JP2004039814A - 半導体集積回路装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置およびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】プレーナ型キャパシタを有し、複数の電源電圧を使う半導体集積回路装置において、工程数の増加を招くことなくそれぞれのMOSトランジスタの閾値を制御し、同時にプレーナ型キャパシタの閾値電圧を低減する。
【解決手段】n型第1素子領域に形成されたpチャネルメモリトランジスタおよびキャパシタと、p型第2素子領域上に形成されたnチャネル低電圧MOSトランジスタと、p型第3素子領域上に形成されたnチャネル高電圧MOSトランジスタとよりなる半導体集積回路装置において、前記第2のMOSトランジスタのチャネル領域に、p型不純物元素により、高濃度プロファイルでチャネルドープを行なうと同時に、前記第1素子領域中のキャパシタ領域に、前記p型不純物元素を実質的に同じプロファイルで導入する。
【選択図】     図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は一般に半導体装置に係り、特にプレーナ型キャパシタを備えた半導体装置に関する。
【0002】
DRAMは基本的な半導体記憶装置であるが、特にプレーナ型キャパシタを備えたDRAMは単一のトランジスタと単一のキャパシタとよりなり、微細化に適した構成を有しているため、最近ではメモリ半導体装置としての使用のみならず、高速CMOS論理回路に高速メモリとして使われているSRAMを、プレーナ型キャパシタを備えたDRAMにより代替する試みがなされている。
【0003】
いわゆるスタック型キャパシタを備えたDRAMの方が面積を縮小できるが、多層構造のキャパシタはサーマルバジェットを増大させ、トランジスタ特性を劣化させるため、スタック型キャパシタを有するDRAMは高速CMOS論理回路との両立性の点で課題を有している。一方、プレーナ型キャパシタを備えたDRAMは6トランジスタを使うSRAMよりも高い集積密度での集積化が可能であり、また多層構造キャパシタを使わないためサーマルバジェットも低減でき、高速CMOS論理回路での使用に特に適している。
【0004】
プレーナ型キャパシタでは、基板上にキャパシタ絶縁膜を介してセルプレート電極が形成されるが、その際に前記セルプレート電極に電圧を印加し、前記基板中に前記キャパシタ絶縁膜との界面に沿って反転層を誘起し、これをストレージ電極として利用する。
【0005】
従って、このような構成のプレーナ型キャパシタでは、キャパシタが動作するに必要な閾値電圧が存在し、かかる閾値電圧を超える電圧を前記セルプレート電極に印加する必要がある。
【0006】
ところで今日のCMOS高速論理集積回路では、CMOS論理素子自体は0.18μmあるいはそれ以下のゲート長、およびこれに対応して3nmあるいはそれ以下の膜厚のゲート酸化膜を有しており、1.5V程度の低電圧で高速動作を行う。一方、同じ集積回路上には例えば3.3Vで動作する入出力回路等の高電圧トランジスタも形成されており、従ってこのようなプレーナ型キャパシタは、これらCMOS高速論理集積回路上に形成されるCMOS論理素子および高電圧素子の製造工程と並行して、工程数を増加させることなく形成できるものであるのが望ましい。
【0007】
【従来の技術】
単一のプレーナ型キャパシタと単一のトランスファトランジスタとを備えたDRAMでは、前記トランスファトランジスタの閾値電圧をVth1,キャパシタの対向電極に印加される電圧をVcp,基板とキャパシタ絶縁膜との界面に反転層を形成するに必要な閾値電圧をVth2,かかるプレーナ型キャパシタに値「1」を書き込む際の電圧をVb1とした場合、キャパシタに電荷を蓄積するには、Vcp−(Vb1−Vth1)>Vth2の条件が満足される必要がある。すなわち、キャパシタの閾値Vth2が小さいほど、対向電極に印加される電圧の範囲が広がり、設計自由度が増大する。このため、従来より、プレーナ型キャパシタに対応して、基板中に不純物元素をイオン注入することが行われている。例えば米国特許5,986,314号公報を参照。
【0008】
図1(A)〜図2(D)は、かかる従来のプレーナ型キャパシタおよびこれに協働するトランスファトランジスタを有するDRAMを、集積回路を構成する別のMOSトランジスタと同時に形成する工程を示す。
【0009】
図1(A)を参照するに、p型Si基板11上にはSTI構造などの素子分離構造12によりメモリセル領域11AとnMOSトランジスタ領域11Bとが画成されており、前記メモリセル領域11Aには、前記nMOSトランジスタ領域11Bを覆うレジストパターン13AをマスクとしたPのイオン注入により、n型ウェル11aが形成されている。
【0010】
図1(A)の状態では、さらにレジストパターン12AをマスクにAsをイオン注入され、その結果、前記メモリセル領域11Aには、前記領域11Aに形成されるトランスファトランジスタのチャネルドープ領域となるn型領域11bが形成される。
【0011】
さらに図1(B)の工程において前記メモリセル領域11A中のトランジスタ形成領域を覆うようにレジストパターン13Bを形成し、前記レジストパターン13BをマスクにBなどのp型不純物元素をイオン注入することにより、前記メモリセル領域11A中に、プレーナキャパシタ形成領域に対応して、キャリア濃度の低いn−型不純物領域11cが形成される。同時に、前記nMOSトランジスタ領域11Bには、前記領域11Bに形成されるnMOSトランジスタのチャネルドープ領域となるp型領域11dが形成される。
【0012】
さらに図2(C)の工程において熱酸化処理を行うことにより図1(B)の構造上に熱酸化膜14が形成され、図2(D)の工程において前記熱酸化膜14上にポリシリコン膜などの導電膜を堆積し、これをパターニングすることにより、前記メモリセル領域11Aにおいては、前記n型領域11b上にゲート電極15Gが、また前記p型領域11c上に電極15が形成される。同時に前記nMOSトランジスタ領域11Bにおいては、前記p型領域11d上にゲート電極15Gが形成される。その際、前記ゲート電極15Gおよび15G下の熱酸化膜14は、ゲート絶縁膜として使われる。
【0013】
さらに図2(D)の構造に対して前記ゲート電極15Gあるいは15Gをマスクにソース領域およびドレイン領域を形成するイオン注入を行うことにより(図示せず)、前記メモリセル領域11Aにトランスファトランジスタが、また前記nMOSトランジスタ領域11BにnMOSトランジスタが形成される。
【0014】
このような構造の半導体装置においては、図2(D)の電極15に駆動電圧を印加することにより前記n−型領域11cと熱酸化膜14との間に反転層が誘起され、その結果、前記メモリセル領域11Aにはかかる反転層をストレージ電極とするプレーナ型キャパシタが形成される。その際、前記電極15はセルプレート電極として作用し、一方前記p型拡散領域11cはストレージノードとして作用する。このようにして形成されたプレーナ型キャパシタは前記領域11Aに形成されたMOSトランジスタと協働し、プレーナ型DRAMを形成する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
一方、先にも述べたように、最近のCMOS論路回路では、1.2V程度の低電圧で動作する高速CMOS素子の他に、3.3Vで動作する入出力回路等の高電圧素子が含まれることがある。このように単一の基板上において複数の電源電圧を使う半導体集積回路装置においては、電源電圧に応じて厚さの異なるゲート絶縁膜を形成する必要があり、また電源電圧に応じてチャネルドープ領域のドーズ量を変化させる必要がある。
【0016】
そこで、このような複数の電源電圧を使用する半導体集積回路装置において、DRAMなどのプレーナ型キャパシタを有する半導体装置を、工程数を増加させることなく形成できる半導体集積回路装置の製造方法が求められている。先に説明した従来の半導体集積回路装置の製造方法では、このような複数の電源電圧を使用する半導体集積回路装置の製造を、工程数を増やすことなく行うことはできない。
【0017】
また、前記従来の技術による半導体集積回路装置の製造方法では、プレーナキャパシタと協働してDRAMを形成するMOSトランジスタがnMOSトランジスタより構成されているが、電子をキャリアとするnMOSトランジスタは放射線により誘起されるソフトエラーに対して脆弱であり、より有効質量の大きいホールをキャリアとするpMOSトランジスタによりメモリセルトランジスタを形成するのが望ましい。この要請は、特に容量の小さなプレーナ型キャパシタを使ったDRAMにおいて切実である。しかし従来より、pMOSトランジスタをメモリセルトランジスタとしたプレーナ型DRAMを、複数の電源電圧を使う半導体集積回路装置、特に高速論理回路を有する半導体集積回路装置と一体に、しかも工程数の増大を招くことなく形成できる半導体装置の製造方法は知られていなかった。
