JP2001259195A - パチンコ遊技機のヒンジ機構 - Google Patents

パチンコ遊技機のヒンジ機構

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JP2001259195A
JP2001259195A JP2000080881A JP2000080881A JP2001259195A JP 2001259195 A JP2001259195 A JP 2001259195A JP 2000080881 A JP2000080881 A JP 2000080881A JP 2000080881 A JP2000080881 A JP 2000080881A JP 2001259195 A JP2001259195 A JP 2001259195A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外枠の下部固定金具の水平板部と前面枠体の
下部可動金具の水平板部との接触面を少なくすることに
より、外枠に対する前面枠体の開閉を容易かつスムーズ
に行うことができるようなパチンコ遊技機のヒンジ機構
を提供する。 【解決手段】 外枠2の下部固定金具59であり、その
水平板部59b上面に下ヒンジ軸61を上向きに突設す
ると共に、前面枠体4の下部可動金具60であり、その
水平板部60bに軸受孔62を設け、前記下ヒンジ軸6
1を軸受孔62に嵌め合わせることにより、前面枠体4
を外枠2に開閉可能に蝶着してなるパチンコ遊技機のヒ
ンジ機構において、前記下部固定金具59の水平板部5
9bの上面であり、下ヒンジ軸61を中心とした周囲
に、下部可動金具60の水平板部60a下面に接触する
凸状部40を形成してなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外枠に対して前面
枠体を開閉可能に蝶着するパチンコ遊技機のヒンジ機構
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば外枠の一側縁の上下部に固
定金具を設けると共に、前面枠体の一側縁の上下部に可
動金具を設け、前記下部固定金具であり、その水平板部
上面に下ヒンジ軸を上向きに突設すると共に、上部固定
金具の水平板部に軸孔を設け、一方、前記下部可動金具
であり、その水平板部に軸受孔を設けると共に、上部可
動金具の水平板部に上ヒンジ軸を下向きに突設し、前記
上下ヒンジ軸をそれぞれの軸孔に嵌め合わせることによ
り、前面枠体を外枠に開閉可能に蝶着してなるパチンコ
遊技機のヒンジ機構は知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来のパチンコ遊技機のヒンジ機構は、外枠の下部固
定金具の水平板部と前面枠体の下部可動金具の水平板部
とが密着する構造であるため、その接触摩擦により前面
枠体の開閉が非常に困難であったり、異音が発生したり
するという問題点があった。また、互いの水平板部がこ
すれて磨耗し、前面枠体ががたついたり外枠との間に隙
間ができたりして不正を誘発する等の問題点があった。
【0004】本発明は上記のような問題点に鑑みてなさ
れたもので、その目的とするところは、外枠の下部固定
金具の水平板部と前面枠体の下部可動金具の水平板部と
の接触面を少なくすることにより、外枠に対する前面枠
体の開閉を容易かつスムーズに行うことができるような
パチンコ遊技機のヒンジ機構を提供しようとするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、請求項1記載の発明は、外枠の一側縁の上下部
に固定金具を設けると共に、前面枠体の一側縁の上下部
に可動金具を設け、前記下部固定金具であり、その水平
板部上面に下ヒンジ軸を上向きに突設すると共に、上部
固定金具の水平板部に軸受孔を設け、一方、前記下部可
動金具であり、その水平板部に軸受孔を設けると共に、
