JP2024073197A - 現像装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】現像ロールに形成された現像剤層の軸方向の端部からのトナーの飛散を抑制する。【解決手段】現像装置28は、感光体ドラム22と対向する部位において、周面70Aに現像剤層GAが形成された現像ロール70と、現像ロール70における現像剤層GAが形成されていない軸端部72の径方向外側を覆う端部シール部310と、端部シール部320から軸方向内側に延び現像剤層GAの軸方向の端部GABの径方向外側を覆う上側シール部320及び下流側シール部330と、を備えている。【選択図】図2

Description

本発明は、現像装置及び画像形成装置に関する。
特許文献1には、現像装置及びこれを用いた画像形成装置に関する技術が開示されている。この先行技術では、現像装置は、現像剤の収容部と長方形状の開口部が形成された筐体と、筐体の内部に開口部を通過する状態で回転するように設けられ、外周面に現像剤を保持して現像領域に搬送する円筒状の現像剤搬送体と、現像剤搬送体の回転方向上流側となる一端部が筐体の開口部のうち現像剤搬送体の回転方向下流側に位置する下流側縁部側において固定され、当該現像剤搬送体の回転方向下流側となる他端部が自由端となって開口部の下流側縁部を通過した当該現像剤搬送体の回転軸方向における少なくとも現像剤保持領域となる外周面部分に保持されている現像剤の層に接触する状態で配置される可撓性の面状部材とを有する。
特許文献2には、画像形成装置である複写装置、プリンタ、ファクシミリ等に使用される潜像担持体に形成された静電潜像を現像して可視化するプロセスユニット及びそれを用いた画像形成装置に関する技術が開示されている。この先行技術では、プロセスユニットは、像担持体と前記像担持体に対向して配置され、記像担持体に現像剤を供給し可視像化する現像手段と、前記現像手段の両端部それぞれの近傍にそれぞれ位置し、前記現像手段表面と接し、前記現像剤の漏出を防ぐシール部材と、担持体表面に接し、前記像担持体上の前記現像剤を除去するクリーニング手段を有するプロセスユニットにおいて、前記クリーニング手段は少なくとも前記シール部材と接触している前記現像手段表面と対向する前記像担持体の領域に接するクリーニング手段であることを特徴としている。
特開2010-145570号公報 特開2006-201591号公報
本発明は、第一シール部のみを有する場合と比較し、現像ロールに形成された現像剤層の軸方向の端部からのトナーの飛散を抑制することが目的である。
第一態様は、像保持体と対向する部位において、周面に現像剤層が形成された現像ロールと、前記現像ロールの前記部位における前記現像剤層が形成されていない軸端部の径方向外側を覆う第一シール部と、前記第一シール部から軸方向内側に延び、前記現像剤層の軸方向端部の径方向外側を覆う第二シール部と、を備えた現像装置である。
第二態様は、前記第二シール部は、前記現像剤層の前記像保持体との現像ニップの周方向外側を覆う、第一態様に記載の現像装置である。
第三態様は、前記第二シール部は、前記現像ニップに対して、前記現像ロールの回転方向の上流側の前記現像剤層を覆う、第二態様に記載の現像装置である。
第四態様は、前記第二シール部における前記回転方向の下流側の辺部は、軸方向外側から軸方向内側に向かうにしたがって前記回転方向の上流側に傾斜する、第三態様に記載の現像装置である。
第五態様は、前記現像剤層における前記現像ニップの前記回転方向の上流側を軸方向に沿って覆う第三シール部を有し、前記第二シール部は、前記第三シール部の軸方向端部の径方向外側に重なる、第三態様に記載の現像装置である。
第六態様は、前記第一シール部は、前記現像ニップに対して、前記現像ロールの回転方向の下流側の前記現像剤層を覆う、第二態様に記載の現像装置である。
第七態様は、前記第二シール部における前記回転方向の上流側の辺部は、軸方向外側から軸方向内側に向かうにしたがって前記回転方向の下流側に傾斜する、第六態様に記載の現像装置である。
第八態様は、前記第二シール部は、前記像保持体の外周面をクリーニングするクリーニング手段のクリーニング領域の外側端部よりも軸方向内側に伸びている、第一態様に記載の現像装置である。
第九態様は、第一態様~第八態様のいずれか一態様に記載の現像装置と、前記現像装置によってトナー像が形成される像保持体と、前記像保持体に形成された前記トナー像を記録媒体に転写する転写部と、前記記録媒体に転写された前記トナー像を前記記録媒体に定着させる定着装置と、を備えた画像形成装置である。
第一態様の現像装置によれば、第一シール部のみを有する場合と比較し、現像剤層の軸方向の端部からのトナーの飛散が抑制される。
第二態様の現像装置によれば、第二シール部が現像剤層の現像ニップを覆う場合と比較し、第二シール部の巻き込みが抑制される。
第三態様の現像装置によれば、第二シール部が現像剤層の現像ニップを覆う場合と比較し、第二シール部の巻き込みが抑制される。
第四態様の現像装置によれば、第二シール部における回転方向の下流側の辺部が軸方向に沿っている場合と比較し、第二シール部の巻き込みが抑制される。
第五態様の現像装置によれば、第二シール部が第三シール部の軸方向端部の径方向内側で重なる場合と比較し、現像剤層の軸方向の端部からのトナーの飛散が抑制される。
第六態様の現像装置によれば、第二シール部が現像剤層の現像ニップを覆う場合と比較し、第二シール部の巻き込みが抑制される。
第七態様の現像装置によれば、第二シール部における回転方向の上流側の辺部が軸方向に沿っている場合と比較し、第二シール部の巻き込みが抑制される。
第八態様の現像装置によれば、第二シール部が、クリーニング手段のクリーニング領域の軸方向の外側端部よりも軸方向外側にある場合と比較し、クリーニング手段でクリーニングされないトナーの飛散が抑制される。
第九態様の画像形成装置によれば、現像装置が第一シール部のみを有する場合と比較し、装置内に浮遊する浮遊トナーの発生が抑制される。
本実施形態の画像形成装置を示す概略構成図である 画像形成装置の現像装置の断面斜視図である。 現像装置の前側部分と感光体ドラムとの断面図である。 現像装置の前側部分の軸方向の一方側部分の斜視図である。 現像装置の前側部分の軸方向の一方側部分の正面図である。 シール部材の正面図である。
以下、本発明に係る実施の形態について、図面を基に詳細に説明する。なお、各図面は、模式的又は簡略化されたものである。
また、水平方向の直交する二方向をX方向及びY方向とし、それぞれ矢印X及び矢印Yで示す。また、X方向及びY方向と直交する鉛直方向をZ方向とし、矢印Zで示す。なお、本実施形態における後述する現像ロール70及び感光体ドラム22の軸方向はY方向である。
<画像形成装置>
図1に示されるように、画像形成装置10は、記録媒体の一例としてのシート状の記録用紙Pにトナー像を形成する電子写真方式とされている。そして、この画像形成装置10は、装置本体(図示省略)内に、画像形成部12と、収容部14と、搬送部16と、定着装置18と、を備えている。
<画像形成部>
図1に示すように、画像形成装置10を構成する画像形成部12は、トナー像を記録用紙Pに形成する機能を有している。具体的に説明すると、画像形成部12は、トナー像形成部20と、中間転写装置40と、を有している。
[トナー像形成部]
トナー像形成部20は、色毎にトナー像を形成するように複数備えられている。本実施形態では、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の計4色のトナー像形成部20Y、20M、20C、20Kが設けられている。
なお、以下において、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色を区別する必要がある場合には、各部材の符号の後にY、M、C、Kの英字を付し、各色を区別する必要がない場合には、Y、M、C、Kの英字を省略する場合がある。また、各色のトナー像形成部20は、同様の構成であるため、図1では主にイエローのトナー像形成部20Yの各部にのみ符号を付している。
各色のトナー像形成部20は、図1では反時計回り方向であるK2方向に回転する感光体ドラム22を有している。なお、感光体ドラム22は像保持体の一例である。また、各色のトナー像形成部20は、感光体ドラム22の回転方向の上流側から順に、帯電器24と、露光装置26と、現像装置28と、クリーニング装置30と、を有している。現像装置28は、図1では時計回り方向であるK1方向に回転する現像ロール70を有している(図3も参照)。なお、現像装置28の詳細は後述する。クリーニング装置30は、クリーニング手段の一例としてのクリーニングブレード60を有している。
各色のトナー像形成部20では、帯電器24が、感光体ドラム22の外周面22Aを帯電させる。露光装置26が、帯電器24によって帯電された感光体ドラム22の外周面22Aを露光して、感光体ドラム22の外周面22Aに静電潜像を形成する。現像装置28が、露光装置26によって感光体ドラム22の外周面22Aに形成された静電潜像を現像して、トナー像を形成する。また、感光体ドラム22の外周面22Aに先端部62が接触するクリーニングブレード60が(図3も参照)、後述する中間転写ベルト42へのトナー像の転写後に、感光体ドラム22の外周面22Aに残留したトナーを除去する。
[中間転写装置]
転写部の一例としての中間転写装置40は、一次転写ロール32と、中間転写体の一例としての中間転写ベルト42と、二次転写ロール50と、を備えている。すなわち、中間転写装置40は、各色の感光体ドラム22の外周面22Aに形成されたトナー像を、中間転写ベルト42に重ねて一次転写し、その重ねられたトナー像を二次転写ロール50で記録用紙Pに二次転写する。
(一次転写ロール)
