JP2004024162A - 釣竿 - Google Patents
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Abstract
【課題】部品点数を削減し、組立を容易にすることができる釣竿を提供することを課題とする。
【解決手段】船の縁等に固定され、釣竿の外周面を挟持して保持するための釣竿保持具200に取り付けて使用される釣竿において、竿体6と、該竿体6の外周面に設けられ、リールを装着可能な筒状のリールシート1とを備え、前記リールシート1は、リールを取り付けるリール装着部7と、該リール装着部7の竿元側に設けられた延在部3とを備え、前記延在部3を前記釣竿保持具200が取り付けられる領域まで竿元側に延設する。
【選択図】 図2
【解決手段】船の縁等に固定され、釣竿の外周面を挟持して保持するための釣竿保持具200に取り付けて使用される釣竿において、竿体6と、該竿体6の外周面に設けられ、リールを装着可能な筒状のリールシート1とを備え、前記リールシート1は、リールを取り付けるリール装着部7と、該リール装着部7の竿元側に設けられた延在部3とを備え、前記延在部3を前記釣竿保持具200が取り付けられる領域まで竿元側に延設する。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
魚釣に用いられる釣竿、特に、リールを装着するためのリールシートが設けられた釣竿に関する。
【0002】
【従来の技術】
リールを取付けて使用する釣竿の竿体には種々の部品、例えば、リールシートや、フロントグリップ及びリアグリップ等が設けられている。
【0003】
前記リールシートは、リールを装着するためのものであり、種々のリールを着脱可能に構成されている。従って、釣対象の魚の種類や状況に応じてリールを選択して装着することができるようになっている。また、フロントグリップ及びリアグリップは、それぞれ前記リールシートの竿先側及び竿元側に設けられており、釣人が該フロントグリップ及びリアグリップを把持することで、釣竿を保持するように構成されている。尚、フロントグリップ及びリアグリップは、手で把持し易いように適度な弾力性と耐滑性を有する軟質樹脂やコルクなどから形成されている。
【0004】
また、釣竿には、釣竿保持具に装着して使用することができるように構成されているものもある。尚、釣竿保持具とは、所望の場所に釣竿を固定するための道具で、例えば釣船の縁などに設けられており、該釣竿保持具に釣竿を装着することにより、釣竿を釣船の縁に固定することができるように構成されている。
【0005】
このような釣竿保持具に取り付けて使用する釣竿には、前記リールシート、フロントグリップやリアグリップに加えて、被ホールド体が設けられている。被ホールド体は、前記リールシートとリアグリップとの間で竿体に外嵌装着されており、前記釣竿保持具で釣竿を固定する際に、該被ホールド体を挟持するように構成されている。従って、被ホールド体を設けることにより竿体を補強して、釣竿を釣竿保持具で固定したときに、当該竿体が破損することを防止している。
【0006】
上記の如く、釣竿には種々の部品が設けられており、これらの部品を設けることによって、釣を快適に楽しむことができるように構成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の釣竿においては、リールシート、フロントグリップ及びリアグリップ、そして被ホールド体は、それぞれ別体で形成されている。そのため、釣竿を構成する部品点数が多くなり、釣竿の組立作業が煩雑になるという問題がある。
【0008】
そこで、本発明はこのような問題に鑑みなされたもので、部品点数を削減し、組立を容易にすることができる釣竿を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明に係る釣竿は、請求項1に記載の如く、船の縁等に固定され、釣竿の外周面を挟持して保持するための釣竿保持具200に取り付けて使用される釣竿において、竿体6と、該竿体6の外周面に設けられ、リールを装着可能な筒状のリールシート1とを備え、前記リールシート1は、リールを取り付けるリール装着部7と、該リール装着部7の竿元側に設けられた延在部3とを備え、前記延在部3は、前記釣竿保持具200が取り付けられる領域まで竿元側に延設されていることを特徴とする。
【0010】
かかる請求項1記載の釣竿によれば、釣竿保持具200が取り付けられる竿体6の領域を、リールシート1に設けられた延在部3によって補強することができるため、従来の被ホールド体が不要となり、従来の釣竿に比して部品点数を減少させることができる。
【0011】
前記延在部3は、前記竿体6よりも軟質の材料で形成されていることが好ましい。
【0012】
