JP4114093B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば、パチンコ機(アレンジボール機、雀球機等も含む)のような遊技機(弾球遊技機と呼ばれることもある)に関し、詳しくは、遊技盤が装着される基枠と、その基枠に対し一側が開閉機構によって開閉可能に取り付けられ、他側が閉止機構に閉じ状態に保持される開閉扉と、を備えた遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の遊技機において、本体部に対し、その一側が開閉機構によって開閉可能に装着される開閉扉には、遊技盤の遊技領域を透視可能な開口窓が形成される。また、開閉扉には、その開口窓を塞ぐ透明板(ガラス板、透明な合成樹脂板等)を保持する横断面略U字状の保持溝を有する窓枠(ガラスレールとも呼ばれている)が設けられている。この窓枠の保持溝の溝幅は、透明板の板厚寸法よりも若干大きく設定され、その保持溝に透明板が着脱可能に差し込まれて保持されるようになっているのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記従来の開閉扉において、窓枠の保持溝と透明板との間には隙間が発生し、その隙間に相当する分だけ透明板がガタツクことがある。
透明板のガタツキを防止するために、窓枠の保持溝内にバネ材を配設し、そのバネ材のバネ力によって、窓枠の保持溝の一側に透明板を押し付けることで透明板のガタツキを防止することが知られている。
しかしながら、窓枠の保持溝内にバネ材を配設すると、窓枠の保持溝内に透明板を差し込む際、バネ材が障害物となる。このため、窓枠の保持溝に透明板を差し込む作業が困難となる。言い換えると、窓枠に対する透明板の装着性が悪化する問題点があった。
この発明の目的は、前記問題点に鑑み、開閉扉の窓枠に対する透明板の装着性の悪化を防止しながら、透明板のガタツキを防止することができる遊技機を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、発明に係る遊技機は、前面に遊技領域を形成すると共に 該遊技領域の右外側と左外側の各上下部をパネル飾りで装飾してなる遊技盤と、
該遊技盤を装着する基枠と、
該基枠の前面側に扉用開閉機構を介して開閉可能に設けられ、後側に設けた窓枠の保持溝内に透明板を起立状態で差し入れて該透明板を前記遊技盤の遊技領域の前側に所定間隔の対向状態で保持する開閉扉と、
該開閉扉を閉じ状態に施錠すると共に解錠操作によって解錠し得る扉用閉止機構と、を備えてなる遊技機において、
前記パネル飾りに対し前記遊技領域の右外側と左外側の各上下部に前記透明板の後面に向けて開口する凹部を形成すると共に該凹部内に前後方向へ弾性伸縮変形可能な圧縮コイルスプリングよりなるバネ部材を装填し、
該バネ部材は、自由長を前記凹部の前後方向の深さより大きくしてその前端部を該凹部の開口前面より前方に突出させると共にその前端部に前記透明板の後面と当接可能な押圧板を取り付けてなり、
前記開閉扉を閉じて扉用閉止機構で施錠した状態で前記透明板の4隅近傍の後面に前記バネ部材の押圧板を常に押圧当接させると共にさらにバネ部材の弾性により前記透明板を介して開閉扉全体を前方に向けて押圧するようにしたことを特徴とする。
【0005】
したがって、窓枠内に透明板のガタツキを防止するバネ部材を設けることなく、遊技盤のパネル飾りと透明板との間に、同透明板を前方に押圧する圧縮コイルスプリングよりなるバネ部材を設けることによって、開閉扉の窓枠に対する透明板の装着性の悪化を防止しながら、透明板のガタツキを防止することができる。
また、圧縮コイルスプリングよりなるバネ部材の押圧力を透明板を介して開閉扉に作用させてその開閉扉を前方に押圧することができる。これによって、開閉扉の扉用開閉機構や扉用閉止機構における前後方向のガタツキも防止することが可能となる。さらに、遊技盤の前面から透明板の後面までの距離寸法を略一定に保つことも可能となる。この結果、開閉扉のガタツキが原因となって遊技盤の前面から透明板の後面までの距離寸法が不測に変化することを解消することができる。
例えば、遊技盤の前面から後側の透明板の後面までの距離寸法の不測の変化によって遊技球が遊技盤の遊技領域の釘、風車器、入賞器等の一部と透明板との間に噛み込む不具合を防止することが可能となる。
