JP7206614B2 - 現像装置および画像形成装置 - Google Patents
現像装置および画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7206614B2 JP7206614B2 JP2018072654A JP2018072654A JP7206614B2 JP 7206614 B2 JP7206614 B2 JP 7206614B2 JP 2018072654 A JP2018072654 A JP 2018072654A JP 2018072654 A JP2018072654 A JP 2018072654A JP 7206614 B2 JP7206614 B2 JP 7206614B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- developer
- developing
- developing device
- filter
- section
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Description
本発明の目的は、通気部に単一の制限部材だけを設ける場合に比べて、クラウド現象の発生を軽減する装置を提供することにある。
請求項2に記載の発明は、前記第2制限部は、前記第1制限部によって通過が制限される現像剤を通過させることを特徴とする請求項1記載の現像装置である。
請求項3に記載の発明は、前記許容部は、前記収容部の内部と外部とを連結し、当該収容部の内部の空気を外部に通過させることによって内部の圧力を低くすることを特徴とする請求項1記載の現像装置である。
請求項4に記載の発明は、像保持体と、当該像保持体に現像剤を用いて像を形成する現像装置とを備え、当該現像装置が、請求項1乃至3の何れかに記載の現像装置により構成された画像形成装置である。
請求項2の発明によれば、第1制限部の目詰まりやトナーが第1制限部から透過することによるクラウド現象の発生を軽減することができる。
請求項3の発明によれば、収容部の内部と外部の圧力を調整することができる。
請求項4の発明によれば、制限部の目詰まりやトナーの制限部からの透過によるクラウド現象の発生を軽減することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本実施の形態が適用される画像形成装置1の全体構成図である。
なお、カートリッジ化に際して、例えば現像装置15だけを個別の構造とし、感光体ドラム12のカートリッジとは別の構造体とすることもできる。
帯電器13は、感光体ドラム12の表面に接触する帯電ロールを有しており、帯電ロールに電圧を印加して感光体ドラム12の表面を予め定めた電位に帯電する。
露光装置14は、帯電器13によって帯電された感光体ドラム12に、LED(Light Emitting Diode)やレーザ等を用いて選択的に光書き込みを行うことで、静電潜像を形成する。
一方、用紙供給部20によって、用紙Pが重畳トナー像の搬送タイミングに合わせて給紙され、二次転写領域に搬送される。そして、中間転写ベルト17上の重畳トナー像は、二次転写部にて二次転写ロール19が形成する転写電界により、搬送されてきた用紙P上に一括して静電転写(二次転写)される。重畳トナー像が静電転写された用紙Pは、定着部30まで搬送され、定着部30によって用紙P上に定着される。定着後の用紙Pは、画像形成装置1の排出部に設けられた用紙積載部に搬送される。
このようにして、画像形成処理がプリント枚数分のサイクルだけ繰り返して実行される。
続いて、図2を用いて現像装置15について詳細に説明する。図2は、本実施の形態が適用される現像装置15の構成を説明するための図である。
ここで、現像筐体51は、現像剤を収容する収容部の一例であり、内部に現像装置15を構成する各部品を備えている。現像ロール52は、感光体ドラム12上の静電潜像を現像剤により現像する。第1攪拌部材53および第2攪拌部材54は、現像剤を攪拌して現像ロール52に搬送する。また、層形成部材55は、現像ロール52の表面に付着する現像剤の厚さを規制してこの表面に現像剤層を形成する。また、シール部材56、現像筐体51からの現像剤の外部への流出を抑制する。さらに、空気通過許容部60は、収容部からの空気の通過を許容する許容部の一例として機能する。
また、本実施の形態では、層形成部材55は、現像ロール52(現像スリーブ521)の中心に対して、開放部側下方から対向し、この位置から現像剤層の形成を行う。
本実施の形態では、シール部材56は、現像ロール52と感光体ドラム12との対向位置よりも現像ロール52の回転方向(矢印B方向)の上流側にて現像ロール52の外周面に近接し、且つ感光体ドラム12の外周面に接触するように、現像筐体51の開放部510に取り付けられている。
続いて、図2を参照して現像装置15による現像動作について説明する。
現像装置15では、第1攪拌部材53および第2攪拌部材54が回転し、現像筐体51内で現像剤の攪拌搬送が行われている。この攪拌搬送により、現像剤を構成するトナーおよびキャリアは互いに摩擦し合い、トナーが負極性に、キャリアが正極性に、それぞれ帯電され、キャリアに対しトナーが静電吸着した状態となる。そして、現像剤が現像ロール52との対向部に到達すると、磁石ロール522の汲み上げ極およびキャリアの間に働く磁力により、一部のキャリアおよびそれに静電吸着しているトナーが現像ロール52側に転移する。すなわち、現像剤が現像スリーブ521に転移することになる。
続いて、図3(a),(b)を参照して空気通過許容部60の構成について詳細に説明する。図3(a)は、本実施の形態が適用される空気通過許容部60の全体構成を説明するための図であり、図3(b)は、プレフィルタ62の構成を説明するための部分断面図である。
まず、本実施の形態に関係する、いわゆるクラウド現象について説明する。
画像形成部10にて画像の形成を行う際には、図2に示すように、感光体ドラム12が矢印A方向に回転するとともに、現像ロール52(現像スリーブ521)が矢印B方向に回転する。これに伴って、現像ロール52の周囲では、現像ロール52の外周面に沿って現像ロール52の移動方向に移動する空気流が生じる。この空気流は、開放部510よりも矢印B方向の下流側に移動し、現像筐体51と現像ロール52との隙間を通過して、第1攪拌室511内へ移動する。
