JP5648341B2 - 現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置 - Google Patents

現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置に関し、さらに詳しくは、現像剤担持体に担持されるトナーの飛散防止機構に関する。
周知のように、複写機やプリンタあるいは印刷機などの画像形成装置においては、潜像担持体である感光体上に形成された静電潜像が現像装置から供給される現像剤によって可視像処理される。可視像処理された画像は、記録シートなどに転写され、定着されることで複写出力とされる。
静電潜像の可視像処理に用いられる現像装置は、トナーのみを用いた一成分系現像剤を用いる構成の他に、トナーをキャリアに付着させた二成分系現像剤を用いる構成が知られている。
二成分系現像剤を用いる現像装置の構成としては、複数の磁極を内蔵した現像担持体としての現像スリーブ表面に、トナーと磁性キャリアとを含む二成分系現像剤を穂立ちさせて磁気ブラシを形成する構成が磁気ブラシ現像装置としてよく知られている。
磁気ブラシを表面に担持している現像スリーブは、回転することにより担持した磁気ブラシを潜像担持体である感光体表面に形成されている静電潜像に接触させることにより静電潜像との間で生起される静電引力によって現像剤中のトナーが静電潜像に転移するようになっている。
ところで、画像形成装置の内部には、熱に弱い電装部品や熱により劣化を来す現像剤に対して冷却する構成を用いる場合があり、具体的には、冷却ファンを用いてこの冷却ファンからの冷却空気を必要な箇所に流通させるようにした構成が提案されている(例えば、特許文献1)。
特許文献1には、現像装置内の現像スリーブ近傍にヒートシンクを配置し、このヒートシンクに接触しながら流れる冷却空気をファンによって供給する構成が開示されている。
上述したような冷却ファンなどによって強制的に冷却空気を供給する場合には、現像装置内での内圧が上昇する傾向となり、これにより現像装置内からトナーが飛散して周辺部を汚染する虞がある。
このような不具合に対して、従来では、現像装置における現像スリーブが露呈する開口端縁に遮蔽部材としてのシール部材を設けた構成が提案されているが、現像装置内での内圧上昇を抑制することはできないことから、シール部材から漏洩するトナーの飛散を確実に防止することはできない。
そこで、従来では、現像スリーブが感光体に対向できるように露呈するための開口とは別に現像槽の一部に圧抜き用の開口を設け、その開口部を通気可能なフィルタによって覆う構成が提案されている(例えば、特許文献2)。
特許文献2には、圧抜き用の開口を覆うように設けられた通気可能なフィルタを備え、さらに、現像装置内から飛散しようとしたトナーを捕らえるフィルタの目詰まりを解消するために、フィルタを回転可能に設け、回転過程で清掃することができる部材を設けた構成が開示されている。
現像装置内から飛散しようとするトナーは、帯電量不足により浮遊しているトナーが多く、冷却空気などの気流により容易に現像装置外へと飛散するものである。
しかも、近年、要望の高い高画質化に対応するべく、使用されるトナーの微細粒径化が促進されていることから、現像装置内外での圧力差によるフィルタの目詰まりとは別に微細粒径化したトナー、換言すれば、シール部材からも漏洩しやすいトナーがフィルタ内に入り込みやすくなり、これによって目詰まりが発生してしまうという新たな問題が生じる。
この観点において、特許文献2に開示されているようなフィルタの清掃を行うようにした構成では、フィルタの目の細かさと現像剤を構成する成分の大きさとがうまく対応づけられていないと、清掃によってもフィルタ深部まで入り込んだトナーやキャリアの清掃を完全に行うことはできないという懸念がある。清掃が完全に行えないと、フィルタの目詰まりによる圧抜き不調が発生してトナーの飛散が起こることになる。
