JPH1176559A - パチンコ遊技機における打球供給皿のアース構造 - Google Patents

パチンコ遊技機における打球供給皿のアース構造

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JPH1176559A
JPH1176559A JP25288897A JP25288897A JPH1176559A JP H1176559 A JPH1176559 A JP H1176559A JP 25288897 A JP25288897 A JP 25288897A JP 25288897 A JP25288897 A JP 25288897A JP H1176559 A JPH1176559 A JP H1176559A
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JP
Japan
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ball
supply tray
ball supply
pachinko
pachinko balls
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Application number
JP25288897A
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English (en)
Inventor
Tomoaki Kuroki
智明 黒木
Megumi Okumura
恵 奥村
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Mashiro Co Ltd
Original Assignee
Mashiro Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 打球供給皿に貯留されるパチンコ球に帯電す
る静電気を効果的に除去する。 【解決手段】 パチンコ球を貯留する皿部25にパチン
コ球を一列に整列して流下させる整流通路28が形成さ
れ、該整流通路28の上面に金属プレート36が設けら
れたパチンコ遊技機の打球供給皿10において、前記金
属プレート36にアース線40の一端を接続し、該アー
ス線40の他端を適宜導電性材に接続したことを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機に
おける打球供給皿のアース構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ遊技機の前面枠には、遊
技盤の前方を覆うガラス扉枠と発射レールの前方を覆う
前面扉板とが開閉自在に設けられており、前面扉板の前
面には遊技客が投入したパチンコ球や賞球払出装置から
払い出された賞球としてのパチンコ球を貯留する打球供
給皿が設けられている。そして、打球供給皿に貯留され
たパチンコ球を前面扉板の裏面に設けられた打球供給装
置により発射レールの打球発射部に1個ずつ供給し、該
打球発射部に関連して設けられた打球杆により遊技盤上
に発射するようにされている。
【0003】一方、遊技盤の裏面には、球タンクや該球
タンクのパチンコ球を賞球払出装置に導くタンクレール
或いは賞球払出装置から払い出された賞球を打球供給皿
に排出する賞球排出樋等が組付けられた機構板が開閉自
在に設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な機構板はパチンコ遊技機の軽量化或いはコストダウン
を目的として合成樹脂により形成されている。このた
め、球タンクのパチンコ球がタンクレールを流下すると
きや賞球払出装置から払い出されたパチンコ球が賞球排
出樋を通過する際にそれぞれの壁面に激しくぶつかり合
い、その摩擦で静電気が発生してパチンコ球に帯電し、
そのまま打球供給皿に排出される。そして、打球供給皿
に排出されたパチンコ球がそのまま打球として遊技盤上
に発射されると、該打球に帯電した静電気の放電により
遊技盤に設けられた検出スイッチや入賞装置等の電子装
置を誤作動させるおそれがある。
【0005】また、遊技客が遊技中に打球供給皿に貯留
されるパチンコ球に手を触れたりすると静電気放電が起
こり、感電して不快感を与えるという問題点があった。
【0006】なお、従来のパチンコ遊技機において、例
えば実公平4−33902号公報に示されるように打球
供給皿の余剰球を貯留する下球皿に静電気除去対策が施
されたものは知られているが、打球供給皿に上記のよう
な静電気除去対策が施されたものはこれまでなかった。
特に最近のパチンコ遊技機は、打球供給皿が設けられる
前面扉板を合成樹脂により形成する場合が多く、このた
め、有効な静電気除去対策が早急に望まれていた。
【0007】本発明は、上記した問題点に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、打球供給皿から発
射レールの打球発射部に供給される打球に帯電する静電
