JP2004202117A - 弾球遊技機 - Google Patents

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JP2004202117A JP2002377728A JP2002377728A JP2004202117A JP 2004202117 A JP2004202117 A JP 2004202117A JP 2002377728 A JP2002377728 A JP 2002377728A JP 2002377728 A JP2002377728 A JP 2002377728A JP 2004202117 A JP2004202117 A JP 2004202117A
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Hirofumi Miyajima
宏文 宮島
Eisuke Aoki
英介 青木
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Abstract

【課題】遊技機本体に対して遊技盤を着脱する作業を容易かつ迅速に行うことを可能とする。
【解決手段】遊技盤に固有の特徴を付与する遊技盤側基板(例えば主制御基板100、演出制御基板200)を遊技盤に取り付けるとともに、遊技盤側基板以外の遊技機本体側基板(例えば電源基板300、発射・払出制御基板400)を遊技機本体に取り付ける。遊技盤側基板からの配線を含む遊技盤側配線と遊技機本体側基板からの配線を含む遊技機本体側配線とを、演出に関する信号を伝導する演出系配線32、電源を供給する電源系配線30、および遊技球の発射と供給・払出に関する信号を伝導する球供給・払出系配線31に集約し接続する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、弾球遊技機に関し、特に、遊技機本体と、該遊技機本体に着脱可能に取り付けられた遊技盤とを備えた弾球遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、パチンコ機等の弾球遊技機は、弾発された遊技球が入賞する複数の入賞口、障害部材、および液晶表示装置等を備えた遊技盤を有しており、遊技機本体(遊技機枠)に対して遊技盤を組み付けることにより弾球遊技機を製造している(例えば特許文献1参照)。
【0003】
このような弾球遊技機は、遊技の面白さを高め、かつ、その弾球遊技機固有の特徴を際立たせるために、遊技盤面上の入賞口を含む入賞部材の構造および配置のみならず、遊技内容や、デザイン、装飾等に至るまで種々の工夫が施されている。また、液晶表示装置等からなる画像表示装置を備えた機種では、画像表示装置の画面において遊技に関連した種々の演出画像を表示するようになっており、この演出画像も遊技の面白さを高め、かつ、その弾球遊技機固有の特徴を際立たせるための重要な要素となっている。
【0004】
ところで、近年の弾球遊技機では、遊技者の嗜好の変化にいち早く対応して、頻繁に遊技盤の構造や画像表示装置に表示される演出画像を改良することが行われている。この際、弾球遊技機全体を交換したのでは、交換作業が面倒であるだけではなく、設備費用が嵩むという問題がある。このため、弾球遊技機に共通の部材、例えば遊技球の発射装置、払出装置、および供給装置等を遊技機本体に取り付けたままで、機種変更の主要部分であり、その弾球遊技機固有の特徴をもつ遊技盤のみを交換することが考えられている。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−197755号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の弾球遊技機では、遊技機本体の背面側に、主制御基板、図柄制御基板、音声制御基板、ランプ制御基板、電源基板、賞球制御基板、および発射・払出制御基板等の種々の基板が取り付けられており、これらの基板の間が複数の配線により接続されている(例えば前記特許文献1の図1,4,5参照)。
【0007】
また、基板の間を接続する配線の取り回しは複雑なものとなっており、遊技機本体から遊技盤を取り外す際、あるいは遊技機本体に対して遊技盤を取り付ける際の作業が面倒であり、遊技盤のみを交換することは可能であっても、その作業が容易であるとは言い難かった。