一次転写ロール32は、各色の感光体ドラム22の外周面22Aに形成されたトナー像を、感光体ドラム22と一次転写ロール32との間の一次転写位置T1にて中間転写ベルト42の外周面に転写させる。本実施形態では、一次転写ロール32と感光体ドラム22との間に一次転写電圧が印加されることにより、感光体ドラム22の外周面に形成されたトナー像が、一次転写位置T1にて中間転写ベルト42の外周面に転写される。
(中間転写ベルト)
中間転写ベルト42は、トナー像が外周面に転写される。また、中間転写ベルト42は、環状とされ、駆動ロール34、テンションロール36、バックアップロール38に巻き掛けられて姿勢が決められている。駆動ロール34は、図示が省略されている駆動部によって回転駆動するように構成されており、中間転写ベルト42を予め定められた速度で矢印A方向へ周回させる。
また、バックアップロール38は、中間転写ベルト42を挟んで二次転写ロール50と対向するように配置されている。そして、二次転写ロール50と中間転写ベルト42とが接触し、二次転写ロール50と中間転写ベルト42とで記録用紙Pを挟む位置が中間転写ベルト42から記録用紙Pへトナー像が転写される二次転写位置T2である。
<搬送部>
搬送部16は、第一搬送部44と第二搬送部46とを含んで構成されている。第一搬送部44は、二次転写ロール50よりも上流側に配置され、収容部14から送り出された記録用紙Pを二次転写ロール50へ搬送する。第二搬送部46は、二次転写ロール50よりも下流側に配置され、二次転写位置T2を通過することによってトナー像が二次転写された記録用紙Pを定着装置18へ搬送する。
なお、第一搬送部44は、記録用紙Pの搬送方向に離間した駆動ロール44A及び従動ロール44Bと、駆動ロール44A及び従動ロール44Bに巻き掛けられた搬送ベルト45と、で構成されている。同様に、第二搬送部46は、記録用紙Pの搬送方向に離間した駆動ロール46A及び従動ロール46Bと、駆動ロール46A及び従動ロール46Bに巻き掛けられた搬送ベルト47と、で構成されている。
<定着装置>
定着装置18は、加熱部材の一例としての加熱ロール48と、加圧部材の一例としての加圧ロール49と、を有している。定着装置18は、加熱ロール48及び加圧ロール49によって記録用紙Pを挟んで加熱及び加圧することにより、二次転写ロール50によって記録用紙Pに転写されたトナー像を、その記録用紙Pに定着させる。
<画像形成動作>
次に、画像形成装置10における、記録用紙Pへの基本的な画像形成動作の概要を説明する。
画像形成装置10における種々の動作は、装置内に内蔵された図示されていない制御部によって実施される。制御部は、外部から画像形成指令を受けると、各トナー像形成部20を作動させる。各色の感光体ドラム22は、それぞれ回転しながら帯電器24によって帯電される。また、制御部は、画像処理が施された画像データを、各露光装置26に送る。各露光装置26は、画像データに応じて各感光体ドラム22へ露光光を照射することによって、帯電した各感光体ドラム22に露光する。これにより、各感光体ドラム22の外周面22A(図3も参照)に静電潜像が形成される。各感光体ドラム22の外周面22Aに形成された静電潜像は、各現像装置28によって現像され、各色に対応した感光体ドラム22の外周面22Aには、各色のトナー画像が形成される。
各色の感光体ドラム22に形成された各色のトナー像は、各一次転写位置T1において各色の一次転写ロール32によって、中間転写ベルト42に一次転写される。このとき、中間転写ベルト42が周回することにより、各色のトナー画像は重畳されながら順次中間転写ベルト42に一次転写される。このように重畳されたトナー画像は、中間転写ベルト42の周回によって二次転写位置T2に搬送される。重畳されたトナー画像は、二次転写位置T2において中間転写ベルト42から記録用紙Pに転写される。
トナー画像が二次転写された記録用紙Pは、定着装置18に向けて搬送される。記録用紙Pは定着装置18で加熱及び加圧され、トナー像が定着する。トナー像が定着した記録用紙Pは、図示されていないトレイに排出される。
<現像装置の詳細>
次に、本実施形態の現像装置28の詳細について説明する。なお、前述したように、本実施形態では、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の計4色の現像装置28が設けられているが同様の構成であるので、各色を区別しないで説明する。
図3に示す現像装置28におけるX方向の感光体ドラム22側を前側(図における右側)とし、反対側を後側(図示における左側)とする。上下方向を使用して説明する場合は、図における「上下方向」である。前述したように現像ロール70及び感光体ドラム22の軸方向はY方向である。なお、現像ロール70の軸方向を単に「軸方向」と記す場合がある。また、現像ロール70の軸方向の中心側に向かう方向を「軸方向内側」とし、中心側から軸端部側に向かう方向を「軸方向外側」とする。また、現像ロール70の軸芯から周面70A側に向かう方向を「径方向外側」とする。更に、単に「回転方向」と記す場合は、矢印K1で示す現像ロール70の回転方向のことである。
また、現像装置28の前側の感光体ドラム22と対向する部位における軸方向の両側の構成は、左右対称である以外は、同様の構成であるので、軸方向の一方側のみを図示して説明する。
図2~図5に示すように、現像装置28は、現像ロール70とシール部材300(図6も参照)とを有している。また、現像装置28は、現像ロール70が回転可能に設けられている筐体100を有している。
筐体100は、内部に現像剤Gを収容し、前側に矩形状の開口部102が形成されている。なお、筐体100の内部の現像剤Gの図示は省略している。現像ロール70は、筐体100に開口部102から露出する状態で回転可能に設けられている。筐体100は、感光体ドラム22(図3参照)のX方向に隣接して配置されており、感光体ドラム22を臨む部分には、前述した開口部102が軸方向に延びて形成されている。なお、筐体100内には、現像ロール70に現像剤Gを供給する図示が省略された供給オーガ及び攪拌オーガ等が軸方向に沿って配置されている。
現像ロール70は、その周面70Aに現像剤Gを保持して後述する現像ニップGNp(図5参照)に搬送する。なお、本実施形態の現像剤Gは、非磁性トナーと磁性キャリアとを主成分とする二成分現像剤である。
具体的には、図3に示すように、現像ロール70は、感光体ドラム22と対向して配置され、感光体ドラム22の外周面22Aに形成された静電潜像を現像剤Gにより現像して、トナー像として可視化する。現像ロール70の周面70Aと感光体ドラム22の外周面22Aとの間には、間隙、所謂現像ギャップが形成されている。
図2~図5に示すように、現像ロール70は、内部に図示が省略されたマグネットロールが設けられている。図示が省略されているマグネットロールは、現像ロール70の周面70Aに現像剤Gの磁性キャリアを磁力で付着させる磁力線を発生させる複数の磁極を有している。磁極は予め設定された角度で配置されている。現像ロール70は、図示しない駆動源から回転力が伝達されて、矢印K1方向に回転する。
図3に示すように、層厚規制部材80(図2も参照)は、現像ロール70の周面70Aが保持する現像剤Gで構成された現像剤層GAの層厚を規制する。本実施形態の層厚規制部材80は、棒状であるが、これに限定されるものではない。例えば、板状の層厚規制部材80であってもよい。
図2~図5に示すように、本実施形態では、現像剤層GAは、現像ロール70の周面70Aにおける感光体ドラム22の外周面22A(図3参照)との最近接位置70C(図5参照)を含む領域で外周面22Aと接触し、現像ニップGNp(図5参照)を形成する。この現像ニップGNpで感光体ドラム22の外周面22Aに形成された潜像が現像され、トナー像が形成される。
図2に示すように、筐体100は、軸方向の両側を構成する軸方向であるY方向を板厚方向とする板状の側面部110と、軸方向から見て感光体ドラム22側を開口側として配置された横U字形状の板状の周面部120と、を有して構成されている。周面部120は、軸方向端部が側面部110に接合されている。また、前述した現像ロール70、図示されていない撹拌オーガ及び供給オーガ等の軸方向の端部は、側面部110に回転可能に取り付けられている。また、層厚規制部材80の軸方向の端部は側面部110に固定されている。
筐体100の周面部120は、上面部122と、下面部124と、感光体ドラム22と反対側の後側縦壁部126と、感光体ドラム22側の前側上縦壁部130及び前側下縦壁部140と、を有して構成されている。
前側上縦壁部130は層厚規制部材80の前側に位置し、下側部分に現像ロール70の周面70Aの径方向外側に湾曲した湾曲部132が形成されている。なお、湾曲部132の内面は、現像剤層GAに接触しない。前側下縦壁部140の上部は、後側に屈曲して平坦部142が形成されている。平坦部142は、現像ロール70の下側に位置している。
別の観点から説明すると、感光体ドラム22の軸心22V(図参照)と現像ロール70の軸心70V(図3参照)とを結ぶ線分の方向を感光体ドラム22側から見た場合、前側上縦壁部130の湾曲部132は現像ロール70の回転方向の上流側に位置し、前側下縦壁部140の平坦部142は現像ロール70の回転方向の下流側に位置している。なお、以降、感光体ドラム22の軸心22V(図3参照)と現像ロール70の軸心70V(図3参照)とを結ぶ線分を感光体ドラム22側から見る場合を「正面視」とする。
そして、前側上縦壁部130の湾曲部132の下端部133と、前側下縦壁部140の平坦部142の上端部143と、軸方向両側の側面部110と、で前述した開口部102が形成されている。
更に、本実施形態の筐体100は、周面部120の下面部124、後側縦壁部126及び前側下縦壁部140の外側に、外側流路形成部150を有している。外側流路形成部150の軸方向の外側端部は側面部110に接合されている。なお、以降、周面部120の下面部124、後側縦壁部126及び前側下縦壁部140を「内側流路形成部160」と称する場合がある。そして、軸方向の両側の側面部110と内側流路形成部160と外側流路形成部150とで囲まれた空間が流路155である。