上部可動金具の水平板部に上ヒンジ軸を下向きに突設
し、前記上下ヒンジ軸をそれぞれの軸受孔に嵌め合わせ
ることにより、前面枠体を外枠に開閉可能に蝶着してな
るパチンコ遊技機のヒンジ機構において、前記下部固定
金具の水平板部の上面であり、下ヒンジ軸を中心とした
周囲に、下部可動金具の水平板部下面に接触する凸状部
を形成してなることを特徴としている。
【0006】また、請求項2記載の発明は、外枠の一側
縁の上下部に固定金具を設けると共に、前面枠体の一側
縁の上下部に可動金具を設け、前記下部固定金具であ
り、その水平板部上面に下ヒンジ軸を上向きに突設する
と共に、上部固定金具の水平板部に軸受孔を設け、一
方、前記下部可動金具であり、その水平板部に軸受孔を
設けると共に、上部可動金具の水平板部に上ヒンジ軸を
下向きに突設し、前記上下ヒンジ軸をそれぞれの軸受孔
に嵌め合わせることにより、前面枠体を外枠に開閉可能
に蝶着してなるパチンコ遊技機のヒンジ機構において、
前記下部可動金具の水平板部の下面であり、軸受孔を中
心とした周囲に、下部固定金具の水平板部上面に接触す
る凸状部を形成してなることを特徴としている。
【0007】そして、請求項1及び2記載の発明によれ
ば、外枠の下部固定金具の水平板部と前面枠体の下部可
動金具の水平板部とが凸状部を介して接触することにな
るため、外枠の下部固定金具の水平板部と前面枠体の下
部可動金具の水平板部との接触による摩擦抵抗を軽減す
ることができ、外枠に対する前面枠体の開閉を容易かつ
スムーズに行うことが可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して本発明の一
実施の形態を説明する。図1はパチンコ遊技機の正面
図、図2はガラス板保持枠と打球供給皿を有する前面板
及び余剰球受皿を有する前面下部板を開いた状態の斜視
図、図3は前面枠体とガラス板保持枠と前面板及び前面
下部板を取り外した状態の分解斜視図、図4は前面枠体
の斜視図である。図1において、パチンコ遊技機1は、
縦長な方形状に枠組み形成される外枠2と、該外枠2の
一側にヒンジ機構3によって開閉自在に装着される前面
枠体4とを備え、該前面枠体4の前面一側にガラス板保
持枠5と、打球供給皿6を有する前面板7及び余剰球受
皿8を有する前面下部板9とがそれぞれ開閉自在に設け
られている。また、前面下部板9には打球発射用の操作
ハンドル10が設けられている。
【0009】前記前面枠体4は、図4に示すように鉄板
等の金属板によって形成されるもので、上部にほぼ正方
形状の開口部11が形成され、その下部が板状部12a
として形成された主枠部12と、該主枠部12の裏面側
であり、開口部11の上側位置を除く左右両側位置及び
下側位置にそれぞれカシメ着されて該主枠部12と一体
化される遊技盤取付枠13とを有し、その遊技盤取付枠
13であり、かつ主枠部12の開口部11を覆うように
遊技盤14が着脱可能に取り付けられるようになってい
る。
【0010】前記開口部11は、その下部一側が遊技盤
14の遊技領域を形成する円形状の誘導レール15の外
周面に沿うように円弧状に張り出し形成されており、そ
の円弧状形成面16に打球供給皿6の賞球導入部17に
連通する賞球出口18が開設されている。そして、開口
部11の下方の板状部12aには円形状取付孔19及び
方形状取付孔20が貫通形成されており、円形状取付孔
19に打球発射機構21が取り付けられ、方形状取付孔
20には通路構成体22が取り外し自在に装着されてい
る。また、前記前面枠体4の主枠部12前面には図3及
び図4に示すように遊技盤14の遊技領域外を覆うよう
にレール飾り部材23とレール変形防止部材24が設け
られており、さらに遊技盤14の前面であり、遊技領域
の外側位置には合成樹脂により形成された盤面部品とし
ての証紙貼付部材25が設けられている。26は前面枠
体4及びガラス板保持枠5の施錠機構であり、遊技盤取