【0008】
本発明は、上述した事情に鑑み提案されたもので、遊技機本体に対して遊技盤を着脱する作業を容易かつ迅速に行うことが可能な弾球遊技機を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る弾球遊技機は、上述した目的を達成するため、以下の特徴点を備えている。なお、本発明に係る弾球遊技機の各構成要素について、図面に付した符号を参照して、具体的な適用例を示すが、各構成要素はこれらに限定されるものではない。
【0010】
すなわち、本発明に係る弾球遊技機(パチンコ機1)は、遊技機本体(外枠2等)と、該遊技機本体(外枠2等)に着脱可能に取り付けた遊技盤(50)とを備え、
前記遊技盤(50)に固有の特徴を付与する遊技盤側基板を前記遊技盤(50)に取り付けるとともに、前記遊技盤側基板以外の遊技機本体側基板を前記遊技機本体(外枠2等)に取り付けた弾球遊技機(パチンコ機1)であって、
前記遊技盤側基板からの配線を含む遊技盤側配線と前記遊技機本体側基板からの配線を含む遊技機本体側配線とを、演出に関する信号を伝導する演出系配線(32)、電源を供給する電源系配線(30)、および遊技球の発射と供給・払出に関する信号を伝導する球供給・払出系配線(31)に集約し接続したことを特徴とするものである。
【0011】
このような構成からなる弾球遊技機(パチンコ機1)では、遊技盤側基板により遊技盤(50)に固有の特徴が付与され、遊技機本体側基板により遊技盤(50)に固有の特徴を付与する以外の動作が行われる。このように基板体系が明確に区分されているため、遊技盤(50)の交換を容易かつ迅速に行うことが可能となる。
【0012】
また、遊技盤側基板と遊技機本体側基板との間では、演出系配線(32)により演出に関する信号が伝導され、電源系配線(30)により電源が供給され、球供給・払出系配線(31)により遊技球の発射と供給・払出に関する信号が伝導される。すなわち、配線に関しても体系が明確に区分されているため、さらに遊技盤(50)の交換を容易かつ迅速に行うことが可能となる。
したがって、遊技機本体に対して遊技盤を着脱する際の作業を容易かつ迅速に行うことができるため、遊技者の嗜好に合わせて遊技盤を頻繁に交換する必要がある弾球遊技機において、遊技盤の交換における作業効率を向上させることが可能となる。
【0013】
また、本発明に係る弾球遊技機(パチンコ機1)において、前記遊技盤側基板は、遊技に関する主たる制御を行う主制御基板(100)、および演出に関する制御を行う演出制御基板(200)からなり、
前記遊技機本体側基板は、電源基板(300)、および発射・払出制御基板(400)からなり、
前記演出系配線(32)、前記電源系配線(30)、および前記球供給・払出系配線(31)に区分して結束するように構成することが可能である。
【0014】
このような構成からなる弾球遊技機(パチンコ機1)では、演出系配線(32)、電源系配線(30)、および球供給・払出系配線(31)が区分して結束されているため、配線の系統が明確となり、配線の接続作業を容易に行うことができるとともに、配線の接続作業ミスを未然に防止することができる。
【0015】
また、本発明に係る弾球遊技機(パチンコ機1)において、前記遊技機本体(外枠2等)または前記遊技盤(50)に、前記演出系配線(32)、前記電源系配線(30)、および前記球供給・払出系配線(31)のいずれか、もしくは全ての接続中継を行う中継コネクタ(15a,15b)を設けて構成することが可能である。
【0016】
このような構成からなる弾球遊技機(パチンコ機1)では、各配線(30,32)を中継コネクタ(15a,15b)に接続することにより、遊技盤側基板(主制御基板100および演出制御基板200)と遊技機本体側基板(電源基板300および発射・払出制御基板400)とを接続することができる。このため、配線の接続作業をさらに容易に行うことができるとともに、配線の接続作業ミスを未然に防止することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明に係る弾球遊技機の実施形態を説明する。
なお、以下に示す実施形態では、代表的な弾球遊技機であるパチンコ機を例にとって説明を行う。
【0018】
<パチンコ機の概略構成>