そうすれば、釣竿保持具200で延在部3をしたときに、竿体6に加わる力が延在部3によって吸収されるため、竿体6の破損を防止することができる。
【0013】
また、本発明にかかる釣竿は、請求項3に記載の如く、竿体6と、該竿体6の外周面に設けられ、リールを装着可能な筒状のリールシート1とを備えた釣竿において、前記リールシート1は、リールを取り付けるリール装着部7と、該リール装着部7の竿先側に位置し、手で把持するための延在部3とを備え、前記延在部3は前記竿体6よりも軟質の材料で形成されていると共に、前記リール装着部7に装着されたリールよりも竿先側を把持可能とすべく竿先側に向けて延設されていることを特徴とする。
【0014】
かかる請求項3に記載の発明によれば、釣竿を手で持った時に、リールシート1に設けられた延在部3を把持することができる。従って、従来、竿体に設けられていたフロントグリップが不要となるため、前記請求項1に記載の発明と同様に、従来の釣竿に比して部品点数を削減することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第一実施形態について図面を参照して説明する。本第一実施形態に係る釣竿は、図1及び図2の如く、筒状の竿体6と、竿体6に装着されたリールシート1と、リールシート1の竿先側及び竿元側でそれぞれ竿体6に装着されたフロントグリップ4及びリアグリップ5とを備えている。
【0016】
前記竿体6は、硬質の合成樹脂やカーボン等からなり、先細りの筒状に形成されている。そして、竿先側が適度な撓りを有すると共に、竿元側、特に、前記リールシート1、フロントグリップ4及びリアグリップ5が装着される竿元側の領域は、竿先側に比して剛性を備えるように構成されている。そうすることで、釣人が該竿体6の竿元側を保持した際の保持性を確保することができる。また、該竿体6は、竿元側、詳しくは、前記リールシート1、フロントグリップ4及びリアグリップ5が装着される領域の外形状が、一様(先細りではなく、ストレートな形状)に形成さていることが好ましい。
【0017】
前記フロントグリップ4及びリアグリップ5は、それぞれ筒状に形成され、前記竿体6に外嵌装着されており、釣人が釣竿を保持するときに、それぞれ手で把持されるように設けられている。かかるフロントグリップ4及びリアグリップ5は、手で把持した際に適度な弾力性と耐滑性を有するように発泡ウレタン、EVA、エラストマーなどの軟質の合成樹脂やコルクなどで形成されている。
【0018】
前記リールシート1は、筒状に形成され、前記フロントグリップ4とリアグリップ5との間で竿体6に外嵌装着され、リールを装着可能に構成されている。詳しくは、リールシート1は、リールを着脱自在に装着可能なリール装着部7と、該リール装着部7の竿元側に設けられ、後述する釣竿保持具200が装着可能な延在部3とを備えている。
【0019】
前記リール装着部7は、竿先側の外周面に雄ネジ部21を有する筒状のシート本体2と、該シート本体2に一体的に設けられた固定フード20と、シート本体2の一端部に軸方向に移動可能に外装された可動フード23と、該可動フード23の竿先側で回転可能に連結されて前記雄ネジ部21に螺合するナット24とを備えている。尚、シート本体2は、合成樹脂、木材や金属等で形成されるが、好ましくは繊維強化されたポリアミドなどの硬質の合成樹脂で形成される。
【0020】
このようなリール装着部7では、ナット24を回転させると、そのネジ送りによってナット24と可動フード23とは一体となって軸方向に移動し、これにより固定フード20と可動フード23の離間距離を調整することができる。即ち、リール脚部100の一端を固定フード20に係止させた状態で、ナット24を回転させて可動フード23を固定フード20側に移動させる。そして、リール脚部100の他端を該可動フード23に係止させ、さらにナット24を固定フード20側に締め込めば、リール脚部100が固定フード20と可動フード23に挟持された状態となり、リールを固定することができる。
【0021】
前記延在部3は、略筒状に形成され、前記リール装着部7の少なくとも一部を被覆するように竿体6に外嵌装着されている。詳しくは、延在部3は、その一端部が、前記シート本体2の竿元側端部に形成された被覆面25を被覆するように設けられ、且つ、他端部が前記リアグリップ5に向かって竿元側に延設されている。また、延在部3はその径方向断面において外径が略円形状に形成されている。そして、かかる延在部3は、例えばスチレンゴム、ウレタンゴム等の合成ゴム、天然ゴム、エラストマー、EVA樹脂、コルクなど、前記竿体6よりも軟質材料を用いることができる。
【0022】