図4(a),(b)は、プレフィルタ62を設けたことによる空気通過許容部60の作用を説明するための図である。図4(a)は、空気通過許容部60における空気の流れを説明するための図であり、図4(b)は、空気通過許容部60にて現像剤の通過が制限される作用を説明するための図である。また、図5は、本実施の形態が適用されるプレフィルタ62の効果を説明するための図である。
まず、図4(a)に示すように、クラウドトナーを含む空気の一部が、突出部623および板状部材621によって形成される凹字状空間と衝突し、空気の一部の流れが止まる。これによって、突出部623に沿って通気孔622に向かう空気の量が減少し、空気の流速が突出部623によって下がることとなる。また、図4(b)に示すように、空気とともに流動する粒の大きなトナーやキャリアは、プレフィルタ62に捕捉され、プレフィルタ62の通過が制限される。この結果、空気および微細なトナーの粒だけがプレフィルタ62(通気孔622)を通過し、空隙Sに流入する。
次に、図6(a)~(c)を用いて、プレフィルタ62の他の例について説明する。
図6(a)~(c)は、プレフィルタ62の変形例を説明するための図である。
Claims (4)
- 現像剤を収容する収容部と、
前記収容部からの空気の通過を許容する許容部と、
前記許容部に設けられ、前記収容部の内部から外部に向けて現像剤の通過を制限するフィルタ構造を有する第1制限部と、
前記許容部にて前記第1制限部よりも前記収容部の内部側かつ下方に設けられ、板状部材に設けられた複数の円形で形成された孔と、当該孔の周囲に設けられて当該収容部の内部側に向けて突起する突起部とを備えた、第1制御部よりも目の粗さが粗いフィルタ構造を有し、当該第1制限部に向けて当該第1制限部によって通過が制限される現像剤のうちの粒径が大きな現像剤の通過を制限する第2制限部と、
前記第1制限部および前記第2制限部との間に形成される空隙であり、前記収容部の内部から外部に向けて流動する空気の流速を減速する第1減速部と、
前記第2制限部によって形成され、前記突起部によって前記第1減速部に向けて流動す
る空気の流速を減速する第2減速部と、
を備える現像装置。 - 前記第2制限部は、前記第1制限部によって通過が制限される現像剤を通過させることを特徴とする請求項1記載の現像装置。
- 前記許容部は、前記収容部の内部と外部とを連結し、当該収容部の内部の空気を外部に通過させることによって内部の圧力を低くすることを特徴とする請求項1記載の現像装置。
- 像保持体と、当該像保持体に現像剤を用いて像を形成する現像装置とを備え、当該現像装置が、請求項1乃至3の何れかに記載の現像装置により構成された画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018072654A JP7206614B2 (ja) | 2018-04-04 | 2018-04-04 | 現像装置および画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018072654A JP7206614B2 (ja) | 2018-04-04 | 2018-04-04 | 現像装置および画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019184708A JP2019184708A (ja) | 2019-10-24 |
JP7206614B2 true JP7206614B2 (ja) | 2023-01-18 |
Family
ID=68340922
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018072654A Active JP7206614B2 (ja) | 2018-04-04 | 2018-04-04 | 現像装置および画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7206614B2 (ja) |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005346035A (ja) | 2004-05-06 | 2005-12-15 | Ricoh Co Ltd | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 |
JP2007178906A (ja) | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Sharp Corp | 現像装置及び画像形成装置 |
JP2009058894A (ja) | 2007-09-03 | 2009-03-19 | Sharp Corp | 現像装置および画像形成装置 |
JP2010217426A (ja) | 2009-03-16 | 2010-09-30 | Ricoh Co Ltd | 現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置 |
JP2011215567A (ja) | 2010-03-15 | 2011-10-27 | Ricoh Co Ltd | 現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置 |
JP2014178661A (ja) | 2013-02-13 | 2014-09-25 | Ricoh Co Ltd | 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
JP2015219248A (ja) | 2014-05-14 | 2015-12-07 | 株式会社リコー | 現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び、粉体収容装置 |
JP2018081301A (ja) | 2016-11-09 | 2018-05-24 | キヤノン株式会社 | ユニット、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3324723B2 (ja) * | 1995-11-07 | 2002-09-17 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
-
2018
- 2018-04-04 JP JP2018072654A patent/JP7206614B2/ja active Active
