JP2002153654A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JP2002153654A
JP2002153654A JP2000354944A JP2000354944A JP2002153654A JP 2002153654 A JP2002153654 A JP 2002153654A JP 2000354944 A JP2000354944 A JP 2000354944A JP 2000354944 A JP2000354944 A JP 2000354944A JP 2002153654 A JP2002153654 A JP 2002153654A
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hinge
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pachinko machine
shaft
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JP2000354944A
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English (en)
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Hisayoshi Sato
久芳 佐藤
Yoshinori Suehiro
義典 末廣
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Adachi Light Inc
Original Assignee
Adachi Light Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 前面枠の上下ヒンジ部材の取付けを容易簡便
にしたパチンコ機を提供する。 【解決手段】 機枠1の前面に上下ヒンジ機構3a,3
bにより前面枠2を開閉自在に装着すると共に、該前面
枠2にガラス扉枠6および機構板12等の開閉体を上下
ヒンジ具により開閉自在に装着してなるパチンコ機にお
いて、前記機枠1と連繋する前面枠2のヒンジ部材80
は、上下可動ヒンジ94a,94bを連設部材95によ
り一体に形成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機枠に前面枠を回
動自在に装着すると共に、前面枠の前後面にガラス扉枠
および機構板等の開閉体が回動自在に装着されたパチン
コ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のパチンコ機は、方形状に枠組みし
た機枠の前面に遊技盤等の主要部品を組付けた前面枠が
ヒンジ具を介して回動自在に装着されている。また、前
面枠の前面には遊技盤を臨むようにガラス扉枠がヒンジ
具を介して回動自在に装着され、その下方に打球供給皿
がヒンジ具を介して回動自在に装着されている。また、
前面枠の裏面には、球払出装置等の裏機構を備えた機構
板がヒンジ具を介して回動自在に装着されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
パチンコ機は、前述した前面枠における機枠およびガラ
ス扉枠,前板,機構板の上下ヒンジ具がそれぞれ独立し
た構造であり一つずつ取付けるのが面倒であり、組付工
程において上下の位置合わせが微妙で煩わしいものとな
り神経の疲れる無駄な作業時間が費やされ、組付作業の
能率性を悪くする原因となっていた。また、部品コスト
が高くなるという問題があった。
【0004】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、上下ヒンジ部材の取付
けを容易簡便にしたパチンコ機を提供するものである。
【0005】
【発明が解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、機枠の前面に上下ヒンジ
機構により前面枠を開閉自在に装着すると共に、該前面
枠にガラス扉枠および機構板等の開閉体を上下ヒンジに
より開閉自在に装着してなるパチンコ機において、前記
前面枠の前面側に設けられるヒンジ部材は、上下ヒンジ
を連設部材により一体に形成したことを特徴とする。
【0006】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記ヒンジ部材はガラス扉枠を前面