また、弾性圧縮可能な圧縮コイルスプリングよりなるバネ部材によって押圧手段を容易にかつ安価に構成することができ、実用性に優れたものとなる。
しかも、圧縮コイルスプリングよりなるバネ部材の前端部に設けた押圧板が透明板の板面に沿って押隙間なく面当たりさせた状態、すなわち、面接触させた状態でバネ部材の弾発力を押圧板を介して透明板に作用させることができる。このため、押圧板の押圧面の一部が片寄って透明板の板面に当たることを防止することができる。この結果、押圧板の片当たりが原因となって押圧板の押圧力が不足したり、あるいは透明板が損傷される不具合を防止することができる。
【0006】
また、本発明に係る遊技機は、前記透明板の4隅近傍の後面にバネ部材の押圧板がそれぞれ配設されている。
したがって、窓枠に対する透明板のガタツキや基枠に対する開閉扉のガタツキを一層良好に防止することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
この発明の実施の形態を図面にしたがって説明する。
図3は遊技機としてのパチンコ機(弾球遊技機ともいう)の正面図である。図4は図3のIV−IV線に基づく縦断面図である。図5は図3のV−V線に基づく平断面図である。図6は本体部の外枠に対し基枠を開きその基枠に対し開閉扉を開いた状態を示す斜視図である。図7は本体部の外枠に対し基枠を開いた状態を示す斜視図である。
図3〜図7において、パチンコ機1の本体部は、外枠3と基枠7を主体として構成され、基枠7の前側には開閉扉30が開閉可能に装着されている。
外枠3は方形枠状に形成され、その前面の下部には基枠7の下面を受ける受板が設けられている。
【0008】
図6と図7に示すように、外枠3の前側には、基枠7がその一側の基枠用開閉機構をなす基枠用ヒンジ部材6の軸を支点として開閉可能に取り付けられている。この基枠7の他側は、基枠用閉止機構をなす基枠施錠用フック15によって閉じ状態に保持されている。なお、周知のように、基枠用閉止機構は、基枠7の後側面に設けられた基枠施錠用フック15と、その基枠施錠用フック15に係脱可能位置において外枠3の内側面に設けられた係止具(図示しない)とを備えている。そして、基枠7が閉じられることで、その基枠施錠用フック15が外枠3の係止具に係合して基枠7が閉じ状態に施錠されるようになっている。
また、外枠3に対する基枠7の解錠は、基枠7の鍵穴18に対し鍵を挿入し、その鍵を、所定方向に回動操作することで、基枠施錠用フック15が外枠3の係止具から外れ、外枠3に対し基枠7が解錠されるようになっている。
【0009】
図4〜図6に示すように、基枠7は、遊技盤10の前面の略全体を露出する開口部を有する方形額縁状に形成されている。この基枠7の後面には、その開口部周縁に沿って遊技盤装着枠8が設けられている。そして、遊技盤10は、遊技盤装着枠8の後方から着脱可能に嵌込まれる。さらに、遊技盤装着枠8の片側において開閉可能に装着された機構板19を閉じ、遊技盤装着枠8の後面に配設された複数の締付具9を固定位置まで回動することによって遊技盤装着枠8に機構板19を介して遊技盤10が固定されるようになっている(図7参照)。
【0010】
図6に示すように、遊技盤10の前面には、球発射通路を構成する外レールと内レールを備えた案内レール11が装着され、その案内レール11の内側には遊技領域12が区画されている。遊技盤10の前面には、その遊技領域12内においてセンタ役物、入賞口、風車器、多数の釘等が配設されている。また、遊技盤10の前面には、その遊技領域12の外側においてパネル飾り等の部品28が取り付けられている。
また、図6に示すように、基枠7の前面の下部には、発射レール装置60が配設されるとともに、その発射レール装置60を覆うようにして前板62が開閉可能に装着されている。前板62の前面には上皿61が装着され、同前板62の下方に位置する基枠7の下部前面には、操作ハンドル16、下皿17等が配設されている。
【0011】
図6に示すように、基枠7の前側には、一側が扉用開閉機構20によって開閉可能に取り付けられ、他側が扉用閉止機構25によって閉じ状態に保持される開閉扉30が配設されている。
