JP5062390B2 - 遊技機 - Google Patents
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かかる従来技術としては、次の技術が挙げられる。
また、逆に単純な構造にすると作動性や強度の低下を招き易く、一つの部品が大きくなって、多機種への対応が困難になったり、表面処理や塗装等の装飾が行い難い。
底面に開口を有する受皿と、
所定の一方向に沿って移動可能であり、前記開口を閉鎖して遊技球を前記受皿に貯留する閉鎖状態と前記開口を開放して遊技球を前記受皿から排出する開放状態とをとる開閉部材と、
前記開閉部材を開放状態側から閉鎖状態側へ附勢する附勢手段と、
前記開閉部材に対して第1姿勢と第2姿勢との間で変化するように所定の角度範囲で回動可能に枢着され、所定の開放操作に基づいて前記開閉部材を前記附勢手段に抗して移動させる押力と共に前記第1姿勢から前記第2姿勢へ回転する方向への回転力が付与され、所定の閉鎖操作に基づいて前記第2姿勢から前記第1姿勢へ回転する方向への回転力が付与される操作部材と、
前記開閉部材の移動方向に沿うように前記受皿に形成され、前記開放操作に基づく前記開閉部材の閉鎖状態からの一部の移動範囲において前記係合部を前記操作部材の前記第1姿勢からの回転が規制された状態で案内すると共に、前記附勢手段からの附勢力に基づく前記開閉部材の開放状態からの移動を前記操作部材が前記第2姿勢である場合の前記係合部との当接により規制する係合部用ガイド部材と、
を備えた遊技機であって、
前記開閉部材に対する前記操作部材の回動軸心の前記開放操作に基づく移動方向と反対方向を復帰方向として、
前記回動軸心の位置を同一とする前記操作部材の回動において、前記操作部材が前記第2姿勢である場合の前記係合部の復帰方向側の端縁は、前記操作部材が前記第1姿勢である場合の前記係合部の復帰方向側の端縁より復帰方向側に位置し、
前記操作部材が前記第2姿勢である場合の前記係合部と前記係合部用ガイド部材との当接状態における前記附勢手段からの附勢力に基づいて、前記操作部材の前記第2姿勢から前記第1姿勢への回転は規制される、
ことを特徴としている。
遊技球を貯留する受皿が備えられ、該下皿の底面に、遊技球を排出するための受皿開口部が設けられ、開放操作押圧面を有する球抜きレバーのスライド操作によって開閉部材を操作して前記受皿開口部を開閉できるように構成され、且つ、前記受皿開口部を常時閉鎖する方向に前記開閉部材を附勢する閉鎖附勢手段を備えた遊技機であって、
前記球抜きレバーが、そのスライド操作の方向に対して交叉軸心周りに所定回転角範囲で回動自在に前記開閉部材に枢着され、
該球抜きレバーに、スライド操作による前記交叉軸心の開放操作移動軌跡を基準として前記開放操作押圧面とは反対側に係合部が延設され、
前記受皿側に、前記球抜きレバーの係合部を前記球抜きレバーのスライド操作に際して案内する係合部用ガイド部材が設けられ、
前記係合部用ガイド部材に、前記開閉部材が前記受皿開口部を開放する位置において前記係合部を係止するための係止部が設けられ、
前記係合部が前記係止部に係止される方向に附勢する係合附勢機構が設けられていることを特徴とする。
また、前記球抜きレバーが、そのスライド操作の方向に対して交叉軸心周りに回動自在に枢着されるとは、スライド操作の方向に対して適度の傾斜角で交叉する軸心であることを意味し、現実には90度(直角)近くで交叉する軸心である方が操作性が良いものであるが、これを中心として、10度、20度傾斜しても球抜きレバーの操作性が失われるものではなく、従って、適度の角度で交叉するものであれば、本発明の目的を達成できる。
前記係合附勢機構が、前記球抜きレバーに、その回動させる交叉軸心の開放操作移動軌跡に対して手前側に前記開放操作押圧面を設け、該開放操作押圧面に対する押圧によって、前記係合部を前記ガイド部材に圧接するように前記交叉軸心周りに回転させるモーメントを発生させるように構成されている。
このように、前記係合附勢機構を、前記球抜きレバーに、その回動させる交叉軸心の開放操作移動軌跡に対して手前側に前記開放操作押圧面を設けることによって、その開放操作押圧面に加わる開放操作の力を利用して、球抜きレバーの係合部の、ガイド部材の係止部に対する係合を容易に行うことが出来るのであり、これによって、係合を行うのに必要な附勢力を得るためのスプリング等の格別のパーツを必要とすることがなく、簡単な構造でもって、開閉部材の開放位置ロックを行い得る。
