JP4215303B2 - パチンコ機の球受皿 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、前面枠の前面に開閉自在に設けられたパチンコ機の球受皿に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のパチンコ機の球受皿は、金属製の開閉板の前面にパチンコ球を貯留する皿部を設けて構成され、前面枠の前面に回動自在に装着されていた。
【0003】
また、前面枠の端部あるいは近傍には支軸および軸孔を有するヒンジ具が設けられ、一方球受皿には支軸および軸孔に対向位置して金属製の開閉板を曲げ加工して軸受孔と軸没入溝が形成され、さらに該軸没入溝にスプリングを介して別体に設けた軸ピンが取付けられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ある程度の大きさの開閉板の側縁を曲げ加工して軸受孔と軸没入溝を形成するには面倒な作業が必要となって手間と時間が掛かり、さらに別体に形成した小さな軸ピンにスプリングを取付けるのが面倒で、組立に手間が掛かっていた。
【0005】
また、球受皿の組立は、部材毎の組付けにビスが使われ、最終的に球受皿が完成するまでには数多くのビスが使われているため、そのねじ止め作業に手間が掛かって球受皿の組立作業を著しく困難にしていた。
【0006】
本発明は、上記した問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、球受皿の前面枠に対する装着を容易にし、しかも球受皿の組立を容易にしたパチンコ機の球受皿を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、前面枠の一側に設けられたヒンジ具に開閉自在に装着されるパチンコ機の球受皿において、該ヒンジ具に対応して取付板の上下端に軸孔と支軸を一体に形成すると共に長孔を設けた軸支部材を、該長孔を介して球受皿裏面に可動自在に設けた。
【0008】
前記球受皿を複数の部材により構成すると共に、前記軸支部材を取付ビスにより取付けると同時に球受皿の複数の部材を共締めするようにした。具体的には、前記球受皿は、飾りベースと皿部と装飾カバーとからなり、装飾カバーの裏面に取付用ボスを設けると共に、軸支部材を取付ビスにより飾りベースに取付けると同時に皿部を介して取付用ボスに螺締めして球受皿を組付けるようにして、ビスの数を減らしてコストの低減を図ると共に、球受皿の組付けを簡単にした。
【0009】
さらに、前記球受皿の裏面にスプリングの収容部を設けると共に、前記軸支部材に該スプリングの押圧片を設け、前記軸支部材を収容部に収容したスプリングによって常に付勢するようにして、スプリングの装着を簡単にした。また、前記押圧片を収容部内を摺動するようにするのが好ましく、収容部がガイドの役目をして軸支部材のスライドがスムーズとなる。
【0010】
前記球受皿裏面に、ガイド軸を設けるのが好ましく、該ガイド軸を前記長孔に遊嵌し、ガイド軸に取付ビスを螺締めするようにするようにして、軸支部材の動きをスムーズにするのがよい。
【0011】
なお、本発明のパチンコ機の球受皿は、前面枠の前面に設けられる打球供給用の上部球受皿に限られることなく、上部球受皿の余剰球を貯留する下部球受皿が開閉自在に設けられた場合にも適用可能である。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1はパチンコ機の正面図、図2はガラス扉枠と上部球受皿とを開放した状態を示すパチンコ機の下部部分の斜視図である。1はパチンコ機の機枠、2は機枠1の前面に開閉自在に装着された前面枠である。該前面枠2は、ほぼ中央に窓孔3が設けられた額縁状に形成されており、その窓孔3の一側にガラス扉枠4と打球供給用の上部球受皿5が開閉自在に装着されている。また、ガラス扉枠4の後方であり、かつ窓孔3の裏面部分には遊技盤6が着脱自在に装着され、該遊技盤6の前面側には発射レール7から打ち出されたパチンコ球を誘導するガイドレール8が配設されている。9は前面枠2の下部に装着された上部球受皿5からの余剰球を貯留する下部球受皿、10は発射レール7の打球を遊技盤に発射する操作ハンドルである。
【0013】
上部球受皿5は、図3ないし図6に示すように飾りベース11とパチンコ球を貯留する皿部12と該皿部12の前面上部を覆う装飾カバー13とを一体に組付けて構成されている。