付枠13を構成する左縦枠材13aの側部に組み付けら
れるようになっている。
【0011】一方、図4に示すように前記前面枠体4の
前面であり、かつその軸支側の上端にガラス板保持枠5
の一側上端が軸支される下向きのヒンジ軸27を突設し
た支持体28が固着されている。また、前面枠体4の軸
支側であり、その中程よりやや下方位置に前面板7と下
部前面板9とを軸支するためのヒンジ金具29がカシメ
着されている。このヒンジ金具29は、上端にガラス板
保持枠5と前面板7との間に介在してガラス板保持枠5
の軸支側下面を受ける水平な上部支持片29aが形成さ
れ、上下略中間位置に前面板7と前面下部板9との間に
介在して前面板7の軸支側下面を受ける水平な下部支持
片29bが形成され、さらにその下端には前面下部板9
の軸支側下面を受ける水平受止片29cがそれぞれ形成
されており、これら上下部支持片29a,29b及び水
平受止片29cにそれぞれ設けられた軸通孔30a,3
0b,30cにヒンジ軸杆31を貫通させている。この
ヒンジ軸杆31は、ハンマーなどで強く打ち込むことに
より外周面に形成されたロレット加工32部分を上部支
持片29aの軸通孔30aに圧接させて抜脱しないよう
に固着されており、その上端が上部支持片29aから上
方へ僅かに突出するようにその長さが選ばれている。
【0012】ところで、前記ガラス板保持枠5は図2及
び図3に示すように前面枠体4の上半部分を全巾にわた
って覆う大きさに形成され、その中央部に遊技盤14の
遊技領域が視認可能な方形状の開口が形成される合成樹
脂製の本体枠5aと、該本体枠5aの裏面側に装着され
る補強金属板5bとから構成されている。そして、この
ガラス板保持枠5の軸支側上端にヒンジ部材33が設け
られており、下端に前記ヒンジ軸杆31に嵌合する軸孔
34が穿設されている。また、前記前面板7及び前面下
部板9の軸支側であり、その上端と下端にはガラス板保
持枠5の軸支側上端に設けられたヒンジ部材33と同じ
構造のヒンジ部材33a,33a及び33b,33bが
固着されている。
【0013】前記ヒンジ部材33,33a,33bは、
図5乃至図7に示すようにガラス板保持枠5と前面板7
及び前面下部板9にそれぞれビス止めされる支持部35
と、該支持部35に横方向へスライド自在に装着され、
その先端に傾斜面36が設けられた滑動子37と該滑動
子37を付勢するばね38とから構成されており、前記
支持部35にヒンジ軸杆31が保持されるU字形溝39
が設けられている。
【0014】このように構成されたガラス板保持枠5を
前面枠体4に取り付けるには、先ずガラス板保持枠5の
下端軸孔34をヒンジ金具29の上部支持片29aから
上方に突出したヒンジ軸杆31に上方から嵌合させて連
結し、次に図6に示すようにガラス板保持枠5のヒンジ
部材33を前面枠体4の支持体28に突設されたヒンジ
軸27に接近させ、ヒンジ部材33の滑動子37の傾斜
面36にヒンジ軸27を接触させた状態でガラス板保持
枠5を前面枠体4に押し付ける。これによって滑動子3
7の傾斜面36に接触するヒンジ軸27によって該滑動
子37がばね38の付勢に抗して後退し、さらにガラス
板保持枠5を押し付けることによりヒンジ軸27が傾斜
面36の先端から外れて図7に示すように支持部35の
U字形溝39に嵌り込み、同時に滑動子37がばね38
の付勢で元の位置に復帰してヒンジ軸27を外れないよ
うに保持する。このため、ガラス板保持枠5は、ヒンジ
軸杆31の突出部31aとヒンジ軸27に支持されて前
面枠体4に開閉自在に装着されることになる。なお、ガ
ラス板保持枠5を前面枠体4から取り外すときは滑動子
37をばね38の付勢に抗して指で後退させながらU字
形溝39からヒンジ軸27を抜き出して外せばよい。
【0015】また、前記前面板7は、上下のヒンジ部材
33a,33aのU字形溝39,39をヒンジ金具29
の両支持片29a、29b間に位置するヒンジ軸杆31