前記係合附勢機構が、前記球抜きレバーに、前記係合部を前記係合部用ガイド部材に圧接するように前記交叉軸心周りに回転させるモーメントを発生させるバネを設けることで構成されていることを特徴とする。
このように、前記係合附勢機構として、バネを、例えば、コイルバネを、前記球抜きレバーの枢支軸に嵌合させ、その一端を球抜きレバー側に、その他端を開閉部材側に係止することで、可動側となる球抜きレバーに附勢力を付与し、常時、球抜きレバーを、その係合部が係合用ガイド部材の係止部に係止される方向に強制的に附勢させることができ、球抜きレバーの開放操作方向への操作力を利用する必要なく、常に確実に前述の附勢力を利用して開閉部材のロック機能を発揮させることが出来る。また、例えば、バネ(板バネ)の一端を枢支軸(開閉部材側に固定の場合)に係止し、多端を球抜きレバーの一部に係止させるようにしても、同じ作用が得られる。
前記係合部用ガイド部材は、前記受皿の正面手前側で、その下面の横方向に配置されたリブ状体で構成され、前記係止部は、前記球抜きレバーの係合部が嵌入するように前記リブ状体に形成された切り欠き部により構成されている。
このように構成することで、係合部用ガイド部材は、そのリブ状体によって受皿の強度向上に寄与することができると共にそのリブ状体に切り欠き部を形成するだけという簡単な構造でもって前記係止部を設けることができる。
前記球抜きレバーの開放操作押圧面に対する押圧操作により、前記閉鎖附勢手段の附勢力に抗して、前記球抜きレバーの係合部に対する嵌合方向とは反対方向の交叉軸心周りの回動力が付与されることによって、前記係合部の切り欠き部からの係合脱出を容易にするように、前記リブ状体の切り欠き端面に、前記球抜きレバーの開放操作の上手側から下手側に向けて傾斜したカム面が形成されている。
このように、球抜きレバーの係合部をカム面に作用させる構成を採ることによって、球抜き状態から開口部の閉塞に移行させるときに、球抜きレバーの開放操作押圧面を僅かの力でプッシュするだけで、前記交叉軸心周りの回動力を発動させることができると共に前記カム面の傾斜でその回動がスムースに進行できて、前記係合部の切り欠き部からの係合脱出を軽い操作力で容易に行うことが出来きる。
前記球抜きレバーを取り付けるためのレバー取付部が、受皿の正面手前側部よりも外方に突設する状態で、前記開閉部材の正面手前側部に設けられ、前記球抜きレバーが、該レバー取付部に交叉軸心周りに回動自在に枢支軸により枢着され、該球抜きレバーには、前記枢支軸よりも開放操作方向正面側に位置され、且つ、開放操作用押圧面と、該開放操作用押圧面に連続して形成された閉鎖操作用押圧面と、更に、該閉鎖操作用押圧面の前記枢支軸に対して反対の奥側に、前記係合部が係合部用ガイド部材に案内されている状態において、前記係合部とで前記係合部用ガイド部材を挟持するように設けられたガイド面と、前記球抜きレバーの係合部の前記係止部に対する係合を所定位置で止める回動規制面とが備えられ、該回動規制面は、前記係合部が係合部用ガイド部材に案内されている状態においては前記係合部用ガイド部材から離間するように形成され、前記係合部が前記係止部に係合される状態においては所定位置において係合状態の進行を阻止する規制部材が設けられている。
前記開閉部材が、前記受皿開口部を閉塞する無孔の板状体から構成されている。
このように、開閉部材を、従来一般のように、無孔の板状体から構成した場合においても、本発明が適用可能であり、この場合には、開閉部材に開口部を形成する必要がないので、構造がシンプルとなり、コストも低減できる。しかし、この場合には、シャッターとなる板状体の可動ストロークを考慮すると、受皿に形成する開口部の位置を、受皿の中央位置とすることには設計上の無理が生じるもので、その結果として、受皿の偏移した位置に開口部を設ける必要性があり、受皿の底部の形状を工夫してその偏移した開口部に遊技球が集まるように構成したり、下方のドル箱に対する賞球の排出口が遊技機の中心とズレることが原因となるドル箱内の遊技球の偏った堆積を均す必要性も出てくるが、こうした点を除けば、本発明の目的は達成されるものである。
前記開閉部材には、所定の位置に前記受皿開口部に対応する開閉部材開口部が設けられている。