【0014】
飾りベース11は前面側の左右両側に膨出状の側部領域14,14が形成されており、該側部領域14,14間に前記皿部12が組付けられるようになっている。また、飾りベース11には賞球流出口15と打球供給口16が開設されており、裏面の一側には軸支部材17を設け、他側には施錠部材18を設けている。また、前記打球供給口16と連通して発射レール7に打球を一球ずつ供給する打球供給装置19が設けられている。
【0015】
施錠部材18は、図6に示すように支持片20と係止片21とによりL形に形成されている。支持片20には長孔22,22が開設されており、スプリング23の押え片24を折曲げ形成している。一方、係止片21には、係止爪25と上端にスプリング23の付勢に抗して押圧操作する操作片26を折曲げ形成している。また、飾りベース11の裏面には、ガイド軸27,27を突設すると共に、スプリング23の収容部28を前面が開口した箱状に形成している。そして、スプリング23を収容部28に収容し、ガイド軸27,27を長孔22,22に遊嵌すると共に押え片24よりスプリング23の上端を押え、取付ビス29,29をガイド軸27,27に螺着することによって、施錠部材18は上下にスライド自在に支持され、常にスプリング23によって上方に付勢された状態にある。
【0016】
前記皿部12は、飾りベース11に開設した賞球流出口15が臨む一端から他側端に向かって底面が緩るやかに下り傾斜すると共に、その下流側に誘導側壁30によって順次幅狭に形成されパチンコ球を一列に整列して流下させる整流通路31が形成されている。この整流通路31の終端は、飾りベース11の打球供給口16に連通しており、整流通路31のパチンコ球は、打球供給口16から打球供給装置19へ導かれる。また、整流通路31の終端底面には球抜口32が開設されており、該球抜口32の下方に下部球受皿9と連通する球抜通路33が設けられている。
【0017】
前記球抜口32には、該球抜口32を開閉するシャッター板34が横方向へスライド自在に設けられている。また、球抜口32より前部寄りに位置した皿部12の上面壁12a部分には透孔35が開設されており、該透孔35に球抜釦36が設けられている。この球抜釦36は、皿部12の前面側に位置する中空部内に臨まされ、軸37に軸孔38を挿通することにより上下方向へ回動自在に軸支されている。
【0018】
前記球抜釦36の下方であり、かつ皿部12の裏面側に位置する中空部内にはL字形に屈曲する作動レバー39が軸部40を介して回動自在に軸支されており、その下端の縦長孔41にシャッター板34のスライドピン42を係合させている。また、作動レバー39の屈曲部のほぼ中間に係合ピン43が突設されており、該係合ピン43をガイド透孔44から前面側へ貫通させて球抜釦36の縦長孔45に係合させている。また、作動レバー39にはスプリング46の一端が接続されており、このスプリング46の付勢力によってシャッター板34を常に球抜口32を閉じる方向に付勢すると共に、球抜釦36を上方に回動付勢するようになっている。
【0019】
前記装飾カバー13は、皿部12を前方と下方から覆うように膨出状に形成された中央装飾部13aおよび該中央装飾部13aより低く形成され、かつ飾りベース11の側部領域14,14前面を覆う装飾部13b,13bを一体に有する。そして、装飾カバー13裏面には複数の取付用ボス47が突設されている。48は、軸支部材17の隙間を塞ぐ不正防止用の折曲片である。
【0020】
このように構成される上部球受皿5は、図8に示すように前面枠2側に設けられるヒンジ具49と上部球受皿5側に設けられる軸支部材17とにより回動自在に装着される。ヒンジ具49は前記前面枠2の窓孔3の一側に設けられており、ガラス扉枠4の下辺に対応する位置に固定された軸取付板50下面に形成された回動軸51と、窓孔3下端に設けられた軸受溝52とで構成されている。
【0021】
しかして、前記軸支部材17は、図6に示すように帯状の取付板53に長孔54,54を形成すると共に、下端にスプリング55の押え片56を折曲げ形成している。また取付板53の一側を直角に屈曲させると共に、軸孔57を有する軸筒部58を形成し、下端には偏平状の支軸59を一体に形成している。一方、飾りベース11の裏面には、ガイド軸60,60を突設すると共に、その下方に前面が開口した箱状のスプリング55の収容部61を形成している。そして、スプリング55を収容部61に収容し、ガイド軸60,60を長孔54,54に遊嵌すると共に押え片56によりスプリング55の下端を押え、取付ビス62,62をガイド軸60,60に螺着することによって、上下にスライド自在に支持され、常にスプリング55によって下方に付勢されている。このように、スプリング55の装着も煩わしくなく、簡単に軸支部材17を取付けることができる。