【0018】
そこで本発明は上記の課題を解決した、新規で有用な半導体装置の製造方法、およびかかる製造方法により製造された半導体装置を提供することを課題とする。
【0019】
本発明のより具体的な課題は、このような複数の電源電圧を使う論理集積回路装置などの半導体集積回路装置の製造において、論理素子と混載されるプレーナ型DRAM、あるいはその他のキャパシタを含む半導体素子を、工程数の増加をまねくことなく形成できる半導体集積回路装置の製造方法、およびかかる製造方法により製造された半導体集積回路装置の製造方法を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の課題を、基板上に形成された第1導電型を有する第1の素子領域と、前記基板上に形成された第2導電型を有する第2の素子領域と、前記基板上に形成された第2導電型を有する第3の素子領域と、前記第1の素子領域のトランジスタ領域上に形成された第2導電型チャネルを有する第1のMOSトランジスタと、前記第1の素子領域のキャパシタ領域に形成されたキャパシタと、前記第2の素子領域上に形成された、第1の膜厚を有する第1のゲート絶縁膜と第1導電型チャネルとを備えた第2のMOSトランジスタと、前記第3の素子領域上に形成された、第2の、より大きな膜厚を有する第2のゲート絶縁膜と第1導電型チャネルとを備えた第3のMOSトランジスタとよりなる半導体集積回路装置の製造方法であって、前記第3の素子領域に、第1導電型の不純物元素を選択的に導入し、前記第3のMOSトランジスタのチャネルドープを行う工程と、前記第1の素子領域の前記キャパシタ領域、および前記第2の素子領域に前記第2導電型の不純物元素を導入し、前記第1の素子領域に前記キャパシタ領域に対応して、前記キャパシタの下部電極として作用する拡散領域を、また前記第2の素子領域において前記第2のMOSトランジスタのチャネルドープを行う工程と、前記第1の素子領域の前記トランジスタ形成領域に前記第1のMOSトランジスタを、また前記キャパシタ形成領域にキャパシタを、前記第2の素子領域に前記第2のMOSトランジスタを、さらに前記第3の素子領域に前記第3のトランジスタを形成する工程とよりなり、前記第2のMOSトランジスタを形成する工程は、前記第1のゲート絶縁膜を前記第1の膜厚に形成する工程を含み、前記第3のMOSトランジスタを形成する工程は、前記第2のゲート絶縁膜を前記第2の膜厚に形成する工程を含み、前記第1の素子領域中、前記キャパシタ領域に前記下部電極となる拡散領域を形成する工程と、前記第2の素子領域に前記第2のMOSトランジスタのチャネルドープを行う工程とは、同時に実行されることを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法により、解決する。
【0021】
また本発明は上記の課題を、基板上に形成された第1導電型を有する第1の素子領域と、前記基板上に形成された第1導電型を有する第2の素子領域と、前記基板上に形成された第1導電型を有する第3の素子領域と、前記第1の素子領域のトランジスタ領域上に形成された第2導電型チャネルを有する第1のMOSトランジスタと、前記第1の素子領域のキャパシタ領域に形成されたキャパシタと、前記第2の素子領域上に形成された、第1の膜厚を有する第1のゲート絶縁膜と第2導電型チャネルとを備えた第2のMOSトランジスタと、前記第3の素子領域上に形成された、第2の、より大きな膜厚を有する第2のゲート絶縁膜と第2導電型チャネルとを備えた第3のMOSトランジスタとを備えた半導体集積回路装置であって、前記第1の素子領域および前記第3の素子領域に第1導電型の不純物元素を導入し、前記第1の素子領域中、前記キャパシタ領域に、前記キャパシタの下部電極となる拡散領域を、また前記第3の素子領域に前記第3のMOSトランジスタのチャネルドープ領域を形成する工程と、前記第1の素子領域中の前記トランジスタ領域および前記第2の素子領域に、第2の、逆導電型の不純物元素を導入し、前記トランジスタ領域に前記第1のMOSトランジスタのチャネルドープ領域を、また前記第2の素子領域に第2のMOSトランジスタのチャネルドープ領域を形成する工程と、前記第1の素子領域中、前記トランジスタ領域に前記第1のMOSトランジスタを、また前記キャパシタ形成領域に前記キャパシタを、前記第2の素子領域に前記第2のMOSトランジスタを、さらに前記第3の素子領域に前記第3のトランジスタを形成する工程とよりなり、前記第2のMOSトランジスタを形成する工程は、前記第1のゲート絶縁膜を前記第1の膜厚に形成する工程を含み、前記第3のMOSトランジスタは前記第2のゲート絶縁膜を前記第2の膜厚に形成する工程を含み、前記第1の素子領域に前記拡散領域を形成する工程と前記第3の素子領域に前記第3のMOSトランジスタのチャネルドープ領域を形成する工程とは同時に実行され、前記第1の素子領域に前記第1のMOSトランジスタのチャネルドープ領域を形成する工程と前記第2の素子領域に前記第2のMOSトランジスタのチャネルドープ領域を形成する工程とは同時に実行されることを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法により、解決する。
[作用]
本発明によれば、低電圧MOSトランジスタと高電圧トランジスタのウェルドープおよびチャネルドープを組み合わせることで、工程数の増加なしにキャパシタの閾値電圧を変化させることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
[第1実施例]
図3(A)〜図5(E)は、本発明の第1実施例による半導体集積回路装置のを示す。
【0023】
図3(A)〜図5(E)を参照するに、p型Si基板21上にはSTI構造などの素子分離構造22により素子領域21A〜21Cが画成されており、前記素子領域21Aにはすでにn型ウェル21aが形成されている。
【0024】
図3(A)の工程では、前記n型ウェル21aが形成された素子領域21AをレジストパターンR1により覆い、前記レジストパターンR1をマスクにBなどのp型不純物元素を例えば300keVの加速電圧下、3×1012cm−2のドーズ量でイオン注入することにより、前記素子領域21Bおよび21C中にp型ウェル21bが形成される。さらに引き続き前記p型不純物元素を例えば50keVの加速電圧下、3×1012cm−2のドーズ量でイオン注入することにより、前記素子領域21Cには前記p型ウェル21b中、基板表面近傍に、p型領域21dが所定の不純物濃度で形成される。このp型領域21dには、後で説明するように、高耐圧nMOSトランジスタのチャネルが形成される。
【0025】
図3(A)の工程では、また低電圧動作nMOSトランジスタが形成される素子領域21Bにも、前記p型領域21dと同じ濃度でp型領域21cが、同時に形成される。
【0026】
次に図3(B)の工程において前記素子領域21CはレジストパターンR2により覆われ、前記レジストパターンR2をマスクに、Bなどのp型不純物元素を例えば30keVの加速電圧下、1×1013cm−2のドーズ量でイオン注入することにより、前記素子領域21Bに、前記領域21Bに形成されるnMOSトランジスタのチャネルドープが行われ、その結果、前記素子領域12Bにはp型領域21eが、前記素子領域21C中のp型領域21dよりも高い、所定の不純物濃度で形成される。
【0027】
図3(B)の工程では、前記レジストパターンR2は前記メモリセル領域21Aの一部を覆い、同時にその一部を露出するように形成されており、その結果、前記Bのイオン注入は、前記メモリセル領域21Aの露出領域においても生じり、図3(B)の工程では、前記メモリセル領域21Aを構成するn型ウェル21aの一部にもBが、前記p型領域21eと実質的に同一のプロファイルで導入され、キャリア濃度の減少した、好ましくはn−型の拡散領域21fが、前記メモリセル領域21Aの一部に形成される。ただし、前記拡散領域21fは、キャリア濃度の低いp−型領域であってもよい。
【0028】
