JP2004045942A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】現像ユニットにエア抜き用開口を設け、現像ユニット内圧の上昇を防止して現像ユニットからの現像剤飛散を防止する。
【解決手段】現像器430を覆っている現像ケーシング上部壁面45bに、内部の空気を抜くためのエア抜き用開口46を設ける。エア抜き用開口は、現像器駆動時(現像動作時)に周辺に現像剤が対流したり通過したりしない現像ケーシング上部壁面45bの図の位置に設けている。通常、現像動作が継続し現像ローラの回転駆動が続くと現像器内圧が次第に上昇する。本実施形態においては、現像器内部の空気がエア抜き用開口から現像器外に抜けるようにし、現像器内部から現像器開口45cと現像ローラ41との間の現像ニップ上流側にある隙間を介して空気が吹き出す程には内圧が上昇しないようにする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置に係るものである。詳しくは、像担持体上に形成された静電潜像を現像剤により現像するための現像位置と現像位置以外である非現像位置との間で移動可能な現像装置を有する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、像担持体上に形成された静電潜像を現像するための現像位置と非現像位置との間で移動可能に設けられ、像担持体上に形成された静電潜像を現像する現像装置が知られている。この現像装置は、現像剤を収容している現像剤収容部、現像剤収容部内の現像剤を汲み上げて表面に担持する現像剤担持体を有している。
図13は、現像位置と非現像位置との間で移動可能となる現像装置の一例としての現像ユニット420の概略構成図である。この現像ユニット420は、現像剤収容部を形成する現像ケーシング45a、b、現像剤担持体としての現像ローラ41、現像剤搬送スクリュ42,43、現像剤規制部材としての現像ドクタ44を有している。現像ケーシング45a、bは、現像ケーシング45aが下部を現像ケーシング45bが上部を覆うことによって現像剤収容部を形成している。そして、現像ユニットの現像ケーシング45a、bには現像ローラ41表面を一部露出するための開口(以下、ユニット開口という)45cが形成されている。また、現像剤収容部は、現像ローラ挿入用のユニット開口以外は内部の現像剤などが現像ユニット外部に飛散しないよう現像ユニットの現像ローラ長手方向両端近傍がシールで密閉されており、その他にも開口はない。また、現像剤収容部内への現像剤補給用開口が形成されている場合もあるが、シャッターが設けられており現像剤補給時以外はこれも密閉されている。
【0003】
上記構成の現像ユニットにおいて、現像動作時には現像ローラ41が回転し、現像剤収容部内の現像剤を汲み上げる。現像剤を表面に汲み上げた現像ローラ41表面は、ユニット開口から出るとき規制部材によって表面に担持している現像剤量が所定量に規制される。そして、所定量の現像剤を担持した表面が画像形成装置の像担持体と対向する現像領域に進入することによって、静電潜像を現像する。また、現像領域を抜けた現像ローラ41表面には現像後に残留している現像剤を担持した状態で再びユニット開口から現像剤収容部内に進入する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記現像ローラ41の回転駆動が続くと、現像ユニット内圧が次第に上昇し、あるレベルまで達すると現像剤収容部内からユニット開口と現像剤担持体との間の隙間を介して空気が吹き出す場合がある。気流が吹き出すのに伴って現像剤も吹き出し、周囲への現像剤飛散となってしまう。
この現像ユニット内圧の上昇のメカニズムは、次のとおりである。現像ユニット開口のうち現像ニップ上流側にあり現像ローラ41表面が現像剤収容部から出る側(以下、現像ニップ上流側という)は、規制部材とローラ表面との間に現像剤が充分存在している。よって、仮に何らかの原因で内圧が上昇しても現像剤によってパッキング状態となっており、内部の空気が漏れ出すような隙間(クリアランス)はない。一方、現像ユニット開口のうち現像ニップ下流側にあり現像ローラ41表面が現像剤収容部に進入する側(以下、現像ニップ下流側という)は、現像残現像剤を再び現像剤収容部内に戻すために隙間がある。通常の現像動作時には、現像ローラ41の回転によって現像剤収容部内に空気を吸い込む方向の気流が発生する。現像ローラ41の回転が継続されると、現像ニップ下流側のユニット開口から現像剤収容部内に吹き込む気流の影響で次第にユニット内圧が上昇する。そして、内圧があるレベルまで達すると、気流の吹き込む力に対して吹き出す力が勝り、現像剤収容部内から現像ニップ下流側のユニット開口と現像ローラ41表面との間の隙間を介して空気が吹き出す。そして、この吹き出す気流と共に内部の現像剤も吹き出して現像剤飛散となってしまう。
【0005】
そして、従来、現像位置と非現像位置との間で移動可能に設けた現像装置の内圧上昇に起因する現像剤飛散を防止するものはなかった。
【0006】