に嵌め込むことにより前面枠体4に開閉自在に装着さ
れ、前面下部板9は上下のヒンジ部材33b,33bの
U字形溝39,39をヒンジ金具29の下部支持片29
bと水平受止片29c間に位置するヒンジ軸杆31に嵌
め込むことにより前面枠体4に開閉自在に装着すること
ができる。
【0016】このように、ヒンジ金具29の上部支持片
29aから上方へ突出するヒンジ軸杆31にガラス板保
持枠5の一側下端を軸支し、両支持片29a,29b間
に位置するヒンジ軸杆31に前面板7を軸支し、さらに
下部支持片29bと水平受止片29c間に位置するヒン
ジ軸杆31に前面下部板9を軸支することにより、一本
のヒンジ軸杆31を共通軸として前面板7及び前面下部
板9を前面枠体4に容易に装着することができる。
【0017】前記外枠2と前面枠体4のヒンジ機構3
は、図8及び図9に示すように上部ヒンジ機構3aと下
部ヒンジ機構3bとから構成されている。上部ヒンジ機
構3aは図8に示すように外枠2の外側の上部隅部にビ
ス51で取り付けられる上部固定金具52と前面枠体4
の一側上部にカシメ着される上部可動金具53とからな
る。上部固定金具52は、外枠2の上面に添わせる水平
板部52aと外枠2の外側面に添わせる垂直板部52b
とにより逆L字形に形成されており、水平板部52aに
は外枠2の上面端部から前方に突出し、かつ外側に向か
って開口する切欠き溝54と該切欠き溝54と連通状に
軸受孔55を穿設した突出片56が一体に設けられてい
る。なお、前記切欠き溝54の両側に位置する突出片5
6の上面は手前下から後方上へ向かう上向き傾斜面56
aとして形成されている。
【0018】また、前記上部可動金具53は、前面枠体
4の裏面に添わせる取付片53aと前面枠体4の前方に
突出する水平板部53bとを有し、その水平板部53b
の先端下面に上ヒンジ軸57が下向きに突設されてい
る。前記上ヒンジ軸57は、上部固定金具52の軸受孔
55に嵌合する円形軸部57aと前面枠体4をほぼ直角
状に開放した状態で切欠き溝54に挿入できる幅に形成
した扁平軸部57bを有し、その円形軸部57aと扁平
軸部57bとの境界面が後方上から手前下へ向かう下向
き傾斜面57cとして形成されている。なお、前記上ヒ
ンジ軸57であり、その扁平軸部57bには、前面枠体
4の上動範囲を規制する突起状の規制突部63が一体に
設けられている。
【0019】一方、前記下部ヒンジ機構3bは、図9に
示すように外枠2の内側の下部隅部にビス58で取り付
けられる下部固定金具59と、前面枠体4の一側下部に
カシメ着される下部可動金具60とからなる。下部固定
金具59は、外枠2の下部内側に添わせる垂直な取付片
部59aと外枠2の前方に突出する水平板部59bとを
有し、その水平板部59bの上面に凸状部40が一体に
形成されている。この凸状部40は、下部可動金具60
の水平板部60bとの接触面を少なくして前面枠体4の
開閉を円滑に行い得るようにするためのもので、図9及
び図13に示すように略円形状に膨出形成され、その中
心に貫通孔41が設けられている。そして、貫通孔41
の下方から下ヒンジ軸61が上向きに貫通されてカシメ
或いは溶接等により一体に固着されている。なお、前記
下ヒンジ軸61は下端に円形フランジ部42が一体に形
成されており、該円形フランジ部42が水平板部59b
の裏面側に飛び出さないように凸状部40の内側の窪み
43内に収められている。また、前記下部可動金具60
は、前面枠体4の裏面側に添わせる垂直な取付片部60
aと前面枠体4の前方に突出する水平板部60bとを有
し、その水平板部60bに前記下ヒンジ軸61に嵌合す
る軸受孔62が穿設されている。
【0020】しかして、外枠2に前面枠体4を軸支する
には、先ず下部可動金具60の軸受孔62を下部固定金
具59の下ヒンジ軸61に上方から嵌合させて連結す
る。このとき下部可動金具60の水平板部60b下面が
下部固定金具59の水平板部59bの上面に形成された