本発明の目的は、圧抜き機能を継続的に維持しつつ、フィルタの目詰まりが原因する飛散トナーの発生を確実に抑制してトナー飛散による不具合である、周辺部への汚染を防止できる構成を備えた現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置を提供することにある。
この目的を達成するため本発明は次の構成よりなる。
(1)トナーと磁性キャリアを含む二成分現像剤を収容する現像容器と、該現像容器に形成された露呈用開口から一部を露呈させて潜像担持体に対向し、内部に有する磁極により現像剤を穂立ちさせて潜像担持体との対向部に向け現像剤を搬送可能な現像剤担持体と、該現像剤担持体に担持される現像剤を回転しながら攪拌搬送する現像剤供給部材とを少なくとも備え、前記潜像担持体上に形成されている静電潜像を現像剤中のトナーにより可視像処理する現像装置において、
前記現像容器には、前記露呈用開口とは別に現像容器内外を連通し、フィルタにより覆われて現像容器での内圧を低減するための圧抜き開口が前記現像剤供給部材の上方に設けられ、
前記フィルタと前記現像容器内部との間には、該現像容器を構成するケースのフィルタ搭載側の面で前記圧抜き開口と該フィルタとの間に空隙設けられ、該空隙は、前記フィルタ搭載側の面に設けられる桁状のリブを配置することにより形成されることを特徴とする現像装置。
(2)前記フィルタと前記現像容器内部との間には、前記フィルタに向け移動する現像剤を吸着可能な磁界が形成されることを特徴とする(1)に記載の現像装置。
(3)前記リブは、前記フィルタ搭載側の面に複数設けられていることを特徴とする(1)に記載の現像装置。
(4)前記リブには、その長手方向の一部もしくは複数箇所に切り欠きが形成されていることを特徴とする(1)または(2)に記載の現像装置。
(5)前記切り欠きは、前記複数のリブ同士の長手方向で異なる位置に設けられていることを特徴とする(4)に記載の現像装置。
(6)前記切り欠きは、前記リブの長手方向端部近傍を除く位置に形成されていることを特徴とする(4)または(5)に記載の現像装置。
)前記磁界は、前記現フィルタの前方に位置して現像容器を構成するケースの一部に設けられている磁石により形成されることを特徴とする()に記載の現像装置。
)前記磁石は、前記ケースの一部における現像剤が前記フィルタに向けて移動する位置に対向する面に設けられていることを特徴とする()に記載の現像装置。
)前記磁石は、前記ケースの一部における現像剤が前記フィルタに向けて移動する位置に対向する面と反対側の面に設けられていることを特徴とする()に記載の現像装置。
10)前記磁石は、前記圧抜き開口近傍で前記現像剤供給部材に対向する面に配置されていることを特徴とする(7)に記載の現像装置。
11)前記磁石は、前記圧抜き開口内縁の少なくとも一部に配置されていることを特徴とする(7)に記載の現像装置。
12)前記磁石の磁力は、前記フィルタに向けて移動する現像剤を捕捉した際の穂高が、少なくとも、前記圧抜き開口よりも大きく、前記フィルタの開口面積と同等もしくはそれ以上となる高さが得られる磁力を持たせてあることを特徴とする()乃至(11)のうちの一つに記載の現像装置。
13)前記圧抜き開口を覆うフィルタにより捕集されるトナーとして、小粒径重合トナーを用いることを特徴とする(1)乃至(12)のうちの一つに記載の現像装置。
14)前記現像容器内に収容される現像剤がプレミックス現像剤であることを特徴とする(1)乃至(13)のうちの一つに記載の現像装置。
15)(1)乃至(14)のうちの一つに記載の現像装置を用いることを特徴とするプロセスカートリッジ。
16)(15)に記載のプロセスカートリッジを用いることを特徴とする画像形成装置。
本発明によれば、フィルタと現像容器内との間には現像容器内からのトナーの移動を阻止する構造が設けられているので、フィルタに対して現像剤が直接当たることができないようにしてフィルタの目詰まりを防止することができる。