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、現像位置と非現像位置との間で移動可能な現像装置の現像剤収容部内部から外部への現像剤飛散を防止できるようにした画像形成装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の画像形成装置は、表面に潜像を担持する像担持体と、該潜像を現像する現像装置とを有し、該現像装置が、内部に現像剤を収容する現像剤収容部と、該現像剤収容部内の現像剤を表面に担持する現像剤担持体と、該現像剤担持体表面の一部を該現像剤収容部外部に露出させるために該現像剤収容部に設けた現像剤収容部開口と、該現像剤担持体表面を該現像剤収容部の内部と外部との間で移動させる現像剤担持体駆動手段とを有し、かつ該現像装置を、該現像剤担持体が該像担持体に対向する位置となる現像位置と該現像位置以外となる非現像位置との間で移動可能に構成した画像形成装置において、上記現像剤収容部内の内圧上昇を防止する内圧上昇防止手段を設けたことを特徴とするものである。
また、請求項2の画像形成装置は、請求項1の画像形成装置において、上記内圧上昇防止手段として、該現像剤収容部壁面に該現像剤収容部内の空気を該現像剤収容部外に抜くためのエアー抜き用開口を設けたことを特徴とするものである。
請求項3の画像形成装置は、請求項2の画像形成装置において、上記エアー抜き用開口に、上記現像剤の粒子より目の細かいフィルターを設けたことを特徴とするものである。
請求項4の画像形成装置は、請求項2又は3の画像形成装置において、上記現像剤収容部壁面のうち現像剤の通過及び滞留によって現像剤が接触しない領域に上記エアー抜き用開口を設けると共に、該エアー抜き用開口の該現像剤収容部外側に該現像剤収容部の内と外とをつなぐ屈曲路を設けたことを特徴とするものである。
請求項5の画像形成装置は、請求項2,3,又は4の画像形成装置において、上記エアー抜き用開口を開閉する開閉手段を設けたことを特徴とするものである。
請求項6の画像形成装置は、請求項5の画像形成装置において、上記現像装置の現像動作時には上記エアー抜き用開口が開状態となり、非現像動作時には該エアー抜き用開口が閉状態となるよう、該開閉手段による該エアー抜き用開口の開閉タイミングを設定したことを特徴とするものである。
請求項1の画像形成装置においては、現像位置と非現像位置との間で移動可能に構成されている現像装置の現像剤収容部の内圧上昇を、内圧防止手段によって防止する。現像剤担持体駆動手段によって現像剤担持体の表面移動が継続的に行われると、内圧防止手段を有しない場合は現像剤収容部開口と現像剤担持体表面の現像剤収容部内へ進入する側との隙間から現像剤収容部内に気流が吹き込む。これにより、現像剤収容部の内圧は次第に上昇し、現像剤収容部内へ気流が吹き込む力に対して同じ位置から気流が吹き出す力の方が勝るようになる。これに対して、本発明においては、内圧防止手段によって現像剤収容部内圧が上昇することを防止し、現像剤収容部内へ気流が吹き込む力に対して同じ位置から気流が吹き出す力の方が勝るようになることがないようにする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を画像形成装置である湿式電子写真複写機に適用した実施形態について説明する。
【0009】
〔実施形態1〕
以下、本発明の実施の形態について説明する。図1に、本発明に関わる画像形成装置の全体的な概略構成を示す。この画像形成装置100は、カラー画像読取部(以下、スキャナという。)200と、カラー画像記録部(以下、プリンタという。)400とからなる。スキャナ200は、コンタクトガラス202上の原稿Dの画像を照明ランプ205、ミラー群204A、204B、204Cなど、およびレンズ206を介してカラーセンサ207に結像する。そして、原稿のカラー画像情報を、例えばブルー(以下、Bという。)、グリーン(以下、Gという。)、レッド(以下、Rという。)の色分解光毎に読み取り、電気的な画像信号に変換する。
【0010】
上記カラーセンサ207は、この例ではB、G、Rの色分解手段とCCD(固体撮像素子)のような光電変換素子で構成されており、3色同時読み取りを行うものである。スキャナ200で得たB、G、Rの色分解画像信号強度レベルをもとにして、図示を省略された画像処理部にて色変換処理を行い、ブラック(以下、BKという。)、シアン(以下、Cという。)、マゼンタ(以下、Mという。)、イエロー(以下、Yという)の色情報を含むカラー画像データを得る。その際、プリンタ400の動作とタイミングをとったスキャナスタート信号を受けて、照明ランプ205やミラー群204A、204B、204Cなどからなる照明・ミラー光学系が図中左方向へ原稿走査する。そして、1回走査毎に1色の画像データを得る。この動作を合計4回繰り返すことによって、順次の4色画像データを得る。そして、その都度、プリンタ400で順次顕像化しつつ、これを重ね合わせて4色のフルカラー画像を形成する。
【0011】