前記被覆面25は、図3に示す如く、シート本体2の竿元側の外周面に設けられ、前記固定フード20と径方向で対向する領域に設けられる。そうすれば、リールシート1に取付けられたリールを操作する時に手で把持する領域に前記延在部3が被覆されるため、リール操作時のホールド性が向上する。さらに、延在部3を被覆面25に被覆したとき、延在部3とシート本体2との外周面の境界に段差が生じないように、被覆面25は凹設されていることが好ましい。
【0023】
また、図3及び図4に示す如く、前記被覆面25には、周方向に左右対称に突出部22が突設されている。該突出部22は、竿体6の径方向断面が一様で且つ、竿体6の軸方向に延びるように設けられている。一方、前記延在部3の裏面(内周面)には、該突出部22に対応する形状をなした嵌合溝部32が凹設されており、延在部3を被覆面25に被覆したとき、前記突出部22と嵌合するように構成されている。また、前記突出部22及び嵌合溝部32は、竿体6の軸線と平行に伸びるように形成されている。従って、シート本体2と延在部3の軸線を一致させて軸線に沿って互いの方向に相対的に移動させることにより、シート本体2の被覆面25に延在部3を被覆することができる。
【0024】
さらに、突出部22は、係止凸部26を備えている。該係止凸部26は、突出部22の先端部で周方向に向かって突出していると共に、突出部22の軸方向の全長にわたって設けられている。一方、嵌合溝部32には該係止凸部26と対応する形状の係止溝33が設けられている。即ち、係止凸部26と係止溝33とを嵌合させることにより、延在部3が被覆面25から剥がれ難くすることができる。詳しくは、延在部3がシート本体2の被覆面25に被覆した状態において、延在部3に剥離する方向に力が作用した場合、延在部3は被覆面25から剥離しようとするが、係止凸部26と係止溝33とが嵌合しているため、延在部3の剥離を防止することができる。
【0025】
また、リールシート1の内周面、即ち、シート本体2と延在部3の内周面には、軸方向で一端から他端まで伸びる複数の縦溝10が設けられている。そうすれば、リールシート1を軽量化することができると共に、リールシート1を竿体6に外嵌装着する際の摩擦が少なくなり、容易に装着することができる。さらに、装着後は、接着剤が縦溝10に入り込んで硬化するため、リールシート1と竿体6とを強固に固定することができる。
【0026】
本実施形態にかかる釣竿は、上記の如く構成され、次に、当該釣竿を保持するための釣竿保持具について図2を参酌して説明する。釣竿保持具200は、釣船の縁(図示省略)などに固定されており、図2に示す如く、釣竿を挟む挟持部201と、先端がY状に形成されたアーム部202とを備えている。そして、釣竿をアーム部202の先端に掛け、挟持部201で延在部3を上下方向から挟み込み、挟持部201で延在部3を締め付けることで釣竿が釣竿保持具200に保持される。
【0027】
上述のように、従来の釣竿では前記釣竿保持具200を装着するための被ホールド体がリールシートの竿元側に設けられているが、本実施形態にかかる釣竿にあっては、釣竿保持具200をリールシート1に設けられた延在部3に装着可能に構成することにより、被ホールド体が不要となる。その結果釣竿を構成する部品が減少するため、釣竿の組立作業が容易になる。
【0028】
また、延在部3を竿体6よりも軟質な材料で形成することにより、竿体6の破損を防止することができる。即ち、釣竿保持具200の挟持部201で延在部3をした際に延在部3が変形することにより、挟持部201の締め付け力が該延在部3で吸収されるため、竿体6に加わる力を緩和させることができ、その結果竿体6の破損を防止可能となる。また、延在部3を天然ゴム、合成ゴム、エラストマーやコルクで構成すれば、挟持部201との摩擦力が増加して釣竿の位置がずれることも防止できる。
【0029】
さらに、釣竿を釣竿保持具200に装着せずに、手で持って使用する際は、延在部3を手で把持することも可能となる。そして、延在部3とリール装着部7とが連続的に構成されているため、手で持った場合の違和感が少なくなるという利点を有する。
【0030】
延在部3は、外周が略円形状に形成されているので、釣竿保持具200の挟持部201の形状によらず、釣竿を釣竿保持具200に固定することができる。即ち、本第一実施形態において、釣竿保持具200の挟持部201は、延在部3を上下方向から挟み込む構造としたが、延在部3の外周を略円形状にすることにより、径方向のどの方向からでも挟み込むことができる。
【0031】
尚、本発明に係る釣竿は、前記第一実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲にて種々の変更が可能である。例えば、本第一実施形態においては、延在部3の一端部のみがシート本体2を被覆するように設けられているが、延在部3全体がシート本体2を被覆するようにしてもよい。即ち、シート本体2の被覆面25を竿元側に延設し、該延設した被覆面25に延在部3を被覆するようにしてもよい。