特に、トナーの移動を阻止する構造として用いられる剤規制部材および閉空間部においては、現像剤供給部材に対向する対向面に対して現像容器内からフィルタに向けて飛散しようとする現像剤が直接衝突することでフィルタへの侵入が阻止される一方、現像剤供給部材とフィルタとの間に配置されることによる空間を空気通路としているので空気を通過させてフィルタによる通気が行われることなる。
これにより、フィルタへの清掃等の特別な対策を用いることなく、目詰まりの原因を解消することができる。
本発明による現像装置を装備したプロセスカートリッジが用いられる画像形成装置の一例を示す模式図である。 本発明による現像装置を装備したプロセスカートリッジの概略構成を示す正面視的な部分断面図である。 図2に示したプロセスカートリッジの斜視図である。 本発明による現像装置の第1実施例を説明するための模式図である。 図4に示した第1実施例による現像装置の要部構成を示す斜視図である。 図5に示した要部構成の変形例を示す斜視図である。 本発明による現像装置の第2実施例を説明するための模式図である。 図7に示した第2実施例の要部変形例を示す模式図である。 図8に示した構成を対象とした一部変形例を説明するための模式図である。 図9に示した構成を対象とした要部変形例を説明するための模式図である。
以下、図面により本発明を実施するための形態について説明する。
図1は、本発明による現像装置を装備したプロセスカートリッジが用いられる画像形成装置の構成を示している。
図1に示す画像形成装置100は、原稿画像を電子写真方式により複写可能な複写機であるが、本発明は、これに限らず、プリンタや印刷機あるいはファクシミリ装置さらにはこれら各機能を複合した装置を対象とすることが可能とである。なお、図1に示されている複写機1は、原稿の表面から画像を読み取って各種のシート状記録媒体(以下、「シート」という)としての記録紙、転写紙、用紙、OHPフィルムなどに複写画像を形成するモノクロ複写機が対象となっているが、異なる色の画像を複数の作像部にて形成可能なフルカラー複写機を対象とすることも可能である。
図1中、符号100は、複写機装置本体(画像形成装置本体)である。複写機装置本体100は、その上に画像読取装置200が取り付けられ、シートバンク300上に載置されている。
また、画像読取装置200の上には、背面側を支点に上下に開閉自在の自動原稿搬送装置400が設けられている。
複写機装置本体100には、内部に像担持体として、ドラム状の感光体10が備えられている。
感光体10の周囲には、画像形成処理を実施するために、図中左側に配置する帯電装置11から、感光体10の回転方向(反時計方向)Aに沿った順で、下側に現像装置12、右側に転写装置13、上側にクリーニング装置14がそれぞれ配置されている。
現像装置12では、トナーとして、重合法により製造した小粒径重合トナーとキャリアとを混合したプレミックス現像剤が用いられ、その重合トナーが現像ローラを用いて感光体10上の静電潜像に付着することで静電潜像が可視像化される。
また、転写装置13は、上下のローラ15,16の間に転写ベルト17を掛け回して構成し、その転写ベルト17を転写位置Bで感光体10の周面に押し当てるようになっている。
図1中、帯電装置11およびクリーニング装置14の左側に設けるものは、現像装置12に新しいトナーを補給するトナー補給装置20である。
また、複写機装置本体100の内部には、シートバンク300の後述するシートカセット61から送り出したシート(記録媒体)Sが転写位置Bを経てスタック位置まで下方から上方へと搬送するシート搬送装置Cが備えらえている。
シート搬送装置Cは、供給路R1、手差し供給路R2、およびシート搬送路Rを有している。
シート搬送路Rには、感光体10の上流位置に一対のレジストローラ21が設けられている。
また、感光体10の下流位置には、定着装置22を備える。詳しくは後述するが、定着装置22には、定着温度に加熱する加熱ローラ(加熱部材)30とそれに押し当てる加圧ローラ(加圧部材)32とが設けられている。