枠と連繋するヒンジ機構であることを特徴とする。
【0007】また、請求項3記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記ヒンジ部材は前面枠を機枠と連
繋するヒンジ機構であることを特徴とする。
【0008】また、請求項4記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記ヒンジ部材は上部球受皿を前面
枠と連繋するヒンジ機構であることを特徴とする。
【0009】また、請求項5記載の発明は、請求項1な
いし4のいずれかに記載の発明において、前記ヒンジ部
材に前面枠の後面側に設けられる開閉体の上下固定ヒン
ジを一体に形成したことを特徴とする。
【0010】また、請求項6記載の発明は、請求項1な
いし5のいずれかに記載の発明において、前記連設部材
を前面枠の補強部材としたことを特徴とする。
【0011】また、請求項7記載の発明は、請求項1な
いし6のいずれかに記載の発明において、前記ヒンジ部
材を導電性部材により成形することによりパチンコ機に
帯電する静電気のアース部材としたことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施の形態を図面
に基づいて説明すると、図1はガラス扉枠を開放して示
すパチンコ機の斜視図、図2は前面枠を開いて裏面から
見た斜視図、図3は前面枠および機構板を開いて裏面か
ら見た斜視図である。図において1はパチンコ機の機
枠、2は機枠1の前面に上下ヒンジ機構3a,3bによ
り設けられる前面枠である。
【0013】また、前面枠2はほぼ中央に開口4を形成
した額縁状に形成され、該開口4を閉塞するように開閉
体としてのガラス扉枠6および打球供給用の上部球受皿
7が開閉自在に装着されている。また、前面枠2の下部
には上部球受皿7から溢出するパチンコ球を貯留する下
部球受皿8およびパチンコ球の弾発力を調節する操作ハ
ンドル9が設けられている。
【0014】一方、前面枠2の裏面には遊技盤取付枠1
0を介して遊技盤11が着脱自在に取付けられており、
さらに該遊技盤11を覆うように開閉体としての機構板
12が着脱開閉可能に装着されている。なお、本実施の
形態では前面枠2および遊技盤取付枠10は、合成樹脂
により一体に形成されている。
【0015】前記機枠1は、図4に示すように、例えば
ABS樹脂のような合成樹脂を用いて、それぞれ独立し
て成形された上板13、左右両側板14,15、および
下部成形材16により構成され、下方に補強を兼ねた飾
り板17が配設されている。17aは前面枠2の下面を
支えるすべり金具であり、前端を屈曲して飾り板17の
固定を兼ねている。
【0016】そして、右側板15には断面コ字型の補強
部材18上部に角部補強板18aが屈曲延出されると共
に、後述する前面枠2の一側に設けられる施錠装置81
の上下鉤片84,84が係止する係止部19,19が上
下鉤片84,84に対向位置して一体に折曲げ形成され
ている。一方、左側板14には断面コ字型の連設部材2
0を介して上下に前面枠2と連繋する上下ヒンジ機構3
a,3bの上下固定ヒンジ21a,21bが一体に設け
られているヒンジ部材22が設けられている。また、該
上下固定ヒンジ21a,21bは、図4に示すように前
方に水平突出する軸受板部23に軸孔24および軸ピン
25が設けられている。なお、本実施の形態において機
枠1を合成樹脂製としたが木製の機枠であっても、鉄板
のプレス加工およびアルミ等のダイカストによる金属製
の機枠であってもよい。さらに、機枠1を分割形成して
組立てるようにしたが、枠状に一体に形成するようにし
てもよい。
【0017】前記ガラス扉枠6は、図1に示すように前
面枠2の上半部分を全幅にわたって覆う大きさに形成さ
れ、その中央部に遊技盤11の遊技領域11aが視認可
能な方形状の開口が形成される金属製枠部6aと、該金
属製枠部6aの表面側に装着される合成樹脂製の飾り枠
6bとから構成されている。前記金属製枠部6aの裏面
には、上辺部を除く左右側辺部及び下側辺部を囲うよう
にコ字形に形成された溝枠部材6cが一体的に設けられ
ており、該溝枠部材6cに遊技盤11を透視し得る内、
外2枚のガラス板等の透明板26,26が上方より挿入
嵌合されて保持されている。
【0018】また、ガラス扉枠6の一側上下に前面枠2
と連繋する上下可動ヒンジ27a,27bが設けられて
いる。上可動ヒンジ27aは、図6に示すように金属製