このように、開閉部材が開口部を備えた構造とした場合には、単なる無孔の板状体で構成した場合とは異なり、受皿の開口部をその中央位置に位置させても、開閉部材の開口部閉塞に要する部分の可動ストロ−クが十分に確保できるので、受皿の開口部の設定が楽に行い得ると共に開閉部材の開口部を挟んだ状態で閉塞用部分と反対側の部分とを長く構成することで左右のバランスが良くなり、そのスライド作動に際して、ガタつきの少ないスムースな状態で移動させることができて、球抜き操作を楽に行い得る。
前記受皿の裏面に、前記開閉部材の開閉操作を許容し、且つ案内するように、該開閉部材を挟み込む状態で、保持部材が連結手段によって着脱自在に設けられ、前記保持部材には、前記開閉部材を案内する少なくとも1条のガイドリブが設けられ、前記開閉部材には該ガイドリブに係合するガイド体が設けられている。
このように、開閉部材の設置に際して、受皿の裏面に、連結手段を用いて保持部材を着脱自在に止め付け、開閉部材を両者間に挟み込む構成としたことで、遊技機の外観をスッキリとでき、且つ、この保持部材に設けたガイドリブによって、開閉部材のスライド操作をガタつきなく安定した状態で行い得ることができながら、そのリブの構造によって保持部材自体の強度向上を図ることが出来る。また、連結手段を用いるので、これを外せば開閉部材のメンテナンスを容易に行い得る。
(パチンコ機正面側の構成)
図1及び図2はパチンコ機10の前側からの斜視図であり、図1は、球抜きレバー17が原位置にあって下皿15の球抜きがなされていない状態を示し、図2は、その球抜きを行っている状態を示す。
パチンコ機10の背面の構成については、各種制御基板、遊技球供給装置(払出機構)等が備えられるが、本発明の本旨から外れるので、ここでの詳細説明は省略する。同様に、本実施例にかかるパチンコ機のその他の基本構成、例えば、電動役物ユニットの具体構成、作用説明等についてもその詳細説明は省略する。
本発明にかかる遊技機は、図1乃至図8に示すように、遊技球を貯留する上皿19と下皿15とが備えられ、該下皿15の底面に、遊技球を排出するための下皿開口部30が設けられ、開放操作押圧面17Aを有する球抜きレバー17のスライド操作によって開閉部材31を操作して前記下皿開口部30を開閉できるように構成され、且つ、前記下皿開口部30を常時閉鎖する方向に前記開閉部材31を附勢する閉鎖附勢手段32、ここではコイルスプリング32Aで構成したものを備えている。
しかし、前記開閉部材31が、例えば、一従来例の如く、無孔の舌片状に構成されたシャッター状体であっても良いことは勿論であり、この場合には、前記開閉部材開口部31Aは存しないものである。
上方から見た組み立て分解図の図3及び下方から見た組み立て分解図の図4に示すように、下皿15は、上部の球受けを行う下皿本体部15Aと、後述する下部の保持部材15Bとから構成され、この下皿本体部15Aと保持部材15Bとの間に、その下皿15に設けた球抜き用の開口部30を開閉する開閉部材31が、スライド操作自在に、サンドイッチ状態で装備されている。
要するに、前記係合附勢機構36の一形態の要件としては、前記係合部17Bが、前記開放操作移動軌跡T1よりも奥側(盤面側)で、前記開放操作押圧面17Aが前記交叉軸心P1を挟んで前面側(遊技者側)に位置すればよいものであり、これによって、前記球抜きレバー17の開放操作に際して回転モーメントが発生するものである。
尚、前記開放操作押圧面17Aの傾斜は、必ずしも必要ではなく、前記交叉軸心P1の開放操作移動軌跡T1に垂直な面であってもよく、また、前記角度βによる開放操作押圧面17Aとは逆の傾きであっても良いもので、要するに操作時に親指面が係止可能な面が存在すれば足りるものである。
上記の構成によって、下皿15に所定量の賞球が溜まり、球抜きを行ってドル箱へ排出しようとする場合には、球抜きレバー17の開放操作用押圧面17Aに左手の親指を当てるようにして球抜きレバー17を摘み、向かって左方にスライドさせる。
このように、球抜きレバー17のスライド操作による開閉部材31の開口操作と、その開口位置をロック(維持)させる操作は一連の開口操作の中で連続して自動的に行われることになり、その位置ロックの操作を別途行う必要がない。
即ち、図9に示すように、前記リブ状体35Aの切り欠き端面にカム面35Cが形成されているので、前記開口部30を開閉部材31により閉鎖するために前記球抜きレバー17に対して、前記閉鎖附勢手段32に抗して、矢印F方向の押圧操作(前記開放操作移動軌跡T1に直交する方向の操作)により、前記球抜きレバー17の係合部17Bのカム面35Cに対する前記閉鎖附勢手段32による圧接力に打ち勝って、係合部17Bの嵌合方向とは反対方向の交叉軸心P1周りの回動力を発生させ、前記係合部17Bがカム面35Cをカム面作用でスライド移動して切り欠き部35Bからの係合脱出が容易に行われることになる。尚、前記カム面35Cは、平坦面としているが突曲面としてもよい。
ここでは、上述した開閉部材31が孔無し板状体で構成されている場合について、概略図である図10を用いて説明する。
前記開閉部材31が、前記下皿開口部30A(図外)を閉塞する孔無しの板状体によって構成される。ここでは、図3に示した開閉部材31と同様の側壁のある構造のものが用いられている。
勿論、前記係合附勢機構36として、前記係合部17Bが、前記開放操作移動軌跡T1よりも奥側(盤面側)で、前記開放操作押圧面17Aが前記交叉軸心P1を挟んで前面側(遊技者側)に位置するとの要件を満たせばよいことに変わりはない。
また、孔無しの板状体であるので、上記の開口部3を設けた長手の開閉部材31に比べてスライド時の姿勢安定性に欠けるところがあるが、こうした事態は、前記開閉部材31に、上述の実施例のガイドリブ30Dに係合するガイド体31Bを、該開閉部材31の開放操作方向下手側の側壁の切り欠によって形成することで、安定してスライド動作を行うことが出来る。
ここでは、上記係合附勢機構36の別形態について述べる。
即ち、上記実施例においては、前記係合附勢機構36は、前記係合部17Bが、前記開放操作移動軌跡T1よりも奥側(盤面側)で、前記開放操作押圧面17Aが前記交叉軸心P1を挟んで前面側(遊技者側)に位置すればよいという特異構造を要件としていたが、ここでは、附勢力を強制的に発生させる附勢手段としてバネを用い、これによって、前記球抜きレバー17の開放操作に際して回転モーメントを発生させるようにする。
このような附勢手段としては、コイルバネでなく、板バネを用いてよいことは勿論であり、その一端を球抜きレバー17側に、他端を前記枢支軸33又は開閉部材31側に係合させればよい。
尚、このような強制力を発揮する附勢手段を用いる場合であっても、球抜きレバー17の構造としては、傾斜させた前記開放操作押圧面17Aなど、上記実施例の形状のものを用いてよい。
上記実施例においては、開閉部材31が、開口部3の閉鎖位置にあるのを原位置とし、球抜きレバー17の操作によって開口部3を開放する操作位置において、その位置を、係合附勢機構36によって自動的に位置保持させる構成を用いているが、これとは逆に、開閉部材31が、開口部3の開放位置にあるのを原位置とし、球抜きレバー17の操作によって開口部3を閉鎖する操作位置において、その位置を、係合附勢機構36によって自動的に位置保持させる構成を用いてもよく、これによっても本発明の目的は達成される。
この実施形態は、開閉部材31の形状として、開閉部材開口部31Aの有無に関わりなく実施可能である。
15B:保持部材
17:球抜きレバー
31:開閉部材
32:閉鎖附勢手段
34:係合部用ガイド部材
36:係合附勢機構
Claims (5)
- 底面に開口を有する受皿と、
所定の一方向に沿って移動可能であり、前記開口を閉鎖して遊技球を前記受皿に貯留する閉鎖状態と前記開口を開放して遊技球を前記受皿から排出する開放状態とをとる開閉部材と、
前記開閉部材を開放状態側から閉鎖状態側へ附勢する附勢手段と、
前記開閉部材に対して第1姿勢と第2姿勢との間で変化するように所定の角度範囲で回動可能に枢着され、所定の開放操作に基づいて前記開閉部材を前記附勢手段に抗して移動させる押力と共に前記第1姿勢から前記第2姿勢へ回転する方向への回転力が付与され、所定の閉鎖操作に基づいて前記第2姿勢から前記第1姿勢へ回転する方向への回転力が付与される操作部材と、
前記開閉部材の移動方向に沿うように前記受皿に形成され、前記開放操作に基づく前記開閉部材の閉鎖状態からの一部の移動範囲において前記係合部を前記操作部材の前記第1姿勢からの回転が規制された状態で案内すると共に、前記附勢手段からの附勢力に基づく前記開閉部材の開放状態からの移動を前記操作部材が前記第2姿勢である場合の前記係合部との当接により規制する係合部用ガイド部材と、
