JP4218268B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真技術を用いて画像を形成するプリンター、ファクシミリ、複写機等の画像形成装置に関する。特に、オゾンを発生する帯電手段を用いた装置におけるオゾン対策および、現像部における飛散トナー対策に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、電子写真技術を用いた画像形成装置として、外周面に感光層を有する感光体(像担持体)と、この感光体の外周面を一様に帯電させる帯電手段と、この帯電手段により一様に帯電させられた外周面を選択的に露光して静電潜像を形成する露光手段と、この露光手段により形成された静電潜像に現像剤であるトナーを付与して可視像(トナー像)とする現像装置とを備えた画像形成装置が知られている。
そして、帯電手段の中にはオゾンを発するものがあり、その一つとしてコロナ放電帯電器を用いたものが知られている。
また、現像装置としては、回転体本体の間欠回転により、複数の現像部材で選択的に像担持体上の潜像に各色トナーを付与して現像し、カラー画像を形成するロータリ現像装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
帯電手段として、オゾンを発する帯電手段(例えばコロナ放電帯電器)を用いた場合、発生したオゾンが滞留すると感光体表面に悪影響を及ぼして画像を劣化させるという問題がある。
一方、現像装置による像担持体上の像の現像がなされている際には、その現像部において(主として現像部材の回転方向下流側(通常像担持体の回転方向下流側に)しばしばトナーが霧状に飛散し、このトナーによって装置内部が汚染されるという問題がある。また、上記のようなロータリ現像装置の場合、回転体本体の間欠回転により、複数の現像部材(現像色)を切り換えて現像するから、その切り換え動作時にトナーが飛散しやすく、このトナーもやはり、装置内を汚染する。
このようなオゾンおよび飛散トナーに対する対策としては、現像部材の回転方向に関し、像担持体に対する現像部の下流側に、主として飛散トナーを吸引するためのトナー吸引用風路を形成し、このトナー吸引用風路によって、飛散トナーとともにオゾンも吸引するようにすることが考えられる。
【0004】
ところが、そのような構成、すなわち、現像部材の回転方向に関し、像担持体に対する現像部の下流側に、主として飛散トナーを吸引するためのトナー吸引用風路を形成し、このトナー吸引用風路によって、飛散トナーとともにオゾンも吸引する構成とした場合、次のような問題が生じることが分かった。
すなわち、単一色のみの画像(例えばモノクロ画像)を連続して形成した場合、その間は、像担持体に対する現像部材の切り換えがなされず、特定色用の現像部材が像担持体に対して接触あるいは極めて近接した状態となっているため、現像部において現像部材の回転方向上流側から下流側に向かう空気の流れが遮断されるかあるいは極めて少なくなる。
このため、現像部材の回転方向下流側に飛散したトナーは前記トナー吸引用風路によって吸引されるが、現像部材の回転方向上流側においてはオゾンが滞留し、この滞留オゾンが像担持体表面に悪影響を及ぼして画像を劣化させるという問題が生じることが分かった。
【0005】
この発明の目的は、以上のような問題を解決し、オゾンによる画像劣化を防止することができると同時に、トナー飛散による装置内汚染を防止することができる画像形成装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1記載の画像形成装置は、回転駆動される像担持体と、この像担持体に対向配置され、像担持体の外周面を帯電させる帯電手段と、この帯電手段により帯電させられた像担持体の外周面を選択的に露光して静電潜像を形成する露光手段と、回転体本体の間欠回転により、複数の現像部材を選択的に像担持体に対して接触又は近接させた状態として像担持体上の潜像にトナーを付与して現像することが可能なロータリ現像装置とを備えた画像形成装置であって、