定着装置22のさらに下流には、排出分岐爪34、排出ローラ35,第1加圧ローラ36,第2加圧ローラ37,腰付ローラ38が設けられている。そして、その先に、画像形成済みのシートをスタックする排出スタック部39が設けられている。
複写機装置本体100には、図中右側面に、スイッチバック装置42が設けられている。
スイッチバック装置42は、シート搬送路Rの排出分岐爪34位置から分岐し、一対のスイッチバックローラ43を備えるスイッチバック位置44まで導く反転路R3と、スイッチバック位置44から、再びシート搬送路Rのレジストローラ21まで導く再搬送路R4とを有するシート搬送装置Dを備える。
シート搬送装置Dには、シートを搬送する複数対のシート搬送ローラ66が備えられている。
現像装置12の図中左側には、レーザ書込装置47が設けられている。
レーザ書込装置47には、不図示のレーザ光源、走査用の回転多面鏡48、ポリゴンモータ49、fθレンズ等の走査光学系50などが備えられている。
一方、画像読取装置200には、光源53、複数のミラー54、結像用光学レンズ55、CCD等のイメージセンサ56などが設けられており、上面には、コンタクトガラス57が配置されている。
コンタクトガラス57の上の自動原稿搬送装置400には、原稿の載置位置に不図示の原稿セット台が設けられるとともに、排出位置に不図示の原稿スタック台が備えられている。また、原稿シートを、原稿セット台から画像読取装置200のコンタクトガラス57上の読取位置を経て原稿スタック台まで搬送する不図示の原稿搬送路を有するシート搬送装置が設けられている。
シート搬送装置には、原稿シートを搬送する不図示のシート搬送ローラが複数配備されている。
他方、シートバンク300には、内部に、記録媒体であるシートSを収納するシートカセット61が多段に装備されている。このシートカセット61は、本実施例の特徴部に相当しており、その構成については後で詳しく説明する。
各シートカセット61には、それぞれ対応して呼出ローラ62,供給ローラ63,分離ローラ64がそれぞれ設けられている。
多段に備えるシートカセット61の図中右側に、装置本体100のシート搬送路Rへと通じる上述した供給路R1が形成されている。
供給路R1にも、シートを搬送するいくつかのシート搬送ローラ66が備えられている。
なお、複写機装置本体100には、図中右側面に、手差し供給部68が設けられており、その手差し供給部68には、手差しトレイ67が開閉自在に設けられているとともに、その手差しトレイ67上にセットした手差しシートを、シート搬送路Rへと導く上述した手差し供給路R2が装備されている。
手差しトレイ67にも同様に、呼出ローラ62,供給ローラ63,分離ローラ64が設けられている。
このような構成の複写機を用いてコピーをとるときは、不図示のメインスイッチをオンするとともに、自動原稿搬送装置400の原稿セット台に原稿をセットする。
ブック原稿のような場合には、自動原稿搬送装置400を開いて画像読取装置200のコンタクトガラス57上に直接原稿をセットし、自動原稿搬送装置400を閉じてそれで押える。
そして、不図示のスタートスイッチを押すと、自動原稿搬送装置400に原稿をセットしたときは、原稿をシート搬送ローラにより原稿搬送路を通して、コンタクトガラス57上へと移動するとともに画像読取装置200を駆動し、原稿内容を読み取って原稿スタック台上に排出する。
一方、コンタクトガラス57上に直接原稿をセットしたときは、直ちに画像読取装置200を駆動する。
画像読取装置200を駆動すると、画像読取装置200は、光源53をコンタクトガラス57に沿って移動するとともに、光源53からの光をコンタクトガラス57上の原稿面で反射し、その反射光を複数のミラー54で反射し、結像用光学レンズ55を経て、イメージセンサ56に入れ、そのイメージセンサ56で原稿内容を読み取る。
図示例では、コンタクトガラス57上で原稿を止めて光源53の方を移動して原稿内容を読み取ったが、反対に原稿の方を搬送しながら固定光源の光を原稿面に照射して原稿内容を順次読み取るようにしてももちろんよい。