次に、上記プリンタ400の概要を説明する。プリンタ400は、露光手段としての書き込み光学ユニット401と、像担持体である感光体ドラム414と、現像器ユニットであるリボルバー現像装置420とを有する。書き込み光学ユニット401は、スキャナ200からのカラー画像データを光信号に変換して、原稿画像に対応した光書き込みを行い、感光体ドラム414に静電潜像を形成する。光書き込み光学ユニット401は、レーザー発光手段441、これを駆動する発光駆動制御部(図示省略)、ポリゴンミラー443、これを駆動する回転用モータ444、fθレンズ442、反射ミラー446などで構成されている。
【0012】
上記感光体ドラム414は、矢印で示す如く反時計回りの向きに回転する。感光体ドラム414の周りには、感光体クリーニングユニット421、除電ランプ414M、帯電手段としての帯電器419が配置されている。更に、感光体ドラム414上の潜像電位を検知する電位センサ414D、リボルバー現像装置420の選択された現像器、現像濃度パターン検知器414P、本発明にいう中間転写体としての中間転写ベルト415なども配置されている。
上記リボルバー現像装置420は、図2に示すように、各色の現像装置としてのBK現像器430K、C現像器430C、M現像器430M、Y現像器430Yを有している。更に、これらを保持する現像器保持体420Aと、現像器保持体420Aを矢印で示す如く反時計回りの向きに回転させるリボルバー回転駆動部(図示省略)などからなる。そして、リボルバー現像装置420を回転及び停止させることにより、各色現像装置を順次、感光体ドラムに対向する現像位置とそれ以外の非現像位置との間で移動できるようになっている。
【0013】
待機状態におけるリボルバー現像装置420は、BK現像器430Kで現像を行う位置にセットされている。コピー動作が開始されると、スキャナ200で所定のタイミングからBK画像データの読み取りがスタートし、この画像データに基づき、レーザー光による光書き込み・潜像形成が始まる(以下、BK画像データによる静電潜像をBK潜像という。C、M、Yの各画像データについても同じ)。このBK潜像の先端部から現像可能とすべく、BK現像器430Kの現像位置に潜像先端部が到達する前に、BK潜像をBKトナーで現像する。以後、BK潜像領域の現像動作を続けるが、潜像後端部がBK潜像位置を通過した時点で、速やかにBK現像器430Kによる現像位置から次の色の現像器による現像位置まで、リボルバー現像装置420を駆動して回動させる。この回動動作は、少なくとも、次の画像データによる潜像先端部が到達する前に完了させる。
【0014】
画像形成動作が開始されると、感光体ドラム414は矢印で示すように反時計回りの向きに回動し、中間転写ベルト(中間転写体)415は図示しない駆動モータにより、時計回りの向きに回動する。中間転写ベルト415の回動に伴って、BKトナー像形成、Cトナー像形成、Mトナー像形成、Yトナー像形成が順次行われ、最終的に、BK、C、M、Yの順に中間転写ベルト415上に重ねてトナー像が形成される。
【0015】
中間転写ベルト415は、駆動ローラ415D、転写対向ローラ415T、クリーニング対向ローラ415Cおよび従動ローラ群に張架されており、図示しない駆動モータにより駆動制御される。感光体414上に形成したBKトナー像は、感光体と接触状態で等速駆動している中間転写ベルト415の表面に、ベルト転写コロナ放電器(以下、ベルト転写部という。)416によって転写される。
【0016】
以下、感光体ドラム414から中間転写ベルト415へのトナー像転写を、ベルト転写と称する。感光体ドラム414上の若干の未転写残留トナーは、感光体ドラム414の再使用に備えて、感光体クリーニングユニット421で清掃される。ここで回収されたトナーは、回収パイプを経由して図示しない排トナータンクに蓄えられる。なお、中間転写ベルト415には、感光体ドラム414に順次形成するBK、C、M、Yのトナー像を、同一面に順次位置合わせして、4色重ねのベルト転写画像を形成し、その後、転写紙にコロナ放電転写器にて一括転写を行う。
【0017】
ところで、感光体ドラム414側では、BK画像の形成工程の次にC画像の形成工程に進む。そして所定のタイミングからスキャナによるC画像データ読み取りが始まり、その画像データによるレーザー光書き込みで、C潜像の形成を行う。C現像器430Cは、その現像位置に対して、先のBK潜像後端部が通過した後で、かつC潜像の先端が到達する前に、リボルバー現像装置の回転動作を行い、C潜像をCトナーで現像する。
【0018】
以後、C潜像領域の現像を続けるが、潜像後端部が通過した時点で、先のBK現像器の場合と同様にリボルバー現像装置420を駆動して、C現像器430Cを送り出し、つぎのM現像器430Mを現像位置に位置させる。この動作もやはり、つぎのM潜像先端部が現像部に到達する前に行う。なお、MおよびYの各像の工程については、それぞれの画像データの読み取り・潜像形成・現像の動作が上述のBK像や、C像の工程と同じであるので、その説明は省略する。
【0019】