前記ロータリ現像装置の円周回りにおいて、かつその現像部材の回転方向に関し、前記像担持体に対する現像部の下流側に、主として飛散トナーを吸引するための,トナーフィルタおよびオゾンフィルタを備えたトナー吸引用風路を形成するとともに、現像部の上流側に、主としてオゾンを吸引するための,オゾンフィルタを備えたオゾン吸引用風路を形成し,
前記トナー吸引用風路の排気部には第1の排気ファンを設けるとともに、前記オゾン吸引用風路の排気部には第2の排気ファンを設け,
かつ,前記第1の排気ファンによる排気量に比べて、前記第2の排気ファンによる排気量の方を小さくしたことを特徴とする。
請求項2記載の画像形成装置は、請求項1記載の画像形成装置において、前記トナー吸引用風路は、前記像担持体に対する現像部の下流側において前記ロータリ現像装置の円周回り沿って略半円筒状に形成されていることを特徴とする。
請求項3記載の画像形成装置は、請求項1または2記載の画像形成装置において、前記オゾン吸引用風路は、前記像担持体に対する現像部の上流側において前記ロータリ現像装置の円周回り沿って略半円筒状に形成されていることを特徴とする。
請求項4記載の画像形成装置は、請求項1〜3のうちいずれか1項に記載の画像形成装置において、前記トナー吸引用風路、オゾン吸引用風路のうちの少なくとも一方の風路の少なくとも一部を画像形成装置のフレームで形成したことを特徴とする。
【0007】
【作用効果】
請求項1記載の画像形成装置は、回転駆動される像担持体と、この像担持体に対向配置され、像担持体の外周面を帯電させる帯電手段と、この帯電手段により帯電させられた像担持体の外周面を選択的に露光して静電潜像を形成する露光手段と、回転体本体の間欠回転により、複数の現像部材で選択的に像担持体上の潜像にトナーを付与して現像することが可能なロータリ現像装置とを備えた画像形成装置であって、
前記ロータリ現像装置の円周回りにおいて、かつその現像部材の回転方向に関し、前記像担持体に対する現像部の下流側に、主として飛散トナーを吸引するためのトナー吸引用風路を形成するとともに、現像部の上流側に、主としてオゾンを吸引するためのオゾン吸引用風路を形成した構成となっているので、この画像形成装置によれば次のような作用効果が得られる。
すなわち、上述したように、単一色のみの画像(例えばモノクロ画像)を連続して形成した場合(あるいは上記ロータリ現像装置に単一色(例えば黒)用の現像部材のみを取り付けて単一色用の現像装置として構成した場合)には、その間は、像担持体に対する現像部材の切り換えがなされず、特定色用の現像部材が像担持体に対して接触あるいは極めて近接した状態となって、現像部において現像部材の回転方向上流側から下流側に向かう空気の流れが遮断されるかあるいは極めて少なくなる。
しかしながら、この請求項1記載の画像形成装置によれば、現像部材の回転方向下流側に飛散したトナーはトナー吸引用風路によって吸引され、現像部材の回転方向上流側に滞留しようとするオゾンは前記オゾン吸引用風路によって吸引されることとなる。
したがって、現像部材の回転方向上流側におけるオゾンの滞留が防止され、画像劣化も防止されることとなる。
なお、カラー画像が形成される場合には、現像部材が像担持体に対して接触あるいは極めて近接した状態となっている現像時には、上記の場合と同様、現像部材の回転方向下流側に飛散したトナーがトナー吸引用風路によって吸引され、現像部材の回転方向上流側に滞留しようとするオゾンは前記オゾン吸引用風路によって吸引されるが、現像部材の切り換え時には、現像部材が像担持体から離間して現像部材と像担持体との間に比較的大きな間隙が形成されるから、トナー吸引用風路によってもオゾンが吸引されることとなる。
請求項2記載の画像形成装置によれば、請求項1記載の画像形成装置において、前記トナー吸引用風路は、前記像担持体に対する現像部の下流側において前記ロータリ現像装置の円周回り沿って略半円筒状に形成されているので、ロータリ現像装置の円周回りの空間を利用して良好に風路を形成することができる。したがってまた、装置を小型化することができる。