この実施の形態において、開閉扉30の一側とこれに対向する基枠7前面の一側との間には、扉用開閉機構20を構成する扉用ヒンジ部材21が配設されており、その扉用ヒンジ部材21のヒンジ軸を支点(中心)として開閉扉30が開閉可能に装着されている。また、開閉扉30後面の他側(自由端側)と基枠7前面の他側との間には、扉閉止用フック26と施錠板27とを備えた扉用閉止機構25が配設されている。
【0012】
すなわち、図1と図6に示すように、開閉扉30後面の一側の上下及び中間の計三箇所には、扉閉止用フック26が突設される一方、基枠7の他側部には開閉扉30が閉じられたときには、その扉閉止用フック26が差し込まれる差込孔7aが形成されている。
また、基枠7の後面の他側部には、各扉閉止用フック26に係脱可能に係合して開閉扉30を閉じ状態に施錠する施錠孔を有する施錠板27が施錠位置と開錠位置とに移動可能(上下動可能)に配設されている。そして、開閉扉30が閉じられることで、その扉閉止用フック26が施錠板27を、一旦、バネの弾発力に抗して開錠方向に移動しながらその施錠孔に差し込まれ、その後、施錠板27がバネの弾発力によって元の施錠位置に戻されることで、扉閉止用フック26が施錠板27に係合し、これによって、開閉扉30が閉じ状態に施錠されるようになっている。
また、基枠7に対する開閉扉30の解錠は、基枠7の鍵穴18に対し鍵を挿入し、その鍵を、外枠3に対する基枠7の解錠方向とは逆の方向に回動操作することで、施錠板27がバネの弾発力に抗して開錠方向に移動し、これによって施錠板27の施錠孔から扉閉止用フック26が外れ、基枠7に対し開閉扉30が解錠されるようになっている。
【0013】
図1、図2及び図6に示すように、開閉扉30は、本体フレーム32と、その本体フレーム32の前面に装着された合成樹脂製の前面飾り部材33を主体として構成されている。本体フレーム32は、鉄板等の金属板や硬質合成樹脂より形成され、その本体フレーム32の中央部には、遊技盤10の遊技面14を透視可能な略円形の開口窓31が形成されている。
また、前面飾り部材33は合成樹脂の成形品より形成され、その前面には凹凸の装飾が施されるとともに、その一部には光が出射されるレンズ部が適宜に形成されている。
また、本体フレーム32と前面飾り部材33との間には、レンズ部に対応する位置においてランプ、LED等の発光体36を備えたランプ基板35が配設されている。
【0014】
図1、図2及び図6に示すように、開閉扉30の本体フレーム32の後面には、開口窓31を塞ぐ前後二枚の方形の透明板42を保持するするための窓枠40が一体状に形成されている。この窓枠40は、開口窓31の下方において左右方向に延びる下枠部40aと、その下枠部40aの左右両端から上方に立ち上がって延びる左右の両側枠部40bとをそれぞれ備えて略U字枠状に形成されている。また、窓枠40の下枠部40a及び左右の両側枠部40bには、透明板42が上方から差し込まれかつその透明板42を保持するための横断面略U字状の保持溝41が形成されている。
【0015】
前後二枚の透明板42を保持するために窓枠40の下枠部40a及び左右の両側枠部40bには、保持溝41が前後2列をなして形成されている。また、前後の両保持溝41の上端は窓枠40の左右の両側枠部40bの上端に開口している。そして、前後二枚の透明板42は、その左右両縁部が左右の両側枠部40bのガラス差込口から各保持溝41に差し込まれ、その透明板42の下縁が下枠部40aの保持溝41に差し込まれた状態で保持されるようになっている。
また、窓枠40の左右の両側枠部40bの上端部には、ガラス押え体45が開閉可能あるいは着脱可能に装着されている。
例えば、ガラス押え体45の両端部に開閉アームが設けられ、その両開閉アームが長孔とピンによって窓枠40の左右の両側枠部40bの上端部に取り付けられることで、ガラス押え体45が前後方向に開閉可能に装着されている。そして、ガラス押え体45は、窓枠40の左右の両側枠部40bの上端に跨って閉じられたることで、透明板42の上端を押えるようになっている。
また、ガラス押え体45が開放されることによって、窓枠40の保持溝41の上方開口部から透明板42が着脱交換可能に差し込まれるようになっている。
【0016】
図1〜図3に示すように、遊技盤10前面と後側の透明板42との間には、同透明板42を前方に押圧する押圧手段が設けられている。この押圧手段は、弾性的に変形する弾性部材51を有している。
この実施の形態において、弾性部材51は、弾性的に伸縮する圧縮コイルスプリングよりなるバネ部材52によって構成されている。そして、バネ部材52の一端は、遊技盤10側に固定され、同バネ部材52の他端側(自由端側)には、後側の透明板42の後面に当接する平板状(例えば、円板状)の押圧板53が取り付けられている。この押圧板53はバネ部材52の他端部に、開閉扉30の開閉方向、すなわち、左右方向に傾動自在に取り付けられることが望ましい。さらに、左右方向に加えて上下方向及び斜め方向いずれの方向にも傾動自在に取り付けられることが望ましい。
また、バネ部材52は、遊技盤10の遊技領域12の外側部分の複数箇所にそれぞれ配設されることが望ましい。
また、弾性部材51としてのバネ部材52は、少なくとも開閉扉30の扉用開閉機構20が設けられる側に配設されることが望ましい。
【0017】
特に、この実施の形態において、バネ部材52は、遊技盤10の遊技領域12の外側部分において、開閉扉30の扉用開閉機構20が設けられる側の上下2箇所と、扉用閉止機構25が設けられる側の上下2箇所、合計4箇所に配設されている。
また、図1と図2に示すように、遊技盤10の遊技領域12の外側のバネ部材52が配設される部分において、パネル飾り等の部品28が取り付けられている場合には、その部品28の一部に、バネ部材52を伸縮案内して収納するための凹部28aを形成し、その凹部28aの底面にバネ部材52の一端を安定よく固定することが望ましい。
【0018】
この実施の形態の遊技機1は上述したように構成される。したがって、開閉扉30の窓枠40の保持溝41に対し透明板42を装着したり、あるいは脱着交換する場合、開閉扉30の扉用閉止機構25を解錠した状態で、本体部側、すなわち、基枠7に対し開閉扉30が扉用ヒンジ部材21のヒンジ軸を中心として前方に回動して開かれる(図2参照)。その後、窓枠40の左右の両側枠部40bの上端部に対し、ガラス押え体45が開放される。
前記の状態において、窓枠40の保持溝41の上方開口部から透明板42が差し込まれることで透明板42が容易に装着される。
すなわち、窓枠40の保持溝41内には、従来と異なり、透明板42の差し込みに支障をきたすバネ部材が配設されていないため、窓枠40の保持溝41に対し透明板42を容易に差し込んで装着することができる。
【0019】
図1に示すように、開閉扉30が扉用ヒンジ部材21のヒンジ軸を中心として回動されて閉じられると、扉用閉止機構25の扉閉止用フック26が施錠板27の施錠孔に係合する。これによって、開閉扉30が閉じ状態に施錠(係止)される。
開閉扉30の閉じ動作によって、複数のバネ部材52の各押圧板53が開閉扉30の後側の透明板42に押し付けられて後退することで複数のバネ部材52が弾性的に圧縮変形される。
そして、開閉扉30が閉じ状態に施錠(係止)された状態において、複数のバネ部材52の弾性圧縮に基づく弾発力を受けた各押圧板53によって後側の透明板42が前方に向けて押圧される。これによって、後側の透明板42が窓枠40の保持溝41の前側内壁面に押し付けられるため、保持溝41内において透明板42がガタツク不具合が解消される。
【0020】
また、複数のバネ部材52の弾性圧縮に基づく弾発力によって後側の透明板42を前方に向けて押圧するとともに、その透明板42を介して開閉扉30全体を前方に向けて押圧することができる。これによって、開閉扉30の扉用ヒンジ部材21のヒンジ軸と軸受け部との間の隙間による開閉扉30のガタツキや扉閉止用フック26と施錠板27との間の隙間による開閉扉30のガタツキを防止することできる。
そして、前記したように開閉扉30のガタツキを防止することで、遊技盤10の前面から後側の透明板42の後面までの距離寸法を略一定に保つことが可能となる。この結果、開閉扉30のガタツキが原因となって遊技盤10の前面から後側の透明板42の後面までの距離寸法が不測に変化することを解消することができる。例えば、遊技盤10の前面から後側の透明板42の後面までの距離寸法の不測の変化によって遊技球(パチンコ球)が遊技盤10の遊技領域12の釘13、風車器、入賞器等の一部と後側の透明板42との間に噛み込む不具合を防止することができる。
【0021】