ベルトクリーニング装置415Uは、入口シール、ゴムブレード、排出コイルおよび、これら入口シールやゴムブレードの接離機構により構成される。1色目のBK画像をベルト転写した後の、2、3、4色目をベルト転写している間は、ブレード接離機構によって、中間転写ベルト面から入口シール、ゴムブレードなどは離間させておく。
【0020】
紙転写コロナ放電器(以下、紙転写器という。)417は、中間転写ベルト415上の重ねトナー像を転写紙に転写するべく、コロナ放電方式にて、AC+DCまたは、DC成分を転写紙および中間転写ベルトに印加するものである。給紙バンク内の転写紙カセット482には、各種サイズの転写紙が収納されており、指定されたサイズの用紙を収納している収納カセットから、給紙コロ483によってレジストローラ418R方向に給紙・搬送される。なお、符号412Bは、OHP用紙や厚紙などを手差しするための給紙トレイを示している。
【0021】
上記画像形成が開始されると、上記転写紙は前記いずれかの給紙トレイから給送され、レジストローラ418のニップ部で待機される。そして、紙転写器417に中間転写ベルト415上のトナー像の先端がさしかかるときに、転写紙先端がこの像の先端に一致するようにレジストローラ418が駆動され、紙と像とのレジスト合わせが行われる。このようにして、転写紙が中間転写ベルト上の色重ね像と重ねられて、正電位につながれた紙転写器417の上を通過する。このとき、コロナ放電電流で転写紙が正電荷で荷電され、トナー画像の殆どが転写紙上に転写される。つづいて、紙転写器417の左側に配置した図示しない除電ブラシによる分離除電器を通過するときに、転写紙は除電され、中間転写ベルト415から剥離されて紙搬送ベルト422に移る。
【0022】
上記中間転写ベルト面から4色重ねトナー像を一括転写された転写紙は、紙搬送ベルト422で定着器423に搬送され、所定温度にコントロールされた定着ローラ423Aと加圧ローラ423Bのニップ部でトナー像を溶融定着される。そして、排出ロール対424で本体外に送り出され、図示省略のコピートレイに表向きにスタックされ、フルカラーコピーを得る。なお、ベルト転写後の感光体ドラム414は、ブラシローラ、ゴムブレードなどからなる感光体クリーニングユニット421で表面をクリーニングされ、また、除電ランプ414Mで均一除電される。
【0023】
また、転写紙にトナー像を転写した後の中間転写ベルト415は、再び、クリーニングユニット415Uのブレード接離機構でブレードを押圧して表面をクリーニングされる。リピートコピーの場合には、スキャナの動作および感光体への画像形成は、1枚目の4色目画像工程にひきつづき、所定のタイミングで2枚目の1色目画像工程に進む。また、中間転写ベルト415の方は、1枚目の4色重ね画像の転写紙への一括転写工程にひきつづき、表面をベルトクリーニング装置でクリーニングされた領域に、2枚目のBKトナー像がベルト転写されるようにする。その後は、1枚目と同様の動作になる。
【0024】
以上は、4色フルカラーコピーを得るコピーモードの説明であったが、3色コピーモード、2色コピーモードの場合は、指定された色と回数の分について、以上述べたと同じ動作を行うことになる。また、単色コピーモードの場合には、所定枚数が終了するまでの間、リボルバー現像装置420の所定色の現像器のみを所定色の現像位置に位置させて現像作動状態におく。また、ベルトクリーニング装置415Uのブレードをベルトに押圧状態のまま、連続してコピー動作を行う。
【0025】
本実施形態に係る画像形成装置100は、上記リボルバー現像装置420と感光体ドラム414とが、図2に示す引き出しユニット500に収容、保持されている。そして、この状態で画像形成装置100の装置本体から手前側に一体的に引き出せるように構成されている。また、上記リボルバー現像装置420のBK現像器430K、C現像器430C、M現像器430M、Y現像器430Yは、次のようにしてリボルバー現像装置420から上方に取外せるように構成されている。即ち、引き出しユニット500を装置本体の手前側に引き出した状態で、現像器の現像ローラ41前後の軸部を固定してあるネジ(図示せず)を外すことにより、リボルバー現像装置420から上方に取外せるように構成されている。
【0026】
図3に、上記BK現像器430K、C現像器430C、M現像器430M、Y現像器430Yの構成を示す。各現像器は、それぞれ同一に構成されており、現像ローラ41、現像剤搬送スクリュ42,43、現像剤規制部材としての現像ドクタ44、現像ケーシング45a、bなどで構成されている。現像ケーシング45a、bは、現像ケーシング45aが下部を現像ケーシング45bが上部を覆うことによって現像剤収容部を形成している。そして、この現像ケーシング45a、bには現像ローラ41表面を一部露出するための開口(以下、現像器開口という)45cが形成されている。各現像器の現像ローラ41は、図4に示したように円筒状に形成された現像スリーブ41sと、磁極P1,P2,P3,P4,P5を有する磁石ローラ(以下、マグネットローラという)41mとで構成されている。
【0027】