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005346035A (ja) | 2004-05-06 | 2005-12-15 | Ricoh Co Ltd | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 |
JP2007178906A (ja) | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Sharp Corp | 現像装置及び画像形成装置 |
JP2009058894A (ja) | 2007-09-03 | 2009-03-19 | Sharp Corp | 現像装置および画像形成装置 |
JP2010217426A (ja) | 2009-03-16 | 2010-09-30 | Ricoh Co Ltd | 現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置 |
JP2011215567A (ja) | 2010-03-15 | 2011-10-27 | Ricoh Co Ltd | 現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置 |
JP2014178661A (ja) | 2013-02-13 | 2014-09-25 | Ricoh Co Ltd | 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
JP2015219248A (ja) | 2014-05-14 | 2015-12-07 | 株式会社リコー | 現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び、粉体収容装置 |
JP2018081301A (ja) | 2016-11-09 | 2018-05-24 | キヤノン株式会社 | ユニット、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019184708A (ja) | 2019-10-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6119323B2 (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
JP6127884B2 (ja) | 画像形成装置及び現像装置 | |
JP5839263B2 (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 | |
JP2015004773A (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
JP5340037B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2018151596A (ja) | 現像装置および画像形成装置 | |
CN108021000B (zh) | 显影剂容器、处理盒以及成像装置 | |
JP2015219248A (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び、粉体収容装置 | |
JP2007178905A (ja) | 現像装置及び画像形成装置 | |
JP2007178906A (ja) | 現像装置及び画像形成装置 | |
US10496010B2 (en) | Developing device and image forming apparatus | |
JP5870772B2 (ja) | 現像装置および画像形成装置 | |
JP6627550B2 (ja) | 現像装置および画像形成装置 | |
JP5106191B2 (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 | |
JP2022151941A (ja) | 現像装置及び画像形成装置 | |
JP2016035545A (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
JP7206614B2 (ja) | 現像装置および画像形成装置 | |
JP2005257739A (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
JP6132101B2 (ja) | 現像器および画像形成装置 | |
US10534288B2 (en) | Developing device, process cartridge, and image forming apparatus | |
JP6638533B2 (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 | |
JP2014010341A (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置 | |
JP2014134671A (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
JP7358203B2 (ja) | 現像装置 | |
JP7101343B2 (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210319 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220201 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220404 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220712 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220912 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20221206 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20221219 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7206614 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |