JP3158737U - 釣り竿 - Google Patents
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Abstract
【課題】釣りの最中に釣り人の手または指がナットに当たっても、ナットが緩まず、リールがぐらつかない釣り竿を提供する。【解決手段】筒状体1の先端外周に所定長さの雄ネジ部2を形成し、後端部にリール3後端を係止するための固定係止手段4を備えるとともに、雄ネジ部2に、固定係止手段4に対向する可動係止手段5を嵌挿する。固定係止手段4と可動係止手段5とにリール3を係止した状態で、筒状体1の先端から、雄ネジ部2に対応する雌ネジ部を内側に形成した第1のナット7を螺合して、リール3を固定するリールシート6を備える。筒状体1の先端から、更に、雄ネジ部2に対応する雌ネジ部を内側に形成した第2のナット8を嵌挿して、第2のナット8を第1のナット7に強く押しつけるように螺合させる。【選択図】図1
Description
本考案は、釣り竿に関し、特に、リールを取り付けることが可能な釣り竿に関するものである。
図4は、従来の釣り竿(富士工業製のリールシート)を示す構成図である。
従来の釣り竿は、先ず筒状体101の先端の外周に所定長さの雄ネジ部102を形成し、筒状体101の後端にはリール103を係止するための固定係止手段104を備え、雄ネジ部102に固定係止手段104に対向する可動係止手段105を嵌挿することでリールシート106を形成する。
従来の釣り竿は、先ず筒状体101の先端の外周に所定長さの雄ネジ部102を形成し、筒状体101の後端にはリール103を係止するための固定係止手段104を備え、雄ネジ部102に固定係止手段104に対向する可動係止手段105を嵌挿することでリールシート106を形成する。
次に、固定係止手段104と可動係止手段105によりリール103の先端と後端を係止し、筒状体101の先端雄ネジ部102からナット107を螺合し、可動係止手段105にナット107を締めつけることによってリール103をリールシート106に固定する。
更に、竿108を、筒状体101に内挿し、両者をボンドで固着させるようになっている竿108とリールシート106とを固定する。
従来の釣り竿は上記のように構成されているので次のような問題点を内包している。
即ち、上記した釣り竿においてナット107は、上述したようにプラスチックで成形されており、釣りをしている最中に、釣り人の指又は手がナット107に当たるなどして、ナット107が緩み、リール103がぐらついて釣りの途中でナット107を締め直す等の処置が必要であった。
本考案は、上記問題点に鑑み、釣りの最中に釣り人の手または指がナットに当たっても、ナットが緩まず、リールがぐらつかない釣り竿を提供することを目的とする。
本考案に係る釣り竿は上記目的を達成するために以下の手段を採用している。
本考案は、筒状体の先端外周に所定長さの雄ネジ部を形成し、後端部にリール後端を係止するための固定係止手段を備えるとともに、前記雄ネジ部に、前記固定係止手段に対向する可動係止手段を嵌挿して、当該固定係止手段と当該可動係止手段とにリールを係止した状態で、前記筒状体の先端から、前記雄ネジ部に対応する雌ネジ部を内側に形成した第1のナットを螺合して、前記リールを固定するリールシートを備える。そして、前記筒状体の先端から、更に、前記雄ネジ部に対応する雌ネジ部を内側に形成した第2のナットを嵌挿して、当該第2のナットを前記第1のナットに強く押しつけるように螺合させたことで、第1のナットの緩みを抑えてリールがぐらつかない釣り竿を提供することができる。
更に、本考案は、前記可動係止手段と、前記第1のナットと、前記第2のナットと、前記雄ネジ部の一部とが、チューブ状の弾性部材で覆われた構成を採用することが出来る。前記弾性部材は、例えば、シリコン等の弾力性のある素材でできたチューブ状の弾性部材である。これにより、更に、第1のナットの緩みと第2のナットの緩みとを抑え、リールがぐらつかない釣り竿を提供することができる。
以上説明したように本考案は、筒状体の雄ネジ部に螺合された第1のナットの先端に、第2のナットを更に螺合して第1のナットを強く押しつけるように固定することで、第2のナットが第1のナットのストッパーとしての役割を有することになり、第1のナットが緩まずにリールがぐらつかない釣り竿を提供することが可能となる。
(実施の形態1)
以下に本考案の実施の形態1を図1又は図2に基づき説明する。