【0032】
突出部22及び嵌合溝部32は、シート本体2と延在部3との剥離を防止可能な形状であれば、前記第一実施形態の形状に限定されるものではない。また、突出部22及び嵌合溝部32は、必ずしも必要ではなく、シート本体2と延在部3とを接着剤などで固定したり、或いは2重成形などで形成してもよい。
【0033】
上記第一実施形態においては、被覆面25は、固定フード20と径方向で対向する領域に設けられているが、固定フード20の外周面にも設けてもよい。即ち、延在部3が固定フードの外周面を覆うように設けられていてもよい。例えば、リール装着部7にスピニングリールを装着した場合などは固定フード20の外周面を手で把持することとなるが、当該固定フード20の外周面に延在部3が設けられていることにより、ホールド性が向上する。
【0034】
次に、図5は本発明の第二実施形態を示し、以下、本発明の第二実施形態について図面を参照して説明する。尚、図5に示す第一実施形態と同符号を付したものは、第一実施形態と同一の構成を示すため、その詳細な説明は省略する。
【0035】
本発明の第二実施形態に係る釣竿は、先細りの筒状に形成された竿体6と、該竿体6に外嵌装着されたリールシート1と、リールシート1の竿元側で竿体6に外嵌装着されたリアグリップ5とを備えている。
【0036】
リールシート1は、前記第一実施形態とほぼ同一の構成を有しているが、竿体6へ装着方向が逆になっている。即ち、リールシート1は、延在部3がリール装着部7よりも竿先側に配置されるように竿体6に装着される。そして、本第二実施形態において、延在部3は手で把持されるように構成されている。
【0037】
前記延在部3は、従来のフロントグリップが設けられている領域、即ち、リール装着部7に装着されたリールよりも竿先側を把持した時、延在部3を把持することができるように竿先側に向けて延設されている。詳細には、前記延在部3は、固定フード20から竿先側に向かって5〜20cm、好ましくは、10〜15cmの長さに設けられる。
【0038】
上記の如く、リールシート1に設けられた延在部3を竿先側に延設することにより、従来の釣竿に設けられているフロントグリップが不要となるため、上記第二実施形態においても部品数を削減することができるため、釣竿の組立作業が容易となる。
【0039】
また、一部の釣竿保持具では、リール装着部7に装着されたリールよりも竿先側を挟み込んで固定するタイプも存在する。このような釣竿保持具に本第二実施形態の釣竿を保持させる場合、延在部3を挟み込むようにすれば、延在部3によってリール装着部7の竿先側が補強されているため、竿体6の破損を防止できる。
【0040】
尚、前記第二実施形態においても、本発明の要旨を逸脱しない範囲にて種々の変更が可能であることは勿論である。
【0041】
例えば、第二実施形態の釣竿を図2に示した釣竿保持具200に装着して使用する場合、リールシート1とリアグリップ5との間に、被ホールド体を別途設けてもよい。被ホールド体を別体に設けた場合であっても、リールシート1をフロントグリップとして使用することにより、従来の釣竿に比べて部品点数は削減されている。
【0042】
また、シート本体2を釣竿保持具200が取り付けられる領域まで竿元側に延設してもよい。そうすることにより、竿体6がシート本体2で補強されるため、被ホールド体を別体に設けるよりさらに部品点数が減少する。
【0043】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係る釣竿は、リールシートを竿元側又は竿先側に延設することにより、従来の釣竿に比して部品点数を削減することができるため、釣竿の組立作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態に係る釣竿を示す斜視図。
【図2】同釣竿のリールシート近傍を示す一部切り欠き側面図。
【図3】同釣竿のリールシートの部品の一部を示す側面図。
【図4】図2のA−A線断面図。
【図5】本発明の第二実施形態に係る釣竿を示す斜視図。
【符号の説明】
1…リールシート、2…シート本体、3…延在部、4…フロントフリップ、5…リアグリップ、6…竿体、7…リール装着部、10…縦溝、20…固定フード、21…雄ネジ部、22…突出部、23…可動フード、24…ナット、25…被覆面、26…係止凸部、32…嵌合溝部、33…係止溝、100…リール脚部、200…釣竿保持具、201…挟持部、202…アーム部
【発明の属する技術分野】
魚釣に用いられる釣竿、特に、リールを装着するためのリールシートが設けられた釣竿に関する。
【0002】
【従来の技術】
リールを取付けて使用する釣竿の竿体には種々の部品、例えば、リールシートや、フロントグリップ及びリアグリップ等が設けられている。
【0003】
前記リールシートは、リールを装着するためのものであり、種々のリールを着脱可能に構成されている。従って、釣対象の魚の種類や状況に応じてリールを選択して装着することができるようになっている。また、フロントグリップ及びリアグリップは、それぞれ前記リールシートの竿先側及び竿元側に設けられており、釣人が該フロントグリップ及びリアグリップを把持することで、釣竿を保持するように構成されている。尚、フロントグリップ及びリアグリップは、手で把持し易いように適度な弾力性と耐滑性を有する軟質樹脂やコルクなどから形成されている。
【0004】
また、釣竿には、釣竿保持具に装着して使用することができるように構成されているものもある。尚、釣竿保持具とは、所望の場所に釣竿を固定するための道具で、例えば釣船の縁などに設けられており、該釣竿保持具に釣竿を装着することにより、釣竿を釣船の縁に固定することができるように構成されている。
【0005】
このような釣竿保持具に取り付けて使用する釣竿には、前記リールシート、フロントグリップやリアグリップに加えて、被ホールド体が設けられている。被ホールド体は、前記リールシートとリアグリップとの間で竿体に外嵌装着されており、前記釣竿保持具で釣竿を固定する際に、該被ホールド体を挟持するように構成されている。従って、被ホールド体を設けることにより竿体を補強して、釣竿を釣竿保持具で固定したときに、当該竿体が破損することを防止している。
【0006】
上記の如く、釣竿には種々の部品が設けられており、これらの部品を設けることによって、釣を快適に楽しむことができるように構成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の釣竿においては、リールシート、フロントグリップ及びリアグリップ、そして被ホールド体は、それぞれ別体で形成されている。そのため、釣竿を構成する部品点数が多くなり、釣竿の組立作業が煩雑になるという問題がある。
【0008】
そこで、本発明はこのような問題に鑑みなされたもので、部品点数を削減し、組立を容易にすることができる釣竿を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明に係る釣竿は、請求項1に記載の如く、船の縁等に固定され、釣竿の外周面を挟持して保持するための釣竿保持具200に取り付けて使用される釣竿において、竿体6と、該竿体6の外周面に設けられ、リールを装着可能な筒状のリールシート1とを備え、前記リールシート1は、リールを取り付けるリール装着部7と、該リール装着部7の竿元側に設けられた延在部3とを備え、前記延在部3は、前記釣竿保持具200が取り付けられる領域まで竿元側に延設されていることを特徴とする。
【0010】
かかる請求項1記載の釣竿によれば、釣竿保持具200が取り付けられる竿体6の領域を、リールシート1に設けられた延在部3によって補強することができるため、従来の被ホールド体が不要となり、従来の釣竿に比して部品点数を減少させることができる。
【0011】
前記延在部3は、前記竿体6よりも軟質の材料で形成されていることが好ましい。
【0012】
そうすれば、釣竿保持具200で延在部3をしたときに、竿体6に加わる力が延在部3によって吸収されるため、竿体6の破損を防止することができる。
【0013】
また、本発明にかかる釣竿は、請求項3に記載の如く、竿体6と、該竿体6の外周面に設けられ、リールを装着可能な筒状のリールシート1とを備えた釣竿において、前記リールシート1は、リールを取り付けるリール装着部7と、該リール装着部7の竿先側に位置し、手で把持するための延在部3とを備え、前記延在部3は前記竿体6よりも軟質の材料で形成されていると共に、前記リール装着部7に装着されたリールよりも竿先側を把持可能とすべく竿先側に向けて延設されていることを特徴とする。
【0014】
かかる請求項3に記載の発明によれば、釣竿を手で持った時に、リールシート1に設けられた延在部3を把持することができる。従って、従来、竿体に設けられていたフロントグリップが不要となるため、前記請求項1に記載の発明と同様に、従来の釣竿に比して部品点数を削減することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第一実施形態について図面を参照して説明する。本第一実施形態に係る釣竿は、図1及び図2の如く、筒状の竿体6と、竿体6に装着されたリールシート1と、リールシート1の竿先側及び竿元側でそれぞれ竿体6に装着されたフロントグリップ4及びリアグリップ5とを備えている。
【0016】
前記竿体6は、硬質の合成樹脂やカーボン等からなり、先細りの筒状に形成されている。そして、竿先側が適度な撓りを有すると共に、竿元側、特に、前記リールシート1、フロントグリップ4及びリアグリップ5が装着される竿元側の領域は、竿先側に比して剛性を備えるように構成されている。そうすることで、釣人が該竿体6の竿元側を保持した際の保持性を確保することができる。また、該竿体6は、竿元側、詳しくは、前記リールシート1、フロントグリップ4及びリアグリップ5が装着される領域の外形状が、一様(先細りではなく、ストレートな形状)に形成さていることが好ましい。
【0017】
前記フロントグリップ4及びリアグリップ5は、それぞれ筒状に形成され、前記竿体6に外嵌装着されており、釣人が釣竿を保持するときに、それぞれ手で把持されるように設けられている。かかるフロントグリップ4及びリアグリップ5は、手で把持した際に適度な弾力性と耐滑性を有するように発泡ウレタン、EVA、エラストマーなどの軟質の合成樹脂やコルクなどで形成されている。
【0018】
前記リールシート1は、筒状に形成され、前記フロントグリップ4とリアグリップ5との間で竿体6に外嵌装着され、リールを装着可能に構成されている。詳しくは、リールシート1は、リールを着脱自在に装着可能なリール装着部7と、該リール装着部7の竿元側に設けられ、後述する釣竿保持具200が装着可能な延在部3とを備えている。
【0019】
前記リール装着部7は、竿先側の外周面に雄ネジ部21を有する筒状のシート本体2と、該シート本体2に一体的に設けられた固定フード20と、シート本体2の一端部に軸方向に移動可能に外装された可動フード23と、該可動フード23の竿先側で回転可能に連結されて前記雄ネジ部21に螺合するナット24とを備えている。尚、シート本体2は、合成樹脂、木材や金属等で形成されるが、好ましくは繊維強化されたポリアミドなどの硬質の合成樹脂で形成される。
【0020】
このようなリール装着部7では、ナット24を回転させると、そのネジ送りによってナット24と可動フード23とは一体となって軸方向に移動し、これにより固定フード20と可動フード23の離間距離を調整することができる。即ち、リール脚部100の一端を固定フード20に係止させた状態で、ナット24を回転させて可動フード23を固定フード20側に移動させる。そして、リール脚部100の他端を該可動フード23に係止させ、さらにナット24を固定フード20側に締め込めば、リール脚部100が固定フード20と可動フード23に挟持された状態となり、リールを固定することができる。
【0021】
前記延在部3は、略筒状に形成され、前記リール装着部7の少なくとも一部を被覆するように竿体6に外嵌装着されている。詳しくは、延在部3は、その一端部が、前記シート本体2の竿元側端部に形成された被覆面25を被覆するように設けられ、且つ、他端部が前記リアグリップ5に向かって竿元側に延設されている。また、延在部3はその径方向断面において外径が略円形状に形成されている。そして、かかる延在部3は、例えばスチレンゴム、ウレタンゴム等の合成ゴム、天然ゴム、エラストマー、EVA樹脂、コルクなど、前記竿体6よりも軟質材料を用いることができる。
【0022】
前記被覆面25は、図3に示す如く、シート本体2の竿元側の外周面に設けられ、前記固定フード20と径方向で対向する領域に設けられる。そうすれば、リールシート1に取付けられたリールを操作する時に手で把持する領域に前記延在部3が被覆されるため、リール操作時のホールド性が向上する。さらに、延在部3を被覆面25に被覆したとき、延在部3とシート本体2との外周面の境界に段差が生じないように、被覆面25は凹設されていることが好ましい。
【0023】
また、図3及び図4に示す如く、前記被覆面25には、周方向に左右対称に突出部22が突設されている。該突出部22は、竿体6の径方向断面が一様で且つ、竿体6の軸方向に延びるように設けられている。一方、前記延在部3の裏面(内周面)には、該突出部22に対応する形状をなした嵌合溝部32が凹設されており、延在部3を被覆面25に被覆したとき、前記突出部22と嵌合するように構成されている。また、前記突出部22及び嵌合溝部32は、竿体6の軸線と平行に伸びるように形成されている。従って、シート本体2と延在部3の軸線を一致させて軸線に沿って互いの方向に相対的に移動させることにより、シート本体2の被覆面25に延在部3を被覆することができる。
【0024】
さらに、突出部22は、係止凸部26を備えている。該係止凸部26は、突出部22の先端部で周方向に向かって突出していると共に、突出部22の軸方向の全長にわたって設けられている。一方、嵌合溝部32には該係止凸部26と対応する形状の係止溝33が設けられている。即ち、係止凸部26と係止溝33とを嵌合させることにより、延在部3が被覆面25から剥がれ難くすることができる。詳しくは、延在部3がシート本体2の被覆面25に被覆した状態において、延在部3に剥離する方向に力が作用した場合、延在部3は被覆面25から剥離しようとするが、係止凸部26と係止溝33とが嵌合しているため、延在部3の剥離を防止することができる。
【0025】
また、リールシート1の内周面、即ち、シート本体2と延在部3の内周面には、軸方向で一端から他端まで伸びる複数の縦溝10が設けられている。そうすれば、リールシート1を軽量化することができると共に、リールシート1を竿体6に外嵌装着する際の摩擦が少なくなり、容易に装着することができる。さらに、装着後は、接着剤が縦溝10に入り込んで硬化するため、リールシート1と竿体6とを強固に固定することができる。
【0026】
本実施形態にかかる釣竿は、上記の如く構成され、次に、当該釣竿を保持するための釣竿保持具について図2を参酌して説明する。釣竿保持具200は、釣船の縁(図示省略)などに固定されており、図2に示す如く、釣竿を挟む挟持部201と、先端がY状に形成されたアーム部202とを備えている。そして、釣竿をアーム部202の先端に掛け、挟持部201で延在部3を上下方向から挟み込み、挟持部201で延在部3を締め付けることで釣竿が釣竿保持具200に保持される。
【0027】
上述のように、従来の釣竿では前記釣竿保持具200を装着するための被ホールド体がリールシートの竿元側に設けられているが、本実施形態にかかる釣竿にあっては、釣竿保持具200をリールシート1に設けられた延在部3に装着可能に構成することにより、被ホールド体が不要となる。その結果釣竿を構成する部品が減少するため、釣竿の組立作業が容易になる。
【0028】
また、延在部3を竿体6よりも軟質な材料で形成することにより、竿体6の破損を防止することができる。即ち、釣竿保持具200の挟持部201で延在部3をした際に延在部3が変形することにより、挟持部201の締め付け力が該延在部3で吸収されるため、竿体6に加わる力を緩和させることができ、その結果竿体6の破損を防止可能となる。また、延在部3を天然ゴム、合成ゴム、エラストマーやコルクで構成すれば、挟持部201との摩擦力が増加して釣竿の位置がずれることも防止できる。
【0029】
さらに、釣竿を釣竿保持具200に装着せずに、手で持って使用する際は、延在部3を手で把持することも可能となる。そして、延在部3とリール装着部7とが連続的に構成されているため、手で持った場合の違和感が少なくなるという利点を有する。
【0030】
延在部3は、外周が略円形状に形成されているので、釣竿保持具200の挟持部201の形状によらず、釣竿を釣竿保持具200に固定することができる。即ち、本第一実施形態において、釣竿保持具200の挟持部201は、延在部3を上下方向から挟み込む構造としたが、延在部3の外周を略円形状にすることにより、径方向のどの方向からでも挟み込むことができる。
【0031】
尚、本発明に係る釣竿は、前記第一実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲にて種々の変更が可能である。例えば、本第一実施形態においては、延在部3の一端部のみがシート本体2を被覆するように設けられているが、延在部3全体がシート本体2を被覆するようにしてもよい。即ち、シート本体2の被覆面25を竿元側に延設し、該延設した被覆面25に延在部3を被覆するようにしてもよい。
【0032】
突出部22及び嵌合溝部32は、シート本体2と延在部3との剥離を防止可能な形状であれば、前記第一実施形態の形状に限定されるものではない。また、突出部22及び嵌合溝部32は、必ずしも必要ではなく、シート本体2と延在部3とを接着剤などで固定したり、或いは2重成形などで形成してもよい。
【0033】
上記第一実施形態においては、被覆面25は、固定フード20と径方向で対向する領域に設けられているが、固定フード20の外周面にも設けてもよい。即ち、延在部3が固定フードの外周面を覆うように設けられていてもよい。例えば、リール装着部7にスピニングリールを装着した場合などは固定フード20の外周面を手で把持することとなるが、当該固定フード20の外周面に延在部3が設けられていることにより、ホールド性が向上する。
【0034】
次に、図5は本発明の第二実施形態を示し、以下、本発明の第二実施形態について図面を参照して説明する。尚、図5に示す第一実施形態と同符号を付したものは、第一実施形態と同一の構成を示すため、その詳細な説明は省略する。
【0035】
本発明の第二実施形態に係る釣竿は、先細りの筒状に形成された竿体6と、該竿体6に外嵌装着されたリールシート1と、リールシート1の竿元側で竿体6に外嵌装着されたリアグリップ5とを備えている。
【0036】
リールシート1は、前記第一実施形態とほぼ同一の構成を有しているが、竿体6へ装着方向が逆になっている。即ち、リールシート1は、延在部3がリール装着部7よりも竿先側に配置されるように竿体6に装着される。そして、本第二実施形態において、延在部3は手で把持されるように構成されている。
【0037】