また、スタートスイッチを押したとき、所定のタイミングで不図示の感光体駆動モータにより感光体10を回転し、まず図示例では帯電ローラを用いた帯電装置11で表面を一様に帯電し、次いで上述の画像読取装置200で読み取った原稿内容に応じてレーザ光を照射してレーザ書込装置47で書込みを行い、感光体10の表面に静電潜像を形成し、そののち現像装置12でトナーを付着してその静電潜像を可視像化する。
さらに、スタートスイッチを押したとき、所定のタイミングでシートバンク300中に多段に備える複数のシートカセット61中の選択サイズに対応するシートカセット61内から呼出ローラ62によりシートSを送り出し、続く供給ローラ63・分離ローラ64で1枚ずつ分離して搬送しながら供給路R1に入れ、シート搬送ローラ66で搬送してシート搬送路Rへと導き、レジストローラ21に突き当てて止める。そして、上述した感光体10の可視像化したトナー画像の回転にタイミングを合わせてレジストローラ21を回転し、感光体10の右側へと送り込む。
または、手差し給紙部68の手差しトレイ67を開けて、その手差しトレイ67上にセットした手差しシートを呼出ローラ62により送り出し、続く供給ローラ63・分離ローラ64で1枚ずつ分離して搬送しながら手差し供給路R2に入れ、シート搬送ローラ66で搬送してシート搬送路Rへと導き、同じくレジストローラ21で感光体10の回転にタイミングを合わせて該感光体10の右側へと送り込む。
感光体10の右側へと送り込まれたシートSに、図示例では転写装置13により転写位置Bで感光体10上のトナー画像を転写して画像を形成する。画像転写後の感光体10上の残留トナーはクリーニング装置14で除去して清掃し、不図示の除電装置で感光体10上の残留電位を除去して帯電からはじまる次の画像形成に備える。
画像転写後のシートSは、転写ベルト17で搬送して定着装置22に入れ、加熱ローラ30と加圧ローラ32間に通して、回転するそれら加熱ローラ30と加圧ローラ32とで搬送しながら、熱と圧力を加えてシートS上のトナー画像を定着する。その後、シートSは、排出ローラ35,第1加圧ローラ36,第2加圧ローラ37,腰付ローラ38により、腰をつけて曲げ剛性を高められた状態で排出スタック部39上に排出して積載される。
なお、シートの両面に画像を転写する場合には、排出分岐爪34を切り替える。そして、表面にトナー画像を転写したシートを、シート搬送路Rから反転路R3に入れ、シート搬送ローラ66で搬送してスイッチバック位置44へ入れ、スイッチバックローラ43でスイッチバックすることにより再搬送路R4に入れて反転し、シート搬送ローラ66で搬送して再びシート搬送路Rに導き、前述と同様にしてシートの裏面にも画像を転写する。
以上のような構成を備えた画像形成装置である複写機100においては、図2および図3に示すように、感光体10を用いた画像形成処理を実行する帯電装置11,現像装置12およびクリーニング装置14が纏めてプロセスカートリッジに収容されている。
図2は、プロセスカートリッジ1000の構成を示す模式図であり、同図においてプロセスカートリッジ1000は、上述した各装置を収容できる空間を備えたケーシング1000Aで構成されている。プロセスカートリッジ1000は、これ自体が複写機本体100に対して着脱可能に設けられており、保守、交換作業を容易化できるようになっている。
上述したプロセスカートリッジ1000に組み込まれている現像装置12は、本発明の特徴部であり、以下、その特徴に係る構成について説明する。
図4は、本発明の第1実施例を示す図であり、同図において現像装置12は、トナーとキャリアとを混在させたプリミックス現像剤を収容する空間を有して現像槽を構成する現像容器120とを備えている。
現像容器120には、現像剤担持体として用いられる現像スリーブ12Aと、現像容器120内で現像剤を、図示矢印方向に回転することで攪拌搬送する現像剤供給部材としての搬送スクリュー12Bと、現像スリーブ12Aの表面に担持された現像剤の層厚を規定する層厚規定部材としてのドクターブレード12Cとがそれぞれ装備されている。