図4、図5は、本発明の一実施形態に係るパチンコ機を示すもので、図4はパチンコ機の正面図、図5はパチンコ機の斜視図である。
本発明の一実施形態に係るパチンコ機1は、図4、図5に示すように、遊技機本体の一部として機能する外枠2と、この外枠2の上半部に開閉可能に取り付けられたフロントドア3を備えており、その下方には操作部4が設けられている。
【0019】
操作部4には、遊技に使用する遊技球を貯留するとともに賞として払い出される遊技球を受け入れる上皿5と、上皿5からオーバーフローした遊技球を受け入れる下皿6とが上下に並べて取り付けられている。また、下皿6の右側には遊技球の発射操作を行なう発射ハンドル7が設けられ、下皿6の左側には灰皿8が設けられている。さらに、上皿5には、当該パチンコ機1における球貸操作等を行なう操作パネル9が設けられている。
【0020】
また、フロントドア3には、遊技部を前方側から覆うようにしてガラス板等からなる透明板16が取り付けられており、フロントドア3の上部前面には遊技盤50(図6参照)が取り付けられている。
【0021】
さらに、フロントドア3には、遊技部の周囲前方に位置するようにして装飾枠10が設けられており、装飾枠10の上部には、左右一対のスピーカ装置11が配設されている。
【0022】
<遊技機本体の背面側の構成>
以下、外枠2等からなる遊技機本体の背面側の構成を説明する。図2は、パチンコ機の背面図である。
パチンコ機の背面側には、図2に示すように、その上部に、遊技球を貯留する球タンク12が設けられており、球タンク12から上皿5及び下皿6へ至る遊技球流下路13に遊技球を払い出す払出装置14が設けてられている。
【0023】
また、遊技盤50の背面側に位置するようにして、主制御基板100および演出制御基板200が取り付けられている。この主制御基板100および演出制御基板200が、遊技盤50固有の特徴を付与する遊技盤側基板である。
【0024】
主制御基板100は、遊技に関する主たる制御を行う制御基板であり、演出制御基板200、および発射・払出制御基板400は、主制御基板100の制御下に置かれる。演出制御基板200は、後に詳述する画像表示装置における画像表示の制御を行う制御基板であり、画像表示装置の背面側に配設されている。
【0025】
また、遊技盤50の下側には、電源基板300および発射・払出制御基板400が取り付けられている。この電源基板300および払出・発射制御基板400が、遊技盤側基板以外の遊技機本体側基板である。電源基板300は、遊技機に供給される電源に関する基板であり、発射・払出制御基板400は、遊技球の発射、供給、および払い出しに関する制御を行う制御基板である。
【0026】
また、遊技機本体側には、主制御基板100の右側に位置するようにして、2つの中継コネクタ15a,15bと、払出・発射制御基板400にコネクタ15cが、及び遊技盤側には、主制御基板100にコネクタ15dが設けられている。この中継コネクタ15a,15bを介して、後に詳述する演出系配線32、電源系配線30の中継が行われ、コネクタ15c,15d間に球供給・払出系配線31が接続される。
【0027】
このように、中継コネクタ15a,15bを用いて演出系配線32、電源系配線30の接続中継を行うとともに、コネクタ15c,15dを用いて球供給・払出系配線31の配線を行うことにより、配線の接続作業をさらに容易に行うことができるとともに、配線の接続作業ミスを未然に防止することができる。
【0028】
また、中継コネクタ15a,15bおよびコネクタ15c,15dは、その形状をそれぞれ互いに異ならせることが好ましく、さらに誤挿入防止突起等を設けることが好ましい。これにより、より一層、配線の接続作業が容易になるとともに、配線の接続作業ミスを確実に防止することができる。
【0029】
<各制御基板の接続関係>
以下、主制御基板100、演出制御基板200、電源基板300、および発射・払出制御基板400の接続について説明する。図1は、主制御基板100、演出制御基板200、電源基板300、および発射・払出制御基板400の接続関係を示すブロック図である。
【0030】
上述したように、遊技機本体の背面側には、主制御基板100、演出制御基板200、電源基板300、および発射・払出制御基板400が配設されている。また、主制御基板100および演出制御基板200は、遊技盤50の背面側に遊技盤50と一体となるように取り付けられており、電源基板300および発射・払出制御基板400は、遊技機本体側(外枠2側)に取り付けられている。