気を効果的に除去できるようなパチンコ遊技機における
打球供給皿のアース構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明はパチンコ球を貯留する皿部にパチンコ
球を一列に整列して流下させる整流通路が形成され、該
整流通路の上面に金属プレートが設けられたパチンコ遊
技機の打球供給皿において、前記金属プレートにアース
線の一端を接続し、該アース線の他端を適宜導電性材に
接続するようにしたものである。
【0009】打球供給皿に貯留されるパチンコ球に帯電
した静電気を効果的に除去するために、打球供給皿が取
付られる前面扉板に配線処理孔を開設し、前記アース線
の他端を配線処理孔から裏面側に延設して前面枠の下部
取付金具に接続するのが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施の形態を図
面を参照して説明する。図1はパチンコ遊技機の正面
図、図2はパチンコ遊技機の裏面図、図3はガラス扉枠
と前面扉板を開放した状態のパチンコ遊技機の正面図で
ある。図1ないし図3において、1はパチンコ遊技機の
外枠、2は外枠1の前面一側に上下取付金具3a,3b
を介して開閉自在に取付けられた前面枠である。前面枠
2は、合成樹脂によって一体成形されるものであり、そ
の上部に開口4が形成され、該開口4の下方部は板状部
5として形成されている。6は前面枠2の前面上部に開
閉自在に設けられるガラス扉枠、7は前面枠2の板状部
5前面を開閉自在に覆う合成樹脂製の前面扉板である。
前記ガラス扉枠6の後方であり、前面枠2の開口4背面
には遊技盤取付枠8を介して遊技盤9が着脱自在に取付
けられている。
【0011】前記前面扉板7の前面には打球供給皿10
が取付けられ、さらに前面枠2の前面下部には、打球供
給皿10の余剰球を貯留する下球皿11と打球発射ハン
ドル12が設けられている。また、前記前面枠2の板状
部5前面には発射レール13と樋状の受枠14と賞球排
出孔15が設けられている。受枠14は遊技盤9の前面
に配設された誘導レール16の始端と発射レール13の
終端との間に形成されたファール球戻し口17から落下
するファール球を下球皿11に導くためのものである。
【0012】一方、前記遊技盤9の裏面には、合成樹脂
製の機構板18が開閉自在に装着されている。この機構
板18は、遊技盤9の裏面に相対する板状部を有し、該
板状部の裏面上部に球タンク19が固着されている。球
タンク19の下方には該球タンク19に貯留されたパチ
ンコ球を賞球払出装置20に誘導するタンクレール21
が設けられている。また、賞球払出装置20の下方に
は、払い出された賞球としてのパチンコ球を賞球排出孔
15から打球供給皿10に導く賞球排出樋22と、打球
供給皿10の余剰球を受枠14の通孔23から下球皿1
1に導く余剰球排出樋45が形成されている。
【0013】前記打球供給皿10は、図4に示すように
賞球排出孔15から排出される賞球を前面扉板7に形成
された導入シュート24を介して受け入れて貯留する皿
部25と該皿部25の前面を覆う装飾カバー26とを一
体に組付けて構成されている。前記皿部25は、前面扉
板7の導入シュート24の出口部が臨む一端から他側端
に向かって底面が緩やかに下り傾斜すると共に、その下
流側に誘導側壁27によって順次幅狭に形成されパチン
コ球を一列に整列して流下させる整流通路28が形成さ
れている。そして、整流通路28の先頭のパチンコ球を
前面扉板7の裏面側に設けられる打球供給装置29へ導
くようにされている。この打球供給装置29は、打球杆
43の発射動作に関連して上下に回動するフリッカー部
材30を備え、上方に回動されたとき打球供給皿10の
整流通路28から送り出される先頭のパチンコ球を球受
部31に受け入れて保持し、かつ下方に回動されたとき
その球受部31のパチンコ球を発射レール13の打球発
射部13aに供給するように構成されている。
【0014】前記、整流通路28の終端底面には球抜孔
32が開設されており、該球抜孔32にシャッター板3
3が横方向へスライド自在に設けられている。また、皿
部25の下面には球抜孔32と連通状に球抜通路34が
形成されており、装飾カバー26の上面に設けられた球
抜き用の操作部材35の球抜き操作によりシャッター板
33を球抜孔32を開放する位置に移動させて皿部25
に貯留されるパチンコ球を球抜通路34、通孔23を介
して下球皿11へ誘導し得るようになっている。さら
に、前記整流通路28には、その上面を覆うように断面
コ字形に折曲された金属プレート36が装着されてい
る。この金属プレート36は、整流通路28の全長に亘
って敷設されており、打球の円滑な流れを図ると共に、
上面の摩耗や球の汚れの付着を防ぐようになっている。
【0015】上記のように構成されたパチンコ遊技機
は、賞球払出装置20から賞球としてのパチンコ球が払
い出されると、該賞球は賞球排出樋22を勢いよく流れ
落ち、賞球排出孔15及び前面扉板7の導入シュート2
4を経て打球供給皿10の皿部25に貯留される。そし
て、皿部25に貯留されるパチンコ球は賞球排出樋22