枠部6aに形成したガイド筒部28にL字型の可動軸2
9をスプリング30を介して挿通し、常に可動軸29が
上方に付勢されるように設けられる。一方、下可動ヒン
ジ27bは、図7に示すように金属製枠部6aの一部を
屈曲して支持板31を形成すると共に、該支持板31に
軸孔32を穿設している。そして、飾り枠6bに該軸孔
32と連通する軸保持部33を形成している。また、ガ
ラス扉枠6の開放側に溝枠部材6cと一体にガラス扉枠
6を閉鎖保持する係止片34,34が設けられている。
【0019】前記上部球受皿7は、図8に示すように前
面板としての飾りベース35にパチンコ球を貯留する皿
部36と該皿部36の前面上部を覆う装飾カバー37と
を一体に組付けて構成され、飾りベース35の裏面の一
側には軸支機構38を設け、他側には後述する施錠機構
81cの係止部39を設けて前面枠2の開口4前面に開
閉自在に取付けている。
【0020】前記軸支機構38は、図8に示すように帯
状の取付板39に長孔40,40を形成すると共に、ス
プリング41の押え片42を折曲げ形成している。また
取付板39の一側を直角に折曲げると共に、筒状に丸め
て軸筒部43を形成し、下端には軸44を形成してい
る。そして、飾りベース35の裏面に形成した収容部4
5にスプリング41を収容し、ビス軸46,46を長孔
40,40に遊嵌すると共に押え片42によりスプリン
グ41の下端を押えることによって、常にスプリング4
1によって下方に付勢され軸44が下方に突出した状態
で上下にスライド自在に支持される。
【0021】前記遊技盤取付枠10は、図3および図5
に示すように遊技盤11の下端を支持する下部枠部10
aとコ字形の上部枠部10bとからなり、前記上部枠部
10bの裏面側には遊技盤11の前面周縁を当接させる
段部47が設けられている。また、遊技盤取付枠10の
上部枠部10bには該上部枠部10bにパチンコ球が載
らないように傾斜状の補助部材48を設けており、該補
助部材48のほぼ中央に遊技盤11および機構板12を
係止保持する係止具49が設けられている。該係止具4
9は、図12および図13に示すように先端部を切欠溝
50によって二股状に形成して左右一対の弾性片51,
51を備えると共に、各弾性片51,51に遊技盤11
を固定する第1係止部52,52と機構板12を係止す
る第2係止部53,53をそれぞれ設けている。また、
下部枠部10aおよび上部枠部10bの一側には後述す
る機構板12の固定具54,54が係止する係止部5
5,55が設けられる。なお、前記補助部材48は遊技
盤取付枠10と一体に形成するようにしてもよい。
【0022】前記機構板12は、図2および図3に示す
ように合成樹脂によりほぼ中央に窓孔56を有する方形
状に形成され、該窓孔56の上部には球タンク57が固
着されており、該球タンク57の下方にはタンクレール
58が設けられている。また、タンクレール58下流端
は屈曲レール59を介して球払出装置60に接続されて
おり、該球払出装置60の下方には払出されたパチンコ
球を前記上部球受皿7に導く排出樋61および余剰球を
下部球受皿8に導く余剰球排出樋62が設けられてい
る。
【0023】また、機構板12の上部には前記係止具4
9の先端が挿入される係合孔63が穿設されており、開
放側の上下部には、図14に示すように前記係止部55
が臨む開口64および取付突起65が形成された固定具
54,54の取付部66が形成されている。該固定具5
4は、枠体67とレバー部材68と係合部材69とで構
成され、係合部材69を枠体67に軸支したレバー部材
68に枢支連結すると共に、係合部材69のガイドピン
70を枠体67のガイド溝71に遊挿することにより組
立てられ、枠体67の上下に対称的に形成されるC字状
の開口溝72を有する取付片73,73を前記取付突起
65に臨ませるように取付られる。そして、図15に示
すように機構板12を遊技盤11の裏面に密着固定さ
せ、前記係止部55を開口64から臨ませると共に、レ
バー部材68を回動することにより係合部材69が係止
部55に係止して機構板12を遊技盤取付枠10に圧接
して固定することができる。
【0024】一方、機構板12の一側に前面枠2と連繋
するヒンジ部材74が設けられている。該ヒンジ部材7
4は、図9に示すように機構板12の側面に沿う取付基
板75の上下を屈曲し、該屈曲片76,76に上下長さ
の異なる軸ピン77,78を設けて上下可動ヒンジ79
a,79bを設けている。
【0025】しかして、上記した開閉体としてのガラス
扉枠6,上部球受皿7,機構板12を装着する前面枠2
は、図2および図5に示すように、一側前面にヒンジ部
材80が設けられ、他側開放側裏面には施錠装置81が
装着される。該施錠装置81は、前面枠2を機枠1に施
錠する施錠機構81aおよびガラス扉枠6,上部球受皿
7を前面枠2に施錠する施錠機構81b,81cとを一
体に備え、前面枠2を機枠1に施錠する施錠機構81a
は前面枠2の一側部解放側に固着された取付基板82に
前面枠2を開閉するための摺動板83をスプリング10
6を介して摺動自在に設け、この摺動板83の上下部に
上下鉤片84,84を固着設置し、該上下鉤片84,8
4を下方へ付勢し、錠85の操作により上下鉤片84,
84を上方へ持ち上げるように設けられる。
【0026】また、前面枠2の開口4内側面にはガラス
扉枠6および上部球受皿7を開閉するための係止爪8
6,87を備えた摺動板88,89をそれぞれスプリン
グ90,91を介して摺動自在に設け、ガラス扉枠6は
錠85または操作片92の操作により解錠し、上部球受
皿7は前記摺動板89の上部に設けた押え片93を操作
することにより解錠し回動可能となる。なお、取付基板
82に前記固定具54,54の係止部55,55が一体
に形成されている。
【0027】しかして、前記ヒンジ部材80は、図5に
示すように機枠1の上下固定ヒンジ21a,21bの軸
孔24および軸ピン25と連繋する上下可動ヒンジ94
a,94bを連設部材95を介して一体に形成してお
り、上可動ヒンジ94aは、前方に水平突出する軸受板
部107に軸ピン96を設け、下可動ヒンジ94bは前
方に水平突出する軸受板部107に軸孔97を設けてい
る。
【0028】また、連設部材95には前記ガラス扉枠
6、上部球受皿7および機構板12等の開閉体と連繋す
るヒンジ98a,98b,98cが一体に設けられてい
る。図5に示すように、連設部材95の前面側にガラス
扉枠6および上部球受皿7と連繋するヒンジ98a,9
8bが設けられており、それぞれ上下固定ヒンジa1,
b1,a2,b2を連設部材95の一部を前方に屈曲し
軸受部99a,99b,99cを水平突出している。な
お、ガラス扉枠6の下固定ヒンジb1および上部球受皿
7の上固定ヒンジa2の軸受部99bは共有している。
ガラス扉枠6の上固定ヒンジa1は、軸受部99aに前
記ガラス扉枠6の可動軸29が嵌る軸孔100を穿設し
ており、下固定ヒンジb1は、軸受部99bの上部にガ
ラス扉枠6の軸孔32に遊嵌する支持軸101を突設し
ている。また、上部球受皿7の上固定ヒンジa2は軸受
部99bの下面に支持軸102を突設し、下固定ヒンジ
b2は、軸受部99cに前記上部球受皿7の軸44が嵌
る軸孔103を穿設している。110は、連設部材95
に一体に設けられた不正防止用の屈曲片である。
【0029】一方、機構板12と連繋する上下固定ヒン
ジa3,b3は、図9に示すように連設部材95の一部
を後方にコ字状に屈曲108して形成しており、さら
に、軸受部99d,99eを後方に水平突出して前記機
構板12の軸ピン77,78を挿通する軸孔104,1
04を穿設している。なお、屈曲部108により遊技盤
11の側方を支持している。
【0030】上記のように構成されるヒンジ部材80
は、前面枠2の前面側から開口4内側に設けた切欠き4
a,4aに屈曲部108,108および機構板12と連
繋する上下固定ヒンジa3,b3を臨ませ、板状の連設
部材95をビス着等の適宜手段により取着する。これに
より、前面枠2に機枠1と連繋する可動ヒンジ94a,
94bおよびガラス扉枠6,上部球受皿7,機構板12
と連繋する固定ヒンジa1,b1,a2,b2,a3,
b3がそれぞれ上下ヒンジの位置合わせをすることなく
一挙に取付けることができる。
【0031】次に開閉体の装着について説明する。まず
ガラス扉枠6の取着は、下固定ヒンジb1の支持軸10
1を軸孔32に遊嵌すると共に軸保持部33で保持し、
上可動ヒンジ27aの可動軸29をスプリング30の付
勢に抗して下動し、その状態で前面枠2の上固定ヒンジ
a1の軸受部99aをスリット105に臨ませ可動軸2
9を解放することで可動軸29が軸孔100に遊嵌して
ガラス扉枠6が前面枠2に回動自在に装着され、図10
に示すように開放側の係止片34,34が施錠装置81
の係止爪86に係止して施錠される。このとき軸孔32
は、金属製枠部6aの一部を屈曲した支持板31に形成
されているが、金属製枠部6aが肉薄であっても支持軸
