、遊技動作に関連する抽選を行って遊技者に有利な第1状態と遊技者に不利な第2状態とを択一的に決定する抽選機能を有する主制御基板(39)と、この主制御基板(39)とは別基板に構成され且つ主制御基板(39)から受ける制御信号に基づいて遊技制御を行う副制御基板(40,42,43,46) を有し、
    前記複数の電源配線群 (90〜94) は、主制御基板(39)に接続される第1電源配線群(90)と、副制御基板(40,42,43,46) に接続される第2電源配線群 (91〜94) とを有し、
    前記第1電源配線群(90)の複数の電源配線(90a〜90c)の導体部の単位長さ当たりの表面積が第2電源配線群 (91〜94) の複数の電源配線(91a〜91c,92a 〜92c,93a 〜93c,94a 〜94c)の導体部の単位長さ当たりの表面積より大きいことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記第1電源配線群(40)の複数の電源配線(90a〜90c)の導体部を形成する素線(97,98) の総数が、第2電源配線群(91 〜94) の複数の電源配線(91a〜91c,92a 〜92c,93a 〜93c,94a 〜94c)の導体部を形成する素線(96)の総数よりも多いことを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 前記第1電源配線群(40)がグランド線(90c) と複数の給電線(90b,90c) を含み、グランド線(90c) の導体部の単位長さ当たりの表面積が各給電線(90b,90c) の導体部の単位長さ当たりの表面積より大きいことを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  4. 前記グランド線(90c) の導体部を構成する素線(98)の本数が各給電線(90b,90c) を構成する素線(97)の本数より多いことを特徴とする請求項3に記載の弾球遊技機。
  5. 前記電源基板(45)は交流電力から直流電力を生成する整流回路(84,85) を有することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の弾球遊技機。
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