前記延在部3は、従来のフロントグリップが設けられている領域、即ち、リール装着部7に装着されたリールよりも竿先側を把持した時、延在部3を把持することができるように竿先側に向けて延設されている。詳細には、前記延在部3は、固定フード20から竿先側に向かって5〜20cm、好ましくは、10〜15cmの長さに設けられる。
【0038】
上記の如く、リールシート1に設けられた延在部3を竿先側に延設することにより、従来の釣竿に設けられているフロントグリップが不要となるため、上記第二実施形態においても部品数を削減することができるため、釣竿の組立作業が容易となる。
【0039】
また、一部の釣竿保持具では、リール装着部7に装着されたリールよりも竿先側を挟み込んで固定するタイプも存在する。このような釣竿保持具に本第二実施形態の釣竿を保持させる場合、延在部3を挟み込むようにすれば、延在部3によってリール装着部7の竿先側が補強されているため、竿体6の破損を防止できる。
【0040】
尚、前記第二実施形態においても、本発明の要旨を逸脱しない範囲にて種々の変更が可能であることは勿論である。
【0041】
例えば、第二実施形態の釣竿を図2に示した釣竿保持具200に装着して使用する場合、リールシート1とリアグリップ5との間に、被ホールド体を別途設けてもよい。被ホールド体を別体に設けた場合であっても、リールシート1をフロントグリップとして使用することにより、従来の釣竿に比べて部品点数は削減されている。
【0042】
また、シート本体2を釣竿保持具200が取り付けられる領域まで竿元側に延設してもよい。そうすることにより、竿体6がシート本体2で補強されるため、被ホールド体を別体に設けるよりさらに部品点数が減少する。
【0043】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係る釣竿は、リールシートを竿元側又は竿先側に延設することにより、従来の釣竿に比して部品点数を削減することができるため、釣竿の組立作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態に係る釣竿を示す斜視図。
【図2】同釣竿のリールシート近傍を示す一部切り欠き側面図。
【図3】同釣竿のリールシートの部品の一部を示す側面図。
【図4】図2のA−A線断面図。
【図5】本発明の第二実施形態に係る釣竿を示す斜視図。
【符号の説明】
1…リールシート、2…シート本体、3…延在部、4…フロントフリップ、5…リアグリップ、6…竿体、7…リール装着部、10…縦溝、20…固定フード、21…雄ネジ部、22…突出部、23…可動フード、24…ナット、25…被覆面、26…係止凸部、32…嵌合溝部、33…係止溝、100…リール脚部、200…釣竿保持具、201…挟持部、202…アーム部
Claims (3)
- 船の縁等に固定され、釣竿の外周面を挟持して保持するための釣竿保持具(200)に取り付けて使用される釣竿において、竿体(6)と、該竿体(6)の外周面に設けられ、リールを装着可能な筒状のリールシート(1)とを備え、前記リールシート(1)は、リールを取り付けるリール装着部(7)と、該リール装着部(7)の竿元側に設けられた延在部(3)とを備え、前記延在部(3)は、前記釣竿保持具(200)が取り付けられる領域まで竿元側に延設されていることを特徴とする釣竿。
- 前記延在部(3)は、前記竿体(6)よりも軟質の材料からなることを特徴とする請求項1に記載の釣竿。
- 竿体(6)と、該竿体(6)の外周面に設けられ、リールを装着可能な筒状のリールシート(1)とを備えた釣竿において、前記リールシート(1)は、リールを取り付けるリール装着部(7)と、該リール装着部(7)の竿先側に位置し、手で把持するための延在部(3)とを備え、前記延在部(3)は前記竿体(6)よりも軟質の材料で形成されていると共に、前記リール装着部(7)に装着されたリールよりも竿先側を把持可能とすべく竿先側に向けて延設されていることを特徴とする釣竿。
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KR102150338B1 (ko) * | 2019-12-17 | 2020-09-01 | 후지코교 가부시기가이샤 | 릴 시트 및 이를 구비하는 낚싯대 |
JP7397784B2 (ja) | 2020-11-26 | 2023-12-13 | グローブライド株式会社 | リールシート及び釣竿 |
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- 2002-06-27 JP JP2002187642A patent/JP2004024162A/ja active Pending
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