次に図4(C)の工程において図3(B)のレジストパターンR2が除去され、さらに前記素子領域21A上に酸化膜23Aを、前記素子領域21B上に酸化膜23Bを、さらに前記素子領域21C上に酸化膜23Cを形成する。その際、図4(C)の工程では前記酸化膜23Aおよび23Bが同時に、同一の膜厚で形成され、一方前記酸化膜23Cは前記酸化膜23Bよりも大きな膜厚で形成される。このような膜厚の異なる酸化膜は、例えば最初に素子領域21A〜21C上に同時に大きな膜厚で酸化膜を形成し、さらに前記素子領域21C上の酸化膜23Cをレジストマスク覆った状態で素子領域21A,21Bから酸化膜をエッチングにより除去して基板を露出し、さらに前記レジストマスクを除去し、再び酸化処理を行うことにより、薄い酸化膜23A,23Bを前記素子領域21A,21B上にそれぞれ形成することにより、形成できる。前記酸化膜23Aと23Bとは同時に、実質的に同一の膜厚に形成できる。
【0029】
さらに図4(D)の工程において、前記素子領域21A上に前記絶縁膜23Aを介してゲート電極24Aが、素子領域23B上にゲート電極24Bが前記絶縁膜23Bを介して、さらに前記素子領域21C上にゲート電極24Cが前記絶縁膜23Cを介して形成され、さらに前記拡散領域21f上には、前記絶縁膜23Aを隔てて、電極24Dが形成される。その際、前記電極24Dは、その下の絶縁膜23Aおよび拡散領域21fと共に、プレーナ型キャパシタを形成する。
【0030】
さらに図5(E)の工程において図4(D)の素子領域21Aにp型不純物元素が前記ゲート電極24Aおよび電極24Dをマスクにイオン注入され、前記素子領域21Aにp型ソース領域24Asおよびp型ドレイン領域24Adが形成される。すなわち前記素子領域21Aには、ゲート電極24Aおよびp型ソース領域24As、p型ドレイン領域24Adを備えたpMOSトランジスタが形成される。その際、前記p型ドレイン領域24Adは前記拡散領域21fまで延在し、その結果、前記pMOSトランジスタはドレイン領域が前記プレーナ型キャパシタと電気的に接続され、前記キャパシタと共にプレーナ型DRAMを形成する。
【0031】
図6は、このようにして素子領域21Aに形成されたDRAMの等価回路図を示す。
【0032】
図6を参照するに、DRAMを構成するpMOSトランジスタはソース領域24Asが負電位のビットラインBLに接続されており、セルプレート電極24Dが接地されている。
【0033】
このような状態では、ストレージノードを構成するn−型拡散領域21fには絶縁膜23Aとの界面に沿って容易にホールよりなる反転層が形成され、その結果前記拡散領域21fはセルプレート電極24Dおよび間に介在する絶縁膜23Aと共に、有効なプレーナ型キャパシタを形成する。
【0034】
このような構成のDRAMでは、前記キャパシタ絶縁膜23A直下の拡散領域21fには前記n型ウェル21aを形成するn型不純物元素の他に、図3(B)の工程でp型不純物元素が導入されており、その結果、前記電極24Dに電圧を印加した際に前記拡散領域21fと絶縁膜23Aとの界面における反転層形成の閾値電圧が減少し、わずかな印加電圧により反転層を形成することが可能になる。
【0035】
図5(E)の工程では、さらに素子領域21Bおよび21CにおいてAsあるいはPがイオン注入され、前記p型のチャネルドープ領域21e中、前記ゲート電極24Bの両側にn型ソース領域24Bsおよびn型ドレイン領域24Bdが、また前記p型のチャネルドープ領域21d中、前記ゲート電極24Cの両側にn型ソース領域24Csおよびn型ドレイン領域24Cdが形成される。その際、周知の工程により、LDD領域を形成することも可能である。これにより、前記素子領域21BにはDRAMの周辺回路あるいは高速論理素子を形成するnチャネルMOSトランジスタが形成される。一方前記素子領域21Cには、高耐圧の、すなわち高い電源電圧で動作するnチャネルMOSトランジスタが形成される。
【0036】
本実施例では図3(B)の工程に示すように、プレーナ型キャパシタの閾値制御と同時に、素子領域21BのMOSトランジスタの閾値制御がなされており、その結果、素子領域21A〜21CのMOSトランジスタの各々について、最適な閾値制御を実現することが可能である。
【0037】
また本発明ではDRAMメモリセルトランジスタがpチャネルMOSトランジスタの場合を説明しているが、メモリセルトランジスタはnチャネルMOSトランジスタであってもよい。このとこは、前記素子領域21B,21CにはpチャネルMOSトランジスタが形成され、先に説明したのと逆導電型のイオン種がイオン注入される。
[第2実施例]
次に本発明の第2実施例による半導体集積回路装置の製造工程を、図7(A)〜図8(E)を参照しながら説明する。
【0038】
図8(A)を参照するに、p型Si基板31上にはSTI構造などの素子分離構造32により素子領域31A〜31Cが画成されており、図7(A)の工程では、前記素子領域31A〜31Cの各々に、Pを例えば500keVの加速電圧下、3×1012cm−2のドーズ量でイオン注入を一様に実行することにより、前記素子領域31A〜31Cの各々にn型ウェル31aが形成される。さらに引き続き前記Asを例えば150keVの加速電圧下、5×1012cm−2のドーズ量で、一様にイオン注入することにより、前記素子領域31A〜31Cの各々において、前記n型ウェル31a中、基板表面近傍に、n型領域31bが所定の不純物濃度で形成される。このn型領域31bには、後で説明するように、高耐圧nMOSトランジスタのチャネルが形成される。
【0039】
次に図7(B)の工程において前記素子領域31AをレジストパターンR3により保護し、Asを例えば50keVの加速電圧下、2×1013cm−2のドーズ量でイオン注入することにより、前記素子領域31Bにおいて前記n型領域31bの表面近傍に、前記素子領域31Bに形成されるpMOSトランジスタのチャネル領域を構成するn型領域31cが形成される。すなわち、図6(B)の工程において、前記素子領域31Bに形成されるpMOSトランジスタのチャネルドープがなされる。
【0040】
図7(B)の工程では、さらに前記素子領域31Aの一部が前記レジストパターンR3により露出されており、露出領域には、前記素子領域31BへのAsのイオン注入と同時に、Asが、同一の濃度および同一のプロファイルで導入される。その結果、前記素子領域31Aには、前記領域31Aに形成されるpMOSトランジスタのチャネル領域に対応して、前記n型領域31bよりもキャリア濃度の高いn型領域31dが形成される。なお、前記n型領域31dは素子領域31B中の前記n型領域31cと同一のキャリア濃度を有する。
【0041】
次に図8(C)の工程において図7(B)のレジストパターンR3が除去され、さらに前記素子領域31A上に酸化膜33Aを、前記素子領域31B上に酸化膜33Bを、さらに前記素子領域31C上に酸化膜33Cを形成する。その際、図8(C)の工程では前記酸化膜33Aおよび33Bが同時に、同一の膜厚で形成され、一方前記酸化膜33Cは前記酸化膜33Bよりも大きな膜厚で形成される。前記酸化膜33Aと33Bとは実質的に同一の膜厚に形成される。
【0042】
さらに図8(D)の工程において、前記素子領域31A上に前記絶縁膜33Aを介してゲート電極34Aが、素子領域33B上にゲート電極34Bが前記絶縁膜33Bを介して、さらに前記素子領域31C上にゲート電極34Cが前記絶縁膜33Cを介して形成され、さらに前記素子領域31Aにおいては前記拡散領域31b上に、前記絶縁膜33Aを隔てて、キャパシタ電極34Dが形成される。その際、前記キャパシタ電極34Dは、その下の絶縁膜33Aおよび拡散領域31fと共に、プレーナ型キャパシタを形成する。
【0043】
さらに図9(E)の工程において図8(D)の素子領域31Aにp型不純物元素が、前記ゲート電極34Aおよびキャパシタ電極34Dをマスクにイオン注入され、その結果、前記素子領域31Aにp型ソース領域34Asおよびp型ドレイン領域34Adが形成される。すなわち前記素子領域31Aには、ゲート電極34Aおよびp型ソース領域34As、p型ドレイン領域34Adを備えたpMOSトランジスタが形成される。その際、前記p型ドレイン領域34Adは前記拡散領域31bまで延在し、その結果、前記pMOSトランジスタはドレイン領域が前記プレーナ型キャパシタと電気的に接続され、前記キャパシタと共にDRAMを形成する。
【0044】
図9(E)の工程では、さらに素子領域31Bおよび31CにおいてもBがイオン注入され、前記素子領域31Bにおいては前記n型チャネルドープ領域3c中、前記ゲート電極34Bの両側にp型ソース領域34Bsおよびp型ドレイン領域34Bdが、また素子領域31Cにおいては前記n型のチャネルドープ領域31b中、前記ゲート電極34Cの両側にp型ソース領域34Csおよびp型ドレイン領域34Cdが形成される。その際、周知の工程により、LDD領域を形成することも可能である。これにより、前記素子領域31BにはDRAMの周辺回路あるいは高速論理素子を形成するpチャネルMOSトランジスタが形成される。一方前記素子領域31Cには、高耐圧の、すなわち高い電源電圧で動作するpチャネルMOSトランジスタが形成される。