また、複数のバネ部材52は、遊技盤10の遊技領域12の外側において、開閉扉30の扉用開閉機構20が設けられる側の上下2箇所と、扉用閉止機構25が設けられる側の上下2箇所、合計4箇所に配設されている。このため、遊技盤10の遊技領域12に対し複数のバネ部材52を配設するスペースを確保する必要がないばかりでなく、複数のバネ部材52によって見栄えが悪化されたり、あるいは遊技に支障をきたすことがない。
また、前記したように複数のバネ部材52が配設されることによって、これら複数のバネ部材52の弾性圧縮に基づく弾発力を後側の透明板42の4隅部近傍にそれぞれ略均一に作用させて後側の透明板42を前方に向けて押圧することができる。このため、保持溝41内において透明板42がガタツク不具合を一層良好に防止することができるとともに、開閉扉30のガタツキも一層良好に防止することができる。
【0022】
また、この実施の形態において、バネ部材52の自由端側には、少なくとも、開閉扉30の開閉方向、すなわち左右方向(左右方向に加えて上下方向及び斜め方向の全方向)に傾動自在に押圧板53が取り付けられている。これによって、押圧板53の前面が後側の透明板42の後面に隙間なく面当たりする。このため、押圧板53の前面の一部が片寄って透明板42の後面に当たることを防止することができる。この結果、押圧板53の片当たりが原因となって押圧板53の押圧力が不足したり、あるいは透明板42が損傷される不具合を防止することができる。
【0023】
【発明の効果】
以上述べたように、この発明によれば、遊技機の基枠に開閉可能に装着された開閉扉の窓枠に対し、透明板を容易に装着することができるとともに、圧縮コイルスプリングよりなるバネ部材によって透明板を前方に押圧して透明板のガタツキを防止することができる。また、本発明に係る遊技機は、前記透明板の4隅近傍の後面にバネ部材の押圧板をそれぞれ配設したため、窓枠に対する透明板のガタツキや基枠に対する開閉扉のガタツキを一層良好に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る本体部の遊技盤と閉じ状態にある開閉扉の透明板との間に押圧手段としてのバネ部材が配設された状態を拡大して示す平断面図である。
【図2】同じく本体部に対し開閉扉が所定角度だけ開かれた状態を拡大して示す平断面図である。
【図3】同じく遊技機としてのパチンコ機全体を示す正面図である。
【図4】同じく図3のIV−IV線に基づく縦断面図である。
【図5】同じく図3のV−V線に基づく平断面図である。
【図6】同じく本体部の外枠に対し基枠を開きその基枠に対し開閉扉を開いた状態を示す斜視図である。
【図7】同じく本体部の外枠に対し基枠を開いた状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 …パチンコ機(遊技機)
7 …基枠
10…遊技盤
12…遊技領域
20…扉用開閉機構(開閉機構)
25…扉用閉止機構(閉止機構)
28…部品(パネル飾り)
28a…凹部
30…開閉扉
40…窓枠
41…保持溝
42…透明板
52…バネ部材
53…押圧板

Claims (1)

  1. 前面に遊技領域を形成すると共に該遊技領域の右外側と左外側の各上下部をパネル飾りで装飾してなる遊技盤と、
    該遊技盤を装着する基枠と、
    該基枠の前面側に扉用開閉機構を介して開閉可能に設けられ、後側に設けた窓枠の保持溝内に透明板を起立状態で差し入れて該透明板を前記遊技盤の遊技領域の前側に所定間隔の対向状態で保持する開閉扉と、
    該開閉扉を閉じ状態に施錠すると共に解錠操作によって解錠し得る扉用閉止機構と、を備えてなる遊技機において、
    前記パネル飾りに対し前記遊技領域の右外側と左外側の各上下部に前記透明板の後面に向けて開口する凹部を形成すると共に該凹部内に前後方向へ弾性伸縮変形可能な圧縮コイルスプリングよりなるバネ部材を装填し、
    該バネ部材は、自由長を前記凹部の前後方向の深さより大きくしてその前端部を該凹部の開口前面より前方に突出させると共にその前端部に前記透明板の後面と当接可能な押圧板を取り付けてなり、
    前記開閉扉を閉じて扉用閉止機構で施錠した状態で前記透明板の4隅近傍の後面に前記バネ部材の押圧板を常に押圧当接させると共にさらにバネ部材の弾性により前記透明板を介して開閉扉全体を前方に向けて押圧するようにしたことを特徴とする遊技機。
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