なお、流路155の前側上部の開口を吸入開口部154とし、後側上部の開口部を排出開口部156とする。具体的には、吸入開口部154は、前側下縦壁部140の平坦部142の上端部143と外側流路形成部150の前側の上端部152との間で形成され、上側に向けて開口し軸方向を長手方向とする矩形状である。排出開口部156は後側縦壁部126の上端部127と外側流路形成部150の後側の上端部159との間で形成され、同様に上側に向けて開口し軸方向を長手方向とする矩形状である。
排出開口部156の上には、軸方向と直交する断面形状が矩形状で箱状のチャンバー170が設けられている。チャンバー170の軸方向の一方側には、ダクト172が設けられている。ダクト172の端部174には吸気ファン180が設けられている。吸気ファン180は、図示されていない電源によって駆動する。なお、ダクト172の端部174は図示されていない装置本体の排気口に接続されている。また、排気口にはフィルターが設けられている。
そして、吸気ファン180が駆動することによって、流路155に示されている矢印Rに沿って空気が流れる。具体的には、吸入開口部154の軸方向全域から空気が吸引される。吸引された空気は流路155を流れ排出開口部156からチャンバーに170に流れる。チャンバー170に流れた空気は、軸方向の一端部からダクト172を通り、図示されていない排気口から画像形成装置10外に排気される。なお、装置外に排出される空気中のトナー等の微粉末はフィルターで捕獲される。
図5に示すように、層厚規制部材80(図2及び図3参照)によって形成された現像ロール70の周面70Aが保持する現像剤層GAは、軸方向の両側には形成されていない。この現像ロール70の現像剤層GAが形成されていない領域を現像ロール70の軸端部72とする。
前述したように、現像剤層GAにおける感光体ドラム22の外周面22Aと対向する部位は、外周面22Aに接触し、現像ニップGNpが形成される。本実施形態における現像ニップGNpは、感光体ドラム22と現像ロール70との最近接位置70Cの回転方向の上流側の約4mm幅と下流側の約4mm幅であるが、これに限定されるものではない。
正面視において、感光体ドラム22の軸心22V(図3参照)と現像ロール70の軸心70V(図3参照)とを結ぶ線分の方向を感光体ドラム22側から見た場合、前側上縦壁部130の湾曲部132の下端部133は現像ニップGNpよりも回転方向の上流側に位置している。
図2~図5に示すように、湾曲部132の後側の裏面には、軸方向を長手方向する矩形状のフィルム材200が貼られている。フィルム材200は、第三シール部の一例である。フィルム材200は、湾曲部132の下端部133よりも回転方向の下流側に延びているが、現像ニップGNp(図5参照)にはかかっていない。つまり、正面視において、フィルム材200の回転方向の下流側の下辺部202は、現像ニップGNp(図5参照)の回転方向の上流側に位置している。したがって、フィルム材200は、現像剤層GAの径方向外側に位置し、現像剤層GAにおける現像ニップGNp(図5参照)の回転方向の上流側を軸方向に沿って覆う。また、フィルム材200の軸方向の両側の側辺部204は、現像剤層GAの軸方向の端部GAB(図5参照)よりも軸方向外側に位置し、現像ロール70の軸端部72にかかっている。なお、本実施形態のフィルム材200は、ポリエチレンテレフタレートを材料として構成され、厚みが100μm以上で200μm以下であるが、これに限定されるものではない。
現像ロール70の軸方向の両側の周面70Aの径方向外側には、シール部材300が設けられている。なお、本実施形態のシール部材300は、熱可塑性ポリウレタンを材料とし構成され、厚みは100μm~200μmであるが、これに限定されるものではない。
図2~図6に示すように、シール部材300は、端部シール部310と上流側シール部320と下流側シール部330とを有して構成されている。端部シール部310は第一シール部の一例であり、上流側シール部320及び下流側シール部330はそれぞれ第二シール部の一例である。
シール部材300の端部シール部310は、回転方向を長手方向とする矩形状である。上流側シール部320は、端部シール部310から軸方向外側に延び径方向外側からみると三角形状をなしている。上流側シール部320における回転方向の下流側の辺部322は、軸方向外側から軸方向内側に向かうにしたがって回転方向の上流側に傾斜する。下流側シール部330は、端部シール部310における上流側シール部320の下流側から軸方向外側に延び径方向外側からみると略三角形状をなしている。正確には、下流側シール部330は上流側部分が三角形状で下流側部分が矩形状である。下流側シール部330における回転方向の上流側の辺部332は、軸方向外側から軸方向内側に向かうにしたがって回転方向の下流側に傾斜する。
図4及び図5に示すように、シール部材300は、端部シール部310の上流側端部312(図6参照)が湾曲部132の裏面に貼られ、端部シール部310の下流側端部314及び下流側シール部330の下流側端部334(図6も参照)が前側下縦壁部140の上部外側に貼られている。端部シール部310は、フィルム材200の軸方向外側に位置し、現像ロール70の現像剤層GAが形成されていない軸端部72の径方向外側を覆うように設けられている。本実施形態では、シール部材300の端部シール部310は軸端部72に接触している。
図5に示すように、上流側シール部320及び下流側シール部330は、現像剤層GAの軸方向の端部GABの径方向外側且つ現像ニップGNpの周方向外側を覆うように設けられている。具体的には、正面視において、現像ニップGNpに対して、上流側シール部320は回転方向の上流側の現像剤層GAの端部GABを覆い、下流側シール部330は回転方向の下流側の現像剤層GAの端部GABを覆う。
正面視において、上流側シール部320は、フィルム材200の軸方向の端部210の径方向外側に重なっている。また、上流側シール部320は、現像剤層GAの端部GABにおけるフィルム材200の下流側の下辺部202よりも回転方向下流側まで覆う。
なお、本実施形態における現像剤層GAの軸方向の両側の端部GABは、露光装置26が感光体ドラム22の外周面22Aを露光する露光領域の軸方向外側であるが、これに限定されるものではない。例えば、軸方向内側であってもよい。
また、本実施形態では、上流側シール部320及び下流側シール部330は、現像剤層GAに接触しないように設けられているが、接触してもよい。但し、下流側シール部330は、現像剤層GAに接触しない方が好ましい。
ここで、線CLは、正面視において、感光体ドラム22の外周面22Aをクリーニングするクリーニングブレード60のクリーニング領域CLを示している。本実施形態では、クリーニング領域CLは、感光体ドラム22の外周面22Aにクリーニングブレード60の先端部62が接触している領域と同じである。上流側シール部320及び下流側シール部330は、クリーニング領域CLの軸方向の外側端部CLAよりも軸方向内側に伸びている。
<作用>
次に本実施形態の作用について説明する。
本実施形態の現像装置28のシール部材300は、現像剤層GAの軸方向の端部GABを覆う上流側シール部320と下流側シール部330とを有しているので、現像ロール70の現像剤層GAが形成されていない軸端部72を覆う端部シール部310のみを有する場合と比較し、現像剤層GAの軸方向の端部GABからのトナーの飛散が抑制される。
ここで、本実施形態では、現像ロール70の下方側に軸方向に沿って吸入開口部154が形成されている。よって、仮に現像ロール70の現像剤層GAからトナーが飛散しても吸入開口部154から吸引されて捕獲される。
しかし、吸入開口部154の軸方向の両端部分は、軸方向の中央部分よりも吸引力が弱くなることが多い。吸入開口部154の両端部分の吸引力が弱くなる原因としては、吸入開口部154の軸方向の両端を構成する側面部110による乱流が挙げられる。また、本実施形態のように、流路155の排出開口部156に繋がるチャンバー170の軸方向の一方側に吸気ファン180が設けられたダクト172が接続されている場合、吸入開口部154の一方側よりも他方側の端部部分の吸引力が弱くなりやすい。なお、本実施形態の構成とは異なるが、チャンバー170の軸方向の中央部分にダクト172が接続されている場合、吸入開口部154の軸方向の中央部よりも両側の端部部分の吸引力が弱くなりやすい。
このような理由で、吸入開口部154の軸方向の両端部分は、吸引力が軸方向の中央部分よりも弱くなり、飛散したトナーが捕獲されにくい。そして、捕獲されなかった浮遊トナーは、現像装置28外に漏れて、画像形成装置10内を汚染する虞がある。
しかし、本実施形態では、前述したように、現像剤層GAの軸方向の端部GABを上流側シール部320と下流側シール部330とが覆っているので、現像剤層GAの端部GABからのトナーの飛散が抑制される。したがって、吸入開口部154の軸方向の両端部分の吸引力が弱くても、捕獲されない浮遊トナーの発生を減少される。
また、シール部材300の上流側シール部320及び下流側シール部330は、現像剤層GAの現像ニップGNpの周方向外側を覆うので、上流側シール部320及び下流側シール部330が現像ニップGNpを覆う場合と比較し、上流側シール部320及び下流側シール部330の巻き込みが抑制される。
具体的には、上流側シール部320は現像ニップGNpの上流側を覆うので、上流側シール部320が現像ニップGNpを覆う場合と比較し、上流側シール部320の巻き込みが抑制される。
同様に、下流側シール部330は現像ニップGNpの下流側を覆うので、下流側シール部330が現像ニップGNpを覆う場合と比較し、下流側シール部330の巻き込みが抑制される。
また、上流側シール部320の下流側の辺部322は、軸方向外側から軸方向内側に向かうにしたがって回転方向の上流側に傾斜しているので、下流側の辺部322が軸方向に沿っている場合と比較し、上流側シール部320の巻き込みが抑制される。
また、下流側シール部330の上流側の辺部332は、軸方向外側から軸方向内側に向かうにしたがって回転方向の下流側に傾斜しているので、上流側の辺部332が軸方向に沿っている場合と比較し、下流側シール部330の巻き込みが抑制される。
また、上流側シール部320は、フィルム材200の軸方向の端部210の径方向外側に重なっている。よって、仮にフィルム材200の端部210から外側方向にトナーが飛散しても上側から上流側シール部320が飛散を抑えるので、上流側シール部320がフィルム材200の軸方向の端部210の径方向内側に重なっている場合と比較し、トナーの飛散が抑制される。
また、仮に吸入開口部154から吸引されなかった浮遊トナーが感光体ドラム22の外周面22Aに付着してもクリーニングブレード60のクリーニング領域CL内であれば、クリーニングされるが、クリーニング領域CL外はクリーニングされない。しかし、本実施形態では、上流側シール部320及び下流側シール部330は、クリーニング領域CLの軸方向の外側端部CLAよりも軸方向内側に伸びているので、上流側シール部320及び下流側シール部330が外側端部CLAよりも軸方向外側にある場合と比較し、クリーニングブレード60でクリーニングされないトナーの飛散が抑制される。
また、画像形成装置10は、現像装置28のシール部材300が現像剤層GAの軸方向の端部GABを覆う上流側シール部320と下流側シール部330とを有しているので、現像ロール70の現像剤層GAが形成されていない軸端部72を覆う端部シール部310のみを有する場合と比較し、画像形成装置10内に浮遊する浮遊トナーの発生が抑制される。
<その他>
尚、本発明は上記実施形態に限定されない。
例えば、上記実施形態では、吸気ファン180が駆動することによって、流路155に空気が流れたがこれに限定されるものではない。定着装置18等を冷却する冷却ファンをも用いて流路155に空気を流してもよい。或いは、感光体ドラム22及び現像ロール70の回転によって発生する気流で飛散したトナーを捕獲するようにしてもよい。
また、例えば、上記実施形態では、上流側シール部320及び下流側シール部330は、現像ニップGNpの周方向外側にあり、現像ニップGNpにかかっていない。しかし、上流側シール部320及び下流側シール部330の一方又は両方が現像ニップGNpにかかっていてもよい。
また、例えば、上記実施形態では、シール部材300は、上流側シール部320及び下流側シール部330の両方を有していたが、これに限定されるものではない。上流側シール部320及び下流側シール部330の一方のみ有していてもよい。但し、下流側シール部330の方がトナーの飛散抑制の効果が大きいので、下流側シール部330は設けることが望ましい。
また、例えば、上記実施形態では、上流側シール部320の下流側の辺部322は、軸方向外側から軸方向内側に向かうにしたがって回転方向の上流側に傾斜していたが、これに限定されるものではない。例えば、辺部322が軸方向に沿っていてもよい。同様に、下流側シール部330の上流側の辺部332は、軸方向外側から軸方向内側に向かうにしたがって回転方向の下流側に傾斜していたが、これに限定されるものではない。例えば、上流側の辺部332が軸方向に沿っていてもよい。
更に、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得る。
[付記]
(((1)))
像保持体と対向する部位において、周面に現像剤層が形成された現像ロールと、
前記現像ロールの前記部位における前記現像剤層が形成されていない軸端部の径方向外側を覆う第一シール部と、
前記第一シール部から軸方向内側に延び、前記現像剤層の軸方向端部の径方向外側を覆う第二シール部と、
を備えた現像装置。
(((2)))
前記第二シール部は、前記現像剤層の前記像保持体との現像ニップの周方向外側を覆う、
(((1)))に記載の現像装置。
(((3)))
前記第二シール部は、前記現像ニップに対して、前記現像ロールの回転方向の上流側の前記現像剤層を覆う、
(((2)))に記載の現像装置。
(((4)))
前記第二シール部における前記回転方向の下流側の辺部は、軸方向外側から軸方向内側に向かうにしたがって前記回転方向の上流側に傾斜する、
(((3)))に記載の現像装置。
(((5)))
前記現像剤層における前記現像ニップの前記回転方向の上流側を軸方向に沿って覆う第三シール部を有し、
前記第二シール部は、前記第三シール部の軸方向端部の径方向外側に重なる、
(((3)))又は(((4)))に記載の現像装置。
(((6)))
前記第一シール部は、前記現像ニップに対して、前記現像ロールの回転方向の下流側の前記現像剤層を覆う、
(((2)))~(((5)))のいずれかに記載の現像装置。
(((7)))
前記第二シール部における前記回転方向の上流側の辺部は、軸方向外側から軸方向内側に向かうにしたがって前記回転方向の下流側に傾斜する、
(((6)))に記載の現像装置。
(((8)))