請求項3記載の画像形成装置によれば、請求項1または2記載の画像形成装置において、前記オゾン吸引用風路は、前記像担持体に対する現像部の上流側において前記ロータリ現像装置の円周回り沿って略半円筒状に形成されているので、ロータリ現像装置の円周回りの空間を利用して良好に風路を形成することができる。したがってまた、装置を小型化することができる。
特に請求項2の構成と組み合わせた場合には、ロータリ現像装置の円周回りの空間を略半分ずつ利用してトナー吸引用風路とオゾン吸引用風路とを良好に形成することができ、したがってまた、装置をより一層小型化することができる。
請求項4記載の画像形成装置によれば、請求項1〜3のうちいずれか1項に記載の画像形成装置において、前記トナー吸引用風路、オゾン吸引用風路のうちの少なくとも一方の風路の少なくとも一部を画像形成装置のフレームで形成した構成としてあるので、少なくとも一方の風路に関しては当該風路を形成するための長いダクト部材が不要となり、装置の組立性が向上するとともに、装置のさらなる小型化も可能となる。
さらに,請求項1記載の画像形成装置によれば、前記トナー吸引用風路の排気部には第1の排気ファンが設けられているとともに、前記オゾン吸引用風路の排気部には第2の排気ファンが設けられているので、トナー吸引用風路によるトナー吸引力と、オゾン吸引用風路によるオゾン吸引力とを、それぞれ適切にかつ容易に設定することが可能となる。
そして,請求項1記載の画像形成装置によれば、前記第1の排気ファンによる排気量に比べて、前記第2の排気ファンによる排気量の方が小さくなるように構成されているので、現像部材の切り換え時に、トナー吸引用風路に向かう空気流に大きな乱れが生じなくなり、飛散トナーが良好に吸引されることとなる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る画像形成装置の一実施の形態の内部構造を示す概略正面図、図2はその要部の拡大図である。
図1に示すように、この画像形成装置は、用紙の両面にフルカラー画像を形成することのできる装置であり、ケース10と、このケース10内に収容された、像担持体ユニット20と、露光手段としての露光ユニット30と、現像装置40と、中間転写体ユニット50と、定着ユニット60とを備えている。
【0009】
ケース10には装置本体のフレーム(このフレームの一部を符号11で示してある)が設けられており、このフレームに各ユニットおよび各部材の駆動手段等が取り付けられている。
【0010】
像担持体ユニット20は、外周面に感光層を有し回転駆動される感光体(像担持体)21と、この感光体21の外周面を一様に帯電させる帯電手段としてのコロナ放電帯電器22とを有しており、この帯電手段22により一様に帯電させられた感光体21の外周面を露光ユニット30からのレーザー光で選択的に露光して静電潜像を形成し、この静電潜像に現像装置40で現像剤であるトナーを付与して可視像(トナー像)とし、このトナー像を中間転写体ユニット50の中間転写体(中間転写ベルト)51に一次転写部T1で一次転写し、さらに、二次転写部T2で、転写対象である用紙に二次転写させるようになっている。
【0011】
ケース10内には、上記二次転写部T2により片面に画像が形成された用紙をケース10上面の用紙排出部(排紙トレイ部)15に向けて搬送する搬送路16と、この搬送路16により用紙排出部15に向けて搬送された用紙をスイッチバックさせて他面にも画像を形成すべく前記二次転写部T2に向けて返送する返送路17とが設けられている。
ケース10の下部には、複数枚の用紙を積層保持する給紙トレイ18と、その用紙を一枚ずつ上記二次転写部T2に向けて給送する給紙ローラ19とが設けられている。
【0012】
現像装置40はロータリ現像装置であり、回転体本体41に対して、複数の現像カートリッジが着脱可能に装着されている。この実施の形態では、イエロー用の現像カートリッジ42Yと、マゼンタ用の現像カートリッジ42Mと、シアン用の現像カートリッジ42Cと、ブラック用の現像カートリッジ42Kとが設けられていて、回転体本体41が矢印方向に90度ピッチで回転することによって、現像カートリッジ42の現像ローラ43を選択的に感光体21に対して接触(または近接)させて対向させ、感光体21の表面を選択的に現像することが可能となっている。
【0013】
中間転写体ユニット50は、図示しないユニットフレームと、このフレームで回転可能に支持された駆動ローラ54,従動ローラ55,一次転写ローラ56、一次転写部T1でのベルト51の状態を安定させるためのガイドローラ57,およびテンションローラ58と、これらローラに掛け回されて張架された前記中間転写ベルト51とを備えており、ベルト51が図示矢印方向に循環駆動される。感光体21と一次転写ローラ56との間において前記一次転写部T1が形成されており、駆動ローラ54と本体側に設けられた二次転写ローラ10bとの圧接部において前記二次転写部T2が形成される。
二次転写ローラ10bは、前記駆動ローラ54に対して(したがって中間転写ベルト51に対して)接離可能であり、接触した際に二次転写部T2が形成される。
したがって、カラー画像を形成する際には、二次転写ローラ10bが中間転写ベルト51から離間している状態で中間転写ベルト51上において複数色のトナー像が重ね合わされてカラー画像が形成され、その後、二次転写ローラ10bが中間転写ベルト51に当接し、その当接部(二次転写部T2)に用紙が供給されることによって用紙上に画像が転写されることとなる。
【0014】
例えば以上のような画像形成装置にあっては、コロナ放電帯電器22内にはオゾンが発生し、このオゾンが滞留すると感光体21表面に悪影響を及ぼして画像を劣化させるおそれがある。
また、現像装置による像担持体21上の像の現像がなされている際には、その現像部D(図2参照)においてしばしばトナーが霧状に飛散し、これを放置すると、このトナーによって装置内部が汚染されることとなる。
特に、上記のようなロータリ現像装置40の場合、回転体本体41の間欠回転により、複数の現像部材43(現像色)を切り換えて現像するから、その切り換え動作時にトナーが飛散しやすく、これを放置すると、やはり装置内が汚染される。
【0015】
そこで、この実施の形態では、図2に示すように、ロータリ現像装置40の円周回りにおいて、かつその現像部材43の回転方向(図において反時計方向)に関し、像担持体21に対する現像部Dの下流側に、主として飛散トナーを吸引するためのトナー吸引用風路80を形成するとともに、現像部Dの上流側に、主としてオゾンを吸引するためのオゾン吸引用風路90を形成してある。
【0016】
トナー吸引用風路80は、像担持体に対する現像部Dの下流側においてロータリ現像装置40の円周回り沿って略半円筒状に形成されている。
トナー吸引用風路80はトナー吸引ダクト(80)で構成されており、その先端部にトナー吸引口81が形成されている。
図3は、主としてトナー吸引ダクト80を示す平断面図である。
トナー吸引ダクト80の終端部(排気部)には排気ファン(第1の排気ファン)83が設けられており、このファン83の作動で上記吸引口81から主として飛散トナーが吸引されるが、後述するようにオゾンも吸引される。
図2および図3に示すように、トナー吸引ダクト80の中間部には、画像形成装置前面(図1参照)から抜き差し可能(着脱可能)なフィルタユニットFが設けられており、このフィルタユニットFはユニットケースF1と、このケースF1内に組み込まれたトナーフィルタF2と、オゾンフィルタF3とを備えている。 したがって、上記吸引口81から吸引されたオゾンおよびトナーは、このフィルタユニットFで濾過され、きれいになった空気がファン83によって装置外部に排出される。
【0017】
オゾン吸引用風路90は、像担持体に対する現像部Dの上流側においてロータリ現像装置40の円周回り沿って略半円筒状に形成されている。
オゾン吸引用風路90は、露光ユニット30から感光体21に向けてレーザー光Lを照射する照射窓31への現像部Dからの落下トナーを遮蔽する遮蔽板91と、この遮蔽板91が取り付けられている前記フレーム11と、さらにこのフレーム11に取り付けられている短めのダクト92とで形成されている。