マグネットローラ41mは、現像スリーブ41s内に固定配置されている。そして、現像スリーブ41sが回転することによって、磁性体を含んだ現像剤が、マグネットローラ41mの各磁極の磁力により現像スリーブ41sの表面上に保持されて搬送される。このとき、マグネットローラ41mの各磁極の磁力と、現像スリーブ41sの表面に対向するように配置された現像ドクタ44とにより、現像剤搬送方向上流側に現像剤の滞留保持部aが形成される(図3参照)。そして、この現像剤の滞留保持部aにおいて、現像剤の摩擦帯電が促進される。
【0028】
上記構成の現像器430においては、現像器開口45cのうち現像ニップ上流側にあり現像ローラ表面が現像器から出る側(以下、現像ニップ上流側という)は、現像ドクタ44とローラ41表面との間に現像剤が充分存在している。よって、現像剤によってパッキング状態となっており、内部の空気が漏れ出すような隙間(クリアランス)はない。一方、現像器開口のうち現像ニップ下流側にあり現像ローラ41表面が現像剤器内部に進入する側(以下、現像ニップ下流側という)は、現像残現像剤を再び現像器内に戻すために隙間はある。しかし、通常の現像動作時には、現像ローラ41の回転によって現像器内に空気を吸い込む方向の気流が発生するため、内部の空気が漏れ出すことはない。
【0029】
そして、本実施形態においては、現像器430を覆っている現像ケーシング45a、bの上部壁面45bに、内部の空気を現像器430外に抜くためのエアー抜き用開口46を設けた。エアー抜き用開口46は、現像器430内の内圧上昇を防止する内圧上昇防止手段としての役割を有するものである。このエアー抜き用開口46は、現像ケーシング45a、b内壁のうち現像器駆動時(現像動作時)に周辺に現像剤が滞留したり通過したりしない位置として上部壁面45bの図の位置に設けた。
【0030】
通常、現像動作が継続し現像ローラ41の回転駆動が続くと、現像器430内圧が次第に上昇する。そしてあるレベルまで達すると、現像器内部から現像器開口45cと現像ローラ41との間の現像ニップ上流側にある隙間を介して空気が吹き出す場合があることが分かった。この吹き出す気流と共に現像器内部の現像剤も吹き出し、周囲への現像剤飛散となってしまう。
このような不具合に対して、本実施形態においては、現像器内部の空気がエアー抜き用開口46から現像器430外に抜けるようにしている。
【0031】
尚、上記構成の変形例として、エアー抜き用開口46にフィルター(図示せず)を設けても良い。用いるフィルターは、そのメッシュの目が現像剤粒径より細かく通気性のあるものであり、具体的には3[μm]以下の目のフィルターを用いることが考えられる。これによって、現像器内部からエアー抜き用開口46を介して現像器外に抜ける空気に乗って内部の現像剤が抜けることを防止することができる。また、現像器内への異物の進入も防止することができる。
【0032】
〔実施形態2〕
図5は、実施形態2にかかる現像装置の説明図である。図5において、現像器430の現像ケーシング上部壁面45bに設けたエアー抜き用開口46の外側に、開口部カバー47を設けて開口部の外側に屈曲路48を形成した。これによってエアー抜き用開口46の外側に現像器のうちと外とをつなぐ屈曲路48を形成している。これによって、現像器内部と現像器外部との連通路の形状を複雑化し、外部からの異物が容易に現像器内部に進入したり、現像器内の現像剤が容易に流出したりしないようにしている。
【0033】
〔実施形態3〕
次に、本発明を適用した実施形態3について説明する。実施形態3においては、実施形態1のエアー抜き用開口46に、この開口部を開閉する開閉手段としての開閉シャッターを設けた。図6は開閉シャッターの一例としての回転式開閉シャッター50を示す斜視図、図7は回転式開閉シャッター50の開閉機構を示した説明図である。
この回転式開閉シャッター50は現像ローラ41が駆動していない場合には現像器のエアー抜き用開口46を閉じるよう、現像ケーシング45bに取り付けられている。この回転式開閉シャッター50は扇形であり、扇形中心を回転支点として回転軸51が現像ケーシング45bに回転可能に設けられている。更に、回転式開閉シャッター50は扇形の面に部分的に開口部52を持っており、現像器が現像位置にないとき、トウションバー53等の弾性部材によってエアー抜き用開口46が閉状態となる位置で保たれている。また、リボルバー現像装置420の側板420aより回転式開閉シャッター50の一部が突出している。一方、装置本体側フレームには前述の突出部が接触する凸部材60が設けられている。凸部材60の位置はリボルバーが回転し、該当する現像器が現像位置に到達して現像ローラ41が駆動するために静止する位置であり、かつ回転式開閉シャッター50が開状態となるポジションに位置している。これによって、現像器が現像動作時にはエアー抜き用開口46が開状態となり、非現像動作時には閉状態となるようエアー抜き用開口46の開閉タイミングが設定されることになる。
【0034】