を落下するときその壁面に激しくぶつかって静電気を帯
びることになる。また、前面扉板7が合成樹脂で形成さ
れている場合には、導入シュート24の壁面にも激しく
ぶつかり多くの静電気が発生する。
【0016】しかして、本発明では、図4ないし図6に
示すように打球供給皿10に貯留される静電気を帯びた
パチンコ球から静電気を除去するために、皿部25の金
属プレート36にねじ孔37を有する取付片部38を一
体に折曲形成し、該取付片部38にねじ39を介してア
ース線40の一端が接続され、該アース線40の他端は
前面扉板7に開設された配線処理孔41から裏面側に延
設されて導電性材としての外枠1の下部取付金具3bに
ねじ42を介して接続される。
【0017】そして、打球供給皿10に貯留される静電
気を帯びたパチンコ球は金属プレート36に接触し、或
いは金属プレート36に接触するパチンコ球に接触し、
各パチンコ球に帯電している静電気が金属プレート3
6、アース線40、下部取付金具3bを介して外枠1に
逃がされ、打球供給皿10に貯留されるパチンコ球は非
帯電状態となる。このため、打球供給皿10から発射レ
ール13の打球発射部13aに供給される打球が遊技盤
9上に発射されても検出スイッチや入賞装置等の電子装
置を誤作動させるような事態を未然に防止することがで
きる。また、打球供給皿10に貯留されるパチンコ球に
手を近づけても放電現象が起らず、遊技客に感電による
不快感を味わせるようなこともなくなる。なお、本実施
の形態ではアース線40の他端を外枠1の下部取付金具
3bに接続したものとして説明したが、例えば前面扉板
7のヒンジ金具44や下球皿の取付用ねじ杆等外枠1に
取着される導電性材のいずれかに接続すればよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、打
球供給皿の皿部に設けられる金属プレートにアース線の
一端を接続し、該アース線の他端を外枠に設けられる適
宜導電性材に接続することにより、打球供給皿に貯留さ
れるパチンコ球に帯電する静電気を効果的に除去するよ
うにしたものであるから、遊技盤上に発射される打球に
帯電する静電気により検出スイッチや入賞装置等の電子
装置に影響を及ぼすような弊害を完全に解消することが
できる。
【0019】また、打球供給皿に貯留されるパチンコ球
に手を触れても感電するようなことがなくなり、遊技客
に対して不快感を味わせるような事態をなくすことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ遊技機の正面図である。
【図2】パチンコ遊技機の裏面図である。
【図3】ガラス扉枠と前面扉板とを開放した状態のパチ
ンコ遊技機の正面図である。
【図4】前面扉板と打球供給皿とを分離した状態の斜視
図である。
【図5】打球供給皿の金属プレート部分の側面断面図で
ある。
【図6】外枠の下部取付金具部分の斜視図である。
【符号の説明】
3b 下部取付金具(導電性材) 10 打球供給皿 25 皿部 28 整流通路 36 金属プレート 40 アース線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ球を貯留する皿部にパチンコ球
    を一列に整列して流下させる整流通路が形成され、該整
    流通路の上面に金属プレートが設けられたパチンコ遊技
    機の打球供給皿において、 前記金属プレートにアース線の一端を接続し、該アース
    線の他端を適宜導電性材に接続したことを特徴とするパ
    チンコ遊技機における打球供給皿のアース構造。
JP25288897A 1997-09-01 1997-09-01 パチンコ遊技機における打球供給皿のアース構造 Pending JPH1176559A (ja)

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JP (1) JPH1176559A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002153654A (ja) * 2000-11-21 2002-05-28 Adachi Light Co Ltd パチンコ機
JP2011147472A (ja) * 2010-01-19 2011-08-04 Mrd Co Ltd 遊技機の打球供給皿の構造

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JP2002153654A (ja) * 2000-11-21 2002-05-28 Adachi Light Co Ltd パチンコ機
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Effective date: 20040224

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040421

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050823