現像スリーブ12Aは、内部に現像剤を穂立ちさせるための磁極を備え、周面の一部が現像容器120に形成された露呈用開口120Aに臨んで感光体10に対向できるようになっている。
現像容器に120には、露呈用開口120Aとは別に、現像容器120の内外を連通して容器内部の内圧を低減するための圧抜き開口120B,120Cが形成されており、圧抜き開口120B、120Cはフィルタ121によって覆われている。
フィルタ121は、容器内から飛散しようとする現像剤を捕集し、空気を通過させるための部材として用いられており、捕集対象となるトナーの粒径よりも小さいメッシュ寸法を有する発泡ウレタンや不織布等の多孔質材料が選択される。
このような現像装置12において、現像容器120には、現像容器内でのフィルタ目詰まりによる圧抜きが阻害されるのを防止し、内圧上昇により、本来漏れることのない部位からのトナーの漏出を防止する構造が備えられている。
図4に示す構成においては、フィルタ121が設けられる位置、特に、現像容器120の内部側に位置する圧抜き開口120Cが設けられているフィルタ121の搭載位置には、現像容器120を構成するケース部120Dのフィルタ搭載側の面120D1には、圧抜き開口120Cとフィルタ121の下面との間に空隙Sが設けられている。つまり、フィルタ121は、ケース部120Dの上面から浮かせた状態で配置されている。
空隙Sを設けるための構成としては、図示されないが、フィルタ121の下面の一部を突出させて脚部を設けてケース部120Dの搭載面に置くようにする構成や、図5に示すように、ケース部120D側に、空隙Sを設定できる高さを持つリブ122を桁部材としてケース部120Aのフィルタ搭載面に間欠的に複数設ける構成がある。
本実施例は以上のような構成であるから、現像容器120内で搬送スクリュー12Bの回転あるいは現像スリーブ12Aの回転による遠心力あるいは回転に伴って生起される気流や冷却風、そして気流により巻き上げられた現像剤は、圧抜き開口120Cに達すると、この上部に位置する空隙Sで構成された空間Sに入り込む。
空隙Sにより構成された空間では、圧抜き開口120Cからの気流が体積膨張することで速度が緩められることになるので、気流と共にフィルタ121内に侵入しようとする現像剤の速度も緩慢となり、フィルタ121内に入り込む量が少なくされることになる。これにより、内圧上昇によるフィルタ121での目詰まりが抑制されることになる。
図6は、図5に示した実施例の要部変形例を示す図であり、同図に示す構成では、空隙Sを形成するための用いられるリブの形状が異なる。
つまり、リブ(便宜上、符号122’で示す)は、桁状の形状における長手方向の一部に切り欠き122A’が設けられており、空間体積を大きくしている。これにより、体積膨張による速度低下を大きくして内圧上昇を抑制する作用をより効果的に得ることができる。
上記切り欠き122A’は、桁状の形状における長手方向の一部に限らず、長手方向に沿って複数設けることも可能であり、また、その形成位置としては、気流の移動を阻害しない位置であることが望ましい。
さらに、切り欠きの位置としては、リブ122’の長手方向で端部以外の位置とすることにより、気流が最も移動しやすい状態とすることも可能である。
なお、複数のリブ122’を対象としてそれぞれに切り欠き122A’を設ける場合には、各リブ同士の長手方向で異なる位置に設けることも可能であり、例えば、リブ同士の長手方向での位置をずらして互い違いになるようにしたり、ランダムに形成することも可能である。このようなスリットの構成により、現像剤の円滑な移動が阻害されやすくなり、現像剤がフィルタ121に侵入するのを抑制しやすくされることでフィルタ121の目詰まりの発生が抑制されやすくなる。
次に本発明の別実施例について説明する。
図7は、本実施例を説明するための図4相当の図であり、同図において、圧抜き開口120Cに向け移動する気流の移動方向においてフィルタ121の上流側には、現像剤がフィルタ121に侵入するのを阻止する磁界が形成されている。