【0045】
このような構成のDRAMでは、前記キャパシタ絶縁膜33A直下の拡散領域31bには前記素子領域31Cのn型チャネルドープ領域31bと同じキャリア濃度が実現されており、その結果、前記電極34Dに電圧を印加した際に、わずかな電圧で前記拡散領域31bと絶縁膜33Aとの界面に反転層を形成することが可能になる。
【0046】
本実施例では図7(A)の工程に示すように、プレーナ型キャパシタの閾値制御と同時に、素子領域31Cの高耐圧pMOSトランジスタの閾値制御がなされており、また図7(B)の工程における素子領域31Bの低電圧pMOSトランジスタの閾値制御の際に、同時に素子領域31Aのトランスファトランジスタを形成するpチャネルMOSトランジスタの閾値制御がなされ、その結果、素子領域31A〜31CのMOSトランジスタの各々について、追加工程を行うことなく、最適な閾値制御を実現することが可能である。
【0047】
また本発明による半導体集積回路装置では、先の実施例と同様に、素子領域31AにおいてDRAMのメモリセルトランジスタを構成するMOSトランジスタがpMOSトランジスタであるため、ソフトエラーに対して優れた耐性を実現することができる。
[第3実施例]
図10(A)〜図13(G)は、本発明の第3実施例による半導体集積回路装置の製造工程を示す。
【0048】
図10(A)を参照するに、p型Si基板41上にはSTI構造の素子分離構造42により、メモリセル領域41Aと、CMOS論理素子の一部を構成するnMOSトランジスタが形成される素子領域41Bと、高耐圧nMOSトランジスタが形成される素子領域41Cと、CMOS論理素子の一部を構成するpMOSトランジスタが形成される素子領域41Dと、高耐圧pMOSトランジスタが形成される素子領域41Eとが画成されている。
【0049】
図10(A)の工程では、前記素子領域41Bおよび41CをレジストパターンR4で覆い、前記レジストパターンR4をマスクに、前記素子領域41Aおよび41D,41EにPを例えば500keVの加速電圧下、3×1012cm−2のドーズ量でイオン注入し、n型ウェル41aを形成する。
【0050】
さらに図10(A)の工程では、前記レジストパターンR4をマスクに、前記素子領域41Aおよび41D,41Eに、Asを例えば150keVの加速電圧下、5×1012cm−2のドーズ量でイオン注入し、前記素子領域41E中、前記n型ウェル41a内に、前記素子領域41Eに形成されるpMOS高耐圧トランジスタのチャネルドープが行われる。その結果、前記素子領域41Eにおいては、n側ウェル41aの表面近傍に、n型チャネルドープ領域41bが形成される。同時に、前記素子領域41Aおよび41Dにおいても、前記n型ウェル41aの表面近傍に、同一濃度でn型領域41cおよび41dが、それぞれ形成される。
【0051】
次に図10(B)の工程において前記素子領域41Aおよび41D,41EはレジストパターンR5により覆われ、前記レジストパターンR5をマスクにBを例えば300keVの加速電圧下、3×1012cm−2のドーズ量でイオン注入を行ない、前記素子領域41Bおよび41Cにp型ウェル41eを形成する。
【0052】
図10(B)の工程では、さらに引き続き前記レジストパターンR5をマスクにBを例えば50keVの加速電圧下、3×1012cm−2のドーズ量でイオン注入し、前記素子領域41C中、前記p型ウェル41e内に、前記素子領域41C中に形成されるnMOS高耐圧トランジスタのチャネルドープが行われる。その結果、前記素子領域41Cにおいては、p型ウェル41eの表面近傍に、p型チャネルドープ領域41fが形成される。同時に、前記素子領域41Bにおいても、前記p型ウェル41eの表面近傍に、同一濃度でp型領域41gが形成される。
【0053】
次に図11(C)の工程において、前記素子領域41C,41Dおよび41EがレジストパターンR6により覆われ、さらに前記レジストパターンR6をマスクに、Bを例えば30keVの加速電圧下、1×1013cm−2のドーズ量でイオン注入し、前記素子領域41B中、前記p型領域41g内に、前記素子領域41B中に形成されるnMOSトランジスタのチャネルドープが行われる。その結果、前記素子領域41Bにおいては、前記p型領域41gの表面近傍に、p型チャネルドープ領域41hが形成される。
【0054】
ところで、図11(C)の工程では、前記レジストパターンR6は、前記素子領域41Aのうちトランジスタ形成領域を覆い、キャパシタ形成領域を露出するように形成されており、その結果、前記素子領域41B中におけるチャネルドープ工程と同時に、前記素子領域41Aのうちキャパシタ形成領域においてもBのイオン注入が同時に、同一の濃度および同一のプロファイルで行われ、その結果、前記n型領域41cの一部に、n−型あるいはp−型の拡散領域41iが形成される。
【0055】
さらに図11(D)の工程において前記素子領域41B,41C,41Eおよび前記素子領域41Aのうち、前記拡散領域41iを覆うようにレジストパターンR7が形成され、さらに前記レジストパターンR7をマスクにAsのイオン注入を例えば150keVの加速電圧下、2×1013cm−2のドーズ量で行うことにより、前記素子領域41D中、前記n型領域41d内に、前記素子領域41D中に形成されるpMOSトランジスタのチャネルドープが行われる。同時に、前記素子領域41Aにおいても、トランジスタ形成領域において、前記素子領域41Aに形成されるpMOSトランジスタのチャネルドープが、同一の濃度およびプロファイルで行われる。その結果、前記素子領域41Dにおいては前記n型領域41dの表面近傍にn型チャネルドープ領域41jが、また前記素子領域41Aにおいては、前記n型領域41cの表面近傍にn型チャネルドープ領域41kが形成される。
【0056】
勿論、図11(D)の工程において前記素子領域41Dへのイオン注入と素子領域41Aへのイオン注入とを異なったマスクを使っておこなうことで、前記素子領域41Dに形成されるpMOSトランジスタの閾値特性と前記素子領域41Aに形成されるpMOSトランジスタの閾値特性とを変化させることも可能である。
【0057】
次に図12(E)の工程において前記素子領域41Cおよび41E上にそれぞれシリコン酸化膜43Cおよび43Eを例えば6nmの膜厚で形成し、さらに前記素子領域41A,41Bおよび41D上にそれぞれシリコン酸化膜43A,43Bおよび43Dを、それぞれ例えば3nmの、より小さい膜厚で形成する。このような素子領域毎に膜厚の異なった酸化膜は、例えば最初に全ての素子領域41A〜41Eに対して6nmの膜厚のシリコン酸化膜を熱酸化処理により形成し、続いてこのようにして形成されたシリコン酸化膜を素子領域41A,41Bおよび41Dから除去し、改めて膜厚が3nmのシリコン酸化膜を熱酸化処理により形成することで、形成することが可能である。
【0058】
さらに図12(E)の工程では、このようにして形成された構造上にポリシリコン膜を例えば200nmの膜厚に堆積し、これをパターニングすることにより、前記素子領域41A〜41Eにゲート電極44A〜44Eを、それぞれのゲート長で形成する。さらに図12(E)の工程では、前記ゲート電極44A〜44Eの形成と同時に、前記拡散領域41i上に、間に形成されたシリコン酸化膜43Aを隔てて、セルプレートとなる電極44Fが形成される。
【0059】
次に図12(F)の工程において前記素子領域41Bおよび41Cに前記ゲート電極44Bおよび44CをマスクにPを例えば15keVの加速電圧下、1×1014cm−2のドーズ量でイオン注入し、前記素子領域41Bにおいて前記p型チャネルドープ領域41h中、前記ゲート電極44Bの両側にn−型のソースエクステンション領域45Bsおよびドレインエクステンション領域45Bdを、また前記素子領域41Cにおいて前記p型チャネルドープ領域41f中、前記ゲート電極44Cの両側にn−型のソースエクステンション領域45Csおよびドレインエクステンション領域45Cdを形成する。
【0060】
さらに図12(F)の工程では、前記素子領域41A,41Dおよび41Eに前記ゲート電極44A,44Dおよび44Eをマスクにフッ化ボロン(BF)を例えば20keVの加速電圧下、1×1014cm−2のドーズ量でイオン注入し、前記素子領域41Aにおいて前記n型チャネルドープ領域41k中、前記ゲート電極44Aの両側にp−型のソースエクステンション領域45Asおよびドレインエクステンション領域45Adを、前記素子領域41Dにおいて前記n型チャネルドープ領域41j中、前記ゲート電極44Dの両側にp−型のソースエクステンション領域45Dsおよびドレインエクステンション領域45Ddを、また前記素子領域41Eにおいて前記n型チャネルドープ領域41b中、前記ゲート電極44Eの両側にp−型のソースエクステンション領域45Esおよびドレインエクステンション領域45Edを形成する。
【0061】
さらに図12(F)の工程では、前記ゲート電極44A〜44Eの各々に側壁絶縁膜を周知の方法で形成し、前記素子領域41Bおよび41Cに前記ゲート電極44B,44Cおよびその側壁絶縁膜47をマスクにPを例えば15keVの加速電圧下、1×1015cm−2のドーズ量でイオン注入し、前記素子領域41Bにおいて前記p型チャネルドープ領域41h中、前記ゲート電極44Bの両側にn+型のソース領域46BSおよびドレイン領域46BDを、また前記素子領域41Cにおいて前記p型チャネルドープ領域41f中、前記ゲート電極44Cの両側にn+型のソース領域46CSおよびドレイン領域46CDを形成する。
【0062】
同様に、図12(F)の工程において前記素子領域41A,41Dおよび41Eに前記ゲート電極44A,44D,44Eおよびその側壁絶縁膜47をマスクにBを例えば15keVの加速電圧下、1×1015cm−2のドーズ量でイオン注入し、前記素子領域41Aにおいて前記n型チャネルドープ領域41k中、前記ゲート電極44Aの両側にp+型のソース領域46ASおよびドレイン領域46ADを、前記素子領域41Dにおいて前記n型チャネルドープ領域41j中、前記ゲート電極44Dの両側にp+型のソース領域46DSおよびドレイン領域46DDを、前記素子領域41Eにおいて前記n型チャネルドープ領域41b中、前記ゲート電極44Eの両側にp+型のソース領域46ESおよびドレイン領域46EDを形成する。
【0063】
さらにこのようにしてイオン注入を行った構造に対して例えば1000℃で10秒間熱処理することにより、注入された不純物元素を活性化する。
【0064】
さらに図13(G)の工程において図12(F)の構造上にCoSi膜を例えば30nmの膜厚にスパッタし、さらにこれを例えば500℃、30秒間熱処理することにより、前記ゲート電極44A〜44Eおよび前記ソース領域46AS〜46ES,前記ドレイン領域46AD〜4EDの各々に低抵抗シリサイド膜(図示せず)を形成する。
【0065】
さらに残ったシリサイド化していないCoSi膜を除去した後、得られた構造上にSiOなどの層間絶縁膜48をプラズマCVD法により、例えば1μmの厚さに形成する。
【0066】
さらに形成された層間絶縁膜48中に前記素子領域41A中のソース領域41ASを露出するコンタクトホールを形成し、前記コンタクトホールにビット線コンタクトを形成する。同時に他のソース領域あるいはドレイン領域に対応したコンタクトプラグ49を各素子領域41B〜41Eについて形成し、さらに前記層間絶縁膜48上にビットラインBLおよび配線パターン50を形成することにより、所望の半導体集積回路装置が得られる。
【0067】
このようにして得られた半導体集積回路装置は、高速論理回路部に、素子領域41Bに形成されるnMOSトランジスタと素子領域41Dに形成されるpMOSトランジスタとよりなるCMOS素子を含む。
【0068】
先にも説明したように、本実施例の半導体集積回路装置では、前記素子領域41Aに形成されるプレーナ型キャパシタの閾値電圧が、前記拡散領域41iにBをイオン注入することにより低減されており、所望のキャパシタ動作を得るためにセルプレート電極44Fに印加する必要のある駆動電圧の選択自由度が向上する。また同時に、低電圧動作する薄いゲート絶縁膜を有するpチャネルあるいはnチャネルMOSトランジスタにおいて最適な閾値制御がなされ、さらに高電圧動作する厚いゲート電極を有するpチャネルあるいはnチャネルMOSトランジスタにおいて最適な閾値制御がなされる。
【0069】
その際、本実施例による製造方法によれば、これらの閾値制御を行うのに、余計な工程を行う必要がない。
【0070】
以上、本発明を好ましい実施例について説明したが、本発明はかかる特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した要旨内において様々な変形・変更が可能である。
【0071】
(付記1) 基板と、
前記基板上に形成された第1導電型を有する第1の素子領域と、
前記基板上に形成された第2導電型を有する第2の素子領域と、
前記基板上に形成された第2導電型を有する第3の素子領域と、
前記第1の素子領域のトランジスタ領域上に形成された第2導電型チャネルを有する第1のMOSトランジスタと、
前記第1の素子領域のキャパシタ領域に形成されたキャパシタと、
前記第2の素子領域上に形成された、第1の膜厚を有する第1のゲート絶縁膜と第1導電型チャネルとを備えた第2のMOSトランジスタと、
前記第3の素子領域上に形成された、第2の、より大きな膜厚を有する第2のゲート絶縁膜と第1導電型チャネルとを備えた第3のMOSトランジスタとよりなる半導体集積回路装置において、
前記第3のMOSトランジスタのチャネル領域には、第2導電型不純物元素により、第1のプロファイルでチャネルドープがなされており、
前記第2のMOSトランジスタのチャネル領域には、第2導電型不純物元素により、第2の、より高濃度のプロファイルでチャネルドープがなされており、
前記第1の素子領域には、前記キャパシタ領域に、前記第2のMOSトランジスタのチャネルドープから前記第3のMOSトランジスタのチャネルドープを差し引いたものと実質的に同じプロファイルで、第2導電型不純物元素が導入され、キャパシタ下部電極として作用する拡散領域が形成されていることを特徴とする半導体集積回路装置。
【0072】
(付記2) 前記拡散領域は前記第1導電型を有し、前記拡散領域のキャリア濃度は、前記第1の素子領域のキャリア濃度よりも低いことを特徴とする付記1記載の半導体集積回路装置。
【0073】
(付記3) さらに前記第2の素子領域には、前記第1の膜厚のゲート絶縁膜を有し前記第1導電型チャネルを有する第4のMOSトランジスタが形成されており、前記第3の素子領域には、前記第2の膜厚のゲート絶縁膜を有し前記第1導電型チャネルを有する第5のMOSトランジスタが形成されていることを特徴とする付記1または2記載の半導体集積回路装置。
【0074】
(付記4) 基板と、
前記基板上に形成された第1導電型を有する第1の素子領域と、
前記基板上に形成された第1導電型を有する第2の素子領域と、
前記基板上に形成された第1導電型を有する第3の素子領域と、
前記第1の素子領域のトランジスタ領域上に形成された第2導電型チャネルを有する第1のMOSトランジスタと、
前記第1の素子領域のキャパシタ領域に形成されたキャパシタと、
前記第2の素子領域上に形成された、第1の膜厚を有する第1のゲート絶縁膜と第2導電型チャネルとを備えた第2のMOSトランジスタと、
前記第3の素子領域上に形成された、第2の、より大きな膜厚を有する第2のゲート絶縁膜と第2導電型チャネルとを備えた第3のMOSトランジスタとを備えた半導体集積回路装置において、
前記第3のMOSトランジスタのチャネル領域には、第1導電型不純物元素により、第1のプロファイルでチャネルドープがなされており、
前記第2のMOSトランジスタのチャネル領域には、第1導電型不純物元素により、第2の、より高濃度のプロファイルでチャネルドープがなされており、
前記第1の素子領域には、前記キャパシタ領域において、前記第3のMOSトランジスタのチャネルドープと実質的に同じプロファイルで、第1導電型不純物元素が導入され、前記キャパシタの下部電極として作用する拡散領域が形成されていることを特徴とする半導体集積回路装置。
【0075】
(付記5) 前記第1のMOSトランジスタはpチャネルMOSトランジスタであることを特徴とする付記1〜4のうち、いずれか一項記載の半導体集積回路装置。
【0076】
(付記6) 前記キャパシタは、前記第1の素子領域において、前記キャパシタ形成領域を覆うように形成された、前記第1のゲート絶縁膜と実質的に同じ膜厚のキャパシタ絶縁膜と、前記キャパシタ絶縁膜上に形成されたキャパシタ電極とを備えたことを特徴とする請求項1〜5のうち、いずれか一項記載の半導体集積回路装置。
【0077】
(付記7) 前記キャパシタ下部電極として作用する拡散領域は前記第1導電型を有し、キャリア濃度が、前記第1のMOSトランジスタのチャネル領域よりも濃度低いことを特徴とする付記1〜6のうち、いずれか一項記載の半導体集積回路装置。
【0078】