上記構成において、リボルバー現像装置420が回転し正規の現像ポジションでリボルバーが静止した際に、その現像器の上にある回転式開閉シャッター50の突出部が本体の凸部材60に接触する。そして回転式開閉シャッター50は開状態となり現像器の内圧は現像ローラ41の駆動により吸い込まれる空気により上昇してしまうところをエアー抜き用開口46からエアー抜きを行うことにより上昇することを回避することができる。これによって、現像ローラ41が駆動されるときのみエアー抜き用開口46を開口させ、それ以外のときにはエアー抜き用開口46を閉じることができる。
これによって、エアー抜きの必要がないときはエアー抜き用開口46を回転式開閉シャッター50によって閉じておくことができる。実施形態2のような屈曲路48を設けるスペースがない場合でも、エアー抜き用開口46を閉じておくことで、現像時以外はシャッターの開口部から現像器内への異物進入と現像器内からの現像剤の飛散とを防止することができる。また、このような回転式開閉シャッター50の開閉動作を、リボルバー現像装置420の回転動作に連動して行うことができるので、開閉のための新たな駆動部材を設ける必要もない。
更に本実施形態におけるエアー抜き用開口46に、実施形態1の変形例で示したようなフィルター(図示せず)を設けても良い。本実施形態3の現像装置にフィルター(図示せず)を設けることにより、エアー抜き用開口46が開状態の間の現像器内への異物進入と現像器内からの現像剤の飛散とを防止することができる。
【0035】
図8は開閉シャッターの他の例としてのスライド式開閉シャッター55を示す斜視図、図9はスライド式開閉シャッター55の開閉機構を示した説明図である。このスライド式開閉シャッター55は、上記回転式開閉シャッター50と同様に、現像ローラ41が駆動していない場合には現像器のエアー抜き用開口46を閉じるよう現像ケーシング45bに取り付けられている。このスライド式開閉シャッター55は板状であり、現像ケーシング45bに現像ローラ軸方向へのスライド移動可能に支持されている。更に、スライド式開閉シャッター55は現像ローラ軸方向に部分的に開口部52を持っており、現像器が現像位置にないとき、スプリング56の弾性によってエアー抜き用開口46が閉状態となる位置で保たれている。また、リボルバー現像装置420の側板420aよりスライド式開閉シャッター55の一部が突出している。一方、装置本体側フレームには前述の突出部が接触する凸部材60が設けられている。凸部材60の位置はリボルバーが回転し、該当する現像器430が現像位置に到達して現像ローラ41が駆動するために静止する位置であり、かつスライド式開閉シャッター55がスライド移動によって開状態となる位置にある。これによって、現像器430が現像動作時にはエアー抜き用開口46が開状態となり、非現像動作時には閉状態となるようエアー抜き用開口46の開閉タイミングが設定されることになる。
【0036】
上記構成において、リボルバー現像装置420が回転し正規の現像ポジションでリボルバー420が静止した際に、その現像器430の上にあるスライド式開閉シャッター55の突出部が本体の凸部材60に接触する。そしてスライド式開閉シャッター55は開状態となり、エアー抜き用開口46からエアー抜きを行うことにより現像器430の内圧上昇を回避することができる。これによって、現像ローラ41が駆動されるときのみエアー抜き用開口46を開口させ、それ以外のときにはエアー抜き用開口46を閉じることができる。
これによって、エアー抜きの必要がないときはエアー抜き用開口46をスライド式開閉シャッター55によって閉じておくことができる。エアー抜き用開口46を閉じておくことで、現像時以外はシャッター55の開口部から現像器430内への異物進入と現像器430内からの現像剤の飛散とを防止することができる。実施形態2のような屈曲路48を設けるスペースがない場合でも、シャッター55の開口部から現像器430内への異物進入と現像器430内からの現像剤の飛散とを防止することができる。また、このようなスライド式開閉シャッター55の開閉動作を、リボルバー現像装置420の回転動作に連動して行うことができるので、開閉のための新たな駆動部材を設ける必要もない。
更に本実施形態におけるエアー抜き用開口46に、実施形態1の変形例で示したようなフィルター(図示せず)を設けても良い。本実施形態3の現像装置にフィルター(図示せず)を設けることにより、エアー抜き用開口46が開状態の間の現像器430内への異物進入と現像器430内からの現像剤の飛散とを防止することができる。
【0037】
ところで、感光体周りの作像系にも次のような気流が生じている。その気流は、大きく分けて図10に示すような引き出しユニット500内の気流と、図11に示す装置本体100内を流れる気流とがある。更に、図10に示す引き出しユニット500内の気流には、次のA−1乃至A−5がある。A−1は、上記帯電器419部分に対して手前側から後部側に流れる気流である。A−は、Pセンサ414P部位から吹き出す気流である。A−3、A−4(図12参照)は、現像部位からの飛散トナーを現像ローラ41の上下の各部位から吸引するための気流である。そして、A−5は、プレクリーニングチャージャ414E部から吸い込まれる気流である。これらの引き出しユニット500内の各気流は、引き出しユニット500の後方に設けられている排気ダクトで1つの気流にまとめられる。そして、装置本体100の後側板に設けられている排気ダクトに、該排気ダクトが連結されることによって機外に排出される。
