JPH11197324A - パチンコ遊技機における賞球タンクのアース構造 - Google Patents

パチンコ遊技機における賞球タンクのアース構造

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JPH11197324A
JPH11197324A JP1801298A JP1801298A JPH11197324A JP H11197324 A JPH11197324 A JP H11197324A JP 1801298 A JP1801298 A JP 1801298A JP 1801298 A JP1801298 A JP 1801298A JP H11197324 A JPH11197324 A JP H11197324A
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JP
Japan
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ball tank
prize ball
pachinko
winning ball
game machine
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Application number
JP1801298A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Enomoto
宏 榎本
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KYOURAKU KK
Original Assignee
KYOURAKU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パチンコ遊技機の賞球タンクに補給されるパ
チンコ球に滞電する静電気を効果的に除去する。 【解決手段】 賞球タンク4に着脱自在に設けられる球
量検出センサー9に賞球タンク4内のパチンコ球と接触
し得る導電性部材20を一体に設け、該導電性部材20
にリード線21の一端を接続し、該リード線21の他端
を適宜導電性材22に接続するようにしたことを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、パチンコ遊技機の裏面側上部に
設けられる賞球タンクのアース構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、周知のようにパチンコ遊技機の遊
技盤裏面には機構板が装着されており、該機構板の上部
に賞球タンクが固着されている。そして、遊技盤上に発
射された遊技球が入賞すると賞球タンクから賞球として
のパチンコ球がタンクレール、賞球払出装置を介して機
前の球皿に払い出されるようになっている。
【0003】一方、賞球タンク内にはパチンコ球の有無
を検出する球量検出センサーが設けられており、賞球タ
ンク内のパチンコ球が少なくなると球量検出センサーが
働いてパチンコ遊技機の上方の補給樋からパチンコ球が
補給されるようになっている。
【0004】ところで、上述のようなパチンコ遊技機の
機構板は合成樹脂により形成されているため、賞球タン
クのパチンコ球がタンクレールを流下するときや賞球払
出装置から払い出されたパチンコ球が球皿に放出される
際にその接触摩擦で静電気が発生してパチンコ球に滞電
し、この滞電した静電気の放電により遊技制御回路基板
に悪影響を及ぼしたり、遊技者が球皿のパチンコ球に手
を触れた際に感電して不快感を与えるという問題があっ
てこれまで種々の静電気除去対策が施されている(例え
ば実公平4−33902号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、パチンコ遊技
機において最初に静電気が発生し易い個所として賞球タ
ンクへのパチンコ球の補給時にあるとされているが、こ
のような賞球タンクにおける静電気除去対策は補給時の
騒音の発生の問題もあって非常に困難とされていた。
【0006】本発明は、上記した問題点に鑑みなされた
もので、その目的とするところは、賞球タンクへの補給
時にパチンコ球に滞電する静電気を効果的に除去できる
ようなパチンコ遊技機における賞球タンクのアース構造
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明のパチンコ遊技機における賞球タンクの
アース構造は、賞球タンクに着脱自在に設けられる球量
検出センサーに賞球タンク内のパチンコ球と接触し得る
導電性部材を一体に設け、該導電性部材にリード線の一
端を接続し、該リード線の他端を適宜導電性材に接続す
るようにしたものである。
【0008】このため、賞球タンクに球量検出センサー
を取り付けることによって、賞球タンク内の球量の検出
とパチンコ球に滞電した静電気の除去とを同時的に行う
ことが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施の形態を図
面を参照して説明する。図1はパチンコ遊技機の裏面図
である。図において、1はパチンコ遊技機の前面枠、2
は前面枠1に着脱自在に取り付けられる遊技盤、3は遊
技盤2の裏面に開閉自在に装着される合成樹脂製の機構
板である。この機構板3の裏面側上部には賞球タンク4
が固着されており、該賞球タンク4の下方にタンクレー
ル5が設けられている。また、タンクレール5の下流端
はカーブレール6を介して賞球払出装置7に接続されて
おり、該賞球払出装置7の下方には払い出されたパチン
コ球をパチンコ遊技機前面の球皿に放出する賞球排出樋
8が設けられている。
【0010】前記賞球タンク4にはパチンコ球の有無を
検出する球量検出センサー9が設けられている。この球