(付記8) 前記第1のMOSトランジスタと前記キャパシタとは、DRAMを構成することを特徴とする付記1〜7のうち、いずれか一項記載の半導体集積回路装置。
【0079】
(付記9) 基板上に形成された第1導電型を有する第1の素子領域と、前記基板上に形成された第2導電型を有する第2の素子領域と、前記基板上に形成された第2導電型を有する第3の素子領域と、前記第1の素子領域のトランジスタ領域上に形成された第2導電型チャネルを有する第1のMOSトランジスタと、前記第1の素子領域のキャパシタ領域に形成されたキャパシタと、前記第2の素子領域上に形成された、第1の膜厚を有する第1のゲート絶縁膜と第1導電型チャネルとを備えた第2のMOSトランジスタと、前記第3の素子領域上に形成された、第2の、より大きな膜厚を有する第2のゲート絶縁膜と第1導電型チャネルとを備えた第3のMOSトランジスタとよりなる半導体集積回路装置の製造方法であって、
前記第2の素子領域と前記第3の素子領域に、第2導電型の不純物元素を選択的に導入し、前記第3のMOSトランジスタのチャネルドープを行う工程と、
前記第1の素子領域の前記キャパシタ領域および前記第2の素子領域に前記第2導電型の不純物元素を導入し、前記第1の素子領域に前記キャパシタ領域に対応して、前記キャパシタの下部電極として作用する拡散領域を、また前記第2の素子領域において前記第2のMOSトランジスタのチャネルドープを行う工程と、
前記第1の素子領域の前記トランジスタ領域に前記第1のMOSトランジスタを、また前記キャパシタ領域にキャパシタを、前記第2の素子領域に前記第2のMOSトランジスタを、さらに前記第3の素子領域に前記第3のMOSトランジスタを形成する工程とよりなり、
前記第2のMOSトランジスタを形成する工程は、前記第1のゲート絶縁膜を前記第1の膜厚に形成する工程を含み、
前記第3のMOSトランジスタを形成する工程は、前記第2のゲート絶縁膜を前記第2の膜厚に形成する工程を含み、
前記第1の素子領域中、前記キャパシタ領域に前記下部電極となる拡散領域を形成する工程と、前記第2の素子領域に前記第2のMOSトランジスタのチャネルドープを行う工程とは、同時に実行され、
前記第3のMOSトランジスタのチャネルドープを行う工程では、同時に前記第2の素子領域にも前記第2導電型の不純物元素を導入することを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
【0080】
(付記10) 前記第2のMOSトランジスタのチャネルドープ工程の後、前記第1〜第3のMOSトランジスタを形成する工程の前に、前記第1の素子領域に第1導電型の不純物元素を、前記キャパシタ領域を避けて導入する工程を含むことを特徴とする付記9記載の半導体集積回路装置の製造方法。
【0081】
(付記11) 前記基板上には、さらに前記第1導電型の第4の素子領域が形成されており、前記第1の素子領域に前記第1導電型の不純物元素を導入する工程と同時に、前記第1導電型不純物元素が、前記第4の素子領域にも導入されることを特徴とする付記10記載の半導体集積回路装置の製造方法。
【0082】
(付記12) 前記基板上には、さらに前記第1導電型の第5の素子領域が形成されており、前記第3のMOSトランジスタのチャネルドープ工程に先立って、前記第1の素子領域、前記第4の素子領域および前記第5の素子領域には、第1導電型の不純物元素が導入されることを特徴とする付記11記載の半導体集積回路装置の製造方法。
【0083】
(付記13) 基板上に形成された第1導電型を有する第1の素子領域と、前記基板上に形成された第1導電型を有する第2の素子領域と、前記基板上に形成された第1導電型を有する第3の素子領域と、前記第1の素子領域のトランジスタ領域上に形成された第2導電型チャネルを有する第1のMOSトランジスタと、前記第1の素子領域のキャパシタ領域に形成されたキャパシタと、前記第2の素子領域上に形成された、第1の膜厚を有する第1のゲート絶縁膜と第2導電型チャネルとを備えた第2のMOSトランジスタと、前記第3の素子領域上に形成された、第2の、より大きな膜厚を有する第2のゲート絶縁膜と第2導電型チャネルとを備えた第3のMOSトランジスタとを備えた半導体集積回路装置の製造方法であって、
前記第1の素子領域および前記第2の素子領域および前記第3の素子領域に第1導電型の不純物元素を導入し、前記第1の素子領域中、前記キャパシタ領域に、前記キャパシタの下部電極となる拡散領域を、また前記第3の素子領域に前記第3のMOSトランジスタの第1導電型チャネルドープ領域を形成する工程と、前記第1の素子領域中の前記トランジスタ領域および前記第2の素子領域に第1導電型の不純物元素を導入し、前記トランジスタ領域に前記第1のMOSトランジスタのチャネルドープ領域を、また前記第2の素子領域に第2のMOSトランジスタのチャネルドープ領域を形成する工程と、
前記第1の素子領域中、前記トランジスタ領域に前記第1のMOSトランジスタを、また前記キャパシタ領域に前記キャパシタを、前記第2の素子領域に前記第2のMOSトランジスタを、さらに前記第3の素子領域に前記第3のトランジスタを形成する工程とよりなり、
前記第2のMOSトランジスタを形成する工程は、前記第1のゲート絶縁膜を前記第1の膜厚に形成する工程を含み、
前記第3のMOSトランジスタは前記第2のゲート絶縁膜を前記第2の膜厚に形成する工程を含み、
前記第1の素子領域に前記拡散領域を形成する工程と前記第3の素子領域に前記第3のMOSトランジスタのチャネルドープ領域を形成する工程とは同時に実行され、
前記第1の素子領域に前記第1のMOSトランジスタのチャネルドープ領域を形成する工程と前記第2の素子領域に前記第2のMOSトランジスタのチャネルドープ領域を形成する工程とは同時に実行されることを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
【0084】
(付記14) 前記第1の素子領域において、前記第1のMOSトランジスタはpMOSトランジスタよりなることを特徴とする付記8〜13のうち、いずれか一項記載の半導体集積回路装置の製造方法。
【0085】
(付記15) 前記第1の素子領域において、前記第1のMOSトランジスタと前記キャパシタとはDRAMを形成することを特徴とする付記9〜14のうち、いずれか一項記載の半導体集積回路装置の製造方法。
【0086】
(付記16) 基板上に形成された第1導電型を有する第1の素子領域と、前記基板上に形成された第2導電型を有する第2の素子領域と、前記基板上に形成された第2導電型を有する第3の素子領域と、前記基板上に形成された第1導電型を有する第4の素子領域と、前記基板上に形成された第1導電型を有する第5の素子領域と、前記第1の素子領域のトランジスタ領域上に形成された第2導電型チャネルを有する第1のMOSトランジスタと、前記第1の素子領域のキャパシタ領域に形成されたキャパシタと、前記第2の素子領域上に形成された、第1の膜厚を有する第1のゲート絶縁膜と第1導電型チャネルとを備えた第2のMOSトランジスタと、前記第3の素子領域上に形成された、第2の、より大きな膜厚を有する第2のゲート絶縁膜と第1導電型チャネルとを備えた第3のMOSトランジスタと、前記第4の素子領域上に形成された、第3の膜厚を有する第4のゲート絶縁膜と第2導電型チャネルとを備えた第4のMOSトランジスタと、前記第5の素子領域上に形成された、第4の、前記第3の膜厚よりも大きな膜厚を有する第5のゲート絶縁膜と第2導電型チャネルとを備えた第5のMOSトランジスタとを備えた半導体集積回路装置の製造方法であって、
前記第1の素子領域と前記第4の素子領域と前記第5の素子領域に第1導電型の不純物元素を選択的に導入し、前記第1の素子領域中の前記キャパシタ領域に、前記キャパシタの下部電極となる拡散領域を、また前記第5の素子領域に前記第5のMOSトランジスタの第1導電型チャネルドープ領域を形成する工程と、前記第2の素子領域と前記第3の素子領域に第2導電型の不純物元素を選択的に導入し、前記第3のMOSトランジスタのチャネルドープを行う工程と、
前記第1の素子領域の前記キャパシタ領域および前記第2の素子領域に第1導電型の不純物元素を選択的に導入し、前記第1の素子領域に前記キャパシタ領域に対応して、前記キャパシタの下部電極として作用する拡散領域を、また前記第2の素子領域において前記第2のMOSトランジスタのチャネルドープを行う工程と、
前記第1の素子領域の前記トランジスタ領域および前記第4の素子領域に第1導電型の不純物元素を導入し、前記トランジスタ領域に前記第1のMOSトランジスタのチャネルドープ領域を、また前記第4の素子領域に前記第4のMOSトランジスタのチャネルドープ領域を形成する工程と、
前記第1の素子領域の前記トランジスタ形成領域に前記第1のMOSトランジスタを、また前記キャパシタ形成領域にキャパシタを、前記第2の素子領域に前記第2のMOSトランジスタを、前記第3の素子領域に前記第3のMOSトランジスタを、前記第4の素子領域に前記第4のMOSトランジスタを、さらに前記第5の素子領域に前記第5のMOSトランジスタを形成する工程とよりなり、
前記第2のMOSトランジスタを形成する工程は、前記第1のゲート絶縁膜を前記第1の膜厚に形成する工程を含み、
前記第3のMOSトランジスタを形成する工程は、前記第2のゲート絶縁膜を前記第2の膜厚に形成する工程を含み、
前記第4のMOSトランジスタを形成する工程は、前記第3のゲート絶縁膜を前記第1の膜厚に形成する工程を含み、
前記第5のMOSトランジスタを形成する工程は、前記第5のゲート絶縁膜を前記第2の膜厚に形成する工程を含み、
前記第1の素子領域中、前記キャパシタ領域に前記下部電極となる拡散領域を形成する工程と、前記第4の素子領域に前記第4のMOSトランジスタのチャネルドープを行う工程とは、同時に実行されることを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
【0087】
【発明の効果】
本発明によれば、前記第1の素子領域に形成されるキャパシタの下部電極を形成する拡散領域が、前記第2のMOSトランジスタのチャネルドープ工程、あるいは前記第3のMOSトランジスタのチャネルドープ工程と同時に実行され、その結果、複数の電源電圧を使用する半導体集積回路装置において、工程数を増やすことなく、キャパシタを形成することが可能になる。また、本発明によれば、ゲート絶縁膜の膜厚が異なり、従って動作電圧の異なる第2および第3のMOSトランジスタにおいて、前記キャパシタ領域へのイオン注入工程と同時に閾値電圧を変化させることができ、半導体集積回路装置の製造工程が簡素化される。
【0088】
特に本発明によれば、低電圧MOSトランジスタと高電圧トランジスタのウェルドープおよびチャネルドープを組み合わせることで、工程数の増加なしにキャパシタの閾値電圧を変化させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A),(B)は、従来のプレーナ型キャパシタを有する半導体集積回路装置の製造工程を説明する図(その1)である。
【図2】(C),(D)は、従来のプレーナ型キャパシタを有する半導体集積回路装置の製造工程を説明する図(その2)である。
【図3】(A),(B)は、本発明の第1実施例による半導体集積回路装置の製造工程を説明する図(その1)である。
【図4】(C),(D)は、本発明の第1実施例による半導体集積回路装置の製造工程を説明する図(その2)である。
【図5】(E)は、本発明の第1実施例による半導体集積回路装置の製造工程を説明する図(その3)である。
【図6】図5(E)の工程で得られたプレーナ型キャパシタを有するDRAMの等価回路図である。
【図7】(A),(B)は、本発明の第2実施例による半導体集積回路装置の製造工程を説明する図(その1)である。
【図8】(C),(D)は、本発明の第2実施例による半導体集積回路装置の製造工程を説明する図(その2)である。
【図9】(E)は、本発明の第2実施例による半導体集積回路装置の製造工程を説明する図(その3)である。
【図10】(A),(B)は、本発明の第3実施例による半導体集積回路装置の製造工程を説明する図(その1)である。
【図11】(C),(D)は、本発明の第3実施例による半導体集積回路装置の製造工程を説明する図(その2)である。
【図12】(E),(F)は、本発明の第3実施例による半導体集積回路装置の製造工程を説明する図(その3)である。
【図13】(G)は、本発明の第3実施例による半導体集積回路装置の製造工程を説明する図(その4)である。
【符号の説明】
11,21基板
11A,11B,21A〜21C,31A〜31C,41A〜41E 素子領域
11a,21a,31a,41a n型ウェル
11b,11d チャネルドープ領域
11c,21f,31b,41i ストレージノード
12 素子分離構造
13A,13B,R1〜R7 レジストパターン
14,23A〜23C,33A〜33C,43A〜43E ゲート絶縁膜
15G,15G,24A〜24C,34A〜34C,44A〜44E ゲート電極
15,24D,34D,44F キャパシタ電極
21b p型ウェル
21c p型領域
21d,21e,41f,41h p型チャネルドープ領域
31d,41b,41j,41k n型チャネルドープ領域
45As〜45Es ソースエクステンション領域
45Ad〜45Ed ドレインエクステンション領域
46AS〜46ES ソース領域
46AD〜46ED ドレイン領域
48 層間絶縁膜
49BL ビット線コンタクト
49 コンタクトプラグ
50 配線パターン
BL ビット線

Claims (9)

  1. 基板と、
    前記基板上に形成された第1導電型を有する第1の素子領域と、
    前記基板上に形成された第2導電型を有する第2の素子領域と、
    前記基板上に形成された第2導電型を有する第3の素子領域と、
    前記第1の素子領域のトランジスタ領域上に形成された第2導電型チャネルを有する第1のMOSトランジスタと、
    前記第1の素子領域のキャパシタ領域に形成されたキャパシタと、
    前記第2の素子領域上に形成された、第1の膜厚を有する第1のゲート絶縁膜と第1導電型チャネルとを備えた第2のMOSトランジスタと、
    前記第3の素子領域上に形成された、第2の、より大きな膜厚を有する第2のゲート絶縁膜と第1導電型チャネルとを備えた第3のMOSトランジスタとよりなる半導体集積回路装置において、
    前記第3のMOSトランジスタのチャネル領域には、第2導電型不純物元素により、第1のプロファイルでチャネルドープがなされており、
    前記第2のMOSトランジスタのチャネル領域には、第2導電型不純物元素により、第2の、より高濃度のプロファイルでチャネルドープがなされており、
    前記第1の素子領域には、前記キャパシタ領域に、前記第2のMOSトランジスタのチャネルドープから前記第3のMOSトランジスタのチャネルドープを差し引いたものと実質的に同じプロファイルで、第2導電型不純物元素が導入され、キャパシタ下部電極として作用する拡散領域が形成されていることを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 前記拡散領域は前記第1導電型を有し、前記拡散領域のキャリア濃度は、前記第1の素子領域のキャリア濃度よりも低いことを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路装置。
  3. 基板と、
    前記基板上に形成された第1導電型を有する第1の素子領域と、
    前記基板上に形成された第1導電型を有する第2の素子領域と、
    前記基板上に形成された第1導電型を有する第3の素子領域と、
    前記第1の素子領域のトランジスタ領域上に形成された第2導電型チャネルを有する第1のMOSトランジスタと、
    前記第1の素子領域のキャパシタ領域に形成されたキャパシタと、
    前記第2の素子領域上に形成された、第1の膜厚を有する第1のゲート絶縁膜と第2導電型チャネルとを備えた第2のMOSトランジスタと、
    前記第3の素子領域上に形成された、第2の、より大きな膜厚を有する第2のゲート絶縁膜と第2導電型チャネルとを備えた第3のMOSトランジスタとを備えた半導体集積回路装置において、
    前記第3のMOSトランジスタのチャネル領域には、第1導電型不純物元素により、第1のプロファイルでチャネルドープがなされており、
    前記第2のMOSトランジスタのチャネル領域には、第1導電型不純物元素により、第2の、より高濃度のプロファイルでチャネルドープがなされており、
    前記第1の素子領域には、前記キャパシタ領域において、前記第3のMOSトランジスタのチャネルドープと実質的に同じプロファイルで、第1導電型不純物元素が導入され、前記キャパシタの下部電極として作用する拡散領域が形成されていることを特徴とする半導体集積回路装置。
  4. 前記第1のMOSトランジスタはpチャネルMOSトランジスタであることを特徴とする請求項1〜3のうち、いずれか一項記載の半導体集積回路装置。
  5. 前記キャパシタ下部電極として作用する拡散領域は前記第1導電型を有し、キャリア濃度が、前記第1のMOSトランジスタのチャネル領域よりも濃度低いことを特徴とする請求項1〜4のうち、いずれか一項記載の半導体集積回路装置。