前記第二シール部は、前記像保持体の外周面をクリーニングするクリーニング手段のクリーニング領域の軸方向の外側端部よりも軸方向内側に伸びている、
(((1)))~(((7)))のいずれかに記載の現像装置。
(((9)))
(((1)))~(((8)))のいずれかに記載の現像装置と、
前記現像装置によってトナー像が形成される像保持体と、
前記像保持体に形成された前記トナー像を記録媒体に転写する転写部と、
前記記録媒体に転写された前記トナー像を前記記録媒体に定着させる定着装置と、
を備えた画像形成装置。
(((1)))の現像装置によれば、第一シール部のみを有する場合と比較し、現像剤層の軸方向の端部からのトナーの飛散が抑制される。
(((2)))の現像装置によれば、第二シール部が現像剤層の現像ニップを覆う場合と比較し、第二シール部の巻き込みが抑制される。
(((3)))現像装置によれば、第二シール部が現像剤層の現像ニップを覆う場合と比較し、第二シール部の巻き込みが抑制される。
(((4)))の現像装置によれば、第二シール部における回転方向の下流側の辺部が軸方向に沿っている場合と比較し、第二シール部の巻き込みが抑制される。
(((5)))の現像装置によれば、第二シール部が第三シール部の軸方向端部の径方向内側で重なる場合と比較し、現像剤層の軸方向の端部からのトナーの飛散が抑制される。
(((6)))の現像装置によれば、第二シール部が現像剤層の現像ニップを覆う場合と比較し、第二シール部の巻き込みが抑制される。
(((7)))の現像装置によれば、第二シール部における回転方向の上流側の辺部が軸方向に沿っている場合と比較し、第二シール部の巻き込みが抑制される。
(((8)))の現像装置によれば、第二シール部が、クリーニング手段のクリーニング領域の軸方向の外側端部よりも軸方向外側にある場合と比較し、クリーニング手段でクリーニングされないトナーの飛散が抑制される。
(((9)))の画像形成装置によれば、現像装置が第一シール部のみを有する場合と比較し、装置内に浮遊する浮遊トナーの発生が抑制される。
10 画像形成装置
18 定着装置
22 感光体ドラム(像保持体の一例)
22A 外周面
28 現像装置
40 中間転写装置(転写部の一例)
60 クリーニングブレード(クリーニング手段の一例)
70 現像ロール
70A 周面
72 軸端部
200 フィルム材(第三シール部材の一例)
310 端部シール部(第一シール部の一例)
320 上流側シール部(第二シール部の一例)
322 辺部
330 下流側シール部(第二シール部の一例)
332 辺部
CL クリーニング領域
CLA 外側端部
GA 現像剤層
GAB 端部
GNp 現像ニップ
P 記録用紙(記録媒体の一例)

Claims (9)

  1. 像保持体と対向する部位において、周面に現像剤層が形成された現像ロールと、
    前記現像ロールの前記部位における前記現像剤層が形成されていない軸端部の径方向外側を覆う第一シール部と、
    前記第一シール部から軸方向内側に延び、前記現像剤層の軸方向端部の径方向外側を覆う第二シール部と、
    を備えた現像装置。
  2. 前記第二シール部は、前記現像剤層の前記像保持体との現像ニップの周方向外側を覆う、
    請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記第二シール部は、前記現像ニップに対して、前記現像ロールの回転方向の上流側の前記現像剤層を覆う、
    請求項2に記載の現像装置。
  4. 前記第二シール部における前記回転方向の下流側の辺部は、軸方向外側から軸方向内側に向かうにしたがって前記回転方向の上流側に傾斜する、
    請求項3に記載の現像装置。
  5. 前記現像剤層における前記現像ニップの前記回転方向の上流側を軸方向に沿って覆う第三シール部を有し、
    前記第二シール部は、前記第三シール部の軸方向端部の径方向外側に重なる、
    請求項3に記載の現像装置。
  6. 前記第一シール部は、前記現像ニップに対して、前記現像ロールの回転方向の下流側の前記現像剤層を覆う、
    請求項2に記載の現像装置。
  7. 前記第二シール部における前記回転方向の上流側の辺部は、軸方向外側から軸方向内側に向かうにしたがって前記回転方向の下流側に傾斜する、
    請求項6に記載の現像装置。
  8. 前記第二シール部は、前記像保持体の外周面をクリーニングするクリーニング手段のクリーニング領域の軸方向の外側端部よりも軸方向内側に伸びている、
    請求項1に記載の現像装置。
  9. 請求項1~請求項8のいずれか1項に記載の現像装置と、
    前記現像装置によってトナー像が形成される像保持体と、
    前記像保持体に形成された前記トナー像を記録媒体に転写する転写部と、
    前記記録媒体に転写された前記トナー像を前記記録媒体に定着させる定着装置と、
    を備えた画像形成装置。
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