凸状部40に支持されることになる。次に、図10鎖線
で示すように前面枠体4をほぼ直角状に開放した状態に
位置させて該前面枠体4の上部可動金具53を外枠2の
上部固定金具52に接近させ、上部可動金具53の上ヒ
ンジ軸57に形成された扁平軸部57bを上部固定金具
52の切欠き溝54に臨ませて前面枠体4を外枠2に押
し付ける。これによって、図11鎖線で示すように上ヒ
ンジ軸57の扁平軸部57bが切欠き溝54に侵入し、
上部固定金具52の上向き傾斜面56aと上部可動金具
53の上ヒンジ軸57に形成された下向き傾斜面57c
とによって前面枠体4が徐々に上方へ押し上げられ、さ
らに前面枠体4を押し込むと上ヒンジ軸57の円形軸部
57aと上部固定金具52の軸受孔55とが一致する。
このため、図11実線で示すように前面枠体4が自重で
下がって上ヒンジ軸57の円形軸部57aが上部固定金
具52の軸受孔55に嵌合されることになり、前面枠体
4はヒンジ機構3を支点にして外枠2に開閉自在に軸支
される。
【0021】そして、このように外枠2に開閉自在に軸
支された前面枠体4は、図13に示すように下部可動金
具60の水平板部60b下面が下部固定金具59の水平
板部59bの上面に形成された凸状部40に接触するだ
けであるから互いの接触面が少なくなり、外枠2の下部
固定金具59の水平板部59bと前面枠体4の下部可動
金具60の水平板部60bとの接触による摩擦抵抗を軽
減することができて外枠2に対する前面枠体4の開閉を
容易かつスムーズに行うことができる。しかも、凸状部
40の中心位置に下ヒンジ軸61が設けられているた
め、無理なく安定した状態で前面枠体4を開閉すること
ができ、異音が発生したり互いの接触面がこすれて磨耗
したりするようなこともなくなる。
【0022】なお、前面枠体4を外枠2から取り外すに
は、前面枠体4をほぼ直角状に開放した状態に位置させ
て該前面枠体4を上方へ持ち上げ、上部可動金具53の
上ヒンジ軸57の円形軸部57aを上部固定金具52の
軸受孔55から上方へ外す。そして、上部可動金具53
の上ヒンジ軸57の扁平軸部57bを上部固定金具52
の切欠き溝54から外した後、下部固定金具59の下ヒ
ンジ軸61と下部可動金具60の軸受孔62との嵌合を
外すことによって簡単に達せられる。また、前記規制突
部63は、前面枠体4を外枠2から取り外す際に前面枠
体4を上方へ持ち上げ過ぎるようなことがあっても図1
2鎖線で示すように規制突部63が上部固定金具52の
突出片56の下面に突き当たって前面枠体4を下部固定
金具59の下ヒンジ軸61と下部可動金具60の軸受孔
62との嵌合が外れる位置まで持ち上げることができな
くなる。このため、前面枠体4が下部固定金具59の水
平板部60bによる支持を失って下方に落下するような
ことがなくなり、前面枠体4を外枠から容易かつ安全に
取り外すことができる。
【0023】図14は本発明の第2実施の形態を示すも
ので、下部可動金具60の水平板部60bの下面であ
り、軸受孔62を中心とした周囲に下部固定金具59の
水平板部59b上面に接触する凸状部40aを形成した
ものである。この実施の形態の場合、下部固定金具59
の水平板部59bの上面と下部可動金具60の水平板部
60b下面に形成された凸状部40aとが接触するだけ
であるから互いの接触面が少なくなり、第1実施の形態
と同じように外枠2の下部固定金具59の水平板部59
bと前面枠体4の下部可動金具60の水平板部60bと
の接触による摩擦抵抗を軽減することができて外枠2に
対する前面枠体4の開閉を容易かつスムーズに行うこと
ができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、本発明に係るパチンコ遊技機のヒンジ機構は、互い
に重なり合って接触する外枠の下部固定金具或いは前面
枠体の下部可動金具のいずれか一方の水平板部に凸状部
を形成し、その凸状部によって下部固定金具の水平板部