以下に本考案の実施の形態1を図1又は図2に基づき説明する。
図1は、本考案の実施の形態1に係る釣り竿を示すものであり、図2は、本考案の実施の形態1に係るナットを拡大した図である。
本考案に係る釣り竿は、先ず図1に示すように筒状体1の先端の外周に所定長さの雄ネジ部2を形成し、該筒状体1の後端にはリール3を係止するための固定係止手段4を備え、該雄ネジ部2上に固定係止手段4に対向する可動係止手段5を嵌挿することでリールシート6を形成する。
次に、固定係止手段4と可動係止手段5にリール3の先端と後端を係止し、リールシート1の先端の雄ネジ部2から、当該雄ネジ部2に対応する雌ネジ部(図示せず)が形成されたナット7(第1のナット)を螺合し、可動係止手段5にナット7を締めつけることでリール3をリールシート6に固定する。
更に、雄ネジ部2には、当該雄ネジ部2に対応する雌ネジ部が内側に形成されたストッパーリング8(第2のナット)を螺合し、当該ストッパーリング8をナット7に強く押しつけるようにして螺合する。
これによって、ナット7の緩みをストッパーリング8により固定されることとなり、リール3のぐらつきを抑えることができる。尚、雄ネジ部2の、筒状体の軸方向の長さ(上述した所定の長さ)は、前記ナット7の、筒状体の軸方向の長さと、前記ストッパーリング8の、筒状体の軸方向の長さとを加算した長さよりも十分長い。
又、竿9を、リールシート6に内挿し、両者をボンドで固着させるようになっている。
釣り人は、リールシート6を持って釣りを行うのであるが、上記した構成にすると、指又は手がナット7に当たってもストッパーリング8がナット7のストッパーとしての役割を持つことになるため、ナット7が緩まず、釣りの間、リール3がぐらつかず釣り人はナット7の緩みを気にせずに釣りを行うことができようになる。
尚、図2に示すように、ストッパーリング8は幅2〜15mmの範囲であれば、何れの幅でも本考案の釣り竿に適用できるが、本考案では例えば4mmの幅のアルミニウム製のリングを用いている。
以上のように、本実施の形態1に係る釣り竿は、筒状のリールシートの雄ネジ部に螺合された、当該雄ネジ部に対応する雌ネジ部を有するナット7の先端に、更に、当該雄ネジ部に対応する雌ネジ部を有するストッパーリング8を、当該ナット7を強く押しつけるように螺合させることにより、釣り人が釣りの間にナット7に手なり指が当たったとしてもストッパーリング8がナット7のストッパーとしての役割を有するため、ナット7が緩まず、その結果、リール3のぐらつきを無くすことが可能となる。
(実施の形態2)
本実施の形態2に係る釣り竿は、筒状のリールシート6の雄ネジ部2に螺合されたナット7の先端に、ストッパーリング8を更に螺合させるとともに、リールシート6の可動係止手段5、前記ナット7、前記ストッパーリング8、雄ネジ部2の一部を、図4に示すシリコン等の弾力性のある素材で構成されたチューブ状(筒状)の弾性部材10で覆った構成を採用している。前記雄ネジ部2の一部は、前記ナット7、前記ストッパーリング8を螺合しても、尚、外部に露出した部分に対応する。
本実施の形態2に係る釣り竿は、筒状のリールシート6の雄ネジ部2に螺合されたナット7の先端に、ストッパーリング8を更に螺合させるとともに、リールシート6の可動係止手段5、前記ナット7、前記ストッパーリング8、雄ネジ部2の一部を、図4に示すシリコン等の弾力性のある素材で構成されたチューブ状(筒状)の弾性部材10で覆った構成を採用している。前記雄ネジ部2の一部は、前記ナット7、前記ストッパーリング8を螺合しても、尚、外部に露出した部分に対応する。
前記弾性部材10は、釣り人の意図しない前記ナット7、前記ストッパーリング8の回転を防止するとともに、当該ナット7、当該ストッパーリング8及び可動係止手段5を筒状体1の取付面1aに締め付けることを可能とするように、内径が可動係止手段5とナット7との外径よりも小さい弾性部材であることが好ましく、内径が可動係止手段5とナット7とストッパーリング8の外径よりも小さい弾性部材であると更に好ましい。
例えば、図4に示すように、可動係止手段5の先端に当たるように、雄ネジ部2にナット7を締めつけ、リール3(図示せず)をリールシート6に固定し、更に、ストッパーリング8をナット7の先端に当たるように当該雄ネジ部2に螺合し、ストッパーリング8をナット7に強く押し付けた後に、釣り人は、上述したチューブ状の弾性部材10で、前記可動係止手段5と、前記ナット7と、前記ストッパーリング8と、前記雄ネジ部2の一部を覆う。前記チューブ状の弾性部材10の内径が前記可動係止手段5と前記ナット7との外周よりも小さいため、チューブ状の弾性部材10による、前記取付面1aに当該可動係止手段5等を締め付ける力によって当該可動係止手段5等が取付面1aに対して独立して回転することが阻止される。
よって、本実施の形態2に係る釣り竿は、本実施の形態1に係る釣り竿と比較すると、釣をしている最中に、リールシート6に対するリール3の取付強度が下がって当該リール3がぐらつくことを、確実に防ぐことができる。
また、前記可動係止手段5、前記ナット7、前記ストッパーリング8は釣を行っている時に、釣り人の手に当たることがあり、そのため、その部分に切り傷、擦り傷等の怪我をしたり、豆ができたりすることがある。しかし、前記可動係止手段5等を弾性のあるチューブ状の弾性部材10で覆うことにより、釣り人の怪我や豆ができることを防ぐことができる。更に、本実施の形態2に係る釣り竿は、従来の釣り竿に比べて手が疲れ難い。
以上のように、本考案に係る釣り竿は、リールがぐらつかない釣り竿に有用であり、よって、その産業上の利用可能性は大きい。
1 リールシート
2 雄ネジ部
3 リール
4 固定係止手段
5 可動係止手段
6 リールシート
7 ナット
8 ストッパーリング
9 竿
10 チューブ状の弾性部材
2 雄ネジ部
3 リール
4 固定係止手段
5 可動係止手段
6 リールシート
7 ナット
8 ストッパーリング
9 竿
10 チューブ状の弾性部材
Claims (2)
- 筒状体の先端外周に所定長さの雄ネジ部を形成し、後端部にリール後端を係止するための固定係止手段を備えるとともに、前記雄ネジ部に、前記固定係止手段に対向する可動係止手段を嵌挿して、当該固定係止手段と当該可動係止手段とにリールを係止した状態で、前記筒状体の先端から、前記雄ネジ部に対応する雌ネジ部を内側に形成した第1のナットを螺合して、前記リールを固定するリールシートを備えた釣り竿において、
前記筒状体の先端から、更に、前記雄ネジ部に対応する雌ネジ部を内側に形成した第2のナットを嵌挿して、当該第2のナットを前記第1のナットに強く押しつけるように螺合させたことを特徴とする釣り竿。 - 前記可動係止手段と、前記第1のナットと、前記第2のナットと、前記雄ネジ部の一部とが、チューブ状の弾性部材で覆われたことを特徴とする請求項1に記載の釣り竿。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010000648U JP3158737U (ja) | 2010-02-03 | 2010-02-03 | 釣り竿 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010000648U JP3158737U (ja) | 2010-02-03 | 2010-02-03 | 釣り竿 |
Publications (1)
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JP3158737U true JP3158737U (ja) | 2010-04-15 |
Family
ID=54862265
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JP2010000648U Expired - Fee Related JP3158737U (ja) | 2010-02-03 | 2010-02-03 | 釣り竿 |
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JP (1) | JP3158737U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017018104A (ja) * | 2015-07-14 | 2017-01-26 | ベン ファン | 互換的な構成要素を備えたモジュール式釣り竿 |
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2010
- 2010-02-03 JP JP2010000648U patent/JP3158737U/ja not_active Expired - Fee Related
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