なお、図1において破線で囲まれた部分が、遊技盤50に取り付けられた部材である。
【0031】
そして、図1に示すように、主制御基板100および演出制御基板200と電源基板300は、電源を供給する電源系配線30により接続されており、主制御基板100と発射・払出制御基板400は、遊技球の発射と供給・払出に関する制御信号を伝導する球供給・払出系配線31により接続されており、演出制御基板200と一対のスピーカ11,11、複数のLED基板20・・・、および7セグ基板21は、演出に関する制御信号を伝導する演出系配線32により接続されている。
【0032】
また、発射・払出制御基板400は、発射ハンドル7からの発射信号を受信して発射ソレノイド17を制御して遊技球の弾発を行う。また、発射・払出制御基板400は、払出装置14と信号の伝導を行い、賞球および貸球の払い出しを制御する。なお、発射・払出制御基板400に対しても、電源基板300から電源が供給される。
【0033】
演出制御基板200は、主制御基板100とシリアル双方向通信を行うことにより主制御基板100の制御下に置かれている。また、演出制御基板200は、画像表示装置54における特別図柄の表示、普通図柄部55の表示、および演出画像の表示に関する制御を行う。
【0034】
なお、演出系配線32、電源系配線30、および球供給・払出系配線31は、それぞれ区分して結束されている。
以下、演出系配線32、電源系配線30、および球供給・払出系配線31の結束について説明する。図3は、主制御基板100を取り外した状態の遊技盤50の背面図である。
【0035】
先に説明したように、演出制御基板200には、スピーカ11、LED基板30、および7セグ基板21に対して信号を送信する演出系配線32が接続されている。また、主制御基板100および演出制御基板200には、電源基板300から電源を供給する電源系配線30が接続されている。さらに、主制御基板100には、球供給・払出系配線31が接続されている。
【0036】
演出系配線32は、図3に示すように、演出制御基板200側において、音声制御信号を出力する音声信号出力線32aと、その他の演出信号を出力する演出信号出力線32bに分岐しており、これらが結束具33aにより結束されて1つのプラグに接続されている。さらに、結束具33aにはタグ34bが取り付けてある。この演出系配線32は、中継プラグ15a(図2参照)に接続される。
【0037】
なお、演出系配線32において、音声信号出力線32a側と演出信号出力線32b側のプラグ形状を異ならせることが好ましい。これにより、接続作業が容易となるとともに、接続作業ミスを防止することができる。
また、電源系配線30は、図3に示すように、主制御基板100および演出制御基板200側においてそれぞれ主制御基板側電源系配線30aおよび演出制御基板側電源系配線30bに分岐しており、これらが結束具33bにより結束されて1つのプラグに接続されている。さらに、結束具33bにはタグ34bが取り付けてある。この電源系配線30は、中継プラグ15b(図2参照)に接続される。
【0038】
なお、電源系配線30において、主制御基板100側と演出制御基板200側のプラグ形状を異ならせることが好ましい。これにより、接続作業が容易となるとともに、接続作業ミスを防止することができる。
さらに、タグ34a,34bは、それぞれ異なる色とすることが好ましい。これにより、演出系配線32および電源系配線30を明確に区別することができる。
【0039】
なお、詳細には図示しないが、球供給・払出系配線31も、同様に結束具により結束されており、結束具には色違いのタグが取り付けられている。この球供給・払出系配線31は、主制御基板100側ではコネクタ15cに接続され、発射・払出制御基板400ではコネクタ15d(図2参照)に接続される。
【0040】
このように、演出制御基板200側では音声信号出力線32aおよび演出信号出力線32bの2系統に分岐している演出系配線32を、中継コネクタ15a側で1つにまとめて結束するとともに、主制御基板100および演出制御基板200側において主制御基板側電源系配線30aおよび演出制御基板側電源系配線30bに分岐している電源系配線30を、中継コネクタ15b側で1つにまとめて結束することにより、中継コネクタ15aに対する演出系配線32の接続作業、および中継コネクタ15bに対する電源配線30の接続作業が容易となり、接続に関する作業ミスを確実に防止することができる。同様に、球供給・払出系配線31も結束具により結束されているので、コネクタ15cに対する球供給・払出系配線31の接続作業を容易に行うことができる。