ダクト92の終端部(排気部)には排気ファン(第2の排気ファン)93が設けられており、このファン93の作動でオゾン吸引用風路90を通じて、主としてオゾンが吸引されるが、多少の浮遊トナーも吸引される。
図2に示すように、ダクト92の中間部には、オゾンフィルタF4が設けられている。したがって、オゾン吸引用風路90を通じて吸引されたオゾン(および僅かなトナー)は、このフィルタF4で濾過され、きれいになった空気がファン93によって装置外部に排出される。
【0018】
なお、トナー吸引ダクト80とダクト92とをその終端部(排気部)において連結し、この排気部に1つの排気ファンを設けるように構成することも可能であるが、この実施の形態では、上述したように、トナー吸引用風路80の排気部には第1の排気ファン83を設けるとともに、オゾン吸引用風路90の排気部には第2の排気ファン93を設け、さらに、第1の排気ファン83による排気量に比べて、第2の排気ファン93による排気量の方が小さくなるように構成してある。例えば、第1の排気ファン83に比べて、第2の排気ファン93を小型のファンで構成する。
【0019】
さらにこの実施の形態では、コロナ放電帯電器22における、現像部材43側の壁面にオゾン排出送風口25aを設け、このオゾン排出送風口25aに対して現像部Dを挟んで反対側に、トナー吸引口81を設けた構成としてある。
また、現像部Dに対し、オゾン排出送風口25aを像担持体の回転方向(時計方向)上流側(この実施の形態では下方)に、前記トナー吸引口81を像担持体21の回転方向下流側(この実施の形態では上方)に設けた構成としてある。
さらに、現像部材43を現像ローラで構成するとともに、この現像ローラ43による現像部Dに対し、オゾン排出送風口25aを現像ローラ43の回転方向(反時計方向)上流側(この実施の形態では下方)に、前記トナー吸引口81を現像ローラ43の回転方向下流側(この実施の形態では上方)に設けた構成としてある。
またさらに、現像部Dに対し、オゾン排出送風口25aをロータリ現像装置40の回転体本体41の回転方向(反時計方向)上流側(この実施の形態では下方)に、トナー吸引口81を回転体本体41の回転方向下流側(この実施の形態では上方)に設けた構成としてある。
【0020】
前述した排気ファン83、93の作動により、トナー吸引ダクト80およびオゾン吸引用風路90による空気の流れが形成されるが、この実施の形態では、その空気の流れをより円滑にするために、送風手段が設けられている。
図4は送風手段を示す図で、装置本体から取り外した像担持体ユニット20および送風ユニット70を示す斜視図である。また、図5は送風手段と上記オゾン吸引用風路90との関係を示す斜視図である。さらに、図6は画像形成装置を正面側から見た斜視図、図7は背面側から見た斜視図である。
【0021】
図4および図5に示すように、送風ユニット70は、送風ファン71と、送風ダクト72とを備えており、送風ダクト72の送風口72cが像担持体ユニット20のケース23に形成された連結口24に連結されている。連結口24は帯電手段であるコロナ放電帯電器22の長手方向において帯電器22に向かって開口している。図2にも示したように、帯電器22におけるシールド板25の上記現像部D側(現像部材43側)には多数の開口(25a)が設けられており、この開口(25a)が前述したオゾン排出送風口25aを構成している。
したがって、送風ファン71が作動すると、送風ファン71からの空気が、ダクト72および上記連結口24を通って帯電器22に対してその長手方向から吹き付けられ、図2に示すように、シールド板25のオゾン排出送風口25aから矢印a0で示すように上記現像部D側に向けて空気が吹き出されるようになっている。
【0022】
なお、図6において、12は、上記像担持体ユニット20、現像カートリッジ42,フィルタユニットF等を着脱する際に開閉されるるカバーである。
【0023】
以上のような画像形成装置によれば次のような作用効果が得られる。