【0022】
また図7に示すように、取付板53を取付ビス62,62でガイド軸60,60に螺着する際に、前記装飾カバー13の取付用ボス47,47を同時に共締するようにしており、ビスを減らして上部球受皿5の組立を簡単にすることができる。なお、球受皿は上記したものに限らず、従来技術で説明したような金属製の前板の前面に皿部を設けた球受皿でもよく、軸支部材を前板を介して取付ビスで皿部に螺着するようにすればよい。この場合前板を曲げ加工する手間が省ける。また、前面枠の前面に開閉自在に設けられる下部球受皿にも適用可能である。
【0023】
以上のように構成された上部球受皿5を前面枠2に装着するには、図9鎖線に示すように上部球受皿5を傾斜した状態で、軸支部材17の軸孔57を窓孔3に設けられた回動軸51に嵌挿する。次に、軸支部材17をスプリング55の付勢に抗して軸筒部58に回動軸51を挿入しながら支軸59が上部球受皿5下面より引っ込んだ状態まで上動し、上部球受皿5を水平にしする。そして、支軸59の先端とと軸受溝52とが合致した状態で軸支部材17をスプリング55の付勢により戻すと図9実線に示すように支軸59が軸受溝52に嵌まり前面枠2に対して上部球受皿5が回動自在に装着される。このとき押え片56が収容部61内を摺動し、収容部61がガイドの役割を果し、軸支部材17の動きが安定しスムーズとなる。このように、軸孔57と支軸59が一緒に可動するため嵌め易い。
【0024】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係るパチンコ機の球受皿は、軸孔と支軸を一体に設けた軸支部材を別体に形成して球受皿に可動自在に取付けるようにしたので、球受皿の前面枠への装着を容易にすることができる。
【0025】
また、軸止部材の取付ビスにより球受皿を構成する複数の部材の組付けを同時に行うようにしたので、取付ビスの数を減らしてコストの低減を図ると共に、球受皿の組立の作業性がよくなる。
【0026】
さらに、球受皿の裏面にスプリングの収納部を設けることで、スプリングの装着が簡単になると共に、収納部が軸支部材のガイドの働きをして軸支部材の動きがスムーズになる等の多くの効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機の正面図である。
【図2】ガラス扉枠と上部球受皿とを開放した状態を示すパチンコ機の下部部分の斜視図である。
【図3】上部球受皿の斜視図である。
【図4】図3の分解斜視図である。
【図5】上部球受皿の裏面斜視図である。
【図6】軸支部材および施錠部材を外した状態の上部球受皿の裏面斜視図である。
【図7】軸支部材部分の断面図である。
【図8】前面枠から上部球受皿を外した状態の要部斜視図である。
【図9】前面枠に装着した状態の軸支部材部分の断面図である。
【符号の説明】
2 前面枠
5 上部球受皿
7 下部球受皿
17 軸支部材
49 ヒンジ具
53 取付板
54 長孔
55 スプリング
56 押え片
57 軸孔
59 支軸
61 収納部
62 取付ビス

Claims (3)

  1. 前面枠の一側に設けられたヒンジ具に開閉自在に装着されるパチンコ機の球受皿において、該ヒンジ具に対応して取付板の上下端に軸孔と支軸を一体に形成すると共に長孔を設けた軸支部材を、前記長孔を介して球受皿裏面に可動自在に設けたことを特徴とするパチンコ機の球受皿。
  2. 前記球受皿を複数の部材により構成すると共に、前記軸支部材を取付ビスにより取付けると同時に球受皿の複数の部材を共締めするようにしたことを特徴とする請求項1記載のパチンコ機の球受皿。
  3. 前記球受皿の裏面にスプリングの収容部を設けると共に、前記軸支部材に該スプリングの押圧片を設け、前記軸支部材を収容部に収容したスプリングによって常に付勢するようにしたことを特徴とする請求項1または2記載のパチンコ機の球受皿。
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