【0041】
すなわち、遊技盤50に対して主制御基板100および演出制御基板200を取り付ける際には、遊技盤50に対して主制御基板100および演出制御基板200を取り付けた後に、タグ34a,34b等により明確に区別された電源系配線30、演出系配線32、および球供給・払出系配線31を、それぞれのプラグ形状に合わせて各コネクタに接続することにより、容易かつ正確に配線の接続を行うことができる。この際、電源系配線30、演出系配線32、および球供給・払出系配線31が各々結束されているため、配線が絡まることがなく、配線の取り回しを容易に行うことができるので、配線作業を一層容易に行うことができる。
【0042】
同様に、遊技盤50から主制御基板100および演出制御基板200を取り外す際には、まず電源系配線30、演出系配線32および球供給・払出系配線31を取り外した後に、遊技盤50から主制御基板100および演出制御基板200を取り外すことにより、主制御基板100および演出制御基板200の取り外し作業を容易かつ迅速に行うことができる。この際、電源系配線30、演出系配線32、および球供給・払出系配線31が結束されているため、配線が絡まることがなく、配線の取り回しを容易に行うことができるので、主制御基板100および演出制御基板200の取り外し作業を一層容易に行うことができる。
【0043】
<遊技盤>
フロントドア3の上部前面に取り付けられた遊技盤は、図4に示すように、その表面に一対のガイドレール51で囲まれた略円形の遊技部52を備えており、遊技部52内には、複数の障害釘や風車等の障害部材53が配設されるとともに、複数の特別図柄を変動表示するとともに演出画像を表示する画像表示装置54と、普通図柄を変動表示する普通図柄表示部55(画像表示装置54において画像表示される)と、複数の入賞口と、いずれの入賞口にも入賞しなかった遊技球を遊技部52内から排出するアウト口56とが設けられている。
【0044】
上記画像表示装置54の周囲には、遊技盤50の表面から立ち上がる枠体57が設けられており、この枠体57の下辺部分には、側方から飛び込んだ遊技球を一時滞留させ、その後この遊技球を後述する始動入賞口62に流下させるステージ58が設けられている。
【0045】
<入賞口>
上記入賞口は、その機能によって複数種類に分かれており、遊技球が入賞したことを条件として所定数の賞球を排出する一般入賞口59と、遊技球が通過したことを条件として、普通図柄表示部55における普通図柄の変動表示を開始させる普通図柄始動口60と、遊技球を受け入れ易い状態と、遊技球を受け入れ難い状態との間で切換可能な変動部材(以下、普通電動役物61と称す)を有し、遊技球が入賞したことを条件として画像表示装置54における特別図柄の変動表示を開始させる始動入賞口62と、遊技球を受け入れ易い状態と、遊技球を受け入れ難い状態との間で切換可能となっており、画像表示装置54における図柄の停止表示態様が所定の賞態様を構成した場合に、所定時間および所定回数だけ遊技球を受け入れ易い状態に切り換えられる大入賞口63とからなる。
【0046】
<普通図柄始動口>
上記普通図柄始動口60は、始動入賞口62の左上方に設けられており、通過する遊技球を検出するようになっている。この普通図柄始動口60の通過球は、4個まで記憶可能となっており、この入賞記憶に基づいて、普通図柄表示部55における図柄の変動表示が行なわれる。また、画像表示装置54の右側上部には、普通図柄始動口60の通過記憶個数を表示する4個の普通図柄記憶LED64が設けられている。この普通図柄記憶LED64の点灯個数により、普通図柄始動口60の通過記憶個数を表示することができる。
【0047】
<始動入賞口>
上記始動入賞口62の左右には、遊技球を受け入れ易い状態と、遊技球を受け入れ難い状態との間で切換可能なチューリップ状の普通電動役物61が設けられている。この普通電動役物61は、通常の状態では遊技球を受け入れ難い状態となっており、普通図柄表示部55において「当たり」となった場合に、所定時間(例えば、0.3秒間)だけ遊技球を受け入れ易い状態に切り換えられる。
【0048】
また、始動入賞口62への入賞球は、4個まで記憶可能となっており、この入賞記憶に基づいて、画像表示装置54における図柄の変動表示が行なわれる。画像表示装置54の上方には、始動入賞口62への入賞記憶個数を表示する4個の特別図柄記憶LED65が設けられている。この特別図柄記憶LED65の点灯個数により、始動入賞口62への入賞記憶個数を表示することができる。
【0049】
<入賞球等の流下路>
以下、入賞球等の流下路について説明する。図6は、主制御基板100および演出制御基板200を取り外した状態の遊技盤50の背面図である。
遊技盤50の背面側には、図6に示すように、各入賞口59,62,63(図4参照)への入賞球等の流下路を形成するとともに、大入賞口63を駆動するソレノイド等をカバーする支持部材70が取り付けられている。
【0050】
本実施形態に係るパチンコ機の支持部材70に設けられた入賞球等流下路71は、各入賞口59,62,63へ入賞した遊技球とアウト口56へ取り込まれた遊技球とを合流させて流下させる構造となっており、遊技盤50の正面側から見て左側(図6において右側)に位置する一般入賞口59,59からの入賞球を流下させる左側入賞球流下路71aと、遊技盤50正面側から見て右側に位置する一般入賞口59,59(図6において左側)からの入賞球を流下させる右側入賞球流下路71bとを有しており、左側入賞球流下路71aおよび右側入賞球流下路71bの下端部において両流下路が合流する。また、入賞球等流下路71の合流部には、大入賞口63への入賞球の流下口およびアウト口56が連通接続されており、遊技盤50面上を流下する全ての遊技球を合流させて、遊技盤50の背面側へ導くようになっている。
【0051】
また、左側入賞球流下路71aおよび右側入賞球流下路71bの下端部付近には、それぞれ遊技球を検知する左側入賞口スイッチ72aおよび右側入賞口スイッチ72bが設けられている。また、普通図柄始動口60への連通路には第1種始動口スイッチ73が設けられており、大入賞口63への連通路にはカウントスイッチ74およびVカウントスイッチ75が設けられている。また、始動入賞口62には、ゲートスイッチ76が設けられている。なお、始動入賞口62は、いわゆる通過ゲートとなっているため、始動入賞口62への入賞球は、入賞球等流下路71へアウト口56より取り込まれる。
【0052】
さらに、左側入賞球流下路71aおよび右側入賞球流下路71bには、各一般入賞口59への入賞球を検知する入賞口スイッチ(図示せず)を取り付ける入賞口スイッチ取付部77が設けられている。この入賞口スイッチ取付部77に対して入賞口スイッチを取り付けることにより、パチンコ機の出荷検査時等において、各一般入賞口59への入賞球を検知することができる。
【0053】
<画像表示装置>
上記画像表示装置54は、遊技部52のほぼ中央に設けられた液晶表示装置からなり、画像で表現される複数の特別図柄を変動表示するとともに、遊技状態に対応したアニメーション表示を行なうことにより、遊技演出を行なうことができるようになっている。
【0054】
画像表示装置54に表示される特別図柄は、例えば「0」「1」「2」・・・「9」「10」「11」等の数字からなり、停止表示された数字の組み合わせが「0」「0」「0」、「7」「7」「7」等のように3個とも同一の数字となった場合を「大当たり」として、一般遊技と比較して遊技者に有利な特別遊技を行なうことができる。
この特別遊技とは、例えば大入賞口63を、所定時間および所定回数だけ遊技球を受け入れ易い状態に切り換えて、一般遊技よりも多くの遊技球を入賞させることにより、多くの賞球を獲得することができるような遊技である。
【0055】
<普通図柄表示部>
上記普通図柄表示部55は、画像表示装置54内に画像として表示されるようになっている。この普通図柄表示部55では、例えば2個の普通図柄が交互に点滅するようになっており、2個の普通図柄の点滅が終了して「当たり」が表示された場合に、始動入賞口62に設けられた普通電動役物61を、所定時間だけ遊技球を受け入れ易い状態に切り換えて、始動入賞口62に遊技球を入賞させ易くする。
【0056】
なお、普通図柄表示部55は、上述した構成の他に、2個の普通図柄表示LEDを備えて構成することができ、また、例えば7セグメント表示器等により構成することもできる。この場合には、7セグメント表示器に表示する普通図柄として、例えば「0」「1」「2」・・・「7」「8」「9」等の数字を変動表示し、停止表示された数字が「3」あるいは「7」となった場合を「当たり」とする。
【0057】
<パチンコ機における遊技>
上記パチンコ機1では、発射装置(図示せず)の発射ハンドル7を操作することにより、発射勢が調整された遊技球が遊技部52内に弾発される。そして、遊技部52内に発射された遊技球が、一般入賞口59等に入賞すると、所定数(例えば10個)の賞球を払い出す。
【0058】
また、普通図柄始動口60を遊技球が通過したことを条件として、普通図柄表示部55における普通図柄の変動表示を開始させる。そして、乱数を用いた抽選により、普通図柄表示部55における普通図柄の停止表示態様を決定し、この決定に基づいて普通図柄の変動表示を停止させる。
【0059】
ここで、普通図柄表示部55における普通図柄の停止表示態様が、「当たり」となると、始動入賞口62に設けられた普通電動役物61を所定時間(例えば、0.3秒間)だけ遊技球を受け入れ易い状態に切り換える。
【0060】
また、始動入賞口62に遊技球が入賞したことを条件として、画像表示装置54における特別図柄の変動表示を開始させる。そして、乱数を用いた抽選により、画像表示装置54における特別図柄の停止表示態様を決定し、この決定に基づいて特別図柄の変動表示を停止させる。
【0061】
ここで、画像表示装置54における特別図柄の停止表示態様が「大当たり」となると、大入賞口63を所定時間(例えば30秒)あるいは所定個数(例えば10個)の入賞球を受け入れるまで開放する。また、大入賞口63内には継続入賞口(図示せず)が設けられており、大入賞口63内に入賞した遊技球が継続入賞口にも入賞すると、上述した大入賞口63の開放が、所定回数(例えば16回)に達するまで繰り返される。
【0062】
<遊技盤の着脱手順>
次に、遊技機本体に対して遊技盤50を着脱する手順について説明する。
遊技盤50は、遊技機本体に設けた窓部(図示せず)を前方から塞ぐようにしてフロントドア3に取り付けられる。なお、遊技盤50の背面側には、予め主制御基板100および演出制御基板200が取り付けられているものとし、これらをパネル部と称して説明を行う。
【0063】
遊技機本体に対してパネル部を取り付ける手順は以下の通りである。
(1)パネル部をフロントドア3のパネルサポートに取り付ける。
(2)フロントドア3のパネル部ロック(2箇所)を閉じる。
(3)上皿5が付設されているドアを閉じる。
(4)装飾枠10を閉じる。
(5)球供給・払出型配線31のコネクタを挿す。
(6)演出系配線32のコネクタを挿す。
(7)電源系配線30のコネクタを挿す。
(8)フロントドア3を閉じる。
【0064】
また、遊技機本体からパネル部を取り外す手順は以下の通りである。
(1)フロントドア3を開放する。
(2)電源系配線30のコネクタを抜く。
(3)演出系配線32のコネクタを抜く。
(4)球供給・払出型配線31のコネクタを抜く。
(5)装飾枠10を開放する。
(6)上皿5が付設されているドアを開放する。
(7)フロントドア3のパネル部ロック(2箇所)を開放する。
(8)パネル部をフロントドア3のパネルサポートから取り外す。
上記のように、遊技機本体への遊技盤50の着脱手順が少なく、作業が容易となっている。
【0065】
<他の実施形態>
なお、上述した実施形態ではパチンコ機を例にとって説明を行ったが、本発明に係る弾球遊技機はパチンコ機に限られるものではなく、遊技機本体と、該遊技機本体に着脱可能に取り付けた遊技盤とを備え、遊技盤に固有の特徴を付与する遊技盤側基板を遊技盤に取り付けるとともに、遊技盤側基板以外の遊技機本体側基板を遊技機本体に取り付けた弾球遊技機であればどのような弾球遊技機にも適用することができ、例えばアレンジボール遊技機等にも適用することができる。
【0066】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る弾球遊技機は、遊技盤に固有の特徴を付与する遊技盤側基板を遊技盤に取り付けるとともに、遊技盤側基板以外の遊技機本体側基板を遊技機本体に取り付け、遊技盤側基板からの配線を含む遊技盤側配線と遊技機本体側基板からの配線を含む遊技機本体側配線とを、演出に関する信号を伝導する演出系配線、電源を供給する電源系配線、および遊技球の発射と供給・払出に関する信号を伝導する球供給・払出系配線に集約し接続している。
【0067】
したがって、遊技機本体に対して遊技盤を着脱する作業を容易かつ迅速に行うことができる。このため、遊技者の嗜好に合わせて遊技盤を頻繁に交換する必要がある弾球遊技機において、遊技盤の交換における作業効率を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るパチンコ機において、主制御基板、演出制御基板、電源基板、および発射・払出制御基板の接続関係を示すブロック図
【図2】本発明の実施形態に係るパチンコ機の背面図
【図3】本発明の実施形態に係るパチンコ機において、主制御基板を取り外した状態の遊技盤の背面図
【図4】本発明の実施形態に係るパチンコ機の正面図
【図5】本発明の実施形態に係るパチンコ機の斜視図
【図6】本発明の実施形態に係るパチンコ機において、主制御基板および演出制御基板を取り外した状態の遊技盤の背面図
【符号の説明】
1 パチンコ機
2 外枠
3 フロントドア
4 操作部
5 上皿
6 下皿
7 発射ハンドル
8 灰皿
9 操作パネル
10 装飾枠
11 スピーカ
12 球タンク
13 遊技球流下路
14 払出装置
15a,b 中継コネクタ
15c,d コネクタ
16 透明板
17 発射ソレノイド
20 LED基板
21 7セグ基板
30 電源系配線
30a 主制御基板側電源系配線
30b 演出制御基板側電源系配線
31 球供給・払出系配線
32 演出系配線
32a 音声信号出力線
32b 演出信号出力線
33a,b 結束具
34a,b タグ
50 遊技盤
51 ガイドレール
52 遊技部
53 障害部材
54 画像表示装置
55 普通図柄表示部
56 アウト口
57 枠体
58 ステージ
59 一般入賞口
60 普通図柄始動口
61 普通電動役物
62 始動入賞口
63 大入賞口
64 普通図柄記憶LED
65 特別図柄記憶LED
70 支持部材
71 入賞球等流下路
71a 左側入賞球流下路
71b 右側入賞球流下路
72a 左側入賞口スイッチ
72b 右側入賞口スイッチ
73 第1種始動口スイッチ
74 カウントスイッチ
75 Vカウントスイッチ
76 ゲートスイッチ
77 入賞口スイッチ取付部
100 主制御基板
200 演出制御基板
300 電源基板
400 発射・払出制御基板

Claims (3)

  1. 遊技機本体と、該遊技機本体に着脱可能に取り付けた遊技盤とを備え、
    前記遊技盤に固有の特徴を付与する遊技盤側基板を前記遊技盤に取り付けるとともに、前記遊技盤側基板以外の遊技機本体側基板を前記遊技機本体に取り付けた弾球遊技機であって、
    前記遊技盤側基板からの配線を含む遊技盤側配線と前記遊技機本体側基板からの配線を含む遊技機本体側配線とを、演出に関する信号を伝導する演出系配線、電源を供給する電源系配線、および遊技球の発射と供給・払出に関する信号を伝導する球供給・払出系配線に集約し接続したことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記遊技盤側基板は、遊技に関する主たる制御を行う主制御基板、および演出に関する制御を行う演出制御基板からなり、
    前記遊技機本体側基板は、電源基板、および発射・払出制御基板からなり、
    前記演出系配線、前記電源系配線、および前記球供給・払出系配線に区分して結束したことを特徴とする請求項1記載の弾球遊技機。
  3. 前記遊技機本体または前記遊技盤に、前記演出系配線、前記電源系配線、および前記球供給・払出系配線のいずれか、もしくは全ての接続中継を行う中継コネクタを設けたことを特徴とする請求項1または2記載の弾球遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019098065A (ja) * 2017-12-07 2019-06-24 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機
JP2019166085A (ja) * 2018-03-23 2019-10-03 株式会社三洋物産 遊技機

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