  6. 基板上に形成された第1導電型を有する第1の素子領域と、前記基板上に形成された第2導電型を有する第2の素子領域と、前記基板上に形成された第2導電型を有する第3の素子領域と、前記第1の素子領域のトランジスタ領域上に形成された第2導電型チャネルを有する第1のMOSトランジスタと、前記第1の素子領域のキャパシタ領域に形成されたキャパシタと、前記第2の素子領域上に形成された、第1の膜厚を有する第1のゲート絶縁膜と第1導電型チャネルとを備えた第2のMOSトランジスタと、前記第3の素子領域上に形成された、第2の、より大きな膜厚を有する第2のゲート絶縁膜と第1導電型チャネルとを備えた第3のMOSトランジスタとよりなる半導体集積回路装置の製造方法であって、
    前記第2の素子領域と前記第3の素子領域に、第2導電型の不純物元素を選択的に導入し、前記第3のMOSトランジスタのチャネルドープを行う工程と、
    前記第1の素子領域の前記キャパシタ領域および前記第2の素子領域に前記第2導電型の不純物元素を導入し、前記第1の素子領域に前記キャパシタ領域に対応して、前記キャパシタの下部電極として作用する拡散領域を、また前記第2の素子領域において前記第2のMOSトランジスタのチャネルドープを行う工程と、
    前記第1の素子領域の前記トランジスタ領域に前記第1のMOSトランジスタを、また前記キャパシタ領域にキャパシタを、前記第2の素子領域に前記第2のMOSトランジスタを、さらに前記第3の素子領域に前記第3のMOSトランジスタを形成する工程とよりなり、
    前記第2のMOSトランジスタを形成する工程は、前記第1のゲート絶縁膜を前記第1の膜厚に形成する工程を含み、
    前記第3のMOSトランジスタを形成する工程は、前記第2のゲート絶縁膜を前記第2の膜厚に形成する工程を含み、
    前記第1の素子領域中、前記キャパシタ領域に前記下部電極となる拡散領域を形成する工程と、前記第2の素子領域に前記第2のMOSトランジスタのチャネルドープを行う工程とは、同時に実行され、
    前記第3のMOSトランジスタのチャネルドープを行う工程では、同時に前記第2の素子領域にも前記第2導電型の不純物元素を導入することを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
  7. さらに前記第1の素子領域に第2導電型の不純物元素を、前記キャパシタ領域を避けて導入する工程を含むことを特徴とする請求項6記載の半導体集積回路装置の製造方法。
  8. 基板上に形成された第1導電型を有する第1の素子領域と、前記基板上に形成された第1導電型を有する第2の素子領域と、前記基板上に形成された第1導電型を有する第3の素子領域と、前記第1の素子領域のトランジスタ領域上に形成された第2導電型チャネルを有する第1のMOSトランジスタと、前記第1の素子領域のキャパシタ領域に形成されたキャパシタと、前記第2の素子領域上に形成された、第1の膜厚を有する第1のゲート絶縁膜と第2導電型チャネルとを備えた第2のMOSトランジスタと、前記第3の素子領域上に形成された、第2の、より大きな膜厚を有する第2のゲート絶縁膜と第2導電型チャネルとを備えた第3のMOSトランジスタとを備えた半導体集積回路装置の製造方法であって、
    前記第1の素子領域および前記第2の素子領域および前記第3の素子領域に第1導電型の不純物元素を導入し、前記第1の素子領域中、前記キャパシタ領域に、前記キャパシタの下部電極となる拡散領域を、また前記第3の素子領域に前記第3のMOSトランジスタの第1導電型チャネルドープ領域を形成する工程と、前記第1の素子領域中の前記トランジスタ領域および前記第2の素子領域に第1導電型の不純物元素を導入し、前記トランジスタ領域に前記第1のMOSトランジスタのチャネルドープ領域を、また前記第2の素子領域に第2のMOSトランジスタのチャネルドープ領域を形成する工程と、
    前記第1の素子領域中、前記トランジスタ領域に前記第1のMOSトランジスタを、また前記キャパシタ領域に前記キャパシタを、前記第2の素子領域に前記第2のMOSトランジスタを、さらに前記第3の素子領域に前記第3のトランジスタを形成する工程とよりなり、
    前記第2のMOSトランジスタを形成する工程は、前記第1のゲート絶縁膜を前記第1の膜厚に形成する工程を含み、
    前記第3のMOSトランジスタは前記第2のゲート絶縁膜を前記第2の膜厚に形成する工程を含み、
    前記第1の素子領域に前記拡散領域を形成する工程と前記第3の素子領域に前記第3のMOSトランジスタのチャネルドープ領域を形成する工程とは同時に実行され、
    前記第1の素子領域に前記第1のMOSトランジスタのチャネルドープ領域を形成する工程と前記第2の素子領域に前記第2のMOSトランジスタのチャネルドープ領域を形成する工程とは同時に実行されることを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
  9. 基板上に形成された第1導電型を有する第1の素子領域と、前記基板上に形成された第2導電型を有する第2の素子領域と、前記基板上に形成された第2導電型を有する第3の素子領域と、前記基板上に形成された第1導電型を有する第4の素子領域と、前記基板上に形成された第1導電型を有する第5の素子領域と、前記第1の素子領域のトランジスタ領域上に形成された第2導電型チャネルを有する第1のMOSトランジスタと、前記第1の素子領域のキャパシタ領域に形成されたキャパシタと、前記第2の素子領域上に形成された、第1の膜厚を有する第1のゲート絶縁膜と第1導電型チャネルとを備えた第2のMOSトランジスタと、前記第3の素子領域上に形成された、第2の、より大きな膜厚を有する第2のゲート絶縁膜と第1導電型チャネルとを備えた第3のMOSトランジスタと、前記第4の素子領域上に形成された、第3の膜厚を有する第4のゲート絶縁膜と第2導電型チャネルとを備えた第4のMOSトランジスタと、前記第5の素子領域上に形成された、第4の、前記第3の膜厚よりも大きな膜厚を有する第5のゲート絶縁膜と第2導電型チャネルとを備えた第5のMOSトランジスタとを備えた半導体集積回路装置の製造方法であって、
    前記第1の素子領域と前記第4の素子領域と前記第5の素子領域に第1導電型の不純物元素を選択的に導入し、前記第1の素子領域中の前記キャパシタ領域に、前記キャパシタの下部電極となる拡散領域を、また前記第5の素子領域に前記第5のMOSトランジスタの第1導電型チャネルドープ領域を形成する工程と、前記第2の素子領域と前記第3の素子領域に第2導電型の不純物元素を選択的に導入し、前記第3のMOSトランジスタのチャネルドープを行う工程と、
    前記第1の素子領域の前記キャパシタ領域および前記第2の素子領域に第1導電型の不純物元素を選択的に導入し、前記第1の素子領域に前記キャパシタ領域に対応して、前記キャパシタの下部電極として作用する拡散領域を、また前記第2の素子領域において前記第2のMOSトランジスタのチャネルドープを行う工程と、
    前記第1の素子領域の前記トランジスタ領域および前記第4の素子領域に第1導電型の不純物元素を導入し、前記トランジスタ領域に前記第1のMOSトランジスタのチャネルドープ領域を、また前記第4の素子領域に前記第4のMOSトランジスタのチャネルドープ領域を形成する工程と、
    前記第1の素子領域の前記トランジスタ形成領域に前記第1のMOSトランジスタを、また前記キャパシタ形成領域にキャパシタを、前記第2の素子領域に前記第2のMOSトランジスタを、前記第3の素子領域に前記第3のMOSトランジスタを、前記第4の素子領域に前記第4のMOSトランジスタを、さらに前記第5の素子領域に前記第5のMOSトランジスタを形成する工程とよりなり、
    前記第2のMOSトランジスタを形成する工程は、前記第1のゲート絶縁膜を前記第1の膜厚に形成する工程を含み、
    前記第3のMOSトランジスタを形成する工程は、前記第2のゲート絶縁膜を前記第2の膜厚に形成する工程を含み、
    前記第4のMOSトランジスタを形成する工程は、前記第3のゲート絶縁膜を前記第1の膜厚に形成する工程を含み、
    前記第5のMOSトランジスタを形成する工程は、前記第5のゲート絶縁膜を前記第2の膜厚に形成する工程を含み、
    前記第1の素子領域中、前記キャパシタ領域に前記下部電極となる拡散領域を形成する工程と、前記第4の素子領域に前記第4のMOSトランジスタのチャネルドープを行う工程とは、同時に実行されることを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
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