101が軸保持部33で保持されるため、強度的に何等
問題はない。
【0032】次に、上部球受皿7は、軸支機構38の軸
筒部43を上固定ヒンジa2の支持軸102に臨ませる
と共に、取付板39をスプリング41の付勢に抗して上
動して軸44を引っ込ませながら前面枠2の下固定ヒン
ジb2の軸受部99cの軸孔103と合致させ取付板3
9を解放することで軸44が軸孔103に遊嵌し、上部
球受皿7が前面枠2に回動自在に装着され、図11に示
すように開放側の係止部39が施錠装置81の係止爪8
7に係止して施錠される。
【0033】一方、機構板12は、下可動ヒンジ79b
の長い軸ピン78を前面枠2の下固定ヒンジb3の軸孔
104に遊嵌して位置決めし、上可動ヒンジ79aの短
い軸ピン77を上固定ヒンジa3の軸孔104に遊嵌す
ることで前面枠2に回動自在に装着され、機構板12を
遊技盤11に当接することで係止具49の第2係止部5
3,53の先端テーパー面が係合孔63に圧接して図1
3鎖線で示すように互いに内側へ弾性変形することにな
りスムーズに挿入して係合孔63に係合する。そして、
固定具54のレバー部材68を回動することにより、係
止部55に係止して機構板12が遊技盤11に密着状態
で固定される。
【0034】上記のようにガラス扉枠6および機構板1
2等の開閉体を装着した前面枠2は、下可動ヒンジ94
bの軸孔97に機枠1の下固定ヒンジ21bの軸ピン2
5を遊嵌し、次に上可動ヒンジ94aの軸ピン96を機
枠1の上固定ヒンジ21aの軸孔24に遊嵌することに
より前面枠2が機枠1に回動自在に装着され、開放側の
施錠装置81の上下鉤片84,84が係止部19,19
に係止することにより前面枠2の開放側が施錠される。
【0035】このように、前面枠2の上下可動ヒンジ9
4a,94bが連設部材95により一体に設けられると
共に、ガラス扉枠6,上部球受皿7,機構板12等の開
閉体の上下固定ヒンジa1,b1,a2,b2,a3,
b3を一体に設けているため、それぞれの上下可動ヒン
ジ94a,94bおよび上下固定ヒンジa1,b1,a
2,b2,a3,b3の上下位置あわせをすることなく
簡単に取付けられるので組立て作業の効率が非常によく
なる。なお、本実施の形態において、ヒンジ部材80を
ビスにより固着するようにしたが、固着手段はビスに限
定されることなく他の係止具により係止固定するように
してもよい。また、連設部材95は、実施の形態の形状
および嵌合方向に限定されることなく、前後左右どちら
から嵌合するようにしてもよい。また、ヒンジ部材80
を断面コ字型とすることで、該ヒンジ部材80により合
成樹脂により形成した際の撓みの修正が可能となり、不
良品の発生を少なくすることができる。なお、前記ヒン
ジ部材80の連設部材95は強度が保持できる断面L
型、波状形として補強部材としてもよい。
【0036】また、前記上下可動ヒンジ94a,94b
および上下固定ヒンジa1,b1,a2,b2,a3,
b3が一体に設けられたヒンジ部材80は、鉄板等のプ
レス加工によりに簡単に形成することができる。なお、
該ヒンジ部材80は、アルミニウムおよびマグネシウム
合金をダイカスト鋳造または射出成形(チクソーモール
ディング法)によって成形してもよい。このように該ヒ
ンジ部材80を金属により成形することによりパチンコ
機に帯電する静電気のアース部材として利用することが
でき、前面枠2もしくは機構板12等と導伝的に接触さ
せて静電気を放電することができる。なお、導電性素材
を混入した合成樹脂によりヒンジ部材80を成形し、導
電性を持たせるようにしてもよい。このとき補強リブを
設けるのが好ましい。
【0037】なお、上記実施の形態は前面枠2に設けら
れるすべてのヒンジ機構の上下ヒンジを一体に成形する
ようにしたが、本発明は少なくとも前面枠2の前面側に
設けられる一つのヒンジ機構の上下ヒンジを一体に成形
するようにすればよく、望ましくは例えばガラス扉枠6
の上下ヒンジa1,b1と上部球受皿7の上下ヒンジa
2,b2を一体に設けたり、機枠1と連繋する上下可動
ヒンジ94a,94bとガラス扉枠6の上下ヒンジa
1,b1とを一体に設けたりするように複数の上下ヒン
ジを一体に成形するのがよい。
【0038】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
るものではなく、ヒンジ機構の軸および軸孔を逆にして
も、上下双方を軸孔または軸ピンとしてもよく、さらに
軸ピンを可動式としてもよいのはいうまでもない。例え
ば図16に示すようにヒンジ機構3aの軸96および軸
孔24を逆にすると共に、前面枠2に軸保持部111を
一体に形成し、前記軸96を軸孔24および保持孔11
2で保持するようにすればよい。このとき軸保持部11
1で軸96を保持するようにすることにより、ヒンジ部
材80を肉薄の金属および樹脂により形成するようにし
ても十分に強度を保つことができる。また、下部球受皿
8を回動自在設けるようにしても、該下部球受皿8のヒ
ンジを前面枠2のヒンジ部材80に一体に設けることも
可能である。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、前
面枠の前面側に設けられる上下ヒンジ部を連設部材によ
り一体に設けるようにしたので、上下可動ヒンジの上下
位置あわせをすることなく簡単に取付けることができ作
業能率を向上させることができる。また、前面枠の裏面
側に装着する機構板等の開閉体の上下固定ヒンジを前記
のヒンジ部材と一体に設けるようにしたので、ヒンジ部
品を取付ける手間が大幅に短縮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガラス扉枠を開放した状態のパチンコ機の斜視
図である。
【図2】前面枠を開放した状態のパチンコ機の斜視図で
ある。
【図3】前面枠および機構板を開放した状態のパチンコ
機の斜視図である。
【図4】機枠の斜視図である。
【図5】前面枠からヒンジ部材を外した状態の斜視図で
ある。
【図6】ガラス扉枠の上ヒンジ部分の斜視図である。
【図7】ガラス扉枠の下ヒンジ部分の斜視図である。
【図8】上部球受皿の裏面斜視図である。
【図9】機構板のヒンジ機構の分解斜視図である。
【図10】ガラス扉枠の施錠機構の正面図である。
【図11】上部球受皿の施錠機構の正面図である。
【図12】遊技盤取付枠の要部斜視図である。
【図13】図12の平断面図である。
【図14】固定具の関連構成を示す要部分解斜視図であ
る。
【図15】図14の固定具の固定状態を示す断面図であ
る。
【図16】ヒンジ機構の他の実施の形態を示す要部分解
斜視図である。
【符号の説明】 1 機枠 2 前面枠 3a 上ヒンジ機構 3b 下ヒンジ機構 6 ガラス扉枠(開閉体) 7 上部球受皿(開閉体) 12 機構板(開閉体) 21a,21b 上下固定ヒンジ 27a,27b 上下可動ヒンジ 38 軸支機構 74 ヒンジ部材 79a,79b 上下可動ヒンジ 80 ヒンジ部材(アース部材) 94a,94b 上下可動ヒンジ 95 連設部材(補強部材) a1,b1 上下固定ヒンジ a2,b2 上下固定ヒンジ a3,b3 上下固定ヒンジ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機枠の前面に上下ヒンジ機構により前面
    枠を開閉自在に装着すると共に、該前面枠にガラス扉枠
    および機構板等の開閉体を上下ヒンジにより開閉自在に
    装着してなるパチンコ機において、 前記前面枠の前面側に設けられるヒンジ部材は、上下ヒ
    ンジを連設部材により一体に形成したことを特徴とする
    パチンコ機。
  2. 【請求項2】 前記ヒンジ部材はガラス扉枠を前面枠と
    連繋するヒンジ機構である請求項1記載のパチンコ機。
  3. 【請求項3】 前記ヒンジ部材は前面枠を機枠と連繋す
    るヒンジ機構である請求項1記載のパチンコ機。
  4. 【請求項4】 前記ヒンジ部材は上部球受皿を前面枠と
    連繋するヒンジ機構である請求項1記載のパチンコ機。
  5. 【請求項5】 前記ヒンジ部材に前面枠の後面側に設け
    られる開閉体の上下固定ヒンジを一体に形成したことを
    特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のパチン
    コ機。
  6. 【請求項6】 前記連設部材を前面枠の補強部材とした
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の
    パチンコ機。
  7. 【請求項7】 前記ヒンジ部材を導電性部材により成形
    することによりパチンコ機に帯電する静電気のアース部
    材としたことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか
    に記載のパチンコ機。
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