このような磁界を形成するための構成としては、図7に示すように、フィルタ121に対する気流の移動方向上流側に相当する圧抜き開口120Cよりも前方に位置するケース部120Dの垂下張り出し部120D2に磁石123を設ける構成が用いられている。磁石123は、垂下張り出し部120D2において搬送スクリュー12Bに対向する面と反対側に設けられている。磁石123の磁力(磁束密度)は、吸着された現像剤の穂高が、少なくとも圧抜き開口120Cよりも大きくフィルタ121の開口面積と同等もしくはそれ以上となる磁力を設定されている。
この構成においては、搬送スクリュー12Bにより掻き上げられた現像剤が圧抜き開口120Cに達する前に磁界により捕捉されるので、フィルタ121に進入するのを抑制されてフィルタ121の目詰まりが抑えられる。
一方、図8は、磁石123の配置構成に関する変形例を示しており、同図において磁石123は、垂下張り出し部120D2における搬送スクリュー12Bと対向する側の面に設けられている。
この構成においては、垂下張り出し部120A1の磁石設置面と反対側の面で構成される空間(図8中、符号S1で示す空間)の容積を用いて搬送スクリュー12Bから掻き上げられる気流の一部を入り込ませることができるので、フィルタ121に向けた気流の量を低減してフィルタ121に向け気流に乗り侵入しようとする現像剤を低減することができる。
しかも、搬送スクリュー12Bにより掻き上げられる現像剤は、磁石123に吸着されることでフィルタ121への侵入量が少なくされて目詰まりが抑えられと共に、磁石表面に堆積すると、搬送スクリュー12Bにより掻き上げられる現像剤と干渉して圧抜き部120Cに向けた移動を阻止する堰部として機能する。これにより、気流の流れを緩和させると共に、フィルタ121への現像剤の侵入量が少なくされて目詰まりを効果的に阻止できるようになる。
上述した磁石の配置構成の変形例としては、図9および図10に示す場合がある。なお、図9および図10において図8に示した部材と同じものは同符号により示すことを前置きしておく。
図9においては、磁石(便宜上、符号123’で示す)が、圧抜き開口120C近傍で現像剤供給部材として用いられる搬送スクリュー12Bに対向する面に衝立状に配置されている。
図9に示す場合には、圧抜き開口のうちで、フィルタ121に対して現像剤が進入する側の開口120Cが相当している。磁石123’は、開口120Cの一辺に沿う状態で配置されている。
このような構成においては、磁石123’が搬送スクリュー12Bに対向する側であるので、搬送スクリュー12Bから飛散した現像剤を受け止めやすくなる。また、垂下張り出し部120D2に突き当たった現像剤もその位置に対向している磁石123’により補足されやすくなるので、圧抜き開口120Cに向けた現像剤の移動を阻止できると共に、図8に示した場合と同様に、気流の緩和を促進してフィルタ121への現像剤の進入を抑制してフィルタ121での目詰まりが生じるのを効果的に阻止できる。なお、磁石123’の磁力に関しては、図8に示した磁石123での条件を踏襲しても良いものである。
図10に示す構成は、磁石123’を図9に示した場合のような圧抜き開口120Cの一辺あるいは全周辺ではなく、3辺を対象として設けたことを特徴としている。
この構成では、図9に示した場合に比べて、磁石123’の配置箇所が複数箇所となるので、より効果的に現像剤の補足が可能となり、上述したように、気流の緩和を加えて現像剤がフィルタ121に侵入するのを抑制してフィルタ121の目詰まりをより効果的に防止することができる。
以上のような実施例においては、現像容器内に設けられている既存構造部であるケース部の一部を用いるだけの簡単な構成により、フィルタ121の目詰まりを防止して圧抜きを経時的に良好な状態で維持することができ。フィルタ121の目詰まりが原因する内圧上昇を抑えて現像剤の漏出を容易に防止することができる。
100 画像形成装置
12 現像装置
12A 現像スリーブ
12B 搬送スクリュー
12C ドクターブレード
120 現像容器
120A 露呈用開口