また、装置本体100側の気流にはB−1とB−2とがある。B−1は、中間転写ベルト415のベルトクリーニング部からの飛散トナーや、中間転写ベルト415の潤滑剤(ステアリン酸亜鉛粉)を吸引する気流である。B−2は、二次転写部及びプレクリーニングチャージャ414E部で発生するオゾンを吸引する気流である。
そして、上記感光体ドラム414の作像周りの気流の吸引は、装置本体100の後方に配設されている排気ファン(シロッコファン)555で行っている。帯電器419のPセンサ414P部の吹き付けは、引き出しユニット500の手前側に配設されている送風ファン(軸流ファン)455で行っている。
また、上記実施形体1乃至3の特徴で示した現像器430のエアー抜き用開口46から現像器430外に排出されるエアーの気流の方向と、略一致している。このため、これらの気流A−1乃至A−5、B−1、B−2等の気流に乗せて装置本体100から排出するよう構成すれば、現像器430から抜かれたエアーを装置本体からスムースに排出することができる。
【0038】
尚、上述した実施形態1乃至3においては、エアー抜き用開口46を現像器430の現像ケーシング45b上部に設けている。しかし、エアー抜き用開口46を設ける位置はこれに限るものではない。エアー抜き用開口46は現像ケーシング45a、b内壁のうち現像器駆動時(現像動作時)に周辺に現像剤が滞留したり通過したりしない位置であれば他の位置に設けることも可能である。
【0039】
実施形態1乃至3においては、現像器430を覆っている現像ケーシング45a、bの上部壁面45bに、内部の空気を現像器430外に抜くためのエアー抜き用開口46を設けている。これによって、現像器内圧が上昇することがなく、現像器430内へ気流が吹き込む力に対して同じ位置から気流が吹き出す力の方が勝るようになることはない。よって、現像器430の内部から外部への現像剤飛散を防止することができる。
更に、実施形態1の変形例及び実施形態3においては、エアー抜き用開口46にフィルターを設けることが提案されている。これによって、現像器430内部からエアー抜き用開口46を介して現像器430外に抜ける空気に乗って内部の現像剤が抜けることを防止することができる。よって、エアー抜き用開口46を設けたために懸念されるエアー抜き用開口46からの現像器430内で舞っている浮遊現像剤の現像器430外への自然飛散を防止することができる。開口部から現像器430内への異物進入や現像器430内からの現像剤の飛散を発生させることを回避することができる。また、実施形態3においては、エアー抜き用開口46を開口させている間の開口部から現像器430内への異物進入や現像器430内からの現像剤の飛散を回避することができる。
上記実施形態2においては、エアー抜き用開口46の外側に現像器430の内と外とをつなぐ屈曲路48を形成している。これによって、外部から現像器430内部への異物の進入や現像器430内からの現像剤の流出を防止することができる。
上記実施形態3においては、エアー抜き用開口46を開閉する開閉手段として回転式開閉シャッター50又はスライド式開閉シャッター55を設けている。更に、その回転式開閉シャッター50やスライド式開閉シャッター55の開閉タイミングを現像ローラ41が駆動されるときのみエアー抜き用開口46を開口させ、それ以外のときにはエアー抜き用開口46を閉じるようにしている。よって、実施形態2のような屈曲路48を設けるスペースがない場合でもエアー抜き用開口46を閉じておくことでシャッターの開口部から現像器430内への異物進入と現像器430内からの現像剤の飛散とを現防止することができる。更に、現像ローラ41が駆動されるときのみエアー抜き用開口46を開口させそれ以外は閉じるので、現像器430内のエアー抜きが必要なときのみエアー抜き用開口46を開口させておくことができる。よって、無駄にエアー抜き用開口46を開口させておくことによって、開口部から現像器430内への異物進入や現像器430内からの現像剤の飛散を発生させることを回避することができる。
また、特に本実施形態のプリンタのように、リボルバー現像装置420を用いているため、現像器430位置の移動の際には各現像器430が現像ローラ41の軸方向とは直角な方向(現像ローラ41周方向)に回転する。よって、エアー抜き用開口46を設けた現像ケーシング45bの向きが変化し、エアー抜き用開口46から現像剤が流出する恐れがある。また、本実施形態3のように回転式開閉シャッター50やスライド式開閉シャッター55等で現像器430が現像位置を移動するときにはエアー抜き用開口46を閉じておくことができる。よって現像器位置の移動の際に生じる恐れのある現像剤の流出を防止することができる。
【0040】
【発明の効果】