を備えた遊技機であって、
前記開閉部材に対する前記操作部材の回動軸心の前記開放操作に基づく移動方向と反対方向を復帰方向として、
前記回動軸心の位置を同一とする前記操作部材の回動において、前記操作部材が前記第2姿勢である場合の前記係合部の復帰方向側の端縁は、前記操作部材が前記第1姿勢である場合の前記係合部の復帰方向側の端縁より復帰方向側に位置し、
前記操作部材が前記第2姿勢である場合の前記係合部と前記係合部用ガイド部材との当接状態における前記附勢手段からの附勢力に基づいて、前記操作部材の前記第2姿勢から前記第1姿勢への回転は規制される、
ことを特徴とする遊技機。 - 前記係合部は、前記操作部材の前記第1姿勢から前記第2姿勢への回転において、前記回動軸心の軸心方向と前記回動軸心の移動方向に垂直な方向とを含む平面から遠ざかるように回転し、
前記係合部用ガイド部材における前記第2姿勢の前記操作部材の前記係合部と当接する面は、前記係合部用ガイド部材における前記第1姿勢の前記操作部材の前記係合部を案内する面から前記回動軸心の軸心方向及び移動方向を含む平面側に離れるにつれて、前記開閉部材の開放状態における前記回動軸心からの距離が大きくなる形状である、
請求項1に記載の遊技機。 - 前記係合部は、前記操作部材の回動に伴い、前記回動軸心の軸心方向及び移動方向を含む第1平面より前記係合部用ガイド部材の配置側であって前記第1平面に垂直で前記開閉部材の開放状態における前記回動軸心の軸心方向を含む第2平面より復帰方向側である空間内で回動し、前記操作部材の前記第1姿勢から前記第2姿勢への回転に伴い前記第1平面に近づくと共に前記第2平面から遠ざかるように回転し、
前記係合部用ガイド部材における前記第2姿勢の前記操作部材の前記係合部と当接する面は、前記係合部用ガイド部材における前記第1姿勢の前記操作部材の前記係合部を案内する面に対して傾斜する平面であり、
前記係合部用ガイド部材は、前記係合部用ガイド部材における前記第2姿勢の前記操作部材の前記係合部と当接する面を含む平面と当該平面に垂直であり前記開閉部材の開放状態における前記回動軸心を含む平面とが前記係合部用ガイド部材における前記第1姿勢の前記操作部材の前記係合部を案内する面に対して前記回動軸心と反対側において交わる形状である、
請求項1又は2に記載の遊技機。 - 前記回動軸心は、前記係合部用ガイド部材における前記第1姿勢の前記操作部材の前記係合部を案内する面を含む平面より前方側に位置し、
前記開放操作は、前記操作部材において前記第1姿勢で前記回動軸心より前方側に位置する開放操作部位に対する右方側からの押圧操作であり、
前記係合部は、前記回動軸心より右後方側に位置し、前記操作部材の前記第1姿勢から前記第2姿勢への回転において前記第1平面に近づくと共に前記第2平面から右方に遠ざかるように回転し、
前記閉鎖操作は、前記操作部材において前記第2姿勢で前記回動軸心より右方側に位置する閉鎖操作部位に対する前方側からの押圧操作であり、
前記係合部用ガイド部材は、前記係合部用ガイド部材における前記第2姿勢の前記操作部材の前記係合部と当接する面を含む平面と当該平面に垂直であり前記開閉部材の開放状態における前記回動軸心を含む平面とが前記係合部用ガイド部材における前記第1姿勢の前記操作部材の前記係合部を案内する面より後方側において交わるように前方側に向けて先細る形状であり、
前記係合部と前記係合部用ガイド部材における前記第2姿勢の前記操作部材の前記係合部と当接する面との当接状態における前記閉鎖操作による押圧に基づいて、前記操作部材には回転力が付与されると共に当該回転力の一部が前記附勢手段に抗して前記開閉部材を移動させる押力に変換され、前記操作部材は、前記開閉部材と共に左方へ移動しながら回転して前記第2姿勢から前記第1姿勢となる、
請求項3に記載の遊技機。 - 前記操作部材は、前記第1姿勢において前記受皿の下方に収納され、前記第2姿勢において部分的に前記受皿より前方側に突出し、
前記操作部材における前記閉鎖操作部位を含む面が、前記第1姿勢において前記第1平面と略平行であり、
前記閉鎖操作部位の少なくとも一部が、前記第2姿勢において前記受皿より前方側に突出する、
請求項4に記載の遊技機。
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