と前面枠体の下部可動金具の水平板部との接触面を少な
くするようにしたものであるから、下部固定金具の水平
板部と前面枠体の下部可動金具の水平板部との接触によ
る摩擦抵抗を軽減することができて外枠に対する前面枠
体4の開閉を容易かつスムーズに行うことができる。
【0025】また、外枠の下部固定金具或いは前面枠体
の下部可動金具に設けられるそれぞれの凸状部はプレス
加工によって簡単に形成することが可能であり、製造コ
ストが掛からず安価に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ遊技機の正面図である。
【図2】ガラス板保持枠と打球供給皿を有する前面板及
び余剰球受皿を有する前面下部板を開いた状態の斜視図
である。
【図3】前面枠体とガラス板保持枠と前面板及び前面下
部板を取り外した状態の分解斜視図である。
【図4】前面枠体の斜視図である。
【図5】ヒンジ部材の斜視図である。
【図6】ヒンジ部材の作用を説明する平面断面図であ
る。
【図7】ヒンジ部材の軸支状態を示す平面断面図であ
る。
【図8】外枠と前面枠体の上部ヒンジ機構部分の斜視図
である。
【図9】外枠と前面枠体の下部ヒンジ機構部分の斜視図
である。
【図10】外枠と前面枠体の上部ヒンジ機構部分の平面
図である。
【図11】外枠と前面枠体の上部ヒンジ機構部分の側面
断面図である。
【図12】上ヒンジ軸の規制突部の作用を説明する側面
断面図である。
【図13】下部固定金具に設けられた凸状部部分の拡大
断面図である。
【図14】下部可動金具に設けられた凸状部部分の拡大
断面図である。
【符号の説明】
2 外枠 3 ヒンジ機構 4 前面枠体 40 凸状部 40a 凸状部 52 上部固定金具 53 上部可動金具 53b 水平板部 55 軸受孔 56 水平板部 57 上ヒンジ軸 59 下部固定金具 59b 水平板部 60 下部可動金具 60b 水平板部 61 下ヒンジ軸 62 軸受孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外枠の一側縁の上下部に固定金具を設け
    ると共に、前面枠体の一側縁の上下部に可動金具を設
    け、前記下部固定金具であり、その水平板部上面に下ヒ
    ンジ軸を上向きに突設すると共に、上部固定金具の水平
    板部に軸受孔を設け、一方、前記下部可動金具であり、
    その水平板部に軸受孔を設けると共に、上部可動金具の
    水平板部に上ヒンジ軸を下向きに突設し、前記上下ヒン
    ジ軸をそれぞれの軸受孔に嵌め合わせることにより、前
    面枠体を外枠に開閉可能に蝶着してなるパチンコ遊技機
    のヒンジ機構において、 前記下部固定金具の水平板部の上面であり、下ヒンジ軸
    を中心とした周囲に、下部可動金具の水平板部下面に接
    触する凸状部を形成してなることを特徴とするパチンコ
    遊技機のヒンジ機構。
  2. 【請求項2】 外枠の一側縁の上下部に固定金具を設け
    ると共に、前面枠体の一側縁の上下部に可動金具を設
    け、前記下部固定金具であり、その水平板部上面に下ヒ
    ンジ軸を上向きに突設すると共に、上部固定金具の水平
    板部に軸受孔を設け、一方、前記下部可動金具であり、
    その水平板部に軸受孔を設けると共に、上部可動金具の
    水平板部に上ヒンジ軸を下向きに突設し、前記上下ヒン
    ジ軸をそれぞれの軸受孔に嵌め合わせることにより、前
    面枠体を外枠に開閉可能に蝶着してなるパチンコ遊技機
    のヒンジ機構において、 前記下部可動金具の水平板部の下面であり、軸受孔を中
    心とした周囲に、下部固定金具の水平板部上面に接触す
    る凸状部を形成してなることを特徴とするパチンコ遊技
    機のヒンジ機構。
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