請求項1乃至6の画像形成装置によれば、内圧防止手段により現像剤収容部内圧が上昇することを防止できるので、現像剤収容部内へ気流が吹き込む力に対して同じ位置から気流が吹き出す力の方が勝るようになることはない。よって、現像剤収容部の内部から外部への現像剤飛散を防止できるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関わる画像形成装置の全体的な概略構成図。
【図2】画像形成装置の引き出しユニットの概略構成図。
【図3】本実施形態にかかる現像装置の説明図。
【図4】現像ローラの構造を示した概略断面図。
【図5】実施形態2にかかる現像装置の説明図。
【図6】回転式開閉シャッターを示す斜視図。
【図7】回転式開閉シャッターの開閉機構説明図。
【図8】スライド式開閉シャッターを示す斜視図。
【図9】スライド式開閉シャッターの開閉機構説明図。
【図10】感光体周りの作像系によって生じる引き出しユニット内の気流の説明図。
【図11】感光体周りの作像系によって生じる現像装置本体内の気流の説明図。
【図12】現像ニップで飛散するトナー吸引のための気流の説明図。
【図13】従来から用いられている現像装置の一例としての現像ユニットの概略構成図。
【符号の説明】
41    現像ローラ
41s   現像スリーブ
41m   マグネットローラ
42,43   現像剤搬送スクリュ
44    現像ドクタ
45a,b   現像ケーシング
45c   現像器開口
46    エアー抜き用開口
47    開口部カバー
48    屈曲路
50    回転式開閉シャッター
51    回転軸
52    開口部
53    トウションバー
55    スライド式開閉シャッター
60    凸部材
100   画像形成装置
200   カラー画像読取部
300   カラー画像記録部
401   書き込み光学ユニット
414   感光体ドラム
414P  Pセンサ
420   リボルバー現像装置(現像器ユニット)
420a  側板
430   現像器
430A  現像器保持体
430K  BK現像器
430C  C現像器
430M  M現像器
430Y  Y現像器
500   引き出しユニット
a     滞留保持部
P1,P2,P3,P4,P5   マグネットローラの磁極

Claims (6)

  1. 表面に潜像を担持する像担持体と、
    該潜像を現像する現像装置とを有し、
    該現像装置が、内部に現像剤を収容する現像剤収容部と、該現像剤収容部内の現像剤を表面に担持する現像剤担持体と、該現像剤担持体表面の一部を該現像剤収容部外部に露出させるために該現像剤収容部に設けた現像剤収容部開口と、該現像剤担持体表面を該現像剤収容部の内部と外部との間で移動させる現像剤担持体駆動手段とを有し、
    かつ該現像装置を、該現像剤担持体が該像担持体に対向する位置となる現像位置と該現像位置以外となる非現像位置との間で移動可能に構成した画像形成装置において、
    上記現像剤収容部内の内圧上昇を防止する内圧上昇防止手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1の画像形成装置において、
    上記内圧上昇防止手段として、該現像剤収容部壁面に該現像剤収容部内の空気を該現像剤収容部外に抜くためのエアー抜き用開口を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2の画像形成装置において、
    上記エアー抜き用開口に、上記現像剤の粒子より目の細かいフィルターを設けたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項2又は3の画像形成装置において、
    上記現像剤収容部壁面のうち現像剤の通過及び滞留によって現像剤が接触しない領域に上記エアー抜き用開口を設けると共に、該エアー抜き用開口の該現像剤収容部外側に該現像剤収容部の内と外とをつなぐ屈曲路を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項2,3,又は4の画像形成装置において、
    上記エアー抜き用開口を開閉する開閉手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項5の画像形成装置において、
    上記現像装置の現像動作時には上記エアー抜き用開口が開状態となり、非現像動作時には該エアー抜き用開口が閉状態となるよう、該開閉手段による該エアー抜き用開口の開閉タイミングを設定したことを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP4068005A1 (en) 2021-03-29 2022-10-05 Fujifilm Business Innovation Corp. Developing device and image forming apparatus

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