(a)回転駆動される像担持体21と、この像担持体21に対向配置され、像担持体21の外周面を帯電させる帯電手段22と、この帯電手段22により帯電させられた像担持体21の外周面を選択的に露光して静電潜像を形成する露光手段30と、回転体本体41の間欠回転により、複数の現像部材43で選択的に像担持体21上の潜像にトナーを付与して現像することが可能なロータリ現像装置40とを備え、ロータリ現像装置40の円周回りにおいて、かつその現像部材43の回転方向に関し、像担持体21に対する現像部Dの下流側に、主として飛散トナーを吸引するためのトナー吸引用風路80を形成するとともに、現像部Dの上流側に、主としてオゾンを吸引するためのオゾン吸引用風路90を形成した構成となっているので、次のような作用効果が得られる。
すなわち前述したように、単一色のみの画像(例えばモノクロ画像)を連続して形成した場合(あるいは上記ロータリ現像装置40に単一色(例えば黒)用の現像部材(現像カートリッジ42K)のみを取り付けて単一色用の現像装置として構成した場合)には、その間は、像担持体21に対する現像部材43の切り換えがなされず、特定色用の現像部材43が像担持体21に対して接触(あるいは極めて近接)した状態となって、現像部Dにおいて現像部材43の回転方向上流側から下流側に向かう空気の流れが遮断されるかあるいは極めて少なくなる。
しかしながら、この画像形成装置によれば、現像部材43の回転方向下流側に飛散したトナーはトナー吸引用風路80によって、図2に矢印a1で示すように吸引され、現像部材43の回転方向上流側に滞留しようとするオゾンはオゾン吸引用風路90によって図2に矢印a2で示すように吸引されることとなる。
したがって、現像部材43の回転方向上流側におけるオゾンの滞留が防止され、画像劣化も防止されることとなる。
なお、カラー画像が形成される場合には、現像部材43が像担持体21に対して接触あるいは極めて近接した状態となっている現像時には、上記の場合と同様、現像部材43の回転方向下流側に飛散したトナーがトナー吸引用風路80によって、図2に矢印a1で示すように吸引され、現像部材43の回転方向上流側に滞留しようとするオゾンはオゾン吸引用風路90によって図2に矢印a2で示すように吸引されるが、現像部材43の切り換え時には、図8に示すように、回転体41が回転し現像部材43が像担持体21から離間して現像部材43と像担持体21との間に比較的大きな間隙Cが形成されるから、トナー吸引用風路80によっても矢印a2で示すようにオゾンが吸引されることとなる。
(b)トナー吸引用風路80は、像担持体21に対する現像部Dの下流側においてロータリ現像装置40の円周回り沿って略半円筒状に形成されているので、ロータリ現像装置40の円周回りの空間を利用して良好に風路を形成することができる。したがってまた、装置を小型化することができる。
(c)オゾン吸引用風路90は、像担持体21に対する現像部Dの上流側においてロータリ現像装置40の円周回り沿って略半円筒状に形成されているので、ロータリ現像装置40の円周回りの空間を利用して良好に風路を形成することができる。したがってまた、装置を小型化することができる。
特にこの実施の形態では、ロータリ現像装置40の円周回りの空間を略半分ずつ利用してトナー吸引用風路80とオゾン吸引用風路90とを形成してあるので、装置をより一層小型化することができる。
(d)オゾン吸引用風路90の一部を画像形成装置のフレーム11で形成した構成としてあるので、風路90を形成するための長いダクト部材が不要となり(短いダクト92で足り)、装置の組立性が向上するとともに、装置のさらなる小型化が可能となる。
なお、この実施の形態では、オゾン吸引用風路90の一部を画像形成装置のフレーム11で形成したが、トナー吸引用風路80についても同様の構成とすることができる。
(e)トナー吸引用風路80の排気部には第1の排気ファン83が設けられているとともに、オゾン吸引用風路90の排気部には第2の排気ファン93が設けられているので、トナー吸引用風路80によるトナー吸引力と、オゾン吸引用風路90によるオゾン吸引力とを、それぞれ適切にかつ容易に設定することが可能となる。
この実施の形態では、第1の排気ファン83による排気量に比べて、第2の排気ファン93による排気量の方が小さくなるように構成されているので、現像部材の切り換え時に(図8参照)、トナー吸引用風路80に向かう空気流に大きな乱れが生じなくなり、飛散トナーが良好に吸引されることとなる。
【0024】
(f)コロナ放電帯電器22における、現像部材43側の壁面にオゾン排出送風口25aを設け、このオゾン排出送風口25aに対して現像部Dと同じ側にオゾン吸引用風路90を設けた構成としてあるので、コロナ放電帯電器22内で発生し、オゾン排出送風口25aから帯電器22外へ排出されたオゾンが、現像時には、オゾン吸引用風路90によって効率的に吸引されることとなる。
また、ロータリ現像装置40による現像色切り換え動作時には、図8に示したように上記間隙Cを介してオゾンがトナー吸引ダクト80により効率的に吸引されるとともに、現像色切り換え動作時にトナーが飛散したとしても、このトナーはトナー吸引口81から効率的に吸引されることとなる。
以上のように、この画像形成装置によれば、現像時および現像色切り換え時のいずれにおいても、コロナ放電帯電器22内で発生したオゾンと、飛散トナーと良好に吸引されることとなる。
したがって、オゾンによる画像劣化が防止されると同時に、トナー飛散による装置内汚染も防止されることとなる。
(g)現像部Dに対し、トナー吸引口81を像担持体21の回転方向下流側に設けた構成としてあるので、さらに次のような作用効果が得られる。
現像時ないし現像色切り換え時に発生した霧状のトナーは、像担持体21の回転によって生じる回転方向下流側へ向かう気流によって飛散されやすい。
これに対し、この画像形成装置によれば、現像部Dに対し、トナー吸引口81を像担持体21の回転方向下流側に設けてあるので、像担持体21の回転によって生じる回転方向下流側へ向かう気流によってトナーをいたずらに飛散させることなくトナーを効率よくトナー吸引口81から吸引することができる。
(h)現像部材43を現像ローラで構成するとともに、現像部Dに対し、現像ローラ43の回転方向下流側にトナー吸引口81を設けた構成としてあるので、さらに次のような作用効果が得られる。
現像部材43を現像ローラで構成した場合、現像時ないし現像色切り換え時に発生した霧状のトナーは、現像ローラ43の回転によって生じる回転方向下流側へ向かう気流によって飛散される。
これに対し、この画像形成装置によれば、現像部Dに対し、現像ローラ43の回転方向下流側にトナー吸引口81を設けた構成としてあるので、現像ローラ43の回転によって生じる回転方向下流側へ向かう気流によってトナーをいたずらに飛散させることなくトナーを効率よくトナー吸引口81から吸引することができる。
(h)現像部Dに対し、オゾン排出送風口25aをロータリ現像装置40の回転体本体41の回転方向上流側に、トナー吸引口81を回転体本体41の回転方向下流側に設けた構成としてあるので、さらに次のような作用効果が得られる。
現像時ないし現像色切り換え時に発生した霧状のトナーは、ロータリ現像装置の回転体本体41の回転によって生じる回転方向下流側へ向かう気流によって飛散される。
これに対し、この画像形成装置によれば、現像部Dに対し、オゾン排出送風口25aを回転体本体41の回転方向上流側に、トナー吸引口81を回転体本体41の回転方向下流側に設けてあるので、現像色切り換え時に(図8参照)、オゾン排出送風口25aから前記隙間Cを通ってトナー吸引口81へと向かう空気の流れと、回転体本体41の回転によって生じる回転方向下流側へ向かう気流とが同方向となる。
したがって、トナーをいたずらに飛散させることなく(仮に上記両気流の方向が逆方向であったとするとトナーがいたずらに飛散するおそれがある)、トナーの飛散(拡散)を低減させつつ、トナーとオゾンとを効率よくトナー吸引口81から吸引することができる。
【0025】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可能である。
【0026】
【発明の効果】
請求項1〜6記載のいずれの画像形成装置によっても、オゾンによる画像劣化が防止されると同時に、トナー飛散による装置内汚染も防止されることとなる。
さらに、
請求項2記載の画像形成装置によれば、ロータリ現像装置の円周回りの空間を利用して良好に風路を形成することができる。したがってまた、装置を小型化することができる。
請求項3記載の画像形成装置によれば、ロータリ現像装置の円周回りの空間を利用して良好に風路を形成することができる。したがってまた、装置を小型化することができる。
請求項4記載の画像形成装置によれば、少なくとも一方の風路に関しては当該風路を形成するための長いダクト部材が不要となり、装置の組立性が向上するとともに、装置のさらなる小型化も可能となる。
請求項5記載の画像形成装置によれば、トナー吸引用風路によるトナー吸引力と、オゾン吸引用風路によるオゾン吸引力とを、それぞれ適切にかつ容易に設定することが可能となる。
請求項6記載の画像形成装置によれば、現像部材の切り換え時に、トナー吸引用風路に向かう空気流に大きな乱れが生じなくなり、飛散トナーが良好に吸引されることとなる。
【0027】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の一実施の形態の内部構造を示す概略正面図。
【図2】図1の要部の拡大図である。
【図3】主としてトナー吸引ダクト80を示す平断面図。
【図4】送風手段を示す図で、装置本体から取り外した像担持体ユニット20および送風ユニット70を示す斜視図。
【図5】図5は送風手段と上記オゾン吸引用風路90との関係を示す斜視図。
【図6】画像形成装置を正面側から見た斜視図。
【図7】画像形成装置を背面側から見た斜視図。
【図8】作動説明図。
【符号の説明】
11 フレーム
21 感光体(像担持体)
22 コロナ放電帯電器(帯電手段)
30 露光手段
40 ロータリ現像装置
D 現像部
41 回転体本体
43 現像ローラ(現像部材)
80 トナー吸引ダクト(トナー吸引用風路)
83 第1の排気ファン
90 オゾン吸引用風路
93 第2の排気ファン
Claims (4)
- 回転駆動される像担持体と、この像担持体に対向配置され、像担持体の外周面を帯電させる帯電手段と、この帯電手段により帯電させられた像担持体の外周面を選択的に露光して静電潜像を形成する露光手段と、回転体本体の間欠回転により、複数の現像部材を選択的に像担持体に対して接触又は近接させた状態として像担持体上の潜像にトナーを付与して現像することが可能なロータリ現像装置とを備えた画像形成装置であって、
前記ロータリ現像装置の円周回りにおいて、かつその現像部材の回転方向に関し、前記像担持体に対する現像部の下流側に、主として飛散トナーを吸引するための,トナーフィルタおよびオゾンフィルタを備えたトナー吸引用風路を形成するとともに、現像部の上流側に、主としてオゾンを吸引するための,オゾンフィルタを備えたオゾン吸引用風路を形成し,
前記トナー吸引用風路の排気部には第1の排気ファンを設けるとともに、前記オゾン吸引用風路の排気部には第2の排気ファンを設け,
かつ,前記第1の排気ファンによる排気量に比べて、前記第2の排気ファンによる排気量の方を小さくしたことを特徴とする画像形成装置。 - 前記トナー吸引用風路は、前記像担持体に対する現像部の下流側において前記ロータリ現像装置の円周回り沿って略半円筒状に形成されていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記オゾン吸引用風路は、前記像担持体に対する現像部の上流側において前記ロータリ現像装置の円周回り沿って略半円筒状に形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
- 前記トナー吸引用風路、オゾン吸引用風路のうちの少なくとも一方の風路の少なくとも一部を画像形成装置のフレームで形成したことを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1項に記載の画像形成装置。
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