量検出センサー9は、図2及び図3に示すように球検出
コイル、発振回路等が内臓された合成樹脂製ケース10
と、該ケース10を前後位置調節自在に支持する支持体
11とからなる周知構造のもので、支持体11にねじ1
2,12で止着された金属製フック13を賞球タンク4
の側壁に係合させることにより該賞球タンク4に着脱自
在に取り付けられる。そして、ケース10から引き出さ
れた2本のリード線14,14の先端にコネクタ15が
取り付けられており、該コネクタ15が機構板3の裏面
上部に設けられた電源ターミナル16のコネクタ接続端
子15aに接続されるようになっている。
【0011】一方、パチンコ遊技機が列設される設置島
台の上方には補給樋17が傾斜状に配設されており、該
補給樋17には各パチンコ遊技機の賞球タンク4に下端
を臨ませた補給用シュート18が設けられている。ま
た、補給用シュート18の途中には定数補給装置19が
設けられており、賞球タンク4のパチンコ球が無くなる
と球量検出センサー9からの信号によって定数補給装置
19が作動され一定数のパチンコ球を賞球タンク4に補
給するようになっている。
【0012】ところで、上記のように構成されたパチン
コ遊技機は、補給時の騒音を少なくする目的で賞球タン
ク4が合成樹脂により形成されている。このため、定数
補給装置19から賞球タンク4にパチンコ球が補給され
る際にその補給球が賞球タンク4に勢いよく落下して底
部や側壁に激しくぶつかり多くの静電気が発生する。
【0013】しかして、本発明では、賞球タンク4に補
給される静電気を滞びたパチンコ球から静電気を除去す
るために、前記球量検出センサー9に導電性に優れたア
ース板20を一体に設けている。このアース板20は、
図3に示すように弾性を有する帯状の薄金属板によりL
字形に形成されており、その水平片部20aをケース1
0の下方から前方へ突出させると共に、垂直片部20b
の上端の取付片部20cを金属製フック13の下面に重
合して該金属製フック13と一体にねじ12,12で支
持体11に固着されている。また、取付片部20cには
リード線21の一端が接続され、この他端は前記コネク
タ15に接続されており、該コネクタ15を電源ターミ
ナル16のコネクタ接続端子15aに接続した際に該リ
ード線21の他端が電源ターミナル16の配設基板に設
けられたアース線22に接続されるようになっている。
【0014】このように構成された賞球タンクのアース
構造は、賞球タンク4に落下して滞電したパチンコ球は
図4鎖線で示すようにアース板20に接触し、或いはア
ース板20に接触するパチンコ球に接触し、これによっ
てパチンコ球に滞電している静電気がアース板20、リ
ード線21を介してアース線22に流され、賞球タンク
4のパチンコ球は非滞電状態となる。このため、滞電し
た静電気の放電により遊技制御回路基板に悪影響を及ぼ
したり、感電により遊技者に不快感を与えるような事態
を無くすることができる。
【0015】なお、本実施の形態ではアース板20に接
続したリード線21を球量検出センサー9のリード線1
4,14のコネクタ15を介して電源ターミナル16の
アース線22に接続したものとして説明したが、リード
線21を直接パチンコ遊技機の導電性材例えば木枠や取
付金具等に接続してアースするようにしてもよい。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、パ
チンコ遊技機の賞球タンクに球量検出センサーを取り付
けるだけで賞球タンクのパチンコ球に滞電する静電気を
効果的に除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ遊技機の裏面図である。
【図2】球量検出センサーの斜視図である。
【図3】球量検出センサーの分解斜視図である。
【図4】賞球タンクに球量検出センサーを取り付けた状
態の作用説明図である。
【符号の説明】
4 賞球タンク 9 球量検出センサー 20 アース板(導電性部材) 21 リード線 22 アース線(導電性材)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 賞球タンクに着脱自在に設けられる球量
    検出センサーに賞球タンク内のパチンコ球と接触し得る
    導電性部材を一体に設け、該導電性部材にリード線の一
    端を接続し、該リード線の他端を適宜導電性材に接続す
    るようにしたことを特徴とするパチンコ遊技機における
    賞球タンクのアース構造。
JP1801298A 1998-01-13 1998-01-13 パチンコ遊技機における賞球タンクのアース構造 Pending JPH11197324A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004049422A (ja) * 2002-07-18 2004-02-19 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2009000561A (ja) * 2008-10-02 2009-01-08 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機

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JP2009000561A (ja) * 2008-10-02 2009-01-08 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
JP4617447B2 (ja) * 2008-10-02 2011-01-26 株式会社大一商会 遊技機

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