120B、120C 圧抜き開口
120D ケース部
120D1 フィルタ搭載側の面
120D2 垂下張り出し部
121 フィルタ
122、122’ リブ
122A’ 切り欠き
123、123’ 磁石
S 空隙
1000 プロセスカートリッジ
特開2007−24984号公報 特開2007−248629号公報

Claims (16)

  1. トナーと磁性キャリアを含む二成分現像剤を収容する現像容器と、該現像容器に形成された露呈用開口から一部を露呈させて潜像担持体に対向し、内部に有する磁極により現像剤を穂立ちさせて潜像担持体との対向部に向け現像剤を搬送可能な現像剤担持体と、該現像剤担持体に担持される現像剤を回転しながら攪拌搬送する現像剤供給部材とを少なくとも備え、前記潜像担持体上に形成されている静電潜像を現像剤中のトナーにより可視像処理する現像装置において、
    前記現像容器には、前記露呈用開口とは別に現像容器内外を連通し、フィルタにより覆われて現像容器での内圧を低減するための圧抜き開口が前記現像剤供給部材の上方に設けられ、
    前記フィルタと前記現像容器内部との間には、該現像容器を構成するケースのフィルタ搭載側の面で前記圧抜き開口と該フィルタとの間に空隙設けられ、該空隙は、前記フィルタ搭載側の面に設けられる桁状のリブを配置することにより形成されることを特徴とする現像装置。
  2. 前記フィルタと前記現像容器内部との間には、前記フィルタに向け移動する現像剤を吸着可能な磁界が形成されることを特徴とする請求項1記載の現像装置。
  3. 前記リブは、前記フィルタ搭載側の面に複数設けられていることを特徴とする請求項に記載の現像装置。
  4. 前記リブには、その長手方向の一部もしくは複数箇所に切り欠きが形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の現像装置。
  5. 前記切り欠きは、前記複数のリブ同士の長手方向で異なる位置に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の現像装置。
  6. 前記切り欠きは、前記リブの長手方向端部近傍を除く位置に形成されていることを特徴とする請求項4または5に記載の現像装置。
  7. 前記磁界は、前記現フィルタの前方に位置して現像容器を構成するケースの一部に設けられている磁石により形成されることを特徴とする請求項に記載の現像装置。
  8. 前記磁石は、前記ケースの一部における現像剤が前記フィルタに向けて移動する位置に対向する面に設けられていることを特徴とする請求項に記載の現像装置。
  9. 前記磁石は、前記ケースの一部における現像剤が前記フィルタに向けて移動する位置に対向する面と反対側の面に設けられている請求項に記載の現像装置。
  10. 記磁石は、前記圧抜き開口近傍で前記現像剤供給部材に対向する面に配置されている請求項に記載の現像装置。
  11. 記磁石は、前記圧抜き開口内縁の少なくとも一部に配置されていることを特徴とする請求項7に記載の現像装置。
  12. 前記磁石の磁力は、前記フィルタに向けて移動する現像剤を捕捉した際の穂高が、少なくとも、前記圧抜き開口よりも大きく、前記フィルタの開口面積と同等もしくはそれ以上となる高さが得られる磁力を持たせてあることを特徴とする請求項乃至11のうちの一つに記載の現像装置。
  13. 前記圧抜き開口を覆うフィルタにより捕集されるトナーとして、小粒径重合トナーを用いることを特徴とする請求項1乃至12のうちの一つに記載の現像装置。
  14. 前記現像容器内に収容される現像剤がプレミックス現像剤であることを特徴とする請求項1乃至13のうちの一つに記載の現像装置。
  15. 請求項1乃至14のうちの一つに記載の現像装置を用いることを特徴とするプロセスカートリッジ
  16. 請求項15に記載のプロセスカートリッジを用いることを特徴とする画像形成装置
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